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目次
- home5GとSoftBank Airの基本スペック比較ポイント
- 料金を比較。割引適用後の実質負担額が分かる早見表
- 通信速度を比較。最大速度と実測値でどちらが速いか
- 専用端末を比較。home5G HR02とAirターミナル6の性能差
- アンテナ設計と対応バンドの差
- Wi-Fi性能と同時接続数
- 最大通信速度と実効性能
- 発熱・安定稼働・処理性能
- 端末代が実質無料になる条件の違い
- まとめ:HR02は「対応力・安定性」、Airターミナル6は「割引の厚み」で選ぶ
- エリアとつながりやすさ比較。自宅環境で差が出るポイント
- ドコモ5G/4GとSoftBank 5G/4Gの提供エリアの違い
- 都市部・郊外・マンションでのつながりやすさの傾向
- 混雑エリアでのつながりやすさを確認する方法
- 自宅環境で差が出る設置場所の重要性
- 無線LAN(Wi-Fi)環境でも差が出る
- 結論:エリア優先ならhome5G、都市部の高速帯を使うならSoftBank Air
- 速度制限の条件を比較。制限されやすいのはどっちか
- home5Gの速度制限の特徴
- SoftBank Airの速度制限の特徴
- 制限されやすいのはどっちか
- 大容量ユーザーが知っておくべき注意点
- まとめ:自分の使い方で制御したいならhome5G、夜間の低速を避けたいなら特にhome5Gが有利
- 特典・キャンペーン比較。キャッシュバックや割引額一覧
- 結局どっちが最適?利用シーン別のおすすめ判断基準
home5GとSoftBank Airの基本スペック比較ポイント
home5G(ドコモ)とSoftBank Air(ソフトバンク)は、どちらも「工事不要でコンセントに挿すだけ」という手軽さが魅力のホームルーターです。ただし料金体系や本体性能、セット割の対象スマホなど、基本スペックは大きく異なります。ここでは、初めてホームルーターを検討する方でも判断しやすいよう、主要な比較項目をわかりやすく整理します。
月額料金と契約のしばり
両サービスとも基本的に契約期間の縛りはありませんが、月額料金には明確な差があります。
- home5G:月額5,280円
- SoftBank Air:月額5,368円
短期的にはSoftBank Airの月額割引が適用されるケースがあるため安くなる可能性がありますが、標準料金の比較ではhome5Gがわずかに低価格です。長期的な運用を前提に「割引後ではなく通常料金で判断したい」方は、ここが大きな比較ポイントになります。
端末代金と実質無料になる条件
専用ルーターはどちらも購入が必要となり、実質無料にするには一定期間の利用が前提です。
- home5G HR02:36回払い+同額割引で実質無料
- Airターミナル6:48回払い+同額割引で実質無料
端末完済前に解約すると残債が発生する点は共通です。できるだけ短期間で解約する可能性がある場合は、分割回数の長さや残債のリスクも比較しておくと安心です。
セット割の対象スマホと割引額
スマホのキャリアによって割引額が異なるため、家庭内でどのキャリアを使っているかは非常に重要です。
- home5G:ドコモ回線ユーザーが対象。1,100円前後の割引が中心。
- SoftBank Air:SoftBank・Y!mobileユーザーが対象。最大1,650円の割引になるプランもあり。
セット割が家族全員に適用されるケースでは、通信費全体で大きな差が出ます。ホームルーター単体の月額料金よりも、セット割総額で判断したほうが合理的な場面も多いです。
工事不要・即日利用という共通メリット
両サービスとも自宅へ届いたルーターを電源に接続するだけで利用できるため、光回線のような工事待ちがありません。
- 最短で当日から利用可能
- 賃貸でも導入しやすい
- 引っ越し直後のネット環境確保にも向いている
Wi-Fi環境をとにかく早く整えたい人や、工事不可物件に住んでいる人にとっては、この共通メリットが強みになります。

基本スペックを比べると、スマホキャリアとの相性や端末の支払い回数が選び方の分かれ目です。無駄な出費を避けたいなら、数字の比較だけでなく“自分の利用スタイルに合うかどうか”を意識して選ぶと失敗しにくいですよ
料金を比較。割引適用後の実質負担額が分かる早見表
料金比較でややこしいのは、「本体代」と「月額割引」と「スマホセット割」と「キャッシュバック」がごちゃ混ぜになっている点です。
ここでは条件をそろえたうえで、home5GとSoftBank Airの「実際に財布から出ていく金額のイメージ」を整理していきます。
比較の前提条件をそろえる
まずは、両サービスの料金比較に使う前提を整理します。
- home5G
- 料金プラン:月額 5,280円
- 本体:home 5G HR02(36回分割・月々2,035円)
- 月々サポート:2,035円割引 × 36ヶ月
- 本体代と月々サポートが相殺されるので、請求額としては常に 5,280円/月という形になります。
- SoftBank Air
- 料金プラン:月額 5,368円(Air 4G/5G共通プラン)
- 本体:Airターミナル6(48回分割・月々1,485円)
- 月月割:1,485円割引 × 48ヶ月
- 最大にねんサポート:418円割引 × 24ヶ月
- 割引適用後の請求額の目安
- 1〜24ヶ月:4,950円/月
- 25ヶ月目以降:5,368円/月
さらに「実質負担額」を見るために、以下の条件も加えたケースで早見表を作ります。
- 代理店キャッシュバック(例)
- home5G:20,000円
- SoftBank Air:30,000円
- スマホセット割(代表的なパターン・1回線のみ)
- home5G:ドコモの対象プランで −1,100円/月
- SoftBank Air:ソフトバンクの対象プランで −1,100円/月
※実際のキャンペーン金額や対象プランは時期・申込窓口によって変わります。ここでは「どんな考え方で比較すればよいか」をイメージしやすくするためのモデルケースと考えてください。
本体代込みの「請求額ベース」で比較した場合
まずは、キャッシュバックやスマホセット割をいったん無視して、純粋に「ホームルーターの請求額」だけで36ヶ月・48ヶ月利用した場合の総額です。
| 利用期間 | home5G(home 5G HR02) | SoftBank Air(Airターミナル6) |
|---|---|---|
| 36ヶ月 | 請求額:5,280円/月 総支払額:約190,080円 | 1〜24ヶ月:4,950円/月 25〜36ヶ月:5,368円/月 総支払額:約183,216円 |
| 48ヶ月 | 請求額:5,280円/月 総支払額:約253,440円 | 1〜24ヶ月:4,950円/月 25〜48ヶ月:5,368円/月 総支払額:約247,632円 |
この段階でのポイントは次の通りです。
- 単純な「ホームルーター単体の請求額」だけを見ると、36ヶ月・48ヶ月どちらもSoftBank Airの方がやや安い
- home5Gは請求額がずっと一定で分かりやすい一方、SoftBank Airは前半24ヶ月が割安で、25ヶ月目以降に金額が上がる二段構えの料金になっている
ここまでが「ホームルーター単体としての料金比較」です。
ここから、さらにキャッシュバックとスマホセット割を加味した「実質負担額」を見ていきます。
スマホセット割・キャッシュバック込みの「実質月額」早見表
次は、先ほどの前提条件を使って、「家計全体の通信費」に近い実質月額を試算した早見表です。
計算イメージは次の通りです。
(ホームルーターの総請求額 − スマホセット割の合計 − キャッシュバック) ÷ 利用月数
36ヶ月利用した場合の実質月額
| サービス | 前提条件 | 実質月額の目安 |
|---|---|---|
| home5G | 36ヶ月利用/スマホ1回線がhome 5Gセット割対象/CB 20,000円 | 約3,624円/月 |
| SoftBank Air | 36ヶ月利用/スマホ1回線が「おうち割」対象/CB 30,000円 | 約3,156円/月 |
48ヶ月利用した場合の実質月額
| サービス | 前提条件 | 実質月額の目安 |
|---|---|---|
| home5G | 48ヶ月利用/スマホ1回線がhome 5Gセット割対象/CB 20,000円 | 約3,763円/月 |
| SoftBank Air | 48ヶ月利用/スマホ1回線が「おうち割」対象/CB 30,000円 | 約3,434円/月 |
※計算では1円未満を四捨五入しています。
※スマホセット割は1回線のみで計算しているため、家族のスマホ回線が多いほど「自分の使っているキャリア側」が有利になる点にも注意してください。
早見表から分かる料金面の「傾向」
文章だけで整理すると、料金面の傾向は次のようになります。
- ホームルーター単体の請求額だけを見ると
- 36ヶ月・48ヶ月ともに、SoftBank Airの方がやや総額が安い
- キャッシュバック+スマホセット割を含めた実質月額で見ると
- モデルケースでは、36ヶ月・48ヶ月ともにSoftBank Airの方が数百円ほど安くなる
- ただし、home5G側で「対象スマホ回線が複数ある」家庭だと、home 5Gセット割の総額が大きくなり、逆転する可能性もある
- どちらが安いかは「キャンペーン条件」と「スマホ回線数」で変わる
- 代理店キャッシュバック額が変わる
- 申込タイミングによって月額割引の有無・金額が変わる
- セット割の対象プランや、家族のスマホ回線の数が家庭ごとに違う
そのため、最終的な比較のときは次の順番でチェックすると迷いにくくなります。
- 自分と家族が使っているスマホキャリア・プランを洗い出す
- home5G・SoftBank Airそれぞれで「何回線まで」「1回線あたりいくら」セット割が入るかを確認する
- 気になる代理店のキャッシュバック金額と条件(オプション加入・振込時期など)を確認する
- 上の条件を入れて、36ヶ月・48ヶ月など自分が使いそうな利用年数で総額を試算する
ここまで計算してはじめて、「自分の環境ではどちらが本当に安いか」が見えてきます。

料金の比較は、表面の月額だけを見ると判断を誤りやすいので、①ホームルーター単体の請求額、②スマホセット割の総額、③キャッシュバックの3つを分けて考えたうえで、36ヶ月や48ヶ月など自分が使いそうな期間で“実質月額”を計算してあげると、home5GとSoftBank Airのどちらがお得かを落ち着いて判断しやすくなりますよ
通信速度を比較。最大速度と実測値でどちらが速いか
通信速度は、ホームルーター選びで最も差が出やすいポイントです。スペック上の最大速度だけでなく、ユーザーが日常で体感する実測値も踏まえて比較すると、両サービスの性質がより明確になります。
最大速度(理論値)の違い
ドコモ home5GとSoftBank Airは、ともにベストエフォート型(可能な範囲で最大速度を目指す方式)のため、実際の速度は環境で変化しますが、理論値の比較は端末性能や対応バンドを判断する材料になります。
下り最大速度(理論値)
- home5G(HR02):最大 4.2Gbps
- SoftBank Air(Airターミナル6):最大 2.7Gbps
上り最大速度(理論値)
- home5G(HR02):最大 218Mbps
- SoftBank Air(Airターミナル6):非公開(4G/5G併用のため理論値は変動)
最大値だけを見ると、下り・上りともにhome5Gが優勢です。高速通信が可能なn79帯(4.5GHz)を掴める点も、home5Gが安定した高速性を発揮する支えになっています。
実測値(全国平均)の違い
実際に多くのユーザーが測定した値は、日常利用の“体感速度”に直結するものです。
下り(ダウンロード)平均速度
- home5G:約190Mbps前後
- SoftBank Air:約145Mbps前後
上り(アップロード)平均速度
- home5G:約18Mbps前後
- SoftBank Air:約12Mbps前後
全国平均で比較すると、ダウンロード・アップロードの両方でhome5Gが安定して高い数値を維持しています。とくに上り速度の差は、オンライン会議や動画投稿などアップロードが多い使い方で体感の違いが出やすいポイントです。
利用シーンでの快適度の違い
実測値とネットワーク特性を踏まえて、主な用途ごとの快適性をまとめると以下のようになります。
動画視聴(YouTube / Netflix)
- home5G
フルHD〜4K再生が安定しやすい。混雑時間帯でも画質の低下が起きにくい傾向。 - SoftBank Air
HD画質は問題なし。4Kは地域・時間帯によってバッファが発生する可能性。
オンラインゲーム(低遅延が必要なタイプ)
- home5G
平均速度が速く、応答速度も安定しやすい。特にFPSや対戦系などで有利。 - SoftBank Air
オンラインゲームはプレイ可能だが、混雑時間帯はラグが発生する場合あり。
テレワーク(Zoom・Teams)
- home5G
映像・音声が途切れにくい上り速度で安定した通話が可能。 - SoftBank Air
通常の会議は問題ないが、画面共有や高画質通話を多用する場合は上り速度が不足する場面がある。
速度が変わる要因と相性
- home5G
ドコモの5G/4G網が広く、特に都市部の高速エリアで強さを発揮。 - SoftBank Air
ユーザー密度が高い地域では利用者集中による速度低下が起こりやすい。
どちらもホームルーター特有の「電波依存」は同じですが、5G帯域の活かし方や基地局密度の影響で、平均するとhome5Gの方が安定しています。
結論:速度面の比較ではhome5Gが優勢
最大速度・実測値ともに明確な差が出ており、速度重視のユーザーはhome5Gを選ぶケースが多い状況です。SoftBank Airは割引やキャッシュバックが豊富なため、価格優先の選び方では強みがありますが、通信性能に関してはhome5Gがリードしています。

通信速度を最優先するなら、home5Gを候補に入れておくと後悔しませんよ。実測値の差は日常の使いやすさに直結するので、体感でも違いを感じやすいはずです
専用端末を比較。home5G HR02とAirターミナル6の性能差
専用端末はホームルーターの通信品質や安定性を左右する重要な要素です。home5Gは「HR02」、SoftBank Airは「Airターミナル6」を使用し、それぞれ対応バンド数・アンテナ構造・Wi-Fi規格・処理性能に大きな差があります。ここでは、実際の使い勝手に直結する点だけを厳選して比較します。
アンテナ設計と対応バンドの差
電波のつかみやすさで明確な違い
home5G HR02はドコモ5G/4Gの主要バンドを幅広く網羅しており、特にn79(4.5GHz)対応により、屋内でも安定しやすい強みがあります。
一方、Airターミナル6はSoftBankのn77(3.4〜3.7GHz)中心のシンプル構成で、5G SA(スタンドアロン)非対応という点が弱点です。
特徴的なポイント
- HR02は“つかむ周波数が多い”ため、電波の掴み直しが早い
- Airターミナル6は5G対応だが、エリアの広さではHR02の方が有利
●主な対応帯域
- HR02(home5G)
- 5G:n28/n78/n79
- 4G:2.0GHz、1.7GHz、800MHz ほか
- Airターミナル6(SoftBank Air)
- 5G:n77
- 4G:FDD-LTE 2.1GHz、AXGP 2.5GHz ほか
周波数カバー範囲の広さは、特にマンションや鉄筋住宅で安定性に差を生みます。
Wi-Fi性能と同時接続数
複数デバイス環境ではHR02が優位
両端末ともWi-Fi6に対応していますが、内部アンテナ構成と処理能力に差があります。
HR02(home5G)
- Wi-Fi 6対応(2.4GHz/5GHz)
- 最大 128台接続(実用的には家庭内で非常に余裕)
- OFDMA対応で混雑時の速度低下に強い
Airターミナル6
- Wi-Fi 6対応
- 最大 30台接続
- 通信混雑時の優先制御が弱く、大人数で使うと速度が落ちやすい
家庭内でスマホ・PC・テレビ・ゲーム機・IoTを複数同時利用する場合、HR02のほうが速度低下が少ない設計になっています。
最大通信速度と実効性能
理論値より“実際のパフォーマンス差”に注目
公式スペックの最大速度ではSoftBank Airが上に見える場面もありますが、実際には以下のような違いがあります。
- HR02(home5G) 最大下り:4.2Gbps 実測平均:下り 約190Mbps/上り 約18Mbps
- Airターミナル6 最大下り:2.7Gbps 実測平均:下り 約145Mbps/上り 約12Mbps
実測ではHR02が安定して高い数値を出しやすく、動画視聴・テレワーク・クラウド保存の快適性で差が出ます。
発熱・安定稼働・処理性能
長時間利用の安定感はHR02
home5G HR02は冷却設計が強化されており、長時間連続利用でも速度の落ちにくいとの声が多い端末です。
Airターミナル6は高負荷時に発熱しやすく、夜間の速度低下(混雑+端末負荷)が重なるケースもあります。
安定性を重視するユーザーほどHR02で恩恵を受けられます。
端末代が実質無料になる条件の違い
分割回数と割引方式に特徴あり
端末代はどちらも「分割払いの割引=実質無料」方式ですが、条件に差があります。
home5G HR02
- 端末代:73,260円
- 36回分割 × 2,035円割引(= 月々サポート)
- 36ヶ月利用で実質無料
- 36ヶ月以内解約 → 残債支払いあり
Airターミナル6
- 端末代:71,280円
- 48回分割 × 1,485円割引(= 月月割)
- 48ヶ月利用で実質無料
- キャンペーン追加で24ヶ月割引が加わる場合あり
- 48ヶ月以内解約 → 残債支払いあり
完済までの期間が36ヶ月と48ヶ月で異なる点は重要で、長期負担の軽さではHR02の方が有利です。
まとめ:HR02は「対応力・安定性」、Airターミナル6は「割引の厚み」で選ぶ
- 電波の掴みやすさ・Wi-Fiの強さ・実測速度の安定度 → HR02が優勢
- 割引キャンペーンの厚さ・初期費用を抑えたい → Airターミナル6も候補
端末性能だけで見れば、HR02のほうが“ホームルーターとしての総合力が高い”という結論になります。

端末の違いは意外と見落とされがちですが、速度や安定性を求めるほど重要になります。迷ったら「対応バンドと安定性のHR02」「割引が厚いときはAirターミナル6」と覚えておくと選びやすいですよ
エリアとつながりやすさ比較。自宅環境で差が出るポイント
自宅でどれだけ安定して通信できるかは、料金や速度以上に満足度を左右します。home5GとSoftBank Airはどちらも「電波」でつながるホームルーターのため、エリア状況・建物環境・混雑状況の3つが大きく影響します。このセクションでは、ITに詳しくない方でも判断しやすいよう、実際の利用シーンごとのつながりやすさを整理します。
ドコモ5G/4GとSoftBank 5G/4Gの提供エリアの違い
両サービスのエリア品質を比較すると、全国的な「つながりやすさ」はドコモに分があります。特に4Gエリアの人口カバー率が高く、郊外でも安定しやすい点が特徴です。
一方、SoftBank 5Gは都市部での展開が進んでおり、Airターミナル6は5G n77帯を広く利用できるため、市街地では高速接続の期待値が高くなります。
エリア選びで注目すべきポイント
- 自宅の位置が都市部ならSoftBank Airの高速帯を掴みやすい
- 郊外・地方はドコモの4Gエリアが安定しやすい
- マンションの高層階は電波減衰が大きいため、ドコモの低周波帯が有利
都市部・郊外・マンションでのつながりやすさの傾向
都市部(駅近・人口密集エリア)
- SoftBank Airは高速なn77帯を掴みやすく、ピーク時間以外は高速で動作するケースが多いです。
- ただし利用者が多いため、夜間は混雑による低速化が起こりやすくなります。
- home5Gは混雑耐性が比較的高く、速度のブレ幅が少ない傾向があります。
郊外・地方エリア
- home5Gの4G/5Gが広く展開されているため、安定度が高い傾向です。
- SoftBank Airは郊外では5Gエリア外になるケースも多く、建物によっては電波が弱くなる可能性があります。
マンション(RC造・鉄骨造)
- 建物の構造が影響しやすく、どちらの回線も窓際での利用が前提になります。
- home5Gは低周波帯のn28/800MHzを掴めるため、室内奥まで届きやすい特徴があります。
- SoftBank Airはn77など中周波帯中心のため、壁・柱の影響を受けやすく、設置場所による差が大きくなります。
混雑エリアでのつながりやすさを確認する方法
混雑しやすい地域・時間帯では、実際の速度が大きく変動します。事前に以下を確認すると、契約後の後悔を防ぎやすくなります。
確認方法
- スマホの同キャリア電波が強いか確認
ドコモスマホが家で安定しているならhome5Gも安定しやすい、SoftBankスマホならAirが安定しやすいという判断基準になります。 - 時間帯別のスマホ通信品質を見る
夜間(18時~23時)でキャリアの速度が落ちるなら、同じ場所でホームルーターも影響を受けます。 - 設置前の「お試し利用」や速度測定ツールを活用
SoftBank Airは一部窓口で返品制度があり、home5Gは初月に傾向を確認しやすいプラン構成になっています。
自宅環境で差が出る設置場所の重要性
電波式ホームルーターは設置場所で性能が大きく変わります。つながらない原因の多くは「置き場所」です。
設置のポイント
- 窓際・外壁に近い位置が有利
- 床から30〜60cmの高さ
- 金属ラック・家電の近く・水槽付近は避ける
- マンションは角部屋・低層階の方が電波が届きやすい
置き場所で差が出やすい理由
- 中~高周波帯(n77帯)は壁に弱く、遮蔽物が多いと極端に速度が低下します。
- home5Gの低周波帯(n28/800MHz)は障害物に強く、家の奥まで届きやすい設計です。
無線LAN(Wi-Fi)環境でも差が出る
home5G HR02はWi-Fi 6対応、Airターミナル6もWi-Fi 6対応ですが、アンテナ構造に差があります。
- HR02は4×4 MIMO対応で複数端末を同時接続しても速度が落ちにくい
- Airターミナル6は広帯域利用時にピーク速度を出しやすいが混雑に左右されやすい
家族の端末が多い場合はhome5Gが安定しやすいという特徴があります。
結論:エリア優先ならhome5G、都市部の高速帯を使うならSoftBank Air
つながりやすさという観点では、以下が判断の分岐点になります。
home5Gが向いている人
- 郊外・地方住まい
- マンション内で電波が弱くなりがち
- 利用者が多い地域で夜間に速度が落ちるのが嫌
- 家族の端末が多く、安定したWi-Fiを使いたい
SoftBank Airが向いている人
- 市街地に住んでいてSoftBank 5Gのエリア内
- 日中の利用が中心で混雑の影響を受けにくい生活スタイル
- できるだけ高速な帯域(n77)を活かしたい

エリアの相談は迷いやすいポイントです。自宅の場所と電波の強さだけでなく、家の造りや利用時間帯まで含めて判断するのが大事ですよ。無理に速度だけで選ばず、日常の使い方に合う方を選ぶと後悔しませんよ
速度制限の条件を比較。制限されやすいのはどっちか
home5GとSoftBank Airはどちらも「データ無制限」をうたっていますが、実際には両者ともに速度制限が発生するケースがあります。制限のかかり方・条件は大きく異なるため、利用スタイルによって影響度も変わります。ここでは、制限される場面を具体的に整理し、どちらがより制限されやすいのかを分かりやすくまとめます。
home5Gの速度制限の特徴
直近3日間のデータ使用量が多い場合に制限される可能性
home5Gは、当日を含む直近3日間の通信量が極端に多いと判断された場合に速度が制御されることがあります。明確な上限値は公表されていませんが、以下のような利用が続くと制限率が上がります。
- 長時間の高画質動画ストリーミング
- ゲームの大容量アップデート・ダウンロード
- 4K映像やライブ配信を連日視聴
- PCやスマホ複数台で大容量データを同時利用
制限にかかった際は、下り速度が大幅に低下し、動画自動再生やZoom会議の安定性にも影響する可能性があります。
制限の特徴
- 制限がかかるかどうかが「自分の使い方」によって決まる
- 制限後の速度は状況によって変動しやすい
- 制限は「時間帯限定」ではなく、しばらく続くことがある
- データ使用量を注意すれば回避できる余地は大きい
SoftBank Airの速度制限の特徴
利用が集中する時間帯で速度低下しやすい
SoftBank Airは「一定期間の利用量」での制限ではなく、外部要因によって速度が変わりやすいサービスです。特に次の条件が揃うと速度低下が起きやすくなります。
- 夜間(19〜24時)など利用者が増える時間帯
- 利用者の多いマンション・住宅密集エリア
- エリア全体で高負荷になっているタイミング
自分のデータ使用量に問題がなくても、周辺のユーザーが多いだけで速度が落ちるケースがあります。
制限の特徴
- 「自分がどれだけ使ったか」と無関係に速度が落ちることがある
- 夜間や週末は明確に速度が下がりやすい傾向
- 住んでいる地域の混雑状況に強く左右される
- ネットワーク負荷が平常になると自動的に戻る
制限されやすいのはどっちか
制限の起きやすさで比較すると
- home5G: 自分の使い方次第で回避しやすい
- SoftBank Air: 混雑しているエリアほどほぼ毎日夜間に速度低下しやすい
そのため、住んでいる地域の混雑具合に影響されにくいhome5Gの方が、総じて「制限されにくい」傾向があります。
一方で、大容量データを頻繁に扱う人はhome5Gの3日間制限に引っかかりやすくなる点に注意が必要です。
大容量ユーザーが知っておくべき注意点
home5Gで注意したいケース
- テレワーク用途で大きなファイルを頻繁にやり取りする
- PS5・PCゲームの大型アップデートを定期的に行う
- 家族全員がYouTube・Netflixを日常的に視聴している
→ 3日間の合計利用量が増えたタイミングで制限の可能性があるため、使う時間帯を分散する、深夜帯にダウンロードするなどの工夫が有効です。
SoftBank Airで注意したいケース
- 夜に動画を連続で見たい
- オンラインゲームで安定したPingを求める
- マンション住まいで回線共有が多い
- 利用者の多い都市部・ベッドタウンで暮らしている
→ 夜間の速度低下は避けにくいため、時間帯問わず安定した通信を求める人には不向きです。
まとめ:自分の使い方で制御したいならhome5G、夜間の低速を避けたいなら特にhome5Gが有利
home5Gは「3日間制限」というルールが明確で、使い方を工夫すれば制限をある程度コントロールできます。
一方、SoftBank Airは「混雑時間帯」「周囲の利用者数」という自分では避けられない要因で速度低下が起こりやすく、制御しにくい特徴があります。

速度制限で悩む人は、自分で回避できるかどうかが重要なんです。home5Gは使い方の工夫で制限を避けやすい一方、SoftBank Airは周囲の混雑に影響されやすいため、夜間に安定して使いたい方にはhome5Gをおすすめしますよ
特典・キャンペーン比較。キャッシュバックや割引額一覧
home5GとSoftBank Airは料金・速度だけでなく、申し込み特典や割引額の差が最終的な総支払額に大きく影響します。ここでは、利用者が最も気にする「キャッシュバック金額」「割引が続く期間」「条件の厳しさ」を整理し、実際にお得になるケースを明確にまとめます。
home5Gの特典・キャンペーン
home5Gは、大手代理店による高額キャッシュバックが特徴で、条件が比較的ゆるく受け取りやすい点が強みです。
代表的な特典
- 現金キャッシュバック:最大20,000円
- 端末代:実質無料(36回割引で相殺)
特典が受け取りやすい理由
- 口座情報を電話で伝えるだけで手続き完了
- 有料オプション加入が不要
- 最短翌月に振り込みされるため「待たされない」
- 条件がシンプルで、受け取り漏れが起きにくい
home5Gで注意したいポイント
- キャッシュバックが高額でも、料金プランそのものの割引はほぼない
- 実質無料の端末割引は36ヶ月以内の解約で残債が発生
SoftBank Airの特典・キャンペーン
SoftBank Airは、キャッシュバック額が大きく、さらに月額割引まで付くのが最大の強みです。「費用をできるだけ下げたい人」にとっては魅力的な内容になっています。
代表的な特典
- キャッシュバック:最大30,000円以上
- 事前登録期限を守ると追加3,000円増額
- 月額割引:24ヶ月間418円割引
- 端末代の実質無料化(48回割引で相殺)
SoftBank Airの強み
- 他社より“総額が安くなるパターン”が多い
- 受け取り時期が早く、手続き方法も明確
- キャッシュバックの最大額はhome5Gを上回ることが多い
注意したいポイント
- 申し込み後の事前登録・支払い方法登録など期日の短い手続きが必須
- 忘れるとキャッシュバックが減額または無効になる
- 割引が多い反面、条件管理に不安がある人は注意
スマホとのセット割で受けられる追加メリット
月額費用の総額を左右するのが、スマホとのセット割です。
home5G(ドコモユーザー向け)
- 対象プランは毎月 1,100円前後の割引
- 家族の回線も割引対象
- 大人数の家庭ほど効果が大きい
SoftBank Air(SoftBank / Y!mobileユーザー向け)
- SoftBankは毎月 1,100円割引
- Y!mobileは最大 1,650円割引
- スマホ料金全体を下げたい人には強力
セット割を利用すると、キャッシュバック以上に長期的なお得が生まれます。
家庭内のスマホ契約状況に応じて最適な回線は変わります。
結局お得なのはどっち?キャンペーン目線での最適解
以下の基準で選ぶと失敗が少ないです。
home5Gが向いている人
- 面倒な手続きを避けたい
- キャッシュバックを確実にもらいたい
- ドコモスマホのセット割を適用したい
SoftBank Airが向いている人
- とにかく総支払額を抑えたい
- 高額キャッシュバックがほしい
- SoftBank/Y!mobileのスマホ利用中
キャッシュバック額だけを見るより、月額割引+セット割を含めた総額で判断するのが重要です。

通信費を安く抑えるには、割引の“積み合わせ”がポイントですよ。キャッシュバック・月額割引・スマホのセット割の3つを合計して、本当にお得なほうを選んでくださいね
結局どっちが最適?利用シーン別のおすすめ判断基準
双方の特徴が出揃うと「自分にはどちらが合うのか」が最も知りたいポイントになります。速度・料金・エリア・スマホキャリア・利用スタイルごとに最適な選び方を整理しました。特定の要素だけで判断せず、あなたの利用環境に近いケースに当てはめて選ぶのが失敗しない方法です。
速度を重視する利用スタイル
高速通信で動画視聴やテレワークを安定させたいならhome5Gの方が向いています。下り・上りともに全国的に速度のばらつきが少なく、5G帯の実効速度も高めです。夜間帯の混雑や集合住宅での速度落ち込みを避けたい人はhome5Gの方が快適に使える可能性が高いといえます。
ゲーム用途でもhome5Gの安定性はメリットになりやすく、クラウドゲームや大容量アップロードを頻繁に行う人はhome5Gが適しています。
料金をできる限り抑えたい場合
月額負担を少しでも軽くしたい人はSoftBank Airが候補になります。キャンペーン適用での割引期間が長めで、初期費用も抑えられる構成になりやすいため、出費を優先して抑えたい人はSoftBank Airを選びやすいです。
ただし、割引期間が終了した時点で実質費用が変わるため、短期利用か長期利用かでも判断が変わります。短期的な利用であればSoftBank Air、通信品質を長く維持したいならhome5Gが安定します。
スマホキャリアとの組み合わせで判断したい場合
スマホ料金のセット割が最終的な負担額に大きく影響するケースもあります。
- ドコモユーザー
→ home5Gでセット割の恩恵を受けやすいです。 - SoftBankユーザーまたはY!mobileユーザー
→ SoftBank Airのセット割が有効で、複数回線を持つ家庭ほど割引額が大きくなります。
家族全体の通信費を抑えたい場合は、このセット割の有無が最終的な決め手になるケースが多いです。
自宅環境が電波の影響を受けやすい場合
周辺環境により速度が不安定になりやすい場所では、home5Gの方が電波の拾い方が安定しやすい傾向があります。壁が厚い住宅やマンションの奥まった部屋など、電波状況が心配な人はhome5Gを選ぶと失敗が少ないです。
SoftBank Airは時間帯の混雑や地域ごとの利用者集中の影響を受けやすいため、夜間の通信品質を気にする人には向かない場合があります。
キャッシュバック重視で選びたい場合
初期の出費を抑えたい、乗り換えコストを即回収したいという人はSoftBank Airも検討できます。高額キャッシュバックが設定されているケースがあり、端末代の実質無料と合わせると初期負担が小さくなります。
ただし、キャッシュバックの受け取り手続きが複雑な窓口もあるため、条件や期限は必ず確認してください。
テレワーク中心で安定性が重要な人
オンライン会議、画面共有、大容量ファイルのやり取りなどを日常的に行う人はhome5Gが適しています。外的要因での速度低下を受けにくく、上り速度の安定性がテレワークとの相性をよくしています。
SoftBank Airも軽めのオンライン作業には十分ですが、安定性を最優先するならhome5G側に軍配が上がりやすいです。

通信品質と料金のどちらを優先するかで最適な選択は変わります。普段の使い方とスマホ回線の組み合わせを整理すると、自分に合った方がはっきり見えてきますよ
7位
SoftBank Air
ソフトバンク

| 利用回線 | ソフトバンク |
| 3年利用時の実質月額料金 | 4,908円 |
| 2年利用時の実質月額料金 | 5,674円 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 7,784円 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 105.23Mbps |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 73.41Mbps |
| 端末代金 | 71,280円(3年利用で実質0円) |
| 初期費用 | 3,300円 |
| 月額料金の安さ | 1.00 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 1.85 |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 3.08 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 1.00 |
| 3年利用時の実質月額料金 | 2.03 |
| 総合 | 1.79 |
SoftBank Airがおすすめの理由
SoftBank Airがおすすめの理由は「ソフトバンク回線で郊外の速度が速い」「固定電話とのセット割が使える」点です。
SoftBank Airは、ソフトバンク回線を利用したホームルーターです。ソフトバンク回線は、都心部でも回線速度が速いですが、地方での回線速度の速さに定評がある回線です。
SoftBank Airとおうちのでんわのセットで固定電話料金が0円で利用できるメリットがあります。固定電話を利用する必要がある方の場合は、セットで考えると実質コストを安く利用することができます。
デメリットは、都心部では、回線速度は、WiMAX回線(au回線)、ドコモ回線に劣ってしまう点と月額料金が若干高めの設定という点です。
| 利用回線 | ソフトバンク |
| 月額基本料金 | 5,368円 |
| 3年利用時の実質月額料金 | 4,908円 |
| 2年利用時の実質月額料金 | 5,674円 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 7,784円 |
| スマホセット割 | ソフトバンクとセットで割引、ワイモバイルとセットで割引、固定電話とのセット割引 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 105.23Mbps |
| 都心上り通信速度(実測値) | 10.96Mbps |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 73.41Mbps |
| 郊外上り通信速度(実測値) | 6.71Mbps |
| 都心PING値(実測値) | 6.7ms |
| 郊外PING値(実測値) | 36.8ms |
| 速度制限なし | |
| 5G対応 |
| 契約期間 | 縛りなし |
| 端末代金 | 71,280円(3年利用で実質0円) |
| 2年後に解約時の費用 | 21,780円 |
| 1年後に解約時の費用 | 45,540円 |
| 初期費用 | 3,300円 |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替、携帯電話料金合算請求 |
| 幅 | 103mm |
| 奥行 | 103mm |
| 高さ | 225mm |
| 重量 | 1,086g |
| 同時接続可能台数 | 128台 |
| メッシュ機能 |

