x(twitter)の日付検索を完全攻略|過去ツイートを最短で探す方法とコマンド一覧



目次

x(twitter)で日付検索が必要なシーンとは

日付検索は、X(旧Twitter)を活用する中で意外と見落とされがちな機能ですが、特定の情報を効率よく探す上で非常に役立ちます。以下では、具体的にどのような場面で日付検索が必要になるのかを、ユーザーの目的別に紹介します。

自分や他人の過去の投稿をピンポイントで探したいとき

  • 例1:自分の過去の投稿を振り返りたい
  • 旅行記録、イベント参加、商品レビューなど、過去の投稿を日付で整理・再確認したいときに便利です。
  • 例2:他ユーザーのイベント報告や炎上の流れを確認したい
  • いつ何が起きたのか、どの投稿がきっかけだったのかを時系列で追跡できます。

ニュース・災害などのリアルタイム情報を特定期間で絞りたいとき

  • 例1:地震や災害直後の投稿を集めたい
  • 「地震 since:2024-01-01 until:2024-01-02」のように絞れば、発生日前後の反応を抽出できます。
  • 例2:ある出来事が起きた数日の投稿だけを比較したい
  • 情報の拡散スピードや世論の変化を可視化する際に有効です。

キャンペーンやトレンド調査に活用したいとき

  • 例1:SNSキャンペーンの効果を時系列で分析したい
  • 「#ブランド名 since:日付 until:日付」でツイート数や反応の変化を確認できます。
  • 例2:特定のハッシュタグが流行した期間を探したい
  • トレンドの発生・拡大・沈静化の流れをデータ化する際に役立ちます。

企業・マーケター・調査者が分析目的で使うとき

  • 例1:競合アカウントの投稿履歴を調査したい
  • 「from:競合アカウント名 since:開始日 until:終了日」で過去の販促ツイートや対応履歴を分析できます。
  • 例2:クレームや問い合わせ対応の記録を遡りたい
  • 顧客からのツイートを日時と一緒に記録・評価することで、顧客対応の改善にもつながります。

知人・フォロワー間の投稿を正確に見返したいとき

  • 例1:友人が何月何日に言っていた話を探したい
  • 「from:ユーザー名 since:日付 until:日付」形式で検索すれば、長いタイムラインから手早く絞れます。
  • 例2:DM前に交わした公開ツイートを確認したい
  • 重要な話の前後関係や投稿内容の確認にも適しています。

活用シーンと検索ニーズのまとめ

活用シーン代表的な検索目的
自分の投稿を見返す過去の備忘録、趣味、反響ツイートの確認
他人の投稿を調査する炎上の発端、イベント実況、反応の追跡
トレンド・災害情報の分析拡散状況、初動ツイートの収集、時系列分析
マーケティング・広報調査キャンペーン効果測定、顧客の声分析、競合比較
SNSの証拠保全・ログ収集クレーム履歴、著作権問題の発言記録

X(twitter)で日付検索を活用することで、リアルタイムの情報を的確に把握し、過去の投稿を無駄なく活かせるようになります。単なるキーワード検索だけでは見逃しがちな「いつ」「誰が」「どんなことを言ったか」の把握が容易になり、情報活用の精度が飛躍的に向上します。

基本の検索コマンド「since」「until」の使い方

Twitter(現X)で過去のツイートを効率よく探すには、「since」と「until」の2つのコマンドが基本になります。指定した日付以降、または以前の投稿だけを抽出できるため、欲しい情報を最短で見つけるためには欠かせない要素です。

sinceコマンドの使い方

since:YYYY-MM-DD は「指定日以降」の投稿を検索対象とします。
例)地震 since:2025-01-01
→ 2025年1月1日以降に「地震」というキーワードを含む投稿だけが表示されます。

利用時の注意点

  • コロンや日付の区切りはすべて半角
  • 日付の形式は YYYY-MM-DD(例:2025-01-01)
  • 深夜帯の投稿など、意図しない時間が含まれることがあるため、必要に応じて「1日前から」設定するのが確実
  • 時刻も指定する場合は since:2025-01-01_08:00:00_JST のように記述可能

untilコマンドの使い方

until:YYYY-MM-DD は「指定日より前」の投稿が対象です。
例)地震 until:2025-01-31
→ 2025年1月30日までの投稿が表示され、指定日当日は含まれません。

注意点とよくある誤解

  • until は“前日まで”が対象なので、当日を含めたい場合は翌日を指定する
     例:1月31日までを含めたいなら until:2025-02-01 を使う
  • since と併用することで期間検索が可能
     例:地震 since:2025-01-01 until:2025-02-01

よく使う検索テンプレート一覧

検索目的コマンド例
ある日以降since:2025-01-01
ある日以前until:2025-01-31
期間を指定キーワード since:2025-01-01 until:2025-02-01
ユーザー+期間from:ユーザー名 since:2025-01-01 until:2025-02-01
時刻まで指定キーワード since:2025-01-01_00:00:00_JST

入力ミスを防ぐコツ

  • 英数字・記号はすべて「半角」で入力
  • :- の間にスペースを入れない
  • スペルミスに注意(×sinsce, untill → 正:since, until)
  • 検索キーワードとの間にスペースを入れること

正しく使えば、過去のツイートを日単位で正確に抽出でき、マーケティング分析や炎上チェック、投稿履歴の確認などにも活用できます。初心者ほど基本の記法をテンプレ化しておくと失敗を防げます。

特定ユーザー・ハッシュタグ・画像付き投稿を日付指定で探す方法

X(旧Twitter)では、検索コマンドを組み合わせることで、特定のユーザーやハッシュタグ、画像付き投稿を、任意の日付範囲でピンポイントに検索できます。以下に、検索対象別の具体的なコマンドと使い方をまとめました。

特定ユーザーのツイートを日付指定で検索する方法

from: コマンドと since:until: を組み合わせます。

入力例

from:example_user since:2024-01-01 until:2024-01-31

意味

  • example_user が投稿した2024年1月1日から1月30日までのツイートを表示(untilは前日まで)

ポイント

  • ユーザー名は「@」を除いたID名
  • 半角英数字・コロン・ハイフン形式に注意

ハッシュタグを日付指定で検索する方法

#ハッシュタグsince:until: を組み合わせます。

入力例

#イベント名 since:2024-06-01 until:2024-06-30

補足

  • ハッシュタグは全角・半角どちらでもOKですが、間にスペースを入れない
  • トレンド分析やキャンペーン投稿の確認に有効

画像付きツイートを日付指定で検索する方法

filter:images を追加することで、画像付き投稿だけを抽出できます。

入力例(一般ユーザー)

filter:images since:2023-12-01 until:2023-12-31

入力例(特定ユーザーの画像投稿)

from:example_user filter:images since:2023-12-01 until:2023-12-31

入力例(ハッシュタグと画像を組み合わせる)

#旅行 filter:images since:2023-08-01 until:2023-08-31

応用

  • 動画付き投稿:filter:videos
  • リツイートのみ:filter:retweets

よく使うコマンド組み合わせテンプレート

目的コマンド例
特定ユーザーの投稿from:ユーザー名 since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD
ハッシュタグ+画像#ハッシュタグ filter:images since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD
画像付き投稿だけ抽出filter:images since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD
特定ユーザーの画像投稿from:ユーザー名 filter:images since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD

検索がうまくいかないときのチェックポイント

  • コマンドのコロン(:)は必ず半角で入力
  • ユーザー名は@を除くID形式で指定
  • until: の日付は検索対象に含まれない(実質“前日まで”)
  • 非公開(鍵)アカウントの投稿は検索対象外
  • 投稿が削除されていると結果に出ない

まとめ

特定のユーザーや画像・ハッシュタグを日付で絞って検索するには、検索コマンドを正確に入力することがポイントです。目的に応じた検索条件を組み合わせることで、知りたいツイートを最短で見つけることができます。よく使う検索パターンはテンプレートとして保存しておくと便利です。

公式「高度な検索」機能の使い方と注意点

Twitter(現・X)の「高度な検索」は、コマンドを覚えなくても日付やキーワード、投稿者など複数条件を指定して直感的に検索できる公式機能です。とくにITに詳しくない方や、コマンド入力に不安があるユーザーにとって強力なサポートとなります。

「高度な検索」のアクセス方法

  1. ブラウザ版のX(https://twitter.com/)を開く
  2. 検索バーに任意のキーワードを入力して検索を実行
  3. 検索結果ページ右上にある「︙」メニューをクリック
  4. 「高度な検索」を選択

スマートフォンアプリでは非対応のため、PCまたはスマホのブラウザで利用してください。

入力項目と活用例

「高度な検索」では、以下のような細かい条件指定が可能です。

項目説明活用例
すべての語を含む複数キーワードをすべて含む投稿WordPress エラー 修正
正確な語句完全一致(フレーズ検索)“ログインできない”
いずれかの語を含むOR検索と同じmac OR windows
除外する語含めたくないワードerror -chrome
ハッシュタグ特定のハッシュタグ付き投稿#ITトラブル
言語日本語など言語指定日本語を選択
アカウント投稿主のアカウント指定from:@username
返信先のアカウントリプライ対象を限定to:@support_jp
メンションメンションが含まれる投稿@twitter_support
最小「いいね」数バズ投稿の抽出最低100いいね
最小リツイート数拡散された投稿の抽出最低50リツイート
投稿日日付範囲を指定2023/05/01〜2023/05/31

検索ボタンを押すと、指定条件に合致するツイートが一覧表示されます。

日付指定の注意点

  • 「次の日付以降」「次の日付以前」はそれぞれ 投稿日 ベースで絞り込まれます。
  • 時刻までは指定できません(JST/UTCのタイムゾーン誤差は考慮されません)。
  • 指定したキーワードやアカウント情報が不足していると結果が0件になることがあります。

例:2024年1月1日~2024年1月15日の間に「ChatGPT」という語を含む投稿を探す場合は、「すべての語を含む」に「ChatGPT」、「次の日付以降」に「2024/01/01」、「次の日付以前」に「2024/01/15」と入力します。

よくあるトラブルと対処法

トラブル原因解決策
検索結果が0件キーワードが厳しすぎる/日付範囲が狭すぎる条件を緩める、日付範囲を拡大する
「検索結果が見つかりません」表示アカウントが鍵付き、削除済み、投稿が非公開公開アカウント・投稿のみ対象であることを確認
スマホで「高度な検索」が使えないアプリには未対応ブラウザでアクセスする

使いこなすコツ

  • 一度入力した検索条件は、検索実行後のURLに反映されます。このURLを保存すれば再検索が簡単です。
  • 複雑な条件の検索テンプレートとしてブックマークしておくと便利です。
  • 検索条件の一部は検索窓でも使えるため、「高度な検索」で条件を確認し、今後は検索コマンド入力で時短も可能です。

「高度な検索」が向いているケース

  • 検索コマンドを覚えるのが苦手な方
  • スペルミスが多く検索エラーになりがちな方
  • 画像・いいね・リツイート数など多条件で絞りたいとき
  • 一時的に投稿が集中した期間(キャンペーンなど)を対象に調べたいとき

「高度な検索」は、検索技術に不慣れな方にも直感的に使える設計となっており、特にPCブラウザ環境での情報収集に強みがあります。検索結果の制度や再現性を高めるためにも、正確な入力と組み合わせ条件の調整が重要です。

検索できない・反映されないときの原因と解決策

Twitter(現X)の日付検索がうまく機能しないときは、検索コマンドの誤りや仕様上の制限、ユーザー設定など複数の原因が考えられます。以下に、想定される原因とその対処法をケース別に整理しました。

入力ミスによる検索エラー

主なミス例

  • since2024-01-01(コロン : がない)
  • until:2024-03-01(全角のコロン)
  • since:24/01/01(日付フォーマットが誤り)
  • from:ユーザー名since:2024-01-01(スペースがない)

解決策

  • コマンドはすべて 半角英数字、正しい構文で入力する
    例:from:username since:2024-01-01 until:2024-01-31
  • 日付は YYYY-MM-DD 形式で記述
  • コマンドごとに半角スペースで区切る

検索対象のツイートが存在しない・見えない

考えられる原因

  • **鍵アカウント(非公開)**の投稿を検索している
  • ツイートが削除済み
  • センシティブな内容で検索結果がフィルタリングされている
  • ツイートの日時がJSTとUTCのズレにより範囲外と判断された

解決策

  • 鍵アカウントは自分がフォローしていて承認されている場合のみ検索可
  • UTC基準を意識し、検索範囲を1日広めに設定
    例:since:2024-01-01 until:2024-02-02
  • センシティブフィルタを解除(設定→プライバシーと安全→表示メディア)

特定のユーザー検索が機能しない

よくある理由

  • from: の後ろに存在しないユーザー名を指定
  • @ をつけてしまう(不要)
  • アカウントが凍結または削除されている
  • ユーザー名の綴りが間違っている

解決策

  • 正確なユーザーIDを入力(表示名ではなくユーザー名)
  • from:username と入力し、@は付けない
  • 表示されない場合はアカウントURLで確認して再入力

外部ツール・高度な検索が機能しない

可能性のある原因

  • 外部ツールがAPI制限を受けている
  • 仕様変更により一部の検索が非対応になった
  • ブラウザのキャッシュやCookieが干渉している

解決策

  • 外部ツールが公式API対応か確認する
  • 公式の「高度な検索」機能を利用(ログイン済のブラウザ推奨)
  • ブラウザのキャッシュを削除・再起動し、再検索

時間指定検索で範囲外になる

問題の背景

  • since / until はUTC基準
  • JSTとの時差があるため、意図した投稿が除外されることがある

解決策

  • 必要なら時間も指定する
    例:since:2024-01-01_00:00:00_JST until:2024-01-02_00:00:00_JST
  • もしくは検索期間を1日広く設定する

チェックリストで確認すべき項目

チェック項目対処法
コマンド形式が正しいか半角英数字、スペースあり、YYYY-MM-DD形式
ユーザー名が正しいかfrom:正確なユーザーID(@は不要)
鍵アカウントでないか公開アカウントかログイン状態で確認
検索対象のツイートが存在するか削除済みや存在しない投稿は検索不可
時差を考慮しているかUTC/JSTのずれに注意、1日広く指定
外部ツールに不具合がないか公式API準拠、最新版を使用する

Twitterの仕様や検索機能は定期的に変更されるため、検索できないと感じたらまずは上記の基本チェックを行い、必要に応じてコマンド形式を見直すことで多くの問題は解決できます。最短で目的のツイートにたどり着くためにも、コマンド精度と範囲調整を意識した運用が重要です。

検索効率を高める!おすすめ外部ツールと使い方

Twitter(X)の検索コマンドだけでは網羅しきれない情報収集や、繰り返しの検索作業を効率化したい場合は、外部ツールの活用が有効です。ここでは、日付検索をより正確・簡単に行える代表的な外部サービスと、その具体的な使い方を紹介します。

外部ツールのメリット

  • コマンド入力不要で簡単操作
  • 複数条件の組み合わせに強い
  • 日付、キーワード、ユーザー名をGUIで設定可能
  • 検索精度の高いAPI連携やリスト機能あり

おすすめの外部ツール

1. 簡単検索くん

  • 特徴:フォームに入力するだけで、検索コマンドを自動生成してくれる簡易ツール。
  • できること:ユーザー名、キーワード、日付範囲、画像付き投稿などをGUIで指定し、即座に検索結果を表示。
  • 推奨ユーザー:コマンドに不慣れな初心者、スマホ利用者。

使い方の例

  1. フォームに「from:ユーザー名」「since」「until」などを入力。
  2. 「検索する」ボタンを押すだけでTwitter検索結果ページへ移動。

2. twi-search(ツイサーチ)

  • 特徴:詳細条件の複合指定や投稿タイプ(リツイート、画像、動画)もフィルター可能。
  • できること:ツイートの種類(通常・返信・リツイート)を細かく選べる。特定ユーザー+特定期間+キーワードの高度な検索に対応。
  • 推奨ユーザー:企業担当者、マーケター、SNS分析担当者。

使い方の例

  • 「from:公式アカウント」「filter\:images」「#ハッシュタグ」などを組み合わせて設定。
  • 表示されるリンクをクリックすれば、検索結果ページが開く。

3. 画像検索特化ツール(例:Twiviewer系)

  • 特徴:画像投稿を一覧形式で表示。通常の検索では埋もれやすいビジュアル投稿を可視化。
  • できること:過去のビジュアルキャンペーン調査、投稿の視覚記録整理に最適。
  • 推奨ユーザー:PR担当者、資料用の画像収集が必要な人。

外部ツール利用時の注意点

  • ログイン情報を要求するツールには注意:Twitterアカウントのパスワードを要求するサービスは避けましょう。
  • 公式APIを使っているか確認:安全なツールはAPI連携を明記しています。
  • 突然サービス終了することがある:お気に入りのツールはブックマーク+代替サービスも調査しておくと安心。

外部ツールと検索コマンドの併用例

目的外部ツール併用するコマンド
過去のキャンペーン画像確認簡単検索くんfrom:公式アカウント filter:images since:2024-10-01 until:2024-10-31
イベント投稿の確認twi-search#イベント名 since:2024-11-01 until:2024-11-10
ユーザー指定なしで画像収集Twiviewer系filter:images since:2024-01-01

効率化のための運用ポイント

  • 再利用する検索条件はブックマーク:コマンドURLごと保存しておけば、ワンクリックで再検索可能です。
  • 検索結果をスクリーンショットやメモアプリで記録:情報収集の再確認や共有に便利です。
  • 時間がないときはツール頼みでもOK:自力でコマンドを打つよりも、ミスなく素早く目的達成できます。

Twitterの日付検索は外部ツールを併用することで、精度・スピード・再現性すべてを底上げできます。特に、検索に不慣れなユーザーや業務でのデータ分析に活用する方にとって、これらのツールは非常に有効です。目的に合ったツールを選び、正しい使い方をマスターすれば、過去の情報収集やSNS分析が劇的に効率化されます。

便利なコマンドテンプレートと入力ミスを防ぐポイント

日付検索の精度を高めるためには、コマンドの正確な入力と、実用的なテンプレートの活用が欠かせません。ここでは再利用しやすいコマンドテンプレートと、初心者がよく陥るミスを防ぐための注意点を紹介します。

よく使う検索コマンドのテンプレート

以下のテンプレートはコピペしてすぐに使える形式で、特定の目的に応じて応用が可能です。

利用目的検索コマンド例
特定日以降の投稿を検索キーワード since:2024-01-01
特定日以前の投稿を検索キーワード until:2024-01-01
期間を指定して検索キーワード since:2024-01-01 until:2024-01-31
特定ユーザーの投稿だけfrom:ユーザー名
ユーザー指定+日付範囲from:ユーザー名 since:2024-01-01 until:2024-01-31
画像付きツイートだけ表示キーワード filter:images
特定ユーザーの画像付き投稿from:ユーザー名 filter:images since:2024-01-01 until:2024-01-31
リツイートだけを抽出from:ユーザー名 filter:retweets since:2024-01-01 until:2024-01-31

上記の例はすべて「半角英数字」「ハイフン(-)区切りの日付」「正確なスペル」で入力することが前提です。

入力ミスを防ぐポイント

検索が失敗する多くの原因は、わずかな記述ミスにあります。以下の点を必ずチェックしましょう。

1. 半角英数字で入力する

全角で「:」や「-」を入力すると無効になります。必ず「:(コロン)」「-(ハイフン)」は半角で。

2. 日付フォーマットは「YYYY-MM-DD」

「2024/01/01」や「1月1日」など、日本式表記は使えません。

3. コマンドと値の間にスペースを入れない

正しい例:since:2024-01-01
誤った例:since: 2024-01-01

4. sinceuntilの順序関係

sinceの方が未来の日付になっていないかを確認。例:
since:2024-05-01 until:2024-01-01 → 結果が出ない原因に。

5. 関連するキーワードが含まれているか

コマンドだけでは検索できません。「地震 since:2024-01-01」のようにキーワードも必須。

応用:時刻まで指定したい場合の入力例

Xでは世界標準時(UTC)を基準にしているため、日本時間(JST)との時差(+9時間)に注意が必要です。正確に検索したい場合は時刻付きの記述が可能です。

記述例:
from:example since:2024-01-01_00:00:00_JST until:2024-01-01_23:59:59_JST

ミスを減らすための工夫

  • メモアプリに定型テンプレートを保存しておく
  • 「from」「since」「until」などの基本形は辞書登録しておく
  • よく使う検索はブックマークして使い回す

コマンド入力に慣れるまではテンプレートをそのまま使い、少しずつ応用パターンを増やしていくことで、検索のスピードと精度が大きく向上します。ビジネスや調査、炎上確認など目的別に自分専用の検索テンプレート集を構築するのもおすすめです。

よくある質問と日付検索の落とし穴Q&A

Q1. 正しく入力したのにツイートが表示されないのはなぜ?

A. 入力ミスや仕様制限、非公開アカウントが主な原因です。
以下の点をチェックしてください。

  • since:until:の記述が全角や誤字になっていないか
  • 日付が YYYY-MM-DD 形式で入力されているか
  • from:指定のアカウントが鍵(非公開)になっていないか
  • 削除済み・凍結された投稿ではないか
  • 指定範囲の投稿が存在しない可能性(検索対象がない)

Q2. 「ある1日だけのツイート」を検索する正しい方法は?

A. since:2025-01-01 until:2025-01-02 のように次の日の0時までを範囲に含める必要があります。
until:は「その日“より前”」までしか含まれないため、1日だけを対象にする場合は翌日を指定するのが正解です。

Q3. 「自分の過去の投稿」が検索に出てこないのはなぜ?

A. 自分のアカウントが鍵アカウントで、ログインしていないと表示されない場合があります。
また、以下の原因も考えられます。

  • 投稿が削除済み
  • ツイートの内容がキーワードと一致していない
  • コマンドの組み合わせミス(例:from:@usernameではなくfrom:usernameが正しい)

Q4. 日付検索で時刻まで指定できる?

A. 可能ですが、形式に注意が必要です。
たとえば since:2025-01-01_12:00:00_JST のように書きます。ただし、日本時間(JST)とUTC(協定世界時)のズレに注意してください。検索結果が9時間前後ずれることがあります。

Q5. 外部ツールで検索したら結果が違ったのはなぜ?

A. ツールごとの検索仕様やAPI制限が影響しています。
特に以下のような理由が考えられます。

  • 公式APIの制限により取得件数や表示対象が限定されている
  • 非公開アカウントや削除済みツイートは取得不可
  • 一部のツールはリツイートや画像投稿を正しく取得できないことがある

Q6. 特定のキーワードや画像付きツイートだけを抽出するには?

A. filter:コマンドを併用します。
例:

  • 画像付き:キーワード filter:images since:2024-12-01 until:2024-12-31
  • リツイートのみ:from:ユーザー名 filter:retweets since:2024-12-01

Q7. 「未来の日付」を検索に使うとどうなる?

A. 基本的には無効です。
since:2026-01-01 のように未来を指定しても、投稿が存在しないため検索結果は出ません。日付範囲は現実的な範囲で設定しましょう。

Q8. コマンドの順番にルールはある?

A. 順番は柔軟ですが、半角スペースで区切ることが絶対条件です。
例:
from:user keyword since:2025-01-01 until:2025-01-10
from:userkeywordsince:2025-01-01until:2025-01-10(誤)

Q9. ハッシュタグの検索で日付指定すると出てこないことがある?

A. ハッシュタグ付き投稿が期間内に存在しないか、形式ミスがある可能性があります。
正しくは以下のように入力します:
#イベント名 since:2024-12-01 until:2024-12-10

Q10. よくある落とし穴のまとめ

落とし穴の例解決策
コマンドの全角・スペルミス全て半角英数字・正しい書式で入力
until日付に当日が含まれていない1日後を指定する(例:1日だけ→until:翌日)
検索結果が表示されないアカウントが非公開か、投稿が削除済の可能性
UTCとJSTの時間ズレで投稿が見つからない時刻指定や日付を1日前後に調整

正確な検索結果を得るには、検索コマンドの基本ルールをしっかり理解し、落とし穴を避ける工夫が欠かせません。