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目次
ahamoのケータイ補償サービスとは
ahamoのケータイ補償サービスは、スマートフォンに発生する「故障・水濡れ・盗難・紛失」といったトラブルに対応するサポートサービスです。NTTドコモが提供する公式の補償制度で、ahamo契約者でも同様の内容を利用できます。主に端末の交換機提供や修理代金の補助といったサポートを受けられるのが特徴です。
故障・紛失など“もしも”に備える補償制度
日常生活の中で、スマホを落として画面を割ってしまったり、水に濡らして動かなくなったりするトラブルは誰にでも起こり得ます。ケータイ補償サービスでは、このような予期せぬ事故に対して、以下のような形でサポートを受けることができます。
- 交換電話機の提供：紛失・盗難・全損などで使えなくなった場合、申込みから最短2日以内に代替機が届きます。
- 修理代金のサポート：落下や画面割れなど故障した場合、修理代金の一部または全額を補償してくれます。
また、交換電話機は動作確認済みのリフレッシュ品（中古再整備品）で提供されるため、新品ではないものの品質は確保されています。
ahamoでの加入条件と継続の仕組み
ahamoのケータイ補償サービスは、ahamoで端末を購入した場合に限って加入できます。購入から14日以内の手続きが必要で、端末購入後に時間が経ってしまうと申し込みできない点には注意が必要です。
一方で、ドコモの契約時にすでに「ケータイ補償サービス」に加入している場合は、ahamoにプラン変更しても自動で引き継がれるため、改めて申し込む必要はありません。
月額料金の基本構成
料金は機種によって異なり、月額363円〜1,100円（税込）の範囲で設定されています。
たとえば、iPhone SE（第3世代）やAQUOS wish2など、ahamoで取り扱いのある一部機種は月額550円です。利用するスマホの価格や補償内容によって負担額が変わる仕組みになっています。
バッテリー交換・消耗品は対象外
補償範囲はあくまで「予期せぬトラブル」に限定されており、バッテリーなどの消耗品の交換は対象外です。自然な劣化による不具合やユーザーの改造行為による破損なども補償対象外となります。
サービス利用の流れ
故障や紛失が発生した場合は、ahamo公式サイトまたはアプリから手続きが可能です。申込みが完了すると、通常2日以内に交換機が配送されます。旧端末は10日以内に返却する必要があり、返却が遅れると違約金が発生することがあります。
スマホを落としたり水に濡らしたりするリスクは誰にでもあります。ケータイ補償サービスは、思わぬ出費を防ぐ“保険”のような存在です。特に端末を長く使う予定の人や修理費を抑えたい人は、加入を検討しておくと安心ですよ
月額料金と補償内容の詳細
ahamoのケータイ補償サービスは、端末ごとの「機種区分」に応じて月額料金が決まります。料金帯は概ね月額363円〜1,100円（税込）で、初回31日間は無料です。ahamoで現在購入できる一部端末（例：iPhone SE（第3世代）、AQUOS wish2）は月額550円に設定されています。加入の可否や実際の月額は端末ごとに異なるため、購入時の案内画面で必ず確認してください。
補償は「交換電話機の提供」と「修理代金のサポート」の2本柱です。故障・破損・水濡れ・全損・盗難・紛失など、日常で起こりやすいトラブルを幅広くカバーし、端末が使えない状態でも短期間で日常利用を再開できる設計になっています。
交換電話機の提供（リフレッシュ品）
端末が使えないトラブル時は、申込みからおおむね2日以内を目安に交換電話機（点検済みのリフレッシュ品）が届きます。自己負担金は機種により8,250円〜12,100円の範囲で設定され、同一契約での利用回数には上限があります。紛失・盗難時を除き、元の端末は10日以内に返送が必要で、未返送や遅延には違約金のリスクがある点に注意してください。
- 対応する主な事由
破損、故障、水濡れ、全損、盗難、紛失など - 自己負担の目安
8,250円〜12,100円（機種区分で変動） - 手元復旧までの目安
申込み完了から約2日
修理代金サポート（持ち込み／預かり修理）
軽微な破損や部品交換で直るケースでは、正規の修理ルートを利用した際の費用を補助します。画面割れや外装破損、一般的な故障は補償対象になり、自己負担の上限は端末・症状・年数などで変動します。参考として、iPhoneは購入から1年以内の対象故障で無料、それ以降や対象外故障は上限5,500円程度、Androidは対象故障で無料、対象外故障で上限3,300円程度が目安になります。改造や不正分解に起因する不具合は対象外です。
- 補償対象になりやすい例
画面割れ、ボタン不良、カメラ不具合、スピーカー不良など - 補償対象外になりやすい例
改造・非正規修理起因の不具合、意図的破損、アクセサリ起因の損傷など
バッテリー交換と消耗品の扱い
バッテリーは消耗品のため、原則として補償対象外です。経年劣化による持ちの悪化、充電回数増加に伴う容量低下などの「自然摩耗」はサポート外となり、交換費用は自己負担になります。いっぽうで、落下や浸水など明確な事故に伴う故障でバッテリーを含むユニット交換が必要になった場合は、事故原因の修理として取り扱われることがあります。事前に見積もり・症状判定を受け、対象可否を確認してください。
申請期限・必要手続きと自己負担の考え方
補償申請はトラブル発生日から30日以内が基本です。盗難・紛失・火災等では警察・消防への届出が条件となる場合があります。自己負担は「速さと確実性に対する対価」という位置づけのため、画面割れなど比較的軽微な損傷は修理サポートを、再起不能や捜索不能のケースは交換提供を選ぶと、総支払額と復旧スピードのバランスが取りやすくなります。
- 申請の基本要件
発生日から30日以内の申請、事実関係が分かる届出や申告 - 費用の最適化
軽微な故障＝修理サポート／再起不能・紛失＝交換提供が目安
AppleCare+や他のスマホ保険との違い（位置づけの理解）
ahamoのケータイ補償サービスは、キャリア起点で「交換」と「修理補助」の実務導線が整っているのが強みです。AppleCare+はiPhoneの正規修理に強く、盗難・紛失は「盗難・紛失プラン」加入時のみ対象です。dカードケータイ補償は「買い替え費用補填」という性格が強く、故障時に同一機種等を再購入する際の補償額が手厚いプランがあります。どれか1つで万能というより、端末と使い方に合う「復旧手段」と「費用の出所」を設計するイメージで選ぶと失敗しにくくなります。
- 速さ重視で端末を即使いたい
交換提供が早いキャリア補償が有利 - 純正修理で資産価値を保ちたい
AppleCare+等の正規修理網が有利 - 万一の買い替え時に負担を抑えたい
dカードケータイ補償等の再購入補償が有利
月額は機種区分で決まるので、購入画面での確認が最重要です。画面割れなど軽症は修理サポート、再起不能は交換提供と使い分けると自己負担を抑えやすいですよ。盗難や紛失は30日以内の申請と届出がカギになります。迷ったら「どれくらいの速さで復旧したいか」を軸に選ぶのがコツです
加入できる条件とタイミング
ahamoのケータイ補償サービスに加入するには、いくつかの明確な条件と期限があります。これらを理解しておかないと、後から申し込もうとしても受け付けてもらえないケースがあるため注意が必要です。
加入対象となるのはahamo購入端末のみ
ケータイ補償サービスに加入できるのは、ahamo公式サイトで端末を購入した場合のみです。
他社や中古ショップ、家電量販店などで購入した端末は対象外になります。SIMのみ契約した人も加入できません。
また、ドコモからahamoへプラン変更した場合は、すでにドコモのケータイ補償サービスに加入していれば自動的に継続されます。改めて申し込む必要はありません。
購入から14日以内が加入期限
補償サービスの申し込みは、端末購入日から14日以内に行う必要があります。
この期間を過ぎると新規加入はできません。特にオンラインで端末を購入する場合、配送日ではなく「購入日」が基準となるため、受け取りが遅れた場合でも期限が延長されない点に注意してください。
加入手続きはahamo公式サイトまたはドコモオンライン手続きページから可能です。購入時に同時加入するのが最も確実です。
故障や水濡れ後の加入は不可
ケータイ補償サービスは「事前加入型」の保険サービスであり、すでに故障している端末では加入できません。
画面割れや動作不良が起きたあとに申し込んでも受理されないため、端末購入直後に加入しておくことが重要です。
加入できないケースの代表例
- ahamo以外の販売店で購入した端末
- すでに故障・紛失している端末
- 購入から15日以上経過した端末
- SIMのみ契約（端末なし）での申し込み
このような場合は補償サービスを利用できません。どうしても端末の補償をつけたい場合は、別途「smartあんしん補償」や「AppleCare+」など、他の補償サービスを検討する必要があります。
再加入は新端末購入時のみ
一度解約した場合、再加入は新しい端末を購入したときに限り可能です。途中で再契約することはできないため、解約する前に今後の利用予定をよく検討しましょう。
ケータイ補償サービスは“購入直後のタイミング”がすべてです。14日を過ぎたら加入できず、壊れたあとでは遅いので、端末を買ったその日か翌日には加入手続きを済ませておくのが鉄則ですよ
トラブル発生時の補償利用手順
故障・紛失時にまず確認すること
スマホが故障・水濡れ・盗難・紛失などのトラブルに遭った場合は、最初に次の点を確認することが大切です。
- ahamoのケータイ補償サービスに加入しているかどうか
- 対象機種であるか（ahamoで購入した端末が対象）
- 発生日時を記録しておく（補償申請は30日以内が期限）
- 紛失・盗難の場合は警察への届出が必要になることもある
これらを確認したうえで、補償申請の手続きに進みます。
補償申請から交換・修理までの流れ
トラブルの内容によって「交換電話機の提供」または「修理代金サポート」のどちらを利用するかが決まります。基本的な流れは次の通りです。
- 補償申請を行う
ahamoアプリまたは公式サイトのマイページから申請できます。手続きには契約電話番号、IMEI番号、発生日、トラブル内容、本人確認書類などが必要です。 紛失・盗難の場合は、警察届出番号の入力を求められる場合があります。 - 交換電話機の提供を受ける場合
故障や紛失でスマホが使えない場合、申請完了から通常2日以内に交換電話機（リフレッシュ品）が配送されます。 交換機到着後、古い端末は10日以内に返送する必要があります。期限を過ぎると違約金が発生する可能性があるため注意しましょう。 データのバックアップや個人情報の削除を行ってから返送してください。 - 修理代金サポートを利用する場合
軽度の破損や動作不良などの場合は、修理受付サービスを利用します。 修理費用の上限は機種によって異なり、iPhoneは上限5,500円、Androidは3,300円程度が目安です。バッテリー交換は補償対象外なので注意が必要です。
手続き後の注意点
補償を利用した後は、次の点を確認しましょう。
- 交換・修理には自己負担金が発生します（機種により8,250円〜12,100円など）
- 旧端末の返送が完了していないと補償対象外となることがあります
- 利用回数には制限があり、1年間で最大2回までが上限です
- 住所や契約情報が変更になった場合は、手続き前に情報更新を行ってください
スマホが壊れたときは慌てず、まず「加入状況」「対象機種」「発生日」を確認することが大切です。申請から交換・返送までの流れを理解しておけば、最短2日で復旧できるケースもあります。焦らず順を追って対応しましょう。
補償を解約・再加入する際の注意点
ahamoのケータイ補償サービスは、いったん解約すると同じ端末では原則として再加入できません。再加入の入り口は「ahamoで新しい対象端末を購入するタイミング」に限られるため、解約の判断は慎重さが求められます。以下の要点を押さえておくと、後悔のない手続きがしやすくなります。
解約前に必ず確認したいこと
解約はオンラインで完結できますが、解約する前に次の観点を確認してください。
- 直近で落下・水濡れのリスクが高いイベントや外出予定がないか
- 交換電話機や修理サポートを使う可能性がないか（解約直後のトラブルは補償対象外になります）
- 近く機種変更を予定していないか（機種変更時は補償を継続できます。変更前に解約する必要はありません）
- 現在利用中の端末が「対象外端末」になっていないか（対象外化している場合、解約すると次回の再加入は新端末購入まで不可になります）
解約手続きの進め方のコツ
解約はahamoのオンライン手続きから行えます。本人確認情報や契約情報が最新であるかを先に整えておくと、入力ミスや差し戻しを防げます。手続き完了後は即時に補償が使えなくなるため、当日の破損・紛失にも備えがなくなる点に注意してください。請求サイクルをまたぐタイミングは、課金条件が変わることがあります。最新の案内で請求の取り扱い（解約月の扱いなど）を必ず確認してから進めると安心です。
再加入の基本ルール
再加入は「ahamoで新規に対象端末を購入する」場面でのみ可能です。現在使用中の端末に後から付け直すことはできません。機種変更時は、購入フロー中に補償の付帯を選択できます。乗り換えや回線手続きの前後で補償が切れないよう、解約は行わずに機種変更手続きを進めるのが安全です。
ケース別の判断早見
- 今の端末で補償をやめたいが、当面は機種変更しない
→ 解約後は補償なし期間が続きます。再加入は新端末購入まで不可です。 - 近々、ahamoで対象端末に機種変更する予定
→ 先に解約せず、機種変更の購入手続きで補償を継続・付帯するのが確実です。 - 既に解約したが、数日後に壊れた
→ 解約時点から補償は無効です。交換・修理のサポートは受けられません。
よくある落とし穴と回避策
- 解約と同日に事故が発生して補償が使えない
→ 解約は「事故がないこと」を十分に確認した上で、余裕のある日程で行ってください。 - 機種変更前に解約してしまい、再加入のタイミングを逃す
→ 機種変更時は継続できます。変更前に解約する理由は基本的にありません。 - 対象端末の条件を見落として再加入できない
→ 事前に購入予定端末が補償の対象かを確認し、購入手続き中に付帯を選びます。
料金・請求の取り扱い
解約月の請求や日割りの有無は、適用条件やタイミングで扱いが異なる場合があります。月末・請求確定直前の操作は思わぬ課金差異につながることがあるため、直前に最新の案内と手続き画面の記載を必ず確認してから進めてください。
解約は「今すぐの安心」を失う決断です。機種変更の予定や当面のリスクを整理して、解約は最後の一押しにとどめるのが安全ですよ。再加入は新端末購入時だけ、という原則を忘れずに計画的に動きましょう
補償サービスはいらない？加入を検討すべき人の特徴
加入を検討すべき人の特徴
ahamoのケータイ補償サービスは「もしものトラブルに備えたい人」に向いています。特に次のような人は加入を検討する価値があります。
- スマホをよく落とす、ぶつける、水に濡らしてしまうことがある
- iPhoneやGalaxyなど、修理費が高額なハイスペック機種を使っている
- 端末を2年以上使う予定で、長期間同じスマホを大切に使いたい
- 仕事や生活でスマホが使えなくなると困る（在宅勤務やビジネス利用など）
- 旅行や外回りの多い職種など、紛失・盗難のリスクが高い環境にいる
これらに該当する人は、補償加入によって「修理費の出費リスク」や「スマホが使えない期間」を大幅に減らせます。特に、交換電話機が2日以内に届く仕組みは、ビジネス用途での緊急時にも心強いサポートになります。
加入を見送っても良い人の特徴
一方で、次のような人は補償サービスを付けなくても大きな問題はないかもしれません。
- これまでスマホを壊したことがなく、普段から丁寧に扱っている
- 安価なスマホを使っており、修理よりも買い替えた方が安い
- 端末購入から時間が経っていて、補償の対象外機種になっている
- クレジットカードや民間保険で、すでにスマホ補償がついている
- 故障や紛失の際もすぐに代替機を調達できる環境がある
補償サービスは「掛け捨て」型のため、実際に利用しなければ費用だけがかかります。トラブルが少ない人や、代替手段を確保できる人にとっては、コスパ面で不要と感じるケースも多いでしょう。
IT利用者が注意すべきポイント
IT業務やデジタル機器を頻繁に扱う人の場合は、次のような点も意識しておくと良いです。
- データ連携や業務用アプリの利用など、スマホ停止が直接業務に影響する場合は加入を推奨
- 代替端末の用意やクラウドバックアップがあるなら、補償に頼らない選択も可能
- 補償対象は「購入から14日以内の端末」に限られるため、加入タイミングを逃さないよう注意
日常的にスマホをビジネス用途で使う人ほど、「安心料」としての価値は高まります。反対に、常にバックアップ体制が整っている人にとっては、コストを削減する選択も合理的です。
スマホをよく壊す人、高額端末を使う人、スマホが止まると仕事に支障が出る人は、補償加入が安心です。一方で、丁寧に扱う人や安価機種利用者は、月額コストを節約しても問題ありません。要は“安心を買うかどうか”の判断です。
ahamoで選べる他のスマホ保険比較
ahamoではドコモ系の「ケータイ補償サービス」以外にも、複数のスマホ保険を利用できます。補償範囲や自己負担額、加入条件が異なるため、自分の利用スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。ここでは代表的な4つの補償サービスを比較しながら解説します。
smartあんしん補償の特徴
「smartあんしん補償」はドコモが提供する広範囲型の補償サービスで、スマホだけでなく家電や携行品もカバーできます。
2022年以降に発売された端末が対象で、月額料金は330円〜990円です。
補償内容
- 端末の故障・水濡れ・破損
- パソコン・タブレットなどの家庭内機器の故障
- キャッシュレス決済の不正利用補償
- 外出先での携行品損害（イヤホン・時計・スーツなど）
スマホ以外のデジタル機器も一括で守れる点が特徴で、デジタル家電を多く所有している人や、生活全体のリスクに備えたい人に向いています。
AppleCare+／AppleCare+盗難・紛失プラン
iPhone利用者に人気の公式保険が「AppleCare+」です。
画面破損やバッテリー交換に加え、「盗難・紛失プラン」を選べば、端末が失われた場合も補償されます。
料金・補償内容の目安
- 機種により料金は月額1,180円前後〜
- 画面修理：自己負担3,700円
- その他の損傷：自己負担12,900円
- 盗難・紛失プランは年間2回まで適用
修理時にApple Storeや正規サービスプロバイダを利用でき、修理品質が安定している点が大きなメリットです。
iPhoneを長期的に使用したい人や、修理品質を重視する人におすすめです。
dカードケータイ補償
ドコモのクレジットカード「dカード」または「dカード GOLD」に付帯する無料補償サービスです。
カードを持っているだけで自動的にスマホ補償がつくため、コストを抑えたい人に向いています。
補償内容
- dカード（年会費無料）：最大1万円補償（購入から1年以内）
- dカード GOLD（年会費11,000円）：最大10万円補償（購入から3年以内）
スマホ購入代金の一部がキャッシュバックされる仕組みのため、修理というより「買い替え支援型」に近い保険です。
日常的にdカードを利用している人にとっては、非常にコスパの良い選択肢です。
民間のスマホ保険（モバイル保険・スマホの保険証など）
通信キャリア以外にも、保険会社が提供するスマホ保険があります。代表的なものは「モバイル保険」や「スマホの保険証」です。
モバイル保険（さくら少額短期保険）
- 月額700円で最大3台まで登録可能
- 年間10万円までの修理補償
- 盗難・水濡れ・破損・自然故障をカバー
スマホの保険証（ジャパン少額短期保険）
- 月額300円〜
- 修理費用を最大5万円まで補償
- キャリアや端末問わず加入可能
複数端末を使う人やSIMフリースマホユーザーには、これらの保険の方が柔軟で使いやすい場合があります。
各サービスの比較表（概要）
| 保険名 | 月額料金 | 主な対象 | 盗難・紛失補償 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ケータイ補償サービス | 363〜1,100円 | ahamo端末 | ○ | ドコモ公式。交換機対応が迅速 |
| smartあんしん補償 | 330〜990円 | ドコモ端末・家電 | ○ | 生活家電もまとめて補償 |
| AppleCare+盗難・紛失プラン | 約1,180円〜 | iPhone限定 | ○ | 高品質修理と公式サポート |
| dカードケータイ補償 | 無料（カード年会費） | ドコモ端末 | × | 買い替え費用補償。コスパ◎ |
| モバイル保険 | 700円 | すべての端末 | ○ | 最大3台まで登録可能 |
選び方のポイント
- 安さ重視なら：dカードケータイ補償やスマホの保険証
- 補償範囲重視なら：smartあんしん補償やAppleCare+
- スピード重視なら：ケータイ補償サービス（最短2日で交換）
- 複数端末持ちなら：モバイル保険
スマホ保険は「どれに入るか」よりも「自分の使い方に合うか」が大切です。
よく落とす人・仕事で必ずスマホを使う人は補償重視、コスパ重視ならカード付帯や民間保険を選ぶのが賢いですよ。
補償サービスを最大限活用するコツ
補償は「入って終わり」ではなく、いざという時に“迷わず・ムダなく・最短で”使い切る設計が大切です。ここでは、トラブル発生前から申請完了までの実務的なコツをまとめます。
事前準備で“最短リカバリー”を設計する
補償の価値は復旧までの速さで決まります。平時に次を整えておくと、実際の申請が数十分で完了します。
- 端末のIMEI・購入日・モデル名をメモアプリと紙に控えておきます
- マイページ/アプリのログイン手段を2系統（パスワード＋生体 or 端末PIN）で確認します
- バックアップを「毎日自動」に設定します（写真・連絡先・二段階認証アプリの移行手順も同時に）
- eSIM再発行の手順と注意点をメモしておきます（Wi-Fi環境/QR表示用デバイスの確保）
- 返送用の小箱・緩衝材・宅配伝票の予備を1セット用意します
紛失・盗難時の“初動テンプレ”を決めておく
初動で迷うと申請が遅れ、自己負担や不受理のリスクが増えます。次の順で固定化すると安全です。
- 端末のリモートロックと位置探索を即時実行（見つかったらスクショ保存）
- キャッシュレスアプリ・キャリア決済の一時停止
- 警察への届出（受理番号をメモ）
- 補償申請フォームへ進み、発生日・状況・届出番号を入力
- 受取先住所・在宅時間帯の登録（再配達ロスを防止）
申請を“通す”書き方と証跡の残し方
申請は事実を端的に、再現性ある形で残すのが基本です。
- 破損は「発生日時・状況・機能影響」の3点に絞って記述します（例：2025/10/26夜、膝高さからフローリングに落下、画面右下にクモの巣状亀裂でタッチ不良）
- 外観は全体→損傷部の順で2〜3枚撮影し、明るい場所で影を作らないようにします
- 連絡履歴・受付番号・配送追跡番号は同じノートに時系列で集約します
自己負担を“最小化”する使い方
同じ補償でも選択でコストが変わります。次の視点で判断するとムダが減ります。
- 軽微破損で動くなら「修理サポート」を優先し、データ移行コストとダウンタイムを抑えます
- 広範囲破損・防水損傷・基板疑いは「交換」を選び、再修理リスクを回避します
- アクセサリやケースは返送対象外が一般的です。必要最小限だけ新調し、後でまとめ買いに切り替えます
- 返送遅延は違約金の原因です。交換機到着と同時に“旧端末初期化→梱包→伝票貼付”まで終わらせ、翌営業日に出荷します
データと二段階認証を“止めずに繋ぐ”
復旧後にログイン地獄にならないよう、事前に“認証の逃がし先”を用意します。
- 二段階認証はSMS依存を避け、認証アプリ＋バックアップコードを保管します
- 金融・仕事系アプリは“信頼済み端末の解除”と“再ログイン手順”を書き出します
- メッセージ・通話は一時的にPCやタブレットへ転送設定しておくと、配送待ちの空白を埋められます
eSIM/回線の“無停止化”テクニック
モバイル回線を切らさない工夫で、実害を最小化できます。
- デュアルSIM環境（サブ回線は低容量でも可）を用意し、主回線トラブル時の連絡手段を確保します
- eSIM再発行はWi-Fi必須です。自宅Wi-Fi or テザリング可能な端末を家族と共有しておきます
- 会社・学校など重要連絡先には“非常用連絡手段”を事前登録しておきます
受付・配送を“最短化”する時間術
時間指定や住所の精度が遅延に直結します。
- 平日午前中の申請は当日処理・翌日着が狙いやすいです
- 受け取りは在宅しやすい場所（自宅/職場の守衛/宅配ロッカー対応可否）を最初に選びます
- マンション名・部屋番号・インターホン表記を申請時の住所と一致させます
よくある失敗を“仕組みで”回避する
よくある躓きは、仕組みで潰せます。
- 申請期限を過ぎる：スマホのカレンダーに“発生日＋30日”のリマインドを自動登録
- 返送忘れ：交換機開封時に“旧端末の箱に返送伝票を貼って玄関に置く”までをルール化
- 情報不足：購入証跡やIMEIのスクショをクラウドに保存
- 認証不可：主要サービスのバックアップコードを紙保管＋金庫アプリ保管の二重化
ライフサイクルで“賢く”運用する
長期で見ると、小さな工夫の積み重ねが効きます。
- 年1回の“復旧ドリル”（バックアップ復元・eSIM再発行手順の通し練習）でブランクを無くします
- 新機種購入時はケース・ガラスフィルムを受取当日に装着し、初期キズを未然に防ぎます
- 家族のスマホも同じテンプレで管理し、代理申請が必要になっても迷いません
要点は「平時の仕込み」と「初動の固定化」です。証跡・バックアップ・受取設計を先に整えておけば、いざという時も申請はシンプルに通ります。期限と返送だけは忘れず、最短で復旧させていきましょう
19位
ahamo
NTTドコモ
| サービス名 | ahamo |
| 最安月額料金 | 2,970円～ |
| ～1GB | 2,970円／月 |
| 2～3GB | 2,970円／月 |
| 4～10GB | 2,970円／月 |
| 11～20GB | 2,970円／月 |
| 21～30GB | 2,970円／月 |
| 50GB～ | 4,950円／月 |
| 利用回線 | ドコモ回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 30GB、110GB |
| 昼休み時間帯通信速度（12～13時） | 316.5Mbps |
| 通信速度の速さ | 4.87 |
| 月1GB利用時の安さ | 1.00 |
| 月3GB利用時の安さ | 1.00 |
| 月10GB利用時の安さ | 1.00 |
| 月20GB利用時の安さ | 1.10 |
| 月50GB利用時の安さ | 2.84 |
| 機能の多さ | 3.36 |
| 総合 | 2.17 |
ahamoがおすすめの理由
ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。
ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。
料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。
デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。
総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。
| 最安月額料金 | 2,970円～ |
| ～1GB | 2,970円／月 |
| 2～3GB | 2,970円／月 |
| 4～10GB | 2,970円／月 |
| 11～20GB | 2,970円／月 |
| 21～30GB | 2,970円／月 |
| 50GB～ | 4,950円／月 |
| 利用回線 | ドコモ回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 30GB、110GB |
| 昼休み時間帯通信速度（12～13時） | 316.5Mbps |
| 通常時間帯通信速度（14～16時） | 646.5Mbps |
| 通勤時間帯通信速度（17～19時） | 594.0Mbps |
| 問い合わせ方法 | チャット |
| 専用通話アプリ不要 | |
| かけ放題プラン | 5分かけ放題（プランに付帯）、無制限かけ放題 |
| 基本通話料 | 22円／30秒 |
| 5G対応 |
| セット割引あり | |
| カウントフリー・エンタメフリー | |
| 最低契約期間 | |
| データ容量の翌月繰越可能 | |
| 解約金 | なし |
| 留守番電話あり | |
| 初期費用 | 0円 |
| テザリング可能 | |
| 支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
| 追加データ料金 | 1GB：550円／80GB：1,980円 |
| 速度制限時の最大速度 | 1Mbps |
| 取り扱いSIMのサイズ | nanoSIM |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 | |
| プラチナバンド対応 | |
| 専門ショップあり | △（有料） |
| 海外利用可能 | |
| Apple Watchプラン対応 |
