BIGLOBE光(ビックローブ光)事業者変更承諾番号取得と手続き完全ガイド!乗り換え前に知っておきたいポイント



目次

事業者変更承諾番号とは?何?

「事業者変更承諾番号」とは、光回線の契約を他の事業者へスムーズに乗り換えるために必要な“引き継ぎ用の識別番号”のことです。

この番号を使うことで、現在の契約を解約することなく、同じ回線設備(NTT回線)を利用したまま別の光コラボレーション事業者へ移行できます。

光回線の「事業者変更」とはどういう手続きか

「事業者変更」とは、NTTのフレッツ光回線を使った光コラボレーションモデル同士の乗り換えを指します。

たとえば「BIGLOBE光」から「ドコモ光」「ソフトバンク光」など、同じNTT設備を共有しているサービスに乗り換える場合がこれに該当します。

通常の解約+新規契約では、いったん今の回線を解約してから新しい事業者と契約を結ぶ必要があります。しかし、事業者変更なら既存回線をそのまま利用できるため、工事不要・通信中断なしで乗り換えできるのが大きな特徴です。

なぜ「承諾番号」が必要なのか

事業者変更承諾番号は、現在契約中の光コラボ事業者(この場合はBIGLOBE光)が「利用者が正当な契約者であり、乗り換えを承諾した」ことを証明する番号です。

この番号をもとに、乗り換え先の事業者はNTTに対して回線移行の手続きを行います。

そのため、承諾番号がないと事業者変更が成立しません。

番号は発行日を含めて15日間のみ有効で、有効期限を過ぎると再取得が必要になります。番号はBIGLOBEのサポート窓口を通じて、本人確認後に発行され、メールなどで通知されます。

他社解約+新規契約との違い

事業者変更と通常の解約+新規契約との大きな違いは、次の3点です。

  • 工事不要で乗り換え可能:既存の回線設備をそのまま利用できる
  • 電話番号や設定を引き継げる:特に光電話などを継続利用したい場合に便利
  • 回線停止期間がない:解約と新規開通の間にネットが使えなくなる期間が発生しない

一方、事業者変更では「同じNTTの回線網」を利用するサービス間の乗り換えに限られるため、独自回線(例:auひかり、NURO光など)に変更する場合は従来通りの解約+新規契約が必要になります。

つまり、「事業者変更承諾番号」は光コラボ間の引っ越し許可証のようなものです。発行しておけば、工事をせずに回線をスムーズに引き継げるんですよ。

BIGLOBE光(ビッグローブ光)から他社へ乗り換える時の大まかな流れ

「BIGLOBE光(ビッグローブ光)」から他社の光回線へ事業者変更で乗り換える場合、手続きの流れを理解しておくとスムーズに進められます。ここでは、工事不要で乗り換える際の基本ステップと注意点をわかりやすく解説します。

契約内容の確認と準備

まずは、現在利用しているBIGLOBE光の契約状況を確認します。乗り換え前に以下の点をチェックしてください。

  • 契約プラン(2年・3年)と更新月の有無
  • 違約金の発生タイミングと金額
  • 工事費の残債があるかどうか
  • レンタル機器(無線LANルーターなど)の有無
  • スマホセット割(auスマートバリューなど)の継続可否

この確認を怠ると、「乗り換えたのに料金が高くなった」「解約金が発生した」といったトラブルに発展することがあります。まずは契約情報を整理しておくことが重要です。

事業者変更承諾番号の取得

次に、BIGLOBE光のサポート窓口に連絡し、「事業者変更承諾番号」を取得します。これは他社光コラボへ乗り換える際に必須となる番号です。

  • 連絡先:BIGLOBE光 事業者変更窓口
  • 受付時間:9:00〜20:00(年中無休)
  • 本人確認項目:契約者名、住所、電話番号、生年月日

発行された番号はメールで送付され、有効期限は発行日を含めて15日間です。この期間を過ぎると再取得が必要になるため、取得後は速やかに申し込みを進めましょう。

乗り換え先への申し込み

承諾番号を受け取ったら、乗り換え先の光回線業者で「事業者変更」での申し込みを行います。申込フォームや電話で番号を伝えるだけで完了するケースが多いです。

申し込みから切り替えまでの目安は約5〜10営業日。通常は工事不要で、インターネットが使えない期間もほとんど発生しません。

なお、切り替え日を指定できる場合は、請求の重複を避けるため月末前後を狙うとスムーズです。

回線切替と旧契約の自動解約

指定された日程で新しい事業者の開通作業が行われ、BIGLOBE光の契約は自動的に解約されます。別途解約手続きは不要です。

ただし、BIGLOBEからレンタルしていた機器(Wi-Fiルーターなど)は返却が必要です。返却しないまま放置すると、追加料金が発生することがあるため注意してください。

NTTロゴの入ったONUやホームゲートウェイ(HGW)は継続利用できる場合が多く、返却対象外です。

タイミングと費用の注意点

事業者変更の際には、以下のような費用・タイミングに関する注意点があります。

  • 解約月の月額料金は日割りされないことが多い
  • 更新月以外の解約では違約金が発生する場合がある
  • 工事費を分割払い中の場合、残額は継続して請求される
  • 事業者変更では回線設備が同一のため、通信速度は基本的に変わらない

「速度改善」よりも「料金・サービス内容の見直し」を目的とした乗り換えに向いている方法です。

つまり、BIGLOBE光から他社に乗り換えるときは「契約内容の確認 → 承諾番号の取得 → 新規事業者への申し込み → 回線切替・機器返却」という4ステップです。工事不要で手軽ですが、更新月や残債の確認を忘れずに行うのがコツです。焦らず順序を守って進めれば、安心して乗り換えができますよ

「BIGLOBE光」事業者変更承諾番号の取得方法と発行条件

光回線の乗り換えで「BIGLOBE光」から他社へ切り替える場合、最初のステップが「事業者変更承諾番号」の取得です。番号がないと他社への手続きが進められないため、取得方法や条件を正確に理解しておくことが重要です。

取得方法(窓口と手順)

「BIGLOBE光」の事業者変更承諾番号は、主にWeb予約と電話で取得します。手順は以下の通りです。

  1. Webで事業者変更受付を予約
    専用ページにログインし、事業者変更(転出)受付の日時を予約します。時間枠は「9時〜12時」「12時〜15時」「15時〜18時」から選択できます。
  2. 電話での本人確認と手続き
    予約した時間帯にBIGLOBEのオペレーターから電話があり、契約者情報の確認が行われます。確認内容は「契約者名」「住所」「電話番号」「生年月日」などです。 本人確認が完了すると、その場で事業者変更承諾番号が発行されます。
  3. メールで番号を受け取る
    発行された承諾番号は、登録しているメールアドレス宛に当日中に送付されます。メールを見落とさないよう注意しましょう。
  4. 乗り換え先の光回線へ申し込み
    取得した番号を、乗り換え先の事業者へ伝えれば申込完了です。新しい回線が開通すると、旧契約(BIGLOBE光)は自動的に解約となります。

発行条件と必要な確認事項

承諾番号をスムーズに発行してもらうためには、いくつかの条件を満たしている必要があります。

  • 契約者本人が手続きすること
    原則として、契約者本人が手続きする必要があります。代理で行う場合は、本人確認書類や委任が必要な場合もあります。
  • 料金の支払い状況が正常であること
    利用料金や機器の分割代金に未納があると、承諾番号が発行できません。事前にマイページで支払い状況を確認しておくと安心です。
  • 発行手数料の確認
    現在(2025年時点)は事業者変更転出手数料は無料です。過去(2022年6月以前)の契約では3,300円の手数料が発生していました。
  • 機器・契約の残債がある場合
    分割支払い中の工事費やレンタル機器の残債は、事業者変更後も支払いが継続します。残金はBIGLOBEマイページで確認可能です。
  • 承諾番号の有効期限
    番号の有効期間は発行日を含めて15日間です。期間を過ぎると無効になり、再発行が必要になります。手続きは期限内に完了させましょう。

再発行・タイミングの注意点

承諾番号は再発行が可能ですが、いくつかの注意点があります。

  • 有効期限(15日以内)に乗り換え手続きを完了しないと無効になります。
  • 期限切れ後は新しい番号を再度取得する必要があります。
  • 番号再発行の際も、本人確認が再度求められます。
  • 契約状況や未払いがある場合は、番号発行が保留または拒否されることがあります。
  • 電話予約の際は、確実に対応できる日時を指定しましょう。予約時間帯に出られないと、再予約が必要になります。

事業者変更承諾番号の取得は、一見ややこしそうに見えますが、実際は手順を押さえておけば難しくありません。特に有効期限と支払い状況の確認を忘れずに行えば、スムーズに乗り換えが進みますよ。焦らず、順を追って進めていきましょう

承諾番号取得後に押さえておきたい「乗り換え先」の選び方

事業者変更承諾番号を取得した後は、どの光回線に乗り換えるかを慎重に選ぶことが大切です。誤った選択をしてしまうと、「月額が思ったより高くなった」「速度が期待したほど変わらなかった」といった後悔につながることがあります。ここでは、失敗しないための乗り換え先選びのポイントを整理して解説します。

光コラボレーションモデルを理解する

まず前提として、光コラボレーション(光コラボ)とはNTTのフレッツ光回線を利用して、各通信事業者が独自のサービスや料金プランを提供する仕組みです。ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光、@nifty光などがその例です。

BIGLOBE光も光コラボのひとつにあたるため、事業者変更によって他社の光コラボに乗り換えても、使用する物理回線は同じNTTの設備です。そのため、通信速度や品質自体は大きく変わらないケースが多い点を理解しておきましょう。

もし速度改善を目的とするなら、フレッツ光以外の独自回線(auひかり、NURO光、コミュファ光など)を検討するのがおすすめです。

回線速度・安定性の比較

光コラボ間でも速度の違いはゼロではありません。特に夜間など利用者が集中する時間帯に速度が落ちやすい場合は、以下の点を比較して選びましょう。

  • IPv6(IPoE)通信に対応しているか
  • 利用エリアでの平均実測速度を確認できるか
  • 契約プランの最大速度(1Gbps/10Gbps)を選べるか

IPv6対応回線であれば、混雑時の通信がスムーズになるため、実用的な快適度が向上します。

月額料金とセット割を総合的に確認

料金の安さだけでなく、スマホとのセット割引を組み合わせることで、実質コストを大きく下げられる場合があります。代表的な例は次の通りです。

  • ドコモ光:ドコモスマホと「ドコモ光セット割」
  • ソフトバンク光:ソフトバンクスマホと「おうち割 光セット」
  • auひかり:au/UQ mobileユーザーに「auスマートバリュー」

家族全員が同一キャリアを使っている場合、年間で1〜2万円以上の節約につながることもあります。

また、キャンペーンや工事費無料特典、キャッシュバックなどを加味した「2〜3年の総コスト」で比較すると、より正確に判断できます。

事業者変更で変わる部分・変わらない部分

事業者変更を行うと契約する事業者や請求元は変わりますが、実際の通信設備は変わりません。違いを明確に整理すると次のようになります。

変わること

  • プロバイダや料金の請求先
  • 契約管理やログイン用のマイページ情報
  • サポート窓口や問い合わせ先

変わらないこと

  • NTTの光回線設備(物理的な回線)
  • 自宅の光コンセントや配線構成
  • 光電話番号(条件を満たせば継続利用可能)

このように、「契約情報は変わるが通信経路は同じ」という点を理解しておくと、乗り換え後のトラブルを防げます。

乗り換え先選びのチェックポイント

申し込み前に、次の点を確認しておくと安心です。

  • 提供エリアに対応しているか
  • IPv6通信が標準で利用できるか
  • スマホとのセット割があるか
  • 契約期間・更新月・違約金条件を比較したか
  • 特典やキャッシュバックの条件を理解したか

これらを踏まえて比較することで、自分に最適な光回線を選びやすくなります。

工事不要で簡単に乗り換えられる事業者変更こそ、選び方が重要なんです。料金や特典だけで決めず、通信の安定性やサポート体制まで見て選ぶのが、後悔しないコツですよ

解除料・工事費残債・機器返却など「隠れたコスト」に注意

解約・事業者変更時に発生し得る「見えないお金」

BIGLOBE光から他社へ「事業者変更(転出)」を行うときは、手続きの流ればかりに意識が向きがちですが、実際には想定外の費用が発生するケースがあります。特に注意すべきは「解除料(違約金)」「工事費残債」「レンタル機器の返却」です。これらを事前に確認しておかないと、乗り換え後に思わぬ出費を抱えることになりかねません。

解除料(違約金)が発生するタイミングを確認

BIGLOBE光では2年・3年などの定期契約プランが設定されており、契約期間中に解約や事業者変更を行うと「解除料」が発生します。

2022年7月以降の契約では、戸建てタイプで約4,230円、マンションタイプで約3,360円が目安です。

特に注意すべきなのは「違約金不要期間」を逃した場合です。契約更新月(2年契約なら24カ月目、3年契約なら36カ月目)およびその翌月・翌々月以外で転出すると解除料が発生します。

また、事業者変更の完了日によっては「違約金不要期間」に申し込んでいたとしても、解約月がズレて費用が発生することもあるため、日程の確認は慎重に行いましょう。

工事費の分割残債が残っていないか確認

BIGLOBE光では「工事費実質無料」というキャンペーンが多いですが、実際は工事費を分割払いし、同額の割引を毎月受ける形です。つまり、途中で解約・転出すると、その分の割引が打ち切られ、残りの未払い分を一括請求されます。

たとえば36回払いの途中で転出した場合、残りの回数分(例:月792円×残月数)がまとめて請求されるケースがあります。

「無料だと思っていたのに請求書が届いた」というトラブルも多いため、マイページで残債を必ず確認しましょう。

さらに、他社への乗り換え時に「工事費残債負担キャンペーン」を実施しているケースもあるため、乗り換え先のキャンペーン内容もあわせてチェックしておくと安心です。

レンタル機器の返却忘れに注意

BIGLOBE光からルーターや無線LAN機器をレンタルしている場合は、事業者変更完了後に返却が必要です。

返却を怠ると、利用料が継続して発生したり、機器代金の請求が行われる可能性があります。

また、NTTのロゴが入っているONUやHGWは乗り換え先でも継続利用されることが多く、返却不要な場合もあります。

機器返却の対象や方法は、事業者変更承諾番号を取得した際の案内やBIGLOBEサポートページで確認できます。

さらに、セキュリティオプションや接続サポートなど、光回線とは別に契約している有料オプションも継続課金される場合があります。不要になったサービスは必ず同時に解約しておきましょう。

乗り換え前に確認すべきチェックリスト

  • 契約更新月・違約金不要期間を確認しておく
  • 工事費の分割残債が残っていないかマイページで確認
  • レンタル機器やONU・ルーターの返却対象を確認
  • 返却期限・方法・宛先をメモしておく
  • 不要なオプションサービスの解約を忘れない
  • 乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」適用可否を確認

「隠れたコスト」は、契約書や明細の中に埋もれがちですが、事前に把握しておくだけで大きなトラブルを防げます。焦って乗り換えるよりも、更新月や残債状況を冷静にチェックして、賢く手続きするのが安心ですよ。

よくあるトラブルとその対策:申込中の注意点

承諾番号の有効期間が切れてしまった

BIGLOBE光から他社光コラボへ乗り換える際に発行される「事業者変更承諾番号」には、発行日を含めて15日間という有効期限があります。

この期間を過ぎると番号が失効し、再発行手続きが必要になるため、申込が一時中断するケースがよくあります。

対策としては

  • 番号を取得したらすぐに乗り換え先への申込を進める
  • 有効期限をメモし、スケジュールを立てておく
  • 再発行の際は、同一契約情報であることを確認し、入力ミスを防ぐ

再発行は可能ですが、手続きが長引くだけでなく、希望していた開通日が遅れるリスクがあります。

申込先の事業者が承諾番号を受理できないケース

番号を取得しても、乗り換え先の光コラボ事業者が手続き条件を満たしていないと受付ができない場合があります。支払い未納、契約情報の不一致、機器の貸出状況などが原因になることがあります。

具体的な対策

  • BIGLOBE光のマイページで未払いがないか確認する
  • 契約者氏名・住所・電話番号を申込時と同一にする
  • レンタル機器の返却義務や残債をあらかじめチェックする
  • 申込先の事業者が「事業者変更(転出)」を正しく扱っているかを確認する

これらを確認しておくことで、番号が正しいのに申込が進まないといったトラブルを防げます。

乗り換え日程がずれた際の影響と回避策

工事不要の事業者変更でも、手続きのタイミングがずれると次のような影響が出ます。

  • 契約の解約月がずれて、違約金や翌月分の料金が発生する
  • セット割や特典が一時的に外れてしまう
  • 回線が切り替わるまでの間、ネットが使えない期間が生じる

回避策としては

  • 乗り換え日は月末や更新月のタイミングを狙う
  • スマホセット割などの割引条件を新契約で引き継げるか確認する
  • 切替当日に利用できない場合に備え、スマホのテザリングなど代替手段を用意する

事前にスケジュールを組んでおけば、料金トラブルや通信途絶を回避できます。

オプションサービスや機器返却の見落とし

事業者変更の際、セキュリティソフトやWi-Fiルーターなどのオプション・機器の扱いを忘れるケースがあります。返却が遅れると追加料金が発生する場合もあります。

チェックリストとして押さえておきたい項目

  • レンタル機器の返却先と期限を確認する
  • セット割や特典の適用が終了するか確認する
  • 不要なオプションサービスを事前に解約しておく
  • 機器の分割残金がある場合、支払い継続の有無を確認する

こうした確認を怠ると、不要な費用が発生したり、スマホ料金が上がるケースもあるため注意が必要です。

手続き中は小さな見落としが大きなトラブルにつながりやすいです。承諾番号の期限・契約情報の一致・乗り換え日程・オプション整理の4点を意識して進めることで、スムーズに事業者変更が完了しますよ。

事業者変更後の「BIGLOBE光」契約継続/解約のポイント

1. 事業者変更後の契約整理は必須

BIGLOBE光から他社の光コラボへ乗り換えを行った場合、自動的に解約になる部分と、利用者が別途手続きしなければならない部分があります。これを誤ると、使っていないプランやオプションの料金が請求され続けることもあるため注意が必要です。

事業者変更(転出)を行うと、新しい回線が開通した時点でBIGLOBE光の回線契約は自動的に解約となります。ただし、プロバイダー契約やオプション契約など一部サービスは継続扱いのまま残る場合があります。特にメールアドレスやセキュリティオプションを利用している方は、どの契約が残るのかを事前に整理しておきましょう。

2. 解約扱いとは別:会員継続か退会か

BIGLOBE光の回線契約が解約された後でも、BIGLOBE会員契約は自動で終了しません。退会を希望しない場合、継続の意思表示が必要です。

回線解約後、BIGLOBEから送付されるメールや書面で継続意向を確認する案内が届きます。ここで「継続」を選択すれば、BIGLOBEメールやクラウドサービスなどをそのまま使い続けることができます。一方、何も手続きしないと一定期間経過後に自動退会となり、各種データやメールアドレスが削除されるため注意しましょう。

3. 割引・セット割の解除に注意

BIGLOBE光を利用していたことで適用されていたスマホセット割などは、回線契約の終了と同時に解除されます。

例えば「BIGLOBE光×auセット割」や「auスマートバリュー」は、BIGLOBE光を前提とした割引のため、事業者変更によって適用外になります。その結果、スマホ料金が上がることがあるため、乗り換え先の回線で同様の割引が使えるかを確認しましょう。トータルコストで比較すれば、「乗り換えたのに支出が増えた」という失敗を防げます。

4. 残債・オプション・機器返却のチェック

事業者変更後も、旧契約に関する支払いが残る場合があります。以下を必ず確認しておくと安心です。

  • 工事費を分割で支払っていた場合は、残債が完済されるまで支払いが継続する
  • レンタル機器(ルーターなど)は、別途返却手続きが必要になることがある
  • 解約月の月額料金は日割りにならず、月額全額が請求される

特にレンタル機器の返却を忘れると延滞料が発生することもあるため、返送期限と送り先を事前に確認しておきましょう。

5. 継続利用するか完全解約するかの判断ポイント

乗り換えの際に、「BIGLOBEの会員契約を残すか」「完全に解約するか」を明確にしておくことが重要です。

  • BIGLOBEのメールアドレスを引き続き利用したい場合は、会員継続手続きを行う
  • すべてのサービスを終了したい場合は、退会手続きを忘れずに行う
  • 継続利用を選ぶ場合は、新しい回線でもBIGLOBEのアドレスを利用できるか確認しておく

こうした整理をしておくことで、後から不要な請求やサービス停止のトラブルを防ぐことができます。

事業者変更を終えたら「契約の後片付け」が大切です。回線だけでなく、会員契約・割引・オプション・機器返却の4つをセットで確認しておけば、無駄な請求やトラブルを防げます。迷ったときは、どの契約が「自動解約」か「継続」かを一覧で整理しておくのがおすすめですよ。

まとめ:事業者変更で「こんな人が得」で「こんな人は要検討」

こんな人が事業者変更で得をする

事業者変更が向いているのは、手間やコストを抑えてスムーズに乗り換えたい人です。特に以下のようなケースではメリットが大きくなります。

  • 光コラボ回線(BIGLOBE光など)を利用中で、工事をせずに他社へ移行したい人
  • できるだけ早く、ネット環境を止めずに乗り換えを完了させたい人
  • 新しい回線でスマホセット割やキャッシュバックなどの特典を受けたい人

これらの条件に当てはまる人は、「事業者変更承諾番号」を取得するだけで、簡単にコスト削減やサービス改善が期待できます。

こんな人は事業者変更を要検討

一方で、事業者変更が必ずしも最適とはいえない人もいます。以下のような場合は注意が必要です。

  • 回線速度に不満があり、根本的な改善を求めている人(光コラボ同士の変更では設備は同じ)
  • 契約期間の途中で、違約金や工事費残債が残っている人
  • 光電話やセット割など、現在の契約条件に依存しているオプションを継続したい人

このような人は、単なる事業者変更よりも「フレッツ光」「auひかり」など別回線への移行を検討したほうが結果的に満足度が高くなるケースもあります。

事業者変更は「簡単さ」と「コスト削減」に魅力がありますが、目的が“速度改善”や“大幅な条件見直し”なら別ルートを選ぶのもアリです。特に違約金や残債は見落とされがちなので、手続き前にマイページでしっかり確認しておきましょう

10位

ビッグローブ光

ビッグローブ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
下り速度の速さ1.43
上り速度の速さ1.65
戸建て料金の安さ3.52
マンション料金の安さ3.70
初期費用の安さ3.99
総合2.86

ビッグローブ光がおすすめの理由

ビッグローブ光がおすすめの理由は「料金が安い」「キャッシュバックが手厚い」です。

ビッグローブ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金の設定はそれほど高くなく、かつキャッシュバックが手厚いため、総コストを抑えやすい光回線と言えます。

さらに工事が混んでいるときは、WiMAXの無料レンタルもあるため、すぐにインターネットが利用できる点もメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobile、BIGLOBEモバイルが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、NTTフレッツ光回線の中でも、特段、通信速度が速い方ではありません。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金4,056円
戸建て2年利用時の実質料金4,358円
戸建て3年利用時の実質料金4,486円
マンション1年利用時の実質料金2,956円
マンション2年利用時の実質料金3,258円
マンション3年利用時の実質料金3,386円
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり(開通まで3週間以上かかる場合のみ)
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引、BIGLOBEモバイルとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替