LINE(ライン)アップデートできないiPhone(アイフォン)原因と対処法。今すぐ直す完全ガイド



目次

まず確認。対応OSと機種要件

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LINEアプリがアップデートできない場合、最初に確認すべきは「端末のiOSバージョン」と「機種の対応状況」です。どんなに通信環境や設定を整えても、OSや機種がLINEの対応範囲外であればアップデートは実行できません。特に、古いiPhoneではこの要因が最も多く見られます。

iOSの対応バージョンを確認する

LINEの最新バージョンは、一定以上のiOSでしか動作しません。古いOSでは「このAppにはiOS〇以降が必要です」と表示され、更新ボタンが出ない状態になります。

現在のiOSバージョンを確認するには次の手順を行います。

  • 「設定」アプリを開く
  • 「一般」→「情報」をタップ
  • 「iOSバージョン」の欄で現在のバージョンを確認

もし「iOS15」や「iOS14」など古いバージョンであれば、LINEの最新アップデートが非対応の場合があります。iOSを最新の状態にアップデートしてから再度試してみましょう。

iPhoneの機種が古い場合の注意点

古い機種では、そもそも最新のiOSにアップデートできないことがあります。

特に、iPhone 6以前の端末はiOS13までしか対応しておらず、LINEの新バージョン(14系や15系)に非対応です。この場合、App Storeで「開く」しか表示されず、アップデートが実行できません。

ハードウェアの制限によるもので、設定変更では解決できません。

LINEが対応するiOSと非対応機種の例

2025年時点の目安として、LINEアプリの対応状況は次の通りです。

  • iOS 15.0〜15.8.3:LINE 14.6.3まで利用可能
  • iOS 14.0〜14.8.1:LINE 13.5.1まで利用可能
  • iOS 13.7以下:LINEの利用不可

上記より、iOS14以前の端末では最新機能やセキュリティ強化版を使えないことが分かります。

なお、iPod touchなど一部の旧端末もサポート対象外です。

OSアップデートで改善できるケース

まだOSアップデートが可能な機種なら、設定アプリから更新することで解決する場合があります。

  • 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
  • 利用可能な最新のiOSバージョンを確認して「今すぐインストール」を選択

アップデート中はWi-Fi接続と電源供給を確保しておくことが重要です。OS更新後にApp StoreでLINEを再度アップデートしてみてください。

それでもアップデートできないとき

機種が古くOS更新が不可能な場合は、LINEの旧バージョンのまま利用を続けるしかありません。ただし、セキュリティリスクが高まるため、バックアップを取りつつ新しい端末への移行を検討するのが安全です。

古い機種やOSが原因でLINEがアップデートできない場合、いくら設定をいじっても改善しないことがあります。まずはiOSと機種の対応状況を冷静に見極めて、必要なら端末の買い替えやOS更新を検討してみましょう。

App Store側の要因を切り分け

LINEがアップデートできない場合、まず疑うべきはApp Store側の不具合や設定トラブルです。アプリ本体の問題ではなく、Apple IDやストアアプリの認証・通信状態に原因があるケースも多く見られます。ここでは、iPhoneの設定を変える前に確認したいApp Store関連のポイントを整理します。

自動アップデートの待機状態を確認

App Storeでは、複数アプリの更新が同時に行われる際に、LINEが「待機中」と表示されて進まないことがあります。

この場合は、App Storeアプリを開いて「アカウント」→「利用可能なアップデート」からLINEを探し、手動で「アップデート」を押してください。

もし更新ボタンが見つからないときは、画面を下方向にスワイプしてリロードすると、リストが再読み込みされることがあります。

また、LINEアイコンを長押しして「ダウンロードを優先」を選択すると、他のアプリよりも先にアップデートを実行できます。

Apple IDの認証エラーを解消

Apple IDの認証がうまくいっていない場合、App Storeの更新が止まることがあります。特にFace IDやTouch IDでの認証が途中でキャンセルされた場合などに発生しやすいです。

一度App Storeで「サインアウト」→再「サインイン」を試すと、更新処理が再開されることがあります。

手順は以下の通りです。

  1. 設定アプリを開く
  2. 最上部の「Apple ID名」をタップ
  3. 「メディアと購入」→「サインアウト」を選択
  4. 数秒待ってから再び「メディアと購入」→「サインイン」

この操作により、App Storeとの接続がリセットされ、認証関連の不具合が解消されます。

支払い情報と残高をチェック

App Storeでは無料アプリの更新であっても、支払い情報に不備があるとアップデートが停止することがあります。登録しているクレジットカードやデビットカードが期限切れ、または残高不足の場合、エラーが発生しやすくなります。

「設定」→「Apple ID」→「お支払いと配送先」から、登録情報を確認してください。

もし古いカード情報や不要な支払い方法が登録されている場合は削除し、最新の決済手段を再設定しましょう。

App Storeアプリの一時不具合をリセット

App Storeアプリそのものが一時的にフリーズしているケースもあります。

ホーム画面を上にスワイプしてApp Storeを完全に終了し、再起動してください。

さらに効果的なのは、App Storeのキャッシュクリアです。App Storeを開いた状態で画面下のタブ(Todayなど)を10回連続でタップすると、内部キャッシュがリセットされます。表示の乱れや更新リストの不具合がある場合は試してみましょう。

Appleのシステム障害も念のため確認

まれにApp StoreやApple IDのサーバー側障害によって、一時的にダウンロード・更新ができなくなることもあります。

その場合は、Appleの「システムステータス」ページをチェックし、App Storeの項目が「利用可能」になっているかを確認してください。障害中であれば時間を置くのが最善です。

App Store側の問題を切り分けることで、端末やLINEのせいだと誤解せず、スムーズに原因を見つけられます。焦らず、Apple IDや支払い設定をリセットするだけで解決するケースも多いですよ

iPhone設定での基本対処

LINEアプリのアップデートができないとき、App Storeやネットワークの問題ではなく、iPhoneの内部設定が原因になっていることもあります。ここでは、iPhone設定まわりで試すべき基本的な対処を紹介します。

本体の再起動で一時的な不具合を解消

アプリがフリーズしたりアップデートが進まなかったりする場合、iPhone自体を再起動することで多くの軽微な不具合はリセットされます。特に長期間電源を切らずに使っている端末では、システムメモリが圧迫され動作が不安定になることがあります。再起動はデータを消さずにできる最も手軽な対処法です。

通信設定をリセット・切り替え

アップデートに必要な通信経路が不安定なときは、次のような操作を試します。

  • 「機内モード」を一度オン→オフに切り替える
  • Wi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えて試す
  • 別のWi-Fi(公共Wi-Fiやテザリング)で接続して再試行する

通信の再接続によって、一時的なDNSエラーやルーター側の制限が解除されることがあります。LINEの更新には安定した通信が必要なため、まずはネットワークの再設定を確認しましょう。

日付と時刻設定を「自動」に戻す

iPhoneの時刻設定がズレていると、App StoreやLINEのサーバーと通信する際に「証明書の検証」に失敗し、ダウンロードがブロックされることがあります。

設定 → 一般 → 日付と時刻 → 「自動設定」をオンにすることで、サーバーとの時刻同期が正しく行われます。海外で使ったあとに日本に戻った場合など、タイムゾーンのずれが残っていることもあるため注意が必要です。

VPNやプロファイルを一時停止

VPNを使っていると、一部のアプリでApp Storeサーバーへの接続が制限されるケースがあります。企業管理のMDM(モバイルデバイス管理)プロファイルを入れている場合も同様です。LINEのアップデートが進まないときは、一時的にVPNをオフにして再試行してみてください。

設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 からプロファイルやVPNの有無を確認できます。自分で設定を行っていない場合でも、仕事用スマホでは管理制限がかかっていることがあるため、念のため確認しておきましょう。

システムの一時ファイルを整理

長く使っていると、キャッシュや一時ファイルが蓄積して動作が遅くなることがあります。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から不要なアプリを削除するか、「Safariの履歴とWebサイトデータを消去」でシステムの動作を軽くできます。

これらの操作により、App StoreやLINEのアップデート処理がスムーズに進むようになる場合があります。

アップデートが止まってしまうと焦りますが、iPhoneの基本設定を見直すだけで意外とあっさり直ることも多いです。焦らず一つずつ確認していきましょう。

ストレージ不足の解消

LINEアプリのアップデートが進まない原因のひとつに、iPhone本体のストレージ不足があります。アップデートにはアプリサイズ以上の空き容量が一時的に必要で、目安として最低でも2〜3GB、大型アップデート時には5GB以上の空きがあると安心です。容量が足りないと「待機中」「インストールできません」と表示されたまま止まるケースもあります。

ストレージの空き容量を確認する

まずはiPhoneの設定から現在の容量を確認します。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」→「iPhoneストレージ」を選択
  3. 上部に「使用済み」と「空き容量」が表示される

ストレージの使用状況がグラフで見えるので、どのアプリやデータが容量を圧迫しているかを確認できます。LINEだけでなく、写真や動画、不要なアプリが多い場合は整理を行いましょう。

容量を効率的に増やす方法

  • 不要なアプリを削除する
     長期間使っていないアプリは「Appを削除」でストレージを確保できます。  よく使うアプリは「Appを取り除く」を使えばデータを残したまま削除できます。
  • 写真・動画をiCloudや外部に退避する
     「iCloud写真」をオンにして「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶと、本体には軽いサムネイルだけを保存し、実データはiCloudに移動します。  外部ストレージやPCにバックアップを取って削除するのも有効です。
  • Safariやアプリのキャッシュを削除する
     ブラウザやSNSなど、一時データが溜まりやすいアプリのキャッシュをクリアすることで容量が戻る場合があります。
  • メッセージやLINEのメディアを整理する
     古いLINEトーク内の写真・動画を削除すると、意外に大きな効果があります。  LINEの「データ削除」機能で一括整理も可能です。

容量を確保したら再試行する

十分な空き容量を確保したら、iPhoneを再起動してからLINEのアップデートを再度実行します。システムが容量情報を正しく認識し直すため、アップデートがスムーズに進む可能性が高まります。

ストレージを整理するだけでアップデートが通るケースは本当に多いです。空き容量は“LINEを使い続けるための余裕”と考えて、定期的なメンテナンスを意識してみてくださいね

ダウンロードが進まない時のコツ

LINEのアップデートが「待機中…」や「ダウンロード中」で止まったまま進まない場合、App Storeやネットワークの挙動、iPhoneの設定など複数の要因が重なっている可能性があります。以下の手順を順に試すことで、ほとんどのケースは解決できます。

ダウンロードを優先に設定する

ホーム画面で「LINE」アプリのアイコンを長押しし、メニューから「ダウンロードを優先」を選択します。複数アプリを同時に更新している場合、LINEの更新が後回しになることがあります。この操作でLINEを先に処理させることができ、更新が再開することがあります。

App Storeの一時的な不調をリセットする

App Storeの通信やキャッシュが影響している場合があります。以下を試してください。

  • 「設定」→「Apple ID」→「メディアと購入」→「サインアウト」し、数分後に再サインインする
  • App Storeアプリを完全終了し、再度開いて更新を試す
  • 端末の再起動を行い、ネットワークをリフレッシュする

これでAppleの認証エラーや一時的な通信不具合が解消することがあります。

通信環境を切り替える

Wi-Fiが不安定な場合、モバイルデータ通信へ一時的に切り替えてみます。逆にモバイル通信で止まる場合はWi-Fiに変更します。また、機内モードを一度オン→オフにすることで通信モジュールをリセットできます。

モバイルデータのダウンロード制限を確認する

「設定」→「App Store」→「モバイルデータ通信」で「Appのダウンロード」を「常に許可」に変更します。特に大容量アプリ更新では、モバイル通信制限が原因でダウンロードが停止するケースがあります。

App Storeサーバーの混雑を避ける

LINEの大型アップデート直後など、App Storeのアクセス集中で進まないことがあります。数時間後や深夜など、アクセスが落ち着いたタイミングで再試行するのも有効です。

VPNや広告ブロッカーを一時停止する

VPNアプリや通信を制御するアプリがある場合、App Store通信をブロックしていることがあります。VPN接続を一時的に切断し、通常のネットワーク状態で再試行してみてください。

ダウンロードが止まった時は、慌てず順に原因を切り分けていくのがポイントです。通信とApp Storeの設定を見直すだけで、多くのケースはすぐ解決しますよ。

インストールを妨げる設定を解除

LINEアプリのアップデートやインストールが途中で止まる場合、iPhone本体の設定によってブロックされている可能性があります。特に「スクリーンタイム」「VPN」「企業管理設定(MDM)」などの制限は、本人が意図せず設定しているケースも多く、見落とされがちな要因です。以下の手順で一つずつ確認していきましょう。

スクリーンタイムの制限を確認する

スクリーンタイム機能の「コンテンツとプライバシーの制限」で、アプリのインストールや削除、App Storeの操作が制限されていると、LINEの更新や再インストールができません。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」を選択
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」を一時的にオフにする
  4. オフにできない場合は「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップし、「アプリのインストール」を「許可」に変更する

この設定が「許可しない」になっていると、App StoreからのLINE更新がブロックされます。特に保護者設定を有効にしている場合や、子ども用Apple IDで使用しているiPhoneではこの制限が自動で有効になっていることがあります。

VPNやセキュリティアプリをオフにする

VPN接続やフィルタリングアプリが通信経路を制御していると、App Storeへの通信が遮断され、LINEのインストールが途中で止まることがあります。

  • 設定アプリ → 「一般」→「VPNとデバイス管理」→「VPN」をオフ
  • セキュリティ系アプリ(ウイルス対策・通信監視)を一時停止
  • 公共Wi-Fiを使用している場合は、モバイルデータまたは別のWi-Fiに切り替える

VPNを常時ONにしている企業ネットワークや学校のWi-Fi環境では、App Store通信を制限している場合もあります。家庭のWi-Fiまたは4G/5G通信で再試行してみましょう。

企業管理(MDM)設定を確認する

会社貸与のiPhoneや、学校で配布された端末には「モバイルデバイス管理(MDM)」が導入されている場合があります。この管理ポリシーでアプリの追加・更新を制限していると、個別にLINEのアップデートを実行できません。

  • 設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 を開く
  • 「モバイルデバイス管理」または「構成プロファイル」に企業や学校名が表示されている場合、管理対象の可能性が高い

MDM端末の場合、個人の操作で制限を解除することはできません。管理者(システム担当者)に連絡し、LINEのアップデート許可を依頼しましょう。

セキュリティポリシーで署名検証エラーが出る場合

一部のセキュリティ設定では、アプリの署名検証に失敗してインストールが止まることがあります。特に証明書エラーや信頼されていない開発元の警告が出た場合は、以下の点を確認してください。

  • 日付と時刻を自動設定に戻す(設定 → 一般 → 日付と時刻 → 自動設定)
  • プロファイルが不正な場合は削除する(設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 → 該当プロファイルを削除)
  • 再起動後にApp Storeから再度アップデートを実施

これで署名エラーが解消されるケースが多く、アップデートの再試行が可能になります。

LINEのインストールを妨げる要因は「制限系設定」「通信制御」「管理ポリシー」の3つに絞られます。特にスクリーンタイムやVPNは気づかずONになっていることが多いので、一度すべてオフにして再試行すると改善しやすいですよ。

エラー表示別の個別対処

LINEのアップデート時に表示されるエラーメッセージは、原因によって意味が異なります。エラー内容を正確に読み取り、それぞれに合った対処を行うことが重要です。

iOS◯以降が必要と表示される場合

このエラーは、現在のiPhoneのOSがLINEの最新バージョンに対応していないことを示しています。

設定アプリから「一般」→「ソフトウェアアップデート」に進み、利用可能な最新のiOSに更新してください。

ただし、iPhone 6以前など古い機種では、ハードウェア制限によりiOSアップデートが提供されない場合があります。その場合は、App Storeから古いバージョンのLINEを維持して使うしかありません。アカウント自体は利用可能ですが、新機能やセキュリティアップデートは受けられない点に注意が必要です。

待機中・読み込み中のまま止まる場合

LINEアイコンが「待機中」「読み込み中」のまま進まない場合は、通信やApp Storeの処理が詰まっている可能性があります。以下を順に試してみてください。

  • ホーム画面でLINEアイコンを長押しし、「ダウンロードを優先」を選択する
  • Wi-Fiとモバイルデータを切り替えて再試行する
  • 他のアプリの更新を一時停止してLINEを先に完了させる

App Storeの更新処理が一時的に滞っているケースもあるため、数分待ってから再試行するのも有効です。

「ぐるぐる」状態(インジケーターが回り続ける)

ダウンロードやインストール中に、ぐるぐるが止まらない状態は、App Storeのキャッシュ不具合や一時的な通信エラーが多いです。

  • App Storeを完全に終了し、再起動して再度開く
  • iPhoneを再起動する
  • 設定アプリ → Apple ID → 「メディアと購入」から一度サインアウトし、再サインインする

これでApp Storeキャッシュがリセットされ、正常に更新できるケースがほとんどです。

「アップデートをインストールできません」と出る場合

アップデートファイルの破損やストレージの断片化が原因です。

次の手順を試してみましょう。

  • LINEアプリを一度削除せずに「Appを取り除く」で整理する
  • iPhoneのストレージで不要データを削除し、空き容量を3GB以上確保
  • それでも解消しない場合はバックアップ後にLINEを再インストール

再インストール前には、必ずLINEのトーク履歴をiCloudにバックアップしておくことで、再設定後にデータを復元できます。

「Appの共有に失敗しました」と表示される場合

このエラーは、App StoreやApple IDの認証情報が破損している場合に発生します。

  • 設定 → Apple ID → 「メディアと購入」からサインアウト
  • 5分ほど待って再サインイン
  • それでも改善しない場合は、Apple IDの支払い情報を再登録

複数デバイスで同じApple IDを使用している場合、他端末の認証エラーが影響している可能性もあります。

「App Storeサーバーに接続できません」

Apple側の一時的な障害や、VPN・フィルタリング設定の干渉が原因です。

VPNを一時的にオフにし、再試行してください。

それでも解決しない場合は、AppleのシステムステータスページでApp Storeが稼働中かを確認し、障害中なら時間をおいて再度試すのが確実です。

エラー表示は焦らず内容を見極めてください。英語のメッセージでも意味を検索すれば、原因の多くは特定できます。焦って削除や初期化をする前に、まず再起動とサインイン・サインアウトを試すのが安全ですよ。

どうしても直らない時の最終手段

基本的な設定変更や再起動を試してもLINEのアップデートが進まない場合は、アプリやOSそのものの不具合を疑う段階です。ここでは、最終的に問題を解決するための手順を紹介します。

1. トーク履歴をバックアップする

アプリを削除する前に、トーク履歴をiCloudへバックアップしておきましょう。これを行わないと、再インストール時にすべての会話が失われます。

  1. LINEアプリを開く
  2. ホーム右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
  3. 「トーク」→「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」を選択

バックアップ完了後に、iCloudドライブが有効になっていることも確認してください。

2. LINEをアンインストールして再インストールする

アプリ自体に破損やキャッシュ異常がある場合は、再インストールが最も確実なリセット方法です。

  1. ホーム画面でLINEアイコンを長押し
  2. 「Appを削除」→「Appを削除」をタップしてアンインストール
  3. App Storeで「LINE」と検索し、再インストール

再ログイン後、「トークのバックアップを復元しますか?」と表示されたら「はい」を選択して復元します。

3. iOSを最新版に更新する

LINEが新しい機能を利用する際、旧バージョンのiOSでは対応できない場合があります。iOSのアップデートが保留されていると、App Storeで「iOS◯以降が必要です」と表示されることもあります。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」→「ソフトウェア・アップデート」へ進む
  3. 更新がある場合は「今すぐインストール」をタップ

アップデート完了後に再起動し、LINEを再インストールして動作を確認しましょう。

4. Appleサポート・LINEサポートに相談する

再インストールやiOS更新でも直らない場合、システム側の通信制御やアカウント認証に問題がある可能性があります。専門サポートへの問い合わせが確実です。

  • Appleサポート:App StoreやApple ID関連の問題を診断
  • LINEサポート:アプリ側の不具合・引き継ぎ・認証問題を確認

問い合わせの際は、以下の情報をまとめておくとスムーズです。

  • 利用中のiPhone機種名とiOSバージョン
  • LINEアプリのバージョン
  • 表示されたエラーメッセージや症状の内容
  • これまで試した対処法

ここまでやっても改善しない場合は、アプリかOSの内部に原因があるケースが多いです。焦らずバックアップを取り、再インストールやOS更新を順に試すのが確実ですよ。サポートに相談するときも、試した手順を伝えると対応が早くなります。