電子レンジ変換 Microwave Conversion

電子レンジ変換は、元のレシピや温め時間の「元ワット数」と「元時間」「変換先の先のワット数」を入力するだけで簡単に「変換後の加熱時間」が計算できるツールです。「ワット数別の換算一覧」も表示しています。
使い方
- 「元ワット数」「元時間(mm:ss)」「変換先ワット数(プリセット or 自由入力)」を入力します(初期値:600W/2:00/600W)。
- 「変換先ワット数」は プリセットから選ぶか、任意の数値を自由入力できます。
自由入力がある場合は 自由入力が優先されます。 - 入力は即時反映され、変換式 t₂ = t₁ × (W₁ / W₂) により 変換後時間を計算します。
- 時間の丸めは 10秒単位の四捨五入で固定です(内部計算は秒、表示は mm:ss)。
- 出力エリアには 「W₁ t₁ → W₂ t₂」 の形式で結果が表示され、状況に応じた注意メッセージも併記されます(高出力→短時間、低出力→長時間 など)。
- 下部の一覧に、500/600/700/800/900/1000W それぞれへ換算した mm:ss を同時表示します。
- バリデーション:ワット数は100〜2000の整数、時間は mm:ss(0≤ss<60)。不正入力時は結果を出さずエラーを表示します。
- 安全マージン:変換後が 10秒未満または10分超のときは警告を表示します(短時間は5〜10秒ずつ追加加熱、長時間は吹きこぼれ・乾燥に注意)。
- 初期表示の例:600W/2:00 → 500W/2:24(120秒 × 600/500 = 144秒 → 10秒単位に丸め = 2:24)。
- アクセシビリティ:各入力にはラベルが付与されています。Enterでも再計算できます。
電子レンジの加熱時間とワット数の関係
電子レンジの加熱時間とワット数の関係
同じ仕上がり(同じ加熱エネルギー)にしたい場合、時間はワット数に反比例します。
基本式
- エネルギー E = 電力
W
× 時間t
- 仕上がりを一定にする ⇒
E
は一定 ⇒t₂ = t₁ × (W₁ / W₂)
使い方(換算のコツ)
- 600W で 2:00 → 500W にしたい
120 × (600 / 500) = 144
秒 → 2:24 - 700W で 1:30 → 1000W にしたい
90 × (700 / 1000) = 63
秒 → 1:03 - 実務的には 10秒単位で四捨五入して試すと扱いやすいです。
よくある質問
- 電子レンジの「弱」「中」はどう換算する?
- 多くの機種は出力を下げる際、間欠運転(オン/オフのデューティ比)で平均出力を調整します。平均出力で見れば上の式を使えますが、短時間加熱ではムラが出やすくなります。
- 必ず式どおりになる?
- 目安と考えてください。食材量・初期温度・含水率・形状や厚み・容器材質/形状・ラップ有無・攪拌の有無・機種の実効出力や庫内分布などで差が出ます。
安全と品質のヒント
- 初回は少し短めにし、様子を見て5〜10秒ずつ追加するのが基本。
- 変換後が10秒未満ならムラが出やすい/10分超なら乾燥や吹きこぼれに注意。
- 加熱後は混ぜる・上下を返すと温度ムラが減ります。
ミニ換算表(600W・2:00 を各出力へ)
- → 500W:2:24
- → 700W:1:43
- → 800W:1:30
- → 1000W:1:12
注:表示時間は実運用上の丸めや個体差により前後します。
関連ツール
注意事項
このツールは無料でご利用いただけます。
※このプログラムはPHP8.2.22にて作成、動作確認を行っております。
※ご利用下さっている皆様のご意見・ご要望(改善要望)をお寄せください。