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目次
タッチパッドを無効化する必要がある主な理由
ノートパソコンのタッチパッドは便利な入力デバイスですが、状況によっては意図せず操作が入り込み、作業効率を下げてしまうことがあります。特に外付けマウスを使う場面や集中して作業したいときには、あえて無効化したほうが快適に使える場合があります。ここでは代表的な理由を紹介します。
タイピング中の誤操作を防ぐ
ノートパソコンで文字入力をしている最中に、手のひらや指がタッチパッドに軽く触れると、カーソルが意図せず移動してしまうことがあります。これにより入力中の文が別の位置に飛んでしまったり、誤って削除してしまうことがあり、作業の集中を妨げてしまいます。タッチパッドを無効化すれば、このような誤操作を効果的に防げます。
外付けマウスを使うときの快適さ
外付けのマウスを接続して使う場合、タッチパッドが有効のままだと二重に操作が可能な状態になり、無意識に触れてカーソルが動いてしまうことがあります。タッチパッドをオフにすることで、マウスだけに操作を集中でき、より安定して快適にパソコンを使えるようになります。
ゲームや作業時の安定性向上
オンラインゲームや画像編集ソフトなど、精密なカーソル操作が求められる作業では、タッチパッドの不用意な反応が大きなストレスにつながります。外部マウスや専用デバイスに任せることで、操作性を損なわずに効率良く作業を進められます。
作業環境に合わせた柔軟なコントロール
一時的に机上のスペースを広く使いたい場合や、意図的にタッチパッドをオフにしたいときもあります。不要な機能を切り替えることで、自分の作業環境に合わせた最適な状態を維持できます。

タッチパッドを無効にするのは、単なる機能制限ではなく「快適さ」を得るための工夫なんです。誤操作を防ぎたい人やマウス派の人は、状況に応じてオンオフを切り替えると効率がぐんと上がりますよ
Windowsでタッチパッドを無効にする方法
Windowsでは、利用環境や機種によってタッチパッドの無効化方法が異なります。ここでは代表的な手順を紹介します。外付けマウスを利用する際や誤操作を減らしたい場合に役立ちます。
設定画面から無効化する方法
Windows 10やWindows 11の標準機能で簡単に無効化できます。
- スタートメニューから「設定」を開きます
- 「Bluetoothとデバイス」を選択し、「タッチパッド」をクリックします
- 「タッチパッド」のスイッチをオフに切り替えます
高精度タッチパッドが搭載されたモデルでは、この方法で確実に無効化できます。必要に応じてオンに戻すことも容易です。
デバイスマネージャーから無効化する方法
設定画面から切り替えられない場合はデバイスマネージャーを利用します。
- スタートメニューを右クリックし「デバイスマネージャー」を開きます
- 「ヒューマンインターフェイスデバイス」または「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開します
- タッチパッド関連のデバイス(Synaptics、ELAN、ALPSなど)を右クリックして「デバイスを無効にする」を選択します
- 確認画面が表示されたら「はい」を選択します
これでタッチパッドが機能しなくなります。再度使う場合は同じ手順で「有効にする」を選択してください。
ドライバーや機種ごとの専用設定
一部のノートPCには、メーカー独自のドライバー設定が用意されています。
- Synapticsタッチパッド: 「マウスのプロパティ」内の「デバイス設定」タブから「無効」を選択
- ALPSタッチパッド: 「拡張」タブ内の「デバイス選択」からチェックを外す
- ELANタッチパッド: 「ELAN」タブで「デバイスを停止する」を選択
モデルによって画面構成は異なりますが、いずれもマウスの詳細設定画面から操作できます。

Windowsでタッチパッドを無効にする方法は複数ありますが、最も簡単なのは「設定」からオフにする手順です。もし設定で切り替えられない場合はデバイスマネージャーやドライバー専用設定を試してください。どの方法でも再度有効化できるので安心して操作して大丈夫ですよ
Macでタッチパッドを無効にする方法
MacBookを利用していると、タイピング中にタッチパッドに触れてカーソルが飛んでしまうことがあります。外付けマウスやトラックボールを使う場合には、タッチパッドをオフにしておくと作業効率が上がります。ここではMacでタッチパッドを無効にする代表的な方法を紹介します。
システム設定から操作する方法
macOS Ventura以降では「システム設定」、それ以前のバージョンでは「システム環境設定」から操作します。
- 画面左上のAppleメニューをクリックして「システム設定(またはシステム環境設定)」を開きます。
- サイドバーから「アクセシビリティ」を選び、「ポインタコントロール」を開きます。
- 「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」をオンにします。
この設定をすると、外付けマウスを接続した時に自動でタッチパッドが無効化されます。
外付けマウス接続時に自動で無効化する設定
上記の「ポインタコントロール」の設定を利用すれば、USBやBluetoothのマウスを接続したときだけ自動で無効化されます。外出先ではマウスを外せばタッチパッドが再び有効になるため、使い分けがスムーズに行えます。
アクセシビリティ機能を活用する方法
より細かく制御したい場合には、アクセシビリティ機能を使ってタッチパッド操作を制限する方法があります。
- 「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」から「代替コントロール方式」を選び、外部デバイスのみで操作する設定に切り替えることが可能です。
- タップやクリックなど特定の操作を制限することで、完全に無効にしなくても誤操作を減らせます。
注意点
タッチパッドを無効にすると、外付けマウスが故障したり持ち運び時に忘れてしまった場合に操作できなくなるリスクがあります。そのため、自動無効化機能を利用するか、設定を切り替えられるようにしておくと安心です。

Macでタッチパッドを無効にするのは、作業の効率化にとても役立ちます。ただし完全にオフにするよりも、マウス接続時だけ無効化する設定を活用するのがおすすめです。必要に応じて切り替えられるようにしておけば、快適さと安全性を両立できますよ
キーボードショートカットでタッチパッドを無効にする方法
タッチパッドを素早くオン・オフできる方法として、多くのノートパソコンにはキーボードショートカットが用意されています。外付けマウスを接続しているときや、タイピング中の誤操作を避けたいときに役立つ便利な機能です。
Fnキーとタッチパッド専用キーの組み合わせ
一般的に、Fnキー
とファンクションキー(F1〜F12)を同時に押すことでタッチパッドを無効化できます。タッチパッドを表すアイコン(指や四角い枠でマウスカーソルを示したマーク)が刻印されたキーを探してみてください。多くの場合、F5・F6・F7あたりに配置されています。
メーカーごとのショートカット例
ノートパソコンのメーカーによって、ショートカットの位置や組み合わせは異なります。代表的な例を挙げると以下の通りです。
- 富士通(FMVシリーズ): Fn + F4キー
- NEC(LAVIEシリーズ): Fn + F6キー
- Dynabook(東芝): Fn + F9キー
- Lenovo(ThinkPadなど): Fn + F8キー
- HP: Fn + F5またはF6キー
- Dell: Fn + F3キー
- ASUS: Fn + F9キー
- Acer: Fn + F7キー
モデルによってはキーの刻印が異なる場合があるため、ユーザーマニュアルや公式サポートページを確認するのが確実です。
ショートカットが効かない場合の対処法
一部のパソコンではショートカットが無効化されている、または専用ソフトウェアが必要な場合があります。その際は以下の方法を試してみてください。
- ドライバーやユーティリティソフト(例:Synaptics、ELAN、ALPSなど)が正しくインストールされているか確認する
- BIOS設定でタッチパッド関連の項目が有効になっているか確認する
- Windows Updateやメーカー提供のアップデートを適用して最新状態にする

キーボードショートカットで切り替えできると、作業の合間でもワンタッチでタッチパッドを無効化できるのでとても便利ですよ。もし効かない場合は、ドライバーや設定を見直すことで改善できることが多いです。
ドライバーや専用ソフトでの無効化方法
タッチパッドを確実に無効化したい場合、パソコンに搭載されているドライバーや専用ソフトを利用する方法があります。メーカーごとに設定画面が異なりますが、代表的なドライバーには「Synaptics」「ALPS」「ELAN」があり、それぞれ専用の管理画面から無効化が可能です。
Synapticsタッチパッドの場合
多くのノートパソコンで採用されているのがSynapticsドライバーです。無効化するには以下の手順を踏みます。
- コントロールパネルまたは設定から「マウスのプロパティ」を開く
- 「デバイス設定」タブを選択
- 一覧に表示されるSynapticsタッチパッドを選び「無効」をクリック
警告メッセージが表示された場合は「OK」を選択すれば無効化が完了します。
ALPSタッチパッドの場合
国内メーカー製PCに多く搭載されているのがALPSドライバーです。操作手順は次のとおりです。
- 「マウスのプロパティ」画面を開き「拡張」タブをクリック
- 「拡張機能の設定」から「デバイス選択」タブを開く
- 「タッチパッドを使用する」のチェックを外す
これでタッチパッドが動作しなくなります。有効に戻したい場合はチェックを付け直すだけです。
ELANタッチパッドの場合
近年採用例が増えているのがELANドライバーです。こちらは専用タブから直接無効化できます。
- 「マウスのプロパティ」画面を開き「ELAN」タブを選択
- 一覧からタッチパッドを選び「デバイスを停止する」をクリック
- 確認画面で「はい」を選択
無効化後はカーソルが動かなくなるため、必ず外付けマウスを用意した状態で操作してください。
ドライバー設定を使うメリット
これらの方法は、単にOSの設定からオフにするのと比べて、より確実にタッチパッドを無効化できる点が大きな特徴です。また一部ドライバーでは「外付けマウス接続時のみ自動で無効化する」などの細かい設定も用意されており、利便性を高められます。

ドライバーや専用ソフトを使うと、一時的な無効化だけでなく環境に合わせた細かい制御ができるんです。自分のPCに合った方法を選んで、作業環境をもっと快適にしてくださいね
タッチパッドを再度有効化する方法
誤操作防止や外付けマウス利用のために無効化したタッチパッドは、必要に応じて簡単に再度有効化できます。ここではWindowsとMacの両方での手順や、ショートカット・トラブル時の対処までを整理しました。
Windowsで有効化する方法
Windowsでは、無効にしたときと同じ場所から再びオンに切り替えられます。
- 設定から操作する場合
- スタートメニューから「設定」を開きます。
- 「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」を選択します。
- トグルを「オン」に切り替えるとすぐに動作が戻ります。
- デバイスマネージャーから操作する場合
- スタートメニューで「デバイスマネージャー」を検索して開きます。
- 「ヒューマンインターフェイスデバイス」や「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開します。
- 無効化していたタッチパッドデバイスを右クリックし「デバイスを有効にする」を選びます。
- 各種ドライバーで操作する場合
- Synapticsモデルなら「マウスのプロパティ」→「デバイス設定」タブで「有効」を選択
- ALPSモデルなら「拡張」タブの「タッチパッドを使用する」にチェックを入れる
- ELANモデルなら「デバイスを有効にする」をクリック
Macで有効化する方法
Macでは設定を戻すだけで再びタッチパッドが使えます。
- システム設定から有効化
- Appleメニュー→「システム設定」を開きます。
- 「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」を選択します。
- 「マウスやワイヤレストラックパッド接続時に内蔵トラックパッドを無視」をオフにすると再び有効になります。
- 外付けマウスが原因の場合
外付けマウスを外すと自動的に内蔵トラックパッドが復帰する設定になっている場合もあります。
ショートカットで有効化する方法
多くのノートPCには、Fnキー+タッチパッドアイコンの組み合わせで有効/無効を切り替える機能があります。機種によってはF6やF9キーに配置されている場合が多いので、キーボード上のマークを確認してください。
トラブルが起きたときのリカバリー手順
まれに設定を戻しても反応しないケースがあります。その場合は次の確認を行ってください。
- PCを再起動して再度設定を反映させる
- ドライバーが無効のままになっていないかをデバイスマネージャーで確認
- 最新のドライバーをインストールし直す
- BIOSでタッチパッドがオフになっていないか確認する

タッチパッドを無効にしたあとに再び使いたいときは、落ち着いて元の手順を逆に行えば大丈夫です。特にWindowsは設定・デバイスマネージャー・ドライバーの3つの経路があり、Macはシステム設定や外付けマウスの接続有無で制御できます。どの方法でも元に戻せますから安心してくださいね
タッチパッドを無効にできないときのトラブルシューティング
タッチパッドをオフにしたつもりでも有効のまま動作してしまう場合、いくつかの原因が考えられます。以下の方法を順番に確認していくことで、多くのケースは解決できます。
ドライバーの更新や再インストール
タッチパッドが無効にならない原因の多くはドライバーの不具合です。デバイスマネージャーから対象のタッチパッドを右クリックし、「ドライバーの更新」を実行してください。最新の更新が適用されていない場合、自動検索で適切なドライバーが導入されることがあります。
それでも改善しない場合は、一度「デバイスのアンインストール」を選択し、再起動することでWindowsが標準ドライバーを再インストールします。メーカー公式サイトから最新の専用ドライバーを入手して再導入するのも有効です。
BIOS設定の確認
一部のノートパソコンでは、BIOSやUEFIの設定でタッチパッドの有効・無効を切り替えるオプションがあります。起動時に「F2」や「Delete」キーでBIOS画面に入り、「Internal Pointing Device」や「Touchpad」という項目を確認してください。設定が「Enabled」になっている場合は「Disabled」に変更することで、OSの操作に関わらず無効化されます。
OSやアップデートの影響
Windows UpdateやmacOSのアップデート後に、設定が初期化されたり一時的に効かなくなることがあります。その場合は再度設定をやり直すか、最新のアップデートを適用して問題が解消されるか確認しましょう。特にWindowsでは「高精度タッチパッド」の仕様変更によって従来の設定が効かなくなるケースも報告されています。
専用ソフトの競合や設定リセット
SynapticsやELANなど専用ドライバーのユーティリティソフトを導入している場合、Windows標準の設定だけでは反映されないことがあります。メーカー提供のユーティリティ画面からタッチパッドの無効化設定を確認してください。また、設定が破損している場合は「既定値に戻す」を実行すると改善することもあります。

タッチパッドを無効化できないときは、まずドライバーや設定の不具合を疑って段階的に確認していくことが大事です。OSやBIOS側の要因もあるので、焦らず順番に原因を切り分けてください。最終的にどうしても無効にできない場合は、メーカーサポートに問い合わせるのが確実ですよ
タッチパッドを無効化する際の注意点と便利な設定
タッチパッドを無効にすることは誤操作を防ぐために有効ですが、使い方によっては思わぬ不便やトラブルにつながる場合があります。安全かつ快適に活用するために、知っておきたい注意点と設定の工夫を紹介します。
無効化するときの注意点
タッチパッドを完全に無効にする前に、以下の点に注意する必要があります。
- 外出先でマウスを忘れた場合に操作できない
無効化したままマウスが使えない状況になると、パソコン操作自体が困難になります。外出時は特に注意が必要です。 - 一部のアプリで操作性が低下する可能性
タッチ操作を前提としたアプリやジェスチャーが使えなくなる場合があります。 - ドライバーやOS更新で設定がリセットされる場合がある
更新のタイミングでタッチパッドが再び有効になることがあるため、再設定が必要になるケースがあります。
一時的にオンオフを切り替える方法
状況に応じて柔軟に使えるように、完全無効化ではなく一時的な切り替えが便利です。
- ショートカットキーでオンオフ
Fnキーと専用のタッチパッドキーで素早く切り替えられるモデルがあります。 - 設定画面でトグル切り替え
WindowsやMacでは、数クリックで有効・無効を切り替える設定が用意されています。
誤操作を減らす便利な設定
タッチパッドを完全に無効化せずとも、設定を調整することで誤操作を大幅に減らせます。
- タップ機能の無効化
軽く触れただけでクリックと認識されるタップをオフにすれば、入力中の誤作動が減ります。 - 感度の調整
誤って手のひらが触れてしまうケースを避けたい場合、感度を低めに設定すると効果的です。 - 外付けマウス接続時のみ自動で無効化
Macや一部のWindows機では、マウス接続時だけタッチパッドを無効化する設定が可能です。

タッチパッドを無効にするのは便利ですが、使えなくなるリスクもあるので状況に合わせて切り替えられる設定を活用すると安心です。タップや感度の調整だけでも誤操作は十分防げますから、自分の使い方に合った方法を選んでくださいね