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目次
メッセージリクエストとは?基本と仕組み

Instagram(インスタグラム)の「メッセージリクエスト」は、フォローしていない相手や制限中のアカウントから届いたダイレクトメッセージ(DM)を、自分で受け取るかどうかを判断できる仕組みです。プライバシーを守るための保護機能として設計されており、リクエストを承認するまでは、相手には既読が付かず、やり取りも始まりません。
フォロー外や制限中アカウントから届くメッセージの扱い
メッセージリクエストが届くケースは主に次の2つです。
- 自分がフォローしていない相手から、初めてDMを受け取った場合
- 自分が「制限中」に設定しているアカウントからメッセージを受け取った場合
これらのDMは通常のメッセージ一覧ではなく、「リクエスト」という専用タブにまとめて表示されます。送信者が誰なのか、どんな内容なのかを確認してから、受け取るか拒否するかを選べるようになっています。
既読が付かない・内容の一部がぼかされる仕様
メッセージリクエストには、安心して内容を確認できる仕組みが用意されています。承認する前に本文を開いても「既読」は付かず、相手に読まれたことは伝わりません。また、画像や動画、リンクなどのコンテンツは自動的にぼかし表示され、タップしない限り開けない仕様です。これにより、詐欺リンクや不適切な画像を誤って開いてしまうリスクを減らすことができます。
対応できるアクション
受信したメッセージリクエストに対しては、次の4つの選択肢があります。
- 承認:通常のDMに移動し、返信や通話が可能になる
- 削除:リクエストを破棄し、相手からの再送も基本的にできなくなる
- ブロック:その相手から今後一切のメッセージを受け取らない
- 報告:スパムや迷惑行為をInstagram運営に通報できる
これらを使い分けることで、安心してDMを管理することができます。
公開アカウントでも受信範囲を後から制限可能
アカウントが公開設定でも、「メッセージコントロール」からフォロー外のユーザーや全ユーザーのリクエスト受信を制限できます。たとえば、仕事用のアカウントでは受信を広めに設定し、個人用ではリクエストを受け取らないようにするなど、目的に合わせて調整できます。

フォローしていない人からのメッセージは、まず「確認するかどうか」を選べるようになっているんです。相手に既読がつかないのも安心ですね。SNSでは不用意に開かず、まずリクエスト内容を冷静にチェックするのが大事ですよ
表示場所と通知の見え方
メッセージリクエストの表示場所
Instagramのメッセージリクエストは、通常のDM(ダイレクトメッセージ)とは別の場所に表示されます。
ホーム画面右上の紙飛行機アイコンをタップするとDM一覧が開き、画面上部に「リクエスト○件」と表示されているのが確認できます。
この「リクエスト」をタップすると、フォロー外や制限中のアカウントから届いたメッセージが一覧で表示されます。
一覧画面では、送信者の名前とメッセージの冒頭部分のみが見える仕様です。画像や動画、リンクなどのコンテンツは承認するまでぼかしがかかっており、タップしても開けません。
リクエストの中身を開いても既読は付かないため、内容を確認してから承認・削除・ブロックの判断が可能です。
また、複数のリクエストがある場合はスレッド単位で並び、相手ごとに確認できます。リクエストは時系列で整理されるため、最新のDMほど上に表示されます。
Webブラウザ版Instagramでも同様の場所に「リクエスト」タブがあり、アプリに不具合がある場合の代替確認方法としても有効です。
通知の見え方と注意点
メッセージリクエストを受け取ると、「○○さんがメッセージを送信する許可を求めています」という通知が届く場合があります。
ただし、通知の表示は設定や端末環境によって異なり、以下のような点に注意が必要です。
- プッシュ通知がオフの場合は通知されない
アプリの「通知設定」でDM通知をオフにしていると、リクエストの受信を見逃すことがあります。
特にAndroidでは通知カテゴリごとに細かく設定されているため、「メッセージリクエスト」も個別にオンにしておくことをおすすめします。 - DMアイコンにバッジが付かない場合がある
通常のDMでは新着メッセージが届くと赤いバッジが表示されますが、リクエストはカウント対象外です。
そのため、通知をオフにしている場合や見逃した場合は、DM画面を開かない限り気づけないケースがあります。 - 一部アカウントでは通知が届かない仕様
制限中のアカウントやスパム判定された送信者からのメッセージは、通知が抑制されることがあります。
特に「非表示ワード」や「メッセージフィルタ」を設定している場合、対象メッセージは通知もリスト件数も反映されません。
通知を見逃さないための設定チェック
見逃しを防ぐためには、アプリと端末の両方で通知設定を見直しておくことが重要です。
- Instagramアプリの設定
- プロフィール画面右上の「≡」→「設定とプライバシー」→「通知」→「メッセージと通話」
- 「メッセージリクエスト」を「オン」に設定
- スマートフォン側の通知設定
- iPhone:「設定」→「通知」→「Instagram」をオン
- Android:「設定」→「通知」→「Instagram」で「メッセージ」を許可
この2つの設定を確認しておくと、新着リクエストを見逃すリスクを大きく減らせます。

通知が来ない、バッジが付かないなどで不安な方は、週に一度はDM画面を直接開いてリクエスト欄をチェックすると安心ですよ。既読を付けずに内容を確認できるので、安全に見極めながら対応できます
承認・削除・ブロックの違いと影響
Instagram(インスタグラム)のメッセージリクエストには、「承認」「削除」「ブロック」の3つの対応方法があります。それぞれの操作は似ているようでいて、相手側への影響や今後のやり取りに大きな違いがあります。誤った選択をすると相手に通知が届いたり、再びメッセージを受け取ってしまう場合もあるため、仕組みを正確に理解しておくことが大切です。
承認した場合の効果
「承認」を選ぶと、リクエストに届いたスレッド(会話)が通常のDM一覧へ移動します。
この時点で相手のメッセージには既読マークが付き、返信・画像送信・通話などすべてのDM機能が使えるようになります。
また、お互いのオンライン状態(アクティビティステータス)が表示されるようになります。これにより、相手が「オンライン中」かどうかが分かるようになりますが、非表示設定にしている場合は表示されません。
承認後は、相手とのDMが通常のやり取りと同様に扱われるため、以後はリクエストではなく通常のDMとして管理されます。フォロー関係が自動で成立するわけではありませんが、コミュニケーションの距離が一段近くなる操作です。
削除した場合の効果
「削除」を選ぶと、そのメッセージリクエストは一覧から完全に消え、復元はできません。
一度削除すると、その相手から同じ内容で再びリクエストが届くことは基本的にありません。フォロー外のユーザーからのDMは一通のみ受信できる仕様のためです。
ただし、自分が「制限中」に設定しているアカウントからのリクエストは例外です。この場合、削除しても繰り返しメッセージが送られてくることがあります。
不快なメッセージを避けたい場合は、削除時に「新しいメッセージを非表示にする」をオンにするのがおすすめです。これにより、以降その相手からの新規リクエストは自動的に「非表示のリクエスト」フォルダに移動し、目に触れにくくなります。
削除は「一度だけ見て終わりにしたい」「返信する必要がない」場合に有効な選択です。
ブロックした場合の効果
「ブロック」を選ぶと、今後その相手からのDMを一切受信しなくなります。
ブロックの効果はDMだけにとどまらず、相手のプロフィール・投稿・ストーリーの閲覧、タグ付け・メンションといった機能も制限されます。
ブロックを実行すると、メッセージリクエストは自動的に削除されます。
さらに、同時に「報告」を選択することで、スパムや嫌がらせなどをInstagram運営に通報することができます。この場合、通報完了と同時に相手も自動的にブロックされます。
ブロック後は、相手に「ブロックされた」という通知は届きません。ただし、プロフィールを開こうとした際に「ユーザーが見つかりません」と表示されるため、ブロックを察知される可能性はあります。
各操作の比較まとめ
操作 | 相手に既読が付く | 再度メッセージ送信可 | オンライン状態の共有 | 投稿閲覧・タグ付け | 復元可否 |
---|---|---|---|---|---|
承認 | 付く | 可 | 共有される | 可能 | 可(スレッド削除までは) |
削除 | 付かない | 原則不可 | 共有されない | 影響なし | 不可 |
ブロック | 付かない | 不可 | 非共有 | 制限される | ブロック解除で可 |
どの操作を選ぶべきか
- 信頼できる相手との連絡:承認
- 知らない人・営業・勧誘メッセージ:削除
- 悪質なスパム・嫌がらせ・詐欺行為:ブロック+報告
特に、見覚えのないURLや「プレゼント当選」「認証コードを送って」などの文言が含まれるDMは危険です。承認せず削除またはブロックを行うのが安全です。

ブロックや削除の判断は、「この相手と今後やり取りする必要があるか」を基準に考えるのがコツです。少しでも不安を感じたら、承認せずに削除やブロックを選ぶのが安全ですよ
安全に確認するコツ。既読を付けずに内容を見たい
インスタのメッセージリクエストは、相手に既読を付けずに内容を確認できる便利な仕組みですが、扱い方を誤るとスパムや詐欺被害につながるリスクもあります。安全に内容を確認するためには、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。
承認前に読むだけなら既読は付かない
メッセージリクエストは、承認する前の段階で本文を開いても既読が付かない仕様になっています。そのため、相手に通知されることなくテキストの内容を確認できます。
ただし、この状態では返信や通話などの操作はできません。メッセージを承認した瞬間に初めて既読が付き、通常のDMとして扱われるようになります。
画像・動画・リンクは開かない
安全に確認するための最大のポイントは、メッセージ内の画像・動画・リンクを開かないことです。これらのコンテンツは、承認前にタップして開くと既読が付くだけでなく、不正サイトやスパムに誘導される可能性もあります。
特に以下のようなメッセージには注意が必要です。
- 「あなたのアカウントが停止されます」などの脅迫文
- 「キャンペーン当選」「フォロワー急増」などの誘導文
- 不審な短縮URL(例:bit.lyなど)
本文を読むだけで判断し、疑わしい内容であればすぐに削除や報告を行いましょう。
プレビューや長押し確認を使わない
一部の端末やアプリバージョンでは、メッセージを長押しするとプレビュー表示が可能ですが、プレビュー操作でも既読が付くケースがあるため避けたほうが安全です。特に、画像付きメッセージやリンク付きメッセージでは、プレビュー時に外部通信が発生することがあり、セキュリティ上のリスクが伴います。
相手のプロフィールを軽く確認する
メッセージの真偽を見極めるには、相手のプロフィール情報も重要です。以下のポイントを簡単に確認しておきましょう。
- 投稿数が極端に少ない
- フォロワー・フォロー数が異常に多いまたは少ない
- プロフィール画像や名前が他人のものを流用している
- 最近作成された新規アカウント
このような特徴がある場合は、スパムや詐欺目的のアカウントである可能性が高いです。
メッセージを開かずに削除・報告する
危険な可能性があるメッセージは、内容を開かずに削除または報告を行うのが最も安全です。リクエスト一覧画面でスレッドを長押しし、「削除」または「報告」を選択すれば、相手に通知されることなく安全に処理できます。
削除後は同じ相手から再度メッセージが届かない仕様のため、不審な相手を繰り返しブロックする手間も減らせます。
セキュリティ設定を強化しておく
メッセージリクエストを確認する際の安全性を高めるには、以下の設定も見直しておくと安心です。
- 「メッセージコントロール」でフォロー外からのリクエストを制限
- 「非表示ワード」で特定の語句を含むメッセージを自動隔離
- 「アクティビティステータス」をオフにしてオンライン状態を隠す
これらを有効にしておけば、そもそも危険なDMが届く確率を大幅に下げられます。

既読を付けずに読むことはできますが、リンクや画像には絶対に触れないようにしましょう。安全確認の基本は「テキストのみ確認・反応しない」です。怪しいと思ったら削除と報告でリスクを断ち切るのが一番です
受け取り範囲の設定。リクエストを制限・オフにする
Instagramのメッセージリクエストは、フォロー外からのDMを直接受け取らず、内容を確認してから対応できる便利な仕組みですが、目的によっては受け取り範囲を制限したいケースもあります。特にスパムや勧誘DMが多い場合は、設定を見直すことでトラブルを未然に防ぐことができます。
メッセージリクエストの受信範囲を変更する手順
インスタアプリでは、「メッセージコントロール」という項目から、誰からメッセージリクエストを受け取るかを細かく設定できます。手順は次のとおりです。
- プロフィール画面右上の「≡(メニュー)」をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「メッセージとストーリーズへの返信」を開く
- 「メッセージリクエスト」をタップ
- 「あなたにメッセージリクエストを送信できる人」から対象を選択
この中で設定できる項目は主に2つあります。
- Instagramでのフォロワー:自分をフォローしているが、自分はフォローしていない人
- その他のInstagram利用者:フォロー関係のないすべてのユーザー
それぞれに対して以下の選択肢を設定できます。
- メッセージリクエストを受信する
- メッセージリクエストを受信しない
「受信しない」を選ぶと、その対象からのリクエストは一切届かなくなります。フォロー外ユーザーからの不要なメッセージを遮断したい場合に有効です。
グループメッセージの受信も個別に制御可能
同じ設定画面内の「あなたにグループメッセージリクエストを送信できる人」から、グループDM(複数人でのやり取り)を制限することもできます。知らないユーザーを含むグループ招待を防ぐことで、スパム的なグループDMに巻き込まれるリスクを減らせます。
たとえば、
- 仕事用アカウントでは「フォローしている人まで受信」
- 個人アカウントでは「受信しない」
といったように、目的に合わせて複数の方針を使い分けるのがおすすめです。
フォロー外から完全に届かないようにするには
最も強力なのが「リクエストを受信しない」の設定です。これを有効にすると、フォロー外のユーザーからのDMリクエストは届きません。ストーリーへの返信も同時にブロックされるため、完全に外部との接触を遮断したい場合に適しています。
ただし、リアルの知人やビジネス上の新規連絡まで届かなくなる可能性もあるため、仕事・プライベートの使い分けを意識することが大切です。
非公開アカウントでさらに安全性を高める
DM設定を制限しても、プロフィールが公開状態だと相手が投稿を見てフォローやコメントを試みることがあります。そのため、アカウントを「非公開」にすることで、そもそも見知らぬ相手からのアクセス自体を抑制できます。
非公開設定は「設定とプライバシー」>「アカウントのプライバシー」>「非公開アカウント」をオンに切り替えるだけです。フォロワー承認制になるため、信頼できる人とだけやり取りできます。
注意すべきポイント
- 「リクエストを受信しない」に設定すると、ストーリー返信も届かなくなる
- 18歳未満のユーザーは、デフォルトでフォロー外からのリクエストがオフ
- 設定を変更しても、すでに届いているリクエストには影響しない
必要に応じて設定を見直し、安心してインスタを利用できる環境を整えましょう。

フォロー外からのDMがストレスに感じるときは、受信設定を見直すだけでも快適になります。大事なのは「完全に閉じる」よりも、「誰から受け取るか」をコントロールする意識ですよ
非表示のリクエストとフィルタ。見たくないDMを隠す
Instagramでは、見たくないメッセージや不快なDMを自動的に非表示にする機能が用意されています。これにより、危険なスパムや不快な内容を目にせず、安全に利用することができます。
「非表示のリクエスト」とは
「非表示のリクエスト」とは、特定の条件に当てはまるDMをリクエスト一覧に表示せず、別フォルダに隔離する仕組みです。主に以下の2つのケースで自動的に適用されます。
- 「新しいメッセージを非表示にする」をオンにして削除したリクエスト
- 設定した「非表示ワード」に該当する言葉・絵文字を含むリクエスト
非表示リクエストに分類されたメッセージは、通常の「リクエスト件数」にカウントされず、プッシュ通知も届きません。内容も自動でぼかされるため、不快な内容を目にせずに済みます。
DMを非表示にする方法
見たくないDMをリストから除外するには、リクエスト削除時に「新しいメッセージを非表示にする」をオンにするのが効果的です。
- DMリクエスト画面を開く
- 該当メッセージを長押しまたはスワイプで削除を選択
- 「新しいメッセージを非表示にする」をオンにして削除
これで、同じ相手からの新たなリクエストは「非表示のリクエスト」に振り分けられ、一覧に出なくなります。
ただし、この設定は「ブロック」ではないため、相手は引き続きメッセージを送信できます。完全に遮断したい場合は、ブロックまたは報告を行いましょう。
「非表示ワード」で自動フィルタを設定する
スパムや勧誘メッセージを事前に防ぐには、「非表示ワード」を設定して自動でフィルタリングするのがおすすめです。
設定手順は次の通りです。
- プロフィール画面右上の「≡」をタップ
- 「設定とプライバシー」→「非表示ワード」を選択
- 「カスタムワード・フレーズを管理」をタップ
- 非表示にしたい言葉や絵文字を入力し、「追加」をタップ
入力した語句を含むDMは自動的に「非表示のリクエスト」へ移動します。スパムアカウントがよく使う単語(例:「プレゼント」「副業」「投資」「URL」など)を登録しておくと安全です。
フィルタの適用範囲と注意点
非表示ワードのフィルタは、リクエスト状態のメッセージにのみ適用されます。すでに承認済みの相手や、自分がフォローしているアカウントからのDMには反映されません。
また、過剰に設定しすぎると必要な連絡まで隠れてしまうことがあります。ときどき「非表示のリクエスト」フォルダを確認し、設定したワードリストも定期的に見直しましょう。
通知や表示への影響
非表示リクエストに振り分けられたDMは、通知や件数カウントに反映されません。ホーム画面やDM一覧に「未読数」が出ないため、気づかず放置してしまうケースもあります。
一方で、表示画面を開いても文面は自動で隠され、内容をうっかり読んでしまうリスクを抑えられる設計です。プライバシーを保ちながら安全にDMを管理したい場合に有効です。

DMの非表示機能を使うと、危険なメッセージを目にせずに済みます。ただし、必要な連絡が届かないこともあるので、定期的なチェックとフィルタ内容の見直しを忘れないようにしましょう
よくあるトラブル。見られない・消えた・英語DMの対処
Instagramのメッセージリクエストは便利な一方で、「リクエストが見られない」「届いたのに消えた」「英語のDMが頻繁に届く」といったトラブルが多く報告されています。それぞれの原因と対処法を詳しく解説します。
メッセージリクエストが見られない場合の原因と対処法
メッセージリクエストを開いても読み込み中のまま止まったり、一覧に表示されない場合は、以下の要因が考えられます。
主な原因
- 通信環境が不安定
- Instagramアプリの一時的な不具合
- 古いバージョンのアプリを使用している
- キャッシュが溜まり動作が遅くなっている
- 一時的なサーバー側の障害
対処法
- Wi-Fiやモバイルデータ通信の接続を確認する
- アプリを再起動、またはスマホ自体を再起動する
- アプリストアから最新バージョンにアップデートする
- 設定からInstagramアプリのキャッシュを削除する(Android)
- ブラウザ版(instagram.com)でログインし、同じメッセージが表示されるか確認する
Web版で表示される場合、アプリ側の不具合の可能性が高く、一時的にWeb版を利用することで確認が可能です。
届いたはずのリクエストが消えたときの原因
突然リクエストが消えるように見える場合、多くは次の2つの理由によるものです。
主な原因
- 送信者がメッセージを「送信取り消し」した
- アカウント削除・凍結などでスレッド自体が無効になった
Instagramでは、送信者が自分のメッセージを削除すると、受信者の画面からも消えます。このため「消えた」と感じるケースが非常に多いです。
注意点
- 自動削除機能は存在しないため、放置しても自然には消えません
- 繰り返し送信される勧誘DMは、ブロックまたは報告で再送を防止できます
- 不安な場合は、セキュリティ設定やパスワード変更も行っておくと安心です
英語DM・外国語メッセージの対処方法
最近では、英語や外国語のメッセージリクエストが増えています。これらの多くはスパムや詐欺、宣伝目的の自動送信です。
よくある特徴
- 「Congratulations!」「You won」「Collaboration offer」などの文言
- 不自然なURLリンクや外部サイトへの誘導
- 有名ブランド名を装った偽アカウント
- 同じ文章で複数のアカウントから届く
安全な対応策
- 開かず削除する:承認しなければ既読も付かず、安全です
- リンクをタップしない:詐欺サイトや個人情報窃取の危険があります
- プロフィールを確認する:投稿数がゼロ、フォロワーが極端に少ない場合は要注意
- 報告・ブロックを活用:「報告する」→「スパムまたは詐欺」を選択すると運営に通報できます
もし、知らないアカウントから英語のメッセージが頻繁に届く場合は、
設定から「その他の利用者」→「リクエストを受信しない」を選ぶことで防止できます。
通知が来ない・見逃す場合のチェックポイント
メッセージリクエストは既定では通知バッジが付かないため、見逃しやすい仕様です。
チェックすべき設定項目
- スマホ本体の通知設定がオフになっていないか
- Instagramアプリの「メッセージ通知」をオンにしているか
- 「非表示ワード」設定で自動フィルタされていないか
通知設定を確認しても解決しない場合は、一度ログアウト→再ログインで改善することがあります。

トラブル時は慌てず、通信・設定・送信者の状況を一つずつ確認するのが大事です。英語DMは特に詐欺や誘導のケースが多いので、リンクを開かず削除・ブロックで対処するのが安全ですよ
企業・店舗・クリエイターの活用法。運用のベストプラクティス
Instagramのメッセージリクエストは、個人利用だけでなく、企業・店舗・クリエイターが顧客やファンと安全にやり取りするための重要な接点です。正しく設定・運用することで、リスクを最小限に抑えつつ、効果的なコミュニケーションが実現できます。
問い合わせ対応の導線として活用する
ビジネスアカウントでは、メッセージリクエストを「問い合わせ窓口」として活用するのが基本です。プロフィールに「ご相談・ご質問はDMへ」と明記することで、フォロー外のユーザーからも自然に連絡を受けられます。
ただし、すべてのメッセージを無制限に受け取るとスパムが増加するため、受信範囲を広めに設定しつつ、フィルタ機能を併用することが効果的です。
たとえば、メッセージコントロールで「フォロワー」からのリクエストを受け付け、「その他の利用者」は制限するなど、段階的な管理を行うと安全です。
テンプレート返信で対応を標準化する
複数の担当者がDM対応を行う場合、返信内容の統一は欠かせません。よくある質問や問い合わせに対しては、テンプレート返信をあらかじめ用意しておきましょう。
- 初回返信テンプレート:「お問い合わせありがとうございます。担当者より順にご案内いたします。」
- 案内誘導テンプレート:「個人情報の取り扱いのため、以下フォームよりお送りください。」
- お断りテンプレート:「現在DMでの対応は行っておりません。公式サイトをご利用ください。」
統一した文面を使うことで、対応スピードが向上し、誤送信やトラブルのリスクも減少します。
安全性を保つDM運用ルールを設ける
メッセージリクエスト経由で届くDMには、フィッシングや偽アカウントからの勧誘が紛れ込むこともあります。企業・店舗アカウントでは、内部向けの対応ルールを明文化しておくと安心です。
- 不審なリンク・画像・動画は開かない
- 外部送信前に送信内容をダブルチェック
- 個人情報・決済情報はDM内で完結させない
- 明らかに不適切なDMは即時報告・ブロック
さらに、担当者交代時にはログイン権限を共有せず、ビジネス管理ツール(Meta Business Suiteなど)を活用して権限管理を行うことも推奨されます。
DMでの対応を外部フォームと連携する
InstagramのDMでは、本人確認や正式な契約手続きを行うのに不向きです。問い合わせ内容が複雑な場合は、DMから公式フォーム・LINE公式アカウント・メールフォームに誘導するのが安全です。
たとえば、「DMで個人情報を送らないようお願いします。以下の公式フォームよりお送りください。」とリンクを添えて返信する形が一般的です。これにより、誤送信や情報漏洩のリスクを防ぎつつ、問い合わせの管理も容易になります。
効果測定と運用改善
DM対応を業務として行う場合は、KPI(指標)を設定して効果を可視化しましょう。
おすすめのモニタリング項目は以下のとおりです。
- 承認率:届いたリクエストのうち、実際に承認した割合
- 返信速度:初回返信までにかかった平均時間
- スパム率:不適切・無関係なDMの割合
これらを定期的に確認し、担当者の対応方針やフィルタ設定を見直すことで、効率的で安全なDM運用が可能になります。

DMを上手に活用するには、受信設定・返信テンプレート・安全対策を「仕組み化」することが大切です。個人対応に頼らず、運用ルールを整えるだけでトラブルを防ぎ、信頼性の高いコミュニケーションが実現できますよ