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LINEのメンションは、グループトークやオープンチャットで特定の相手を名指ししてメッセージを送る機能です。メッセージ入力欄で「@」を入力し、候補から相手を選ぶと設定できます。単に名前を文字で打つだけではメンションになりません。
メンションされた相手には通常の新着メッセージとは異なる目立つ表示が出ますが、通知されるかどうかは相手側のLINEアプリ、端末、メンション通知の設定によって変わります。この記事では、2026年10月2日日時点のLINE公式情報を基に、個人へのメンション、@All、オープンチャットでの制限、通知が届かない場合の確認方法まで説明します。
目次
LINEのメンションとは何をする機能?
メンションとは、複数人が参加するトークの中で、読んでほしい相手を指定してメッセージを送る機能です。「@田中さん」のように宛先が青字などの専用表示になるため、通常の文章中に相手の名前を書いた場合と区別できます。
LINEヘルプセンターのメンション機能の説明では、メンションを「特定のユーザーを名指ししてメッセージを送るための機能」と案内しています。家族グループで誰に買い物を頼むのかを示す場合や、仕事の連絡で確認担当者を明確にする場合などに向いています。
メンションは、指定された人だけに内容を見せる非公開メッセージではありません。グループトーク内に送った本文は、メンションしていないメンバーも閲覧できます。個人的な情報を伝える場合は、対象者との1対1のトークを利用したほうが適切です。
また、メンションと友だち追加は別の仕組みです。候補に表示されるのは、そのトークルームでメンションできるメンバーです。相手をメンションしたことだけを理由に、新しく友だちとして追加されるわけではありません。
2026年10月2日時点では、LINE公式ガイドがメンションの利用場所としてグループトークと複数人トークを案内しています。オープンチャットでもメンションを利用できますが、通常のグループとはプロフィールや全員メンションの権限が異なるため、同じものとして扱わないことが大切です。

秘密の宛先指定ではありません。本文を他のメンバーに見られても問題ないか、送信前に確認しましょう。
グループトークで特定の相手をメンションする手順
iPhone版とAndroid版の基本操作は共通です。2026年10月2日時点の画面名に沿った手順は次のとおりです。
- LINEを開き、画面下部の「トーク」をタップします。
- メンションしたい相手が参加しているグループトークを開きます。
- 画面下部のメッセージ入力欄をタップし、半角の「@」を入力します。
- 表示されたメンバー一覧から、宛先にする相手の名前をタップします。
- 入力欄に専用表示で追加された相手名に続けて、本文を入力します。
- 紙飛行機型の送信ボタンをタップします。
「@」の後に相手の名前をすべて手入力するのではなく、表示された候補をタップするのがポイントです。候補を選ばずに「@田中さん」と文字だけを入力して送ると、見た目が似ていてもメンションとして処理されないことがあります。
候補が多いときは、「@」に続けて相手の表示名の一部を入力すると探しやすくなります。最終的には候補欄から対象者を選択し、宛先表示が通常の本文と区別されていることを確かめてください。似た名前のメンバーがいるグループでは、プロフィール画像も確認すると誤指定を防げます。
1つのメッセージで複数人を指定したい場合は、1人目を選んだ後にもう一度「@」を入力し、次の相手を選びます。それぞれを候補から選択すれば、複数の宛先を同じ本文に設定できます。個別の回答を求める場合は、「@Aさんは参加可否、@Bさんは会場確認をお願いします」のように担当内容まで本文に書くと伝わりやすくなります。
送信前に指定を外したい場合は、入力欄に追加された宛先部分を削除してから送り直します。誤った相手を選んだ状態で本文だけを書き換えても、宛先は変わりません。

「@」を書いただけで終わらず、候補から相手を選択できているかを送信前に確認してください。

グループ全員に「@All」でメンションする方法
グループ全体に確認してほしい連絡がある場合は、「@All」を利用できます。LINE公式のトークのメンション機能ガイドによると、通常のグループトークではLINEバージョン12.14以上でAllメンション機能が追加されています。
- 対象のグループトークを開きます。
- メッセージ入力欄に「@」を入力します。
- 候補に表示される「@All」をタップします。
- 全員に知らせる本文を入力し、送信ボタンをタップします。
「@All」とアルファベットで手入力するだけではなく、候補として表示された「@All」を選ぶ必要があります。正しく選択されると、個人を指定した場合と同様に、本文内で宛先部分が専用表示になります。
@Allは、集合時刻の変更、災害時の安否確認、締め切りの告知など、全員に関係する連絡に適しています。一部のメンバーだけが対象なら、個人メンションを複数設定するほうが、関係のない人への通知を減らせます。
@Allを送っても、メンバー全員が同じ方法でプッシュ通知を受け取るとは限りません。各メンバーのメンション通知、LINE全体の通知、スマートフォン側の通知許可などが影響するためです。また、メッセージを送信した事実や本文はトークに残りますが、全員が直ちに読んだことを保証する機能ではありません。緊急性の高い連絡では、未読者への個別連絡など別の確認方法も検討してください。
@Allが候補に出ないときは、LINEアプリが古くないか、開いている場所が対応するグループトークかを確認します。アプリを更新した後は、LINEを終了して開き直し、もう一度入力欄に「@」を入れてください。

@Allは全員に関係する連絡へ絞り、個別案件では対象者だけを選ぶと通知過多を避けられます。

オープンチャットで個人・全員をメンションする方法
オープンチャットで個人をメンションするときも、基本操作は「入力欄に@を入力→候補から相手を選択→本文を送信」です。候補では、そのオープンチャット内で使用されているニックネームとプロフィール画像を確認してください。オープンチャットでは通常のLINEプロフィールとは別のプロフィールを設定できるため、普段の友だち名と表示が一致しない場合があります。
特定の発言に対して返答する目的なら、メンションだけでなくリプライも選択肢になります。相手に作業を依頼するならメンション、どの発言への回答かを示したいならリプライ、両方を明確にしたいならリプライした本文で相手をメンションする、という使い分けができます。
オープンチャットの全員メンションには、通常のグループと異なる制限があります。2026年10月2日時点のLINEヘルプセンター「メッセージ管理」では、オープンチャット内でメンバー全員をメンションできるのは、管理者または権限を与えられた共同管理者のみと案内されています。利用できるのは1時間に1回で、LINEの最新バージョンが必要です。
権限がある場合の操作は、トークルームのメッセージ入力欄に「@」を入力し、「@All」を選択して本文を送る流れです。一般メンバーの画面に「@All」が出ない場合は、不具合とは限りません。管理者権限または共同管理者に付与された権限があるかを確認してください。
共同管理者であっても必要な権限が付与されていなければ、全員メンションを利用できない可能性があります。管理者に権限設定を確認してもらい、それでも表示されない場合はアプリを最新版へ更新します。直前に全員メンションが使われている場合は、1時間の利用制限も確認対象です。
参加人数が多いオープンチャットでは、@Allが多数の利用者に影響します。管理者は「本日20時のライブトークは中止です」のように、対象、変更内容、日時を1通で理解できる本文にまとめると、追加の全員メンションを避けられます。

オープンチャットで@Allが出ないときは、まず管理者・共同管理者の権限と1時間の制限を確認しましょう。
メンションされた相手にはどのように通知される?
メンションを受けた相手には、トーク内で自分が指定されたことが分かる表示が出ます。LINE公式ガイドでは、ロック画面のプッシュ通知、画面上部のバナー、トークリストなどでメンションを目立たせられると説明しています。実際に表示される場所や通知音は、端末と設定によって異なります。
重要なのは、「メンションしたら常にプッシュ通知が鳴る」とは限らない点です。通知結果には、少なくとも次の設定が関係します。
- LINEアプリ全体の「通知」がオンか
- LINEの「自分へのメンション通知」がオンか
- iPhoneまたはAndroidの端末設定で、LINEの通知が許可されているか
- 集中モード、応答不可、バッテリー節約などで通知が抑制されていないか
- 送信者がミュートメッセージを利用していないか
LINEヘルプセンター「通知の基本的な設定」によると、トークルーム自体の通知がオフでも、「自分へのメンション通知」がオンであれば、自分がメンションされたときに通知を受け取れます。つまり、グループの通常メッセージは静かにしつつ、自分宛てのメンションだけを受ける設定が可能です。
ただし、LINEアプリ全体の通知や端末側の通知許可までオフになっていれば、メンション通知をオンにしただけでは端末へ正常に表示されません。トークルーム内の表示と、スマートフォンのロック画面に出るプッシュ通知は分けて考える必要があります。
メンション本文は、指定されていないメンバーにも通常のグループメッセージとして見えます。通知対象を絞る機能であり、公開範囲を絞る機能ではない点は、送信者と受信者の双方が理解しておきましょう。

通知が鳴らなくてもメンション自体が失敗したとは限りません。トーク内の宛先表示とプッシュ通知を分けて確認しましょう。

自分へのメンション通知をオン・オフする方法
2026年10月2日時点のスマートフォン版LINEでは、メイン端末の「ホーム」から設定します。iPhoneとAndroidのLINEアプリ内での基本的な順路は共通です。
- LINEの「ホーム」を開きます。
- 右上の歯車アイコン「設定」をタップします。
- 「通知」をタップします。
- 画面上部の「通知」をオンにします。
- 「自分へのメンション通知」をオンまたはオフにします。
グループの通常メッセージを通知させず、自分宛てだけを知りたい場合は、対象トークを開き、右上のメニューから「通知オフ」にします。そのうえで、LINE全体の「通知」と「自分へのメンション通知」はオンにしておきます。公式ヘルプでは、この組み合わせならトークルームの通知がオフでもメンション時に通知されると案内されています。
iPhoneで通知が出ない場合
LINE内の設定に加え、iPhoneの「設定」→「通知」→「LINE」→「通知を許可」をオンにします。「ロック画面」「通知センター」「バナー」のうち、表示したい場所も選択してください。集中モードや通知要約を使っている場合は、通知が直ちに表示されない設定になっていないかも確認します。OSのバージョンにより名称や配置が異なる場合があります。
Androidで通知が出ない場合
LINEの「ホーム」→歯車アイコン「設定」→「通知」で画面上部の通知をオンにし、「通知設定」を開きます。端末側のLINE通知画面で「LINEのすべての通知」と「メッセージ通知」の表示をオンにします。Androidは端末メーカーやOSバージョンによって「アプリの通知」「通知カテゴリ」などの名称が異なる場合があります。
iPad・Windows・Macで変更する場合
iPadではLINEの「設定」→「通知」→「自分へのメンション通知」で切り替えます。Windows、Mac、Chrome版では、メインメニュー下部の「メニュー」→「設定」→「通知」→「メッセージ」タブと進み、「自分へのメンション通知」のチェックを切り替えます。PCではOS側の通知や応答不可設定が優先される場合もあります。

メンションだけを受けたい場合は、グループ通知をオフにして「自分へのメンション通知」をオンにする組み合わせが便利です。
メンションできない・通知が来ないときの確認項目
「@」を入力しても候補が出ない場合と、送信はできたのに相手へ通知されない場合では、確認する場所が異なります。次の順に切り分けると原因を探しやすくなります。
「@」を入力しても相手が候補に出ない
- 1対1のトークではなく、対象者が参加しているグループトークを開いているか確認する
- 相手がまだグループへの招待を承認していない、または退会済みではないか確認する
- 全角の「@」ではなく半角の「@」を試す
- LINEアプリを最新版へ更新し、アプリを開き直す
- オープンチャットでは、通常のLINE名ではなくルーム内のニックネームを探す
「@All」が表示されない
通常グループではアプリのバージョンを確認します。オープンチャットでは、管理者または権限を付与された共同管理者であること、直前の全員メンションから制限時間が経過していること、最新版のLINEを使用していることを確認してください。
宛先を選べたのに通知が来ない
- 受信者のLINEで「ホーム」→「設定」→「通知」→「自分へのメンション通知」がオンか
- LINEアプリ全体の通知がオンか
- iPhoneまたはAndroidの端末設定でLINEの通知が許可されているか
- 機内モード、通信障害、集中モード、応答不可、バッテリー制限が影響していないか
- PC版も使っている場合、PCとスマートフォンの通知条件が希望どおりか
設定に問題が見つからないときは、受信者の端末でLINEとOSを更新し、端末を再起動します。LINE公式ヘルプは、通知がAppleまたはGoogleの通知サービス・システムを利用するため、端末や通信環境の影響も受けると説明しています。送信者側からは、相手がどの通知設定をオフにしているかを確認できません。
テストするときは、「今から通知確認用にメンションします」と相手の同意を得て、短いメッセージを1通だけ送ります。繰り返し@Allを送ると他のメンバーにも影響するため、個人メンションで確認してください。

候補が出ない問題は送信側、通知が出ない問題は受信側と端末設定を中心に切り分けると効率的です。
メンション・リプライ・リアクション・一斉送信の違い
似た機能を目的別に選ぶと、相手に何を求めているのかが伝わりやすくなります。
| 機能 | 主な目的 | 相手の指定 | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| メンション | 誰に読んでほしいか示す | @からメンバーを選ぶ | 確認依頼、担当の指定、呼びかけ |
| リプライ | どのメッセージへの返答か示す | 元のメッセージを引用する | 会話が進んだ後の質問への回答 |
| リアクション | 短い反応を付ける | 対象メッセージへ反応する | 了解、賛成、確認済みの意思表示 |
| 一斉送信 | 同じ内容を複数の宛先へ送る | 送信方法により異なる | 個別トークや公式アカウントなどでの案内 |
メンションは人を指定し、リプライは発言を指定する機能です。LINE公式ヘルプも、メンションは特定の相手を指名するもの、リプライは特定のメッセージへの返信と区別しています。質問が複数流れている場合は、元の質問へリプライし、その本文で担当者をメンションすると「どの件を誰に頼むのか」を同時に示せます。
リアクションは、回答を求めずに読んだことだけを示す場面に向いています。絵文字ごとの見え方や通知、取り消し方は、LUFTMEDIAのLINEのリアクション機能完全ガイドで確認できます。メンションによる呼びかけとは役割が違うため、確認済みの合図だけでよい場面ではリアクションを使うと会話を増やさずに済みます。
複数の相手へ同じ文章を個別に届けたい場合は、グループ内の@Allとは目的が異なります。送信方法や注意点はLINEで一斉送信する方法まとめを参照してください。日程候補を集めて回答を整理したい場合も、メンションを何度も送るよりイベント機能が適しています。作成と回答の手順はLINEで日程調整するやり方で解説しています。
実際のグループ運用では、メンションの直後に要件、期限、求める回答を簡潔に書きます。たとえば「@山田さん、10月5日17時までに参加可否を返信してください」とすれば、対象と期限が明確です。@Allを連続して送ったり、返答不要の雑談で毎回個人を指定したりすると重要な通知が埋もれやすくなるため、回答や確認が必要な場面へ絞りましょう。
参照した公式情報
- LINEヘルプセンター:相手を指定してメッセージを送る[メンション]とは?
- LINEみんなの使い方ガイド:トークのメンション機能を利用する
- LINEヘルプセンター:メッセージ管理
- LINEヘルプセンター:通知の基本的な設定

相手を呼ぶならメンション、発言へ返すならリプライ、確認済みを示すだけならリアクション、と目的で選びましょう。



