コミュファ光ルーター完全ガイド!Wi-Fi機能・交換条件・設定方法をわかりやすく解説



目次

コミュファ光のルーター(ホームゲートウェイ)とは

コミュファ光で利用されるルーターは、正式には「ホームゲートウェイ(Home Gateway)」と呼ばれる多機能通信端末です。自宅のインターネット接続を安定させるだけでなく、電話やWi-Fi、IPv6通信にも対応する重要な機器です。

ONU・ルーター・Wi-Fiを一体化した多機能端末

ホームゲートウェイは、以下の3つの機能をひとつにまとめたオールインワンタイプの機器です。

  • ONU(光回線終端装置):光信号を家庭用の通信信号に変換
  • ルーター:複数の機器を同時にインターネットへ接続
  • 無線LAN(Wi-Fi)機能:スマートフォンやノートPCなどを無線接続

通常、他社ではONUとルーターが別々の機器として提供されることもありますが、コミュファ光では1台に集約されているため、配線や設置がシンプルです。

Wi-Fi機能標準搭載で追加ルーターは不要

コミュファ光のホームゲートウェイは、Wi-Fi機能が標準で搭載されています。2012年6月以降の契約では、Wi-Fiルーターを別途購入する必要はなく、契約時に無料で提供されます。

また、最新機種の中にはWi-Fi6(IEEE802.11ax)対応モデルもあり、複数端末を同時に接続しても快適に通信が行えます。スマートフォン・テレビ・ゲーム機などをまとめてつなげたい家庭でも十分な性能です。

光電話やIPv6通信にも対応

ホームゲートウェイにはひかり電話機能も内蔵されており、別途アダプタを用意する必要がありません。電話機を直接接続してすぐに利用できる設計です。

さらに、IPv6通信にも対応しているため、より多くの端末がネットに接続される現代の通信環境でも安定した通信が可能です。IPv6は次世代の通信規格であり、セキュリティや接続の安定性も向上しています。

設置・管理が簡単でトラブルにも強い

ホームゲートウェイは設置時に専門の工事担当者が初期設定を行うため、利用者が複雑な設定をする必要はありません。

機器の側面にはSSID(ネットワーク名)や暗号化キーが記載されており、Wi-Fi接続も簡単です。さらに、故障時は無償交換にも対応しており、長期間安心して使える点も大きな特徴です。

コミュファ光のルーターは、家庭向けに必要な通信機能がすべて詰まった「一台完結型」の機器なんです。ONU・Wi-Fi・電話をまとめて管理できるので、余計な機器を買う必要もなく、初めての方でも扱いやすいですよ

コミュファ光で提供されるルーターの主な種類と特徴

コミュファ光では、契約プランや提供時期に応じて複数のルーター(ホームゲートウェイ)が用意されています。すべてのモデルにWi-Fi機能が搭載されており、追加の無線LANルーターを購入しなくても自宅で快適にWi-Fiを利用できます。ここでは、主な機種と特徴を紹介します。

1Gプラン向けルーターの特徴

1Gプランでは、一般的な家庭利用に十分な性能を備えたWi-Fi5(IEEE802.11ac)対応機種が提供されます。動画視聴やオンライン会議なども安定して利用できる仕様です。

主な提供モデル:

  • Aterm WH862A/O(NEC製):最大通信速度867Mbps(5GHz)で、コンパクトながら安定性に優れます。
  • Aterm WH832A(NEC製):デュアルバンド対応で、複数端末を同時接続しても安定。
  • HNW100(HUMAX製):最大2402Mbps対応の高速モデル。家庭内で多数のデバイスをつなぐ場合にもおすすめ。
  • Aterm WH822N(NEC製):基本的な無線通信に対応した標準モデル。

どのモデルもIPv6通信に対応しており、混雑しやすい時間帯でも通信の安定性を確保しています。

10Gプラン向けルーターの特徴

10Gプラン契約者には、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)対応の高性能モデルが提供されます。Wi-Fi6は従来のWi-Fi5と比べて通信速度が約1.4倍向上し、多数の端末を同時に接続しても遅延が少ないのが特徴です。

主な提供モデル:

  • F5748Q(ZTE製):最大4.8Gbpsの超高速通信が可能。最新のWi-Fi6対応で、オンラインゲームや4K動画再生も快適。
  • F2886S(ZTE製):高い処理性能と省電力設計が特徴。安定した長時間通信が可能です。
  • HP620(HUMAX製):最大4,803Mbpsの高速通信を実現。大型住宅や複数階での利用にも適しています。
  • Aterm WH842X(NEC製):最大2.4Gbpsの通信速度をサポートし、信頼性の高いNECブランドモデル。

これらの機種は、IPv6通信と光電話機能の両方に対応しており、通信・通話・Wi-Fiを一体化した環境を構築できます。

Wi-Fi6対応ルーターのメリット

Wi-Fi6(11ax)対応機種の最大の利点は、複数端末を同時に接続しても速度が落ちにくい点です。スマート家電やスマホ、PCなど複数の機器を同時に使う家庭では、通信の安定性と効率が大きく向上します。

さらに、Wi-Fi6はOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術により、通信を細かく分割して効率的に処理できるため、動画配信やオンラインゲームでも遅延を感じにくくなります。

ホームゲートウェイ共通の特徴

  • Wi-Fi機能標準搭載:別途ルーターを購入する必要なし。
  • IPv6通信対応:混雑時も安定した高速通信を実現。
  • 光電話・テレビオプション対応:ルーター1台でインターネット・電話・テレビをまとめて管理可能。
  • 無料提供(契約時):初期費用を抑えられ、設定も簡単。
  • 故障時の無償交換サポート:安心して長期利用が可能。

適切なルーターを選ぶポイント

  • 1Gプラン利用者はWi-Fi5対応機で十分。
  • 10Gプラン利用者はWi-Fi6対応機が最適。
  • 通信速度を重視する方はF5748QまたはHP620を選ぶのが安心です。

コミュファ光では、プランに応じたルーターが自動で提供されるので、自分で選ばなくても最適な機種が届く仕組みになっています。性能面でも十分ですし、Wi-Fi6対応モデルなら将来的にも安心ですよ

市販ルーターを購入しなくてもよい理由

標準ルーターで家庭利用に十分な性能

コミュファ光では、契約時にWi-Fi機能付きホームゲートウェイ(ルーター一体型端末)が無料で提供されます。

この機器はONU・ルーター・無線LAN機能を兼ね備え、家庭でのインターネット利用に必要な性能をすべてカバーしています。特に10Gプラン契約者にはWi-Fi6(IEEE802.11ax)対応モデルが提供されるため、動画視聴やオンラインゲームも快適に行えます。

加えて、最新のIPv6通信にも対応しているため、通信の混雑にも強く、安定した接続を維持できます。一般家庭で同時に複数の端末を使っても十分な通信速度を保てる仕様です。

コストをかけずに利用できる

市販ルーターを購入すると、本体価格や電源設置、設定作業などの手間とコストが発生します。

一方、コミュファ光のホームゲートウェイは工事時に設置され、SSIDや暗号化キーがすでに設定済みの状態で届くため、追加の機器購入も設定も不要です。

また、故障時は無料交換(条件付き)にも対応しており、メンテナンスや修理の負担も最小限に抑えられます。自前で購入した市販ルーターを使うよりも安心して長く利用できます。

機能の拡張性とサポートの一体化

ホームゲートウェイは、光電話やテレビサービスなどのオプションにもそのまま対応しています。別のルーターを導入すると設定が複雑になったり、通話機能がうまく動作しなかったりする場合があります。

純正機器であればコミュファ光のサポートがすべて対応可能で、トラブル時も一括でサポートを受けられます。利用環境がシンプルで、安定した通信を維持しやすい点も大きなメリットです。

市販ルーターを使わないことで得られる安心感

  • Wi-Fi設定やセキュリティ設定が最初から最適化されている
  • メーカー保証やコミュファ光の保守が一体化
  • IPv6や光電話機能が確実に動作する
  • 不具合時のサポートが早く、責任範囲が明確

一般家庭での利用であれば、わざわざ市販ルーターを購入する必要はなく、純正のホームゲートウェイだけで十分な環境が整います。

コミュファ光のホームゲートウェイは、Wi-Fi6対応やIPv6通信など最新の機能がしっかり備わっています。だから「特別な高速通信を求めるゲーマー」や「広範囲をカバーしたい」などの特殊なケースを除けば、市販ルーターを買う必要はないんです。初期費用も抑えられてサポートも受けられるので、まずは純正機器を使うのが賢い選択ですよ

自前ルーターを使うべきケース

コミュファ光では、標準でWi-Fi機能付きのホームゲートウェイ(ルーター)が無料提供されており、一般的な家庭利用であれば十分な性能を発揮します。

しかし、利用環境や目的によっては、市販の高性能ルーターを導入した方が快適になる場合もあります。ここでは、代表的な「自前ルーターを使うべきケース」をわかりやすく整理します。

高速・低遅延な通信が必要な場合(ゲーミング・配信)

FPSやMMOなどリアルタイム性の高いオンラインゲーム、または動画配信を行う場合は、通信遅延(Ping値)のわずかな差が大きく影響します。

ホームゲートウェイでも快適な通信は可能ですが、以下のような特徴を持つゲーミングルーターを導入することで、安定性と応答速度がさらに向上します。

  • QoS(通信優先制御)機能:ゲーム通信や配信データを優先的に処理し、ラグを最小限に抑える
  • トライバンド対応(2.4GHz+5GHz×2):端末ごとの通信混雑を分散
  • Wi-Fi6E対応:6GHz帯の利用で干渉が少なく、より低遅延の環境を実現

特に10Gプランで最大限のパフォーマンスを引き出すなら、10Gbps対応のLANポートを備えたゲーミングルーターを選ぶと効果的です。

家全体をカバーしたい場合(広い住宅・メッシュWi-Fi対応)

戸建てや3LDK以上のマンションなど、間取りが広い住居では、ホームゲートウェイ1台では電波が届きにくいエリアが出ることがあります。

そうした場合は、中継機能付きルーターメッシュWi-Fi対応ルーターを活用するのが効果的です。

  • メッシュWi-Fi:複数のルーターを連携させ、家中を1つのWi-Fiネットワークでカバー
  • ビームフォーミング機能:接続端末の方向に強い電波を送信して安定化
  • MU-MIMO対応:複数端末を同時接続しても通信速度を維持

コミュファ光ではオプションで「メッシュWi-Fiサービス(月額880円)」も提供していますが、自分で購入したルーターを中継機として活用することも可能です。

細かな通信制御を行いたい場合(業務・IoT・VPNなど)

在宅勤務やSOHOで利用する場合、通信の安定性や管理性を重視する方も少なくありません。

ホームゲートウェイは基本設定での利用を前提としているため、以下のような高度な設定を行いたい方は自前ルーターを利用した方が柔軟です。

  • VPNサーバー・VPNクライアント機能を利用して安全なリモートアクセスを構築したい
  • ポート開放や固定IP設定を細かく制御したい
  • IoTデバイスのネットワーク分離(セグメント分割)を行いたい

特にネットワーク管理に慣れている方や、セキュリティポリシーを独自設定したい場合には、市販ルーターの自由度が大きな利点となります。

高性能な市販ルーターを使うときの注意点

コミュファ光のホームゲートウェイと市販ルーターを併用する場合は、「二重ルーター(ダブルルーター)」状態に注意が必要です。

インターネット接続が不安定になる可能性があるため、以下の設定を行うことを推奨します。

  • 市販ルーターを「ブリッジモード(APモード)」に切り替える
  • もしくはホームゲートウェイのルーター機能をオフにして市販ルーターをメインルーター化する

この設定を誤ると、通信が途切れたり接続ができなくなるケースがあるため、設定前にマニュアルを確認しましょう。

自分の使い方に合わせて選ぶのが大切ですね。日常用途ならホームゲートウェイで十分ですが、ゲームや仕事で安定性を追求したい場合は、市販ルーターを上手に組み合わせると快適な環境が作れますよ。

ルーターの接続・設定方法をわかりやすく解説

コミュファ光のホームゲートウェイ(HGW)は、ONU・ルーター・Wi-Fi・光電話の機能が一体化した端末です。ここでは初期配線から管理画面設定、Wi-Fi最適化、有線10Gのポイントまでを一気に確認できるように整理しました。専門用語は最小限にし、実際の画面・ラベルで迷わない順番で進めます。

事前に用意するもの

  • 同梱のHGW本体・ACアダプタ・LANケーブル
  • 契約書(プロバイダ選択型の方は「接続ID/パスワード」)
  • スマホまたはPC(Webブラウザが使えるもの)

配線と電源の基本

開通工事で光ファイバーとHGWの接続は施工担当者が行います。ご自身で触るのは電源と宅内機器の部分だけです。

HGWは風通しのよい場所に設置し、前後左右5cm・上部15cmほどの放熱スペースを確保してください。ACアダプタは必ず付属品を使用します。

  1. 付属のACアダプタをHGWの[POWER]に接続し、コンセントへ。
  2. 正常時、電源やインターネット等のランプが緑点灯(機種で名称/並びは異なります)。光ファイバーは抜かないでください。
  3. 光電話を使う場合は後述の「光電話の接続」を参照します。

スマホ/PCをHGWへ接続する(Wi-Fi/有線)

HGW側面ラベルに「SSID」「暗号化キー」等が記載されています。まずはこの情報で接続します。

  • Wi-Fi接続
  1. スマホ/PCのWi-Fi一覧からラベル記載のSSIDを選択。
  2. 暗号化キー(半角の英数字)を入力して接続します。
  3. 2.4GHzと5GHz(機種により6GHz)を選べる場合は、速度優先なら5GHz、到達距離優先なら2.4GHzを選びます。
  • LANケーブル接続
  1. PCとHGWの[LAN1〜LAN4]または[10G LAN]をLANケーブルで直結。
  2. 1G契約はCat5e以上、5G/10G契約はCat6A以上を推奨します。PCが10GBASE-T非対応の場合は1G/100Mで動作します。

管理画面へログインして初期設定

ブラウザからHGWの設定ページにアクセスし、セキュリティと接続周りを整えます。

  1. ブラウザのアドレス欄に http://192.168.0.1/ を入力。
  2. ユーザー名は admin、パスワードは側面ラベルの「Web PW」を入力してログインします(初回のみ変更を求められる場合があります)。
  3. 管理者パスワードを任意の強固な文字列に変更します。英大小・数字・記号を混在させましょう。
  4. プロバイダ選択型の方のみ「接続先(PPPoE)」に契約書の接続ID/パスワードを入力して保存します。プロバイダ一体型・エディオンネットは設定不要のことが多いです。
  5. IPv6の項目は契約・プロバイダの案内に従って有効/無効を選択します。
  6. 画面の[保存]や[適用]で反映させ、数十秒待機します。

Wi-Fi設定を安全・快適に整える

初期のSSID/暗号化キーのままでも使えますが、家庭内での管理やセキュリティを高めるため変更をおすすめします。

  • SSIDの整理
  • 例)2.4GHzは「home-24」、5GHzは「home-5G」、6GHzは「home-6G」のように帯域で分かる名前にします。
  • 家族用とゲスト用で分けたい場合は、ゲスト向けSSIDを有効化し、インターネットのみ許可/LAN機器へのアクセス禁止を設定します(対応機種)。
  • 暗号化方式とキー
  • 機種がWPA2-PSK(AES)に対応、対応機種ではWPA3-SAEを選ぶとより安全です。
  • 暗号化キーは8文字以上で英大小・数字を混在。各帯域のキーは同一にすると端末設定が楽です。
  • 帯域とチャンネル
  • 5GHzは干渉が少なく高速です。DFSチャンネルを回避できる環境では固定、周辺干渉が多い場合は自動が安定しやすいです。
  • 2.4GHzは家電干渉を受けやすいので、混雑時は1/6/11のいずれかに固定すると改善することがあります。
  • バンドステアリング/メッシュ
  • バンドステアリング対応機種は有効化で端末が自動的に最適帯域へ移動しやすくなります。
  • 間取りが広い・階数がある場合、コミュファのメッシュWi-Fi(オプション)や中継機の活用でエリアを拡張します。

10G契約の有線最適化(該当者)

  • HGWの[10G LAN]ポートと、PC側が10GBASE-T対応であることを確認します。
  • LANケーブルはCat6A以上、配線は短く曲げ半径に余裕を持たせます。
  • PCのNIC設定でリンク速度が「自動(10G優先)」になっているか確認します。

光電話を使う場合の接続確認

  • 電話機をHGWの[電話1]または[電話2]へ接続します。複数番号契約は番号ごとにポートを分けます。
  • 1519」に発信して開通ガイダンスが流れれば正常です。番号ポータビリティの実施日は「1518」で案内・調整できます。

設定の保存・バックアップと更新

  • 主要な項目を変更したら保存/適用を実行します。再起動が入る場合は完了まで待ちます。
  • 機種によっては設定のバックアップ/復元ができます。SSIDやPPPoE情報を再入力する手間を省けるため、安定運用後にバックアップを取得しておくと安心です。
  • ファームウェア更新の案内がある場合は、通信が少ない時間帯に実施します。更新中は電源を切らないでください。

旧ルーターからの移行をスムーズにするコツ

  • 旧Wi-Fiと同じSSID/暗号化キーをHGW側で設定すると、多くの端末が再登録なしで自動再接続します。
  • ただし旧設定に弱い鍵や混雑チャンネルが含まれていた場合は、この機会に見直すと安定します。

設定段階でつまずきやすいポイントの最小チェック

  • 管理画面に入れない:HGWのSSIDに接続できているか、PCに固定IPやVPNが入っていないかを確認します。別ブラウザやシークレットウィンドウも試します。
  • PPPoEが確立しない:接続IDの「@以降」まで含めて正確に入力したか、パスワードの大文字小文字や類似文字(Oと0など)を再確認します。
  • Wi-Fiに出ない帯域がある:国設定・DFS・チャネル幅の制約で一時的に非表示になることがあります。自動へ戻すと改善する場合があります。

ポイントは「配線→ログイン→パスワード強化→接続設定→Wi-Fi最適化→保存」の順番で迷わず進めることです。特に暗号化キーと管理者パスワードの変更、有線10GはCat6A以上が効きます。困ったら慌てず保存状態と入力のつづりを一緒に見直しましょう

ルーター交換・故障時の対応方法

故障かトラブルかを見極める

まずは、単なる接続トラブルか、本当にルーターの故障かを見極めることが大切です。

電源ランプ・LANランプの状態を確認し、点灯していない・赤く点滅しているなど異常がある場合は注意が必要です。

ケーブルの抜けや破損がないかもチェックし、問題がなければ一度ルーターの電源プラグを抜いて10秒ほど待ってから再接続してみましょう。再起動で改善するケースも多く見られます。

それでも改善されない場合、内部のハード故障や経年劣化の可能性があります。

無償交換の条件

コミュファ光で提供されるホームゲートウェイ(ルーター一体型機器)は、通常利用中に発生した自然故障であれば無償交換の対象になります。

ただし、以下のような場合は対象外になることがあります。

  • 機器を改造・分解した
  • 不適切な接続(他社製アダプタやケーブル使用など)を行った
  • 雷・水没などの外的要因による破損

これらを避けるため、純正の電源アダプタ・ケーブルを使用し、説明書どおりの設置環境で利用することが重要です。

有償交換となるケース

以下の場合は故障扱いではないため、有償交換(通常3,300円前後の費用)が発生します。

  • 性能向上や新機種への変更を希望する場合
  • 古い規格(Wi-Fi4やWi-Fi5)の機種から最新規格(Wi-Fi6)へ交換したい場合
  • 自宅の通信速度が遅いと感じ、改善を目的に交換を申し出る場合

また、ルーターの利用年数が4年以上経過している場合は、内部部品の劣化も考えられるため、有償でも交換を検討する価値があります。

交換手続きの流れ

  1. コミュファコンタクトセンターに連絡し、症状を伝えます。
  2. サポート担当がランプ状態や再起動確認などを案内し、故障かどうかを判断します。
  3. 故障と判断された場合、新しい機器が自宅に発送されます。
  4. 到着後、旧機器を取り外して新しいホームゲートウェイに接続します。
  5. 旧機器の返却が必要な場合は、同梱されている返送用封筒などで返送します。
  6. 新しい機器のSSIDや暗号化キーが変更されるため、スマホ・PC・テレビなど接続機器の再設定を行います。

交換後の注意点

新しいルーターに変えると、SSID(Wi-Fi名)や暗号化キーが変わることがあります。

これを知らずに接続しようとすると「繋がらない」と感じるケースが多発します。

交換後はルーター側面のシールを確認し、正しいSSIDと暗号化キーで再設定してください。

また、設置場所が狭い棚や家電の裏などの場合、放熱不足による故障を招くおそれがあるため、風通しの良い場所に設置しましょう。

故障を防ぐためのポイント

  • 定期的にルーターの再起動を行う
  • 長期間ホコリがたまらないよう清掃する
  • 夏場は直射日光を避ける位置に設置する
  • 電源タップを共用せず、単独でコンセントを使用する

これらを意識することで、機器寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことができます。

交換を検討すべきサイン

  • 再起動しないと通信が安定しない
  • Wi-Fiが頻繁に切れる
  • ルーター本体が異常に熱い
  • 使用年数が4〜5年以上経過している
  • 通信速度が契約時より極端に遅い

これらの症状が続く場合、機器の寿命が近い可能性があるため、早めの相談をおすすめします。

ルーターが調子悪いときは、焦らず一つずつ確認するのがコツです。配線・再起動・設置環境を見直しても改善しなければ、サポートに連絡して交換手続きを進めましょう。無償交換か有償かを事前に把握しておくと安心ですよ。

通信が遅い・繋がらないときの確認ポイント

機器の再起動と配線の見直し

通信が不安定なときは、まずルーターやONU(光回線終端装置)などの機器をすべて再起動しましょう。長時間稼働していると熱やエラーが溜まり、速度が低下することがあります。電源をすべて切り、10秒ほど待ってから順番に再接続すると改善する場合があります。

また、ホームゲートウェイ(ルーター機能付き機器)のランプ表示も確認します。

  • POWERランプ:点灯していない場合は電源が入っていません。
  • WANランプ/インターネットランプ:点滅が続く、または消灯している場合は通信異常の可能性があります。
  • LANランプ:有線接続が認識されていない場合、ケーブルの抜けや断線が考えられます。

LANケーブルは、カテゴリ5e以上(1Gbpsプラン)、カテゴリ6A以上(10Gbpsプラン)の規格を使用してください。古いケーブルでは通信速度が制限されます。

Wi-Fiで遅い・繋がらない場合の確認

Wi-Fi環境での通信不良は、設置場所や電波干渉、接続帯域が原因になっていることが多いです。

設置場所と環境の確認

  • ルーターは床近くや壁際、棚の中ではなく、家の中心・高めの位置に設置すると電波が届きやすくなります。
  • 電子レンジやBluetooth機器、コードレス電話の近くは避けてください。2.4GHz帯と干渉しやすく、通信が不安定になります。
  • 鉄筋コンクリートの壁や金属製家具も電波を遮ります。位置を変えるだけで改善することもあります。

接続台数と帯域の確認

複数の端末が同時にWi-Fiを使うと速度が落ちます。不要な端末は一時的にWi-Fiを切断してください。

また、2.4GHz帯よりも干渉の少ない5GHz帯を利用すると安定しやすくなります。対応している機種では、5GHzを優先的に使用しましょう。

有線接続で速度を確認

Wi-Fiが不安定な場合は、一度LANケーブルで直接接続してみましょう。有線で安定して速度が出るなら、原因は無線環境にあります。

もし有線でも遅い場合は、ルーターや回線そのものに問題がある可能性があります。

通信方式・回線プランの見直し

家庭内の環境に問題がない場合は、契約プランや通信方式も確認が必要です。

  • 現在のプランが1Gbpsで、利用端末数が多かったり、オンラインゲームや動画配信を頻繁に行っている場合、10Gbpsプランに変更することで安定性が向上します。
  • IPv4通信しか使っていない場合は、IPv6対応設定を有効にすると混雑を回避できるケースもあります。

また、コミュファ光の公式サイトでは障害情報やメンテナンス情報を随時公開しています。時間帯に関係なく不調が続く場合は、事業者側の影響も疑ってみましょう。

ルーター故障・交換のサイン

  • 電源ランプが点かない・異常点滅している
  • 長期間(4年以上)使用している
  • 再起動しても改善しない

これらに該当する場合、機器の故障や経年劣化が考えられます。コミュファ光のホームゲートウェイは、故障時は無償交換が可能です。まずはサポートセンターに問い合わせて交換条件を確認しましょう。

通信トラブルの多くは、環境と機器の見直しで解決できます。焦らず順に確認していくことが大切です。再起動→配線→Wi-Fi設定→契約内容の見直しの流れで整理すれば、原因を特定しやすくなりますよ

ルーター選びで失敗しないためのポイントまとめ

コミュファ光を契約する際、「どのルーターを選べばいいのか」「純正のままでいいのか」「市販の方がいいのか」と迷う方は多いです。ここでは、実際の利用環境や目的に合わせて、失敗しないルーター選びの考え方をまとめます。

契約プランに対応しているかを確認する

まず確認すべきは「契約プランとルーターの対応速度」です。

コミュファ光では1G・10Gなど複数の速度プランがあり、プランによって提供されるルーター(ホームゲートウェイ)の仕様が異なります。

例えば、10GプランではWi-Fi6(11ax)対応機種が標準提供されますが、1GプランではWi-Fi5(11ac)対応のモデルも含まれます。

もし契約速度に対してルーターの規格が古いと、せっかくの高速回線を活かせません。自宅の契約プランに対応した無線LAN規格を確認しておくことが大切です。

家庭環境・利用端末数に合わせた選択をする

ルーターは設置場所や接続台数によって快適さが大きく変わります。

スマホ、PC、タブレット、テレビ、IoT家電など、接続台数が多い家庭では同時通信性能に優れたルーターが必要です。

また、2階建て・広い間取り・鉄筋構造の住宅では、電波が届きにくい場所が出ることもあります。

その場合は、メッシュWi-Fi対応機や中継機を組み合わせると安定した通信を維持できます。

「家族全員が快適に使えるか」という視点で、通信範囲と同時接続数をチェックしましょう。

将来を見据えた性能を選ぶ

ルーターは家電のように数年単位で使い続ける機器です。

新しい通信規格(Wi-Fi6やWi-Fi6Eなど)は数年ごとに登場し、古い機種では対応できなくなることもあります。

今後のプラン変更や接続機器の増加を考慮して、「今の環境より少し上の性能」を選んでおくと安心です。

また、ルーターの寿命はおおよそ4〜5年とされており、利用期間が長くなると通信の不安定化や熱トラブルが起きることもあります。

古い機種を長年使っている場合は、早めの交換を検討しましょう。

提供機器の条件・交換費用も確認する

コミュファ光ではルーター(ホームゲートウェイ)が無料提供されますが、故障時以外の交換は有料になるケースがあります。

たとえば古い規格から新しい規格への交換を希望する場合は、3,300円前後の交換費用が発生する場合があります。

提供機器は契約プランによって自動的に割り当てられるため、利用者が機種を指定することは基本的にできません。

契約前に「提供されるルーターの型番や対応規格」を確認しておくことで、後悔を防げます。

セキュリティと設置環境も意識する

ルーター選びでは、通信速度だけでなくセキュリティ面も重要です。

初期パスワードや暗号化キーをそのまま使用していると、不正アクセスやウイルス感染のリスクがあります。

設置後は必ずパスワード変更を行い、ファームウェアを定期的に更新しましょう。

また、設置場所にも注意が必要です。電子レンジや金属棚の近くは電波干渉を起こしやすいため、風通しの良い高めの位置に設置すると安定します。

LANケーブルを使う場合も、カテゴリ(Cat6以上)を選ぶと通信速度を最大限引き出せます。

ルーターは「今」だけでなく「これから」も支える重要な機器です。契約プランに合った機種を選び、家庭環境や利用目的を踏まえて余裕を持ったスペックにしておけば、通信トラブルの大半は防げますよ。

4位

コミュファ光

中部テレコミュニケーション

回線タイプ電力系光回線
戸建ての月額基本料金6,050円
マンションの月額基本料金4,950円
下り速度(実測値)645.18Mbps
上り速度(実測値)644.62Mbps
PING値(実測値)14.30ms
下り速度の速さ4.47
上り速度の速さ4.73
戸建て料金の安さ5.00
マンション料金の安さ3.42
初期費用の安さ5.00
総合4.52

コミュファ光がおすすめの理由

コミュファ光がおすすめの理由は「独自回線で高速通信が可能である点」「割引が手厚い点」です。

コミュファ光は、中部電力の傘下の中部テレコミュニケーション株式会社が運営している光回線サービスです。光回線は、中部電力の回線を利用しているため、独自回線ゆえに安定した高速通信が可能となっています。最速10Gbpsのプランも用意されていて、高速のインターネット利用が可能となっています。

また、基本料金も比較的安い中で、割引も豊富で、初年度の割引、キャッシュバックも用意されています。

スマホセット割は、au、UQ mobileが対象となっています。

デメリットは、対応エリアが中部エリアの愛知・岐阜・三重・長野・静岡のみという点です。

回線タイプ電力系光回線
戸建て1年利用時の実質料金1,611円
戸建て2年利用時の実質料金3,693円
戸建て3年利用時の実質料金4,458円
マンション1年利用時の実質料金3,353円
マンション2年利用時の実質料金4,067円
マンション3年利用時の実質料金4,353円
戸建ての月額基本料金6,050円
マンションの月額基本料金4,950円
下り速度(実測値)645.18Mbps
上り速度(実測値)644.62Mbps
PING値(実測値)14.30ms
工事費0円
初期費用0円
提供地域長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、LINE、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替