LIBMO(リブモ)のデメリット徹底解説!後悔しないために知っておくべき注意点と対策ガイド



目次

LIBMOの基本概要と人気の理由

ドコモ回線を利用した安定接続の格安SIM

LIBMO(リブモ)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIMサービスで、ドコモ回線を利用しています。大手キャリアのネットワークを借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)として、全国的に安定した通信エリアを確保できるのが特徴です。

特に、地方や郊外でも安定した接続が得られやすく、「格安SIM=つながりにくい」という不安を軽減できる点が支持されています。

また、テザリングにも無料で対応しており、サブ端末やPC接続にも便利です。スマートフォンだけでなく、テレワークや外出先での作業にも適した通信品質を備えています。

30GBプランの安さと大容量ユーザーからの支持

LIBMOが人気を集めている最大の理由の一つが、30GBという大容量プランが2,728円(税込)で利用できる圧倒的なコスパです。

一般的に20GB以上の通信量を提供する格安SIMは、3,000円前後またはそれ以上になるケースが多く、30GBをこの価格で使えるのは非常に競争力があります。

毎日動画を視聴したり、SNSを頻繁に利用したりするユーザーにとって、コストを抑えながらデータを気にせず使える点が高く評価されています。

LIBMOの料金体系は「なっとくプラン」を中心に構成され、3GB・8GB・20GB・30GBの4段階に加えて、データ無制限ライトプラン(最大200Kbps)なども選べます。使い方や通信量に合わせた柔軟なプラン選択ができるのも魅力です。

光回線とのセット割や株主優待の魅力

LIBMOは、TOKAIグループが提供する@TCOMひかりやTNCひかりなどの光回線とセット契約することで、月額220円の割引(最大5回線まで適用)が受けられます。

家族や複数デバイスで契約すれば、年間数千円単位の節約につながるため、通信費全体を大幅に抑えることが可能です。

さらに、TOKAIホールディングスの株主優待制度を利用すれば、LIBMOの月額料金がさらに割引になる特典も用意されています。通信コストを重視するユーザーや、家計全体の節約を意識する層にとっては、他社にはない強力な魅力となっています。

LIBMOは単なる「安い格安SIM」ではなく、グループ全体でのトータルなコスト削減施策を組み合わせられる点が、リピーターを生み出す理由の一つです。

まとめ

LIBMOは、ドコモ回線による安定性と圧倒的なコストパフォーマンスを両立した格安SIMです。特に30GBプランの安さや光回線との連携、株主優待など、他社にはないユニークな仕組みが支持を集めています。

格安SIMを初めて検討する人にも分かりやすく、長期利用を前提にした節約派ユーザーから高い評価を得ています。

LIBMOは「格安SIMの安さ」と「ドコモ品質の安心感」を両立した、バランス型のサービスですね。大容量ユーザーや光回線利用者には特におすすめです!

LIBMOの主なデメリット一覧

通信速度が時間帯によって大きく低下する

LIBMOはドコモ回線を利用しているため、基本的には安定した通信が可能ですが、格安SIM特有の「混雑時間帯の速度低下」は避けられません。特に昼12時台や夕方18時前後には回線が集中し、下り速度が1Mbps以下になるケースもあります。SNSや動画視聴でタイムアウトが発生することもあり、快適さを求める人にとってはストレスを感じる時間帯があるでしょう。

一方で、深夜や早朝の時間帯は安定しており、速度は20〜40Mbps前後に回復します。速度の波を理解し、混雑を避けて使う工夫が必要です。

5G通信に非対応で最新端末を活かしきれない

LIBMOは2025年時点でも5G通信に対応しておらず、4G LTEのみの提供です。そのため、5G対応スマートフォンを持っていても、常に4G接続での利用となります。動画配信やオンラインゲームなど、低遅延通信を必要とするユーザーには物足りない仕様です。

他社では既に5G対応を標準化している格安SIMが多く、通信速度面での差が広がっています。最新技術を重視する人にはデメリットといえます。

eSIMに非対応で手続きが煩雑

LIBMOはeSIMに対応しておらず、物理SIMカードでの運用のみとなります。そのため、SIMカードの到着を待つ必要があり、申込みから開通までに数日かかることがあります。

eSIM対応のスマートフォンを使っている場合でも、差し替え作業が必要になり、他社と比べて乗り換えの柔軟性が低い点がデメリットです。仕事で複数回線を管理するユーザーや、短期間で契約を切り替えたい人には不便な仕様です。

契約から1年以内の解約で違約金が発生する

LIBMOでは、音声通話付きプランを契約して1年以内に解約すると、月額利用料1か月分の違約金が発生します。

例:8GBプラン(1,518円)なら1,518円、30GBプラン(2,728円)なら2,728円が請求されます。

短期間で他社に乗り換える予定がある人や、試しに利用したい人にとっては、負担を感じる制度です。1年以上の利用を前提に契約することが推奨されます。

実店舗サポートが静岡県に限られる

LIBMOの店舗サポートは静岡県の「TOKAIコミュニケーションズ」本社および一部提携店舗のみで、全国的な店舗網は整備されていません。基本的な手続きはオンラインで完結できますが、SIMカードの紛失や通信トラブルなど、緊急時に直接相談したい場合に不便です。

ITに詳しくない人や、初めて格安SIMを契約する人にとっては、対面で相談できない点が心理的ハードルになることもあります。

支払い方法がクレジットカード限定

LIBMOの支払いはクレジットカードのみ対応しており、口座振替やデビットカード、電子マネー決済には対応していません。クレジットカードを持たない学生や高齢者にとっては契約しづらく、家族契約などでも制約が生じます。

他社ではPayPay残高払いや口座振替対応を進めるサービスも多く、この点で柔軟性に欠けます。

デメリットのまとめ

  • 通信速度が混雑時に大幅に低下する
  • 5G通信に非対応
  • eSIMに非対応で開通までに時間がかかる
  • 1年以内の解約で違約金が発生する
  • 店舗サポートが静岡県限定
  • クレジットカード支払いのみ対応

これらのデメリットは「通信品質」「契約条件」「サポート体制」の3点に集約されます。いずれも事前に理解しておけば、利用中のトラブルや後悔を防ぐことができます。

LIBMOは安さ重視の人には魅力的ですが、速度やサポートを求める人には注意が必要です。自分の使い方を見極めて選ぶことが、後悔しない格安SIM選びのコツですよ

通信速度の遅さはどれくらい?実測データで検証

実測データから見る速度の実態

LIBMO(リブモ)の通信速度は、格安SIMの中でも「安定しているが時間帯によりムラがある」という評価が多く見られます。平均的な速度は下り約35Mbps前後とされ、SNSやWeb閲覧には問題ないレベルです。ただし、昼休みなどの混雑時間帯には大きく速度が低下する傾向があります。

主な計測データを整理すると、以下のような傾向が確認されています。

  • 下り平均速度:おおよそ 30〜40Mbps前後
  • 上り平均速度:おおよそ 6〜9Mbps前後
  • Ping値(応答速度):40〜60ms 程度

この数値は、格安SIMとしては標準的ですが、混雑時にはストリーミングやビデオ通話で遅延を感じるケースがあります。特に昼の12時〜13時の時間帯では、1Mbps台にまで落ち込むことがあり、動画視聴やオンライン会議は厳しくなります。

時間帯別の実測値と体感速度

速度の変化は時間帯によって大きく異なります。以下は、実際の測定に基づく平均的な傾向です。

  • 朝(7〜9時):10Mbps前後。ニュースアプリやSNSは快適に利用可能。
  • 昼(12〜13時):1〜2Mbps台。通信が集中し、Web表示が遅くなる。動画再生も読み込み待ちが発生。
  • 夕方(17〜19時):20〜40Mbps。通勤時間帯でも比較的安定。
  • 夜(21〜23時):40Mbps前後。動画や音楽ストリーミングも快適。
  • 深夜(0〜6時):20〜30Mbps。混雑がないため快適に利用可能。

このように昼の1時間前後だけ極端に速度が落ちる傾向があります。逆に、夜間や朝は非常に安定しており、日常利用に支障はありません。

用途別の快適度目安

LIBMOの速度で「どこまで快適に使えるか」を、利用目的別に見てみましょう。

  • SNS・メール・Web閲覧:1Mbps以上で十分。昼間でも問題なし。
  • 動画(YouTube等)標準画質(480p):3Mbps以上で快適。昼は再生が途切れる可能性あり。
  • 高画質動画(720p以上)・ビデオ会議:10Mbps以上が目安。昼間は不安定。
  • オンラインゲーム・大容量ダウンロード:20Mbps以上推奨。夜間中心の利用なら快適。

昼に仕事や授業でデータ通信を多く使う人にとってはストレスを感じやすいですが、Wi-Fi併用や夜中心の利用なら十分実用的です。

通信速度の遅さに対する利用者の声

実際の利用者からは、次のような意見が多く見られます。

  • 「料金が安く、夜はサクサク動く」
  • 「昼休みだけ極端に遅くなるのが不満」
  • 「ゲームや動画より、SNSやメール中心なら問題ない」

このように、速度に対する不満は時間帯依存で、用途が軽い人ほど満足度が高い傾向があります。

速度低下を避けるための工夫

通信速度の低下を少しでも軽減するためには、以下の方法が有効です。

  • 昼間はWi-Fi接続を優先する
  • アプリの自動更新やクラウド同期を夜間に設定する
  • 混雑時間帯はテキスト中心の利用に切り替える

また、光回線とのセット割で自宅のネット環境を整えることで、外出時の通信を最小限にするのも有効な対策です。

通信速度のデータを見ると、LIBMOは「昼だけ遅い・夜は快適」という特徴がはっきりしています。仕事中や移動中に動画やゲームを多く使う人には向きませんが、Wi-Fi中心でコスパを重視する人には十分満足できる品質です。

eSIM・5G非対応による不便さとは

LIBMO(リブモ)はコストパフォーマンスの高さで注目される格安SIMですが、技術面での「eSIM非対応」と「5G非対応」は実際に使う上での不便さにつながります。特にスマホの買い替えや回線の乗り換えを頻繁に行うユーザーにとっては、この2点が大きなネックになる場合があります。

eSIM非対応で乗り換えがスムーズにできない

近年では、物理SIMを使わずに通信契約をデジタルで完結できる「eSIM」が主流になりつつあります。たとえば、IIJmioやLINEMO、楽天モバイルなどの主要格安SIMでは、申し込み後すぐにQRコードを読み取るだけで回線開通が完了します。

しかしLIBMOではこのeSIMに対応していないため、従来どおり物理SIMカードの到着を待つ必要があります。発送から手元に届くまで1〜3日ほどかかり、MNP転出や機種変更の際にスマホが一時的に使えない期間が生じやすい点がデメリットです。

また、デュアルSIM機能を活用して「仕事用」「プライベート用」を1台のスマホで分けたい人も、LIBMOでは物理SIMスロットを占有してしまうため柔軟な使い方が難しくなります。eSIMを活用したスマートな運用を望むユーザーにはやや不向きといえるでしょう。

5G非対応で最新端末の性能を活かせない

LIBMOはドコモ回線を利用していますが、通信方式は4G(LTE)のみです。5Gエリアに住んでいても5G通信は利用できず、常に4G接続となります。

最近のスマホは5G通信を前提に設計されており、特に動画視聴やクラウドゲーム、リモートワークの通信などでは5Gの低遅延・高速性が大きな魅力です。LIBMOを利用すると、せっかくの高性能スマホでも速度面での恩恵を受けにくくなります。

一方で、SNSやニュース閲覧、通話中心の使い方であれば4Gでも十分実用的です。5G通信を重視しないユーザーにとっては、料金が安く抑えられる分のメリットのほうが大きい場合もあります。

他社との技術的な差と今後の展望

IIJmioやOCNモバイルONEなどは既に5GやeSIMに対応しており、技術面での進化が進んでいます。LIBMOも今後のサービス改善で対応を拡大する可能性はありますが、現時点ではやや遅れを取っているのが実情です。

特に、端末の進化サイクルが早い今の時代では「SIMを抜き差しする手間」「4G制限による速度差」が体感的な不便さとして表れやすく、格安SIMに慣れているユーザーほどその違いを強く感じやすいでしょう。

eSIMや5Gを重視する人にとっては、LIBMOはやや古さを感じる仕様かもしれません。ですが通信の安定性や料金の安さを重視するなら、現状の4G中心サービスでも十分満足できるケースは多いです。自分の使い方に合った優先順位を見極めることが大切ですね

1年以内の解約金発生に注意

契約解除料の仕組みと金額

LIBMOの音声通話機能付きSIMは、契約開始日から1年以内に解約またはMNP転出を行うと、契約解除料(違約金)が発生します。金額は「契約中のプラン月額料金の1ヶ月分」です。

例えば「なっとくプラン8GB(1,518円)」を契約している場合、1年以内に解約すると1,518円の解除料が請求されます。

一方、データ通信専用SIM(音声機能なし)ではこの制約はありません。最低利用期間や違約金がないため、短期利用やお試し利用を検討する人にはこちらの方が向いています。

短期解約が不向きな理由

LIBMOはキャンペーンや端末割引を多く実施していますが、その多くが「契約から1年以上の継続利用」を前提にしています。

そのため、以下のようなケースでは注意が必要です。

  • 1年未満で解約すると特典が取り消しになる場合がある
    端末の実質1円購入など、ポイント還元条件が「1年以上利用」が前提になっていることが多く、早期解約で還元が受けられないことがあります。
  • 日割り計算が適用されない
    月の途中で解約しても当月分の月額料金が満額請求されるため、月初解約では損になることがあります。
  • MNP転出と同時解約でも解除料が発生する
    他社へ番号移行する場合も「1年以内」なら違約金の対象となります。

このように、LIBMOは「1年以上利用してこそお得になる設計」になっているため、短期間の利用には向きません。

解約金を避けるための対策

契約解除料を回避するには、次の3点を意識しておくと安心です。

  1. 契約日を正確に把握する
    契約書やマイページで「課金開始日(利用開始日)」を確認し、そこから1年経過後に解約すれば違約金は発生しません。
  2. 解約は月末に行う
    月途中で解約すると日割りにならないため、月末解約が最も効率的です。
  3. お試し目的ならデータ専用プランを選ぶ
    データ通信のみのプランなら違約金がないため、安心して短期利用が可能です。

利用期間の目安とおすすめの考え方

LIBMOは価格・容量・安定性のバランスが良く、1年以上の継続利用を前提にすれば非常にコスパの良い格安SIMです。

一方で、「お試しで使いたい」「他社の通信品質を比較したい」といった短期利用には不向きです。

契約前に「1年間は使い続けるつもりがあるか」を明確にしておくことで、後悔のない選択ができます。

LIBMOは短期利用には不向きですが、1年以上しっかり使えばコスパは抜群です。契約時は“1年縛り”の存在を忘れずに、解約時期を見極めることが大切ですよ。

サポート体制・店舗対応の弱点

実店舗は静岡県のみで全国対応は不可

LIBMO(リブモ)はTOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIMで、サポート拠点の中心は静岡県にあります。

そのため、他の格安SIMのように全国各地に相談窓口を設けているわけではなく、対面サポートを希望するユーザーには不便な点が目立ちます。

LIBMOの契約・解約・機種変更などは基本的にオンラインで完結するため、店舗に行かずに済む利便性はありますが、スマホ操作に不慣れな人や設定サポートを直接受けたい人にはハードルが高いでしょう。

また、ドコモショップでの取り扱いは一部手続きに限られており、トラブル時の即時対応や修理相談には対応していないケースが多い点も注意が必要です。

オンライン手続き中心で初心者には不安

LIBMOはオンライン中心の運営スタイルを採用しており、申込からMNP転入・開通設定・解約まで、基本的にすべて自分で行う必要があります。

サポート窓口はメール・チャット・電話が中心ですが、混雑時には返信まで時間がかかることもあり、リアルタイムの解決を求める人には不向きです。

特に以下のような場面で不安を感じる人が多い傾向にあります。

  • 初めて格安SIMに乗り換える
  • SIMカードの差し替えやAPN設定が苦手
  • eSIMやデータ通信設定に慣れていない
  • 通話トラブルや通信制限時に即解決したい

サポート対応の手順もマニュアル的で、柔軟な対応を求めるユーザーには不満が残る部分です。

トラブル対応のスピードに差がある

口コミでは、「チャット対応が丁寧」という声もある一方で、問い合わせが集中する時期には対応まで数日かかるケースも報告されています。

また、通信障害やSIMトラブルが起きた場合、代替機の貸出や現場での対応ができないため、ユーザー側で機器を用意する必要がある点もデメリットです。

そのため、サポートの即応性を求めるなら、店舗サポートが充実しているワイモバイルやUQモバイルなどのサブブランド系を検討するほうが安心です。

オンラインサポートを補う対策

サポート面の弱さを補うためには、以下のような工夫が有効です。

  • LIBMO公式サイト内の「よくある質問」ページを事前に確認する
  • APN設定や開通手順を事前にスクリーンショットで保存しておく
  • MNP転出などの重要手続きは、余裕をもって数日前に行う
  • 問い合わせはチャットと電話の両方を活用する

これらを意識するだけでも、トラブル時のリスクをかなり軽減できます。

LIBMOはコスパ面で優秀な格安SIMですが、サポートや店舗対応は最小限に抑えられています。特にスマホ初心者の方は、申し込み前に設定やトラブル対応を自分で行うイメージを持っておくことが大切ですね。

LIBMOが向いていない人・向いている人

LIBMO(リブモ)は、料金の安さとシンプルなプラン構成が魅力の格安SIMですが、すべての人に最適とは限りません。利用目的や環境によって、満足度が大きく変わります。ここでは、口コミや実測データをもとに「どんな人に向いているか・向いていないか」を整理します。

向いていない人

LIBMOはコスパに優れたサービスである一方、通信環境やサポート面に制約があるため、以下のような方には不向きです。

  • 昼休みや通勤時間に動画・SNSを頻繁に使う人
    格安SIM特有の混雑時間帯(特に12時前後や18時以降)に速度低下が起こりやすく、動画やゲームなどの通信が重いコンテンツではストレスを感じる可能性があります。
  • 5G通信やeSIMを活用したい人
    現時点で5G・eSIMの両方に非対応です。5Gスマホを使っていても4G通信止まりになり、通信の将来性を重視するユーザーには不向きです。
  • サポートを対面で受けたい人
    実店舗が静岡県にしかないため、全国対応の対面サポートは期待できません。トラブル時もオンライン中心の対応になるため、スマホ操作に不慣れな方には不安が残ります。
  • 短期間だけ契約したい人
    音声SIMは1年以内の解約で違約金(月額利用料1ヶ月分)が発生します。短期利用やお試し目的で契約したい人にはおすすめできません。

向いている人

一方で、次のような人にとってLIBMOは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

  • 毎月20〜30GBのデータ通信を安く使いたい人
    30GBプランが2,728円と格安SIMの中でもトップクラスの安さです。動画視聴やSNS利用が多い人でも、データ残量を気にせず使えます。
  • 通信速度に強いこだわりがない人
    SNS、ネット検索、音楽ストリーミングなどのライトユーザーであれば、日常利用に十分な速度を維持できます。
  • 長期的に安定して使いたい人
    1年以上継続利用すれば違約金も発生せず、TLCポイントや光回線セット割などの特典を継続的に享受できます。
  • コスパ重視で固定費を抑えたい人
    @TCOMひかりとのセット割や株主優待を組み合わせることで、月額料金をさらに下げることができます。家計全体の通信費を見直したい方に最適です。

利用スタイル別おすすめ傾向

利用スタイル向き・不向き理由
昼休み・夕方に動画を観る× 不向き混雑時間帯に速度低下が発生しやすい
テレワーク中心○ 向いている日中でもWi-Fi環境で問題なし
スマホを2台持ち(サブ回線利用)○ 向いている安価なサブ回線として運用しやすい
5Gスマホユーザー× 不向き5G通信に非対応
家族で光回線も契約中◎ 非常に向いているセット割で通信費を大幅に節約できる

LIBMOは「高速通信を求めないけど通信費を抑えたい」人にピッタリです。逆に、速度・最新機能・手厚いサポートを重視する人は、他社のサブブランド系SIM(UQモバイルやワイモバイル)を検討するのが良いでしょう。

デメリットを理解したうえでの上手な活用法

LIBMO(リブモ)は、通信速度やサポート体制などにいくつか注意点があるものの、工夫次第でコスパの高い格安SIMとして十分活用できます。ここでは、デメリットを踏まえた上で「どう使えば快適か」「どうすれば損をしないか」という具体的な活用法を紹介します。

光回線とのセット割でコスパを最大化する

LIBMOを最もお得に使う方法は、TOKAIグループが提供する光回線(@TCOMひかり・TNCひかりなど)とセット契約をすることです。

セット割を適用すると、1回線あたり毎月220円の割引が受けられ、最大5回線まで適用できます。家族全員で利用すれば、合計で月1,100円の節約にもなります。

さらに、TOKAIホールディングスの株主であれば、株主優待による割引やTLCポイント還元も受けられ、通信費を大幅に抑えることが可能です。光回線と格安SIMを一括管理できる点も、サポート面の安心感につながります。

混雑時間帯を避けて快適に使う

LIBMOは昼休み(12時台)や夕方の混雑時に通信速度が低下する傾向があります。この弱点を補うためには、使う時間帯を少し工夫するのが効果的です。

  • 昼間はWi-Fi環境(職場や自宅)を活用
  • データ通信量が多いアプリ(動画・SNS)は夜間や早朝に利用
  • 通勤時などの軽い通信には「低画質モード」設定を活用

また、動画配信アプリでは「自動再生」や「高画質設定」をオフにしておくことで、通信負荷を抑えられます。これらを意識するだけで、速度の遅さによるストレスを最小限にできます。

通話オプションとポイント還元を賢く組み合わせる

LIBMOは、5分・10分・無制限の3段階で通話かけ放題オプションを選べるのが特徴です。自分の通話頻度に合わせて最適なプランを選ぶことで、通話料を無駄にせず快適に使えます。

また、利用金額に応じて貯まる「TLCポイント」を活用することで、毎月の支払いに充当したり、家電・ギフト券などと交換したりすることも可能です。

特に「光回線+LIBMO+TLCポイント」を組み合わせると、実質負担額をさらに下げることができます。

1年以上の長期利用を前提に計画的に使う

LIBMOは、契約から1年以内に解約すると「月額料金1か月分の違約金」が発生します。

したがって、短期契約には不向きですが、逆に「1年以上利用する前提」で考えるなら十分にお得です。

例えば、1年間の総額で見ると、大手キャリアの半額以下で利用できるケースもあります。

長期的に利用することで、TLCポイントやキャンペーン特典の恩恵を最大限受けられる点も魅力です。

格安SIM初心者は公式サポートを活用する

LIBMOは実店舗が少ない一方で、オンラインチャットやメールサポートが充実しています。初期設定やMNP転入などで不安がある場合は、公式サポートを積極的に活用しましょう。

また、TOKAIグループのカスタマーサポートは応答が比較的早く、困ったときに相談できる安心感があります。

デメリットを知った上でうまく使えば、LIBMOは「安定×低価格×還元特典」を両立できる格安SIMです。昼の混雑時間を避け、光回線とのセットで使うだけでも、満足度は一気に上がりますよ。

24位

LIBMO

TOKAIコミュニケーションズ

サービス名LIBMO
最安月額料金980円~
~1GB980円/月
2~3GB980円/月
4~10GB1,518円/月
11~20GB1,991円/月
21~30GB2,728円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン0.5GB、3GB、8GB、20GB、30GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)4.6Mbps
通信速度の速さ1.67
月1GB利用時の安さ3.10
月3GB利用時の安さ3.36
月10GB利用時の安さ3.53
月20GB利用時の安さ3.29
月50GB利用時の安さ3.54
機能の多さ2.20
総合2.95

LIBMOがおすすめの理由

LIBMOがおすすめの理由は「料金が手頃でコストパフォーマンスが高い点」「ドコモ回線を利用しているためエリアが広い点」です。

LIBMOは、格安SIMの中でも比較的リーズナブルな料金設定が魅力で、特に中容量以上のプランは他社と比べてもコストパフォーマンスに優れています。例えば、20GBのプランが月額1,991円、30GBのプランが月額2,728円と、大容量のデータを必要とするユーザーにとって魅力的な選択肢となります。また、TOKAIグループの「TLCポイント」がもらえるキャンペーンを活用すれば、毎月の料金をさらに抑えることができます。

さらに、LIBMOはドコモ回線を利用しているため、全国的に広いエリアで安定した通信が可能です。ドコモ回線を使ったMVNOのため、山間部や地方でも比較的電波が入りやすく、普段の生活で困ることが少ないのが特徴です。

デメリットは、通信速度が時間帯によって変動しやすい点です。昼休み時間帯など回線が混雑する時間帯には、通信速度が低下しやすく、場合によってはSNSやWebサイトの読み込みに時間がかかることもあります。MVNOの特性上、混雑時の速度制限がかかるため、安定した高速通信を求める人には向いていないかもしれません。

また、LIBMOの申し込みはオンラインが基本となり、実店舗でのサポートは限られています。ただし、一部のドコモショップで申し込みが可能なため、対面での契約を希望する場合は事前に対応店舗を確認すると良いでしょう。

LIBMOは、大容量プランを安く利用したい人や、ドコモ回線の広いエリアで使いたい人にとって魅力的な選択肢となります。一方で、通信速度の変動が気になる人や、手厚いサポートを求める人には向いていないため、利用用途に応じて検討すると良いでしょう。

最安月額料金980円~
~1GB980円/月
2~3GB980円/月
4~10GB1,518円/月
11~20GB1,991円/月
21~30GB2,728円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン0.5GB、3GB、8GB、20GB、30GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)4.6Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)84.1Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)35.8Mbps
問い合わせ方法店舗(ドコモショップ)、電話、メール、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,733円
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:330円
速度制限時の最大速度200kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応