ビッグローブ光(BIGLOBE光)料金ガイド!月額・初期費用・お得に使うポイント



目次

料金体系をざっくり理解!ビッグローブ光とは?

ビッグローブ光(BIGLOBE光)は、NTTのフレッツ光回線を利用した「光コラボレーション」型のインターネットサービスです。つまり、光回線とプロバイダ(インターネット接続業者)がセットになっており、契約や支払いをひとまとめにできるのが特徴です。複数の会社と契約する必要がなく、サポートや料金体系がシンプルなのが人気の理由です。

光回線とプロバイダが一体になった安心設計

従来のフレッツ光では、「NTT(回線事業者)」と「プロバイダ(接続業者)」を別々に契約する必要がありました。

ビッグローブ光では、この二つを一本化。インターネット回線の開通から接続設定、料金の支払いまでをBIGLOBEが一括で管理します。これにより、「回線はNTT、プロバイダは別会社」という面倒なやり取りを避けられます。

また、通信品質もNTTの光ファイバーを利用しているため、全国どこでも安定した高速通信が期待できます。

住居タイプと契約年数で料金が変わる

ビッグローブ光の料金は、住居のタイプと契約年数によって異なります。

  • 戸建て(ファミリータイプ):一軒家など独立した建物に住む方向け
  • 集合住宅(マンションタイプ):マンションやアパートなど複数世帯の建物向け

さらに契約期間は「2年プラン」と「3年プラン」から選択できます。

一般的に3年プランのほうが月額料金が安く設定されており、長期利用を前提にする方におすすめです。

速度プランも選べる!1ギガと10ギガ

ビッグローブ光では、基本の「1ギガプラン」に加え、より高速な「10ギガプラン」も用意されています。

1ギガプランは一般的な家庭利用に十分な速度で、動画視聴やリモートワークも快適に行えます。

一方、10ギガプランはオンラインゲームや高画質配信など、通信量の多い使い方をする方に適したハイスペック仕様です。

ただし、10ギガ対応エリアは限られているため、契約前に対応状況を確認しておくことが大切です。

わかりやすくまとめると

  • 光回線とプロバイダが一体化したサービスで、契約や支払いがシンプル
  • 戸建て・マンション、2年・3年プランで料金が変動
  • 利用目的に合わせて「1ギガ」か「10ギガ」から選べる

ビッグローブ光は、使いやすさと信頼性を両立した光回線です。どんなタイプの住まいでも、無理なく自分に合ったプランを選べるのがポイントですよ

月額料金一覧まとめ/戸建てタイプ・マンションタイプ別

ビッグローブ光の月額料金は、住居タイプ(戸建て・マンション)契約年数(2年/3年)によって異なります。さらに、通信速度(1ギガ・10ギガ)や特典の適用状況でも毎月の支払い額が変動します。ここでは、プランごとの月額料金を整理し、どのタイプがコストパフォーマンスに優れているのかをわかりやすくまとめました。

戸建てタイプ(ファミリータイプ)の月額料金

戸建てタイプは、家族での利用や在宅ワークなど「安定した高速通信を求める方」に選ばれやすいプランです。

プラン内容契約年数月額料金(税込)特典適用後の実質料金備考
1ギガプラン3年5,478円同額(特典で維持)標準的なプラン。IPv6対応Wi-Fi無料特典あり
1ギガプラン2年5,698円同額契約期間が短く解約リスクを抑えたい方向け
10ギガプラン2年6,820円1年目:5,478円/2年目以降:6,270円特典適用で初年度は高速回線を低価格で利用可能

10ギガプランは、通信速度が最大10倍の超高速回線。オンライン会議を頻繁に行う方や、データ転送量が多い業務を行うITエンジニアなどにおすすめです。

初年度は「スタート割」と「継続利用特典」により、1ギガプランと同等の価格で利用できます。

マンションタイプ(集合住宅)の月額料金

マンションタイプは、共有回線を使うためコストを抑えながらも十分な通信速度を確保できます。単身世帯や小規模な家庭に最適です。

プラン内容契約年数月額料金(税込)特典適用後の実質料金備考
1ギガプラン3年4,378円同額(特典で維持)戸建てより安く、速度・価格のバランスが良い
1ギガプラン2年4,488円同額契約期間を短くしたい方向け
10ギガプラン2年6,820円1年目:4,378円/2年目以降:6,270円高速通信+コスパの両立。仕事利用にも最適

特に注目すべきは、10ギガマンションタイプの初年度料金。特典を活用すれば、戸建てタイプとほぼ同等の通信品質を低価格で体験できます。

料金を左右する3つの要素

ビッグローブ光の月額料金は、以下の3要素によって最終的な支払い額が決まります。

  • 契約年数:3年プランの方が月額が安く設定されている
  • 通信速度:10ギガプランは1ギガよりも+1,000円前後高い
  • 特典の有無:「スタート割」「継続利用特典」により初年度の負担を軽減できる

IT関係の仕事をしている方や在宅ワーカーは、長期契約+10ギガプラン+割引特典適用が最も費用対効果に優れた選択といえます。

1ギガと10ギガ、どちらがコスパが良いか

  • 1ギガプラン:メールやWeb閲覧、リモート会議程度なら十分。 → 通常利用中心でコストを抑えたい方向け。
  • 10ギガプラン:複数端末の同時接続やクラウド作業、大容量データ送受信も安定。 → IT職・動画編集・開発者など通信品質重視の方に最適。

通信コンサル的に言うと、初年度の「10ギガ=5,478円」は狙い目です。性能は業務レベル、料金は一般利用並み。IT関連の仕事をしている方なら、この1年の体験で回線の価値が実感できますよ

初期費用・工事費・申込手数料も見逃せない

ビッグローブ光を検討する際に、月額料金だけで判断してしまうと、あとで「思っていたより高かった」と感じるケースがあります。その理由の多くが、初期費用・工事費・申込手数料といった一時的な費用を見落としているためです。これらの費用は契約形態によって異なりますが、キャンペーンの有無で実質負担が変わることも多いため、正確に理解しておくことが重要です。

初期費用と申込手数料の基本

ビッグローブ光では、契約方法によって申込手数料が異なります。回線の新規契約か、他社からの乗り換え(事業者変更/転用)かで金額が変わります。

  • 回線新規(1ギガ3年プラン):3,300円
  • 回線新規(10ギガ2年プラン):1,100円
  • 転用(フレッツ光からの乗り換え):2,200円
  • 事業者変更(他社コラボ光からの乗り換え):3,300円

この申込手数料は、契約開始時に必ず発生する一時費用です。なお、初月の月額料金は無料(0円)になるため、実際の支払いは2カ月目からスタートします。

工事費は「実質無料」の仕組みを理解する

ビッグローブ光の新規工事費は、最大28,600円(戸建て/マンション共通)ですが、公式特典によって分割払い分が月々の利用料金から値引きされるため、「実質無料」になるケースがほとんどです。

ただし、分割払い中に解約すると、残りの工事費は一括請求される点に注意が必要です。たとえば36回の分割中に24カ月目で解約した場合、残り12カ月分の工事費が一度に請求されます。

また、以下の条件では追加費用が発生します。

  • 土日祝日の工事希望:+3,300円
  • 屋内配線の新設が必要な場合:+8,360円〜19,800円(内容により変動)

一方、フレッツ光や他社光コラボからの乗り換え(事業者変更・転用)の場合は、既存設備をそのまま利用できるため工事不要で、費用はかかりません。

工事内容による費用差のポイント

工事費は「派遣工事あり」「派遣工事なし」で大きく異なります。

  • 派遣工事あり:工事担当者が自宅に来訪し、屋内配線や光コンセント設置を行います。費用は8,000円〜20,000円前後。
  • 派遣工事なし:設備がすでに整っている場合で、NTT局内工事のみ。費用は2,200円前後。

工事の有無は申し込み後に送られる「開通案内ハガキ」で確定します。すでに光コンセントがある場合は、多くのケースで無派遣工事になります。

ITリテラシーを活かしたチェックポイント

ITに詳しい方や、業務利用を前提に考えている方は、単に「工事費が無料かどうか」だけでなく、以下の点も意識しておくとよいでしょう。

  • ONU(回線終端装置)やルーターの設置位置を自分で選べるか
  • 有線LAN(Cat6/Cat7)での最適な配線ルートを確保できるか
  • 無派遣工事でもONUの設定作業に不安がないか
  • 同時にIPv6接続設定を行うことで、初期から最速環境を構築できるか

これらを理解しておくと、開通後にネットワーク環境を最適化しやすく、余計なサポート料金を支払わずに済みます。

初期費用を抑えるための実践的な工夫

  • 工事日を平日に指定することで追加費用を回避
  • 公式サイトまたは正規代理店のキャンペーンを活用してキャッシュバックを受け取る
  • 乗り換え時は「事業者変更承諾番号」を活用して工事費不要にする
  • 開通後に使わないオプション(光電話・テレビなど)を即解約して固定費を削減

これらを組み合わせれば、初期費用を最小限に抑えつつ、安定した通信環境を手に入れられます。

工事費や初期費用って、見逃しがちな落とし穴なんですよね。しっかり比較して仕組みを理解すれば、「思ったより高かった…」なんて後悔は防げます。自分の環境に合った工事プランを選んで、最初からストレスのないネット環境を作っていきましょう。

ビッグローブ光の料金が「高く感じる」理由とその対処法

ビッグローブ光の料金を調べると「少し高い」と感じる方が少なくありません。特にITや通信に詳しくない方にとっては、「なぜこの料金になるのか」「本当にこのプランで良いのか」が分かりにくいものです。ここでは、料金が高く見える理由と、費用を抑えるための実践的な方法を分かりやすく解説します。

料金が高く感じる主な理由

ビッグローブ光の料金が他社より高く見える理由はいくつかあります。

  • プロバイダ料が込みの総額表示になっている
    ビッグローブ光は「光回線+プロバイダ」を一体化したサービスです。そのため、ドコモ光やフレッツ光のように「別途プロバイダ料が必要なプラン」と比べると、一見高く見える構造になっています。
  • 標準でIPv6・ルーター対応を含む品質重視設計
    通信品質を重視する設計になっており、他社ではオプション扱いの「IPv6接続」や「Wi-Fiルーター対応」などが最初から利用できます。そのぶん価格に反映されています。
  • 10ギガプランの割引適用期間後に料金が上がる
    特典適用の1年目と2年目以降で料金が変わる点も「高くなった」と感じる原因のひとつです。

費用を抑える3つのポイント

ビッグローブ光は仕組みを理解して選べば、実は非常にコストパフォーマンスの良いサービスです。

  1. スマホセット割を活用する
  • au・UQ mobile・BIGLOBEモバイルと組み合わせると、スマホ料金が最大1,100円/月割引になります。
  • 家族で同一キャリアを使っている場合、合計で年間1〜2万円の節約が可能です。
  1. 不要なオプションを外す
  • 光電話や光テレビ、サポート系オプションをすべて付けると月額1,000円以上増えることがあります。
  • 自宅で固定電話を使わない方は「光電話なし」で十分です。
  1. 工事費実質無料の特典を必ず適用する
  • 新規契約時は最大28,600円の工事費が発生しますが、特典で分割相当額が毎月割引され、実質0円になります。
  • 契約時に「特典適用済みか」を必ず確認してください。

他社との比較でわかる「適正価格」

サービス名戸建てマンション
ビッグローブ光5,478円4,378円
ドコモ光5,720円〜4,400円〜
ソフトバンク光5,720円4,180円
So-net光4,500円3,400円

比較してもビッグローブ光は“平均的な料金”であり、通信品質や割引適用後の実質料金まで考慮すれば、コストパフォーマンスは十分高いといえます。

技術者目線で見る「料金の価値」

IT技術者の観点から見ると、ビッグローブ光の料金は「安定性への投資」です。

IPv6対応や10ギガプランは、在宅勤務・リモート会議・オンライン授業・クラウド利用など、通信が止まると困る用途に最適化されています。短期的な安さよりも「通信の安定性」「トラブル対応力」を重視したい方には、むしろ適正価格と言えるでしょう。

料金は数字だけで判断せず、通信品質とサポート体制も含めて比較するのがコツですよ。安いだけの回線でトラブル続きだと、結果的に時間とお金を余計に失うケースが多いです!

スマホセット割など料金を抑える方法

ビッグローブ光の料金を少しでも安く使うためには、スマホとのセット割や特典をうまく活用することが重要です。特に、日常的にスマホやネットを多用する方は、通信費の見直しだけで年間1〜2万円以上の節約につながることもあります。

auスマートバリューで最大1,100円割引

auのスマートフォン・タブレットを利用している方は、「auスマートバリュー」を適用することで、1回線あたり最大1,100円の割引が受けられます。

対象となるのは、ビッグローブ光と「ビッグローブ光電話」をセットで契約している場合です。家族全員のau回線が対象になるため、家族4人で利用すれば月額最大4,400円の節約になります。

割引はスマホの料金から自動的に引かれるため、インターネットとスマホをまとめて支払っている感覚でシンプルに管理できます。

UQ mobileの自宅セット割で家族もお得に

UQ mobileを使っている方には「自宅セット割」が用意されています。

ビッグローブ光と「ビッグローブ光電話」を同時に契約すれば、UQ mobileの月額料金が最大1,100円割引になります。

こちらも家族全員がUQ mobileを利用している場合は、人数分の割引が適用されるため、通信費全体の削減効果が大きいです。

UQ mobileは格安プランでも通信品質が安定しているため、「ネットもスマホも安くしたい」という人に最適な組み合わせです。

BIGLOBEモバイルとのセット利用でベーシックコース無料

BIGLOBEモバイルを利用している方は、ビッグローブ光とセットにすることで、通常毎月220円かかる「ベーシックコース基本料」が無料になります。

少額とはいえ、年間で2,640円の節約になり、固定回線・モバイル回線を同一アカウントで一括管理できる点も便利です。

さらに、同一名義で契約していれば請求もまとめて管理できるため、支払いの煩雑さを減らせます。

不要なオプションを見直す

ビッグローブ光はオプションが豊富な反面、知らないうちに月額料金がかさんでいるケースがあります。以下のようなサービスは本当に必要かを一度チェックしましょう。

  • 無線LANルーターのレンタル(月額550円)
  • 光電話(550円)
  • 光テレビ(825円)
  • お助けサポート(522円)
  • セキュリティセット・プレミアム(418円)

Wi-Fiルーターを自分で用意したり、市販のセキュリティソフトを利用すれば、毎月のコストを抑えることが可能です。

キャンペーン特典を逃さない

期間限定のキャッシュバックやスタート割、継続利用特典を併用することで、実質的な月額料金を下げることもできます。

例えば、キャッシュバックキャンペーンを利用すると最大で87,000円が戻ってくる場合があり、これを実質的な割引として考えれば、初年度の実質負担はかなり軽減されます。

キャンペーンは申込時期や窓口によって条件が異なるため、公式サイトまたは正規代理店で最新情報を確認しましょう。

スマホとネットの組み合わせを見直すだけで、通信費は確実に下げられます。どんなに高速な回線でも、ムダな支払いが続けば本末転倒です。賢く組み合わせて、“安く・快適に”ネットを使いこなしましょう!

他社回線と比較して「高い?安い?」の実情

ビッグローブ光の料金は、「平均的な価格帯」と評されることが多いですが、実際に他社と比較すると、その印象がより明確になります。ここでは、代表的な光回線サービスと比較しながら、コスト・速度・特典のバランスを分析します。

月額料金の比較と実際の負担感

ビッグローブ光(1ギガ・3年プラン)は、戸建て5,478円、マンション4,378円(税込)です。主要な他社との比較は以下のとおりです。

サービス名戸建て(月額)マンション(月額)備考
ビッグローブ光5,478円4,378円スマホセット割で最大1,100円引き
ドコモ光5,720〜5,940円4,400〜4,620円プロバイダにより変動
ソフトバンク光5,720円4,180円SoftBankスマホ割適用可
So-net光プラス4,500円前後3,400円前後割引特典豊富
auひかり5,610円4,180円契約年数により変動
NURO光5,200円対応エリア限定10ギガ標準提供あり

単純な月額料金だけで見ると、ビッグローブ光は中間〜やや安めの位置にあります。ソネット光など一部格安サービスよりは高めですが、ドコモ光・ソフトバンク光よりは安定したコスト構造です。

料金だけで比較できない「実質コスト」

光回線は「月額料金」だけでなく、「初期費用」「工事費」「キャッシュバック」「解約金」などを含めた“実質コスト”で比較することが大切です。ビッグローブ光はこの実質コスト面で非常にバランスが取れています。

  • 工事費実質無料(最大28,600円割引)
  • キャッシュバック最大87,000円
  • 初期手数料は最安クラスの1,100円〜
  • 更新月3か月間は違約金無料

このように、「実際に支払う総額」で比較すると、キャンペーンを活用した場合、NURO光やSo-net光と並ぶお得さになります。特に、転用・事業者変更の場合に工事費が不要なのも強みです。

セット割でどこまで安くなるか

ビッグローブ光は、UQ mobile・auとのセット割が利用でき、以下のようにスマホ代から最大1,100円割引が可能です。

  • UQ mobile 自宅セット割:最大1,100円引き
  • auスマートバリュー:最大1,100円引き

家族で複数台スマホを契約している場合は、光回線料金以上の割引効果が見込めるため、他社より総支払額が安くなるケースも多いです。

他社との速度・安定性比較

「料金は安いが速度が遅い」では意味がありません。ビッグローブ光は、NTT回線を利用した光コラボの一つであり、全国で広く安定した通信品質を確保しています。

  • 通信方式:IPv6(IPoE)標準対応
  • 最大速度:1ギガ/10ギガプラン
  • 平均実測値(1ギガプラン):下り300Mbps前後

NURO光(独自回線)やauひかり(KDDI回線)と比較すると、通信速度の「瞬間的な速さ」では劣るケースもありますが、接続安定性と対応エリアの広さで選ばれています。

総合的に見ると「高くない、むしろ堅実」

口コミでは「少し高い」と感じる人もいますが、他社のようにオプション加入を前提とした割引条件が少なく、料金体系が明確な点が評価されています。通信品質・サポート体制・キャンペーンを含めた総合満足度は高水準です。

  • 単純比較では平均的な料金
  • 実質コストではお得感あり
  • セット割併用でさらにお得
  • 速度・安定性の両立

安いだけの回線もありますが、安定した速度とサポートを求めるなら「コスパ良し」の部類に入りますよ。自分のスマホ契約や住環境とあわせて、実質の支払いを見て判断するのがベストです

申し込み前・契約中にチェックしたい落とし穴&注意点

ビッグローブ光は料金体系がシンプルに見えますが、実際に契約・利用を進める中で「思ったより費用が高くなった」「手続きが複雑だった」と感じる人も少なくありません。ここでは、特に注意しておきたい落とし穴を整理します。

工事費・作業日の追加料金に注意

新規契約では「工事費実質無料」という表現をよく見かけますが、これは「特典による割引」であって、条件を満たさないと全額請求される場合があります。

  • 解約時の残債一括請求:工事費を分割で支払っている途中に解約すると、残りの工事費を一括で支払う必要があります。
  • 土日・祝日の工事追加費:工事を土日祝日に行う場合、追加で3,300円が発生します。
  • 屋内配線の新設費:建物の構造によっては追加の配線工事費が発生する場合があります。特に築年数が古い物件では要注意です。

オプション契約の「自動追加」に要注意

ビッグローブ光では、契約時に選んだプランに応じて、オプションが自動的に付与されているケースがあります。不要なオプションが課金対象となっていることもあるため、契約後に確認しておきましょう。

代表的なオプションと料金は次の通りです。

  • 無線LANルーター:月額550円
  • 光電話:月額550円+通話料
  • 光テレビ:月額825円+初期費用・工事費
  • セキュリティセット・プレミアム:月額418円
  • お助けサポート:月額522円

初月無料・数カ月無料というキャンペーン期間が過ぎると、自動的に有料化されるケースがあります。キャンペーン終了月に必ず明細を確認し、不要なら早めに解約しましょう。

請求タイミングのズレと「解約後の請求」に注意

ビッグローブ光は請求のタイミングが他社よりも遅い傾向があります。解約後も2〜6カ月後に利用料金や工事残債が請求されることがあるため、「解約したのに引き落とされた」と誤解しやすい点に注意しましょう。

また、支払い方法によっても確認方法が異なります。

  • KDDI請求(My au):未払いはMy auで確認可能
  • NTTファイナンス請求:利用明細ページで確認可能
  • 口座振替の場合:220円の手数料がかかる

解約時には、請求元(KDDIかNTTか)を必ず確認しておくと混乱を防げます。

契約更新月と違約金の仕組み

定期契約プランには更新月があり、この期間外での解約は違約金が発生します。

  • 3年プラン:更新月+翌月+翌々月の3カ月間が違約金不要期間
  • 違約金:ファミリータイプ4,100円/マンションタイプ3,000円(不課税)

また、工事費の残債がある場合は違約金と別に請求されます。契約終了の前に、マイページで「契約満了月」と「工事費残高」を確認しておきましょう。

サポート・解約手続きの「電話混雑」に要注意

ビッグローブ光のサポート窓口は電話対応が中心で、特に月末・25日前後は解約希望者が多く混み合うため、30〜40分待たされることもあります。

  • 電話がつながりにくいときは、AIチャット「びっぷる」やメールサポートを活用するのが便利です。
  • 解約は電話または書面でしか受け付けていないため、スケジュールに余裕を持って手続きを進めましょう。

支払い・解約時の「残契約」も確認

ビッグローブ光を解約しても、「BIGLOBEモバイル」や「ベーシックコース」などの契約が自動的に残ることがあります。その場合、月額220円程度の請求が続くため、解約後はアカウント単位で契約状況を必ず確認しましょう。

こういうところ、けっこう見落としがちなんですよね。特にITまわりが苦手な方ほど、「無料」と書かれている部分を深読みしないまま契約してしまいがちです。契約内容と請求明細をきっちり把握しておくことが、無駄な出費を防ぐ一番のポイントですよ

まとめ:自分に合ったプランを選ぶためのチェックリスト

ビッグローブ光は、プランの種類や契約年数、住居タイプ、割引特典の有無など、細かい条件で料金が変わる仕組みになっています。ここでは、契約前に確認しておくべきポイントを整理して、自分に最適なプランを見極めるためのチェックリストを紹介します。

1. 住居タイプを確認する

まず、戸建てかマンションかによって基本料金が異なります。ファミリータイプ(戸建て)は月額5,478円前後、マンションタイプは4,378円前後が目安です。建物の配線環境によって工事内容も変わるため、契約前に建物の光配線設備を確認しておくと安心です。

2. 契約年数と違約金を把握する

ビッグローブ光は2年プラン3年プランがあり、更新期間外の解約では違約金が発生します。更新月(またはその翌月・翌々月)は違約金が不要な期間となるため、契約満了日を必ずメモしておきましょう。

・2年プラン:違約金4,620円前後
・3年プラン:戸建て4,100円、マンション3,000円

3. 回線速度(1ギガ/10ギガ)を選ぶ

一般的な利用であれば1ギガで十分ですが、テレワークや高画質動画の配信、オンラインゲームを頻繁に行う方は10ギガプランを検討する価値があります。特典適用で1年目は1ギガと同額で使える場合もあるため、特典内容を確認してから選びましょう。

4. スマホとのセット割を確認する

ビッグローブ光はauスマートバリューUQモバイルの自宅セット割に対応しており、スマホ代が毎月最大1,100円割引されます。家族全員分の割引が受けられるケースもあるため、通信費全体をトータルで考えるのがおすすめです。

5. 初期費用と工事費の実質負担をチェックする

申込手数料は契約方法によって異なります(1,100円~3,300円)。新規契約時の工事費は特典で実質無料になる場合が多いですが、土日祝日の工事は追加費用(3,300円)が発生します。転用や事業者変更なら工事費がかからないケースもあります。

6. 不要なオプションに注意する

光電話(550円/月)や光テレビ(825円/月)などのオプションを付けると料金が上がります。Wi-Fiルーターのレンタル(330円〜)も同様です。オプションは後から追加できるため、まずは必要最低限の構成で契約し、使いながら調整するのが賢い選び方です。

7. 他社との料金比較を行う

ビッグローブ光の料金は他社と比べて「平均的」といわれますが、セット割やキャンペーンを活用するとトータルコストで逆転する場合もあります。ドコモ光やソフトバンク光などの主要回線と比較して、「割引を含めた実質月額」で判断しましょう。

迷ったときは、「いま自分がどんな使い方をしているか」を基準に考えると失敗しません。動画視聴や在宅勤務が多いなら10ギガ、コスト重視なら1ギガ。セット割と特典の組み合わせで“本当の最安”を見つけてくださいね。

10位

ビッグローブ光

ビッグローブ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
下り速度の速さ1.43
上り速度の速さ1.65
戸建て料金の安さ3.52
マンション料金の安さ3.70
初期費用の安さ3.99
総合2.86

ビッグローブ光がおすすめの理由

ビッグローブ光がおすすめの理由は「料金が安い」「キャッシュバックが手厚い」です。

ビッグローブ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金の設定はそれほど高くなく、かつキャッシュバックが手厚いため、総コストを抑えやすい光回線と言えます。

さらに工事が混んでいるときは、WiMAXの無料レンタルもあるため、すぐにインターネットが利用できる点もメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobile、BIGLOBEモバイルが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、NTTフレッツ光回線の中でも、特段、通信速度が速い方ではありません。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金4,056円
戸建て2年利用時の実質料金4,358円
戸建て3年利用時の実質料金4,486円
マンション1年利用時の実質料金2,956円
マンション2年利用時の実質料金3,258円
マンション3年利用時の実質料金3,386円
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり(開通まで3週間以上かかる場合のみ)
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引、BIGLOBEモバイルとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替