NURO光とauひかりを徹底比較!どちらが本当にあなたに最適か見極める完全ガイド



目次

NURO光とauひかりの基本スペックを比較

光回線選びでまず重視すべきなのが、通信方式・速度・対応エリアといった基本スペックです。NURO光とauひかりはどちらも独自回線を採用しており、フレッツ光や光コラボとは異なる強みがあります。

通信方式と回線の特徴

  • NURO光
    ・下り最大2Gbpsの「G-PON」方式(上位プランは10Gbps/6Gbps)
    ・So-net(ソニーネットワーク)による独自回線網
    ・IPv6対応で混雑時の速度低下に強い
    ・ONU(光回線終端装置)にWi-Fiルーター標準内蔵
  • auひかり
    ・下り最大1Gbps(5Gbps・10Gbpsプランも一部対応)
    ・KDDI独自の光ファイバー網(NTTとは別経路)
    ・IPv6対応(プロバイダによって設定が必要)
    ・Wi-Fi機能付きルーターはオプション(月額550円)

利用可能な通信速度の違い

項目NURO光auひかり
最大通信速度(下り)2Gbps(最大10Gbpsプランあり)1Gbps(最大10Gbpsプランあり)
実測平均(下り)約580Mbps約500Mbps
実測平均(上り)約560Mbps約490Mbps

※実測値は「みんなのネット回線速度」より引用(2023年時点)

NURO光のほうが下り・上りともに平均速度でリードしています。特にオンラインゲームや大容量ファイルのアップロードを日常的に行う方には、NURO光が向いています。

提供エリアの範囲と制限

  • NURO光 提供エリア(2025年現在)
  • 北海道、東北(宮城・山形・福島 ※2Gbps非対応)、関東、東海、関西、中国、九州の24都道府県
  • 東北エリアでは最大2Gbpsプランが未対応
  • auひかり 提供エリア
  • 戸建て向け:全国のうち一部(中部・関西・沖縄除外)
  • マンション向け:沖縄を除く全国対応。ただし建物の設備状況により不可な場合あり

いずれも全国対応ではないため、契約前には公式サイトでのエリア確認が必須です。特にauひかりの戸建てプランは提供エリアが限られており、利用不可の地域も多いため注意が必要です。

まとめ

比較項目NURO光auひかり
通信方式G-PON(独自回線)KDDI独自光ファイバー網
最大速度2Gbps〜10Gbps1Gbps〜10Gbps
実測速度下り約580Mbps / 上り約560Mbps下り約500Mbps / 上り約490Mbps
提供エリア24都道府県(北海道〜九州)全国(一部地域除く)
ONU機能無線LAN一体型・無料無線LANルーターはオプション(月額550円)

通信速度を最重視するならNURO光、対応エリアの広さやプロバイダ選択の自由度を重視するならauひかりが有力候補となります。居住エリアや利用目的に応じて、どちらがより快適に使えるかを見極めることが重要です。

月額料金・初期費用・解約金を徹底比較

戸建て・マンションごとの月額料金比較

NURO光とauひかりでは、どちらの住居タイプでもNURO光のほうが基本的に割安です。

プランNURO光auひかり
戸建て(3年契約)5,200円5,610円(ずっとギガ得プラン)
戸建て(2年契約)5,700円5,720円(ギガ得プラン)
戸建て(契約なし)5,500円6,930円(標準プラン)
マンション3,850円(契約期間なし)3,740~5,720円(プラン変動)

auひかりのマンション料金は物件により異なりますが、NURO光は一律料金で、コストの見通しが立てやすいメリットがあります。

工事費・契約事務手数料の有無

どちらも工事費は高額ですが、実質無料となる特典があります。ただし条件に注意が必要です。

費用項目NURO光auひかり
契約事務手数料3,300円3,300円
工事費44,000円(戸建・マンション)戸建:41,250円、マンション:33,000円
実質無料条件契約年数に応じた割引で相殺ひかり電話の同時契約が必要

NURO光は契約年数に応じて工事費分が割引され、auひかりは光電話の契約が必須という違いがあります。ネット単体で利用したい人にとってはNURO光のほうが自由度が高いといえます。

契約解除料・撤去工事費の差異

解約時の負担も、NURO光のほうが軽く済みます。

項目NURO光auひかり
契約解除料(戸建)3,740~3,850円4,460~4,730円
契約解除料(マンション)363~528円2,290~2,730円
撤去工事費11,000円(任意)31,680円(任意)

auひかりは撤去費用が高額なうえ、マンションタイプでも契約解除料が高めに設定されています。更新月を逃すと費用負担が大きくなるため、解約時期には注意が必要です。

解約時の工事費残債にも注意

両社ともに「実質無料」とされている工事費ですが、分割払い期間中に解約すると残債が請求されます。たとえばNURO光なら最大44,000円、auひかりなら最大41,250円の残額が発生するため、契約年数をしっかり意識しておく必要があります。

総評
コスト面で比較すると、NURO光は月額料金・解約費用・撤去費用のすべてでauひかりより優位です。特にネット単体での導入や、更新月以外での解約を想定している方には、NURO光の方が柔軟に対応できます。一方、auひかりはセット割やプロバイダ選択などの条件でお得になるケースもあるため、トータルでの割引額やスマホとの相性も含めて検討するとよいでしょう。

対応エリアと申し込み前の注意点

NURO光の対応エリアは24都道府県限定

NURO光は全国どこでも契約できるわけではなく、提供エリアが明確に限定されています。2025年7月時点での対象エリアは以下のとおりです。

  • 北海道
  • 東北:宮城、山形、福島
  • 関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
  • 東海:愛知、静岡、岐阜、三重
  • 関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
  • 中国:広島、岡山
  • 九州:福岡、佐賀

これらの都道府県に住んでいない場合は、NURO光を選択肢から外す必要があります。また、2Gbpsプランは一部エリア(特に東北地方)では提供されていないことがあるため、希望するプランが利用可能かどうかも確認が必要です。

auひかりは全国対応ではないがNURO光より広範囲

auひかりはマンションと戸建てで提供エリアが異なります。

  • マンションプラン:沖縄県を除く46都道府県に対応
  • 戸建てプラン:以下の地域では利用不可
  • 東海(愛知、静岡、岐阜、三重)
  • 関西(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
  • 沖縄

つまり、戸建て住宅でauひかりを検討している場合、上記地域では契約できません。特に東海・関西地方に戸建て住宅がある場合は、フレッツ光系の回線や他社の選択肢を検討する必要があります。

集合住宅は「導入済みかどうか」が鍵

集合住宅(マンション・アパート)に住んでいる場合、建物自体にNURO光またはauひかりの設備が導入されているかどうかが非常に重要です。対応エリア内であっても、設備未導入の物件では契約できないか、導入まで数か月以上かかるケースもあります。

特にNURO光 for マンションは、建物内の他の居住者の同意が必要になることがあり、手続きに時間がかかる点に注意が必要です。

提供可否は必ず公式サイトで住所チェックを

対応エリア内かつ導入可能な建物であるかを確認するには、各社の公式サイトでの提供エリアチェックがもっとも確実です。

申し込みの前に郵便番号・住所レベルでの提供可否を調べることで、無駄な手続きを避けることができます。

申し込み前に押さえておくべき注意点

  • 必ずエリア確認をしてから申し込む:申し込み後に提供不可と判明してキャンセルするケースが多いため、必ず事前確認を行ってください。
  • 引っ越し予定がある場合は時期に注意:開通工事は1~2か月かかることがあるため、転居日との兼ね合いを事前に計画しましょう。
  • 建物オーナー・管理会社への確認が必要な場合がある:特にNURO光の場合は宅内工事や設備導入のために許可が必要です。

対応エリアと事前確認をしっかり行うことで、契約後のトラブルや無駄な時間のロスを防げます。選ぶ前の“確認”が、快適なインターネット生活の第一歩です。

通信速度の実測値と安定性比較

平均実測値で見るNURO光とauひかりの速度差

インターネット回線を選ぶうえで、多くの方が気にするのが「実際にどれくらい速いのか」という点です。下記は、ユーザーによる実測データをもとにした平均速度の比較です(出典:みんなのネット回線速度 2025年時点のデータ)。

回線種別平均下り速度平均上り速度
NURO光約580Mbps約561Mbps
auひかり約500Mbps約491Mbps
光回線全体平均約370Mbps約351Mbps

下り速度は動画視聴やウェブ閲覧など、日常利用の快適さに大きく関わる指標であり、上り速度はファイル送信やビデオ会議の品質に影響します。どちらもNURO光が一歩リードしており、特に下り速度では明確な差が見られます。

実用面での使い心地:用途別に見る体感速度

動画視聴(YouTube、Netflixなど)

両サービスともにフルHDや4K動画のストリーミングに支障はありません。ただし、NURO光の方がより高速なデータ転送が可能なため、複数台での同時ストリーミングや高画質動画の視聴でも安定感があります。

テレワーク・ビデオ会議

上り速度の差はビデオ会議の安定性に影響します。どちらも快適な利用が可能ですが、NURO光は上り速度でも優位なため、高画質での双方向通信やファイル送信が頻繁な業務に適しています。

オンラインゲーム

ラグの発生を抑えるには、速度だけでなく応答速度(Ping値)や安定性も重要です。実測ではNURO光の方が低Ping値の傾向があり、タイムラグが許されないFPSや格闘ゲームなどに適しています。auひかりも十分な速度を持っていますが、ルーター環境や建物内配線に左右されやすい点は留意が必要です。

混雑時間帯の安定性と品質

回線の混雑が発生しやすいのは、平日の夜間や週末です。この時間帯に速度が落ちるかどうかは、快適さを大きく左右します。

  • NURO光は独自のダークファイバー網(NTTとは別の専用回線)を使っており、混雑の影響を受けにくい構造です。
  • auひかりも独自網ですが、一部地域ではKDDI回線がNTT網と重なる構成になっており、建物全体の共有設備によっては速度低下が起きるケースもあります。

口コミなどでも「NURO光の方が夜間でも安定している」という声が多く、特に戸建てユーザーからの満足度が高くなっています。

最大速度とプラン選択肢

サービス名提供プラン最大速度
NURO光2Gbps / 10Gbps最大10Gbps
auひかり1Gbps / 5Gbps / 10Gbps最大10Gbps

NURO光は標準でも2Gbpsが提供されており、1Gbpsプランが主流の他社に比べて余裕ある設計です。auひかりも5Gbps・10Gbpsプランが提供されていますが、対応エリアが限られているため、選択肢として現実的かどうかは地域次第です。

総合評価

  • 速度重視派にはNURO光が有利。特に下り・上りともに高水準で、重たい用途にも対応可能。
  • 安定性を求める場合もNURO光がやや有利だが、auひかりも十分に高速で、エリアや建物条件によっては同等の安定感が得られます。

通信品質にこだわるなら、速度スペックだけでなく「住環境」「設備の新しさ」「プロバイダの対応」なども含めて判断することが重要です。

スマホとのセット割で毎月の通信費を節約

光回線とスマホのセット割を活用すれば、家庭の通信費を大幅に節約できます。NURO光とauひかりのどちらも、提携しているスマホキャリアとのセット割に対応しており、家族全体で見れば月々数千円のコストダウンが期待できます。

NURO光×ソフトバンク・NUROモバイルのセット割

おうち割 光セット(ソフトバンクユーザー向け)

NURO光を利用し、ソフトバンクのスマホを契約している方には「おうち割 光セット」が適用可能です。以下の特徴があります。

  • 最大1,100円/月の割引(1回線ごと)
  • 家族全員が対象(同一住所・同一名字など一定条件あり)
  • 光電話(NURO光 でんわ)の契約が必要
  • 適用条件を満たせば、例えば家族4人で最大4,400円/月の割引も可能です

NUROモバイルセット割特典(NUROモバイルユーザー向け)

  • NURO光とNUROモバイルを同時利用で、毎月792円割引(最大12か月)
  • 12か月間で最大9,504円の通信費節約
  • 特定プランを選べば実質0円も実現可能

ただし、NUROモバイルの割引はNURO光 でんわの契約不要で適用されるため、ソフトバンクより手軽に始められる点が魅力です。

auひかり×au・UQ mobileのセット割

auスマートバリュー(auユーザー向け)

auひかりとスマホを組み合わせることで、「auスマートバリュー」が適用されます。

  • 最大1,100円/月の割引(1回線ごと)
  • 家族も割引対象で、人数分だけお得
  • auひかり電話(ひかり電話)の契約が必須
  • 適用条件は比較的シンプルで、申し込み手続きも容易

自宅セット割(UQ mobileユーザー向け)

  • 毎月最大1,100円の割引
  • 家族も対象で、最大で年間1万円以上の節約が可能
  • ひかり電話の契約が必要

UQ mobileは格安SIMとしても人気があり、セット割を使うことでトータルの通信費を極限まで抑えることができます。

割引適用の条件と注意点

セット割名称割引額(月額)光電話契約スマホ契約先最大割引人数(例)
おうち割 光セット最大1,100円必須ソフトバンク家族5人までなど
NUROモバイルセット割特典月792円×12か月不要NUROモバイル本人のみ
auスマートバリュー最大1,100円必須au家族5人までなど
自宅セット割最大1,100円必須UQ mobile家族5人までなど

セット割を最大限に活用するためのポイント

  • 家族全員が対象スマホを契約しているか確認する
  • 光電話契約の有無で割引が適用されるかが変わる
  • 他社スマホユーザーは割引対象外のため、乗り換えも検討価値あり
  • 割引の申込みは別途必要なので、開通後すぐに手続きするのが理想

NURO光とauひかりのどちらを選ぶかは、現在使っているスマホキャリアと家族構成によって大きく異なります。たとえば家族全員がソフトバンクならNURO光がお得、auまたはUQ mobileでそろえているならauひかりが有利です。通信費全体を最小化するためにも、光回線とスマホの連携は見逃せない判断基準です。

プロバイダの自由度とオプション選択

NURO光はプロバイダがSo-net一択

NURO光は回線とプロバイダがセットになっており、プロバイダはSo-netに固定されています。そのため、プロバイダによるサービスやサポート体制に選択の幅はなく、So-netの提供するメールアドレスやセキュリティサービス、サポート品質がそのまま適用されます。So-netは長年の実績を持つ大手プロバイダであり、特別な不満がなければ問題なく利用できますが、プロバイダにこだわりたいユーザーにとっては選択肢が狭まるのがデメリットといえます。

auひかりは7社以上からプロバイダを選べる

auひかりは、戸建て・マンションともに複数のプロバイダから選択可能です。戸建て向けでは「@nifty」「BIGLOBE」「So-net」「au one net」「DTI」「ASAHIネット」「@T COM」など7社以上に対応しており、マンション向けではこれらに加えて「コミュファnet」も選べる場合があります。

プロバイダごとに提供サービスやキャンペーン、サポート内容が異なり、たとえばBIGLOBEはセキュリティソフト無料提供、@niftyはメールアカウント数が多い、So-netはキャッシュバックが充実、などの特徴があります。自分の重視する要素に応じてプロバイダを選べる柔軟性は、auひかりの大きなメリットです。

オプションサービスの充実度にも差がある

プロバイダによって、利用できるオプションサービスにも違いがあります。たとえば以下のような違いがあります。

サービス内容NURO光(So-net)auひかり(プロバイダにより異なる)
メールアドレス提供無料1アカウント無料~有料、アカウント数や容量も異なる
セキュリティソフトカスペルスキー(1年間無料)ウイルスバスター・マカフィーなど(一部無料)
リモートサポート有料オプション無料のところもあれば有料のところもある
スマホとの連携サービスNURO Mobileとのセット割au・UQ mobileと連携するセット割
キャッシュバック内容So-net提供、金額は固定傾向プロバイダによって大きく異なる(最大61,000円)

このように、オプションや特典にこだわりたい方にとっては、選択肢の広いauひかりのほうが自由度が高く魅力的です。

プロバイダ選びが契約満足度を左右するケースも

光回線の品質は回線そのものだけでなく、プロバイダの設備やサポート力にも左右されます。特に夜間や休日の混雑時には、プロバイダが保有する帯域や通信最適化技術によって体感速度に差が出る場合があります。複数のプロバイダから選べるauひかりであれば、口コミや実績を参考に、自分に合った最適なプロバイダを選ぶことが可能です。

一方でNURO光は、プロバイダを選べない分、初期設定やサポート窓口が一本化されており、シンプルでわかりやすいという利点もあります。回線とプロバイダを個別に意識する必要がなく、初心者や乗り換えが不安な方には扱いやすい構成ともいえます。

プロバイダにこだわりたいならauひかりが有利

通信の安定性やサポート、オプション内容まで含めて自分に合った環境を整えたい方にとっては、auひかりのプロバイダ選択の自由度が大きな魅力となります。一方、シンプルに速くて安定した回線を使いたい方や、設定の煩雑さを避けたい方には、NURO光の一体型サービスが向いています。選択の自由度を重視するか、シンプルさを重視するかで判断するとよいでしょう。

開通までの期間と乗り換えの注意点

申し込みから開通までの所要時間の目安

NURO光とauひかりでは、開通までに要する期間に差はあるものの、住居タイプや設備状況によって前後します。

居住形態NURO光auひかり
戸建て約1〜2か月約1〜2か月
マンション(未導入)約2〜3か月約2〜3週間〜1か月
マンション(導入済)約1〜2週間約1〜2週間
  • NURO光は独自回線を使用しているため、開通工事が2回に分かれる場合があり、特に戸建てでは時間がかかりがちです。
  • auひかりはマンション内に設備が整っていれば、申し込みから2週間前後で開通するケースもあります。

工事の流れと注意点

いずれも回線引き込み工事が必要になるため、工事立ち会いが求められます。

  • 工事日調整の電話は、申込後2〜3営業日で連絡が入ります。
  • 工事日は申し込みから最短で2週間後が目安です。
  • マンションに設備が整っている場合、宅内工事のみで完了することもあります。
  • いずれの回線も、希望日に必ず工事できるとは限らないため、余裕をもって申し込みましょう。

NURO光からauひかりへの乗り換え手順

  1. auひかりに先に申し込む
  • 事業者変更ではなく「新規契約扱い」になるため、開通工事が必要です。
  1. KDDIから工事日連絡を受ける
  2. NURO光の解約手続きを進める
  • 解約は工事完了日以降に設定するのが理想です。
  1. 機器の返却を忘れずに
  • NURO光のONUなどは返却しないと損害金が発生します。
  1. auひかりの工事に立ち会う
  2. Wi-Fiやひかり電話の設定を行う

乗り換え時の注意点

解約金と残債の発生に注意

  • NURO光の契約更新月以外の解約では、最大10,450円の違約金が発生する可能性があります。
  • 工事費の分割支払いが終わっていない場合、残債の支払いが一括請求されます。

月額料金の日割り不可

  • NURO光の月額料金は解約月に日割りされず1ヶ月分が請求されるため、月末に乗り換えるほうが損を抑えられます。

セット割の切替に注意

  • ソフトバンクスマホ利用者がauひかりへ乗り換えると、おうち割 光セットが使えなくなります。
  • 代わりにauスマートバリューまたは自宅セット割が適用されるため、スマホの契約キャリアも見直すことをおすすめします。

キャッシュバックの活用

  • auひかりの代理店サイトから申し込むと、最大61,000円のキャッシュバックや、乗り換え費用最大50,000円の還元がある場合もあります。
  • 解約違約金や工事費残債の補填として活用できるため、申込み窓口選びも重要です。

スムーズな乗り換えのために

  • 開通予定日の確定まではNURO光を解約しない
  • 工事日と引越し日が重ならないよう調整
  • 必要であればモバイルWi-Fiなど一時的な通信手段を用意
  • 乗り換え費用の還元手続き(書類提出)を忘れずに行う

開通までの期間や乗り換え手順を事前に把握し、スケジュールに余裕をもって行動すれば、ストレスなく通信環境を移行できます。特に違約金やキャッシュバックの条件は各社で頻繁に変更されるため、最新情報を申込前に必ず確認してください。

NURO光・auひかりどちらが向いているか診断

あなたに合うのはどっち?簡易診断チャート

以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えていくことで、自分に合う光回線の傾向が見えてきます。

質問はいいいえ
自宅が関東・東海・関西エリアにある
少しでも通信速度の速さにこだわりたい
ソフトバンクまたはNURO Mobileのスマホを利用している
工事に2回立ち会う手間はあまり気にならない
とにかく月額料金を抑えたい
住んでいるマンションはNURO光 for マンションの対象になっている
UQ mobileやauスマホを家族で使っている
プロバイダを自分で選んでこだわりたい
戸建てだが、設備が限られているため全国対応の回線を使いたい
解約時の撤去費用などの負担はできるだけ少なくしたい
  • 「はい」が多い → NURO光が向いている可能性が高い
  • 「いいえ」が多い → auひかりのほうが安心して使える可能性が高い

NURO光が向いている人

  • 通信速度を重視する人
    下り・上りともに平均500Mbps超の高速回線。オンラインゲームや動画配信、クラウド作業が多い方に最適です。
  • ソフトバンク・NURO Mobileを利用中の人
    「おうち割 光セット」や「NUROモバイルセット割特典」で、スマホ料金が最大1,100円引きに。
  • 月額料金をできるだけ安く抑えたい人
    マンションプランは3,850円の固定料金、戸建てでも3年契約なら5,200円で無線LAN付き。
  • プロバイダにこだわらず、シンプルな契約を望む人
    So-net一択で選ぶ手間なし。特典などに迷いたくない人に向いています。
  • 提供エリアが対応している都市部に住んでいる人
    対応エリアは限定的だが、エリア内なら非常にコストパフォーマンスが高い。

auひかりが向いている人

  • 提供エリアの広さを重視する人
    NURO光よりも対応地域が広く、特にマンションタイプならほぼ全国カバー(沖縄除く)。
  • プロバイダを自由に選びたい人
    最大8社から選べるため、独自のメールアドレスやサポート重視のユーザーに適しています。
  • au・UQ mobileユーザー
    「auスマートバリュー」や「自宅セット割」で毎月最大1,100円のスマホ割引。
  • 初期費用や乗り換えサポートが手厚い回線を探している人
    解約費用を最大50,000円補填するキャンペーンもあり、安心して乗り換え可能。
  • 通信の安定性や実績を重視する人
    実測値でも500Mbps前後の安定性があり、混雑時間帯でも速度の落ちにくさが評価されています。

回線選びで迷ったときのアドバイス

  • 速度重視+エリア内 → NURO光
  • 家族のスマホがau系 → auひかり
  • 集合住宅で設備未導入 → auひかりが導入しやすい可能性あり
  • プロバイダやサービスに細かくこだわる → auひかり

どちらの回線も優れた特長があり、選ぶべきは「あなたの使い方・エリア・スマホキャリア」です。診断結果とライフスタイルを照らし合わせて、最適な回線を見極めてください。

1位

NURO光

ソニーネットワークコミュニケーションズ

回線タイプNURO光回線
戸建ての月額基本料金5,200円
マンションの月額基本料金2,750円
下り速度(実測値)633.72Mbps
上り速度(実測値)621.51Mbps
PING値(実測値)10.98ms
下り速度の速さ4.41
上り速度の速さ4.58
戸建て料金の安さ3.73
マンション料金の安さ3.65
初期費用の安さ3.99
総合4.07

NURO光がおすすめの理由

NURO光がおすすめの理由は「独自回線で高速通信が可能である点」「キャッシュバックが手厚い点」です。

NURO光は、独自回線として、NTTのフレッツ光とは別の回線「ダークファイバー回線」を利用しているため、高速通信が安定してできる点が最大の魅力です。さらにキャッシュバックも手厚く、キャッシュバック、乗り換え解約金還元、工事費用無料などを活用すれば、かなりお得に利用できる点もメリットと言えます。

さらに2ギガプランと10ギガプランも用意され、10ギガプランであれば、オンラインゲームや動画利用でも、安定利用することが可能です。

スマホセット割は、NUROモバイル、ソフトバンクが対象となっています。

デメリットは、対応エリアが馴致拡大中とは言えば、まだ全国対応ではない点です。

回線タイプNURO光回線
戸建て1年利用時の実質料金3,720円
戸建て2年利用時の実質料金3,844円
戸建て3年利用時の実質料金3,921円
マンション1年利用時の実質料金3,031円
マンション2年利用時の実質料金2,310円
マンション3年利用時の実質料金2,089円
戸建ての月額基本料金5,200円
マンションの月額基本料金2,750円
下り速度(実測値)633.72Mbps
上り速度(実測値)621.51Mbps
PING値(実測値)10.98ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト(「NURO 光 2ギガ(2年契約)」「NURO 光 2ギガ(契約期間なし)」に加入で無料)
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり(手数料のみ)
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割NUROモバイル、ソフトバンクスマホ
支払方法クレジットカード、口座振替、NTT請求、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済