auひかり評判徹底解説!速度・料金・サポート・他社比較でわかる本当の実力



目次

auひかりとは?独自回線による高速通信の特徴

KDDIが提供する独自光回線サービス

auひかりは、通信大手KDDI株式会社が提供する光回線インターネットサービスです。最大の特徴は、NTTのフレッツ光や光コラボとは異なり、自社で整備した「独自回線(ダークファイバー)」を使用している点にあります。

この独自回線により、ユーザーが集中する時間帯でも混雑の影響を受けにくく、安定した通信速度を実現できるのが大きな強みです。

また、戸建て・マンション問わず高速プランが充実しており、1ギガプランに加えて、5ギガ・10ギガといった上位プランも用意されています。特にオンラインゲームや高画質動画配信など、通信速度を重視する利用者に適しています。

フレッツ光・光コラボとの構造的な違い

フレッツ光や光コラボ系のサービスは、全国的に普及しているNTTの回線を複数事業者で共有しています。

一方で、auひかりはKDDIが自社で構築した専用の通信設備を使うため、回線の混雑が少なく、ピークタイムでも速度低下が起こりにくいという利点があります。

この仕組みは、高速インターネットを求めるユーザーにとって大きなメリットとなっています。さらに、通信の安定性だけでなく、応答速度(PING値)の低さも評価されており、リアルタイム性が求められる用途にも向いています。

提供エリアと非対応地域

auひかりの提供エリアは全国に広がっていますが、関西地方と沖縄県では提供外となっています。

関西では「eo光」、沖縄では「auひかり ちゅら」といった地域別のサービスが代替として用意されています。

対応エリアは戸建て・マンションで異なる場合があるため、利用を検討する際には、KDDI公式サイトのエリア検索ページで確認するのがおすすめです。

また、同じ地域でも建物の構造や配線方式(光配線・VDSLなど)によって利用可否が変わる場合があります。特にマンションタイプでは、VDSL方式の場合に速度が制限されるケースもあるため、事前の確認が重要です。

豊富なプロバイダと高速プランの選択肢

auひかりでは、以下のように複数のプロバイダから選択が可能です。

ユーザーは特典やサポート内容を比較しながら、自分に合った契約先を選べます。

  • So-net(ソネット)
  • BIGLOBE
  • @nifty
  • GMOとくとくBB
  • @T COM
  • DTI
  • ASAHIネット
  • au one net

プロバイダによってキャッシュバック金額や特典内容が異なるため、実質料金の差が出ることもあります。特にGMOとくとくBBは高額キャッシュバックで人気を集めています。

高速通信を支える技術要素

auひかりでは、IPv6(IPoE方式)による通信を標準でサポートしており、従来のPPPoE接続よりも遅延が少なく安定したネットワーク環境を構築できます。

さらに、最新のWi-Fi6対応ルーターの利用や有線LAN接続を組み合わせることで、宅内環境でも最大限の速度を引き出せます。

これにより、動画ストリーミングやテレワーク、クラウドサービスの利用も快適に行えるのが特徴です。

auひかりの特徴をまとめると

  • NTTとは別の独自回線で混雑に強い
  • 最大10Gbpsまでの高速通信が可能
  • IPv6(IPoE)対応で遅延の少ないネット環境
  • 選べる8社のプロバイダ
  • 関西・沖縄を除く全国で提供

独自回線による強みを活かしたauひかりは、「通信の安定性」と「速度重視」のユーザーに特におすすめです。速度低下に悩む人は、回線構造の違いを理解することで、より快適なネット環境を選べるようになりますよ。

auひかりの通信速度は本当に速い?実測値と口コミを検証

実測データで見る平均速度

auひかりは、独自回線を採用していることで「速い」と評判ですが、実際の実測値もその評価を裏付けています。

複数の速度測定サイトや口コミ調査によると、平均速度は以下のような傾向があります。

  • 戸建て(有線接続):下り約800Mbps、上り約770Mbps前後
  • マンション(有線接続):下り約600Mbps、上り約520Mbps前後
  • Wi-Fi利用時:環境によって300〜500Mbps前後

いずれも一般的な光回線の平均速度(およそ400Mbps前後)を上回る数値で、オンライン会議や4K動画再生、ゲームなどの高負荷通信にも十分対応できる水準です。

口コミから見た体感速度

実際の利用者からは、以下のような意見が多く見られます。

  • 「夜間でも速度が落ちず安定している」
  • 「動画が止まらなくなった」「ゲームのダウンロードが早くなった」
  • 「VDSL方式のマンションでは思ったほど速度が出なかった」

特に戸建てタイプの評価が高く、「下り1Gbps契約で実測800Mbps超」といった声も多い一方で、VDSL配線の集合住宅では「100Mbps程度に制限される」というケースもあります。

同じauひかりでも、建物の配線方式によって速度差が大きく出る点は理解しておくべきです。

auひかりが速い理由

auひかりが高速通信を実現できる主な理由は、NTT系とは異なる「独自の光ファイバー網」を使用している点にあります。

この独自回線は「ダークファイバー」と呼ばれ、他社ユーザーと混雑を共有しにくいため、アクセス集中が発生しにくい構造です。

また、通信経路が短く、応答速度(PING値)が低いのも特徴で、オンラインゲームや動画配信サービスで遅延を感じにくいというメリットがあります。

さらに、IPv6(IPoE方式)対応によって、従来のPPPoE接続で発生していたボトルネックを回避。これにより、混雑時間帯でも速度の落ち込みが少なく、快適な通信を維持しやすくなっています。

速度が出にくいケースと原因

一方で、「思ったより速くない」と感じるケースもあります。主な要因は次の通りです。

  • マンションがVDSL方式で、最大100Mbpsまでしか出ない
  • 古いルーターを使用している
  • 2.4GHz帯のWi-Fiしか対応していない
  • 夜間や複数機器同時利用で帯域が圧迫されている

これらは通信環境による制約であり、回線そのものの性能が悪いわけではありません。

もし速度に不満を感じる場合は、有線接続の利用やルーターの買い替え、IPv6設定の有効化などで改善できるケースが多いです。

IT利用者が知っておくべき“快適速度”の目安

在宅ワークやオンライン授業など、IT用途での目安を整理すると次の通りです。

  • Web閲覧・SNS:10〜30Mbps
  • 高画質動画再生・オンライン会議:50〜100Mbps
  • オンラインゲーム・大容量データ通信:200〜300Mbps以上

auひかりの平均実測値はこれらを大きく上回るため、重い作業を同時に行ってもストレスが少ない通信品質です。

まとめ

auひかりは、他社と比較してもトップクラスの実測速度を誇る光回線です。

特に独自回線による混雑回避とIPv6対応によって、実効速度が安定しやすいのが特徴です。

ただし、建物の配線方式やルーター環境によって体感速度は変化するため、契約前に確認しておくことが重要です。

「auひかりは“速い回線”として間違いありませんが、建物や機器の環境で体感が左右される点は見逃せません。契約前にVDSLか光配線かをチェックし、IPv6対応ルーターを使えば、数字通りの快適さを実感できますよ。」

料金体系と実質コスト。キャッシュバックや割引を含めた総額比較

戸建て・マンション別の基本料金と相場感

auひかりの月額料金は、戸建てとマンションで異なります。

戸建てタイプの基本料金は「ずっとギガ得プラン」で月額5,610円(税込)、マンションタイプは配線方式や契約年数により4,180円前後が相場です。いずれも他社光回線(ドコモ光・ソフトバンク光・NURO光など)と比べて中間的な価格帯に位置しています。

一見すると「安くはない」という印象を受けますが、auひかりは独自回線による安定した高速通信と大規模なキャンペーン特典が魅力。単純な月額料金ではなく、「実質コスト」で判断するのが重要です。

キャッシュバック金額とキャンペーンを考慮した実質料金

auひかりは、プロバイダを経由することでキャッシュバック金額に大きな差が出ます。特に人気の高い「GMOとくとくBB」では、最大72,000円のキャッシュバックがあり、他社の公式特典と比較してもトップクラスです。

平均的な実質料金を試算すると次のようになります。

  • 戸建て(1ギガプラン・3年契約)
  • 月額5,610円 × 37か月 = 207,570円
  • 工事費41,250円(分割・実質無料)
  • キャッシュバック −72,000円
    実質総額:135,570円/月平均 約3,700円
  • マンション(1ギガプラン・3年契約)
  • 月額4,180円 × 37か月 = 154,660円
  • 工事費33,000円(実質無料)
  • キャッシュバック −66,000円
    実質総額:88,660円/月平均 約2,000円

このように、キャンペーンを含めた「実質料金」で比較すると、他社の平均よりも月1,000円ほど安くなるケースが多いです。特に長期利用(2年以上)を前提とする場合、コスパの高さが際立つ光回線といえます。

割引制度によるトータルコストの削減

auひかりの大きな強みは、スマホとのセット割による「通信費全体の圧縮」です。

auスマホユーザーは「auスマートバリュー」、UQ mobileユーザーは「自宅セット割(インターネットコース)」を利用することで、1回線あたり最大1,100円の月額割引が受けられます。

この割引は家族にも適用でき、最大10回線まで対象となるため、家族4人でauスマホを使っていれば毎月4,400円の節約が可能。3年間で約15万円の通信費削減となり、キャッシュバックと合わせて実質無料に近いコスト構造を実現できます。

「高い」と感じる理由と、実際のコスパ評価

口コミの中には「月額が高い」「オプション費用が別途かかる」といった意見もあります。確かに、Wi-Fiルーターのレンタル(660円/月)や電話サービス(550円/月)を追加すると、表面上の支払い額は増えます。

しかし、以下の点を加味すると、実質的には高くありません。

  • 工事費実質無料(最大41,250円分)
  • キャッシュバック最大72,000円
  • スマホ割で月最大1,100円×家族人数分
  • 回線品質(速度・安定性)が高水準

通信品質を重視しながら長期的に使う場合、トータルコストではむしろ“割安”になるケースが多いです。

特に短期解約を避け、3年以上利用するユーザーには非常に有利な料金体系といえます。

実質料金を安くする契約のポイント

  • 高額キャッシュバック窓口(GMOとくとくBBなど)から申し込む
  • auスマートバリュー/自宅セット割を活用する
  • 工事費が実質無料になる期間に契約する
  • レンタルより購入ルーターを選ぶ(長期的に安い)

これらを意識するだけで、年間で数万円単位の差が出ることもあります。

料金は「月額」よりも「総額」で見ることが大切です。auひかりは単体では中価格帯ですが、キャンペーンやセット割を組み合わせるとトップクラスのコスパを発揮します。3年以上使う予定の方なら、最も費用対効果の高い選択肢の一つになりますよ

口コミで評判の良いポイントと悪いポイント

評判の良いポイント

高速かつ安定した通信品質

auひかりの口コミで最も多いのは「速度が速くて安定している」という声です。独自回線を採用しているため、NTT系のフレッツ光や光コラボに比べて回線混雑が起きにくく、ピークタイムでも速度が落ちにくいと評価されています。

特に、下り実測値で600Mbps前後を記録するユーザーが多く、オンラインゲームや高画質動画配信でもストレスを感じにくいとの意見が多数あります。光回線の中でもPING値(応答速度)が安定している点も高く評価されています。

セット割・キャッシュバックの満足度が高い

auスマホやUQ mobileとのセット割「auスマートバリュー」により、毎月最大1,100円の割引が受けられる点は好評です。家族で複数回線を利用している場合は、通信費の総額が大幅に下がるとの口コミが目立ちます。

また、GMOとくとくBBやSo-netなどのプロバイダ経由で高額キャッシュバックが受けられることも、利用者の満足度を押し上げています。特に「工事費が実質無料になった」「キャッシュバックが早く振り込まれた」など、初期コストの軽減を評価する声が多いです。

サポート対応や開通手続きの安心感

KDDIグループが運営しているという信頼性も強みです。開通までの流れがスムーズで、「希望日通りに工事が完了した」「電話対応が丁寧だった」という口コミが多く見られます。

さらに、チャットや電話のサポート体制が充実しており、困ったときに相談しやすい点が安心材料として評価されています。

評判の悪いポイント

対応エリアの狭さとVDSLの速度低下

auひかりのデメリットとして最も多いのは「エリアが狭い」という点です。特に関西・沖縄では提供されておらず、エリア内でも建物の構造によっては契約できない場合があります。

また、マンションタイプでは「VDSL方式」での接続になるケースがあり、最大速度が100Mbps程度に制限されるため、速度面での不満を感じる人もいます。「せっかく光回線にしたのに思ったより速くない」という口コミが目立ちます。

解約・撤去時の費用負担

解約時に工事費の残債が一括請求されることや、撤去費用が発生するケースもあり、「思ったより高くついた」という声が寄せられています。特に短期間で解約する場合は、割引が適用されず実質的に高額になるため注意が必要です。

また、引っ越し時に再工事が必要になることも多く、「手続きが煩雑」「開通まで時間がかかった」といった不満もあります。

代理店やキャンペーン条件のわかりにくさ

キャッシュバックキャンペーンが豊富な反面、条件が複雑でトラブルに発展するケースもあります。「案内と実際の金額が違った」「受け取り手続きが面倒だった」といった声があり、契約時の説明不足を指摘する口コミも少なくありません。

プロバイダや販売代理店ごとに特典内容が異なるため、契約前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。

総合的な口コミ傾向と注意点

auひかりは通信品質・安定性に関して高い評価を得ていますが、料金体系やエリアの制限で不満を持つ利用者も一定数います。

特に、ITに詳しくない方や初めて光回線を契約する方にとっては、キャンペーン条件や契約期間の違約金などが分かりにくく、注意が必要です。

契約前には以下の3点を必ずチェックすることをおすすめします。

  • 自宅が提供エリア内か(特にマンションの場合)
  • 契約期間・解約時の工事費残債や撤去費用
  • キャッシュバックの適用条件と受取手続きの有無

これらを理解した上で契約すれば、auひかりの「速度」「安定性」「お得さ」を最大限に活かすことができます。

通信品質とコスパのバランスを重視するならauひかりは非常に優れた選択肢です。ただし、契約条件やキャンペーン内容をしっかり把握しておくことで、後悔のない快適なネット環境を手に入れられますよ

auスマートバリューとUQ mobileセット割でさらにお得に

スマホとのセット割で月額最大1,100円割引

auひかりの大きな魅力のひとつが、スマホとのセット割「auスマートバリュー」です。auのスマホ・タブレット・携帯電話を利用している人なら、光回線とのセットで月額最大1,100円(税込)の割引が受けられます。家族全員がauユーザーであれば、最大10回線まで割引対象となり、通信費全体を大きく抑えられます。

対象プランは「使い放題MAX」シリーズを中心に、「auマネ活プラン」や「スマホミニプラン+5G」など幅広く、ほとんどの料金プランが対象です。対象外プランが少ないため、すでにauを利用中の人はほぼ確実に恩恵を受けられるでしょう。

割引の適用には「ネット+電話」の契約が条件です。auひかり単体では割引が適用されないため、固定電話サービス「auひかり電話(月額550円)」の同時契約が必要です。電話をあまり使わない家庭でも、セットにすることでスマホ割引が得られるため、トータルコストで考えると十分に元が取れる仕組みです。

UQ mobileも対象の「自宅セット割 インターネットコース」

au系列の格安ブランドであるUQ mobileも、「自宅セット割 インターネットコース」によってauひかりと組み合わせることでお得になります。UQ mobileの「トクトクプラン」「ミニミニプラン」では最大1,100円、「くりこしプランS/M+5G」などでは638円〜858円の月額割引が適用されます。

こちらも家族全員のUQ mobile回線(最大10回線)に適用可能で、世帯全体での節約効果は非常に大きいです。特に家族でUQ mobileを利用している人にとっては、光回線とのセット契約が最もコスパの良い選択肢になります。

また、auとUQの家族が混在している場合でも、同一世帯であれば合計10回線までまとめて割引が適用される点も見逃せません。家族全員で通信費を抑える仕組みとして、auひかりは他社よりも柔軟な制度を持っています。

割引を最大限活かすためのポイント

セット割は自動では適用されず、申し込みが必要です。auショップやUQスポット、または「My au」「My UQ mobile」から手続きできます。申し込み後、翌月以降の請求から割引が反映されるのが一般的です。

適用条件や回線数の登録内容に不備があると割引が受けられない場合もあるため、申請時には以下の点を確認しておきましょう。

  • auひかりとスマホ回線の名義・住所が一致しているか
  • ネット+電話の契約になっているか
  • 対象プランに加入しているか
  • 家族回線も「同一住所」または「家族割グループ」に登録されているか

条件がそろっていれば、家族全体で年間10万円近い節約も可能です。通信費を一括管理できる点でも、家計管理のしやすさが高評価を得ています。

セット割のデメリットと注意点

一方で注意したいのは、解約時や引っ越し時の割引解除です。

ネットやひかり電話のどちらかを解約すると割引は自動的に終了し、再契約時は再手続きが必要です。また、UQ mobileの一部プランでは割引金額が異なるため、契約前に最新の条件を公式サイトで確認しておくことをおすすめします。

さらに、auひかりは「auひかり ちゅら(沖縄向け)」では割引対象外となるため、地域によっては適用できない点にも注意しましょう。

スマホと固定回線を組み合わせることで、月々の通信費を確実に削減できるのがauひかりの強みです。特に家族全員がauやUQ mobileを使っているなら、セット割の恩恵は絶大ですよ。条件をしっかり押さえておけば、光回線のコスパが一段と高まります

他社光回線との比較。NURO光・ドコモ光・ソフトバンク光との違い

光回線を選ぶ際、多くの人が悩むのが「どのサービスが自分に合っているのか」という点です。ここでは、auひかりを中心に、人気のNURO光・ドコモ光・ソフトバンク光の3社と比較しながら、それぞれの特徴や向いている利用者像を整理します。

NURO光との違い

速度・通信品質
NURO光は最大2Gbpsの高速通信が特徴で、オンラインゲームや動画編集など、重い通信を行うユーザーに支持されています。実測でも下り600〜900Mbps台が多く、Ping値も低い傾向です。

一方、auひかりも独自回線を使うため、通信混雑が少なく、下り600Mbps超えの安定した速度を維持しています。理論値こそNURO光が上回りますが、体感速度の違いは小さく、応答の安定性ではauひかりが優れるケースもあります。

料金とコストパフォーマンス
NURO光の月額料金は戸建てで5,200円前後と比較的安価です。auひかりは5,610円ですが、キャッシュバックやスマホ割を含めた実質コストで見ると差は小さく、むしろトータルで安くなることもあります。

エリアと開通までの手間
NURO光は工事が「屋外+屋内」の2回必要で、開通まで時間がかかる点がデメリットです。提供エリアも関東・中部・九州の都市部中心に限られます。

auひかりは提供エリアが広く、工事も一度で完了するため、申し込みから利用開始までがスムーズです。

まとめ
速度を最重視するならNURO光、安定性や導入のしやすさを重視するならauひかりが向いています。

ドコモ光との違い

回線構造と混雑耐性
ドコモ光はNTTのフレッツ回線を利用する「光コラボ」型です。利用者が多く、夜間の速度低下やラグが起こりやすい傾向があります。

一方、auひかりはKDDIの独自回線を使っており、混雑が少なく応答速度(Ping値)も速いという強みがあります。テレワークやオンラインゲームでは、安定感に違いが出る場面もあります。

料金とスマホ割の違い
料金はほぼ同水準で、戸建て5,700円前後、マンション4,400円前後が相場です。

ただしスマホ割の対象が異なります。ドコモ光はドコモスマホとのセット割「ドコモ光セット割」、auひかりは「auスマートバリュー」が使えます。家族でau・UQ mobileを利用しているなら、auひかりの方が割引効果が大きくなります。

向いている利用者

  • ドコモスマホを利用中 → ドコモ光が自然な選択
  • 通信安定性・応答速度を重視 → auひかりがおすすめ

ソフトバンク光との違い

料金体系と特徴
ソフトバンク光は光コラボ型で、NTTの既存回線を利用しています。マンションプランがやや安く、月額4,180円程度から利用できます。

auひかりと比べると料金は近いものの、ソフトバンク光は開通工事費が無料キャンペーンになることが多く、初期コストの安さが魅力です。

通信品質と安定性
光コラボ型の宿命として、回線が混み合う時間帯の速度低下が発生しやすい点があります。実測値では下り平均400Mbps前後。

一方、auひかりは独自回線を持つため混雑に強く、安定性ランキングでも上位に入る水準です。

また、Ping値が安定しており、動画配信やオンラインゲームなどリアルタイム通信に強い傾向があります。

スマホとのセット割
ソフトバンクユーザーなら「おうち割 光セット」で毎月最大1,100円の割引を受けられます。

逆に、au・UQユーザーなら「auスマートバリュー」で同額割引が受けられるため、スマホのキャリアに合わせて選ぶのが効率的です。

利用目的別のおすすめ回線

  • 速度最重視(ゲーマー・動画クリエイター):NURO光
  • 通信安定性と応答速度重視(テレワーク・オンライン会議):auひかり
  • スマホ割重視(ドコモ・ソフトバンク利用者):それぞれのキャリア光回線
  • コスト優先(初期費用・月額重視):ソフトバンク光
  • 工事の早さ・対応エリアの広さ:auひかり

光回線は「速度」だけでなく、「応答の安定性」や「スマホとの相性」「開通までの手間」も選定のカギになります。auひかりは独自回線による安定性で、特に夜間や混雑時間帯に強いのが特徴です。自分の利用環境やスマホキャリアに合わせて、コストと快適さのバランスを考えて選ぶのが失敗しないポイントですよ。

サポート・工事・解約時の注意点を総まとめ

サポート体制とトラブル対応

auひかりは、KDDIによる専用サポート窓口が整っており、電話・チャット・メールの3つの方法で問い合わせが可能です。電話は年中無休で、一般的な質問は「総合窓口」、通信トラブルなど技術的な問題は「技術サポート窓口」に分かれています。チャットはAIによる自動応答のほか、9時〜20時までは有人対応も行われ、WebフォームやMy auアプリからも手軽にアクセスできます。

利用者の口コミでは「電話対応が丁寧」「メール返信が早い」という評価が多い一方、「混雑時はつながりにくい」「オプション営業の電話が多い」という声もありました。特に契約直後は営業案内が増える傾向があるため、不要なオプション加入は慎重に判断しましょう。

サポートをスムーズに受けるコツ

  • 問い合わせ前に「契約者名義・プロバイダ名・契約プラン」を確認しておく
  • チャット履歴やメールの返信内容を残しておくと、トラブル時の再確認が容易
  • 故障や通信障害の確認は、まず公式サイトの「障害・メンテナンス情報」を確認

開通工事・引っ越し時の注意点

工事は戸建てとマンションで手順が異なりますが、基本的には回線の引き込みと機器設置で完了します。壁に穴を開けるケースはまれで、既存の配管を使うことが多いです。所要時間はおおむね1時間前後で、立ち会いが必要です。

ただし、引っ越しや建物条件によっては再度開通工事が必要になる場合があります。繁忙期(2〜4月)は予約が取りづらく、開通まで1か月以上かかることもあるため、早めの申し込みが重要です。

工事に関する主な注意点

  • 開通工事費は分割払い(23〜35回)で、期間内の解約では残債一括請求となる
  • 戸建てでは引込設備撤去費(31,680円)がかかる場合がある
  • 管理会社や大家の許可が必要なケースがあるため、事前に確認を
  • 工事日の候補は複数提示しておくと調整がスムーズ

解約・撤去・機器返却のチェックポイント

auひかりを解約する際は、契約プランと更新月を必ず確認しましょう。3年契約の「ずっとギガ得プラン」は、更新月以外の解約に違約金が発生します。金額はおおむね月額料金の1か月分程度です。

また、開通工事費の分割払いが残っている場合は、未払い分の一括請求が行われます。契約期間途中での解約や、短期利用予定がある方は特に注意が必要です。撤去工事を希望しない場合は費用を節約できますが、光ファイバー設備を残すかどうかは自分で選択します。

解約時に見落としがちな点

  • 解約月は日割りではなく、月末までの満額請求になる場合がある
  • レンタル機器(ONU・ルーター)は返却必須。遅れると追加請求が発生
  • 引っ越し時に「撤去工事」と「新居の開通工事」が別日程となるケースあり
  • プロバイダ経由で契約している場合、KDDIではなく各社窓口での手続きが必要

実際の利用者が感じたリスクと対処策

口コミでは、「撤去工事費が高かった」「更新月を逃して違約金を払った」という失敗談が多く見られます。とくに工事費残債と撤去費用のダブル請求は注意が必要です。引っ越し予定がある人は、分割払いが完了する35か月後を目安に解約または移転を検討すると安全です。

また、通信障害やルーター不具合によるトラブルは、まず再起動・配線確認を試し、それでも改善しない場合はサポート窓口に問い合わせましょう。電話が混雑している時間帯(平日昼)は避け、午前か夜間に連絡すると比較的つながりやすいです。

工事・サポート・解約は「契約前に理解しておく」ことが一番のトラブル防止です。特に工事費や違約金は“実質無料”の文言に惑わされず、分割回数と残債処理の条件を確認しましょう。サポートはしっかりしている一方、時間帯によっては混雑もあるため、My auアプリやチャットを活用するとスムーズですよ。

総合評価とおすすめの契約窓口。どんな人に向いているか

総合評価

auひかりは、通信速度の安定性とセット割の充実度が強みの光回線です。口コミでも「動画視聴やオンラインゲームでラグがない」「夜でも速度が落ちにくい」といった高評価が多く見られます。独自回線を採用しており、混雑が起きやすいNTT系回線よりも安定した通信を実現しています。

一方で、料金の高さや対応エリアの狭さ、VDSL方式のマンションでは速度低下が見られる点には注意が必要です。また、工事費の分割残債や撤去費用が解約時に発生するケースもあり、短期契約には不向きです。

総合的には「通信品質重視・au/UQ mobileユーザー」には最適な回線といえます。特に家族全員がau・UQ回線を使っている場合、割引額が大きく通信費全体を下げられる点が大きな魅力です。

どんな人に向いているか

auひかりは、以下のような方におすすめです。

  • 高速で安定した通信を求める人(動画視聴・オンラインゲーム・リモートワーク利用者)
  • auまたはUQ mobileのスマホを利用しており、セット割で通信費を節約したい人
  • 戸建てや、光回線がしっかり引かれたマンションに住んでいる人
  • 長期利用を前提として契約できる人(2〜3年単位)

auスマートバリューや自宅セット割を組み合わせると、月額最大1,100円の割引が適用されます。家族複数回線での利用なら年間1万円以上の節約も可能です。

また、光コラボ系回線よりも混雑が起きにくく、夜間でも安定して高速通信を保てるため、ネットを使う時間が多い家庭やゲーマーにも向いています。

注意したい人・条件

以下のような条件に当てはまる場合は、他社回線も検討するとよいでしょう。

  • VDSL方式のマンションなど、速度が制限される環境に住んでいる人
  • 近いうちに引っ越し予定があり、工事費の残債や撤去費用が不安な人
  • ドコモやソフトバンクなど、他キャリアのスマホを利用しておりセット割が適用されない人
  • 月額料金を最優先に抑えたい人

これらの条件に該当する場合、光コラボ系(ドコモ光・ソフトバンク光)や、工事不要のホームルーターを比較するのがおすすめです。

おすすめの契約窓口

auひかりは、申し込み窓口によってキャッシュバック額や特典内容が大きく異なります。とくに「公式キャンペーン+プロバイダ独自特典」を併用できる窓口を選ぶと、実質コストを大きく下げられます。

おすすめは、サポートの評価が高くキャッシュバック金額が安定している以下の窓口です。

  • GMOとくとくBB:最大72,000円キャッシュバック、Wi-Fi6ルーター無料レンタル
  • So-net:工事費実質無料+月額割引が長期間続く
  • BIGLOBE:高額キャッシュバック+即日申請対応で手続きが簡単

これらの窓口はいずれもKDDI公式認定プロバイダで、サポート体制・速度安定性・キャンペーン内容のバランスが取れています。特にGMOとくとくBBは、利用者満足度が高く実測速度でも上位に位置する人気の選択肢です。

auひかりは「安定した高速通信」と「家族割の強さ」が魅力です。短期解約やVDSL環境には注意が必要ですが、長く使うなら非常にコスパの高い光回線ですよ

9位

auひかり

KDDI

回線タイプauひかり回線
戸建ての月額基本料金5,610円
マンションの月額基本料金4,345円
下り速度(実測値)513.66Mbps
上り速度(実測値)522.56Mbps
PING値(実測値)14.35ms
下り速度の速さ3.80
上り速度の速さ3.96
戸建て料金の安さ1.00
マンション料金の安さ1.24
初期費用の安さ3.99
総合2.80

auひかりがおすすめの理由

auひかりがおすすめの理由は「auひかり回線は独自回線なので、通信速度の実績が高い点」「スマホセット割の割引が大きい点」です。

auひかりは、auの電話回線を利用している独自回線の光回線サービスです。独自回線なので、通信速度の測定でもかなり速い通信を実現しています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、au自身の光回線サービスのため、auケータイとのスマホセット割の割引額も大きく、auユーザーにおすすめの光回線と言えます。さらにauサービス関連の商品とのセット割引が多く用意されているため、auユーザーであれば、割引を最大限活用できるメリットがあります。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、料金はやや高めの設定となっています。

回線タイプauひかり回線
戸建て1年利用時の実質料金8,399円
戸建て2年利用時の実質料金6,702円
戸建て3年利用時の実質料金6,107円
マンション1年利用時の実質料金5,703円
マンション2年利用時の実質料金4,477円
マンション3年利用時の実質料金4,434円
戸建ての月額基本料金5,610円
マンションの月額基本料金4,345円
下り速度(実測値)513.66Mbps
上り速度(実測値)522.56Mbps
PING値(実測値)14.35ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル(auスマートバリューまたは自宅セット割(インターネットコース)
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、LINE、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引
支払方法クレジットカード、Pay-easy、コンビニエンスストア、支払秘書、au Style/auショップ支払い