LINE(ライン)使えなくなる原因と対策完全ガイド!対応OS・機種・設定不具合を一気に解決



目次

LINEが使えなくなる主な原因を一覧で整理

LINEが突然使えなくなる背景には、複数の要因が重なって発生するケースが多いです。特にOS要件の変化やアプリの更新停止は、意識していないと気づきにくく、ある日突然トラブルが表面化します。ここでは、実際に問い合わせが多い原因を体系的に整理し、どこから確認すべきか分かりやすくまとめます。

対応OSがサポート外になっている

LINEは定期的に対応OSの基準を引き上げており、古いiOSやAndroidバージョンのまま利用していると、アプリが起動しない・更新できないといった状況に直結します。特に古い機種はOS更新ができない場合があり、そのままでは要件を満たせません。

スマホ本体が最新OSに対応しているかどうかは、アプリの更新可否よりも重要です。OS到達上限が近い端末(iPhone SE第1世代やAndroidの旧モデル)では、突然制限がかかることがあります。

LINEアプリが旧バージョンのまま

アプリを長期間更新していないと、サーバー仕様に合わなくなり、
・起動しない
・ログインできない
・通知が来ない
などの症状が一気に表面化します。

更新ができない場合は、ストレージ不足やOSの未対応が原因であることが多いため、アプリだけでなく端末側も併せて確認する必要があります。

端末のOSアップデートが提供終了している

スマホ本体のサポートが終了すると、OS更新ができず、結果的にLINEの対応要件を満たせなくなります。特に以下のような状況に当てはまる場合は要注意です。

  • 何度試してもOS更新が表示されない
  • セキュリティ更新が長期間止まっている
  • 端末メーカーの独自仕様が原因でアップデートが終了している

この状態では、LINEの新バージョンに追いつけず、利用制限や起動不良が起こりやすくなります。

ストレージ不足で更新ができない

端末の空き容量が不足すると、LINEの更新や動作に影響が出ます。容量がギリギリの状態では、更新だけでなくメッセージ保存や画像読み込みも不安定になります。

よくある影響

  • アップデートが途中で止まる
  • トーク保存に失敗する
  • 起動直後に強制終了する

少なくとも2〜3GBほどの空き容量を確保しておくと安定しやすくなります。

通信トラブルによる送受信の停止

通信が不安定な状態では、LINEのメッセージ送信や読み込みができなくなることがあります。通信切り替えやVPN利用、ルーター不調などが原因になるケースが多いです。

ありがちな状況

  • Wi-Fiはつながっているが実際は通信できていない
  • データセーバー・省データモードがONのまま
  • VPNやプロファイルが通信を妨げている

通信トラブルは見落としやすいですが、安定回線に切り替えるだけで改善することも多いです。

認証番号が受け取れずログインできない

ログイン時に必要なSMS認証番号が受信できないと、LINEに入れない状態になります。通信状態やキャリア設定、SMS受信制限などが影響することがあります。

特に機種変更直後や回線切り替え時は、認証に必要なSMSが届かず「使えなくなった」と感じるケースがよく見られます。

同意画面や権限設定の未承認

最近のLINEは重要項目についてアプリ内での同意を求めることがあり、拒否したまま放置していると機能制限が発生します。

また、通知権限・連絡先権限・ストレージ権限などの基本設定がオフになっていると、
・通知が来ない
・友だち追加ができない
・写真送信ができない
など一部機能が利用できなくなり、結果として「使えない」と感じる原因につながります。

今回の内容をまとめると、LINEが使えなくなる背景にはOSのサポート外、アプリ更新の不足、通信設定の不具合など複数の要因が絡んでいることが多いです。チェックする順番を理解しておくと、原因の切り分けがぐっと早くなります。焦らず一つずつ確認していきましょうね

使えなくなる前に確認すべき対応OSと推奨バージョン

LINEが突然使えなくなる多くのケースは、OSのサポート対象外になったり、推奨バージョンに達していないことが原因です。OSの要件はアプリよりも強く影響し、数か月単位で変わるため、定期的な確認が欠かせません。特に古いiPhoneやAndroidはアップデート提供が早期に終了することがあり、本人が意識しないうちに「対応外」になっているケースが目立ちます。

ここでは、iPhone・Androidそれぞれで押さえるべき対応OSと、サポート終了が近づくサイン、そして推奨バージョンとの照合方法を整理します。

iPhoneで確認すべきiOSの対応範囲

iPhoneのLINE対応は「最新のiOSに到達できるか」が基準になります。OS更新の提供が止まった機種は、LINEの新しい要件に追いつけず、徐々に機能不具合が増えます。

代表的な確認ポイントは次のとおりです。

  • 設定 → 一般 → 情報 で「iOSバージョン」を確認する
  • LINEが要求する対応iOSに到達できるかを照合する
  • iPhone SE(第1世代)・iPhone 6s/7 などは早期に要件を満たせなくなる傾向がある
  • 最新iOSに更新できない状態が数回続く場合、利用停止のリスクが高まる

古いiOSのままLINEを利用すると、ログインが不安定、通知が届かない、アップデート要求に応じられないなどの症状が発生しやすくなります。使えなくなる前に「最新iOSに上げられるか」を最優先で確認してください。

Androidで確認すべきAndroidバージョン

Androidはメーカーごとに更新提供が異なるため、LINEの対応OSを満たせるかを個別に判断する必要があります。

押さえておくべきポイントは以下です。

  • 設定 → 端末情報 → ソフトウェア情報 で「Androidバージョン」を確認する
  • LINEの対応バージョン(例:Android 8.0以上など)に達しているか照合する
  • arrows、basio、らくらくスマホなどはOS提供が早期に停止するモデルが多い
  • セキュリティ更新が止まっている機種は、LINEアップデートが失敗しやすい

AndroidはOS更新とメーカーの独自仕様が絡むため、公式バージョン要件を満たしても、実際には動作が不安定になるケースがあります。ストレージ不足や古いカスタムUIも不具合につながるため、OSと合わせて端末状態も確認が必要です。

古い機種がサポート外になるタイミング

機種がサポート外になるサインを早期に把握できれば、突然使えなくなる事態を避けられます。

よくある兆候は次のとおりです。

  • OS更新が「お使いの端末では利用できません」と表示される
  • App Store/Google PlayでLINEの「更新」ボタンが消える
  • LINEの更新通知が来なくなる
  • アプリ起動後に「このバージョンでは利用できません」と警告が出る
  • バックアップ・通知・トーク送受信などの基本機能に遅延が増える

これらが複数発生した場合、端末自体が要件に届かなくなっている可能性が高く、機種変更の検討が必要です。

OS更新できない端末で起きるトラブル例

OSが更新できない状態でLINEを使い続けると、次のような不具合が起こりやすくなります。

  • LINEアプリが起動しない、開いてもすぐ落ちる
  • 認証番号の受信が進まずログインできない
  • トークの読み込みが遅い、通知が届かない
  • アップデートに失敗し「更新してください」のループになる
  • 端末再起動後にログイン画面に戻される

これらはOSの互換性不足が原因のことが多いため、アプリを何度再インストールしても改善しません。OSの対応状況を確認することが最重要です。

サポート終了の兆候を見極めるポイント

使えなくなる前の段階で、次のポイントを確認すると判断がしやすくなります。

  • 端末の「ソフトウェアアップデート」で更新が数か月以上来ていない
  • LINEの推奨バージョンに対してOSの上限が明らかに低い
  • 容量を十分に空けてもアプリの更新が失敗する
  • セキュリティ関連の通知や同意画面が頻繁に表示される
  • 公式ヘルプの対応OSに自分のOSが載っていない

これらのサインが揃っている場合、端末がLINEのサポート外に近づいている可能性があります。早めのバックアップと移行準備がおすすめです。

OS要件を満たしているかは、LINEが使えなくなるリスクを避けるための第一のチェックポイントです。特に古いiPhoneやAndroidは、更新が止まった瞬間から不具合が増えるので、早めに確認して安全に使い続けてくださいね。

iPhoneでLINEが使えなくなる時のチェックポイント

iPhoneで「LINEが開かない」「アップデートできない」「送信できない」などのトラブルが起きる場合、原因はOS・ストレージ・通信・設定のどれかに集中しています。ここでは、症状別に“iPhone特有の落とし穴”を確実に潰せるチェックポイントをまとめました。前段と重複しないよう、設定まわりの深い部分や、競合が触れていない「支払い設定」「VPN干渉」「省データ関連」なども丁寧に整理しています。

iOSバージョンと機種の到達上限を確認する

iPhoneは機種ごとに更新可能なiOSが異なるため、対応OSの下限を満たせないと最新LINEが利用できなくなります。まずは「設定 → 一般 → 情報」で機種名とiOSバージョンを確認し、LINEが要求するバージョンに届いているかを照合します。

サポート外になりやすいのは次のケースです。

  • iPhone SE(第1世代):更新上限が低いため、最新版LINEに届かないことがある
  • iPhone 7・iPhone 6sシリーズ:iOS更新が止まり、アプリが起動しない例が多い
  • 長期間アップデートを行っていない端末:セキュリティ要件不足で認証エラーが出やすい

iOSが最新まで上げられる機種であれば、まずアップデートを適用すると改善します。

App StoreでLINEが更新できるかを確かめる

App StoreでLINEの更新が止まっていると、通知遅延・読み込み停止・ログイン不可などが起きます。以下の点も併せて確認してください。

  • 支払い設定のエラー
    無料アプリでも、支払い方法が“期限切れ”になっていると更新がブロックされる場合があります。
  • App Storeがログアウト状態
    設定→ Apple ID → メディアと購入 でログイン状態を確認します。
  • モバイルデータ通信の制限
    「設定 → モバイル通信 → App Store」がオフだと更新できません。

更新画面で「読み込み中のまま進まない」場合は、通信設定またはストレージ不足を疑います。

ストレージ不足が起きていないかを確認する

iPhoneは空き容量が不足すると、LINEの更新や起動が極端に不安定になります。空き容量は最低でも2〜3GB確保しておくと安全です。

整理する際の優先順位は次のとおりです。

  • 写真・動画の一時的なバックアップ→削除
  • 使用していないアプリのオフロード
  • LINEのキャッシュ削除(アプリ内「データ管理」)

ストレージ不足はLINEの再インストールやトーク復元にも影響するため、真っ先に見直す必要があります。

通信設定と省データ設定を見直す

通信設定が制限されていると、LINEが「読み込み中のまま」「送信できない」「通知が来ない」などの状態になります。Wi-Fi・モバイル通信の両方を確認して、以下を点検してください。

通信まわりのチェック項目

  • 「機内モード」がONになっていないか
  • 「設定 → モバイル通信 → LINE」がオフになっていないか
  • 通信節約モード(省データモード)が有効になっていないか
  • Wi-Fi接続時にDNS・VPNを利用していないか

VPNや独自DNSが干渉し、LINEがサーバーに接続できなくなる例はとても多いです。VPNを使っている人はまずオフにして動作を確認します。

LINE内部の設定が制限されていないか確認する

iPhone側の設定だけでなく、LINEアプリ内部の設定が原因になるケースもあります。

LINEアプリ内で確認する項目

  • 通知の許可(設定 → 通知 → LINE でオンに)
  • バックグラウンド更新の許可(設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新)
  • 同意が必要な画面を未承認のままにしていないか
    利用規約やプライバシーポリシー未同意のままだと、送信・通話・一部機能が制限されます。

これらが制限されていると、トーク送受信の遅延や通知停止が発生します。

再インストールの前に必ずバックアップ状況を確認する

iPhoneでLINEが使えなくなる際、よくある失敗が「バックアップ前にアプリを削除してしまう」ことです。

再インストールを行う場合は、次の3点が必須です。

  • iCloudでトーク履歴をバックアップ
  • 電話番号・メールアドレス・パスワードを確認
  • SMS認証を受け取れる状態を確保

これらが揃っていれば、再インストール後に安全に復元できます。

問題が起きたときは、落ち着いて一つずつ確認するのが一番の近道です。iPhoneは設定まわりの影響が大きいので、OS・ストレージ・通信の三つを整えるだけでも、多くのLINEトラブルは解消しますよ

AndroidでLINEが使えなくなる時のチェックポイント

Androidで急にLINEが使えなくなった時は、「アプリだけの問題なのか」「端末やOSの問題なのか」を切り分けて確認していくことが大切です。ここでは、Android特有のポイントを押さえながら、上から順番にチェックしていけば原因にたどり着きやすい流れで解説します。

1. 設定の「端末情報」でOSバージョンと更新状況を確認する

まずは、今使っているAndroidのバージョンが、LINEの動作環境を満たしているかを確認します。ここがサポート外だと、どんなにアプリ側をいじっても安定して使えません。

一般的な確認手順の例は次の通りです。

  • 設定アプリを開く
  • 「端末情報」または「デバイス情報」をタップ
  • 「ソフトウェア情報」や「Androidバージョン」を開いてバージョン番号を確認

続けて、同じ画面付近にある「ソフトウェアアップデート」「システムアップデート」などから、最新の更新が適用されているかも確認します。

  • 「更新があります」「再起動してインストール」などの表示があれば、Wi-Fi接続時に更新しておく
  • 更新項目がまったく出てこない古い機種は、今後LINEが不安定になりやすいサイン

ここでOSを更新してもAndroidのバージョンが大きく古いまま(かなり前の世代)であれば、その端末は今後LINEのサポート対象外になる可能性が高く、機種変更を視野に入れる必要があります。

2. Google PlayからLINEアプリの状態を確認する

OSの次は、LINEアプリ自体が最新かどうかをチェックします。サポートが終わった古いバージョンのままだと、「起動しない」「ログインできない」「エラー表示が出る」といった不具合が出やすくなります。

  1. Google Playストアを開く
  2. 検索欄に「LINE」と入力して公式アプリのページを開く
  3. 「更新」と表示されていればタップして最新にする(「開く」のみなら最新版に近い状態)

更新がうまくいかない場合は、Playストア側のキャッシュ不良や一時的な不具合の可能性があります。次の順番で試してみてください。

  • 設定 → アプリ → 「Google Play ストア」を開き、「キャッシュを削除」を実行
  • 同様に「LINE」のアプリ情報画面でも「キャッシュを削除」を実行
  • 端末を再起動してから、もう一度PlayストアでLINEを更新

それでも「インストールできません」「更新に失敗しました」といったメッセージが続く場合は、ストレージ不足か、OSがサポート要件を満たしていない可能性が高くなります。

3. ストレージ容量とメモリの圧迫状況を確認する

Android端末の空き容量が少ないと、LINEのアップデートや一時ファイルの保存ができず、結果的に「使えない」状態につながります。OS更新にも十分な空きが必要です。

  • 設定 → 「ストレージ」や「デバイスケア」などを開き、空き容量を確認
  • できれば数GB以上の空きを確保しておくと、LINEやOSの更新が安定しやすくなります

空き容量を増やすときは、いきなりLINEを削除するのではなく、次のような順番で整理する方が安全です。

  • 不要な写真・動画・ダウンロードファイルを削除
  • ほとんど使っていないアプリをアンインストール
  • LINEの「キャッシュ」のみ削除して様子を見る(アプリデータやトーク履歴の削除は慎重に)

メモリが慢性的に逼迫している端末では、バックグラウンドでLINEが落ちやすくなり、「通知が来ない」「トーク画面に戻るとアプリが再起動する」などの症状が出やすくなります。不要なアプリを終了させたり、自動起動アプリを減らすことも効果的です。

4. Googleアカウントと「Google Play開発者サービス」の状態を確認する

Androidでは、LINEの動作にGoogle関係のサービスも関わっています。Googleアカウントの同期エラーや「Google Play開発者サービス」が古いままだと、ログインや通知でトラブルが出ることがあります。

次のポイントを確認してみてください。

  • 設定 → 「アカウント」 → 「Google」から、使用中のGoogleアカウントを開き、「今すぐ同期」などを実行してエラーが出ないかチェック
  • Playストアで「Google Play開発者サービス」を検索し、更新ボタンがあれば最新にする
  • アカウント周りのエラー表示が続く場合は、モバイルデータ通信がオフになっていないか、機内モードになっていないかも併せて確認

Googleアカウントに大きな問題がある状態でLINEを再インストールすると、認証や通知が不安定なままになることがあるため、先にGoogle側のエラーを解消してからLINEの対処に進むのが安全です。

5. arrows・BASIO・らくらくスマホなどメーカー独自仕様の注意点

arrows、BASIO、らくらくスマホなど、キャリアやメーカーの独自仕様が強い機種は、通常のAndroidよりも早めにOSアップデートが打ち切られたり、省電力機能が過剰に効いていたりします。その結果として「LINEが使えない」「通知が来ない」という状態になりやすいです。

代表的なチェックポイントは次の通りです。

  • メーカー独自の「電池長持ち」「省電力」「最適化」アプリが、LINEのバックグラウンド通信を制限していないか
  • 「アプリの自動起動」「バックグラウンドでの実行」がLINEで許可されているか
  • キャリアやメーカーが提供するアップデートアプリを開き、OS更新が止まっていないか

高齢者向けスマホやシンプルスマホでは、「勝手に通信するアプリを止める」設定がデフォルトで強くなっているケースも多いため、家族がサポートする場合は、設定画面を一緒に見ながら「LINEだけは制限しない」ようにしてあげるとトラブルが減ります。

6. 再インストールに進む前に必ずやるべきこと

「アプリが開かないから、一度削除して入れ直そう」と考える方は多いですが、AndroidでLINEを削除する前には、必ずバックアップとアカウント情報の確認を済ませてください。ここを飛ばすと、トーク履歴が完全に消えてしまうことがあります。

最低限確認したいのは次の内容です。

  • LINEアプリの設定画面から「トークのバックアップ」を実行し、Googleドライブへのバックアップを完了させる
  • 電話番号・メールアドレス・パスワード、連携しているGoogleアカウントなど、ログインに必要な情報を控えておく
  • 二段階認証用のSMSが今の端末で受け取れる状態か確認する(圏外・SMS拒否などになっていないか)

ここまで終わってから、再インストールに進むと、万が一トラブルが起きても復元しやすくなります。「アプリが起動しないから先に削除してしまった」という流れは、もっとも危険なパターンなので避けた方が安心です。

7. どうしても直らない場合は「サポート対象外」かどうかを疑う

OSを更新しても古いまま、LINEアプリも更新できない、ストレージやGoogleサービスの問題もなさそう……という場合は、端末そのものが、LINEの動作環境から外れつつある可能性があります。

その場合は次のように考えると整理しやすいです。

  • OSのバージョンが、公式が案内している「対応バージョン」より明らかに低いままで上げられない
  • メーカーのサポート情報で「OSアップデート終了」が案内されている
  • 他のアプリでも「このバージョンではご利用になれません」といったエラーが増えている

このような状態になっている端末は、今後LINE以外のアプリでもトラブルが増えやすくなります。どうしてもLINEを安定して使いたい場合は、「バックアップを取ってから、対応OSの新しい機種へ移行する」という選択肢を検討した方が結果的にストレスが少ないケースも多いです。

AndroidでLINEが使えなくなるときは、やみくもに再インストールする前に、OSバージョン・LINEアプリの更新状況・ストレージ容量・Googleサービス・メーカー独自の省電力設定の順番で落ち着いて確認していくことが大事ですね。この流れでチェックすると「設定を直せば解決するのか」「そもそも端末が古くて限界なのか」が自然と見えてきます。トーク履歴を守るためには、必ずバックアップとログイン情報の確認を先に済ませてから作業することも忘れないようにしましょう。

アプリが開かない・真っ白で進まない時の対策

LINEを開いてもロゴ画面から動かない、真っ白のまま固まる、読み込みが終わらない場合は、アプリのキャッシュ破損・OSとLINEのバージョン不整合・ストレージ不足・認証の不一致などが重なって発生します。ここでは、症状ごとに確実性の高い対処を整理し、再インストールが必要な場合もデータを失わない手順で解説します。

端末のメモリと一時エラーの解消

最初に試すべきなのは、端末の再起動です。アプリが立ち上がらない場合、LINE側ではなく端末のメモリ断片化や一時エラーが原因で処理が進まないケースが多いためです。

再起動後は、通知・バックグラウンドの制限が自動で戻っていないかも確認してください。特に省電力モードが有効になっている端末では、アプリの起動直後に強制停止がかかることがあります。

キャッシュ破損の可能性を切り分ける

アプリが真っ白になる典型原因がキャッシュの破損です。データ本体ではなく一時ファイルが壊れることで、読み込みが途中で止まります。

Androidの場合は、
設定 → アプリ → LINE → ストレージ →「キャッシュを削除」
でデータは消さずにキャッシュのみを消去できます。

iPhoneはキャッシュ単体での削除機能がないため、再インストールの前準備としてバックアップが必須です。

ストレージ不足が原因の起動不良に対処

端末の空き容量が1GB以下になると、アプリが正常に読み込めなくなります。LINEはトークの読み込み時に一時的な作業領域を必要とするため、空きが少ないとロゴから進まないことがあります。

不要な写真や動画の整理、アプリの削除で2〜3GB以上の空きを確保すると改善しやすくなります。

OSとLINEバージョンの整合を確認

古いOSのまま機能更新が行われた後は、アプリが起動しないケースが増えます。対応OSを満たしていても、バージョンが極端に古いまま放置していると、起動時にエラーが出やすくなるため注意が必要です。

iPhoneは「設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート」、
Androidは「設定 → システム → システムアップデート」
で更新可否を確認し、アップデート後にLINEを最新化してください。

アプリ再インストールが必要な場合の安全な手順

再インストールは確実な対処法ですが、準備不足だとアカウントが復元できないケースがあります。以下の4点を必ず確認してください。

  • 電話番号・メールアドレス・パスワードが正しく登録されている
  • トーク履歴の最新バックアップがある
  • 端末のストレージに十分な空きがある
  • SMS認証の受信ができる状態である

iPhoneは「設定 → トークのバックアップ」、
AndroidはGoogleドライブへのバックアップを実行し、完了画面を確認してから再インストールに進みます。

再インストール後は、
ログイン → 認証番号の入力 → トーク履歴の復元
の順で進めれば安全に再開できます。

認証情報の不一致による起動不可の対処

起動はするが読み込み中で止まる場合、電話番号の変更や古い認証情報が原因になっていることもあります。

番号変更後に旧端末で認証できない状態だと、アプリ起動直後に読み込みが止まるため、新しい番号でのログインが必要になります。

アプリ自体ではなく他機能の干渉を疑うケース

VPN・広告ブロック系アプリ・DNS変更ツールが干渉して表示が止まるケースがあります。特にVPNは起動後に通信を遮断する場合があり、真っ白画面のまま進まなくなることがあります。

一時的にオフにして動作が改善するか確認してください。

アプリが真っ白になる時は、端末の再起動→キャッシュ削除→空き容量の確保→OSとLINEの最新化→再インストールの順で進めるのが安全です。準備を整えずにアプリを削除するとデータ復元が難しくなるので、バックアップと認証情報の確認を忘れないようにしてくださいね。

通信が原因でLINEが使えなくなる時の対処

LINEが突然送れない、読み込めない、通話が切れるといった症状は、アプリやOSよりも「通信状態」が原因であるケースが非常に多いです。特にWi-Fiとモバイル通信の切り替わり、家庭用ルーターの不調、省電力設定やVPNの干渉は見落とされがちで、原因を特定しにくいポイントです。

ここでは、手元で短時間に試せて、効果が高い通信対策を優先度順で整理します。どれも1〜3分で確認できる内容なので、上から順に試すと復旧の見通しが立ちやすくなります。

Wi-Fiとモバイル通信を切り替えて通信状態を比較する

まずは、通信が原因かどうかを切り分けるために、Wi-Fiとモバイル通信の両方で動作を確かめます。

  • Wi-Fiで送れない → モバイル通信では送れるか
  • モバイル通信で遅い → Wi-Fiに切り替えると改善するか

どちらか片方で正常に動くなら、問題は回線やルーター側にあります。どちらも不安定であれば、端末側の設定や通信障害の可能性が濃厚になります。

ルーターの電源を入れ直して通信を安定させる

Wi-Fi利用時のLINEトラブルの多くが、ルーターの一時的な不調で起きます。手動で再起動すると、大半の通信エラーは改善します。

  1. ルーターの電源プラグを抜く
  2. 30秒待つ
  3. 再び電源を入れる
  4. 再接続後にLINEの送受信を確認する

動画が読めない、画像が送れない、読み込みが進まないといった症状は、帯域混雑によって発生することが多く、再起動で解消されやすいです。

機内モードをオン→オフで電波をリセットする

端末のラジオ(電波モジュール)は、長時間使い続けると不安定になることがあります。

  • 機内モードを「オン」にする
  • 5秒待つ
  • 「オフ」に戻す

これにより、4G/5Gの接続が再確立され、送信だけ失敗する、読み込みが遅いといった症状が改善しやすくなります。

省データモード・データセーバー・省電力モードを解除する

省データ系の設定は、バックグラウンド通信や画像・動画の読み込みを強く制限するため、LINEの動作に影響しやすい部分です。

  • 自動再読み込みが行われずトークが更新されない
  • 通知のみ届き、実際の内容が読み込まれない
  • 通話が途切れ途切れになる

などの症状が出る場合は、次の設定を確認します。

iPhoneの見直しポイント

  • 設定 → モバイル通信 → 省データモードをオフ
  • 設定 → バッテリー → 低電力モードをオフ

Androidの見直しポイント

  • 設定 → ネットワークとインターネット → データセーバーをオフ
  • 設定 → バッテリー → 電池最適化でLINEを制限しない

制限がかかると、LINEが正常に通信できず、結果的に「使えなくなった」ように見えます。

VPN・DNS変更アプリ・プロファイルの干渉を確認する

VPNやDNSを変更するアプリは、LINEの通信ルートと相性が合わない場合があります。

特に、

  • VPN有効時だけ送信できない
  • Wi-Fiでは読めるのにモバイル通信では送れない
  • 特定地域で動画だけ読み込まない

といった現象は、VPN経由の通信制限やDNSの遅延が原因であることが多いです。

対処は一時的にオフにするだけです。

  • VPNアプリを終了
  • 特殊DNS(AdGuard、1.1.1.1など)をオフ
  • プロファイル(iPhone)で不要な通信設定が入っていないか確認

設定を戻せばすぐに通信が安定することが多く、安全性も問題ありません。

バックグラウンド通信を許可してLINEが通信できる環境を確保する

バックグラウンド通信が制限されていると、トークの取得や通知の受信ができず、本来の動作タイミングがずれてしまいます。

iPhone

  • 設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 → LINEをオン

Android

  • 設定 → アプリ → LINE → データ使用量 → バックグラウンドデータを許可

送信ボタンを押しても反応しない、通知が来ないのにアプリを開くと溜まっている、という状況は、この設定変更で解決しやすいです。

通信障害や回線混雑を判断するポイント

通信事業者や地域のネットワーク障害が起きている場合は、端末の設定では改善しません。

判断の目安は次の通りです。

  • ウェブページ全般が遅い・開かない
  • 他のアプリ(YouTube、Instagram)も止まる
  • 同じWi-Fiにつないでいる家族も遅い

こうした状況であれば、回線側の障害が疑われます。数十分〜数時間で復旧することが多いので、焦って再インストールする必要はありません。

最終判断:通信が原因かを切り分けるための基準

通信トラブルかどうかは、以下のポイントで判断できます。

  • Wi-Fi⇔モバイル通信の切り替えで動作が変わる
  • ルーター再起動で改善する
  • 省データ系設定やVPNをオフにすることで改善する

いずれか一つでも改善するなら、通信が原因です。アプリ削除やOS更新に踏み出す前に、必ずここまでの手順を消化してください。

通信トラブルは、設定一つでLINEの動作が大きく変わります。Wi-Fiとモバイル通信の切り替え、ルーター再起動、機内モードのオンオフだけでも改善するケースは非常に多いんです。省データモードやVPNのように“気づかない制限”が原因になることもありますので、一度落ち着いて順番に確認してみてくださいね。

機種変更が必要なケースと安全な移行手順

LINEが「起動しない」「更新できない」「突然ログインできなくなった」など、根本原因が端末側にある場合は、機種変更が必要になります。特にOSの更新が止まり、LINEアプリの要件を満たせない端末は、設定や再インストールだけでは改善しません。ここでは、機種変更が必要となる具体的なケースと、移行時にトラブルを起こさないための安全な手順をまとめます。

機種変更が必要になる代表的なケース

以下の状況が1つでも当てはまる場合、現端末では今後も安定してLINEを使い続けることが難しくなります。

  • OS要件を満たせない
  • iOS/Androidの更新が提供されず、LINEの対応OSに達しない
  • 更新画面が「最新版です」と表示されるのにLINE更新だけ失敗する状態が続く
  • アプリの更新が恒常的にできない
  • App Store/Google Playでアップデートボタンが消える
  • インストールエラーが毎回発生し、ストレージ確保や再起動でも改善しない
  • ストレージが深刻に不足し、改善しても継続利用が困難
  • 空き容量を増やしてもすぐに0〜1GBに戻ってしまい、アプリ更新が失敗する
  • メーカー側のサポート終了
  • arrows、basio、らくらくスマホなどでOS更新打ち切りが早期に行われたモデル
  • セキュリティ更新も停止し、アプリが正常動作しない状態に近づいている
  • 突然のログイン不可/認証不可が繰り返される
  • 電話番号認証が通らない
  • 二段階認証の表示が出ず、アカウントの引き継ぎ操作が進まない

こうした端末では、LINEの仕様更新に追いつけなくなり、アプリ側との互換性が徐々に失われていきます。

機種変更前に必ずやるべき“安全確保の3ステップ”

誤った順序で進めると、トーク履歴やアカウントが復元できなくなることがあります。ここでは、LINEがギリギリ動く状態でも必ず行える安全策を整理します。

1. アカウント情報の確認と整理

機種変更で最も重要なのは「本人確認情報を最新にしておくこと」です。

  • 電話番号が現在の契約と一致しているか
  • メールアドレスが登録済みか(ログイン手段の確保)
  • パスワードが未設定の場合は必ず設定
  • Two-Step認証(2段階認証)をオンにしておく

電話番号が変更されていたり、パスワードが不明のままだと復元が中断されるケースがあります。

2. トーク履歴バックアップの実行

OSごとに保存先が異なります。可能な限り最新バックアップを作成してください。

  • iPhone:iCloudへトーク履歴を保存
    Wi-Fi接続で「設定 → トーク → トークのバックアップ」から実行
  • Android:Googleドライブへバックアップ
    Googleアカウントと保存先を確認してからバックアップ

バックアップ中にアプリを閉じると失敗の原因になるため、完了表示を必ず確認します。

3. 端末全体のバックアップ(可能であれば実施)

LINE以外のデータもまとめて保護できます。

  • iPhone:iCloudバックアップまたはPCで暗号化バックアップ
  • Android:Googleアカウント同期+メーカー独自のバックアップツール

端末の調子が悪い場合は、念のため2種類以上のバックアップを確保しておくと安心です。

新しい端末での復元と初期設定のポイント

機種変更後の復元は次の流れで行うとスムーズです。

  1. 新しい端末を最新OSにアップデート
  2. LINEをApp Store/Google Playからインストール
  3. 電話番号→パスワード→認証番号の順にログイン
  4. トーク履歴復元を実行
  5. 通知・通話設定をオンにして動作確認

復元の途中でアプリを閉じるとエラーが出やすいため、完了まで触れずに置いておくと成功率が上がります。

移行時に起きやすいトラブルと回避策

  • SMSが届かない
    ⇒ モバイル通信に切り替える・圏外回避・迷惑SMSフォルダ確認
  • バックアップが見つからない
    ⇒ 保存先アカウントの誤りが多いため、iCloud/Googleアカウントを再確認
  • 旧端末でログアウトしてしまった
    ⇒ バックアップがあれば復元可能。無い場合はトーク履歴は戻らない
  • アプリが復元途中で停止する
    ⇒ Wi-Fi切断が原因のことが多いので、安定回線で再実施

LINE移行の多くの失敗は「アカウント情報の不一致」か「バックアップの未実行」に集中しています。必ず事前確認を徹底してください。

機種変更が必要かどうかは、OS更新の可否が最も大きな判断材料になります。移行作業は慎重に進めれば失敗は避けられますので、今日できる確認から一つずつ進めてみてくださいね。

誤情報に惑わされず「本当に使えなくなるか」を判定する方法

「〇月からLINEが使えなくなるらしい」「この機種は全部アウト」といった噂を見ても、そのまま信じる必要はありません。

大事なのは、次の3つを落ち着いて確認することです。

  1. 公式が出している「対応条件」
  2. 自分の端末とLINEアプリの状態
  3. 起きている症状が「サポート外」なのか「一時的な不具合」なのか

この3つを順番に見ていくと、「本当に使えなくなるのか」「正しく対処すればまだ使えるのか」を自分で判断しやすくなります。

1.まずは“公式が言っている条件”を押さえる

最初にチェックすべきなのは、SNSの投稿やまとめ記事ではなく、LINE公式ヘルプのお知らせです。

現時点では、スマホ版LINEについて「このOS以上なら使える」「このアプリバージョン以下はサポート終了」というように、きちんと条件が公開されています。

ポイントになるのは次のような内容です。

  • 「どのOSバージョン以上なら動作環境を満たすか」
  • 「どのLINEアプリのバージョンがサポート終了になったか」
  • 「OSやLINEアプリをアップデートすれば引き続き利用できるかどうか」

ここで書かれている「OSの最低バージョン」と「アプリのサポート終了ライン」が、
本当に使えなくなるかどうかを判定するための“物差し”になります。

2.噂を「自分の端末の条件」に置き換えてチェックする

次にやることは、公式の条件と自分の端末を照らし合わせることです。

ここをサボると、「自分は条件に当てはまっていないのに、噂だけで不安になる」という状態になりやすくなります。

必ず確認したいのはこの3つです。

  • 端末のOSバージョン(iOS/Androidの数字)
  • LINEアプリのバージョン
  • OSやLINEアプリを最新までアップデートできる端末かどうか

考え方はシンプルです。

  • OSが“公式の要求バージョンまで上げられる” + “LINEアプリも最新版にできる”
    → 条件さえ満たせば、基本的には今後も使い続けられる可能性が高いです。
  • OSが古くて“どうしても公式が求めるバージョンまで上げられない”
    → この場合は、噂ではなく「仕様として本当に使えなくなる」候補に入ってきます。

OSやアプリのバージョン確認は、設定アプリの「情報」「端末情報」などから数字を確認するだけでOKです。

数字が分かれば、「自分はセーフなのか、そもそも条件に届いていないのか」がはっきりします。

3.よくある誤解パターンを知っておく

誤情報に振り回されないためには、「ありがちな誤解」をあらかじめ知っておくことも大切です。

例えば、次のような言い回しには注意が必要です。

  • 「○月からすべてのiPhone/AndroidでLINEが使えなくなる」
    → 実際は「古いOSや古い端末の一部」が対象なのに、条件が省略されていることが多いです。
  • 「アップデートすると必ずトークが消えるから絶対に更新するな」
    → 正しくバックアップを取っていれば、“必ず消える”わけではありません。
  • 「スマホがダメでもPC版ならずっと使えるから大丈夫」
    → PC版は、初回や再ログイン時にスマホ側での認証が必要なため、状況によっては頼れない場合もあります。

極端な表現(全部・必ず・絶対)は、条件の説明が抜け落ちているサインだと思ってください。

必ず「どのOS・どの機種・どのバージョンの話なのか」を自分の環境に当てはめて考えるのがコツです。

4.「サポート終了」と「その日から全く使えなくなる」は別物と理解する

記事やヘルプで「このバージョンのサポート終了」と書かれていると、
「その日を境にアプリが一切動かなくなる」とイメージしてしまいがちです。

実際には、次のように分けて考えると整理しやすくなります。

  • サポート終了
  • それ以上アップデートが配信されない状態
  • 当面は動くこともあるが、新機能やセキュリティ修正が届かない
  • 放置すると、少しずつ不具合やエラーが増えやすくなる
  • 利用不可
  • そもそもアプリが起動しない・ログインできない状態
  • OSが対応バージョンに届かない端末では、新しいLINEアプリ自体が動作対象外になる

つまり、「サポート終了」がそのまま「今日から完全に使えない」という意味ではありません。

大事なのは、

  • OSを必要なバージョンまで上げられるか
  • 上げたうえでLINEを最新に更新できるか

この2点です。ここがクリアできれば、多くの場合は“今すぐ終了”ではなく、“今後のトラブルリスクが上がる”というイメージで考えるとよいです。

5.「不具合」か「サポート外」かを切り分けるためのチェック

今まさに「送れない」「開かない」というトラブルが起きているときも、それが本当にサポート外なのか、単なる一時的な不具合なのかを切り分けることが大切です。

目安として、次の項目を確認してみてください。

  • OSが、公式が求めるバージョン以上にアップデート可能か
  • LINEアプリをストアから最新まで更新できるか
  • 公式ヘルプで、自分のOSやバージョンが「利用不可」と明記されているか
  • 他のアプリやWebサイトは問題なく通信できているか
  • 利用規約や同意画面を途中でキャンセルしたままにしていないか

ここから判断できます。

  • OS・LINEとも条件を満たせるのに動かない
    → 通信・ストレージ不足・権限・一時的な不具合であることが多く、再起動・設定見直し・再インストールなどで改善する可能性があります。
  • OSが要件に届かず、そもそもアップデートが打ち切られている
    → この場合は本当に“利用対象外”になっている可能性が高いので、バックアップと機種変更の検討が必要になります。

6.情報の「日付」と「発信元」を必ず確認する

検索で出てきた記事やSNS投稿を見るときは、内容だけでなく、

  • いつ書かれたものか(年と月)
  • 誰が出している情報か(公式か、個人か)

も必ずチェックしてください。

LINEの対応OS条件は、一定のタイミングで見直されます。

古い年の記事は、現在の条件とズレていることがあります。

同じ「使えなくなる」という言葉でも、

  • 2023年当時の話なのか
  • 2025年時点の条件なのか

で意味が変わってしまうので、「年数の違う情報をそのまま信じていないか」を一度疑ってみるのがおすすめです。

7.PC版や別端末は“一時しのぎ”として考える

スマホ側が不安定なときに「PC版LINEなら大丈夫?」と考える人も多いですが、
PC版は「スマホで一度認証を通していること」が前提になっています。

  • すでにログイン済みのPC版は、スマホにトラブルがあっても一時的な避難先になる
  • ただし、再ログインや電話番号変更などが必要になったときは、スマホ側での承認が必須になる

このように、PC版や別のスマホ・タブレットはあくまで“補助”です。

根本的には、「対応OSを満たした端末+最新版LINE」という環境を用意することが、誤情報に惑わされない一番確実な対策になります。

「LINEが使えなくなる」という噂を見かけたら、まずは公式の条件と自分のOS・アプリのバージョンを照らし合わせて、本当に対象なのかを冷静にチェックしてみてくださいね。条件さえ満たせていれば、ほとんどのケースはアップデートや設定の見直しで解決できますし、どうしてもOSを上げられないと分かったときだけ、バックアップと機種変更の準備を進めれば十分です。「全部の人に当てはまる話なのか」「自分の端末にも当てはまるのか」を分けて考えるクセをつけると、誤情報に振り回されず、必要な対策だけを落ち着いて選べるようになりますよ