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目次
ドコモ機種変更を考える前に確認すべき5つのポイント
ドコモで機種変更を検討する際は、勢いで新機種を選んでしまう前に、いくつかの重要な確認事項があります。これらを把握しておくことで、費用の無駄や手続きミスを防ぎ、スムーズな機種変更が可能になります。
現在の契約プランと解約金・更新月を確認する
まずは、現在契約している料金プランの「更新月」と「解約金の有無」を確認しましょう。
2021年以降、ドコモでは多くのプランで解約金が撤廃されましたが、旧プラン(Xiプランなど)を継続している場合、契約更新期間外に変更すると違約金が発生することがあります。
「My docomo」や請求書、サポートページから確認可能です。更新月に合わせて機種変更すれば、無駄な支払いを防げます。
旧端末の残債と下取り・買い切り価格をチェックする
現在使用しているスマホに分割払いの残金がある場合、その残債をどう処理するかを確認しておきましょう。
ドコモでは「いつでもカエドキプログラム」などの残価設定型プランを利用している場合、端末返却によって最終支払額が免除されるケースもあります。
また、下取りプログラムを活用すれば、旧機種を返却して新端末代金の一部に充てることも可能です。状態やモデルによって下取り額が変わるため、見積もりを事前にチェックしておくと安心です。
希望する新機種の在庫状況と発売時期を確認する
人気機種や最新モデルは発売直後に品薄になることが多いため、購入予定のスマホの在庫状況を確認しておくことが重要です。
オンラインショップではリアルタイムで在庫が更新され、予約受付も可能です。カラーや容量によっても在庫状況が異なるため、希望モデルがある場合は早めに予約を行いましょう。
料金プランの見直し(5G/4G/ahamoなど)
機種変更に合わせて料金プランを見直すと、月々の支出を抑えられる場合があります。
5G対応端末に変更するなら「5Gギガホプレミア」などへの移行が必要ですし、コストを重視するなら「ahamo」や「irumo」も選択肢になります。
特に通信量が多くない人は、ahamo(アハモ)に変更するだけで月額が大きく下がることもあります。
変更前に、現在の利用状況と比較して最適なプランを選ぶようにしましょう。
オンライン手続きと店頭手続きのどちらが合うかを見極める
ドコモでは「オンラインショップ」と「店舗(ドコモショップ・家電量販店)」の2通りで機種変更が可能です。
オンライン手続きは24時間受付・事務手数料無料・待ち時間なしとメリットが多い一方で、実物を触って確認できないデメリットもあります。
一方、店頭手続きはスタッフに相談しながら進められるため、初心者やシニアの方に向いています。
自分のスキルやサポートの必要性に応じて、どちらの方法が合うかを決めておきましょう。

機種変更を焦って始める前に、こうした確認をしておくと「こんなはずじゃなかった」を防げます。特に残債やプラン見直しは見落としやすいので、事前チェックが成功のカギですよ
ドコモオンラインショップで機種変更する手順とメリット
ドコモオンラインショップを利用すれば、店舗に行かず自宅で完結できるのが最大の魅力です。特に「待ち時間が長い」「頭金が高い」といった店頭での悩みを避けたい方には最適な方法です。ここでは、実際の手順とオンライン限定のメリットを詳しく解説します。
機種変更の手順
ドコモオンラインショップでの機種変更は、以下の5ステップで完了します。ITが苦手な方でも、画面の案内に沿って進めればスムーズに完了できます。
- dアカウントでログイン
ドコモオンラインショップにアクセスし、機種変更したい回線のdアカウントまたはネットワーク暗証番号でログインします。 - 機種・カラー・容量を選択
欲しい端末を選び、カラー・容量を指定します。最新モデルからお手頃価格の機種まで幅広く揃っています。 - 受け取り方法を選ぶ
自宅配送またはドコモショップ受け取りを選択できます。現在は一部店舗で受け取りが一時停止しているため、基本は自宅配送がおすすめです。 - 料金プラン・支払い方法を決定
5G/ahamo/irumoなどから希望のプランを選び、分割払い・一括払いを設定します。dポイントの利用も可能です。 - 注文を確定して完了
入力内容を確認し注文を確定すれば、最短2日で商品が届きます。届いたらSIMカードを差し替えるか、eSIM設定を行いましょう。
オンラインショップの主なメリット
ドコモオンラインショップには、店舗にはない多くの利点があります。ITに詳しくない方でも、コストを抑えつつ安全に手続きができます。
- 事務手数料が無料
店舗では4,950円かかる契約手数料が、オンラインなら0円です。 - 頭金が不要
店舗でよく発生する「頭金(販売店手数料)」が不要で、純粋に端末代金のみで購入できます。 - 待ち時間ゼロ・24時間手続き可能
混雑するショップに行く必要がなく、夜間や休日でも手続きができます。 - 自宅で完結できる
申込から開通までオンラインで完結。配送も自宅指定でき、店舗に出向く手間がありません。 - キャンペーンや特典が豊富
「下取りプログラム」や「いつでもカエドキプログラム」など、オンライン限定の割引や特典が多数あります。 - dポイントが貯まる・使える
「dカード」での支払いなら2%還元。端末代の一部にポイントを充てることも可能です。
手続き時の注意点
オンライン手続きでは、契約名義人本人の操作が必要です。法人名義・未成年の契約では制限があるため、事前に利用条件を確認しておきましょう。また、端末到着後のキャンセルはできないため、カラーや容量の選択ミスにも注意が必要です。
オンライン手続きをおすすめしたい人
- 店舗の待ち時間を避けたい人
- 手数料をできるだけ抑えたい人
- 夜間・休日に手続きしたい人
- 自宅で安全にスマホを受け取りたい人

オンラインショップを使えば、ITが苦手な人でも安心して機種変更ができます。自宅で完結し、余計な手数料もかからないのが大きな魅力ですね。落ち着いて入力内容を確認しながら進めれば、店舗よりもスムーズに新しいスマホへ切り替えられますよ
店舗(ドコモショップ・量販店)で機種変更する際の流れと注意点
ドコモショップや家電量販店での機種変更は、スタッフと対面でやり取りできる安心感があります。操作や設定に不安がある人、サポートを受けながら確実に手続きを進めたい人には特におすすめです。ただし、来店前に必要な準備や注意点を押さえておくことで、当日の待ち時間や手間を大きく減らすことができます。
店舗での機種変更の基本的な流れ
- 来店予約をする
ドコモショップは原則予約制となっており、予約なしで行くと長時間待つこともあります。公式サイトやdアカウントアプリから希望日時を指定して予約しておくのが確実です。家電量販店での手続きも、混雑時には整理券制になる場合があります。 - 本人確認書類を持参する
運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証+公共料金領収書など、本人確認書類を必ず持参しましょう。法人契約や家族名義での契約変更を行う場合は、委任状や会社印などの追加書類が必要です。 - 希望の機種・プランを選択する
スタッフと相談しながら機種や料金プランを選びます。実際に端末を手に取ってサイズ感や操作性を確認できる点が、店舗手続きの大きなメリットです。機種の在庫がない場合は取り寄せ対応になることもあります。 - データ移行・初期設定のサポート
店舗によっては、データ移行やアプリ設定を有料で代行してくれるサービスがあります。LINEやSuicaなどの引き継ぎが不安な場合は、当日サポートを依頼しておくと安心です。 - 支払い・受け取り・動作確認
購入契約が完了すると、端末を受け取り開通作業を行います。SIMカードの差し替えや通話・通信の確認をスタッフと一緒に行い、問題がなければ手続き完了です。
手続き時に注意すべきポイント
- 事務手数料がかかる場合がある
店頭での機種変更には、通常4,950円(税込)の手数料が発生します。オンラインショップでは無料のため、費用を抑えたい場合は比較して検討しましょう。 - SIMサイズやeSIM設定の確認
新旧機種でSIMカードのサイズが異なる場合、再発行が必要です。再発行時も4,950円の発行手数料がかかるため、事前に確認しておきましょう。 - キャンペーン・下取りの条件確認
店舗限定の下取りキャンペーンやポイント還元が行われていることがあります。下取りに出す端末の状態(画面割れ・動作不良など)によって査定額が変わるため、あらかじめ状態をチェックしておくとスムーズです。 - 混雑による待ち時間
特に新機種発売直後や週末は混雑しやすく、手続き完了まで1〜2時間かかることもあります。時間に余裕を持って来店しましょう。
店舗手続きが向いている人の特徴
- 操作や設定に自信がなく、スタッフに任せたい
- 実機を確認してから購入を決めたい
- 下取り・オプション契約もまとめて相談したい
- 未成年・法人契約などでオンライン手続きが難しい
一方で、事務手数料や待ち時間を避けたい人は、オンラインショップの利用を検討するのも有効です。

店頭での手続きは、サポートが充実している分だけ安心感がありますね。初期設定やデータ移行に不安がある人は、迷わず店舗を選ぶのがおすすめです。逆に、手数料を抑えたい人はオンラインとの比較を忘れずに行いましょう
機種変更前に必ずやるべきバックアップ・アカウント確認
アカウントをまず確認する
ドコモで機種変更を行う前に、旧端末で利用している各種アカウントを確認しておくことが重要です。
ログイン情報を忘れていたり、認証がうまく通らないと、新しい端末にデータを移行できない可能性があります。
主に確認すべきアカウントは以下のとおりです。
- dアカウント:ドコモサービス全般で利用されるアカウントです。ログインID・パスワードを確認し、2段階認証の設定も見直しましょう。
- Googleアカウント(Android):連絡先・写真・アプリデータなどが自動的に同期されています。ログインできるか、バックアップが有効かを確認します。
- Apple ID(iPhone):iCloudバックアップやApp Store購入情報と紐づいています。ログイン情報を控え、2段階認証コードの送信先も確認しましょう。
- その他アプリ・サービスのアカウント:LINE、SNS、モバイルSuicaなどのアプリは独自の引き継ぎ設定が必要です。特にLINEは事前の引き継ぎ許可設定を行わないとトーク履歴が消える場合があります。
これらの確認を怠ると、機種変更後に「ログインできない」「購入履歴が消えた」といったトラブルにつながるため、必ず事前にチェックしてください。
データのバックアップを確実に取る
アカウント確認が済んだら、旧端末のデータを安全にバックアップします。
写真・動画・連絡先・メッセージ・アプリデータなど、端末に保存されている情報は思っている以上に多く、部分的なバックアップでは不十分です。
主なバックアップ方法
- Android端末の場合:Googleドライブまたはドコモクラウドを利用してバックアップします。連絡先や画像の自動同期設定をオンにしておきましょう。
- iPhoneの場合:iCloudバックアップを有効にするか、PCのiTunes(Finder)を使ってフルバックアップを作成します。
- 外部メディア利用:SDカードやUSBメモリに写真や動画を手動保存する方法も有効です。バックアップ先が1つだけだと破損リスクがあるため、クラウドと併用すると安心です。
- アプリデータ:LINE、ゲーム、銀行アプリ、交通系ICなどは個別のバックアップ・引き継ぎ操作が必要です。手順を事前に確認し、アプリ内の「バックアップ完了」表示を必ずチェックしてください。
バックアップの確認ポイント
- Wi-Fi環境が安定しているか、通信が途中で切れないか確認
- バッテリー残量が十分か、可能であれば充電しながら実施
- クラウドバックアップの最終日時を確認し、最新の状態であることを確認
- SDカードや外部ストレージは、別の端末で中身を確認して破損がないか確かめる
引き継ぎ・移行前の最終チェック
バックアップが完了したら、次は移行準備の最終確認です。
特にIT操作が苦手な方は「やったつもり」で終わることが多いため、以下の点を改めて確認しましょう。
- アカウントごとのログイン情報がメモまたはパスワード管理アプリに保存されているか
- 2段階認証を利用している場合、新端末で認証コードを受け取れるように設定変更済みか
- クラウド容量がいっぱいになっていないか
- 旧端末を初期化する前に、バックアップの復元テストを一度行っておく
これらを確実に行っておくことで、機種変更後のデータ消失や設定トラブルを防げます。特に決済系アプリや電子マネーのデータは移行できない場合もあるため、慎重に確認しましょう。

バックアップやアカウント確認は「今のうち」が大事です。後からやり直そうとしても、旧端末が使えなくなっていたり、認証ができなくなることがあります。特にLINEやモバイルSuicaなどは事前の引き継ぎ設定を忘れずに。焦らず、Wi-Fi環境でゆっくり進めてくださいね
機種変更後の初期設定・開通・データ移行の手順
ドコモで新しいスマートフォンを受け取った後は、初期設定と開通、そしてデータ移行を正しく行うことが重要です。ここを丁寧に進めることで、スムーズに新端末を使い始められます。
1. SIMカードまたはeSIMをセットする
まずは通信ができるようにSIMカードまたはeSIMを設定します。
SIMカードの場合
- 端末に付属しているピンを使い、SIMトレイを取り出します。
- 新しいSIMカードを正しい向きで差し込み、しっかり閉じます。
- 電源を入れて、「NTT DOCOMO」などの表示が出れば認識されています。
もし新しいSIMが届かず、旧端末のSIMを流用する場合は、サイズ(nanoSIMなど)が合うか確認しましょう。
eSIMの場合
- Wi-Fiに接続し、ドコモから届いたQRコードを別の端末で開きます。
- 新端末の設定アプリで「モバイル通信プランを追加(iPhone)」または「SIMをダウンロード(Android)」を選択。
- QRコードを読み取るとeSIMプロファイルがインストールされます。
- 再起動後、通信ができれば設定完了です。
2. 開通手続きを行う
SIMのセットが完了したら、開通手続きを行います。これは「電話回線を新端末で使えるようにする」ための最終工程です。
- ドコモオンラインショップの「購入履歴」ページにアクセスします。
- dアカウントにログインし、「開通(切り替え)手続き」を選択します。
- 案内に沿って操作を進め、「ご注文を確定」すれば完了です。
開通は24時間いつでも可能です。手続きから数分で通信が有効になります。
なお、同じ5G端末間での機種変更の場合は、自動的に開通済みのこともあります。
3. データ移行を行う
新しいスマホを使い始める前に、旧端末のデータを移行します。方法は主に3つあります。
ドコモクラウドを使う方法
- 旧端末で「ドコモデータコピー」アプリを開き、クラウドにバックアップを取ります。
- 新端末で同じアプリを開き、「クラウドから復元」を選択。
- 電話帳・画像・動画・メールなどが自動で復元されます。
iPhone・Android標準機能を使う方法
- iPhone同士なら「クイックスタート」や「iCloudバックアップ」から復元可能。
- Androidなら「Googleドライブ」または「SDカードバックアップ」で移行できます。
ケーブル接続で直接移行する方法
- ドコモ提供の「データコピーアプリ」や、付属ケーブルを使って旧端末と新端末を接続。
- 手動で項目を選んで移行することも可能です。
アプリごとの引き継ぎ(LINE、モバイルSuica、d払いなど)は、個別に手続きが必要です。アカウント連携を確認してから移行を行いましょう。
4. 初期設定と動作確認を行う
データ移行が終わったら、以下の設定と確認を行います。
- ドコモメールやSMSの送受信ができるか確認
- Wi-Fi・Bluetooth・位置情報サービスなどの設定
- dアカウント、Googleアカウント、Apple IDのサインイン確認
- dポイントクラブ、My docomoアプリなどのログイン確認
また、セキュリティ設定(生体認証、画面ロック、紛失時の追跡機能)も忘れずに行いましょう。
5. 古い端末の処理を忘れずに
データ移行後は、旧端末のデータを削除してリセットします。
dアカウントやSNSのログアウトも実施し、個人情報の残留を防ぎましょう。
下取りを利用する場合は、初期化が必須です。

新しいスマホに切り替えたあとは「通信」「データ」「アカウント」の3つを順に確認するのがコツです。焦らず、一つずつ確実に進めていけば、トラブルなく快適に使い始められますよ。
よくある失敗・トラブルとその回避策
ドコモの機種変更では、見落としや思い込みによるトラブルが多く発生します。ここでは、よくある失敗例とその回避策をわかりやすくまとめました。
プランや割引条件を見落として通信費が増える
失敗パターン
- 機種変更で料金体系が変わっても、旧プランのまま利用して通信費が高くなる
- 割引条件(下取り、残価設定型プログラム、プラン割引など)を見逃してしまい、適用されず損をする
回避策
- 現在の料金プラン、端末残債、下取り条件を事前に確認する
- 新しい機種に変更する際に、今のプランが最適かどうかを再チェックする
- キャンペーンや割引の適用条件(更新月、契約年数、オプション加入)を細かく確認する
データバックアップを怠って重要な情報を失う
失敗パターン
- バックアップを取らずに機種変更して、写真や連絡先などのデータが消える
- LINEやモバイルSuicaなどのアプリで引き継ぎ設定を忘れて履歴が失われる
回避策
- クラウド(iCloud・Googleドライブ)やSDカード・PCなどに必ずバックアップを取る
- 各アプリの引き継ぎ手順を確認して、ログイン情報・認証コードを準備する
- 新端末で移行完了を確認してから旧端末を初期化する
旧端末の残債・下取り条件を把握していない
失敗パターン
- 旧端末の分割支払いが残っていることに気づかず、新端末も分割購入して二重支払いになる
- 下取りプログラムの返却条件(返却期限・端末状態)を守れず、下取り額が減額される
回避策
- My docomoなどで残債や支払い回数を確認し、清算が必要かを把握する
- 下取り・返却プログラムの条件(対象機種・返却期限・動作状態)を確認する
- 下取り前に初期化・清掃し、動作確認と外観チェックを行う
オンライン・店舗手続きの違いを理解していない
失敗パターン
- オンライン手続きができない契約(未成年・請求書払いなど)なのに申し込みを進めてエラーになる
- 店舗で手続きを行う際、在庫切れや手数料の発生を事前に確認しておらず時間を無駄にする
回避策
- 自分の契約がオンライン手続き可能か(名義・年齢・支払い方法)を確認する
- オンラインと店舗、それぞれの特徴(手数料・待ち時間・サポート範囲)を理解して選ぶ
- オンライン手続き中にブラウザの戻るボタンを押さないよう注意する
開通やSIM設定の遅れで通信できない期間が発生
失敗パターン
- 新端末でSIM差し替えやeSIM設定を忘れて通信できなくなる
- 開通手続きを放置して、自動開通まで数日間スマホが使えない
回避策
- 端末受け取り後すぐにSIMやeSIMの設定を行う
- 開通手続きはMy docomoやオンラインショップの購入履歴から実施する
- 新端末の動作確認を終えるまで旧端末を初期化しない
アカウント・セキュリティ設定の引き継ぎ忘れ
失敗パターン
- 2段階認証アプリの移行を忘れて、新端末でログインできなくなる
- 「端末を探す」などの機能を解除せず、旧端末に個人情報が残る
回避策
- dアカウント、Google、Apple IDなど主要アカウントを再ログイン・再認証する
- 旧端末の初期化時に、「探す機能」や「アカウント削除」を忘れずに行う
- 新端末ではセキュリティ設定とOS更新を完了させてから利用を開始する

機種変更でのトラブルは、少しの準備不足から起こります。プラン・データ・端末・アカウントの4つを順に確認するだけで、ほとんどの問題は防げます。焦らず落ち着いて、一つひとつの手順をチェックしていきましょう
料金を最適化するための機種変更タイミングとプラン戦略
機種変更の「お得なタイミング」を見極める
ドコモで機種変更を行う際、最も大きく料金に差が出るのは「いつ変えるか」です。タイミングを誤ると、残債・手数料・割引条件の三重負担になることもあります。
- 「いつでもカエドキプログラム」活用が最重要
残価設定型24回払いで購入した場合、23か月目までに端末を返却すると24回目の残価支払いが不要になります。つまり、2年未満での乗り換えが最もコスパの良いタイミングです。 - キャンペーン期・年度末を狙う
年度末(3〜4月)や新機種発売直後は旧モデルの値下げや還元キャンペーンが増え、実質負担額を下げられます。 - 更新月を逃さない
契約更新月以外の機種変更は、違約金やプラン変更手数料が発生する可能性があります。My docomoで更新月を必ず確認してから手続きを行いましょう。 - 店頭手数料の値上げに注意
2025年9月以降、店頭での機種変更手数料は4,950円に引き上げられました。オンラインショップならこの費用が無料になるため、オンライン手続きがより有利になっています。
料金を抑えるプラン戦略
機種変更は「新しいスマホを買う」だけでなく、「料金体系を見直す好機」でもあります。プラン次第で通信費を大きく節約できます。
- ahamo・irumo・5Gギガホなどの最適化
通信量が少ない人は「irumo」や「ahamo」へ、テザリング・動画利用が多い人は「5Gギガホ プレミア」へ見直すとコストパフォーマンスが高くなります。 とくにahamoは手数料無料・オンライン完結・容量20GBとバランスが取れています。 - 家族割・光セット割の再点検
家族構成が変わったり、ドコモ光を解約・新規契約した場合、割引が外れているケースがあります。家族割と光セット割が併用できているかを再確認しましょう。 - 下取り・買取制度を活用
旧端末を下取りに出すと最大16万円以上の割引になるケースもあります。状態によってはオンライン下取りのほうが査定が高いこともあるため、両方を比較して検討しましょう。 - 分割支払いの残債整理
分割残債が残っている場合は、新しい端末代と二重払いになるリスクがあります。残債が少ないタイミングで機種変更をするか、「残価設定型プログラム」を活用して支払総額を調整するのが理想です。
チェックリスト:料金最適化のための確認項目
- 分割支払い残債がないかを確認
- 「いつでもカエドキプログラム」加入・返却時期を把握
- 契約プランが生活スタイルに合っているか(5G/ahamo/irumo)
- 店頭ではなくオンライン手続きを選ぶ(事務手数料無料)
- 下取り・キャンペーン・ポイント還元を最大限活用
- 家族割・光割などの割引が継続しているか確認
ITに関して悩みがある人へのアドバイス
通信費の見直しは、ITリテラシーに自信がない方ほど難しく感じやすい部分です。しかし、以下のような工夫で確実にコストを減らせます。
- オンライン手続きが苦手な場合
家族や知人に同席してもらうか、ドコモショップで「オンライン手続きサポート」を依頼する方法もあります。店頭でもオンライン価格で購入できるケースがあります。 - 法人・IT管理者の視点
法人回線やMDM管理端末を扱う場合、機種変更のたびにセキュリティ設定やプロファイル更新が必要です。機種変更計画を年度単位で立て、ライフサイクルコスト全体で最適化を考えると無駄が減ります。 - デバイス統合でコスト削減
スマホ・タブレット・ノートPCなど複数デバイスを使っている場合、回線を一本化することで大幅なコスト削減が可能です。eSIM対応機種なら、業務端末と個人端末のデュアル運用も容易になります。

料金を抑えるには、機種変更の“時期”と“プラン選び”をセットで考えることが大切です。端末価格・通信費・割引条件の3つを同時に整理して、無駄のない更新を心がけてくださいね。
ITに関する悩みを抱える人に向けたアドバイス&Q&A
ITに不安を抱える人へのアドバイス
機種変更の手続きや設定は、スマホ操作に苦手意識を持つ方ほど戸惑いやすいポイントです。ここでは、つまずきやすい点を中心に、安心して手続きを進めるためのアドバイスを紹介します。
- アカウント情報を整理しておく
ドコモ回線を利用している場合は「dアカウント」のIDやパスワードを確認しておきましょう。これが分からないと、オンライン手続きやデータ引き継ぎが進まなくなることがあります。 また、GoogleアカウントやApple ID、LINEなど、アプリのログイン情報も整理しておくとスムーズです。 - バックアップを必ず取る
スマホの中には写真・連絡先・アプリのデータなど、多くの情報が保存されています。バックアップを取らずに機種変更をすると、データが失われるリスクがあります。 ドコモクラウドやiCloud、Googleドライブなどを活用し、最新の状態で保存しておくと安心です。 - セキュリティを見直すチャンスにする
新しい端末に変えるタイミングは、パスワードの更新や2段階認証の設定など、セキュリティを強化する絶好の機会です。古い端末でログインしっぱなしのアプリや不要なサービスをこの機会に整理しましょう。 - 法人・業務用スマホの機種変更は慎重に
会社で管理されているスマホやMDM(モバイルデバイス管理)環境下の端末は、個人判断で操作するとトラブルにつながる場合があります。管理者の指示に従い、社内ルールに沿ってデータ削除やアカウント設定を行いましょう。 - 不安な場合は設定代行やサポートを活用する
ドコモショップでは、有料の「初期設定サポート」を受けることもできます。オンライン手続きに不安を感じる方は、スタッフに直接相談できる環境を選ぶのも安心です。
よくあるQ&A
Q:機種変更すると料金は上がりますか?
A:機種変更そのもので料金が上がることはありませんが、5G対応機種への変更などでプラン変更が必要になる場合があります。新プランの料金を事前に確認しておきましょう。
Q:分割払い中のスマホがあっても機種変更できますか?
A:可能です。残債を支払いながら新端末に変更することができます。ただし、下取りや割賦契約の条件によって支払額が変わるため、契約内容をよく確認しておくことが大切です。
Q:オンラインでの手続きが不安です。店舗の方が安全ですか?
A:オンラインでも本人確認やセキュリティはしっかりしていますが、自分で手続きする必要があります。操作に不安がある場合は、ドコモショップでスタッフに相談しながら進める方法がおすすめです。
Q:データ移行に失敗したらどうなりますか?
A:バックアップを取っていなければ、連絡先や写真、アプリのデータが失われることがあります。必ず移行前にバックアップを取り、引き継ぎが完了したことを確認してから旧端末を初期化してください。
Q:旧スマホはどうすればいいですか?
A:下取りに出すか、データを完全に削除してリサイクルに出しましょう。初期化だけでなく「暗号化→初期化」の手順を行うと、情報漏えいのリスクを減らせます。
Q:未成年でもオンラインで手続きできますか?
A:未成年名義の契約ではオンライン手続きができません。親権者と一緒にドコモショップで手続きを行いましょう。名義が保護者であれば、利用者が未成年でもオンラインでの変更が可能です。

機種変更は“新しいスマホを使う”だけでなく、“デジタル環境を整える”チャンスです。アカウントの整理・バックアップ・セキュリティ対策を見直せば、次の機種変更ももっとスムーズになります。焦らず、ひとつずつ確実に進めていきましょう。