一日のスケジュール・円グラフ生成

1. 「タスクを追加」を押して、名称、入力モード（パターンAまたはパターンB）を選びます。
2. パターンAの場合は開始時刻と終了時刻を入力します。パターンBの場合は合計時間（分）を入力します。どちらで入力してももう一方の値が自動で反映されます。
3. 必要に応じて色を変更し、タスクを追加・削除して合計が24時間以内になるように調整します。
4. 平日テンプレまたは休日テンプレを読み込むと、代表的なスケジュールが一括で入力されます。
5. 表示設定で、ラベルの表示、ラベル位置（内側または外側）、ドーナツ表示の有無を切り替えます。
6. 円グラフと同時に、凡例と円グラフ表に各タスクの時間と比率が表示されます。合計時間と残り時間も確認できます。
7. 完成したグラフは「PNGとして保存」を押して画像として出力できます。

1. 現状把握（タイム監査）

1. 昨日または直近3日の行動を30分単位で書き出す。起床、移動、仕事、食事、家事、学習、休憩、入浴、就寝など。
2. まとまった塊と細切れ時間を分ける。60分以上の連続作業と、5〜20分の断片的な時間を識別。
3. エネルギーカーブをメモする。頭が冴える時間帯、眠くなる時間帯、会議向きの時間帯を大まかに記録。

2. 目標と制約を明確化

1. その日の達成目標を3つ以内に絞る。例）資料ドラフト完成、ジム45分、家計入力。
2. 動かせない固定予定を先に置く。勤務時間、通学、送迎、会議、通院など。
3. 生活必須ブロックを置く。睡眠、食事、支度、家事、入浴。合計時間を現実的に確保。

3. ブロック設計（時間割の骨格）

1. 集中が要る作業は、エネルギーが高い時間帯に置く。朝型なら朝いち、夜型なら夜の前半に。
2. 1ブロックは25〜90分で区切る。45〜60分作業＋5〜10分休憩が目安。会議は50分化を検討。
3. 余白を1日あたり合計60〜120分確保。予定超過と突発対応のためのバッファ。移動や準備の遷移時間も別枠で入れる。
4. 同種タスクは束ねる。メール処理、雑務、電話などはまとめて回すと切替コストが下がる。

4. 優先順位づけ

1. 重要度×緊急度で並べ替える。重要かつ緊急を先に、重要だが緊急でないものを朝の良い時間へ。
2. 目標3つをブロックに落とし込む。終了条件を明確にする。例：スライド10枚の骨子まで。
3. 低優先の作業は余白か明日以降へ送る。埋めすぎないのが継続のコツ。

5. 1日のプロトタイプを作る

サンプル（平日・在宅勤務の例）

• 06:30 起床・準備 45分
• 07:15 朝食 30分
• 08:00 集中作業A 90分
• 09:45 休憩 15分
• 10:00 ミーティング 50分
• 11:00 メール・事務 30分
• 12:00 昼食 60分
• 13:00 集中作業B 90分
• 14:45 休憩 15分
• 15:00 雑務バッチ 45分
• 16:00 移動/家事 30分
• 17:00 学習/資格 60分
• 18:00 夕食 60分
• 19:00 運動 45分
• 20:00 自由時間 90分
• 21:30 入浴 30分
• 22:30 就寝準備 30分
• 23:00 就寝

ポイント

• まとまりごとに開始・終了を明記。
• 5〜15分の遷移を要所に差し込む。
• 集中ブロックは1日2〜3個で十分。

6. 実行ルール（当日の回し方）

1. 開始時に終了条件を再確認する。例：この90分で骨子とスライド3枚まで。
2. 超過しそうなら一旦止める。余白に回すか、別日にリスケ。詰め込みは禁物。
3. 割り込みはメモして後で束ねて処理。即対応が必要かを10秒で判断。

7. 振り返りと翌日反映（5〜10分）

1. 実績と計画の差を記録。外れた原因をメモ（見積り、割り込み、体調など）。
2. 見積り補正係数を更新。同種タスクは次回＋10〜30%で見積る。
3. ブロックの並びを小さく入替。自分のリズムに合わせて最適化。

8. 円グラフで可視化する手順（当ツール想定）

1. タスクを追加して名称を入れる。睡眠、仕事、移動、家事、学習、運動、食事、自由時間など。
2. 入力方式を選ぶ。パターンAは開始時刻と終了時刻、パターンBは合計時間（分）。どちらで入力してももう一方が自動反映される。日またぎは自動計算。
3. 色を調整し、合計が24時間以内か確認。合計時間と残り時間がリアルタイム表示される。
4. ラベル表示や位置、ドーナツ表示を切り替える。読みやすさを確認。
5. PNGとして保存。レポートやSNS、家族との共有に使える。

9. よくあるつまずきと対処

• 見積り不足。集中作業は初回は×1.5で見積る。レビュー時間を別ブロックに確保。
• バッファ不足。1ブロックごとに5〜10分の遷移、1日合計60〜120分の余白を必ず残す。
• 細切れ時間の浪費。5〜15分の断片はストレッチ、片付け、メール3通などのミニタスクに充てる。
• 夜更かしで崩れる。就寝準備を固定時刻でブロック化。ブルーライトとカフェインのカットをセットにする。

10. 目的別テンプレのヒント

• 試験勉強。朝いち過去問、午後に復習、夜に暗記物。週2回は長時間模試ブロック。
• 在宅勤務。朝と昼食後に集中ブロック、16時以降は会議と雑務。家事を前後に小分け。
• 育児/家事中心。送迎・寝かしつけをアンカーに、合間は15〜30分の短ブロックで積み上げ。

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