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目次
楽天モバイルでスムーズに通信するための初期設定チェックリスト
楽天モバイルを快適に使い始めるには、初回の設定が非常に重要です。特に旅行前など、トラブルが起きたときにすぐ対処できない場面では、事前の確認が安心につながります。以下は、楽天モバイルをスムーズに使い始めるための初期設定チェックリストです。
1. SIMカード・eSIMの有効化と確認
- 物理SIMの場合は端末に正しく挿入されているか確認
- eSIMの場合はQRコードの読み取りが完了しているか確認
- SIM認識後は一度端末を再起動
2. 対応端末であるかの確認
- 楽天回線対応製品かを公式対応機種一覧でチェック
- 海外製や古い機種は一部機能に制限があるため要注意
3. モバイルデータ通信設定の確認
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルデータ」がONになっているか
- 「データローミング」がONになっていないかも確認(海外以外では通常OFF推奨)
4. APN設定の確認
- APNが自動で反映されているかを確認(
rakuten.jp
になっているか) - 手動で設定する場合は、APNタイプや認証方式を正しく入力
- 設定後は保存し、適用したAPNを選択
5. ソフトウェアアップデートの確認
- 最新のOSバージョンに更新されているか
- 古いOSは通信やAPN反映に不具合が生じることがあるため、アップデート推奨
6. my 楽天モバイルアプリの導入
- my楽天モバイルアプリをインストールしてログイン
- 利用状況の確認やAPN情報の取得にも対応しており、サポートにも即アクセス可能
7. 不要なAPNの削除
- 他社キャリア(docomo、au、SoftBankなど)のAPNが残っている場合は削除
- 複数のAPNが存在すると接続不良の原因になることがある
8. 通信確認の実施
- Webサイトにアクセスできるか、アプリの通信が正常かを確認
- 通信できない場合は「機内モードのON/OFF」「端末の再起動」「APN再確認」などで対応

このチェックリストをひとつひとつ丁寧に確認することで、楽天モバイルでの通信トラブルを未然に防ぎ、快適なモバイル環境を手に入れることができます。特に旅行や出張の前には、すべての項目を見直しておくことをおすすめします。
旅行前に必須!APN設定の手順(Android・iPhone別)
Android端末でのAPN設定手順
楽天モバイルのAPN設定は、多くのAndroid端末で自動適用されますが、海外製や古い機種などでは手動設定が必要です。旅行中の通信トラブルを防ぐためにも、出発前に必ず確認・設定しておきましょう。
手動設定が必要なケース
- 楽天回線非対応端末
- SIMフリー端末(特に海外モデル)
- 楽天モバイル以外から購入した端末
- eSIMを利用しているが、構成プロファイルが適用されていない
設定方法(Android共通)
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」 → 「モバイルネットワーク」
- 「アクセスポイント名(APN)」を選択
- 右上の「+」から新規作成
- 以下のAPN情報を正確に入力
項目 | 入力内容 |
---|---|
名前 | 楽天モバイル(任意) |
APN | rakuten.jp |
ユーザー名 | 空欄 |
パスワード | 空欄 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
MCC | 440(自動入力) |
MNC | 11または51(SIMによって異なる) |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
- 入力後「保存」し、一覧から作成したAPNを選択
- モバイルデータをONにし、通信可能か確認
- 通信できない場合は端末を再起動
トラブル時の対策
- APN情報のスペルやカンマ区切りミスを再確認
- 他社APNが残っている場合は削除
- モバイルデータとローミング設定をONにする
- SIMを一度抜き差しして再起動
iPhoneでのAPN設定手順
iPhoneは原則として、楽天モバイルのSIMやeSIMを挿すだけでAPNが自動設定されます。ただし、プロファイルの干渉や構成ミスで接続できないこともあるため、以下のチェックを忘れずに行いましょう。
設定確認方法(iOS)
- 設定アプリを開く
- 「モバイル通信」 → 「モバイルデータ通信ネットワーク」
- APN欄に
rakuten.jp
が入力されているか確認 - 入力されていなければ、下記の内容を入力
項目 | 入力内容 |
---|---|
モバイルデータ通信 | rakuten.jp |
LTE設定(オプション) | rakuten.jp |
ユーザー名・パスワード | 空欄 |
MMS・プロキシ等 | すべて空欄のまま |
- 入力後、ホーム画面に戻り端末を再起動
よくあるトラブルと対処法
- 他社構成プロファイルが残っている場合
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から不要なプロファイルを削除
- eSIM設定が完了していない場合
- QRコードの再スキャン、my楽天モバイルアプリから再発行
- 通信できない・圏外表示が続く
- モバイルデータをOFF→ON、端末再起動、機内モードON→OFFを順に試す

AndroidもiPhoneも、旅行中に通信ができないと大きなストレスになります。SIMを差すだけで通信できたとしても、念のためAPN情報を事前に確認し、必要なら手動での設定を済ませておくことが安心につながります。特に格安スマホや海外モデルを利用している方は、出発前のAPN確認が必須です。
eSIMと物理SIMの違いと設定のコツ
スマートフォンのSIMには、「物理SIM(nanoSIM)」と「eSIM(組み込み型SIM)」の2種類があります。楽天モバイルではどちらも利用可能ですが、それぞれの特徴や設定方法、注意点を理解しておくことが安定した通信には欠かせません。
物理SIMの特徴と設定の流れ
特徴
- 小型チップ状のカードを端末に物理的に挿入する
- ほとんどのAndroid端末・iPhoneで標準対応
- SIMを取り出して別端末に差し替えることが可能
設定の流れ
- 端末の電源をOFFにする
- 付属のSIMピンでSIMスロットを取り出し、SIMカードを挿入
- 電源を入れ、楽天モバイルのAPN情報が自動または手動で読み込まれるか確認
- 「モバイルネットワーク」→「通信事業者」→楽天回線が表示されているかチェック
※認識されない場合は、APNの再設定や端末再起動を実施してください
eSIMの特徴と導入の手順
特徴
- スマートフォンに内蔵されたSIM機能を使うため、物理カードが不要
- QRコードで情報を読み込むだけで開通できる
- 海外旅行やデュアルSIM利用に非常に便利
設定の流れ(Android/iPhone共通の基本操作)
- Wi-Fiに接続した状態で「設定」→「モバイルネットワーク」→「eSIMを追加」を選択
- 楽天モバイルから発行されたeSIM用のQRコードを読み取る
- プロファイルがインストールされ、APNが自動設定される
- 端末を再起動して通信状況を確認
注意点
- QRコードは1回限りの利用が多く、再発行が必要な場合もある
- 一部のAndroid端末ではeSIMメニューが非表示の場合があるため、端末の対応状況を事前に確認
- iPhoneでは、楽天モバイルの「eSIMクイック転送」にも対応しており、my楽天モバイルアプリからも手続き可能
デュアルSIM運用でのポイント
物理SIMとeSIMを同時利用できる「デュアルSIM」対応機種では、回線を切り替えることで通話・データ通信を使い分けられます。
設定上の注意点
- 「モバイルデータ通信」と「通話用回線」が希望するSIMになっているか確認
- 楽天モバイルのSIMをモバイルデータ用に設定しないと、APNがうまく反映されないことがある
- 通信が不安定な場合は、片方のSIMを一時無効化して動作確認することが推奨されます
うまく通信できないときの対処法
- APN情報の再設定(特にeSIMでは設定の反映が遅れることあり)
- モバイルデータ通信のON/OFF切り替え
- 機内モードを一度ONにしてからOFFにする
- ネットワーク設定のリセット(端末設定 → システム → リセット)

どちらのSIMも正しく設定されていれば、楽天回線で安定した通信が可能になります。旅行先でのトラブルを防ぐためにも、事前に設定完了後の通信確認を忘れずに行いましょう。
海外旅行前の設定確認ポイントと注意点
海外で楽天モバイルを快適に利用するためには、事前の設定確認といくつかの注意点を押さえておく必要があります。通信が使えず困るトラブルを未然に防ぐためにも、出発前に以下の項目を必ず確認してください。
1. 海外ローミング設定が有効になっているか
楽天モバイルでは、出荷時に海外ローミングが無効になっていることがあります。以下の手順でONになっているか確認してください。
- Androidの場合:設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > ローミングを有効化
- iPhoneの場合:設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > データローミングをオン
ローミングが無効だと、海外でまったく通信できなくなります。出発前に必ずONにしてください。
2. 「国際通話・海外ローミング」の利用設定を確認
my 楽天モバイルアプリまたはWeb版で、ローミング機能の利用可否を設定できます。以下の項目を事前に確認してください。
- [設定] > [国際通話・海外ローミング]
- 音声通話・データ通信ともに「利用する」になっていることを確認
- 「利用しない」になっている場合、海外で一切の通信・通話ができません
3. 対象エリアで楽天モバイルが使えるかチェック
楽天モバイルは70以上の国・地域でローミングに対応していますが、対応状況や通信事業者は地域によって異なります。
- [楽天モバイル公式]の「海外ローミング対応エリア」ページで事前確認
- 通信可能な回線(提携キャリア名)も確認しておくと、現地での接続確認がスムーズです
また、出国先が楽天の非対応地域であった場合、ローミングは一切利用できないため、ポケットWi-Fiなど代替手段の準備も検討しましょう。
4. 対応端末かを必ず事前確認
海外で楽天モバイルを利用するには、利用する端末が「楽天回線対応製品」であることが前提です。
- 海外ローミングでの通信は、バンド・周波数が重要
- 対応機種であっても、海外で販売されたモデルや技適未取得の並行輸入品は正常に動作しない可能性が高い
楽天モバイル公式の「対応製品一覧」で該当機種を必ず確認してください。
5. eSIM利用時の注意点
eSIMで海外利用する場合、以下の点に注意してください。
- eSIMのQRコードは再発行が必要になるケースあり(特に機種変更時)
- 現地でeSIMが無効になると復旧に時間がかかるため、物理SIMの予備やWi-Fi環境を事前に用意しておくと安心
また、eSIM対応機種は国やキャリアによって制限される場合もあります。渡航前に楽天モバイルのサポートへ問い合わせておくのも有効です。
6. 渡航中のデータ通信量と料金の把握
楽天モバイルの海外ローミングでは、「2GB/月(無料)」の上限があります。超過後は通信速度が最大128kbpsに制限されます。
- 旅行期間中の使用量に応じて、Wi-Fi併用や通信制限の管理が必要
- 現地キャリアへの自動接続で高額請求にならないよう、定額対象国・地域であるか事前確認
必要に応じて「海外データチャージ(1GB/500円)」をmy楽天モバイルアプリから追加可能です。
7. 渡航前のテスト接続推奨
渡航直前に、以下のテストを行うことで、設定ミスや不具合を発見できます。
- 機内モードをON → OFFして再接続テスト
- ネットワーク選択を「自動」から「手動」に切り替え、楽天モバイルの提携事業者が表示されるか確認
- データローミングONのまま、Webページの読み込みや地図アプリでテスト通信
問題がある場合は、渡航前に楽天モバイルのカスタマーセンターに問い合わせ、早めの対処を行ってください。

これらの設定・確認を事前に済ませておくことで、海外旅行中の通信トラブルを大幅に減らすことができます。不安な方は、出発1週間前までにチェックリスト化して順番に対応するのがおすすめです。
通信ができない時のトラブルシューティング
楽天モバイルで突然通信ができなくなった場合は、焦らずに原因を切り分けて対処することが大切です。以下に、通信不良時によくある原因と解決策を端末タイプ別・発生タイミング別に整理しました。
1. 通信不良時の基本チェック項目
モバイルデータ通信が有効か確認
- 設定アプリ → 「モバイルネットワーク」→「モバイルデータ」がONになっているか確認します。
- Wi-Fiに接続中はモバイル通信が無効になっている場合もあるため、一度Wi-Fiをオフにしてチェックしてください。
圏外・アンテナ表示があるか確認
- 圏外の場合、楽天回線のエリア外、もしくは一時的な基地局トラブルの可能性があります。
- 建物内や地下など電波の届きにくい場所では、一度屋外に出て再度確認します。
機内モードのオンオフでリセット
- 機内モードのオン→数秒後にオフで、接続先基地局を再取得することができます。
- 状況が改善しない場合は端末の再起動も有効です。
2. APN設定の確認と修正
手動設定したAPNの確認
- 「rakuten.jp」が設定されているか
- 「ユーザー名」「パスワード」が空欄になっているか
- 認証タイプは「PAPまたはCHAP」になっているか
- 「APNタイプ」が「default,supl,ims」になっているか
APNプロファイルの選択状態を確認
- 複数のAPNが登録されている場合、楽天モバイルのAPNが選択状態になっているか確認してください。
- 古いAPNや他社APNが有効化されていると通信できない原因になります。
3. SIMカード関連の原因と対策
SIMカードの挿し直し
- 一度SIMカードを抜き、端子面を軽く拭いた上で正しい向きで再挿入します。
- eSIM利用時はQRコード再読込みやプロファイル削除→再登録で復旧する場合があります。
SIMカードの故障確認
- 他の楽天回線対応端末に差し替えて通信できるか確認します。
- 別端末でも通信できない場合は、SIMカードの不良の可能性が高いため再発行を検討してください。
4. ネットワーク設定のリセット
端末の設定に誤りがある、あるいはAPNが競合している可能性がある場合、以下の操作を行ってください。
- 設定 → システム → リセット → 「ネットワーク設定をリセット」
- この操作でWi-FiやBluetoothの情報も初期化されます。再接続が必要です。
5. ソフトウェアアップデートの確認
- Android OSやベースバンドの古いバージョンがAPN反映や通信に影響する場合があります。
- 設定 → システム → システムアップデートから、最新の状態になっているか確認してください。
6. 楽天モバイル対応機種かを再確認
- 非対応機種や海外購入端末は、一部機能が使えない可能性があります。
- 楽天モバイル公式の「対応製品一覧」ページで、機種名を検索して楽天回線対応か確認します。
7. 問題が解消しないときの最終対応
my楽天モバイルアプリのサポート活用
- 通信診断ツールで接続状況をチェック
- 設定ミスの指摘やAPN情報の確認が可能
カスタマーサポートへの連絡
- SIMの不良や技術的な不具合の可能性があるため、専用チャットや電話窓口から問い合わせましょう。
よくある症状別・即時対応リスト
症状 | チェックすべき項目 | 対応策 |
---|---|---|
圏外・電波が立たない | SIM装着状態/機内モード | 再挿入・再起動・機内モードON/OFF |
4Gと表示されているが通信不可 | APN設定・モバイルデータ | APN再確認・モバイルデータON |
通信速度が極端に遅い | 混雑時間帯・通信制限 | 時間帯変更・楽天回線エリア外の可能性 |
テザリングが使えない | APNタイプに「dun」が含まれていない | 「dun」追加、または手動でAPN再設定 |

通信トラブルは多くの場合、設定ミス・端末側の状態・SIMの装着不良が原因です。順を追って確認すれば多くの問題は解消できます。
テザリング・モバイル通信を使うときの設定最適化
テザリングを安定して使うための基本設定
テザリングはスマートフォンをWi-Fiルーターのように使い、PCやタブレットをネットに接続できる便利な機能ですが、楽天モバイルでは設定や端末によって接続が不安定になるケースがあります。以下の手順で安定動作を確保しましょう。
手順1:テザリング機能を有効にする
- Androidの場合:設定 → ネットワークとインターネット → テザリング → Wi-FiテザリングをON
- iPhoneの場合:設定 → インターネット共有 → 他の人の接続を許可をON
手順2:APN設定で「dun」を含める
一部端末ではテザリング利用時に「APNタイプ」に dun
の記述が必要です。default,dun,supl
のようにカンマで区切って追加してください。
手順3:接続端末との相性確認
・古いPCやOSでは暗号化形式(WPA2など)非対応のことがあります
・接続できない場合は、テザリングのパスワードを一度変更して再試行してください
モバイルデータ通信の通信速度を最適化する設定
楽天モバイルはエリアや時間帯によって速度が変動します。安定した通信のために以下の設定を見直してください。
優先ネットワークの確認
設定 → モバイルネットワーク → 優先ネットワークタイプを「4G(LTE)」「5G優先」などに設定。古い端末では「自動」を選んでも構いません。
通信切り替えの手動操作
電波が不安定な場合、一度「機内モード」をONにして10秒後にOFFにすると、最適な回線に再接続されやすくなります。
アプリのバックグラウンド通信制御
不要なアプリがモバイル通信を使っていると速度が低下します。設定 → アプリ → 該当アプリ → モバイルデータ → バックグラウンド制限をONにします。
バッテリーと通信のバランス調整
通信機能を使うとバッテリー消費が増加します。特にテザリング時は短時間で電池が減るため、以下の調整が有効です。
- 省電力モードをONにする(ただし通信速度が制限される場合あり)
- テザリング中は画面の明るさを下げる
- 長時間のテザリング時はモバイルバッテリーを利用する
通信が不安定な場合の対策
以下のケースでテザリング・モバイル通信が不安定になることがあります。
対策リスト
- SIMカードの接触不良:一度取り外して再装着
- OSの不具合:Android/iOSのアップデートを実施
- キャリア設定の不一致:APN情報を見直し
rakuten.jp
が指定されているか確認 - 通信制限:楽天モバイルのマイページで高速データ容量の残量を確認
テザリングが使えない端末の注意点
以下のような端末ではテザリングが制限される可能性があります。
- 海外製SIMフリースマホでAPN設定がdun非対応のもの
- 一部の古いAndroid端末(Android 9以下)
- ソフトウェアアップデート未実施の端末
これらの場合は、最新OSへの更新や、my楽天モバイルアプリによるプロファイル再取得を試してみてください。
モバイル通信とテザリングを快適に使うコツまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
APN設定 | APNタイプに dun を追加(必要な場合) |
テザリング設定 | 機能ON、パスワード設定 |
通信切替 | 機内モードON/OFF、ネットワーク再選択 |
バッテリー対策 | 省電力モード、モバイルバッテリー併用 |
通信トラブル対策 | SIM再装着、OS更新、APN再確認 |

楽天モバイルの通信機能を旅行や出張先でも最大限に活用するには、端末と回線の相性を理解し、事前に最適な設定を施すことが重要です。トラブルを未然に防ぐためにも、設定後は必ず動作確認を行いましょう。
my楽天モバイルアプリを使った設定サポート活用法
APN自動設定で設定ミスを防ぐ
my楽天モバイルアプリは、SIMやeSIMを有効化した後、自動で最適なAPN設定を端末に適用します。特にAndroid端末では、手動入力によるミスを防げるため、初めて楽天モバイルを使う方にとって非常に安心です。設定画面を開いて一つずつ入力する必要がなく、アプリ起動後の案内に従うだけで設定が完了します。
契約内容・利用状況の即時確認で設定漏れ防止
アプリ内では、現在の契約プランや通信量、通話状況をリアルタイムで確認できます。特に旅行前は、海外ローミングやデータ残量の確認、オプションの有無(国際通話など)を確認するのに役立ちます。設定不足による通信障害や高額請求を防ぐためにも、事前確認は重要です。
トラブル時に即対応できる「接続診断」機能
通信が不安定なときは、アプリ内の「接続診断」機能を利用することで、自動的に回線状況・APN設定・SIM状態などをチェックし、問題のある項目を通知してくれます。手動で一つずつ確認する手間がなく、診断結果に従って再設定を進めるだけで多くのトラブルが解決します。
アプリからチャットサポートへのアクセスがスムーズ
my楽天モバイルアプリには、チャット形式のサポート窓口が組み込まれており、設定方法が分からない場合でもリアルタイムで相談が可能です。設定項目の名称が端末によって異なる場合や、SIMの再認識が必要な場合でも、手順を丁寧に案内してくれるため、専門知識がなくても対応できます。
サポート対象端末の確認にも活用可能
楽天モバイル対応機種であれば、my楽天モバイルアプリ内から「対応端末情報」にアクセスし、使用中のスマートフォンが楽天回線で正常に動作するかを確認できます。海外モデルや型落ち機種など、設定に注意が必要な端末を使っている場合でも、情報が明確に表示されるため安心です。
通信設定以外にも役立つ機能が充実
・データ利用量の確認
・請求金額のチェック
・オプションサービスの追加・解約
・SIM再発行やeSIMプロファイルの再発行依頼
など、my楽天モバイルアプリ一つで契約管理からトラブル対処まで一貫して対応できます。特に旅行中はWebサイトにアクセスできない状況も想定されるため、アプリの導入と事前確認を強くおすすめします。
導入時の注意点
- 初回利用には楽天IDでのログインが必要です
- 通信トラブルがある場合は、Wi-Fi接続でアプリを起動してください
- アプリのバージョンが古いと一部機能が正しく動作しないことがあります。出発前に最新版へ更新しておきましょう

楽天モバイルの設定ミスによるトラブルを未然に防ぎ、安定した通信を実現するためには、my楽天モバイルアプリの活用が鍵となります。初めて利用する方も、慣れている方も、設定確認の“最後の砦”として積極的に使う価値があります。
楽天回線非対応機種を使う場合の対応策と注意事項
楽天モバイルは「楽天回線対応製品」での利用を前提としているため、非対応機種を使う場合は通信トラブルが発生しやすく、慎重な対応が必要です。以下に、非対応機種で楽天モバイルを使う際に押さえておくべきポイントを解説します。
対応可否の確認を最優先に行う
楽天モバイルのSIMカードやeSIMを使う場合、まずは端末が楽天回線に対応しているかを公式サイトで確認してください。非対応機種は動作保証の対象外となっており、サポートも受けられません。
確認手順:
- 楽天モバイルの「対応製品一覧」にアクセス
- メーカー名・モデル名を入力して検索
- 「楽天回線対応」もしくは「動作確認済」と記載がない場合は非対応の可能性大
非対応機種で発生する主な制限事項
非対応機種では以下のような制限が発生することがあります。
- 音声通話が利用できない:VoLTE非対応機種では着信不可
- SMSの送受信不可:特にiPhone海外版や古いAndroidで多い
- テザリングが不安定:APNタイプ設定の違いによりエラーが発生
- パートナー回線しか掴まない:楽天回線エリア内でもau回線に接続されるケース
こうした制限があるため、非対応機種の利用はあくまで「自己責任」となります。
手動でのAPN設定は必須
非対応端末では自動設定が機能しないため、APN設定を手動で行う必要があります。以下が楽天モバイルの代表的なAPN設定情報です。
項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | 任意(例:Rakuten) |
APN | rakuten.jp |
ユーザー名 | 空欄 |
パスワード | 空欄 |
認証方式 | PAPまたはCHAP |
APNタイプ | default,supl,ims |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
設定後は、再起動して正しく通信できるかを確認してください。
LTEバンドの対応状況を事前確認
楽天回線は主に「Band 3(1.7GHz帯)」で運用されているため、使用する端末がBand 3に対応していない場合、通信そのものが不可能になります。
確認方法:
- 端末メーカーの公式スペックページで「LTE対応バンド」を確認
- Band 3が含まれていない場合、楽天回線は掴めません
テスト用に一時的に使いたい場合の代替策
楽天モバイルのSIMを非対応端末で一時的に使いたい場合は、以下の代替策が有効です。
- テザリング用として対応端末にSIMを挿し、非対応端末はWi-Fi接続
- デュアルSIM端末でサブ回線として利用(通話・SMS用途を避ける)
ただし、楽天Linkアプリを使った無料通話やSMS認証など、楽天モバイルの特長を活かしきれないため、長期利用には不向きです。
楽天モバイル側のサポート対象外に注意
非対応機種でトラブルが起きても、楽天モバイルでは以下のサポートが受けられません。
- 操作案内や設定サポート
- 通信不具合の個別対応
- あんしん操作サポート/データ移行サポート
万が一の対応は、端末メーカーや販売元に問い合わせるしかありません。
まとめ:安定利用には「対応機種」が絶対条件
楽天モバイルを快適に使いたい場合、楽天回線対応製品の利用が前提です。非対応機種での利用は通信・通話・サポートの各面でリスクが高く、基本的には避けるのが無難です。

やむを得ず利用する場合は、APN設定・対応バンド・サポート非対応のリスクを理解したうえで、慎重に設定・運用を行ってください。
16位
楽天モバイル
楽天モバイル

サービス名 | 楽天モバイル |
最安月額料金 | 1,078円~ |
~1GB | 1,078円/月 |
2~3GB | 1,078円/月 |
4~10GB | 2,178円/月 |
11~20GB | 2,178円/月 |
21~30GB | 3,278円/月 |
50GB~ | 3,278円/月 |
利用回線 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) |
回線の種類 | MNO |
選べるプラン | 3GB、20GB、無制限 |
昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 46.2Mbps |
通信速度の速さ | 1.36 |
月1GB利用時の安さ | 2.95 |
月3GB利用時の安さ | 3.20 |
月10GB利用時の安さ | 3.38 |
月20GB利用時の安さ | 2.35 |
月50GB利用時の安さ | 3.41 |
機能の多さ | 4.45 |
総合 | 3.01 |
楽天モバイルがおすすめの理由
楽天モバイルがおすすめの理由は「無制限プランが割安で利用できる点」「楽天経済圏でポイントが貯まりやすい点」です。
楽天モバイルは、月額3,278円でデータ容量を無制限に使える点が最大の魅力です。他のキャリアでは大容量プランが高額になりがちですが、楽天モバイルは一定の料金でデータ通信を気にせず利用できるため、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどでも快適に利用できます。また、3GB以下であれば月額1,078円、20GB以下であれば2,178円と、使用量に応じて料金が変動するため、データ消費の少ない月にはコストを抑えることも可能です。
さらに、楽天モバイルの契約者は楽天市場での買い物時にポイント還元率がアップするなど、楽天経済圏を活用している人にとっては非常にお得です。スマホ料金の支払いに楽天ポイントを充当できるため、貯まったポイントを活用して通信費を節約することもできます。
デメリットは、エリアによって通信品質にばらつきがある点です。楽天モバイルは独自回線を構築していますが、まだ全国すべてのエリアをカバーしきれておらず、一部の地域では通信が不安定になる場合があります。ただし、楽天はプラチナバンドの運用を開始し、順次対応エリアを広げているため、今後の改善が期待されます。
最安月額料金 | 1,078円~ |
~1GB | 1,078円/月 |
2~3GB | 1,078円/月 |
4~10GB | 2,178円/月 |
11~20GB | 2,178円/月 |
21~30GB | 3,278円/月 |
50GB~ | 3,278円/月 |
利用回線 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) |
回線の種類 | MNO |
選べるプラン | 3GB、20GB、無制限 |
昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 46.2Mbps |
通常時間帯通信速度(14~16時) | 52.3Mbps |
通勤時間帯通信速度(17~19時) | 60.5Mbps |
問い合わせ方法 | 店舗、電話、メール、チャット |
専用通話アプリ不要 | |
かけ放題プラン | 15分以内かけ放題、無制限かけ放題(Rakuten Link使用時) |
基本通話料 | 0円(Rakuten Linkアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時) |
5G対応 |
セット割引あり | |
カウントフリー・エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | なし |
留守番電話あり | |
初期費用 | 0円 |
テザリング可能 | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
追加データ料金 | 1GBあたり500円(海外用のみ) |
速度制限時の最大速度 | 不明 |
取り扱いSIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
eSIM対応 | |
MNPワンストップ対応 | |
プラチナバンド対応 | |
専門ショップあり | |
海外利用可能 | |
Apple Watchプラン対応 |