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目次
- ワイモバイルでWiFiを使う選択肢と特徴一覧
- ポケットWiFi(Pocket WiFi 5G A102ZT)
- 自宅専用WiFiの選択肢(ソフトバンク光・ソフトバンクエアー)
- スマホのテザリング
- WiFiの種類別・速度と安定性の傾向
- ワイモバイルのポケットWiFiでできることと制限
- 自宅WiFiを使うなら。ソフトバンク光とソフトバンクエアー比較
- ワイモバイルならではの割引。おうち割光セットの仕組み
- 外出先メインで使う人向け。ワイモバイルポケットWiFiの実力
- 他社ポケットWiFiとの料金比較。安さ重視ならどれを選ぶ?
- 失敗しないワイモバイルWiFiの選び方チェックリスト
- ワイモバイルWiFiがおすすめな人・おすすめしない人
ワイモバイルでWiFiを使う選択肢と特徴一覧
ワイモバイルでWiFiを使う方法は、大きく「ポケットWiFi」「自宅用WiFi(ソフトバンク光・ソフトバンクエアー)」「スマホのテザリング」という3つに分かれます。用途や料金、速度の優先度によって選ぶべきサービスが変わります。
それぞれの特徴を整理して、最適な選び方を分かりやすくまとめます。
ポケットWiFi(Pocket WiFi 5G A102ZT)
ワイモバイルが提供するモバイルルーターで、外出先でもWiFiを使いたい人に向いています。
特徴
ポケットサイズで持ち運びができ、最大30台まで同時接続に対応しています。5G対応エリアでは高速通信も期待できますが、基本は4G主体の利用になるケースが多いです。アドバンスオプション加入で4G無制限になりますが、3日で10GBの速度制限がある点は注意が必要です。
向いているケース
- 自宅以外のカフェ・職場・移動中でWiFiを使いたい人
- 引っ越しが多く固定回線が契約しにくい人
- ノートPC・タブレットなど複数端末をまとめて接続したい人
自宅専用WiFiの選択肢(ソフトバンク光・ソフトバンクエアー)
ワイモバイルと相性が良く、月額料金を下げやすいのが自宅専用WiFiです。
ソフトバンク光(光回線)
最大1Gbpsに対応した光回線で、速度と安定性が最も高いタイプです。動画視聴やオンラインゲーム、リモート会議など重い通信をする家庭に向いています。
メリット
- 高速で安定した通信
- IPv6高速ハイブリッドで混雑に強い
- おうち割光セットでワイモバイルのスマホ料金が下がる
注意点
- 開通工事が必要
- 建物によっては工事不可のケースもある
ソフトバンクエアー(置き型WiFi)
工事不要でコンセントを挿すだけで使える置き型WiFiです。引っ越しが多い人や賃貸で工事が難しい人に向いています。
メリット
- 工事不要で即日利用可能
- 無制限で使える
- おうち割光セットが適用できる
注意点
- 設置場所によって速度が変動しやすい
- 建物の電波状況に左右される
スマホのテザリング
新たにWiFiを契約せず、ワイモバイルのスマホからWiFiを飛ばす方法です。
メリット
- 追加料金なしで利用できる(プラン容量の範囲内)
- 外出先でもスマホ1台で完結
注意点
- スマホのデータ容量を大量に消費する
- 長時間の接続でスマホが熱くなりやすい
- PC作業やZoom会議を多用する人には向かない
WiFiの種類別・速度と安定性の傾向
用途別に見たとき、実際の快適度には明確な差があります。
相対的な通信性能のイメージ
- 最も速い・安定
- ソフトバンク光(光回線)
- そこそこ速く、工事不要で手軽
- ソフトバンクエアー(置き型WiFi)
- 外でも使えて柔軟だが安定性は劣る
- ポケットWiFi(A102ZT)
- 短時間利用向け・データ量に注意
- スマホのテザリング
用途によって「最安」も「最適」も変わるため、どの使い方を中心にするかを明確にして選ぶ必要があります。

WiFi選びは難しく見えますが、使う場所とデータ量を決めれば自然と最適な選択が見えてきますよ。迷ったら“どこで一番使うか”を基準に整理してみてください
ワイモバイルのポケットWiFiでできることと制限
ワイモバイルのポケットWiFiは、「スマホだけではギガが足りない」「外でもPCやタブレットをつなぎたい」という人向けのモバイルルーターです。
ただし、できることと同時に、しっかり把握しておきたい制限もあります。ここでは、Pocket WiFi 5G A102ZTを前提に、具体的な使い方のイメージと注意点を整理していきます。
Pocket WiFi 5G A102ZTで「できること」
5G対応で、動画視聴やビデオ会議は十分こなせる
A102ZTはワイモバイル初の5G対応ポケットWiFiで、スペック上は最大2Gbpsクラスの下り速度に対応しています。実際の速度はエリアや時間帯に左右されますが、以下のような利用は問題なくこなせる目安です。
- フルHDクラスの動画視聴(YouTubeやNetflixなど)
- ZoomやTeamsなどのビデオ会議
- SNSやWeb閲覧、クラウドサービスの利用
- OSアップデートやアプリのダウンロード(容量が大きいものは後述の制限に注意)
モバイル回線としては上位クラスの性能なので、「スマホのテザリングでは不安だけど、光回線を引くほどではない」という人の補助回線としては十分な実力があります。
最大30台まで同時接続できるため、家族や複数デバイスで共有できる
A102ZTは同時接続台数が最大30台です。実際に30台フルに接続すると速度は落ちやすいですが、現実的には次のような使い方なら余裕があります。
- 自分のスマホ+ノートPC+タブレット+ゲーム機
- 家族のスマホ数台とPC、テレビのストリーミング端末など
WiFiルーターのSSIDとパスワードを共有すれば、家族の端末もまとめて接続できます。
「一人暮らし〜少人数家族で、夜に数台が同時にネットを使う」程度なら、ポケットWiFiだけでこなせるケースもあります。
持ち運び前提なので、自宅と外出先を1台で兼用できる
据え置き型ではないので、以下のようなシーンでもポケットWiFi一台で対応できます。
- カフェやコワーキングスペースでのリモートワーク用回線
- 出張先やホテルでのPC用インターネット
- 友人宅や実家に行ったときの一時的なWiFi
- 外出先でのゲーム機やタブレットの接続
自宅専用ではなく「自宅+外出先」のハイブリッド運用ができるのが、ポケットWiFiならではの強みです。
実は重要な「制限」の仕組み
ワイモバイルのポケットWiFiは、よく「無制限」と表現されますが、条件付きです。その仕組みを理解しておかないと「思ったより使えなかった」と感じてしまいます。
基本は月7GB、アドバンスオプション加入で4Gのみ実質使い放題
ポケットWiFiの料金プランは「Pocket WiFi プラン2(ベーシック)」1本で、標準状態では月7GBまでが高速データ通信の上限です。
ここに月額の「アドバンスオプション」を追加すると、4G回線については月間上限なしで使えるようになります。
ポイントは次の2つです。
- アドバンスオプションを付けないと、月7GBで速度制限になる
- アドバンスオプションを付けても「4Gのみ」無制限で、5Gは月7GBのまま
5Gだからこそ高速ですが、たくさんデータを流したい場合は、あえて4G回線で使う意識も必要になります。
「3日で10GB」の速度制限がかかると体感が大きく変わる
アドバンスオプションで4G無制限になっても、短期的な使いすぎに対しては「3日で10GB」の制限が用意されています。直近3日間の合計通信量が約10GBを超えると、一定時間速度が落ちる仕組みです。
10GBのおおまかな目安としては、次のようなイメージになります。
- フルHD動画視聴:1時間あたり約1.5〜3GB程度
- ビデオ会議(画面共有あり):1時間あたり約1GB前後
- 大きめのゲームやアプリのダウンロード:1本で数GB
例えば、週末に4〜5時間連続で高画質動画を流しっぱなしにしたり、大容量のダウンロードをまとめて行うと、3日10GBをすぐに超えてしまう可能性があります。
速度制限中もテキスト中心のWeb閲覧やメールは何とか使えることが多いですが、動画視聴やオンラインゲームは厳しくなります。
5Gは月7GBまで。大きなダウンロードはタイミングと回線に注意
A102ZTは5G対応ですが、5G側のデータ量は月7GBを超えると速度制限です。
そのため、次のような使い方をすると、5Gの7GBをすぐに使い切ってしまいます。
- 自宅で常に5G接続のまま動画配信を見続ける
- 4Kクラスの高画質動画を何時間も流す
- オンラインゲームや大容量ファイルを5Gでまとめてダウンロードする
ヘビーな通信をするときは、端末の設定画面から4Gをメインにしたモード(アドバンスモードなど)で使う意識を持っておくと、5Gの7GBを温存しやすくなります。
端末代とオンラインストア割引に関する「できること」と制限
オンラインストアなら端末代が10,800円に抑えられる
A102ZTの通常価格は約28,800円ですが、ワイモバイルオンラインストア経由で申し込むと、端末代が10,800円まで割引されるキャンペーンが行われています。
オンラインストアを使うメリットは次の通りです。
- 端末価格が大きく割引される
- キャンペーン適用条件が明確に記載されている
- 自宅にルーターが届くので、店舗に行く手間がない
「どうせ契約するなら、端末代はできるだけ抑えたい」という人は、オンラインストア経由一択と言っていいレベルです。
乗り換え元や契約窓口によっては割引対象外になるケースもある
一方で、割引には細かい条件があります。例えば、以下のようなケースは注意が必要です。
- ソフトバンクやLINEMO、ソフトバンク回線系MVNOからのりかえは、端末割引の対象外になる場合がある
- ワイモバイルショップやソフトバンクショップ店頭で契約すると、オンラインストア限定の割引は適用されないことが多い
店舗独自のキャンペーンで別の特典がつくケースもありますが、「10,800円で買えると思っていたのに、店頭だと通常価格だった」というパターンもあります。
料金を最優先するなら、「どの窓口から申し込むか」を先に決めておくことが大切です。
ワイモバイルのポケットWiFiが活躍する使い方と、厳しくなる使い方
相性が良い使い方のイメージ
ワイモバイルのポケットWiFiが特に活きるのは、次のような使い方です。
- スマホ+ノートPC程度のネット利用が中心の一人暮らし
- 平日は外出先やカフェで仕事をするリモートワーカー
- 自宅には光回線を引かず、家でも外でもそこそこの速度でネットを使いたい人
- 既にワイモバイルのスマホを使っていて、グループ内でまとめて管理したい人
「光回線クラスの爆速が常時必要ではないけれど、スマホのギガだけだと足りない」という層にとって、コスパの良い選択肢になりやすいです。
厳しくなりやすい使い方のイメージ
逆に、次のような使い方だと、3日10GBや5Gの7GB上限にすぐ引っかかりやすくなります。
- 家族全員が毎日長時間動画配信を視聴する
- 4K動画や高画質ライブ配信を流しっぱなしにする
- PCで大容量のオンラインゲームを頻繁にダウンロード・アップデートする
- 自宅用の固定回線を完全に置き換えて、24時間フル稼働させたい
このレベルになると、ワイモバイルのポケットWiFi1台だけで全てをまかなうのは現実的ではありません。
光回線や据え置き型WiFiと組み合わせるか、別の無制限サービスも含めて検討したほうが安心です。

ワイモバイルのポケットWiFiは「どこでもそこそこ速く・そこそこたくさん使える」道具なので、自分の1日のデータ量と3日10GBのイメージをざっくりつかんだうえで、ライト〜ミドル利用ならメイン回線、ヘビー利用ならあくまでサブ回線として位置づけると失敗しにくいですよ
自宅WiFiを使うなら。ソフトバンク光とソフトバンクエアー比較
ワイモバイルのスマホだけではデータ容量が足りないと感じたとき、自宅用のWiFi候補として最有力なのがソフトバンク光とソフトバンクエアーです。どちらもワイモバイルと組み合わせやすいサービスですが、仕組みも得意分野もまったく違います。
ここでは「自宅で何をどのくらいするのか」「住まいの条件はどうか」という視点から、二つの違いを整理していきます。
最大速度と安定性の違い(光回線・置き型の速度比較)
ソフトバンク光は、マンションや戸建てまで光ファイバーを引き込む固定回線です。理論値は最大1Gbpsクラス(エリアによっては10Gbps)で、実測でも数百Mbps前後出ることが多く、回線自体も安定しやすいのが特徴です。オンライン会議を常時つなぐテレワーク、オンラインゲーム、4K動画の同時視聴など、負荷の大きい使い方でも余裕がある設計です。
一方のソフトバンクエアーは、基地局からの電波を受信する「置き型のモバイル回線」です。スペック上の最大速度は光回線に近い数字が出ていますが、実際の速度はエリアや時間帯の混雑状況に大きく左右されます。夜のゴールデンタイムは速度が落ちることもあり、「速いときは速いが、波がある」という性格です。
ざっくり整理すると次のようなイメージになります。
- 速度や応答の速さを最重視するならソフトバンク光
- 日中はそこそこ、夜もネットサーフィンや動画視聴中心ならソフトバンクエアーでも十分
- オンラインゲームや大容量データのやり取りが多い場合は光回線が安心
「とにかく安定していてほしい」「遅くなる時間帯を気にしたくない」という人は、基本的にソフトバンク光寄りで考えるのがおすすめです。
工事不要で使えるソフトバンクエアーのメリット
ソフトバンクエアーの一番の強みは、工事不要でコンセントにつなぐだけで使える点です。申込みから到着までの期間を除けば、設置して数分でインターネットに接続できます。
特にメリットが大きいのは次のようなケースです。
- 転勤や引っ越しが多く、数年以内に転居する可能性が高い
- 壁に穴を開ける工事は避けたい、または管理会社から禁止されている
- 「回線工事の立ち会い」が面倒で、手続きは最小限にしたい
- ひとり暮らしで、そこまでヘビーな使い方はしない
データ量としては「自宅用メイン回線」として使えるクラスで、動画視聴やSNS、リモート授業などは十分こなせます。端末の置き場所次第で速度がかなり変わるため、窓際や電波の入りやすい位置に設置するなど、環境づくりでの工夫も重要です。
「とりあえずすぐ家でWiFiを使いたい」「数年後にまた引っ越すかもしれない」という人には、ソフトバンクエアーの気軽さが大きな武器になります。
工事ができない賃貸で選ぶ基準
賃貸住宅の場合、「光回線を引き込んでよいか」「どの事業者なら許可されるか」が物件ごとに違います。判断のステップは次のようなイメージです。
- 賃貸契約書や管理会社からの案内を確認する
「光回線工事禁止」「特定事業者のみ可」などの記載がないかチェックします。 - 建物設備を確認する
既に光コンセントが付いている物件なら、ソフトバンク光へ比較的スムーズに切り替えできるケースがあります。 - 工事が難しい、または時間がかかる場合はソフトバンクエアーを第一候補にする
壁への穴あけが不要なため、工事NG物件や短期入居でも選びやすいです。 - 「数年以上は住み続ける」「仕事でヘビーに使う」なら、可能な限りソフトバンク光を優先
開通までの手間をかけても、長期的に見れば安定性と使い勝手で元が取れることが多いからです。
「賃貸だから光回線は無理」と決めつけず、まずは管理会社に相談し、光が引けるかを確認したうえで、難しければソフトバンクエアーという順番で検討すると、後悔が少なくなります。
ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドが必要な人
ソフトバンク光で押さえておきたいポイントが「IPv6高速ハイブリッド」と呼ばれる接続方式です。専用ルーターを組み合わせることで、混雑しやすい従来の経路を避け、よりスムーズな経路で通信する仕組みになっています。
この機能が特に威力を発揮するのは次のような使い方です。
- 夜の時間帯にオンライン会議が重なるリモートワーク
- FPSなどリアルタイム性の高いオンラインゲーム
- 家族それぞれが同時に動画配信サービスを利用する環境
「昼は速いのに、夜になると急に重くなる」という現象は、多くの場合、回線そのものよりも経路の混雑が原因です。IPv6高速ハイブリッドで混雑を回避できると、同じ光回線でも体感が大きく変わります。
逆に、Web閲覧やSNS、たまの動画視聴が中心であれば、「あった方がより快適」レベルのオプションなので、必須というほどではありません。自宅での利用シーンを思い浮かべて、「夜の混雑時間帯にどれくらい使うか」を基準に検討するとよいでしょう。
どちらを選ぶか迷ったときの考え方
自宅での使い方と今後の暮らし方を整理すると、選びやすくなります。
- テレワーク中心、オンラインゲーム・動画編集など負荷が高い作業が多い
→ 工事が可能ならソフトバンク光一択に近い選択になります。 - 通信は動画視聴やSNS、リモート授業が中心で、そこまでシビアな速度は求めない
→ 工事不要で始められるソフトバンクエアーが候補になります。 - 2〜3年以内に引っ越す予定があり、工事費の回収に不安がある
→ ソフトバンクエアーの方が身軽にやめやすく、次の家にも持っていきやすいです。
いずれもワイモバイルのスマホと組み合わせることで通信費のトータルを抑えやすくなるサービスなので、「自宅でどれくらいの品質が欲しいか」「どれだけ長く同じ家に住むか」を基準に、自分にとっての最適解を選ぶのがおすすめです。

自宅WiFiを選ぶときは、まず「どれだけ速さと安定性が必要なのか」と「住まいの制約や引っ越しの予定はどうか」を整理してみてくださいね。安定性重視で腰を据えて使うならソフトバンク光、工事が難しい・すぐにでも使いたいならソフトバンクエアーというイメージで考えると、自分に合った選び方がぐっと分かりやすくなりますよ
ワイモバイルならではの割引。おうち割光セットの仕組み
ワイモバイルでWiFiを最安レベルに抑えたい人にとって、おうち割光セットは欠かせない割引制度です。仕組みが分かりにくいという声も多いため、どんな条件で適用され、どれくらい安くなるのかを分かりやすく整理します。
おうち割光セットとは何か
おうち割光セットは、ワイモバイルのスマホ料金が毎月割引されるセット特典です。対象の固定回線を利用していれば、自動的にスマホ代が最大1,100円安くなります。
対象の固定回線は次の2つです。
- SoftBank 光
- SoftBank Air(置き型WiFi)
ワイモバイルのスマホと「SoftBank光/Air」を組み合わせるだけで、毎月の通信費が下がり続ける仕組みです。
割引額はいくらか
プランにより割引額は変わりますが、多くのユーザーが使うシンプル2シリーズなら、最大1,100円の割引が適用されます。
- シンプル2 S、M、L:最大1,100円割引
- データ増量オプション加入の有無は関係なく適用
割引は利用し続ける限り継続するため、年間に換算すると13,200円の節約につながり、複数回線ではさらに効果が大きくなります。
家族10回線まで割引される仕組み
おうち割光セットは、同住所の家族だけでなく、離れて住む家族にも適用できます。
適用できる回線は最大10回線までで、次のケースも対象です。
- 両親や兄弟などの家族
- 別居の家族
- シェアハウスや同一住所の複数契約
- 自分がスマホ+タブレットなど複数回線を持つケース
家族のスマホ料金が全員1,100円ずつ安くなるため、家族全体での節約幅は非常に大きくなります。
割引を受けるための申請条件
おうち割光セットは自動で適用されるわけではありません。SoftBank光またはAirを契約した後、ワイモバイル側で申請が必要になります。
申請時に必要なものは次の通りです。
- ワイモバイルの契約者情報
- SoftBank光/Airの契約情報
- 家族で契約する場合は家族確認書類(本人確認書類・戸籍謄本など)
- My Y!mobile(オンライン)の手続きまたは店舗での申請
一度適用されれば、乗り換えや契約変更をしない限り継続されます。
スマホ+WiFiの総額が最も安くなる組み合わせ
通信費を最安に抑えられる組み合わせは以下です。
- SoftBank光(集合住宅):4,180円
- ワイモバイル(シンプル2 S):2,365円 → 割引後 1,265円
この組み合わせなら、
自宅光回線+スマホ代で合計 5,445円前後 に抑えることができます。
同様に家族がいる場合は、1人あたりのスマホ料金が下がるため、総額の節約効果はさらに大きくなります。
ソフトバンクAirと光のどちらで割引が最大になるか
割引額はどちらを選んでも変わりませんが、住環境によって最適な選択は異なります。
- マンション・アパートで工事ができる … SoftBank光(速度が安定しやすい)
- 賃貸で工事不可・すぐ使いたい … SoftBank Air(工事不要で即日利用可)
どちらを選んでも最大1,100円の割引を受けられるため、住環境の制約に応じて選ぶのが最短ルートです。

おうち割光セットの仕組みは「スマホ代を家族単位で大きく下げられること」が最大の魅力なんです。SoftBank光やAirの料金と合わせて考えると、トータルで最安になるケースが多いので、契約前に自分や家族の回線状況を整理しておくと失敗しないですよ
外出先メインで使う人向け。ワイモバイルポケットWiFiの実力
外出先でノートPCやタブレットをよく使う人にとって、「本当に外で安定して使えるのか」「速度は足りるのか」が一番の不安ポイントだと思います。ここでは、ワイモバイルのポケットWiFiを外出先メインで使う場合の実力と、向いている使い方のイメージを整理します。
SoftBank回線ベースならではのエリアの広さ
ワイモバイルのポケットWiFiは、スマホと同じくSoftBank系の4G・5G回線を利用します。これは「よく分からない格安モバイルWiFi」と決定的に違う点で、人口の多いエリアを中心に基地局がしっかり整備されているのが大きな強みです。
そのため、次のような場所では比較的安定しやすい傾向があります。
- 駅周辺やショッピングモールなど、人が多く集まるエリア
- 幹線道路沿いのカフェやファミレス
- 郊外でも、住宅街や商業施設がある程度まとまっている地域
一方で、どのキャリアでも共通ですが、ビルの奥まった会議室や地下の飲食店、山間部などでは電波が弱くなることがあります。スマホで電波が1〜2本しか立たないような場所では、ポケットWiFiも同じように不安定になりやすいと考えておくと失敗しづらいです。
動画・SNS・ビデオ会議での体感速度イメージ
実測値はエリアや時間帯で大きく変わりますが、外出先での使い方別に「どの程度の通信品質があればストレスなく使いやすいか」を目安として整理しておきます。
動画視聴
- YouTubeやNetflixのフルHD動画:下り10Mbps前後あれば、ほとんどの場合スムーズに再生できます。
- 移動中の車内やカフェからの視聴:回線状況が揺らぎやすいので、一時的に画質が落ちたり、読み込み時間が伸びることはありますが、常に止まるようでなければ実用範囲です。
ポケットWiFiは「速度の瞬間最大値」よりも、「その場所で安定して10〜20Mbps程度出るか」が重要です。ワイモバイルのポケットWiFiは、都市部ならこのラインを満たせるケースが多く、外出先での動画視聴用としては十分実用レベルと言えます。
SNS・Webブラウジング
- X(旧Twitter)、Instagram、ニュースサイト閲覧:数Mbpsも出ていれば体感差はほとんどありません。
- 画像や短い動画が多いフィードでも、読み込みに数秒かかる程度なら実利用上は問題になりにくいです。
スマホのギガを節約しつつ、外出先のPCやタブレットでも同じ回線を共有したい人には非常に相性がいい使い方です。
ビデオ会議・オンライン授業
- 1対1のビデオ通話:上り・下りともに2〜3Mbps程度あれば成立します。
- 複数人参加の会議:5Mbps前後が安定して出ていると、画質をある程度維持しながら使いやすいです。
電波状況が悪い場所だと映像がカクついたり音声だけになることがありますが、ルーターの位置を調整するだけで改善することも多いので、後述の「置き場所のコツ」もセットで意識すると安心です。
端末の置き場所で速度が変わる理由とコツ
モバイルルーターは、スマホと同じく「電波をキャッチしやすい場所」に置くかどうかで速度が大きく変わります。速度が出ないときに試したいポイントは次の通りです。
- 窓際や廊下側など、外に近い場所に置く
厚い壁や鉄筋コンクリートは電波をさえぎります。部屋の奥よりも窓側・通路側のほうが有利です。 - 机の上や棚の上など、床から少し高い位置に置く
床に直置きしていると、人や家具で電波が遮られやすくなります。 - ルーターの向きを変えてみる
内部のアンテナ配置の関係で、向きを少し変えるだけで受信状態が良くなることがあります。
このあたりはどのポケットWiFiでも共通の基本ですが、ワイモバイルのポケットWiFiも例外ではありません。速度が出ないと感じたら、まずルーターの位置を変えてから「遅いサービスなのか」「環境の問題なのか」を切り分けると判断しやすくなります。
自宅と外出先をまたいで使う「ハイブリッド利用」の現実味
外出先メインとはいっても、実際には次のようなハイブリッドな使い方をイメージしている人が多いはずです。
- 平日は通勤電車・会社・カフェでメイン利用、夜は自宅でも軽く使う
- 一人暮らしで自宅の固定回線は契約せず、ポケットWiFiを自宅と外出先で兼用する
- 実家や実家近くのカフェなど、「自宅が複数ある」ような使い方でルーターごと持ち歩く
ワイモバイルのポケットWiFiは、SoftBank回線がベースなので自宅と外出先で同じ品質を期待しやすい一方で、「自宅で常に複数台をつないで重いダウンロードを行う」といった使い方はやや苦手です。
ハイブリッド利用に向きやすいのは、次のような人です。
- 自宅では動画視聴やWeb閲覧が中心で、ゲーム機や大型アップデートはあまり使わない
- 家族全員の常時接続ではなく、主に自分がPC・タブレット・スマホを2〜3台つなぐイメージ
- 出張や帰省など「自宅以外で数日単位で滞在する場所」があり、そのたびにWiFiに悩みたくない
逆に、自宅のリモートワークやオンラインゲームをヘビーに行う人は、自宅側を光回線やホームルーターで固めたうえで、ワイモバイルのポケットWiFiはあくまで「外出先とサブ回線」として位置づけたほうがストレスが少なくなります。
ワイモバイルポケットWiFiが向いている利用シーン
外出先メインで考えたとき、ワイモバイルのポケットWiFiが力を発揮しやすいシーンをまとめると次のようになります。
- カフェ・コワーキングスペースで、ノートPC+スマホの2台を常時オンラインにしたい
- 出張先のホテルや出先の事務所で、会社PCを安心してネットにつなぎたい
- 移動中にタブレットで動画を見たり、子ども用の端末を一緒にオンラインにしたい
- 自分のスマホのギガは抑えつつ、PCやタブレット側の通信をポケットWiFiに逃したい
逆に、次のような人はポケットWiFi単体より、他の選択肢も含めて検討したほうが安心です(別セクションで詳しく比較されている想定)。
- 自宅でのリモートワークがメインで、平日日中も常に大容量のデータ通信が発生する
- オンラインゲームや超高画質の動画配信など、遅延にシビアな用途が多い
- 家族全員のスマホ・PC・ゲーム機を常時10台以上つなぎっぱなしにしたい
自分の生活パターンを思い浮かべながら、「外出先でどの程度ネットを使うか」「自宅の役割はどこまで任せるか」を整理すると、ワイモバイルのポケットWiFiにどこまで期待してよいかが見えやすくなります。

外でたくさんネットを使いたい人ほど、「どこで・どれくらい使うか」を先に具体的にイメージしておくことが大事なんです。ワイモバイルのポケットWiFiは、SoftBank回線の広さを活かした“外出先の相棒”としてはかなり優秀なので、自分の用途とマッチしているかを一度書き出して整理してみてくださいね
他社ポケットWiFiとの料金比較。安さ重視ならどれを選ぶ?
このセクションでは「ワイモバイルが高いのか安いのか」「とにかく通信費を下げたいときにどこを選ぶべきか」を、数字ベースで整理していきます。
スマホ料金と違って、ポケットWiFiは「月額だけ安いけど端末代が高い」「無制限と言いつつ制限だらけ」など、落とし穴が多いので、3年間総額と使い勝手まで見たうえで判断するのがポイントです。
代表的なポケットWiFiサービスのざっくり比較
まずは、ワイモバイルとライバルと言われやすいサービスを、ざっくり整理します。ここでは「無制限相当プラン」を前提にしています(細かい条件は後述します)。
月額料金・端末代・通信量の比較イメージ
- ワイモバイル(Pocket WiFi 5G A102ZT)
- 月額料金の目安:4,818円前後(プラン+アドバンスオプション込み)
- 端末代:オンラインなら約10,800円
- 通信量:4Gは月間上限なしだが「3日で10GB」制限あり、5Gは月7GB
- 楽天モバイル(ポケット型WiFi/Rakuten WiFi Pocket等)
- 月額料金の目安:最大3,278円(段階制で20GBまではそれ以下)
- 端末代:キャンペーン適用で1円程度になるケースあり
- 通信量:実質無制限(使った量に応じて料金変動)
- Broad WiMAX
- 月額料金の目安:4,708円前後(初月0円などのキャンペーンあり)
- 端末代:実質0円になるキャンペーンが多い
- 通信量:5G含めて無制限、3日◯GB系の速度制限なしのプランが主流
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のモバイルルーターは、月額7,000円前後〜と高めで、50GB上限などのプランも多く、単純な「安さ」だけで見ると候補から外しやすい立ち位置です。
3年間総額で見るとどれが一番安いか
月額料金だけを見ると大差がないように見えますが、「端末代」「キャッシュバック」「事務手数料」の有無で総額はかなり変わります。
ここではイメージしやすいように、3年間(36か月)使った場合のざっくり感覚を整理します。
ワイモバイルの総額イメージ
- 月額:4,818円 × 36か月
- 端末代:10,800円
- 事務手数料:3,850円(オンラインも有料化)
- 特徴:
- 4G無制限+3日10GB制限
- 5Gは月7GB
- 家族割があれば月額から▲550円程度下げられる
家族割をフル活用できないと、純粋な通信費だけで見たときに「最安」という立ち位置にはなりにくい構造です。
Broad WiMAXの総額イメージ
- 月額:4,708円 × 36か月(初月0円などのキャンペーン前提)
- 端末代:実質0円(本体代と同額の割引で相殺されるケースが多い)
- 事務手数料:3,300円程度
- 特徴:
- 5G含めて無制限プラン
- 「3日で10GB」のような短期制限がない
- 高額キャッシュバックがあれば、実質の負担はさらに下がる
結果的に「月額はワイモバイルとほぼ同じ or 少し安い+端末無料+キャッシュバック」の組み合わせで、3年総額ではワイモバイルよりかなり有利になりやすいです。
楽天モバイルの総額イメージ
- 月額:3,278円(無制限利用時。使わない月はさらに安くなる)
- 端末代:実質1円レベルのキャンペーンが多い
- 事務手数料:0円
- 特徴:
- 無制限で3,278円と、単純な「毎月の支払い」は最安クラス
- ルーターが4Gのみ・エリアは他キャリアより弱い場面もある
3年間ずっとたっぷり使う想定なら、「とにかく安く無制限」を狙うなら楽天モバイルが数字上は一番下がりやすい構成になります。
料金だけでなく「制限の付き方」もセットで比較する
ポケットWiFiを料金だけで選ぶと、あとから「無制限と聞いていたのに、全然使えない」という不満につながりがちです。
大事なのは「どのくらいのペースでどれだけ使うと速度制限がかかるか」という設計です。
ワイモバイルの制限の付き方
- 4G:アドバンスオプション加入で月間上限なし
- ただし直近3日間で合計10GBを超えると速度制限
- 5G:月7GBまで。それを超えると速度制限
- 高画質動画を毎日数時間見る、テザリングでPCゲームも…という使い方だと、3日10GBの制限にぶつかりやすくなります。
Broad WiMAXの制限の付き方
- 無制限プラン:月の上限なし、3日◯GB系の短期制限もなし(最新プラン)
- 「土日だけ在宅で一気にダウンロード」「大型アップデートを何十GBも落とす」といった使い方でも、基本的には短期制限を気にせず使いやすい設計です。
楽天モバイルの制限の付き方
- 公称は無制限だが、基地局側の混雑状況により速度が抑えられる時間帯がある
- エリアが弱い地域では、理論値ではなく「実測値」がボトルネックになりやすい
同じ「無制限」という言葉でも、ワイモバイルは「3日10GB+5Gは7GBまで」、Broad WiMAXは「速度制限ほぼなしでガンガン使える」、楽天モバイルは「料金は安いがエリアと実測値は地域差が大きい」と性格が違います。
安さだけで選ぶと失敗しやすいパターン
ITに詳しくない方ほど、「とりあえず一番安いところでいいか」と考えがちですが、以下に当てはまる場合は注意が必要です。
データ量が多いのにワイモバイルを選ぶパターン
- 在宅勤務で平日も1日中ZoomやTeamsを使う
- PS5やPCゲームで数十GB単位のアップデートを頻繁に落とす
- 家族みんなの動画視聴を1台のポケットWiFiでまかなう
この場合、ワイモバイルの「3日10GB制限」にすぐ到達し、夜のゴールデンタイムに速度が落ちてストレスになる可能性が高いです。
同じくらいの費用なら、Broad WiMAXのような「短期制限なし」タイプのほうが現実的です。
月数GB〜20GB程度しか使わないのに「無制限+高めの定額」を契約するパターン
- 外で使うのはSNSとニュース、たまにYouTube程度
- 自宅はすでに光回線やソフトバンクエアーがある
- 出張もそこまで多くない
このパターンなのに無制限プランを契約すると、使っていないデータ量に毎月お金を払っている状態になります。
月20GB程度なら、楽天モバイルの段階制プランや、スマホのテザリングを見直したほうが総支出は下がりやすいです。
Y!mobileを選ぶべき人・他社を選ぶべき人の境界線
料金だけでなく、「サポート」「エリア」「既存回線との相性」まで含めた境界線も整理しておきます。
ワイモバイルを選ぶべき人
- すでにワイモバイルのスマホを使っていて、家族割が使える
- ショップ対面で相談しながら契約したい
- 通信量は多いが「毎日ガッツリ」ではなく、平均するとそこまでヘビーではない
- 自宅の固定回線がなく、SoftBank回線のエリアは問題ない
この条件に当てはまるなら、「家族割+ワイモバイルスマホ+Pocket WiFi」で、料金と安心感のバランスが取りやすいです。
Broad WiMAXが向いている人
- 毎月の通信量がかなり多い(動画ストリーミング、ゲーム、クラウド利用など)
- 3日10GBのような短期制限を気にしたくない
- オンライン契約&自己設定に抵抗がない
- キャンペーン・キャッシュバックも積極的に使って実質費用を下げたい
「とにかくたくさん・速く・制限を気にせず使う」なら、3年トータルで見てもWiMAX系が優位です。
楽天モバイルが向いている人
- 「安さ最優先」で、とにかく固定費を落としたい
- 自宅・職場・よく行くエリアで楽天回線が問題なく入る
- そこまで高速通信を求めていない(SNS・ブラウジング中心)
エリアさえ問題なければ、楽天モバイルは「端末1円+無制限3,278円」で非常にコスパが高い選択肢になります。
ITに詳しくない人向けの選び方まとめ
最後に、ITにあまり詳しくない方でも迷わないように、ざっくりとした指針を整理すると次のようになります。
- 「ワイモバイルスマホユーザーで、ショップで相談しながらそこそこたっぷり使いたい」
⇒ ワイモバイルのポケットWiFiが選択肢に入る - 「とにかくたくさん使う。PCゲームや動画もガッツリ」
⇒ Broad WiMAXなど、5G無制限+短期制限なしタイプ - 「安さ最優先。ネットはそこまでヘビーではない」
⇒ 楽天モバイルのポケットWiFiや段階制プラン

料金表だけを見るのではなくて、「3年間でいくら払うか」と「自分の使い方で速度制限に引っかからないか」をセットで考えてもらえると、あとから後悔しにくくなりますよ
失敗しないワイモバイルWiFiの選び方チェックリスト
ワイモバイルWiFiは、ポケットWiFi・自宅向けWiFi・スマホテザリングの3つから選べるため、自分の使い方に合わないプランを選んでしまうと「速度が足りない」「制限にかかる」「工事ができなかった」などの失敗につながります。
ここでは、月間の利用量・生活環境・速度の必要性・設置条件の4つの軸から、失敗しないためのチェックポイントをまとめています。競合サイトで抜けがちな「用途別の数値基準」「データ消費モデル」「回線選びの分岐点」を丁寧に補完し、再現性の高い判断ができる内容にしています。
月間データ量を予測する
月間の利用量を誤ると、ポケットWiFiで制限にかかったり、光回線なのに性能を持て余したりします。実際の消費量は想像よりも大きく、スマホだけで判断すると失敗しやすいです。
データ消費の大まかな目安
- 動画(YouTube)
- 360p:約300MB/時
- 720p:約1GB/時
- 1080p:約2GB/時
- ビデオ会議(Zoom)
- 約1〜1.5GB/時
- オンラインゲーム
- 月10〜30GB(タイトルやアップデートによって変動)
- SNS・Web閲覧
- 月5〜10GBほど
チェックポイント
- 1日1時間以上の動画視聴がある → 月30〜60GB
- テレワークで毎日会議がある → 月50GB以上
- PC・タブレットも頻繁に使う → 月80GB以上
ポケットWiFi(3日10GB制限あり)では不足しやすく、自宅中心の人は光回線や置き型WiFiを優先したほうが安全です。
自宅の電波状況から候補を絞る
ワイモバイルのポケットWiFiはSoftBank回線を使うためエリアは広いですが、建物の構造によって速度は大きく変わります。
チェックポイント
- 鉄筋コンクリート(RC造)に住んでいる
- 地下・1階が自宅
- 窓が少ない間取り
- 周囲に高層建物が密集している
- 過去にSoftBank回線のスマホで電波が弱かった
上記に該当すると、モバイル回線のWiFiは速度が安定しにくく、置き型WiFi(ソフトバンクエアー)か光回線を優先したほうが失敗しません。
工事の有無で最適な選択肢を判断する
工事ができない環境では光回線は選べず、逆に工事が可能なら高い満足度を得やすい選択肢になります。
工事が不要な人に向くもの
- 引っ越しが多い
- 賃貸で工事不可と言われた
- すぐ使いたい(数日以内)
- ルーターの設置だけで使いたい
→ ソフトバンクエアー または ポケットWiFi
工事が可能で、速度も重視する人に向くもの
- オンラインゲーム
- テレワーク毎日
- 4K動画視聴
- 大容量のダウンロードやアップロード
→ ソフトバンク光
速度が必要な用途を明確にする
「何に使うか」で必要な回線が大きく変わるため、ここを曖昧にすると後悔しやすいところです。
高速・低遅延が必要なケース
- 動画編集データのアップロード(数GB〜数十GB)
- 毎日のオンライン会議
- FPS/TPSなどリアルタイム性が高いゲーム
- 4K動画の長時間視聴
→ 迷わず ソフトバンク光
普段使いレベルでよいケース
- SNS・Web閲覧が中心
- YouTubeは720p〜1080pで十分
- ノートPCを外で使うことが多い
- 家より外出先中心
→ ワイモバイルのポケットWiFi
自分に合う選び方を一気に判断するフローチャート
以下のどれに最も当てはまるかで最短で決められます。
- 月50GB以上使う → 光回線(ソフトバンク光)
- 工事不可・すぐ使いたい → ソフトバンクエアー
- 外出先中心 → ポケットWiFi
- 自宅での電波が弱い → 光回線
- ワイモバイルを複数回線利用している → 割引優先で光・エアー
- データ制限が嫌 → 光回線が最適
- PCを頻繁に使う → 光回線
最終チェックリスト(失敗リスクをゼロにする用)
- 月間データ量は50GBを超えるか
- 自宅のSoftBank電波は安定しているか
-オンライン会議は週に何回あるか - ゲーム・動画編集など速度依存の用途があるか
- 工事の可否を事前に管理会社に確認したか
- 外出利用の割合は自宅と比べてどれくらいか
- 家族割(おうち割光セット)を活用できるか
- 端末代や初期費用を含めた総コストを把握したか
- 契約後すぐ使う必要があるか
- 制限(3日10GB)を許容できるか
上記をすべて満たすと、ほぼ確実に「後悔しない回線選び」ができます。

どの回線が自分に最適かは、データ量・電波・速度の3つを軸にすると迷わず選べますよ。特に迷う方は、まず自分が動画や会議でどれだけ通信しているかの把握から始めるのがおすすめです
ワイモバイルWiFiがおすすめな人・おすすめしない人
ワイモバイルのWiFiは、「とにかく最安だけを狙う人」よりも、「スマホとまとめてトータルコストを抑えたい人」「大手回線の安心感を重視する人」と相性が良いサービスです。ここでは、どんな人に向いていて、どんな人には別の選択肢を検討してほしいかを整理していきます。
ワイモバイルWiFiがおすすめな人
まずは、ワイモバイルのWiFiを前向きに検討してよいタイプから整理します。共通するのは「ワイモバイルやソフトバンクのエコシステムを活かせるかどうか」です。
ワイモバイルユーザー・家族でワイモバイルを使っている人
すでにワイモバイルのスマホを使っている、もしくは家族にワイモバイルユーザーが複数いる場合は、有力な候補になります。理由は次の通りです。
- スマホ+自宅WiFi(ソフトバンク光・ソフトバンクエアー)で「おうち割 光セット」が使える
- 家族割と組み合わせると、家族全体の通信費をまとめて下げやすい
- サポート窓口やマイページがソフトバンクグループでそろうため、管理がシンプルになる
単純なポケットWiFi単体の月額だけを比べると他社の方が安いケースもありますが、「スマホと自宅回線を含めた総額」で見ると、ワイモバイル+ソフトバンク系にまとめた方が得になるパターンが多くなります。
外出先もそこそこ使うけれど「超ヘビーユーザー」ではない人
ワイモバイルのポケットWiFiは、SoftBank回線の広いエリアと、5G対応端末A102ZTによる高速通信が魅力です。一方で、アドバンスオプションを使った「無制限」は、3日で10GBの制限がある前提の“実用的な使い放題”です。
次のような使い方の人とは相性が良いです。
- 平日は通勤中の動画視聴やSNS、たまにテザリング代わりにノートPCを接続する
- 休日に数時間まとめて動画を見るが、4K動画を長時間流しっぱなしにはしない
- オンライン会議も行うが、1日に何時間も接続し続けるわけではない
「毎日長時間オンラインゲーム」「日常的に大容量データのアップロード・ダウンロード」といった使い方でなければ、3日で10GB制限を意識せずに使える範囲と言えます。
店舗サポートを重視する人・チャットや電話だけだと不安な人
ワイモバイルのポケットWiFiは、オンラインストアだけでなくワイモバイルショップやソフトバンクショップ(取扱店)でも契約・相談ができます。
- 設定方法を直接教えてほしい
- 開通トラブルがあったときに、店舗で相談できると安心
- スマホとWiFiをまとめて見直したいので、対面で相談したい
こうしたニーズがある人は、オンライン完結型の格安WiFiよりも安心感が大きくなります。料金だけを追いかけるのではなく、「困ったときに頼れる窓口があること」を重視するなら、ワイモバイルWiFiは候補になります。
スマホ・自宅回線・ポケットWiFiを同じグループで整理したい人
通信環境をシンプルに管理したい人にも向いています。
- 自宅はソフトバンク光またはソフトバンクエアー
- スマホはワイモバイル
- 外出用にワイモバイルのポケットWiFi
このようにグループ内でそろえると、請求の把握や契約内容の確認がしやすく、キャンペーンやセット割も最大限活用できます。ITにあまり詳しくない家族が多い家庭ほど、「同じグループにまとめてシンプルにする」メリットは大きくなります。
ワイモバイルWiFiをおすすめしない人
一方で、利用スタイルや重視点によっては、ワイモバイルWiFiより他社サービスを選んだ方が明らかに有利な場合もあります。ここでは「向いていない人」の特徴を整理します。
データ無制限で速度優先のヘビーユーザー
次のような使い方を想定している場合は、ワイモバイルのポケットWiFiは基本的に不向きです。
- 4K動画や高ビットレート動画を毎日数時間再生する
- 大容量のゲームデータや動画ファイルを頻繁にダウンロード・アップロードする
- 在宅勤務でオンライン会議を1日中つなぎっぱなしにする日が多い
ワイモバイルの「無制限」は4G回線で3日10GB制限付きという現実的なラインです。完全な制限なし・5Gも含めてフルに使い倒したいのであれば、5G無制限をうたうWiMAX系や、光回線による自宅WiFiの方がストレスは少なくなります。
「とにかく最安」を第一優先にしたい人
通信品質よりも「毎月の支払いをとにかく下げたい」という明確な目的がある場合、ワイモバイルのポケットWiFiは最安クラスには入りません。
- ポケットWiFi単体での料金比較では、楽天モバイルなどの方が安いプランがある
- キャンペーンやキャッシュバック込みで見ると、WiMAX系の方が3年総額が下がるケースもある
「スマホは別会社のままでいい」「家族割もおうち割も使う予定がない」という前提なら、ワイモバイルにこだわる理由は薄くなります。純粋にモバイルWiFiだけで比較すると、他社が有利なことも多いです。
SoftBank回線のエリア・電波状況に不安がある場所に住んでいる人
ワイモバイルのポケットWiFiはSoftBankの4G・5Gネットワークを利用します。そのため、あなたの自宅や職場、よく行く場所でSoftBank回線が弱い・不安定という評判がある場合は、慎重に検討した方が良いです。
- マンションの構造や周辺環境の影響で、SoftBankだけ電波が弱いケース
- 地方や山間部で、別のキャリアの方がエリア展開に強い地域
サービスエリアマップだけでなく、実際にそのエリアでSoftBankやワイモバイルを使っている人の口コミも参考にしながら、自分の生活圏での電波状況を確認しておくと失敗しにくくなります。
ITリテラシーが高く、オンライン完結型サービスを使いこなせる人
「店舗サポートは不要」「オンライン申込も自分で問題なくこなせる」というタイプの人は、ワイモバイルを選ぶ必然性があまりありません。
- 公式サイトのキャンペーンやキャッシュバック条件を読み解くのが苦にならない
- 解約やプラン変更も自分でサクッと手続きできる
- 多少サポートが簡素でも、料金が安くて回線品質が良ければ問題ない
こうした人は、料金・速度・キャンペーンをフラットに比較して、WiMAX系や他社モバイル回線を選ぶ方が、トータルコスパが高くなる可能性があります。
後悔しないための最終判断ポイント
最後に、「ワイモバイルWiFiにするかどうか」を決めるときに押さえておきたい観点を整理します。迷ったときには、次の3つを順番に確認してみてください。
- スマホと自宅回線を含めた「通信費の総額」で見ているか
ワイモバイル+ソフトバンク光/エアーでおうち割光セットを使うのか、スマホは別会社でモバイルWiFiだけを契約するのかによって、最適解が変わります。ポケットWiFi単体の月額だけを見るのではなく、「家族全員・自宅回線込みの総額」で比較することが大切です。 - 自分のデータ利用量と使い方が「3日10GB」と相性が良いか
普段どれくらい動画を見るのか、オンライン会議はどの程度あるのか、おおまかな1日のデータ量を把握しておきましょう。「ときどき多く使う日がある程度」ならワイモバイルでも十分ですが、「ほぼ毎日ヘビーに使う」なら別サービスを検討した方が安全です。 - 生活圏での電波状況とサポート体制への安心感をどう評価するか
SoftBank回線のエリア・実測の評判を確認しつつ、「何かあったときに店舗に駆け込める安心感」をどれだけ重視するかも、人によって価値観が分かれるポイントです。料金だけで決めず、「トラブル時に困らないか」をイメージして選ぶと、後悔しにくくなります。
最終的には、「多少高くても安心感を取りたいのか」「多少手間でも最安を狙いたいのか」という自分のスタンスが判断軸になります。ワイモバイルWiFiは、前者寄りの人にとってバランスの良い選択肢と言えます。

ワイモバイルWiFiが自分に合うかどうかは、料金表だけでなく「スマホとのセットでいくらになるか」「3日10GBで足りる生活か」「SoftBank回線で困らないか」の3点をチェックすればかなり見えてきますよ。迷ったときは、この3つを紙に書き出して比べてみると、スッと答えが出やすくなります
10位
Y!mobile
ソフトバンク

| サービス名 | Y!mobile |
| 最安月額料金 | 2,365円~ |
| ~1GB | 2,365円/月 |
| 2~3GB | 2,365円/月 |
| 4~10GB | 2,915円/月 |
| 11~20GB | 4,015円/月 |
| 21~30GB | 4,015円/月 |
| 50GB~ | |
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 4GB、30GB、35GB |
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 161.4Mbps |
| 通信速度の速さ | 2.32 |
| 月1GB利用時の安さ | 1.62 |
| 月3GB利用時の安さ | 1.68 |
| 月10GB利用時の安さ | 1.74 |
| 月20GB利用時の安さ | 1.18 |
| 月50GB利用時の安さ | 2.14 |
| 機能の多さ | 4.45 |
| 総合 | 2.16 |
Y!mobileがおすすめの理由
Y!mobileがおすすめの理由は「ソフトバンクの回線をそのまま利用できる点」「全国に店舗がありサポートが充実している点」です。
Y!mobileは、大手キャリアであるソフトバンクの回線をそのまま利用しており、時間帯を問わず安定した通信速度を提供できる点が最大の魅力です。混雑する昼休みの時間帯や通勤時間帯でも、他のMVNOと比べて通信速度の低下が少なく、快適にインターネットを利用できます。また、全国に約2,400店舗の専門ショップがあり、契約時のサポートやアフターサービスを直接受けられるため、初めて格安SIMを利用する人でも安心して乗り換えが可能です。
料金プランは、月間4GB・30GB・35GBの3種類が用意されており、自宅のインターネットを「SoftBank 光」または「SoftBank Air」にすると、月額料金の割引を受けられる点もメリットです。特に自宅でソフトバンクのインターネットを利用している場合、スマホ料金を抑えながらキャリア並みの通信品質を維持できる点は大きな利点といえます。
デメリットは、他の格安SIMと比べて料金がやや高めである点です。4GBプランでも月額2,365円からとなっており、MVNOの低価格プランと比べると割高です。また、セット割の適用条件が「SoftBank 光」または「SoftBank Air」限定のため、他社の光回線やWiFiサービスを利用している場合は、割引を受けられない点も注意が必要です。
とはいえ、Y!mobileは大手キャリアの品質を維持しつつ、格安SIMのメリットを取り入れたバランスの良いサービスを提供しているため、通信速度の安定性やサポートの充実度を重視する人にはおすすめできる選択肢といえます。
| 最安月額料金 | 2,365円~ |
| ~1GB | 2,365円/月 |
| 2~3GB | 2,365円/月 |
| 4~10GB | 2,915円/月 |
| 11~20GB | 4,015円/月 |
| 21~30GB | 4,015円/月 |
| 50GB~ | |
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 4GB、30GB、35GB |
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 161.4Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 149.9Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 129.3Mbps |
| 問い合わせ方法 | 店舗、電話、チャット |
| 専用通話アプリ不要 | |
| かけ放題プラン | 10分かけ放題、無制限かけ放題 |
| 基本通話料 | 22円/30秒 |
| 5G対応 |
| セット割引あり | |
| カウントフリー・エンタメフリー | |
| 最低契約期間 | |
| データ容量の翌月繰越可能 | |
| 解約金 | なし |
| 留守番電話あり | |
| 初期費用 | 0円(店頭申込の場合は3,850円) |
| テザリング可能 | |
| 支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
| 追加データ料金 | データ増量オプション 2GB:550円(シンプル2 S)/5GB:550円(シンプル2 M・L) |
| 速度制限時の最大速度 | シンプル2 S:300kbps/シンプル2 M・L:1Mbps |
| 取り扱いSIMのサイズ | nanoSIM |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 | |
| プラチナバンド対応 | |
| 専門ショップあり | |
| 海外利用可能 | |
| Apple Watchプラン対応 |


