格安SIMで通話料金を劇的に安く!かけ放題・通話のみSIMの最安プラン徹底比較



格安SIMで通話を安くするには?

格安SIMで通話料金を抑えるためには、通話スタイルに合ったプランを選ぶことが最も重要です。通話時間や頻度、通話相手の種類(家族・仕事・固定電話など)によって、最適なSIMが大きく異なります。

音声通話SIMとは?

音声通話SIMは、インターネット通信だけでなく090・080・070番号による通話とSMS(ショートメッセージサービス)が利用できるSIMです。これにより、LINEや050アプリに頼らず、従来の電話としてスマホを使うことが可能になります。

通話料金の仕組みを理解する

格安SIMの通話料金には主に以下の2つの方式があります。

  • 従量制課金(30秒あたりの料金が発生)
     例:HISモバイルなら9円/30秒、日本通信SIMは11円/30秒と、大手キャリア(22円/30秒)の半額以下で利用可能です。
  • 定額かけ放題オプション(定額で一定時間通話が可能)
     5分や10分、完全かけ放題など種類があり、必要に応じて追加できます。通話時間が月10分以上あるなら、かけ放題オプションの方が結果的に安くなるケースが多いです。

最安を狙うならこの組み合わせ

  • 通話のみで徹底的に安さを求めるなら povo
     基本料金0円+5分かけ放題オプション(550円)だけで通話専用SIMが維持できます。一度の通話を5分以内に収められる方に向いています。
  • データ通信と通話をバランスよく使うなら 日本通信SIM
     1GB+5分かけ放題で月額680円。専用アプリ不要で使いやすく、eSIMにも対応しているため、サブ回線にも最適です。
  • 短時間の通話を安く済ませたいなら HISモバイル
     従量制通話料金が30秒あたり9円と業界最安値。月の通話が少ない方は基本料金280円からの維持も可能です。

通話専用アプリの有無も確認を

一部の格安SIMでは、安く通話するために専用アプリの使用が必要です。例えば楽天モバイルやmineoでは専用アプリを通さないと通常の高額通話料金が適用されてしまいます。一方、日本通信SIMやHISモバイル、povoなどは専用アプリが不要でそのまま通話可能。アプリの設定が不要な分、シンプルで使い勝手が良いというメリットがあります。

通話料金を安くするためのポイント

  • 月に通話が10分以上あるなら「5分かけ放題」などの定額オプションを追加する
  • 通話時間が短くても頻度が高いなら「かけ放題」プランを検討する
  • 通話が少ないなら従量制料金+最安基本料金のSIMを選ぶ
  • 通話アプリ不要のSIMを選べば、操作ミスによる高額請求のリスクを避けられる

このように、自分の通話スタイルに合わせてSIMを選び、必要最小限のオプションを追加することで、通話料金を無理なく安くすることができます。通話にかかる費用をしっかりと見直すことが、スマホ料金全体の節約にもつながります。

通話目的ならこの3社が最強

povo|月額550円で5分かけ放題、通話専用SIMとして最安

通話メインで最もコストを抑えたい方に最適なのがpovoです。基本料金が0円で、必要に応じて「5分かけ放題」を月額550円で追加できるシンプルな仕組みになっています。データ通信を利用しない純粋な通話専用回線として使えば、毎月の固定費はこの550円だけ。専用アプリは不要で、auの音声品質も維持されています。eSIMにも対応しており、サブ回線との併用にも便利です。12分以上通話する月はかけ放題オプションの利用が推奨されます。

1位

povo

KDDI Digital Life

サービス名povo
最安月額料金0円~
~1GB990円/月
2~3GB990円/月
4~10GB2,163円/月
11~20GB2,163円/月
21~30GB2,780円/月
50GB~3,278円/月
利用回線au回線
回線の種類MNO
選べるプラン1GB/7日間、3GB/30日間、20GB/30日間、30GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間など
昼休み時間帯通信速度(12~13時)249.4Mbps
通信速度の速さ3.63
月1GB利用時の安さ5.00
月3GB利用時の安さ3.34
月10GB利用時の安さ3.51
月20GB利用時の安さ2.38
月50GB利用時の安さ3.42
機能の多さ3.36
総合3.52

povoがおすすめの理由

povoがおすすめの理由は「基本料金が0円である点」「必要なデータ容量を自由に選択できる点」です。

povoは、基本料金が0円という独自の料金体系を採用しており、利用者が必要なデータ容量や通話オプションを自由に選択できる「トッピング」方式が特徴です。これにより、データ通信をあまり使わない人から、大容量データを必要とする人まで、自分の使い方に応じた柔軟なプランを組むことができます。たとえば、1GBを7日間使えるプランから、300GBを90日間使える大容量プランまで多様な選択肢が用意されています。

さらに、povoは大手キャリアと同じ回線を利用しているため、通信速度が速く、電波のつながりやすさも優れています。格安SIMの中には回線が混雑する時間帯に通信速度が低下するものもありますが、povoは安定した速度を維持しやすい点がメリットです。また、eSIMにも対応しており、物理SIMを差し替えることなくスマートフォンに即時開通できるため、乗り換えが簡単なのも魅力の一つです。

デメリットは、実店舗でのサポートがないため、申し込みや設定はすべてオンラインで行う必要がある点です。専用アプリを利用すれば比較的簡単に手続きできますが、スマホ操作に不慣れな人にとっては少しハードルが高く感じるかもしれません。また、半年間データのトッピングを購入しないと契約が自動解約される仕組みになっているため、サブ回線として契約する場合は注意が必要です。

povoは、月々の固定費を抑えたい人、データ通信を柔軟に選びたい人、大手キャリアの通信品質を維持しつつ安く利用したい人にとっておすすめの格安SIMといえます。

最安月額料金0円~
~1GB990円/月
2~3GB990円/月
4~10GB2,163円/月
11~20GB2,163円/月
21~30GB2,780円/月
50GB~3,278円/月
利用回線au回線
回線の種類MNO
選べるプラン1GB/7日間、3GB/30日間、20GB/30日間、30GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間など
昼休み時間帯通信速度(12~13時)249.4Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)361.9Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)352.9Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法クレジットカード、ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替)
追加データ料金1GB:390円、3GB:990円など
速度制限時の最大速度128kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

日本通信SIM|1GB+5分かけ放題で月額680円、データも使うなら最有力

音声通話と最低限のデータ通信を両立させたい方におすすめなのが日本通信SIMです。1GB付きで月額290円、さらに5分かけ放題オプションを390円で追加しても合計680円と非常に安価です。プレフィックス方式を使わず、通話専用アプリ不要で使えるのも安心材料。10GBや30GBのプランには5分かけ放題が標準で含まれており、より大容量を希望するユーザーにも対応しています。ドコモ回線を利用しているため、エリアの広さや安定性も魅力です。

3位

日本通信SIM

日本通信

サービス名日本通信SIM
最安月額料金290円~
~1GB290円/月
2~3GB730円/月
4~10GB1,170円/月
11~20GB1,390円/月
21~30GB2,178円/月
50GB~2,178円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン〜1GB、〜3GB、〜20GB、〜50GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)29.3Mbps
通信速度の速さ5.00
月1GB利用時の安さ4.44
月3GB利用時の安さ4.52
月10GB利用時の安さ3.91
月20GB利用時の安さ3.68
月50GB利用時の安さ3.99
機能の多さ2.79
総合4.05

日本通信SIMがおすすめの理由

日本通信SIMがおすすめの理由は「シンプルで低価格な料金プランが魅力である点」「大手キャリアの回線を利用し、安定した通信が可能な点」です。

日本通信SIMは、格安SIMの中でも特に料金の安さが際立っています。例えば、1GBのプランが290円、3GBプランが730円と、業界内でも最安クラスの価格設定がされています。さらに、20GBプランが1,390円で、5分以内の通話が無料になるオプションも含まれているため、通話とデータ通信のバランスを重視するユーザーにも適しています。このように、無駄を省いた合理的な料金プランを提供している点が、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。

また、日本通信SIMはドコモ回線を利用しており、全国的に安定した通信環境を提供しています。MVNOのため、混雑する時間帯には通信速度が低下するリスクはあるものの、通常の使用では十分な通信速度を確保できるため、動画視聴やSNSの利用など、日常的なスマートフォンの使用には問題ありません。さらに、eSIMにも対応しており、物理SIMカードの配送を待つことなく、即座に開通できる利便性も魅力の一つです。

デメリットは、専用の店舗や対面サポートがなく、すべての手続きがオンラインで完結する点です。そのため、スマートフォンの設定に不慣れな方や、直接サポートを受けたい方にはややハードルが高いかもしれません。また、MVNO特有の問題として、回線が混雑する時間帯に速度が低下する可能性があるため、大手キャリアのような常時高速通信を求める方には向いていない場合があります。

このように、日本通信SIMは、料金の安さと合理的なプラン設計が魅力の格安SIMです。とにかく月々のスマホ代を抑えたい方や、サブ回線としての利用を考えている方には、非常におすすめの選択肢と言えるでしょう。

最安月額料金290円~
~1GB290円/月
2~3GB730円/月
4~10GB1,170円/月
11~20GB1,390円/月
21~30GB2,178円/月
50GB~2,178円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン〜1GB、〜3GB、〜20GB、〜50GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)29.3Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)675.0Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)136.9Mbps
問い合わせ方法店舗、電話、メール、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題、月70分無料、無制限かけ放題
基本通話料11円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,300円
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:220円
速度制限時の最大速度200kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

HISモバイル|従量課金で30秒9円、使った分だけの通話が最安

短時間の通話が多いユーザーや月によって通話量がばらつく方には、HISモバイルが適しています。通話料はプレフィックス方式なしで30秒あたりわずか9円と、国内最安水準。100MB未満であれば基本料金も280円と非常に安く、無駄なく運用できます。5分かけ放題(月額500円)や6分かけ放題付きプランも選べるため、使い方に応じて柔軟に対応できるのも強みです。デュアルSIMのサブ回線としての導入にも適しています。

8位

HISモバイル

H.I.S.Mobile

サービス名HISモバイル
最安月額料金290円~
~1GB550円/月
2~3GB770円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,090円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~6,970円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン100MB、1GB、3GB、7GB、10GB、20GB、30GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)12.9Mbps
通信速度の速さ3.01
月1GB利用時の安さ4.44
月3GB利用時の安さ4.08
月10GB利用時の安さ3.84
月20GB利用時の安さ3.89
月50GB利用時の安さ3.47
機能の多さ2.20
総合3.56

HISモバイルがおすすめの理由

HISモバイルがおすすめの理由は「低価格で充実した料金プランがある点」「海外利用に強い点」です。

HISモバイルは、旅行会社HISが運営する格安SIMであり、特にコストパフォーマンスの高い料金プランが魅力です。1GBプランが月額550円、3GBプランが月額770円など、業界内でも非常に安価な価格設定となっています。さらに、通話付きプランでは6分以内のかけ放題がついた20GBプランが2,090円と、通話とデータの両方を求めるユーザーにとってもお得です。

また、HISモバイルは旅行会社ならではの特性を活かし、海外利用向けのSIMカードも提供しています。海外での短期間利用に適した「海外SIM」や、日本国内と海外をスムーズに行き来できる「グローバルWiFi」など、旅行者向けの通信環境が整っているのも大きなメリットです。特に、海外によく行く人にとっては、現地でのSIM購入の手間を省くことができるため、利便性が高いといえます。

一方で、デメリットとしては、通信速度が時間帯によって低下する可能性がある点が挙げられます。HISモバイルはドコモの回線を利用したMVNOであるため、回線が混雑する時間帯には通信速度が遅くなることがあります。特に、お昼の12時~13時や夕方の通勤時間帯には速度低下が顕著になりやすいため、動画視聴やオンラインゲームを頻繁に行う人には向かない場合があります。

また、HISモバイルは実店舗が少なく、基本的にオンラインでの契約やサポートが中心となります。そのため、店頭でのサポートを受けながら契約したいという人にとっては、やや不便に感じるかもしれません。特に、スマホの設定やSIMの切り替えが不安な人には、サポート面での手厚さに欠ける点がデメリットとなるでしょう。

総じて、HISモバイルは「料金の安さ」と「海外利用の利便性」を重視する人に最適な格安SIMといえます。特に、海外旅行や出張が多い人にとっては、HISならではの強みを活かしたサービスが役立つため、検討する価値が高いでしょう。

最安月額料金290円~
~1GB550円/月
2~3GB770円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,090円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~6,970円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン100MB、1GB、3GB、7GB、10GB、20GB、30GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)12.9Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)222.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)30.7Mbps
問い合わせ方法店舗、チャット、メール
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン6分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料9円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,300円
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:200円
速度制限時の最大速度200kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応△(即日開通不可)
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

これら3社は、通話を重視した際の料金・品質・使い勝手のバランスで他を圧倒しています。シンプルに「最安で通話したい」ならpovo、データも必要なら日本通信SIM、使った分だけ払いたいならHISモバイルを選べば失敗はありません。

メイン回線・サブ回線別|最適な選び方

メイン回線に最適な格安SIM

メイン回線として使う場合、データ通信と通話のバランスが取れていて、通話品質が安定しているSIMを選ぶことが重要です。毎月一定のデータ容量を消費しながら、仕事やプライベートでの通話にも支障が出ないことが求められます。

  • 日本通信SIM
    月額1,390円で10GB+5分かけ放題が利用できるプランがあり、通話・データ両方をカバーした高コスパ。ドコモ回線でエリアも広く、アプリ不要でそのまま発信できるため、通話品質も安定しています。
  • mineo
    最大1.5Mbpsの無制限通信が990円で使える「マイそくスタンダード」に、月額110円の10分通話パックを組み合わせれば、メイン回線としてコスパ重視で運用可能です。特にライトユーザーに向いています。
  • IIJmio
    通話アプリ不要で5分かけ放題を含むプランが月額1,490円程度から選べ、データ容量やかけ放題時間の選択肢も豊富。スマートに回線を使いたい方に適しています。

サブ回線に最適な格安SIM

サブ回線では、通話専用としての利用がメインとなるため、データ容量は最小限、もしくはゼロでも問題ありません。基本料金の安さと、通話コストの低さがポイントです。

  • povo
    基本料金0円で、5分かけ放題を月額550円でトッピング可能。サブ回線にぴったりで、使わなければ費用はかからないのが最大の利点です。必要な時だけトッピングするスタイルが柔軟で便利です。
  • HISモバイル
    通話料金が30秒あたり9円と格安で、100MB以下の月は基本料が280円に抑えられるため、極端に通話量が少ない方でも安心して維持できます。eSIMにも対応し、即日利用が可能です。
  • 楽天モバイル
    Rakuten Linkアプリを使えば通話料が無料。月額1,078円で3GB+かけ放題が利用でき、使い方によってはサブ回線を超えてメイン回線級の役割も果たせます。ただしアプリの通話品質に注意が必要です。

デュアルSIMでの使い分け事例

1台のスマホで2つの回線を同時に利用できるデュアルSIM運用は、メインとサブで役割を分けたい方におすすめです。

  • メイン:日本通信SIM(10GB+通話)+ サブ:povo(通話専用)
    通話をpovoの5分かけ放題に任せ、データ通信は日本通信SIMでまかなうことで、通信費を抑えながら安定運用が可能です。
  • メイン:mineo(データ使い放題)+ サブ:HISモバイル(通話特化)
    mineoのデータ無制限プランとHISモバイルの格安通話を組み合わせれば、両方のコスパを最大限に活かせます。
  • メイン:楽天モバイル(かけ放題+3GB)+ サブ:povo(通話予備)
    楽天Linkでかけ放題を実現しつつ、povoを保険的に持っておけば、通話アプリが不安定なときの代替手段としても活用できます。

通話重視のSIM選びでは、メインかサブかで重視するポイントが大きく異なります。自分の利用スタイルを見直し、最も無駄のない組み合わせを選ぶことが、通話SIMの賢い選び方です。

順位サービス名ポイント最安月額料金~1GB2~3GB4~10GB11~20GB21~30GB50GB~利用回線回線の種類選べるプラン昼休み時間帯通信速度(12~13時)通常時間帯通信速度(14~16時)通勤時間帯通信速度(17~19時)問い合わせ方法専用通話アプリ不要かけ放題プラン基本通話料5G対応セット割引ありカウントフリー・エンタメフリー最低契約期間データ容量の翌月繰越可能解約金留守番電話あり初期費用テザリング可能支払方法追加データ料金速度制限時の最大速度取り扱いSIMのサイズeSIM対応MNPワンストップ対応プラチナバンド対応専門ショップあり海外利用可能Apple Watchプラン対応通信速度の速さ月1GB利用時の安さ月3GB利用時の安さ月10GB利用時の安さ月20GB利用時の安さ月50GB利用時の安さ機能の多さ総合公式
1位povo容量の選択肢が豊富で、メイン・サブ回線のどちらにも最適0円~990円/月990円/月2,163円/月2,163円/月2,780円/月3,278円/月au回線MNO1GB/7日間、3GB/30日間、20GB/30日間、30GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間など249.4Mbps361.9Mbps352.9Mbpsチャット5分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒なし0円クレジットカード、ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替)1GB:390円、3GB:990円など128kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM3.635.003.343.512.383.423.363.52povo 公式サイト
2位LINEMO通信品質とコスパのバランスが良いが、3GB/10GBの階段制に注意990円~990円/月990円/月2,090円/月2,970円/月2,970円/月ソフトバンク回線MNO~3GB、~10GB、〜30GB125.3Mbps149.9Mbps147.1Mbpsチャット5分かけ放題、無制限かけ放題(*3)22円/30秒なし0円口座振替、クレジットカード1GB:550円LINEMOベストプラン:10〜15GBなら300kbps、15GBを超えると128kbps/LINEMOベストプランV:30〜45GBなら1Mbps、45GBを超えると128kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.323.083.343.512.492.843.913.07LINEMO 公式サイト
3位日本通信SIM圧倒的な低価格が魅力。特にサブ回線向けに最適290円~290円/月730円/月1,170円/月1,390円/月2,178円/月2,178円/月ドコモ回線MVNO〜1GB、〜3GB、〜20GB、〜50GB29.3Mbps675.0Mbps136.9Mbps店舗、電話、メール、チャット5分かけ放題、月70分無料、無制限かけ放題11円/30秒なし3,300円クレジットカード1GB:220円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM5.004.444.523.913.683.992.794.05日本通信SIM 公式サイト
4位LinksMate多彩な料金プランに加え、カウントフリーオプションが充実517円~737円/月902円/月1,210円/月2,970円/月3,905円/月5,500円/月ドコモ回線MVNO0.5GB、1GB、2GB、3GB、4GB、5GB、10GB、20GBなど277.0Mbps304.5Mbps233.5Mbps電話、チャット10分かけ放題11円/30秒(MatePhoneアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)△(SNSやゲームなど。有料)なし3,850円(eSIMの場合。SIMカードの場合は3,300円)クレジットカード2GB:550円(追加容量チケットオプション)、10GB:2,200円(追加容量チケットオプション)、100MB:88円、1GB:550円100MB〜18GB:200Kbps以上/20GB〜:1Mbps以上nanoSIM、microSIM、標準SIM3.374.003.773.643.642.842.203.35LinksMate 公式サイト
5位irumoドコモの格安プラン。通信品質は良いがやや割高550円~2,167円/月2,167円/月2,827円/月ドコモ回線MNO0.5GB、3GB、6GB、9GB663.5Mbps460.0Mbps622.0Mbps店舗、電話、チャット5分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒なし0円(店頭申込の場合は3,850円)口座振替、クレジットカード1GBあたり1,100円300kbpsnanoSIM4.063.931.901.981.321.004.452.66irumo 公式サイト
6位J:COM MOBILEケーブルテレビ利用者なら割引適用の可能性あり1,078円~1,078円/月1,628円/月1,628円/月2,728円/月au回線MVNO1GB、5GB、10GB、20GB189.8Mbps390.5Mbps388.0Mbps店舗、電話、チャット、LINE5分かけ放題、60分かけ放題22円/30秒なし0円(店頭申込の場合は3,300円)口座振替(J:COMを利用中の人のみ)、クレジットカード500MB:220円/1GB:330円1GB・5GB:200Kbps以上/10GB・20GB:1Mbps以上nanoSIM、microSIM、標準SIM3.752.953.202.633.163.004.453.31J:COM MOBILE 公式サイト
7位b-mobile料金は割高傾向だが、通信速度のムラが少ない1,089円~1,089円/月1,529円/月1,969円/月5,269円/月7,469円/月ソフトバンク回線MVNO1〜30GB78.4Mbps62.6Mbps51.3Mbps電話、メール5分かけ放題(プランに付帯)11円/30秒なし3,300円クレジットカード1GB:220円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.462.943.182.752.681.301.602.27b-mobile 公式サイト
8位HISモバイル料金が安くコスパ良好だが、混雑時の通信速度低下に注意290円~550円/月770円/月990円/月2,090円/月2,970円/月6,970円/月ドコモ回線MVNO100MB、1GB、3GB、7GB、10GB、20GB、30GB12.9Mbps222.5Mbps30.7Mbps店舗、チャット、メール6分かけ放題、無制限かけ放題9円/30秒なし3,300円クレジットカード1GB:200円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM△(即日開通不可)3.014.444.083.843.893.472.203.56HISモバイル 公式サイト
9位mineo取り扱い回線が豊富。マイそくプランはサブ回線向け250円~1,298円/月1,518円/月1,518円/月2,178円/月ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線MVNO1GB、5GB、10GB、20GB80.5Mbps484.5Mbps196.5Mbps店舗、電話、メール、チャット10分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒、10円/30秒(専用アプリ使用時)なし3,740円口座振替(eo光ネットを利用中の人のみ)、クレジットカード100MB:55円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM△(ソフトバンク回線のみ取扱なし)4.164.522.882.773.293.413.363.48mineo 公式サイト
10位Y!mobile全国に店舗がありサポート充実。セット割適用ならさらにお得2,365円~2,365円/月2,365円/月2,915円/月4,015円/月4,015円/月ソフトバンク回線MNO4GB、30GB、35GB161.4Mbps149.9Mbps129.3Mbps店舗、電話、チャット10分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒なし0円(店頭申込の場合は3,850円)口座振替、クレジットカードデータ増量オプション 2GB:550円(シンプル2 S)/5GB:550円(シンプル2 M・L)シンプル2 S:300kbps/シンプル2 M・L:1MbpsnanoSIM2.321.621.681.741.182.144.452.16Y!mobile 公式サイト
11位イオンモバイル全国のイオンで契約可能。通信速度の安定性は要確認803円~858円/月1,078円/月1,298円/月1,958円/月2,508円/月3,608円/月ドコモ回線、au回線MVNO0.5GB、1GB、2GB、3GB、4GB、5GB、10GB、20GBなど3.0Mbps212.5Mbps183.5Mbps店舗、電話、メール、チャット5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒なし3,300円クレジットカード1GB:528円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.933.443.573.383.543.573.913.48イオンモバイル 公式サイト
12位y.u mobile高速通信が売りで、追加ギガも比較的安価1,070円~1,070円/月1,070円/月1,070円/月2,970円/月4,170円/月ドコモ回線MVNO5GB、10GB、20GB67.9Mbps71.9Mbps116.5Mbps店舗、電話、専用フォーム10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒(専用アプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)なし3,300円(登録事務手数料)、440円(SIM発行手数料)クレジットカード1GB:330円/10GB:1,200円128kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.552.963.213.393.792.841.002.68y.u mobile 公式サイト
13位BIC SIM料金が手頃で、ビックカメラのポイントが使えるメリットあり850円~850円/月990円/月990円/月2,000円/月2,700円/月3,900円/月ドコモ回線、au回線MVNO2GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、40GB、50GB11.7Mbps166.0Mbps219.0Mbps店舗、電話、メール5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒なし3,733.4円(ドコモ回線の場合)クレジットカード1GB:220円最大300kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.473.353.583.513.893.543.363.39BIC SIM 公式サイト
14位IIJmio通話オプションが格安。スマホとのセット購入でさらにお得850円~850円/月990円/月990円/月2,000円/月2,700円/月3,900円/月ドコモ回線、au回線MVNO2GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、40GB、50GB3.8Mbps213.5Mbps213.0Mbps電話、メール、チャット5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒、8.8円/30秒(ファミリー通話割引利用時)利用開始日の翌月末日までなし3,733.4円(ドコモ回線の場合)クレジットカード1GB:220円300kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.943.353.583.513.893.543.363.45IIJmio 公式サイト
15位NUROモバイル小〜中容量プランがリーズナブル。コスパ重視の人向け792円~792円/月792円/月990円/月2,699円/月3,980円/月ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線MVNO1GB、3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、40GB19.4Mbps37.6Mbps35.8Mbps電話、チャット、メール5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒○(NEOプラン:LINE・X・Instagram・TikTok/VLプランなど:LINE)なし3,740円クレジットカード1GB:550円バリュープラス:200Kbps/NEOプラン・NEOプランW:1MbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM△(ドコモ回線のみ)1.213.463.683.813.893.023.363.20NUROモバイル 公式サイト
16位楽天モバイル無制限プランが魅力。通信エリアのカバー範囲は要確認1,078円~1,078円/月1,078円/月2,178円/月2,178円/月3,278円/月3,278円/月楽天回線、au回線(パートナー回線)MNO3GB、20GB、無制限46.2Mbps52.3Mbps60.5Mbps店舗、電話、メール、チャット15分以内かけ放題、無制限かけ放題(Rakuten Link使用時)0円(Rakuten Linkアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)なし0円口座振替、クレジットカード1GBあたり500円(海外用のみ)不明nanoSIM、microSIM、標準SIM1.362.953.203.382.353.414.453.01楽天モバイル 公式サイト
17位DTI SIM通話向けの格安SIM。通信速度は速めだが料金は高め1,485円~1,485円/月1,650円/月1,980円/月ドコモ回線MVNO2GB、4GB、8GB、16GB、毎日1.4GB100.8Mbps197.0Mbps265.0Mbps電話、メール、チャット10分かけ放題(プランに付帯)22円/30秒なし3,733円口座振替、クレジットカード500MB:418円/1GB:660円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.782.532.672.612.671.001.602.26DTI SIM 公式サイト
18位UQモバイル通信速度が安定し、セット割の対象WiFiも多い2,365円~2,365円/月2,365円/月2,915円/月3,278円/月3,278円/月au回線MNO4GB、15GB、33GB413.5Mbps483.0Mbps369.0Mbps店舗、電話、チャット10分かけ放題、無制限かけ放題、月60分かけ放題22円/30秒なし3,850円口座振替、クレジットカード2GB:550円(ミニミニプラン)/5GB:550円(トクトクプラン・コミコミプラン+)ミニミニプラン:300kbps/トクトクプラン・コミコミプラン+:1MbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM4.161.621.681.741.182.635.002.57UQモバイル 公式サイト
19位ahamo大容量プランあり。100GB以上使うなら「大盛り」オプションが便利2,970円~2,970円/月2,970円/月2,970円/月2,970円/月2,970円/月4,950円/月ドコモ回線MNO30GB、110GB316.5Mbps646.5Mbps594.0Mbpsチャット5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題22円/30秒なし0円口座振替、クレジットカード1GB:550円/80GB:1,980円1MbpsnanoSIM△(有料)4.871.001.001.001.102.843.362.17ahamo 公式サイト
20位HORIE MOBILE独自特典あり。料金は高めで、時間帯による速度変動に注意1,650円~1,650円/月1,650円/月3,030円/月3,030円/月ドコモ回線MVNO3GB、20GB100.4Mbps130.0Mbps179.5Mbps店舗、電話、お問い合わせフォーム10分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒なし3,300円クレジットカード1GB:550円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.122.362.492.611.002.801.602.14HORIE MOBILE 公式サイト
21位エキサイトモバイル3GBプランが最安クラスだが、通信の安定性は要確認495円~690円/月690円/月1,430円/月2,068円/月4,400円/月11,198円/月ドコモ回線、au回線MVNO0GB、3GB、7GB、12GB、17GB、〜20GB、〜25GB、30GB、40GB、50GB7.2Mbps121.8Mbps177.0Mbps電話、チャット、メール3分かけ放題11円/30秒(エキモバでんわアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)なし3,733円クレジットカード5GB:1,100円(Fitプラン)/1GB:220円(Flatプラン)200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM2.044.043.853.973.393.491.003.11エキサイトモバイル 公式サイト
22位NifMo料金は高めだが、ポイント活用で実質コストを抑えられる1,760円~1,760円/月1,760円/月2,530円/月4,730円/月4,730円/月6,050円/月ドコモ回線MVNO3GB、7GB、13GB、30GB、50GB28.8Mbps55.7Mbps41.4Mbps電話、メール、チャット10分かけ放題11円/30秒(NifMo半額ダイヤルアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)なし3,300円クレジットカード0.5GB:350円/1GB:500円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.392.252.362.471.791.661.601.93NifMo 公式サイト
23位BIGLOBEモバイルカウントフリーオプションが便利だが、通信速度は遅め1,078円~1,078円/月1,320円/月1,870円/月5,720円/月8,195円/月ドコモ回線、au回線MVNO1GB、3GB、6GB、12GB、20GB、30GB10.9Mbps28.8Mbps25.0Mbps店舗、チャット3分かけ放題、10分かけ放題9.9円/30秒(BIGLOBEでんわアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)○(ドコモ回線のみ)○(動画、音楽など。有料)なし3,733.4円口座振替、クレジットカード100MB:330円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.132.953.203.012.841.003.912.58BIGLOBEモバイル 公式サイト
24位LIBMOドコモショップで申し込めるが、速度が遅くなることが多い980円~980円/月980円/月1,518円/月1,991円/月2,728円/月ドコモ回線MVNO0.5GB、3GB、8GB、20GB、30GB4.6Mbps84.1Mbps35.8Mbps店舗(ドコモショップ)、電話、メール、チャット5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題22円/30秒なし3,733円クレジットカード1GB:330円200kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.673.103.363.533.293.542.202.95LIBMO 公式サイト
25位QTモバイル九州地方の通信事業者。地元ならサポート面で有利1,100円~1,100円/月1,540円/月1,760円/月2,200円/月3,300円/月ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線MVNO2GB、4GB、6GB、10GB、20GB、30GB4.3Mbps108.6Mbps135.6Mbps店舗(九州)、電話、チャット、メール、LINE10分かけ放題、無制限かけ放題11円/30秒利用開始日の当月末日までなし3,675円口座振替、クレジットカード100MB:50円200〜300kbpsnanoSIM、microSIM、標準SIM1.912.933.162.743.013.392.792.85QTモバイル 公式サイト
26位トーンモバイルドコモショップ対応あり。混雑時の速度低下に注意1,100円~1,100円/月ドコモ回線MVNO動画以外無制限(動画は1GB分のみ)16.4Mbps40.3Mbps8.3Mbps店舗、電話、メール5分かけ放題、10分かけ放題(IP電話)23.1円/1分(TONE IP電話アプリ使用時)、11円/30秒(アプリ不使用時)なし3,733円クレジットカード1GB:330円(動画チケット購入時)不明nanoSIM1.242.933.161.001.001.001.601.70トーンモバイル 公式サイト

通話専用アプリの有無と通話品質の違い

通話アプリが不要なSIMの利便性

格安SIMによっては、通話料金を安く抑えるために「専用アプリ」が必要な場合がありますが、近年はアプリ不要で通話品質を保ちながら安く使えるSIMも増えています。特にpovo・日本通信SIM・HISモバイル・IIJmioなどは、スマートフォン標準の通話機能を使ってもそのまま安価な通話料金が適用されるのが特長です。これにより、通話のたびにアプリを立ち上げる必要がなく、操作に不慣れな方や高齢者にも扱いやすくなっています。

一方で、mineo・楽天モバイル・エキサイトモバイルなどは専用アプリを使わないと割安料金にならないため、アプリを使い忘れると通常の22円/30秒が発生するリスクがあります。とくにRakuten Linkはアプリを通すことで通話が無料になりますが、対象外の番号もあるため注意が必要です。

アプリの有無による通話品質の違い

通話品質においても、アプリ不要のSIMと専用アプリ使用のSIMでは差があります。povoやHISモバイルは中継電話(プレフィックス通話)を介さず、キャリアと同等の回線で直接発信されるため、通話の安定性や音質に優れています。楽天モバイルのRakuten LinkはIP電話方式でインターネット回線を使用するため、通信環境によっては遅延や音の途切れが発生するケースもあります。

どんな人にどのSIMが合うのか

  • スマホ操作に慣れていない方やシニア層には、アプリなしで利用できるHISモバイル日本通信SIMがおすすめです。通話発信の操作が通常の電話と変わらず、間違いが少ないからです。
  • とにかく料金を最安で抑えたい方は、通話品質よりも費用面を重視して**mineo(10分通話パック110円)楽天モバイル(専用アプリで無料)**を選ぶのも選択肢の一つです。

通話専用アプリが必要なSIMは、確かに料金面でのメリットがある一方で、操作ミスによる追加料金や通話品質のブレといったデメリットもあります。一方、アプリ不要で通話品質が安定しているSIMは、やや割高に見える場合もありますが、確実で安心して使えるという点で高評価です。料金と品質、どちらを重視するかで自分に合った通話SIMを選ぶことが大切です。

目的別|かけ放題付きの格安SIMおすすめランキング

月に5分以内の通話が多い方におすすめ

1位:povo(ポヴォ)
基本料金0円+5分かけ放題550円で、通話専用SIMとして最安レベル。アプリ不要で使えるため、高齢者にも扱いやすく、メイン回線でもサブ回線でも柔軟に活用できます。
合計月額:550円

2位:日本通信SIM
1GB付きで月額680円。ドコモ回線で安定した通信と通話品質が魅力。アプリ不要で通話でき、eSIM対応でサブ回線にも最適です。
合計月額:680円(1GB+5分かけ放題)

3位:IIJmio(アイアイジェイミオ)
通常価格はやや高めですが、キャンペーン中の5分かけ放題が90円(3ヶ月限定)で、5GB+かけ放題でも月額640円という破格の安さ。通話アプリ不要。
合計月額(キャンペーン適用時):640円(5GB+5分かけ放題)

月に10分程度の通話をする方におすすめ

1位:mineo(マイネオ)
「10分かけ放題」550円オプションが利用可能。高速通信付きでも1,540円前後。アプリ利用で通話料が割安。複数回線利用者にも人気があります。
合計月額:1,540円(最大1.5Mbps無制限+10分かけ放題)

2位:IIJmio(通常プラン)
5GBプランと10分かけ放題で月額1,690円。通話アプリなしでも料金が安く、キャンペーンなしでもコスパ良好。
合計月額:1,690円(5GB+10分かけ放題)

3位:LIBMO(リブモ)
10分かけ放題+500MBで月額1,320円。通信量は少なめですが、通話メインで利用する方には十分な内容。

通話時間が長く、フルかけ放題を求める方におすすめ

1位:楽天モバイル
Rakuten Linkアプリ使用で国内通話完全無料。3GBまでは月額1,078円で通話し放題。通信量を気にせず使いたい方に最適。
合計月額:1,078円(3GB+無制限通話)

2位:HISモバイル
6分かけ放題は月額500円、完全かけ放題は1,480円。従量制通話も9円/30秒と安価。音声専用SIMとしても優秀です。
合計月額:1,480円(フルかけ放題)

3位:IIJmio(通常プラン)
フルかけ放題1,400円+5GBで月額2,390円。安定したドコモ回線と高い信頼性が評価されています。eSIM対応。

通話専用アプリが不要なSIMを選びたい方におすすめ

  • povo
  • 日本通信SIM
  • HISモバイル
  • IIJmio

これらはすべて、通話専用アプリ不要で電話回線が使えるため、面倒な設定なしでそのまま発信できます。

毎月の通話時間や使い方に応じて最適なSIMは異なります。通話メインならpovo、日本通信SIM、楽天モバイルを中心に検討し、データも一緒に使うならIIJmioやmineoも選択肢に加えてください。自分の利用スタイルに合ったSIMを選ぶことで、通信費を大きく節約できます。

格安SIM通話のよくある質問Q\&A

留守番電話・転送電話は使える?

多くの格安SIMでは留守番電話や転送電話がオプションで利用可能です。たとえばpovoは留守番電話が月額330円、日本通信SIMやHISモバイルでは同じく330円〜385円で利用できます。楽天モバイルやmineoは一部プランで無料になる場合もありますが、2024年12月以降は有料化される予定のため注意が必要です。

転送電話についてはほとんどの格安SIMで無料提供されています。ただし設定は端末の機能ではなく、マイページなどからの操作が必要なケースがあるため、契約前に公式サイトで詳細を確認しておくのがおすすめです。

高齢者でも安心できるSIMは?

高齢者にとって重要なのは「シンプルな料金プラン」と「サポート体制」です。音声通話がメインならpovoやHISモバイルがコスパに優れており、通話回数が少ない方に向いています。

一方で、UQモバイルやワイモバイルは60歳以上限定の割引(かけ放題オプションが880円)や、店舗でのサポートが受けられるため、スマホに不慣れな方でも安心して使える選択肢です。

090/080番号で通話できる?

できます。格安SIMでも090/080/070といった携帯番号を使った通話は問題なく可能です。Rakuten Linkなどの通話アプリを使っても、発信時には電話番号が通知されるため、相手に「誰からの着信かわからない」と思われる心配はありません。

ただし、IP電話の050番号とは異なり、音声通話SIMを契約する必要があります。データSIMではこれらの番号は使えませんので注意しましょう。

通話アプリなしで安く通話できるSIMは?

日本通信SIM、HISモバイル、IIJmio、povoなどは専用アプリを使わなくても通話料金が割安に設定されています。プレフィックス方式ではなく、通常の電話回線をそのまま使えるため、アプリ操作に不安がある方にもおすすめです。

通話アプリが必要な格安SIMはmineoや楽天モバイル(Rakuten Link)などです。アプリを通さないと通常料金(22円/30秒)になるため、使い方に注意が必要です。

データSIMとの違いは?

音声通話SIMは「データ通信・通話・SMS」がすべて使えるSIMです。090/080番号での発着信が可能なため、通常のスマホ利用に最も適しています。

一方でデータSIMは「データ通信のみ(またはSMS付き)」で、通話機能は備わっていません。LINE通話やZoomなど、インターネットを介した通話には使えますが、一般的な電話番号での通話は不可です。通話が必要な方は必ず音声通話SIMを選びましょう。