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目次
楽天ひかりを快適に使うにはルーター選びが重要
楽天ひかりを契約しても、思ったほど速度が出ないという声をよく耳にします。その多くの原因は、ルーターが楽天ひかりの通信方式「IPv6(クロスパス)」に対応していないことです。実はルーターの性能や対応規格によって、通信速度や安定性は大きく変わります。
楽天ひかりの通信方式「IPv6(クロスパス)」の特徴
楽天ひかりでは、次世代通信方式の「IPv6(クロスパス)」が採用されています。これは、従来のIPv4通信と異なり、回線の混雑を避けて通信できるIPoE接続方式を利用する仕組みです。
特に夜間や休日など、インターネットが混み合う時間帯でも速度が落ちにくいのが大きな特徴です。
クロスパスは「IPv4 over IPv6」と呼ばれる技術を使っており、古いIPv4サイトも高速に閲覧できます。そのため、クロスパス対応ルーターを導入することで、あらゆるサイトで安定した通信が実現します。
非対応ルーターを使うと速度が出ない理由
IPv6(クロスパス)に対応していないルーターでは、従来の「IPv4 PPPoE」方式で通信を行います。この方式は混雑しやすい経路を通るため、夜間になると通信速度が大幅に低下することがあります。
また、IPv4通信ではプロバイダの設備を経由するため、帯域制限がかかるケースもあり、せっかくの光回線の速度を十分に発揮できません。
つまり、楽天ひかりを契約していても、クロスパス対応ルーターを使わないと「理論上の高速通信」が活かせないということです。
クロスパス非対応の古いルーターを使っている方は、最新の対応ルーターへの買い替えを検討しましょう。
クロスパス対応ルーターが必要な環境の例
以下のような環境では、クロスパス対応ルーターが特に効果を発揮します。
- 夜間や週末に動画やゲームを利用する家庭
- リモートワークやオンライン会議を頻繁に行う人
- 家族でスマートフォンやPCを同時に使う環境
- スマート家電やIoT機器を多数接続している家庭
このようなケースでは、従来のIPv4通信では帯域が混雑しやすく、映像が止まる・会議が途切れるといったストレスが発生しやすくなります。
クロスパス対応ルーターを使えば、通信経路が最適化され、時間帯を問わず安定した速度でインターネットを利用できます。
クロスパス対応ルーター導入のメリット
クロスパス対応ルーターを導入することで、以下のようなメリットがあります。
- 通信速度が安定し、動画やゲームもスムーズに楽しめる
- Wi-Fiが切れにくく、複数端末の同時接続も快適
- IPv6(クロスパス)は設定不要で自動接続できる機種が多い
- セキュリティ規格WPA3に対応したモデルなら安心して利用可能
楽天ひかりの性能を最大限に引き出すには、単に「Wi-Fiが使えるルーター」ではなく、「IPv6(クロスパス)」に正式対応したモデルを選ぶことがポイントです。

ルーターは通信の心臓部なんです。性能が古いと、せっかくの楽天ひかりも本来の速さを出せません。IPv6(クロスパス)対応ルーターを選ぶだけで、ストレスのないネット環境が手に入りますよ
楽天ひかり対応ルーターの選び方とチェックポイント
1. クロスパス(IPv6)対応を必ず確認
楽天ひかりでは、高速で安定した通信を実現するために「IPv6(クロスパス)」が採用されています。
そのため、利用するルーターがクロスパス対応であるかどうかが最重要ポイントです。
非対応のルーターを使うと、通信が従来のIPv4方式のままとなり、夜間や週末などの混雑時に速度が低下しやすくなります。
購入前には、メーカー公式サイトや商品説明に「IPv6(IPoE)対応」「クロスパス対応」などの記載があるかを必ずチェックしましょう。
2. 通信規格はWi-Fi6以上を選ぶ
ルーターを選ぶ際は、通信規格にも注目する必要があります。
Wi-Fi6(IEEE802.11ax)は従来のWi-Fi5よりも通信速度・安定性・同時接続性能が向上しており、複数台の端末を同時に利用しても速度が落ちにくいのが特長です。
特にリモートワークや動画視聴、オンラインゲームなどを快適に利用したい方は、Wi-Fi6対応ルーターを選びましょう。
最新のWi-Fi7も登場していますが、対応端末が限られているため、現時点ではWi-Fi6対応機種が最もコスパに優れています。
3. セキュリティはWPA3対応が安心
通信速度だけでなく、安全性もルーター選びでは欠かせません。
現在の最新セキュリティ規格はWPA3で、従来のWPA2よりも暗号化が強化されています。
WPA3対応ルーターを選ぶことで、外部からの不正アクセスやパスワードの総当たり攻撃に対する防御が強化され、自宅のネットワークをより安全に保つことができます。
特に家族や子どもが利用する環境では、セキュリティ対策が整ったルーターを選ぶことが重要です。
4. 間取り・接続台数に合わせた選択
ルーターの性能は「設置環境」によって大きく左右されます。
ワンルームや1LDKなどの狭い空間では、コンパクトな1台構成で十分ですが、戸建てや2階建て以上の住宅では、電波の届く範囲が広いモデルやメッシュWi-Fi対応ルーターが適しています。
また、接続するデバイスが多い家庭では、同時接続台数が20台以上のモデルを選ぶと安定性が保たれます。
スマート家電・スマホ・テレビ・ゲーム機など、今後の利用台数も見越して選ぶのがポイントです。
5. 設定のしやすさも重要
どんなに高性能なルーターでも、設定が難しいと使いこなせません。
楽天ひかりでは、クロスパス対応モデルの中でも「設定不要(接続するだけで利用可能)」なタイプが複数あります。
こうしたモデルなら、電源を入れてLANケーブルを接続するだけで自動的にIPv6通信を開始でき、初心者でも安心です。
また、スマホアプリで初期設定や通信状態を確認できる機能を備えたルーターも便利です。
設定に自信がない方は、サポート体制が整った国内メーカー(バッファロー、NEC、エレコムなど)の製品を選ぶとよいでしょう。
6. コスパと将来性のバランス
ルーターの価格は3,000円台から数万円まで幅がありますが、「安すぎるモデル」や「旧規格モデル」は避けたほうが無難です。
Wi-Fi6+WPA3+クロスパス対応という3条件を満たした中で、5,000円〜1万円程度のモデルが最もバランスが取れています。
また、今後スマート家電やIoT機器を導入する可能性がある場合は、少し余裕のある上位モデルを選ぶことで、買い替えの手間を減らせます。
価格だけでなく、「数年後も安定して使えるか」を基準に判断しましょう。

ルーター選びで迷うときは、“性能・安全・手軽さ”の3点を軸に考えると失敗しません。楽天ひかりではクロスパス対応が必須条件です。そこにWi-Fi6とWPA3が加われば、通信品質と安心感の両方を確保できます。自分の家の広さや機器の数を踏まえて、無理なく長く使えるモデルを選んでくださいね。
楽天ひかりにおすすめのルーターランキング2025年版
楽天ひかりの通信速度を最大限に引き出すには、IPv6(クロスパス)対応のルーター選びが欠かせません。ここでは、通信の安定性・設定のしやすさ・コストパフォーマンスの3点を基準に、2025年最新版のおすすめルーターをランキング形式で紹介します。初めてルーターを購入する方や、機械に苦手意識がある方でも安心できるモデルを中心に厳選しました。
1位:バッファロー WSR-1500AX2シリーズ
初心者から上級者まで幅広く支持されている、バッファローの定番Wi-Fi6ルーターです。価格が手頃でありながら、IPv6(クロスパス)に完全対応。楽天ひかりの回線特性を最大限活かせる機種です。
- Wi-Fi6+WPA3対応で最新規格に対応
- 接続するだけでクロスパスが自動設定される簡単設計
- 国内メーカーならではのサポート体制が充実
- 一人暮らし〜2階建て住宅まで対応可能
「設定が難しそう」と感じる方でも、専用アプリで数分で接続完了。家庭用ルーターとして総合的なバランスに優れた1台です。
2位:TP-Link Archer AX1500
コスパ重視ならこのモデルが最有力です。4,000円前後の低価格ながら、Wi-Fi6・WPA3・EasyMesh対応と機能面は十分。スマホアプリ「Tether」で設定も簡単に行えます。
- 最大26台までの同時接続に対応
- スマート家電やスマホ複数台でも安定通信
- メッシュWi-Fi拡張にも対応可能
- 省エネ設計で電気代も抑えられる
家族で同時にネットを使う環境でも、通信が途切れにくいのが魅力。初期投資を抑えたい方に最適なモデルです。
3位:エレコム WRC-X1800GS-B
安定性とセキュリティを重視した高品質ルーター。混雑の少ない電波を自動選択する機能を備えており、回線が不安定になりがちな夜間や休日も安心です。
- IPv6(クロスパス)対応で高速通信を維持
- 内蔵アンテナ設計で電波が全方位に届きやすい
- 不正アクセス対策の「セキュリティーWi-Fi」機能搭載
- 同時接続最大26台と余裕のスペック
テレワークやオンライン会議を頻繁に行う家庭、通信トラブルを減らしたい方に向いています。
4位:IO-DATA WN-DAX5400QR
高性能アンテナを搭載したWi-Fi6ルーターで、広い間取りや複数階の住宅に強いモデルです。
- 最大5.4Gbpsの通信速度で大容量データも安定転送
- IPv6(クロスパス)対応で設定も簡単
- ゲームや動画ストリーミングに強い
- 可動式アンテナで電波を最適化できる
戸建てや3階建て住宅、ゲームや動画視聴をよく行う方におすすめ。高負荷な通信でも安定性を維持します。
5位:エレコム WRC-X1500GS2-B
コスパを求める一人暮らし・二人暮らし向けの定番機種です。Wi-Fi6とWPA3対応ながら価格が安く、基本性能をしっかり押さえています。
- IPv6(クロスパス)対応で設定不要
- エントリーモデルとしてコスパ抜群
- シンプルで扱いやすいデザイン
- 小規模世帯・ワンルームに最適
初期費用を抑えつつ、古いルーターからの買い替えを検討している方にぴったりです。
ルーター選びのポイントまとめ
楽天ひかりを快適に利用するためには、以下の3つを満たすことが重要です。
- IPv6(クロスパス)対応であること:非対応ルーターでは速度が出ない。
- Wi-Fi6(11ax)規格対応:複数台接続時でも安定。
- WPA3対応:セキュリティ面で安心。
さらに、間取り・接続機器数・設置場所を考慮し、少し余裕のあるスペックを選ぶと長期的に快適です。
注意点
- クロスパス非対応のルーターでは、通信速度が大幅に低下する可能性があります。
- Wi-Fi5(11ac)やWPA2のみ対応のモデルは、今後の環境変化に対応しにくいです。
- ルーター購入後は、必ず最新のファームウェア更新を行いましょう。

どのルーターを選ぶか迷ったら、まずは1位のバッファローWSR-1500AX2シリーズを検討してみてください。性能と価格のバランスが良く、初心者でも安心して使えます。ご自宅の間取りや接続台数に合わせて、少し余裕をもったモデルを選ぶのが長く快適に使うコツですよ。
クロスパス設定不要で使えるおすすめルーター一覧
楽天ひかりの「IPv6(クロスパス)」は、対応ルーターを選べば工事完了後すぐに高速通信が使えるのが魅力です。ここでは、初期設定が不要で「接続するだけ」で利用できる人気モデルを紹介します。特に、初めて光回線を導入する方や、設定操作に不安のある方におすすめです。
接続するだけモデルが人気の理由
設定不要モデルは、ONU(モデム)とルーターをLANケーブルで接続して電源を入れるだけで自動的にクロスパス通信を開始します。
手動でPPPoE設定や接続モード切替を行う必要がなく、開通直後から高速通信が可能です。
以下のような特徴があるため、初心者にも最適です。
- 面倒な設定が不要で、ミスによる接続トラブルが少ない
- IPv4 over IPv6(クロスパス)を自動判別して利用できる
- 楽天ひかり公式が動作確認済みで安心して導入できる
設定不要で使えるおすすめルーター8選
バッファロー WSR-1800AX4S
価格と性能のバランスに優れた定番モデル。Wi-Fi6とWPA3に対応し、クロスパス自動認識機能を搭載。初期設定が不要で、電源を入れるだけで利用可能です。国内メーカーならではの手厚いサポートも安心です。
NEC Aterm WX1500HP
NEC独自の「ハイパワーシステム」により、電波が遠くまで届くルーター。リモートワークや複数部屋での利用にも強く、設定操作を一切せずにクロスパス通信が可能です。
アイ・オー・データ WN-DEAX1800GR
可動式アンテナで通信範囲を自在に調整可能。IPv6(クロスパス)を自動検出し、工事完了後すぐに利用できます。20台前後の同時接続にも対応し、家族世帯にもおすすめです。
エレコム WRC-X1800GS-B
DXアンテナ監修の高感度設計で、安定した通信を実現。内蔵アンテナ型で設置も簡単です。初期設定なしでクロスパスを自動接続し、セキュリティーWi-Fi機能で安全性も確保しています。
TP-Link Archer AX1500
スマホアプリ「Tether」でかんたん操作。IPv6(クロスパス)は自動設定済みで、LANケーブルをつなぐだけで利用可能です。コスパ重視のエントリーモデルとして人気があります。
バッファロー WXR-5700AX7P
広範囲通信に対応する上位モデル。大容量データ通信やオンラインゲームにも強く、設定不要でクロスパスに接続できます。戸建てや3階建て住宅にも向いています。
エレコム WRC-X3000GS3-B
最新Wi-Fi6対応で、クロスパスを自動判別。複数階層の建物やメッシュ構成にも対応しており、拡張性を重視する方に最適です。
NEC Aterm WX4200D5
NECの上位モデルで、クロスパス設定不要の「接続するだけ」タイプ。大容量通信や複数端末利用にも強く、今後数年使っても性能が陳腐化しにくいハイスペック機です。
ルーター選びの注意点
- 「IPv6(クロスパス)対応・設定不要」と明記されているモデルを選ぶこと
- 購入後はファームウェアを最新版にアップデートしておくこと
- Wi-Fi6/WPA3対応モデルを選べば、通信品質とセキュリティがより安定
- 広い家や多台数接続には、メッシュWi-Fi対応ルーターが有効

クロスパス設定不要モデルは、機械が苦手な方でも“つなぐだけ”で使える安心仕様です。設定を間違える心配もなく、購入後すぐに高速通信を体感できます。特に楽天ひかりでは、IPv6対応を前提に選ぶことが重要なので、紹介したモデルから選べば失敗しませんよ。
楽天ひかりのIPv6(クロスパス)とは?仕組みと利点
クロスパス(Xpass)の仕組みをわかりやすく解説
楽天ひかりの「IPv6(クロスパス)」は、従来の通信方式を進化させた新しい接続技術です。技術的には「IPv4 over IPv6」という方式を採用しており、IPv6の高速な通信経路を利用しながら、旧来のIPv4サイトにもスムーズにアクセスできるようにしています。
この方式は「IPoE(アイピーオーイー)」と呼ばれる仕組みを使い、従来の「PPPoE(ピー・ピー・ピー・オー・イー)」接続で起きていた混雑を回避します。PPPoEでは多くのユーザーが同じ網終端装置を通るため夜間に速度が低下しやすいのですが、IPoEではそのボトルネックを解消し、よりダイレクトな通信が可能になります。
つまり、クロスパスは「IPv6のスピード」と「IPv4の互換性」を両立した、いいとこ取りの通信方式なのです。
なぜクロスパスは速くて安定しているのか
クロスパスが快適とされる理由は、通信の経路と処理の効率にあります。
- 混雑を避けた高速ルートを利用
IPoE接続では専用の経路を使うため、混雑が起こりにくく、夜間や休日でも安定した速度を維持できます。 - IPv4サイトにも快適にアクセス
多くのサイトはまだIPv4で運用されていますが、「IPv4 over IPv6」技術により、IPv6経由でもIPv4サイトに問題なくアクセス可能です。 - ラグ(遅延)の少なさ
ゲームやリモート会議など、リアルタイム性が求められる通信でも遅延が少なく、反応の速い環境を保てます。
クロスパス対応ルーターを使うことで、この仕組みを最大限に活かせるようになります。非対応ルーターでは、せっかくのIPv6通信が使えず、旧来の低速経路で接続されてしまう可能性があるため注意が必要です。
他社のIPv6との違い
一見「IPv6対応」と書かれていても、すべてが同じ性能を持つわけではありません。クロスパスと他社のIPv6サービスには次のような違いがあります。
- IPoE方式を標準採用している
他社の一部サービスは、従来のPPPoE方式を流用しており、混雑時の速度低下を完全に防げません。クロスパスは最初からIPoEを採用しているため、混雑に強い構造です。 - 申し込み・追加費用が不要
楽天ひかりではクロスパスが標準サービスに含まれており、追加料金や申込手続きなしで利用できるのも魅力です。 - 対応ルーターの基準が明確
DS-Lite方式やIPv4 over IPv6対応ルーターが必須で、これにより誰でも同じ品質で利用できるよう設計されています。
クロスパスを使うメリット
クロスパスの導入によって、家庭でのネット利用はより快適になります。
- 夜間の速度低下が起きにくい
家族で動画を同時視聴してもカクつきにくく、ストレスが減ります。 - オンラインゲームの安定性向上
通信遅延が少ないため、対戦ゲームやボイスチャットも快適です。 - テレワークやオンライン授業に最適
ビデオ通話の映像が乱れにくく、通信の安定感が高まります。 - 将来的にも安心のIPv6基盤
IPv4アドレスが枯渇する中で、IPv6環境を整えることは長期的な投資になります。
注意点
クロスパスを最大限活かすためには、以下の点を確認しておきましょう。
- 利用するルーターが「IPv6(クロスパス)」対応であることを確認する
- 契約後、「IPv6接続(IPoE)」が未利用になっていないかを楽天ひかりのメンバーズステーションでチェックする
- 建物構造やルーター設置場所によって通信状況は変化するため、電波干渉の少ない環境を整える

クロスパスは「IPv6の高速回線」と「IPv4の互換性」をつなぐ“橋”のような技術です。難しく考えず、対応ルーターさえ揃えれば自宅の通信環境を一気にアップグレードできますよ
楽天ひかりでルーターをレンタルできる?購入が必要?
楽天ひかりでは、現在ルーターのレンタルサービスは提供されていません。つまり、契約者自身が市販のルーターを用意する必要があります。これは、他社のようにオプションでレンタル機器を提供していないためで、クロスパス(IPv6 IPoE)対応のルーターを自分で購入して設置するのが基本スタイルです。
楽天ひかりにレンタルサービスがない理由
楽天ひかりは「フレッツ光」の回線網を利用したサービスであり、機器レンタルや設定サポートを自社では行っていません。光回線の提供はNTT東西が担い、楽天はプロバイダ機能のみを提供しているため、機器の貸与は対象外となっています。
また、IPv6(クロスパス)対応ルーターは市場に多く出回っており、利用者が自由に選べる環境が整っていることも理由のひとつです。
市販ルーターを選ぶ際の注意点
ルーターを購入する際は、次のポイントを必ず確認してください。
- IPv6(クロスパス)対応であること
楽天ひかりはIPv6(クロスパス)方式で通信を行うため、非対応機種では速度が出ません。 製品ページやパッケージに「IPv6(IPoE)対応」「クロスパス対応」と明記されているか確認しましょう。 - Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)対応であること
通信速度・同時接続数・電波干渉への強さが格段に向上します。スマート家電やリモートワークなど複数端末を使う家庭では必須です。 - セキュリティ規格WPA3対応
WPA2よりも安全性が高く、不正アクセス防止に優れています。 - メッシュWi-Fi対応を検討
戸建てや広い間取りでは、電波を隅々まで届けられるメッシュWi-Fi対応モデルが便利です。
コスパの良い購入タイミングと販売店選び
市販ルーターは家電量販店、Amazon、楽天市場などで購入可能です。セール時期やポイント還元を狙うと、定価よりも安く入手できます。特に楽天市場ではポイント倍率が高いため、実質的な負担を抑えられます。
おすすめの購入タイミングは以下の通りです。
- 楽天スーパーSALEやお買い物マラソン期間中
- Amazonプライムデー、ブラックフライデーなどの大型セール
- 新モデル登場前の在庫処分時期
また、価格だけでなく「保証期間」「サポート体制」も重要です。初期不良や設定に不安がある場合は、国内メーカー(バッファロー・NEC・エレコム)を選ぶと安心です。
レンタルがない分、自分に合ったルーターを選ぶメリット
レンタルルーターのような縛りがないため、自分の利用環境に合わせた最適な機種を選べるのは大きな利点です。性能・価格・デザインを比較しながら、長く使えるルーターを1台購入しておくと、回線変更時にも使い回せます。
クロスパス対応ルーターの多くは設定不要で自動接続できるため、初心者でも簡単に導入できます。

楽天ひかりではルーターのレンタルはできませんが、その分、自分にぴったりの高性能モデルを選んで快適な通信環境をつくれるチャンスです。購入時は「クロスパス対応」と「Wi-Fi6・WPA3対応」をチェックしておけば失敗しませんよ
IPv6(クロスパス)の接続確認と設定トラブル対処法
楽天ひかりで速度が安定しない、IPv6が有効にならないといった場合は、回線側の有効化・ルーター設定・宅内Wi-Fiの3層で順番に確認すると早く解決できます。ここでは“確認の型”と“症状別の原因と対処”を整理しました。余計な操作を増やさず、再現性のある手順で進めてください。
最短ルートでわかる接続確認フロー
下記を上から順に実施します。どこかで解消したらそこで終了して構いません。
- 契約側の状態確認(メンバーズステーションで「IPv6接続(IPoE)」が利用中か)
- ルーターの対応可否とファームウェア(クロスパス対応・最新FWか)
- ルーターの動作モード(AP/ブリッジではなく「ルーターモード」か)
- WAN設定(PPPoE無効、IPoE自動/DHCPv6-PDのプレフィックス取得が「成功」か)
- 物理配線と再起動(ONU→ルーター→端末の順で電源再投入)
- 接続テスト(IPv6アドレス取得と「IPv4 over IPv6」有効の判定)
各ステップで設定を大きく変えた場合は、反映に数分かかることがあります。連続で設定を切り替えず、変更→保存→再起動→判定の流れを守ってください。
メンバーズステーションでの確認ポイント
メンバーズステーションにログインし、「各種オプションご利用状況」で「IPv6接続(IPoE)」が利用中か確認します。未利用の表示であれば申し込み手続きを行い、開通反映後に再確認します。反映待ちの間にルーターの準備(ファーム更新・初期化)を進めておくと、切り替え時のトラブルが減ります。
ルーター側の基本チェック
クロスパスは“対応ルーター+IPoE(IPv6)での自動接続”が前提です。下記を見直してください。
- 対応状況:型番がクロスパス対応一覧に含まれているか。含まれていてもFW更新が必須の機種があります。
- 動作モード:中継器/ブリッジ/APモードではIPoE判定ができません。必ずルーターモードにします。
- WAN設定:PPPoEのID/パスワード設定を削除または無効。IPv6は「自動取得(DHCPv6-PD)」を有効。
- IPv4 over IPv6:項目名が「IPv4 over IPv6」「トンネル」「Xpass」などの場合は“有効”。
- DNS:カスタムDNSを設定している場合は一度“自動取得”に戻して判定します。
- FW更新/初期化:最新FWへ更新後、設定を引き継がず“初期化→最小構成で再設定”が効果的です。
接続テストの進め方
管理画面で「WAN IPv6アドレス」「プレフィックス長(例:/56, /64)」「DHCPv6-PD取得済み」といった表示を確認します。端末側では、ブラウザの接続判定ページで「IPv6でアクセス可能」「IPv4 over IPv6有効」などの結果が出るかを見ます。ここでIPv6が通っていれば、残るボトルネックはWi-Fiの電波品質であることが多いです。
症状別|原因と対処
「IPv6接続(IPoE)が未利用」のまま
- 申し込み未完了または反映待ちです。申し込み手続きを完了し、反映後にONUとルーターを順に再起動します。
- 以前のプロバイダで「v6プラス」等のIPv6オプションを契約していた場合、その契約が生きているとIPoEの経路が競合します。旧契約のオプション廃止を行い、数時間〜数日の収束後に再判定します。
ルーターがIPv6アドレス/PDを取得しない
- 物理配線を確認します。ONUのLANポート→ルーターのWANポート(Internet)に接続されているかを点検します。
- ルーターモードに切り替え、AP/中継は無効。二重ルーターになっている場合はどちらか一方をブリッジ化します。
- MACアドレスの“手動クローン”を設定していると取得に失敗することがあります。自動に戻します。
- 初期化→最小構成(SSIDとパスワードのみ)で検証します。設定移行ファイルの不整合が原因のことがあります。
IPv6は通るが、IPv4サイトだけ遅い/繋がらない
- 「IPv4 over IPv6(Xpass)」のトグルがオフ、または無効化ポリシーになっていないか確認します。
- ルーターのセキュリティ/保護機能(ペアレンタルコントロールやフィルタ)がDNSを介してIPv4を遮断していないかを点検します。
- 端末のVPN/プロキシ設定がIPv4トンネルを阻害するケースがあります。いったん無効化して切り分けます。
夜間だけ遅い(IPv6判定は○)
- Wi-Fiの電波干渉が主因です。5GHz帯に優先接続し、チャネルは“自動”にします。古い端末が多い場合は帯域幅を80→40MHzに落とすと安定することがあります。
- ルーターの設置位置を見直します。床置き・密閉棚・金属周辺は避け、家の中心かつ見通しの良い高い位置に移設します。
ひかり電話付きホームゲートウェイ(HGW)を使っている
- HGWがルーター機能を持つ場合、後段の市販ルーターをAPモード(ブリッジ)にして二重NATを防ぎます。どうしても後段でルーターモードを使うなら、HGW側をブリッジ化できるか確認します。
ポート開放や固定IPが必要な用途がある
- IPv4 over IPv6では一般的なポート開放が使えない場合があります。リモートアクセスはIPv6対応の方式(WireGuardのv6経路、リモートデスクトップのv6、VPNのv6待受など)に切り替えるか、別解としてPPPoE併用の可否を検討します。併用時は“どちらを既定経路にするか”を理解して設定してください。
設定でつまずきやすいポイント
- SSIDは2.4GHz/5GHzで名称を分け、5GHzを優先して接続します。
- セキュリティはWPA3(またはWPA2/WPA3混在)に設定します。WEPやWPAは使いません。
- 端末の省電力設定(スマホのWi-Fi最適化など)が通信を切ることがあります。常時通信が必要な端末は最適化を無効化して挙動を確認します。
- 速度検証は有線(PC直結)→5GHz(近距離)→実使用環境の順で行い、どこで落ちるかを特定します。
初期化(リセット)を選ぶ基準
設定の履歴が多い・挙動が不安定・FWを跨いで更新した直後は、初期化が最短解です。出荷状態に戻し、最小構成(インターネット自動設定→SSID/WPA3→必要最小の機能のみ)で検証し、安定を確認してから付加機能(ゲストWi-Fi、ペアレンタル、メッシュ等)を段階的に有効化します。
それでも直らないときの切り分け
- 別端末で同じ判定を実施(端末依存の可能性の排除)。
- 別LANケーブルでONU‐ルーター間を交換(ケーブル不良の排除)。
- 別ルーターの一時貸し出しで比較(機器故障の切り分け)。
- 契約状態の再確認(工事完了/切替完了のメール、IPv6オプション有効化の反映)。

要点は「回線の有効化→ルーターはIPoE自動→Wi-Fiの電波品質」の順に確認することです。あせって設定を足すほど問題が複雑になります。いったん初期化して最小構成で判定し、通ったら一つずつ機能を戻していきましょう。これが一番早く、確実に直すコツですよ
まとめ。楽天ひかりルーター選びで失敗しないために
楽天ひかりを快適に使うカギは、通信方式に合ったルーター選定と導入後の基本メンテナンスです。クロスパス対応を土台に、住環境・端末数・セキュリティの3点を丁寧に合わせ込むだけで、体感速度と安定性は大きく変わります。迷ったときは、過不足のない性能を「少し余裕を持って」確保する発想が有効です。
最短で失敗しない選び方
まずは「クロスパス対応」「Wi-Fi 6」「WPA3対応」という3条件を満たす機種から検討します。次に、家の構造と利用シーンを思い浮かべて通信範囲と同時接続の余裕を見積もります。ワンルームや2人暮らしならエントリー帯で十分ですが、戸建て・メゾネット・端末が多い家庭は、アンテナ設計が良いモデルやEasyMesh対応で将来拡張がしやすい機種が安心です。
住環境別の目安
単身〜2DK程度では、AX1800クラスのWi-Fi 6対応モデルで日常利用に十分な帯域と安定性が得られます。3LDK以上や鉄筋コンクリートの遮蔽が強い環境では、同等クラスでもアンテナ配置が工夫された機種を選ぶか、EasyMeshで後からサテライトを足せる前提にしておくとリスクが減ります。ゲーム機・PC・スマート家電の台数が多い家庭は、実効処理能力と同時接続数の余裕を優先してください。
よくある失敗と回避策
- クロスパス非対応や古い規格の流用で混雑時間帯に失速する → 対応表を確認し、必要なら最新ファーム適用まで含めて準備する
- 置き場所が悪く電波が減衰する → ルーターは床置き・隅を避け、できるだけ家の中心・見通しの良い高めの位置に設置する
- 端末数の想定不足で不安定になる → スマホ・PCだけでなく家電・テレビ・ゲーム機もカウントし、同時接続の余裕を見て選ぶ
- セキュリティ設定が甘い → WPA3と強固なパスワード、来客用や仕事用にゲスト/分離ネットワークを用意する
コストと更新の考え方
Wi-Fi 7はまだ価格が高く、対応端末も限られます。多くの家庭では、価格と性能の釣り合いが良いWi-Fi 6クラスが最も費用対効果に優れます。価格だけで決めず、国内サポートや保証、メッシュ拡張のしやすさ、スマホアプリの使い勝手まで含めて総所有コストで比較すると満足度が安定します。
導入後にやっておくべき初期整備
導入初日に最新ファームウェアへの更新、管理パスワードの変更、WPA3の有効化、不要機能の無効化を済ませます。1〜2週間使って電波の弱い場所を洗い出し、必要なら中継機やEasyMeshで補強します。数か月に1度のファーム更新と、トラブル時の再起動手順をメモに残しておくと、急な不調にも落ち着いて対処できます。

要点は「クロスパス対応×Wi-Fi 6×WPA3」を軸に、家の作りと端末数に合わせて“少し余裕”を持って選ぶことです。置き場所と初期設定を丁寧に整えれば、体感はしっかり変わります。迷ったら拡張しやすい機種を選んで、メッシュで後から足す作戦が失敗しにくいですよ
19位
楽天ひかり
楽天モバイル

| 回線タイプ | NTT光回線 |
| 戸建ての月額基本料金 | 5,280円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,180円 |
| 下り速度(実測値) | 213.16Mbps |
| 上り速度(実測値) | 234.46Mbps |
| PING値(実測値) | 18.81ms |
| 下り速度の速さ | 1.05 |
| 上り速度の速さ | 1.28 |
| 戸建て料金の安さ | 1.78 |
| マンション料金の安さ | 1.00 |
| 初期費用の安さ | 0.89 |
| 総合 | 1.20 |
楽天ひかりがおすすめの理由
楽天ひかりがおすすめの理由は「スマホセット割の割引が大きい点」「楽天市場のお買い物がポイントUP」です。
楽天ひかりは、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや遅めの速度となっています。
また、楽天の光回線サービスのため、スマホセット割があり、楽天モバイルユーザーにおすすめの光回線と言えます。
さらに楽天市場のお買い物で獲得できるポイントは、最大7倍でポイントが貯まります。
デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、キャンペーンの達成条件が渋く、料金はやや高めの設定となっています。
| 回線タイプ | NTT光回線 |
| 戸建て1年利用時の実質料金 | 7,040円 |
| 戸建て2年利用時の実質料金 | 6,195円 |
| 戸建て3年利用時の実質料金 | 5,898円 |
| マンション1年利用時の実質料金 | 5,940円 |
| マンション2年利用時の実質料金 | 5,095円 |
| マンション3年利用時の実質料金 | 4,798円 |
| 戸建ての月額基本料金 | 5,280円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,180円 |
| 下り速度(実測値) | 213.16Mbps |
| 上り速度(実測値) | 234.46Mbps |
| PING値(実測値) | 18.81ms |
| 工事費 | 22,000円 |
| 初期費用 | 880円 |
| 提供地域 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
| 定期契約 | 2年契約、3年契約(お客様によって異なる) |
| テレビ対応 | |
| 無料ルーターレンタル | |
| 無料訪問サポートつき | |
| 無料セキュリティソフト | (3台まで12か月間無料) |
| 戸建て対応 | |
| マンション対応 | |
| IPv6対応 | |
| サポート | 電話、お問い合わせフォーム |
| 開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり | |
| 違約金負担キャンペーンあり | |
| スマホセット割 | 楽天モバイルでセット割引 |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替、デビットカード |


