auひかりエリア完全ガイド!対応地域・確認方法・エリア外の対処法まで徹底解説



目次

auひかりとは?独自回線による高速インターネットの特徴

auひかりは、KDDIが提供する光回線サービスで、全国的に高い評価を受けています。その最大の特徴は、他社と異なる「独自回線」を利用している点にあります。NTTのフレッツ光などと回線を共有していないため、通信の混雑が少なく、時間帯に関係なく安定した速度を維持できるのが大きな魅力です。

独自光ファイバーによる安定した通信

auひかりは、KDDIが自社で整備した光ファイバー網を使っており、通信が混み合いやすい時間帯でも速度低下が起きにくい構造です。特に都市部では、インターネット利用者が集中する夜間でもスムーズに動画視聴やオンライン会議が可能です。

また、他社の回線と異なり「トラフィック制御(通信制限)」が発生しにくいのも特徴です。大量データのアップロード・ダウンロードを頻繁に行う利用者にも向いています。

最大10Gbpsの高速通信を実現

auひかりのホームタイプでは、最大1Gbpsの基本プランに加え、首都圏を中心に5Gbps・10Gbpsといった超高速プランも提供されています。これにより、4K・8K動画のストリーミング、クラウド作業、大容量データ転送なども快適に行うことができます。

特に10ギガプランは、テレワークやオンラインゲーム、複数デバイス同時利用が多い家庭に最適です。

プロバイダ一体型でシンプルな契約

auひかりは、回線とプロバイダが一体型になっているため、複雑な契約手続きが不要です。KDDIが複数の提携プロバイダを通じてサービスを提供しており、契約者はプラン選択の自由度を保ちながらも、サポート窓口を一本化できる利点があります。

これにより、「どこに問い合わせればよいのかわからない」といったトラブルを避けられます。

auスマートバリューで通信費を節約

auひかりを利用している家庭は、携帯電話の「au」や「UQ mobile」とのセット割である「auスマートバリュー」を適用できます。家族のスマホ代が毎月割引されるため、通信費の総額を大幅に抑えられるケースもあります。光回線を選ぶ際に「コスパ」を重視する方にとって、大きな魅力となるポイントです。

セキュリティとサポート体制

KDDIは通信事業者としての信頼性が高く、セキュリティ面でも標準で不正アクセス対策や迷惑メールフィルターなどが利用可能です。また、公式サポートセンターによる遠隔サポートや訪問サポートも整備されており、初めて光回線を導入する方でも安心して利用できます。

auひかりは「速さ」「安定性」「シンプルさ」を兼ね備えた回線です。独自回線という強みを持っているからこそ、混雑に強く、どんな時間帯でも快適に使えるのがポイントですよ

auひかりの提供エリア一覧と都道府県別の状況

ホームタイプ(戸建て向け1ギガプラン)の提供エリア

auひかりの戸建て向け(ホームタイプ)1Gbpsプランは、全国すべての都道府県で利用できるわけではありません。提供されている地域は以下の通りです。

  • 北海道地方:北海道
  • 東北地方:青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県
  • 関東地方:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県
  • 甲信越・北陸地方:山梨県・新潟県・長野県・石川県・富山県・福井県
  • 中国地方:鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県
  • 四国地方:香川県・徳島県・愛媛県・高知県
  • 九州地方:福岡県・大分県・佐賀県・宮崎県・熊本県・長崎県・鹿児島県

一方で、以下の地域ではホームタイプの提供が行われていません。

  • 中部地方:静岡県・愛知県・岐阜県・三重県
  • 関西地方:大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県
  • 沖縄県

これらの地域では、auひかりの代わりに地域の電力系光回線(コミュファ光、eo光、メガ・エッグなど)が利用されることが多く、KDDIの設備網が整っていないことが理由です。

集合住宅(マンション/アパート)タイプの提供状況

マンションやアパートなどの集合住宅向けプランは、都道府県単位ではなく、建物ごとの設備導入状況で利用可否が決まります。

同じ市区町村内でも、隣の建物は利用できるのに自分のマンションは対象外、というケースも少なくありません。

マンションタイプの提供には、以下のような条件があります。

  • 建物にauひかりの共用設備(光配線方式・VDSL方式など)が導入済みである
  • 管理会社やオーナーの許可が取れている
  • 戸数や配線方式がKDDIの提供基準を満たしている

なお、ホームタイプ対象外地域でも、建物に設備が導入されていればマンションタイプで契約できることもあります。

高速プラン(5ギガ/10ギガ)の限定エリア

auひかりの高速プラン(5Gbps/10Gbps)は、現在のところ首都圏の一部に限定されています。

対象となる地域は以下の通りです。

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 千葉県
  • 埼玉県

一部エリアでは提供が順次拡大されていますが、まだ全国的な展開には至っていません。高速通信を重視する場合は、エリア検索で「5ギガ・10ギガ対応」と表示されるかを必ず確認する必要があります。

都道府県別の概要まとめ

地域/都道府県提供状況備考
北海道提供対象エリア
東北(青森〜福島)全県で提供あり
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木)首都圏中心、5G・10G対応エリアもあり
甲信越・北陸(山梨・新潟・長野・石川・富山・福井)一部地域で未対応エリアあり
中国(鳥取・岡山・島根・広島・山口)地方都市中心に対応
四国(香川・徳島・愛媛・高知)地域全体で提供あり
九州(福岡・大分・佐賀・宮崎・熊本・長崎・鹿児島)多くの都市で利用可能
中部(静岡・愛知・岐阜・三重)×ホームタイプ対象外
関西(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)×eo光エリアと重複のため対象外
沖縄県×提供なし(独自回線あり)

利用前に確認すべきポイント

  • 郵便番号・住所単位で確認すること
    都道府県単位ではなく、細かい住所レベルで対応が変わる場合があります。
  • マンションの場合は建物設備を確認
    管理会社やオーナーに、auひかり設備導入済みかどうかを問い合わせましょう。
  • 高速プランを希望する場合は注意
    5ギガ・10ギガプランは首都圏の一部に限られるため、申し込み前の確認が必須です。
  • 他社との棲み分けを理解すること
    関西や中部が対象外なのは、既存の電力系光回線とのエリア調整があるためです。

エリアは「対応」と表示されても油断できません。実際には建物の構造や配線方式で提供可否が変わることが多いんです。住所ごとの検索と、マンションなら管理会社への確認を忘れずに行ってくださいね。

ホームタイプ(戸建て)とマンションタイプの対応範囲

auひかりは「住居タイプ」によって判定の基準や導入条件が異なります。郵便番号や住所が「エリア内」でも、戸建てと集合住宅では可否が分かれることがあります。ここでは、両タイプの“対応範囲の考え方”と“つまずきやすいポイント”を整理します。

戸建て(ホームタイプ)の対応範囲の考え方

戸建ては原則、前面道路の電柱・地下配管から光ファイバーを宅内へ直接引き込みます。エリア判定が「可」でも、実地調査で不可となるケースがあります。

  • 電柱や管路の空き容量、引き込みルートが確保できない
  • 私道や共有地で占用許可・同意が得られない
  • 道路工事や越境が伴い、工事日程が大幅に遅延する
  • 既設回線(別社含む)で配管が満杯、宅内引き込みの穴あけに同意が必要

導入の可否は、設備の“空き”と“ルートの確保”で決まります。表札・番地まで正確に入力し、固定電話番号の継続希望があれば事前に申告すると判定が正確になりやすいです。

マンション(集合住宅タイプ)の対応範囲の考え方

集合住宅は「建物にauひかりの共用設備(MDFや集合装置)が導入済みか」「建物内の配線方式」が鍵です。住所がエリア内でも、建物未導入だと申し込めません。

  • 棟内設備が導入済みの物件のみ申込可(建物名での検索が確実)
  • 配線方式で実効速度が変わる
  • 光配線方式:各戸まで光を敷設。1Gbpsクラスの高速・安定が期待しやすい
  • LAN方式:棟内はLANで各戸へ配線。1Gbps表記でも共有状況で差が出やすい
  • VDSL方式:電話線を使うため上限が低く、100Mbps程度にとどまることが多い
  • 管理組合・オーナーの許可が必要な場合がある(宅内配線・共用部の加工など)

建物名の表記ゆれ(新旧名称、ハイフン・全角半角違い)で検索にヒットしないことがあるため、不動産契約書の正式名称で確認するとミスが減ります。

エリア内でも導入できない代表例

  • 建物が未導入(集合装置なし)または収容満杯で空きポートがない
  • 共用部(MDF・EPS)のスペース不足や鍵管理上の立ち入り不可
  • 古い配管で通線不可、配線が劣化・断線している
  • 私道・敷地の占用許可が取れない、越境が必要
  • 新築で外壁穴あけや露出配線への同意が得られない
  • 固定電話の継続要件により設備側の条件が合わない

迷ったときの確認ポイント

  • 住居タイプを正しく選ぶ(戸建て/マンション)
  • マンションは必ず「建物名(正式名称)」で検索する
  • 旧郵便番号・表記ゆれでも再検索する(市町村合併エリアは特に有効)
  • 固定電話の継続有無を入力し、判定結果の分岐を確認する
  • 工事希望日時の柔軟性を持たせ、現地調査での代替ルート提案を受け入れる

どちらを選ぶべきかの目安

  • 戸建て:光配線での直収が基本です。可能なら将来を見据え、宅内はカテゴリー6A以上のLAN配線にしておくと安定します。
  • マンション:配線方式が最重要です。VDSLのみの物件は速度が頭打ちになりやすいため、光配線方式の導入可否を管理会社に確認し、不可なら他回線も比較検討すると失敗が減ります。

戸建てとマンションの“対応範囲”早見表

観点戸建て(ホーム)マンション(集合住宅)
判定の主軸前面ルート確保・設備空き建物導入済み可否・配線方式
追加の許可私道・越境・外壁加工の同意管理組合・オーナーの承認
工事リードタイム現地状況で変動(許認可で遅延あり)導入済みなら短期、未導入は不可
ボトルネック電柱・管路の空き、宅内引き込み収容満杯、VDSLによる上限、共用部アクセス
速度の目安光配線で高水準を確保しやすい光配線>LAN>VDSL の順で有利

エリア判定で迷ったら、まず住居タイプと建物名を正確に入れて再検索、次に配線方式と許可の要否を確認してみてください。VDSLしか選べない物件は速度に限界が出やすいので、管理会社に光配線導入の可否を相談するか、他回線も含めて比較すると満足度が上がりやすいですよ

5ギガ・10ギガプランが使えるエリアはどこ?

提供エリアの範囲と特徴

auひかりの「ホームタイプ 超高速サービス(5ギガ/10ギガプラン)」は、戸建て住宅向けに提供されている最大5Gbpsまたは10Gbpsの高速通信プランです。

ただし、このプランが利用できる地域は限られており、全国どこでも申し込めるわけではありません。

現在、主に以下のエリアが対象となっています。

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県

これらの都県でも、すべての地域で利用できるわけではなく、「一部エリア限定」での提供となっています。

特に地方都市や郊外では、まだ1ギガプランしか対応していないケースが多いため、実際の住所単位で確認することが大切です。

また、利用できるのは「戸建てプラン(ホームタイプ)」のみで、マンションタイプでは基本的に5ギガ・10ギガプランは選べません。

エリア拡大の現状と今後の見通し

2025年時点では、5ギガ・10ギガプランの提供エリアは依然として首都圏中心にとどまっています。

KDDIは今後も順次拡大を予定していますが、現時点で全国的な拡大スケジュールは公表されていません。

特に東海(愛知・静岡・岐阜・三重)や関西(大阪・兵庫・京都など)では、auひかり自体が提供されていないため、現状では高速プランの導入見込みは限定的です。

高速通信を重視する場合は、他の10ギガ対応光回線(NURO光、ドコモ光10G、ソフトバンク光10Gなど)も検討するのが現実的です。

契約前に確認しておくべき注意点

5ギガ・10ギガプランを検討する際には、次のポイントに注意しましょう。

  • 最大速度は理論値であり、実際の速度は宅内配線やルーター性能、利用時間帯によって変動します。
  • 対応機器(10G対応ホームゲートウェイ・LANケーブルCat6A以上など)が必要です。
  • 同じ住所でも建物や配線状況によって「非対応」と判断される場合があります。
  • auひかりの公式サイトで番地まで入力し、「高速サービス対応」と表示されるか必ず確認しましょう。

また、申し込み可能なエリアでも工事ができないケースがあるため、プロバイダやKDDI窓口での事前確認が安心です。

5ギガ・10ギガプランは、首都圏の一部エリアだけで利用できる特別な高速回線です。住所や建物ごとに対応状況が異なるので、「都道府県レベル」ではなく「番地レベル」でチェックするのがポイントですよ

公式サイトでのエリア確認方法(郵便番号・住所検索手順)

auひかりを申し込む前に必ず行っておきたいのが、自分の住所が提供エリア内かどうかの確認です。公式サイトでは、郵便番号や住所を入力するだけで、数分で簡単に調べることができます。ここでは、実際の操作手順や注意点をわかりやすく解説します。

auひかり公式サイトのエリア検索ページにアクセス

まず、KDDIが運営する「auひかり 提供エリア検索ページ」にアクセスします。代理店や比較サイトでも確認は可能ですが、正確性と安全性の面から公式サイトでの確認が最も確実です。代理店サイト経由だと、個人情報を入力したあとに営業電話がかかってくるケースもあるため、注意しましょう。

郵便番号から検索する方法

エリア検索画面に進んだら、次の手順で操作します。

  1. 「住居タイプ」を選択
  • 「一戸建て」または「マンション・アパートなど」から選択します。
  • 建物タイプにより提供プランが異なるため、正確に選択することが重要です。
  1. 郵便番号を入力
  • 例)111-2222 のように、郵便番号の前半と後半を分けて入力します。
  • 市町村合併などで郵便番号が変更された地域では、旧郵便番号でも検索を試すと確実です。
  1. 固定電話番号を入力(任意)
  • 現在の固定電話番号をそのまま利用したい場合は入力します。
  • 携帯電話番号では検索できませんので注意してください。
  1. 「エリアを確認する」ボタンをクリック
  • 結果ページに、提供エリアの可否が表示されます。
  • 「提供エリア内」と出た場合でも、建物の配線設備によっては申し込みができない場合もあります。

住所から検索する方法(都道府県選択)

郵便番号がわからない場合は、都道府県→市区町村→町名の順に選択して検索できます。こちらも同様に「住居タイプ」を選んでから検索ボタンを押すだけで、対象エリアかどうかを判定できます。

エリア検索時によくあるエラーと対処法

エリア検索でうまく結果が出ない場合、次のような原因が考えられます。

  • 郵便番号の入力ミス
    → 「半角数字」で入力し、ハイフン(-)を正しく入れましょう。
  • 新しい住所や建物が反映されていない
    → 建物が新築の場合、データベース未登録のことがあります。KDDIサポートへ問い合わせると最新情報を確認してもらえます。
  • 通信環境の不具合
    → スマートフォンで操作している場合、Wi-Fiをオフにしてモバイル回線で再試行するとうまくいくことがあります。

エリア結果の見方と注意点

エリア検索の結果は、以下のように分類されます。

  • 「提供エリア内」:申し込み可能。ただし建物環境によっては要確認。
  • 「提供予定」:今後拡大予定。定期的に再確認するのがおすすめ。
  • 「提供エリア外」:auひかりは利用不可。他社光回線を検討するのが現実的です。

エリア確認はほんの数分で終わりますが、正確に入力しないと誤判定されることがあります。郵便番号や住所を慎重に確認して、公式サイトからチェックするのが安心ですよ。

エリア外だった場合の3つの選択肢

1. 他社の光回線を検討する

auひかりが提供されていない地域では、まず他社の光回線を検討するのが最も現実的です。全国的に利用できる「フレッツ光」系の回線や、独自回線を持つ「NURO光」「ドコモ光」「SoftBank光」などが主な候補になります。

特にフレッツ光を基盤とした光コラボ回線は、エリアの広さと提供実績が豊富で、多くの地域で利用できます。また、auスマートバリューのようなスマホ割引を重視する場合は、KDDI提携の「ビッグローブ光」などを選ぶと割引を継続できることもあります。

選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 提供エリアの広さ(全国対応かどうか)
  • 通信速度や安定性の口コミ
  • スマホとのセット割の有無
  • 契約期間や違約金、工事費などの条件

これらを比較することで、エリア外でも快適なネット環境を構築できます。

2. ホームルーターやモバイルWi-Fiを活用する

工事が難しい地域や賃貸物件などでは、光回線を引かずに使えるホームルーターやモバイルWi-Fiも有効な選択肢です。特に「au 5G HOME」「WiMAX」などの無線回線は、開通工事が不要で、最短即日から利用を始められます。

メリットは以下の通りです。

  • 工事不要で設置が簡単
  • すぐにインターネット環境を整えられる
  • 引っ越しや転勤が多い人でも柔軟に利用できる

一方で、通信は電波状況に左右されるため、光回線ほどの安定性や高速性は期待できません。また、データ容量や速度制限があるプランもあるため、利用目的(動画配信・リモートワーク・ゲームなど)に応じて選ぶことが大切です。

短期利用や引っ越し予定がある人には特におすすめの方法です。

3. 地域限定の電力系・自治体系光回線を利用する

関西や東海など、auひかりが提供されていない地域では「電力系光回線」が強力な選択肢になります。たとえば関西の「eo光」、東海の「コミュファ光」、中国地方の「メガ・エッグ光」などが代表的です。これらは地元の電力会社や通信事業者が運営しており、地域密着型のサポートと安定した通信品質が特長です。

選ぶ際のチェックポイントは次の通りです。

  • 対応エリアの詳細(市区町村レベルで確認)
  • 契約プランと料金体系
  • スマホ割やキャンペーンの適用有無
  • 工事費や契約期間などの初期条件

全国展開の光回線よりも地域密着型の対応を受けられる点も魅力です。特にサポート体制を重視する人には安心できる選択肢と言えます。

エリア外でも落ち着いて選べば、最適な回線は必ず見つかります。他社の光回線・ホームルーター・地域限定回線の3パターンを比較しながら、「速度・料金・安定性・サポート」のバランスで決めてください。焦らず一度、自分の住まい条件とライフスタイルを整理して選ぶことが大事ですよ

引っ越しや転居時のエリア再確認と手続きの流れ

引っ越し先でauひかりが使えるかどうか、まずはエリア確認

引っ越しを控えている場合は、新居の住所が「提供エリア」内にあるかを必ず確認しておく必要があります。確認を怠ると、次のようなトラブルにつながる可能性があります。

  • 新居が提供エリア外で、継続利用できず再契約が必要になる
  • 開通工事が間に合わず、ネットが使えない期間が発生する
  • 割引やキャンペーンが引っ越し先で継続できず、月額料金が上がる

確認手順は以下の通りです。

  • 新住所の郵便番号と住居タイプ(戸建て・マンション)を準備する
  • auひかりの公式「提供エリア確認ページ」で郵便番号と住居タイプを入力
  • 表示された「対応可否」を確認し、建物名や部屋番号まで入力して再チェック

提供エリア内であっても、建物の配線設備や契約形態によっては導入不可の場合もあります。特にマンションタイプは建物全体での対応状況に左右されやすいため、注意が必要です。

引っ越し(移転)手続きの基本的な流れ

新住所が対応エリア内の場合は、「移転手続き」として契約をそのまま引き継ぐことができます。一般的な流れは次の通りです。

  1. 引っ越しが決まり次第、1か月前を目安に手続きを開始する
  2. 現在の契約プランとプロバイダを確認し、住居タイプの変更有無をチェックする
  3. auひかりのサポート窓口またはWebページから「移転申込み」を行う
  4. 工事日程や機器送付の案内を受ける(立ち会いが必要な場合もあり)
  5. 新居で機器設置・初期設定を行い、インターネット接続を再開する

繁忙期(3〜4月など)は工事予約が取りにくいため、余裕をもって手続きするのが安全です。

住居タイプ変更・提供不可の場合の注意点

引っ越しによって住居タイプや提供状況が変わるケースでは、契約や費用に影響することがあります。

  • 戸建て→マンション、またはその逆になるとプラン・月額料金が変わる
  • 提供エリア外だと継続不可となり、解約扱いになる場合がある
  • 契約解除料や工事費残債が発生する可能性がある
  • 繁忙期や建物設備の影響で開通までに3〜4週間以上かかることもある

新居での契約継続が難しい場合は、他社の光回線(NURO光・ドコモ光・SoftBank光など)への乗り換えも検討するのがおすすめです。

手続きで押さえておきたい料金・契約のポイント

移転や再契約に関しては、以下の費用・条件を事前に確認しておくと安心です。

  • 移転手続きに登録料(事務手数料)がかかることがある
  • 工事費の残債や契約解除料が発生する場合がある
  • 新居で新たに開通工事や機器設置が必要なケースがある
  • 契約更新月や割引適用期間が変わることがある

契約内容によっては、移転による特典の引き継ぎができない場合もあります。サポート窓口で必ず確認しておきましょう。

ITに詳しくない方が注意すべきポイント

ネット環境を重視する方は、以下の点を特に意識しておくとトラブルを防げます。

  • 開通予定日を引っ越し日や荷物到着と照らし合わせてスケジュール管理する
  • マンションの場合は管理会社やオーナーに回線導入実績を確認しておく
  • 現在の高速プラン(5ギガ・10ギガ)が新居でも利用可能か確認する
  • 工事立ち会いや設定サポートの時間を確保しておく
  • 契約内容や割引の継続可否を必ずチェックする

新居でもauひかりを快適に使うには、事前のエリア確認と余裕あるスケジュールが大事です。特に引っ越し直前に慌てて申し込むと、開通遅れや契約トラブルの原因になりやすいので注意してください。今の契約内容を見直して、無理なく手続きできるように準備しておきましょう

エリア内でも遅いと感じる時のチェックポイント

回線側(自宅外)の原因を確認

まずは、auひかりの回線やプロバイダ側に問題がないかを確認しましょう。住んでいる地域が提供エリア内でも、回線網の混雑や一時的な障害が原因で速度が落ちることがあります。公式の障害・メンテナンス情報をチェックし、異常がないか確認してください。

また、マンションタイプの契約で「VDSL方式(電話線)」が使われている場合、最大100Mbpsまでしか出ないことがあります。この配線方式は建物の構造に依存するため、個人では改善が難しいケースです。こうした場合は、建物の管理会社やサポート窓口への相談が有効です。

宅内配線・接続機器の見直し

回線側に問題がないときは、自宅内の機器や配線環境を見直しましょう。

  • LANケーブルの規格:古い「CAT5」などは通信速度を制限します。最低でも「CAT5e」以上のケーブルを使用してください。
  • Wi-Fiルーターの設置場所:電子レンジや壁などの干渉物の近くは避け、できるだけ高く開けた場所に設置するのが理想です。
  • ルーターの設定:省エネモードや旧規格(2.4GHz帯)を使用していると速度が落ちることがあります。最新の5GHz帯やWi-Fi6対応機器の利用がおすすめです。
  • 再起動の実施:長時間使用しているルーターは、一時的なエラーや熱の影響で速度低下を起こすことがあります。電源を抜き差ししてリセットすると改善する場合があります。

端末・接続方式の見直し

通信が遅いと感じる場合、利用している機器側の性能や接続方法がボトルネックになっていることもあります。

  • 端末性能:古いPCやスマホではCPUやメモリの性能が不足し、通信処理が追いつかないことがあります。
  • 接続方式:無線接続で遅い場合は、有線LANで直接接続して速度を比較してみましょう。有線で問題がない場合は、無線の干渉やルーター設定が原因です。
  • 通信プロトコルの確認:IPv4接続よりも、混雑しにくいIPv6接続(またはIPv4 over IPv6)を利用すると改善する場合があります。

時間帯・混雑の影響を考える

夕方や夜間、休日など、利用者が集中する時間帯は通信速度が落ちることがあります。以下の点をチェックしてください。

  • 同じ時間帯に繰り返し遅くなるかを記録する
  • 家族が同時に動画視聴やゲームをしていないか確認する
  • マンションタイプでは、建物内で回線を共有しているため、混雑の影響を受けやすい

混雑が原因の場合、自分でできる対策は限られますが、ルーターの再起動や接続先サーバーの変更で一時的に改善する場合もあります。

サポート窓口への相談とプラン再検討

上記を確認しても改善しない場合は、サポート窓口への問い合わせを検討しましょう。契約しているプランや建物設備が、実際の利用に合っていない可能性もあります。

  • プロバイダ側の設定変更や機器交換で改善することがある
  • 契約プランを上位(1Gbps→5Gbpsなど)に変更できるか確認する
  • 建物が古い場合は、他社回線(NURO光・ドコモ光など)への切り替えを検討する

エリア内でも遅い時は、焦らず順番に原因を切り分けるのがコツです。まずは回線や配線、ルーターの状態を確認し、それでもダメなら端末や混雑の影響を疑いましょう。しっかり調べても改善しないときは、遠慮せずサポートに相談するのが最短ルートですよ

9位

auひかり

KDDI

回線タイプauひかり回線
戸建ての月額基本料金5,610円
マンションの月額基本料金4,345円
下り速度(実測値)513.66Mbps
上り速度(実測値)522.56Mbps
PING値(実測値)14.35ms
下り速度の速さ3.80
上り速度の速さ3.96
戸建て料金の安さ1.00
マンション料金の安さ1.24
初期費用の安さ3.99
総合2.80

auひかりがおすすめの理由

auひかりがおすすめの理由は「auひかり回線は独自回線なので、通信速度の実績が高い点」「スマホセット割の割引が大きい点」です。

auひかりは、auの電話回線を利用している独自回線の光回線サービスです。独自回線なので、通信速度の測定でもかなり速い通信を実現しています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、au自身の光回線サービスのため、auケータイとのスマホセット割の割引額も大きく、auユーザーにおすすめの光回線と言えます。さらにauサービス関連の商品とのセット割引が多く用意されているため、auユーザーであれば、割引を最大限活用できるメリットがあります。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、料金はやや高めの設定となっています。

回線タイプauひかり回線
戸建て1年利用時の実質料金8,399円
戸建て2年利用時の実質料金6,702円
戸建て3年利用時の実質料金6,107円
マンション1年利用時の実質料金5,703円
マンション2年利用時の実質料金4,477円
マンション3年利用時の実質料金4,434円
戸建ての月額基本料金5,610円
マンションの月額基本料金4,345円
下り速度(実測値)513.66Mbps
上り速度(実測値)522.56Mbps
PING値(実測値)14.35ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル(auスマートバリューまたは自宅セット割(インターネットコース)
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、LINE、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引
支払方法クレジットカード、Pay-easy、コンビニエンスストア、支払秘書、au Style/auショップ支払い