ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え完全ガイド|手順・料金・注意点を徹底解説



目次

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは簡単

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、同じソフトバンクグループ内のブランド間移行であるため、通常のMNP(番号ポータビリティ)とは大きく異なり、手続きが大幅に簡略化されています。乗り換えにかかる時間やコスト、設定の手間が最小限で済むよう、仕組み自体が最適化されているのが特徴です。

MNP予約番号もSIMロック解除も不要

通常、他社間での乗り換えでは「MNP予約番号」の取得が必要です。しかし、ソフトバンクとワイモバイルは同一グループ内のブランドであるため、この番号の発行は不要です。また、2021年8月以降、グループ内移行においてはSIMロックも自動で解除される仕様となっています。たとえば、ソフトバンクで利用していた端末がSIMロック対象機種であっても、ワイモバイルのSIMカードを差し込めばそのまま使えるケースが大多数です。

契約情報もスムーズに引き継ぎ

乗り換え時に入力する契約者情報や支払い情報も、ソフトバンクに登録していた内容が自動で引き継がれるため、再登録の手間は基本的に不要です。My SoftBankに登録してある名前や住所、支払い方法に不備がなければ、エラーで手続きが止まることもほぼありません。ただし、旧姓や旧住所が登録されている場合は事前に修正しておく必要があります。

オンラインなら手数料無料、店舗でも対応可

ワイモバイルへの乗り換えは、オンラインと店舗の両方で対応しています。特にオンラインストア経由での申し込みでは「契約事務手数料3,300円」が完全無料になるため、費用を抑えたい方にはオンライン手続きが最適です。店舗でのサポートを希望する場合も全国のワイモバイルショップやソフトバンクショップで対応しており、回線切替・SIM挿入・初期設定までその場で完結するため安心感があります。ただし、店舗の場合は事務手数料3,850円が発生します。

SIMカードの差し替えと初期設定も簡単

SIMカードは申し込み完了後、最短2日ほどで自宅に届きます。SIMの差し替えも、スマートフォンの電源をオフにして、既存のSIMを取り出し、新しいSIMを挿入するだけです。iPhoneであればiOSの更新によりAPN設定が自動で行われる場合が多く、Androidでも簡単な手順で設定できます。万が一設定に不安がある場合は、店舗での初期設定サポートを受けることも可能です。

通信回線と品質はそのまま

ワイモバイルはソフトバンクの設備をそのまま使用しているため、通信速度や品質に違いはほとんどありません。これまでと同じエリア・速度感で利用できるため、「格安SIMにしたら遅くなるのでは」という不安を抱えている方にも最適です。また、外出先でのWi-Fiスポット(ソフトバンクWi-Fi)も継続して利用でき、通信環境の変化はほぼ感じられません。

手続き完了まで最短30分、月末乗り換えが理想的

乗り換えの実際の所要時間は、オンラインでの申し込みからSIMの受け取り、開通処理までを含めても2~3日。実際の回線切り替えはWebまたは電話で数分以内に完了し、作業自体は30分以内に済みます。また、ソフトバンクの月額料金は解約月に日割り計算されない一方、ワイモバイルは初月が日割りになるため、「月末」に乗り換えることでコストを最小限に抑えることができます。

ワイモバイルが選ばれる理由は「簡単さ」と「安心感」

ソフトバンクからワイモバイルへの移行は、MNPの煩雑な準備が一切不要で、SIMカードの挿し替えと簡単な設定だけで完了します。スマホの買い替えも不要で、使用中の端末をそのまま活用できる点も大きなメリットです。初めての格安SIMとしても最適で、ITが苦手な方でもストレスなく手続きを進められるように設計されています。

このように、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、「手間がかからず費用も抑えられ、通信品質もそのまま」という理想的な移行手段として、非常に多くのユーザーに選ばれています。

必要であればこの内容を図解(乗り換えのステップや簡略化のイメージ)にすることも可能です。希望されますか?

乗り換え前に確認すべき端末と契約情報

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際には、端末の対応状況や契約情報の整合を事前に確認しておくことで、スムーズな手続きが可能になります。特に、機種をそのまま使いたい場合は確認すべきポイントが多いため、以下を参考に準備を進めてください。

利用中の端末がワイモバイルで使えるか確認する

ソフトバンクで利用していたスマホがワイモバイルでも問題なく動作するかは、**「動作確認済み端末一覧」**でのチェックが必要です。iPhoneは比較的互換性が高いですが、Androidは一部機能が制限される場合があるため、公式サイトで事前に確認しましょう。

SIMロック解除が必要かどうか確認する

基本的には、ソフトバンクからワイモバイルへの移行は自動でSIMロック解除が行われるため、手動での手続きは不要です。ただし、以下のケースでは解除が必要です。

  • ソフトバンクの契約をすでに解約済み
  • 中古で購入した端末を使用する場合
  • ネットワーク利用制限がかかっている端末

該当する場合は、My SoftBankでIMEI(製造番号)を入力して解除手続きを行います。

SIMカードのサイズと端末の対応状況を確認する

SIMカードにはnanoSIMやmicroSIMなど複数のサイズがあります。ワイモバイルで利用する際、端末とSIMカードのサイズが一致しているかを確認してください。SIMカードのサイズが合わない場合は、再発行手続きが必要になります。

APN設定の必要性を確認する

ソフトバンクから端末を持ち込む場合、APN(アクセスポイント)設定を自分で行う必要があります。設定手順は端末のOSによって異なるため、ワイモバイルの公式サイトで事前に手順を確認し、必要な情報を控えておきましょう。

契約者情報に誤りがないか確認する

My SoftBankに登録されている契約者情報(氏名・住所など)に誤りがあると申し込みがキャンセルされる可能性があります。特に結婚や引越しで旧姓や旧住所のままになっている方は、申し込み前に正しい情報へ修正しておいてください。

支払い方法の確認と準備

ワイモバイルではクレジットカードまたは口座振替が利用できますが、オンライン申し込みには原則クレジットカードが必要です。本人名義以外のカードを使用する場合は「支払名義人同意書」と「本人確認書類」が必要になることもあります。

これらの確認を済ませておくことで、乗り換え時のトラブルを回避し、よりスムーズな切替が可能になります。特に端末の互換性や契約情報の整合性は、後から修正がきかないことも多いため、事前のチェックを丁寧に行いましょう。

ワイモバイルへの乗り換え手順

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、同じソフトバンクグループ内でのブランド移行のため、一般的なMNPよりも手続きが簡略化されています。以下の7つの手順に従って進めることで、スムーズに乗り換えを完了できます。

1. 利用中の端末がワイモバイルに対応しているか確認する

現在使用しているスマートフォンがワイモバイルのSIMで動作するかを事前に確認します。ワイモバイル公式サイトには「動作確認端末一覧」があり、機種名や型番ごとに対応状況が掲載されています。iPhoneは6s以降のモデルであれば多くが対応していますが、Android端末は機種ごとに対応状況が異なり、通話や通信に制限が出る場合もあります。特にSIMフリー端末や中古スマホを使っている場合は注意が必要です。

2. SIMロック解除の必要性を確認する

ソフトバンクの契約中に購入したスマホであれば、2021年8月以降に発売された端末については乗り換え時に自動でSIMロックが解除されるため、原則として解除手続きは不要です。ただし、すでに回線契約を解約している場合や、中古端末・譲渡品を使っている場合は手動でのSIMロック解除が必要です。My SoftBankにログインして「契約・オプション管理」内の「SIMロック解除手続き」からIMEI番号を入力し、解除キーを取得してください。

3. My SoftBankの契約者情報を確認・更新する

申し込み前に、My SoftBankに登録されている契約者情報(氏名・住所・連絡先・支払方法)に不備がないか確認します。特に「都道府県名の入力漏れ」「旧姓のまま登録されている」「住所変更後に未更新」などの状態だと、ワイモバイル側で申込審査が通らないことがあります。情報の変更は申し込みの前日までに済ませておくと安心です。

4. クレジットカードと本人確認書類を用意する

オンラインでの申し込みでは、本人名義のクレジットカードが必要です。利用可能なブランドはVisa・MasterCard・JCB・American Express・Diners Clubです。また、本人確認書類としては運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどが有効です。契約者とクレジットカードの名義が異なる場合には、支払名義人同意書と支払名義人の本人確認書類が求められます。書類不備があると審査に時間がかかるため、事前に揃えておきましょう。

5. ワイモバイルへ申し込みを行う

ワイモバイル公式オンラインストアにアクセスし、「他社からのりかえ(番号移行)」を選択します。端末購入の有無を選び、プラン・オプションを選択した後、契約者情報と支払い方法を入力します。本人確認書類のアップロードもこのタイミングで行います。申し込みが完了すると、登録メールアドレス宛に受付完了のメールが届き、数日以内にSIMカードが発送されます。

6. SIMカードが届いたら回線切替を行う

SIMカードが到着したら、ワイモバイルの回線へ切り替える手続きが必要です。手続きはウェブまたは電話のどちらでも可能で、ウェブの場合は「回線切替ページ」にアクセスして、受注番号・電話番号・暗証番号(4桁)を入力して実行します。電話の場合はワイモバイルカスタマーセンターに連絡します。切替完了後に旧回線が停止し、ワイモバイルの通信が有効になります。切替が完了するまで端末は再起動せずに待機するのが安全です。

7. APN設定とデータ移行を行う

SIMカードを端末に挿入したら、通信設定(APN設定)を行います。iPhoneであれば、最新のiOSにアップデートすれば自動で設定されますが、SIMフリー端末や古いモデルでは「構成プロファイル」のダウンロードが必要です。Android端末では「モバイルネットワーク > アクセスポイント名」から手動でAPN情報を入力します。APN設定が完了するとインターネット通信が可能になります。また、新しい端末に切り替える場合はこの段階でバックアップからのデータ移行も行っておきましょう。

月額料金とプランの比較

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討する際、もっとも気になるのが「月額料金の差」ではないでしょうか。ここでは、代表的なプランをもとに両社の料金体系を比較し、どのような人にどちらが向いているのかをわかりやすく解説します。

データ容量ごとの料金比較

データ容量ソフトバンク(メリハリ無制限)ワイモバイル(シンプル2)差額(目安)
~1GB7,425円(2GB以下割引適用で5,775円)2,365円(シンプル2 S・4GB)約3,400円安
~30GB8,525円(ペイトク50)4,015円(シンプル2 M)約4,500円安
~35GBプランなし5,115円(シンプル2 L)

ソフトバンクの「メリハリ無制限」や「ペイトク」シリーズと比べて、ワイモバイルの「シンプル2」プランはデータ容量ごとに月額料金が約半額以下に抑えられています。特に月30GB以内のユーザーにとっては、非常に高いコストパフォーマンスが期待できます。

通話オプションの比較

通話オプションソフトバンクワイモバイル
5分かけ放題月880円(準定額オプション+)月880円(だれとでも定額)
完全かけ放題月1,980円(定額オプション+)月1,980円(スーパーだれとでも定額)

通話オプションの料金は両社とも同額ですが、ワイモバイルは10分かけ放題が月880円で利用できるため、短時間通話が中心のユーザーにはメリットがあります。

割引制度を加味した実質料金

ワイモバイルでは「おうち割 光セット(A)」や「家族割引サービス」が用意されており、最大1,650円の割引が適用されます。

プラン割引前料金おうち割・家族割併用時割引後料金
シンプル2 S2,365円最大1,100円 or 1,650円1,265円〜
シンプル2 M4,015円最大1,650円2,365円
シンプル2 L5,115円最大1,650円3,465円

これにより、1人あたりの通信費をさらに抑えることが可能です。ソフトバンクの「みんな家族割」などと比較しても、条件の柔軟さと割引額の大きさでワイモバイルの優位性が目立ちます。

プラン選びのポイント

  • 月30GB以内に収まる人は、ワイモバイルのシンプル2 Mで十分。ソフトバンクの大容量プランと比べて月額4,000円以上の節約になります。
  • 家族でまとめて契約する場合、ワイモバイルの家族割を活用すれば1人あたりの料金がさらに安くなります。
  • 無制限の通信やキャリアメールにこだわる人はソフトバンクの方が安心ですが、そのぶん月額費用は大きくなります。

月額料金とプランの観点では、通信量と利用スタイルに応じて両社のどちらが適しているかが大きく変わりますが、コスト重視ならワイモバイルの優位性は明らかです。

割引制度の活用でさらにお得に

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際には、各種割引制度を上手に活用することで、毎月の通信費をさらに削減できます。中でも「おうち割 光セット(A)」と「家族割引サービス」の併用は、実質的な負担を大きく下げる最も有効な方法です。

**おうち割 光セット(A)**は、ソフトバンク光やSoftBank Airとワイモバイルをセットで契約することで、スマホ1回線ごとに最大月1,650円の割引が適用される制度です。インターネット回線とスマホをまとめることで、通信環境も費用も最適化できる点が特徴です。例えば、シンプル2 Mプラン(月額4,015円)の場合、割引後は2,365円となり、30GBの通信容量をこの価格で利用可能になります。

家族割引サービスは、同居・別居を問わず9回線まで適用可能な制度で、2回線目以降の回線に毎月最大1,100円の割引が適用されます。家族で複数回線をワイモバイルにまとめれば、それぞれの月額料金を抑えられます。たとえば、シンプル2 Sプラン(4GB)を家族2人で利用する場合、1人は2,365円、もう1人は1,265円で利用できるようになります。

これらの割引は併用できない点に注意が必要です。おうち割と家族割はどちらか一方しか適用できません。どちらを選ぶかは回線数と通信環境によって決めるとよいでしょう。自宅のインターネットをまとめて見直したい方はおうち割、家族でスマホ回線を統一したい方は家族割が適しています。

また、割引制度は自動的に適用されないため、My Y!mobileまたはワイモバイルショップでの申し込みが必須です。条件を満たしているのに申請し忘れているケースもあるため、契約後は必ず確認してください。

毎月の料金を確実に下げたい方は、こうした割引制度を事前に把握し、乗り換え時にあわせて申し込むことがポイントです。ワイモバイルは本体価格の安さに加えて、このような割引制度を賢く利用することで、よりお得なモバイルライフを実現できます。

ソフトバンクから乗り換えるメリット

月額料金が大幅に安くなる

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えると、通信品質を保ったまま、月額料金を大幅に削減できます。
たとえばソフトバンクの「メリハリ無制限+」は月額7,425円(税込)ですが、ワイモバイルの「シンプル2 L」(35GB)は5,115円(税込)で利用でき、年間で約27,720円の差が生じます。3GB以下のライトユーザーであれば、「シンプル2 S」なら月額2,365円で、コストパフォーマンスが一気に高まります。

通信品質はそのまま維持できる

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、同じネットワークを使用しています。そのため、通信速度やエリアカバー率は大手キャリアと同等です。格安SIMにありがちな「昼に遅くなる」「地方で圏外になる」といった心配が少なく、安定した通信環境を求める人にも適しています。

手続きが簡単で即日開通も可能

グループ内のブランド間移行にあたるため、MNP予約番号の取得やSIMロック解除の手続きが不要です。申込みから最短で30分で回線が切り替えられるため、時間のない人でもスムーズに乗り換えが完了します。

端末はそのまま利用可能

現在使用中のスマホ端末をそのまま使えるのも大きなメリットです。ソフトバンクで購入した多くの端末は、ワイモバイルでも問題なく動作確認されており、SIMカードを差し替えるだけで利用できます。また、分割払い中の端末も継続して支払い可能なため、一括返済の負担もありません。

割引制度が豊富でさらにお得

「おうち割 光セット(A)」や「家族割引サービス」により、毎月の基本料金が最大1,650円割引されます。これにより、家族全体での通信費を抑えたい場合や、自宅のインターネット環境とまとめて管理したい場合にも最適です。

店舗サポートが受けられて安心

ワイモバイルは全国に2,000店舗以上あり、ソフトバンクショップでもサポートが受けられます。対面で契約や相談ができるため、操作や初期設定が不安な方も安心して乗り換えできます。オンライン専用プランでは得られない「対面の安心感」が強みです。

各種手数料が無料

乗り換え時のMNP転出手数料や契約事務手数料は無料です(オンライン申込み時)。さらに、ソフトバンクの解約違約金も2022年以降廃止されており、費用面のハードルが大きく下がっています。

これらのメリットから、通信費の見直しや家計の節約をしたい方にとって、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは非常に有効な選択肢といえます。

乗り換え時の注意点とデメリット

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、通信品質を維持したまま月額料金を抑えられるため非常に魅力的ですが、いくつかの注意点とデメリットがあります。事前に把握しておかないと、予期せぬ不便さや追加費用が発生する可能性があるため、以下を確認してから手続きを進めることをおすすめします。

データ使い放題プランがない

ソフトバンクには「メリハリ無制限」などの大容量・無制限プランがありますが、ワイモバイルは最大35GBのシンプル2 Lプランが上限です。動画視聴やテザリングを頻繁に行う方にとっては、月末に通信制限がかかるリスクがあるため不向きな場合があります。

Yahoo!プレミアムの特典が一部制限される

ワイモバイル契約者もYahoo!プレミアム for Y!mobileが無料で利用できますが、ソフトバンク契約者と比べて特典内容が一部制限されます。たとえば、PayPayポイントの還元率が下がったり、限定クーポンが使えなくなったりすることがあるため、Yahoo!ショッピングなどを頻繁に利用している方は注意が必要です。

ソフトバンクのメールアドレスは有料で引き継ぎ

「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールを引き続き使いたい場合は、月額330円(税込)の「メールアドレス持ち運びサービス」への加入が必要です。申し込みは解約から31日以内に行わなければならず、それを過ぎるとメールアドレス自体が利用できなくなるため、期限管理が重要です。

家族割の割引幅や適用条件が異なる

ワイモバイルにも家族割引サービスはありますが、割引が適用されるのは2回線目以降のみで、ソフトバンクの「みんな家族割+」とは仕組みが異なります。家族全員で乗り換える場合でも、主回線には割引が適用されないため、全体的な割引額が小さくなるケースもあります。

店舗申し込みの場合は手数料が発生

ワイモバイルのオンライン申し込みでは契約事務手数料が無料ですが、店舗での手続きでは3,850円の契約事務手数料が発生します。サポートを受けながら手続きしたい方は便利ですが、費用を抑えたい場合はオンラインでの申し込みが推奨されます。

一部キャンペーンは適用対象外

ワイモバイルで開催されているキャンペーンの中には、ソフトバンクからの乗り換え(グループ内乗り換え)が対象外となるものがあります。PayPayポイント還元や端末割引などの恩恵を期待していた場合、実際には適用されない可能性があるため、事前にキャンペーンの詳細条件を確認することが大切です。

契約タイミングによる料金の損失

ソフトバンクの料金は日割りにならないため、月初に解約しても満額請求されます。一方で、ワイモバイルは契約初月が日割りになります。このため、乗り換えのタイミングを月末に合わせないと損をしてしまう可能性があります。月末数日前に手続きを進めるとスムーズです。

これらのポイントを押さえておくことで、ソフトバンクからワイモバイルへの移行をスムーズに、かつ無駄な出費や手間を避けて進めることができます。

よくある質問Q\&A

Q1. ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても通信速度は変わらない?
A1. 基本的に変わりません。ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線網を利用しているため、通信品質や速度はほぼ同等です。格安SIMと違い、混雑時にも安定した速度が保たれる点が特徴です。

Q2. ソフトバンクで使っていたスマホはそのまま使える?
A2. ほとんどの場合、使えます。2021年以降に販売された端末はSIMロック解除が不要で、そのままワイモバイルのSIMを挿すだけで利用可能です。ただし、機種によっては一部機能に制限がある場合があるため、ワイモバイル公式の動作確認端末リストを確認してください。

Q3. ワイモバイルショップで乗り換えできる?
A3. 店舗でも手続きできますが、事務手数料(3,850円)がかかります。費用を抑えたい場合は、オンラインでの申し込みが推奨されます。

Q4. ソフトバンクWi-Fiスポットは継続して使える?
A4. はい、利用可能です。ワイモバイルに乗り換えても、ソフトバンクWi-Fiスポットへのアクセス権はそのまま維持されます。ただし、初回利用時には再設定が必要になることがあります。

Q5. 乗り換えにかかる手数料はある?
A5. ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは、MNP転出手数料、契約事務手数料、解約違約金すべて無料です。ただし、店舗での申し込み時のみ事務手数料がかかるので注意が必要です。

Q6. 乗り換えのベストタイミングはいつ?
A6. 月末がベストです。ソフトバンクは解約月でも月額料金が満額請求されますが、ワイモバイルの初月は日割り計算されるため、月末に乗り換えるとコストを最小限に抑えられます。

Q7. ソフトバンクのメールアドレスは引き継げる?
A7. 有料(月額330円)で継続利用可能です。ソフトバンク解約から31日以内に「メール持ち運びサービス」に申し込む必要があるため、乗り換え後すぐの対応がおすすめです。

Q8. ワイモバイルでも端末購入できる?
A8. 可能です。端末とSIMのセット販売があり、分割払いにも対応しています。ただし、販売機種は限られているため、事前にラインナップを確認しておきましょう。

Q9. 家族割やセット割はある?
A9. あります。「家族割」は2回線目以降に月額1,100円の割引が、「おうち割 光セット(A)」では最大1,650円の割引が適用されます。ただし、併用不可のため、どちらか一方を選ぶ必要があります。

まとめ

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、費用を抑えつつ通信品質も維持できる合理的な選択肢です。グループ内のブランド移行となるため、MNP予約番号やSIMロック解除などの面倒な手続きが不要で、スマホ本体をそのまま使える点も大きなメリットです。

ワイモバイルは、月額料金の安さに加え、家族割引やおうち割光セットといった割引制度が充実しており、特に複数回線を利用する家庭ではさらにコストを削減できます。通信速度やエリアについてもソフトバンクとほぼ同等であり、格安SIMにありがちな速度低下の心配も少ないです。

一方で、大容量プランが用意されていないことや、Yahoo!プレミアムの一部特典が制限されるなどの注意点も存在します。ソフトバンクメールの継続には月額料金がかかる点も把握しておきたいポイントです。

手続きはオンラインで完結でき、申し込みから利用開始までの流れもシンプルです。公式キャンペーンを併用すれば、乗り換え時の初期費用を抑えるだけでなく、PayPayポイントなどの還元も受けられます。

料金と品質を両立させたい方、そして無駄な手間をかけずにスマホ代を節約したい方にとって、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは非常に現実的で満足度の高い選択となるでしょう。

10位

Y!mobile

ソフトバンク

サービス名Y!mobile
最安月額料金2,365円~
~1GB2,365円/月
2~3GB2,365円/月
4~10GB2,915円/月
11~20GB4,015円/月
21~30GB4,015円/月
50GB~
利用回線ソフトバンク回線
回線の種類MNO
選べるプラン4GB、30GB、35GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)161.4Mbps
通信速度の速さ2.32
月1GB利用時の安さ1.62
月3GB利用時の安さ1.68
月10GB利用時の安さ1.74
月20GB利用時の安さ1.18
月50GB利用時の安さ2.14
機能の多さ4.45
総合2.16

Y!mobileがおすすめの理由

Y!mobileがおすすめの理由は「ソフトバンクの回線をそのまま利用できる点」「全国に店舗がありサポートが充実している点」です。

Y!mobileは、大手キャリアであるソフトバンクの回線をそのまま利用しており、時間帯を問わず安定した通信速度を提供できる点が最大の魅力です。混雑する昼休みの時間帯や通勤時間帯でも、他のMVNOと比べて通信速度の低下が少なく、快適にインターネットを利用できます。また、全国に約2,400店舗の専門ショップがあり、契約時のサポートやアフターサービスを直接受けられるため、初めて格安SIMを利用する人でも安心して乗り換えが可能です。

料金プランは、月間4GB・30GB・35GBの3種類が用意されており、自宅のインターネットを「SoftBank 光」または「SoftBank Air」にすると、月額料金の割引を受けられる点もメリットです。特に自宅でソフトバンクのインターネットを利用している場合、スマホ料金を抑えながらキャリア並みの通信品質を維持できる点は大きな利点といえます。

デメリットは、他の格安SIMと比べて料金がやや高めである点です。4GBプランでも月額2,365円からとなっており、MVNOの低価格プランと比べると割高です。また、セット割の適用条件が「SoftBank 光」または「SoftBank Air」限定のため、他社の光回線やWiFiサービスを利用している場合は、割引を受けられない点も注意が必要です。

とはいえ、Y!mobileは大手キャリアの品質を維持しつつ、格安SIMのメリットを取り入れたバランスの良いサービスを提供しているため、通信速度の安定性やサポートの充実度を重視する人にはおすすめできる選択肢といえます。

最安月額料金2,365円~
~1GB2,365円/月
2~3GB2,365円/月
4~10GB2,915円/月
11~20GB4,015円/月
21~30GB4,015円/月
50GB~
利用回線ソフトバンク回線
回線の種類MNO
選べるプラン4GB、30GB、35GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)161.4Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)149.9Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)129.3Mbps
問い合わせ方法店舗、電話、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円(店頭申込の場合は3,850円)
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金データ増量オプション 2GB:550円(シンプル2 S)/5GB:550円(シンプル2 M・L)
速度制限時の最大速度シンプル2 S:300kbps/シンプル2 M・L:1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応