ドコモの新料金プランの最安プランはどれ?新料金プランを徹底比較



3つの料金プランの基本構成

ドコモMAX|家族利用や長期利用に最適な王道プラン

ドコモMAXは、店舗サポートを受けたい方や家族でドコモを利用しているユーザー向けのプランです。以下の特徴があります。

  • データ容量は「〜1GB」「1〜3GB」「3GB〜無制限」の3段階で設定
  • 「みんなドコモ割」「長期利用割」「光セット割」「dカード支払割」など複数の割引が併用可能
  • 家族3回線以上の契約で最大1,210円の割引
  • dカード GOLD/PLATINUM利用でさらに最大550円割引
  • 長期ユーザー向けに10年以上で110円、20年以上で220円の割引

割引をすべて適用すると、最安で月額2,398円(税込)から利用可能です。無制限プランでも大幅に安くなり、家族全体でのコストパフォーマンスが高いプランです。

ドコモmini|低容量・シンプル派に向けた格安プラン

ドコモminiは、使用データ容量が少なく、必要最低限の通信と通話に抑えたい人に適しています。

  • プランは4GB(月額2,750円)と10GB(月額3,850円)の2種類
  • 家族割や長期利用割の対象外
  • dカードお支払割(最大550円)と光セット割(最大1,210円)が適用可能
  • 割引を最大限適用した場合、4GBプランは月額880円(税込)、10GBプランは月額1,980円(税込)まで下がる

Wi-Fi中心の生活や、サブ回線としての運用に最適で、コストを抑えてドコモ回線を維持できます。

ドコモポイ活MAX/20|高還元と大容量通信を両立するプラン

dポイントを積極的に貯めたいユーザーや、大容量の通信が必要なヘビーユーザー向けのプランです。

  • ポイ活MAX(無制限):月額11,748円 → 割引適用で月額8,448円(税込)
  • ポイ活20(20GBまで):月額7,898円 → 割引適用で月額4,818円(税込)
  • dカード GOLD/GOLD U/PLATINUMユーザーでd払いなどと連携し、ポイント還元率が最大10%
  • 家族割、光セット割、dカード支払割、でんきセット割が併用可能

ポイントによる還元を含めると、実質負担額がさらに下がるため、支払額よりもdポイントの価値を重視するユーザーに向いています。

自分に合ったプランを見極めよう

  • サポート・通話・家族割を重視 → ドコモMAX
  • とにかく安くドコモを使いたい → ドコモmini
  • 大容量通信&ポイント重視 → ドコモポイ活MAX/20

最安プランは「ドコモmini 0.5GB」

月額880円の仕組み

「ドコモmini 0.5GB」は、ドコモの料金プランの中で最も月額料金が安く設定されています。通常料金は2,500円ですが、以下の割引をすべて適用することで、月額880円(税込)まで下がります。

  • dカードお支払割(-187円)
  • みんなドコモ割(3回線以上で-1,100円)
  • ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割(-1,100円)
  • でんきセット割(-110円)
  • 長期利用割(利用年数10年以上で-223円)

これらを合算すると、最大で1,620円以上の割引が適用され、最安値となります。

こんな人に向いている

通話専用やサブ回線として使いたい人

データ通信はほとんどせず、通話がメインという方や、サブ回線として使いたい方には最適です。ドコモ回線の信頼性を活かして、緊急用やバックアップ用の回線として活用できます。

自宅や職場にWi-Fiが整備されている人

外出時の通信をほとんどしない人、つまりWi-Fi環境が常にある方にとって、0.5GBの通信量でも問題はありません。通信コストを最小限に抑えたい人に理想的です。

ドコモメールを維持したい人

キャリアメール(@docomo.ne.jp)を使い続けたいが、料金は抑えたいというニーズにも対応します。格安SIMにはないキャリアメールが維持できる点は大きな魅力です。

プランの仕様と制限

  • データ通信量:0.5GB/月(超過時は最大300kbpsに制限)
  • 通話料金:22円/30秒(通話オプションは別途契約可能)
  • 通話オプション:5分通話無料(+880円)、かけ放題(+1,980円)
  • 店舗契約の場合:契約事務手数料3,850円が発生
  • オンライン手続き:事務手数料無料で申し込み可能

通信速度と制限に注意

このプランは低容量前提のため、通信量が0.5GBを超えると速度制限がかかります。300kbpsという速度では、動画視聴や画像の多いWebページの閲覧は厳しいです。LINEなどのテキスト中心のアプリ利用に限定することで、問題なく運用できます。

他プランとの料金差

以下は主要プランとの月額比較(すべて最大割引適用時)です。

プラン名月額料金(税込)
ドコモmini 0.5GB880円
ドコモmini 10GB1,980円
ドコモMAX ~1GB2,398円
ドコモポイ活MAX 20GB4,818円
ドコモポイ活MAX 無制限8,448円

0.5GBという通信量の少なさはあるものの、価格だけを重視するなら、他のどのプランよりも圧倒的に安価です。

注意すべきポイント

  • 割引が適用されない場合は通常料金になる
  • 事務手数料やオプション加入で月額が上がる可能性あり
  • 契約条件や家族割の構成によっては他プランの方が安くなるケースもある

「ドコモmini 0.5GB」は、月額コストを極限まで抑えたい人にとって最適なプランです。条件を満たせば880円という破格でドコモ回線を維持でき、通話・SMS・メールの最低限の機能を十分に活用できます。サブ回線やライトユーザーには特におすすめです。

割引をフル適用した場合の最安値一覧

以下は、2025年10月以降に「みんなドコモ割(3回線以上)」「長期利用割(20年以上)」「dカードお支払割(PLATINUM/GOLD)」「ドコモ光/home 5Gセット割」「ドコモでんきセット割」のすべてを適用した場合の、税込み月額料金の一覧です。

プラン名データ容量通常料金(税込)割引後料金(税込)
ドコモmini 0.5GB相当0.5GB非公開880円
ドコモmini 10GB10GB3,850円1,980円
ドコモMAX ~1GB~1GB5,698円2,398円
ドコモMAX 1GB~3GB1GB〜3GB6,798円3,498円
ドコモMAX 3GB~無制限3GB〜無制限8,448円5,148円
ドコモポイ活20 ~20GB〜20GB7,898円4,818円
ドコモポイ活20 20GB~無制限20GB〜無制限9,570円6,490円
ドコモポイ活MAX 無制限無制限11,748円8,448円

※上記の割引適用にはすべての条件(家族3回線以上、dカード PLATINUMまたはGOLD、ドコモ光またはhome5G、ドコモでんき、利用年数20年以上など)を満たす必要があります。
※ドコモminiの0.5GBプランは料金表に明記されていませんが、従来の条件を踏襲すれば税込880円程度と想定されます。
※キャンペーン中は一部dカードで最大550円の割引が一律適用されます。

用途別おすすめプラン

とにかく料金を安く抑えたい人

ドコモmini 4GB / 10GB
Wi-Fi環境中心でデータ通信をあまり使わない方には「ドコモmini」がおすすめです。割引の対象外ですが、もともとの基本料金が安く、4GBプランで月額2,750円(税込)、10GBプランでも3,850円(税込)と手頃です。ドコモメールを残したいサブ回線にも向いています。

家族でドコモを利用している人

ドコモMAX(1GB/13GB)
家族3人以上でドコモを使っているなら「みんなドコモ割」が最大限適用されます。さらに「ドコモ光セット割」「でんきセット割」なども併用すると、1GBプランで**2,180円(税込2,398円)**まで下がります。通話が中心でデータは少なめというユーザーに最適です。

データ通信が多く無制限プランを希望する人

ドコモポイ活MAX 無制限
動画視聴やオンライン会議など通信量が多い方には「ドコモポイ活MAX」がおすすめです。複数の割引を最大限適用すれば、月額**7,680円(税込8,448円)**で無制限通信が可能になります。ポイント還元もあるため、dカードを日常的に使っている方には特に有利です。

20GB程度で収まるミドルユーザー

ドコモポイ活20(~20GB)
20GB前後の通信量が見込まれる方は、「ドコモポイ活20」がおすすめです。3回線以上の家族割に加えて光セット割や長期利用割引などを併用すれば、月額**4,380円(税込4,818円)**で収まります。ポイント還元とコスパの両立が狙えます。

通話も頻繁で、サポートを重視したい人

ドコモMAX 3GB~無制限
月の通信量が読めず、かつ通話もよく使う方には「ドコモMAX」プランが安定です。割引フル適用時は**4,680円(税込5,148円)**から利用可能で、通話オプションも豊富。サポートを受けたい方にも安心の選択肢です。

ポイ活・dカードユーザーでお得を狙いたい人

ドコモポイ活MAX / 20
dカードGOLDやPLATINUMを所有し、d払いなどを活用している方には「ドコモポイ活」シリーズが有利です。dポイントの進呈率が高く、支払い割引も強力。通信費を節約しながらポイント還元も狙えます。

契約時の注意点

割引適用の条件を事前に確認する

ドコモの最安プランは割引適用を前提とした価格で提示されていることが多く、割引条件を満たしていなければ想定より高額になります。例えば「みんなドコモ割」は3回線以上の家族利用が条件です。また「dカードお支払割」は支払方法の指定が必要で、口座振替や他社カードでは適用されません。

複数の割引を組み合わせて最安値になるため、条件をすべて満たしているか事前にチェックしてから申し込むことが重要です。

契約手数料・初期費用がかかる

店舗での契約には事務手数料3,850円が発生します。また、SIMのみ契約でも初期設定や発行費用がかかるケースがあります。オンラインでの申し込みであれば手数料が無料になる場合もあるため、費用を抑えたい場合はオンライン手続きを選ぶのが効果的です。

初月は日割りになることもありますが、オプションの一部は日割り対象外のため、無駄な支出を避けるためにも契約日にも注意が必要です。

店舗サポートの有無を把握しておく

「irumo」や「ahamo」などは店舗サポートの対象外または一部有料となるため、操作に不安がある場合は「eximo」や「ドコモMAX」のようにサポートが受けられるプランを選んだほうが安心です。特にスマホ初心者や高齢者が使う場合はサポート体制を重視しましょう。

対面サポートが必要な場面があるかどうかを事前に想定してプラン選びをすることで、あとから困るリスクを減らせます。

通信速度や制限の違いを理解する

プランによっては通信速度が制限される場合があります。特に「irumo」の0.5GBプランでは最大3Mbps、さらに容量超過時は128kbpsと著しく低速になります。ネット検索や地図アプリさえ厳しくなる速度です。

同じドコモブランドであっても、混雑時の通信制限の優先順位がプランによって異なるため、快適さを求めるなら上位プランを選んだほうが確実です。

通話料・オプションの選択を見落とさない

通話が多い人は「かけ放題オプション」や「5分通話無料オプション」の追加が必要です。ahamoは5分通話無料が標準で含まれていますが、他のプランでは有料での追加となるため、見逃すと通話料が想定以上に高くなります。

家族間通話が無料のプランを選ぶか、オプションを付けるかは利用スタイルに応じて判断しましょう。特にirumoでは家族間通話が有料なので要注意です。

通信品質とエリアの差異を理解する

全プランがドコモ回線を使用していますが、irumoの0.5GBプランでは5Gが使えず、エリアや時間帯によっては速度が大幅に落ちます。また、優先度の違いにより、同じ場所でもahamoやeximoの方が快適に通信できるケースもあります。

通信速度を重視するなら、格安プランではなく中〜上位プランの検討をおすすめします。契約前にエリアマップや通信実測値を確認しておくと安心です。