本ページはプロモーションが含まれています。
目次
コミュファ光が繋がらない時にまず確認するポイント
コミュファ光が急に繋がらなくなった場合、焦って複雑な設定を触る前に、基本的なポイントを順に確認することで、短時間で復旧できるケースが多いです。特に「どこで問題が起きているのか」を切り分けると、原因特定が一気に早くなります。
自宅全体の障害か、特定の端末だけの問題かを切り分ける
まず、全ての機器でインターネットが使えないのか、それとも特定の端末だけなのかを確認します。
- スマホ・PC・タブレットの複数端末で接続を試す
- 有線/無線の両方で症状が出ているか確認する
自宅全体で繋がらない場合は、機器側や回線側のトラブルが疑われます。逆に特定の端末だけなら、その端末の設定やWiFi接続先の問題が中心になります。
WiFiの接続先SSIDが正しいかを確認する
WiFiの場合、別のSSIDへ誤接続しているだけで「遅い」「繋がらない」ように感じることがあります。
- 自宅ルーターが提供するSSID名を選択できているか
- 2.4GHz/5GHzのうち、意図しないバンドに接続していないか
- スマホの自動接続設定が古いSSIDを掴んでいないか
SSIDが複数ある環境では、間違ったネットワークに繋がることが多いため要注意です。
ルーター・ONU・ホームゲートウェイのランプ状態を確認する
物理機器のランプ状態は、故障・通信断・設定エラーなどを判断するための最重要ポイントです。
- 「POWER」ランプが点灯しているか
- 「LINK」「WAN」「ACT」などの通信ランプが正常点灯しているか
- ルーターだけでなくONU(光回線終端装置)も確認する
ランプが消灯・点滅異常の場合は、機器側のトラブルや光信号の断線が疑われます。電源ケーブルの緩みや、光コンセントのコネクタが外れているケースもあります。
契約状態・料金の支払い状況を確認する(Myコミュファ)
意外と見落としやすいのが、契約関連のトラブルです。
- Myコミュファにログインし、「契約状態」に異常がないか確認
- 料金未納による利用停止が発生していないか
- オプション変更後に設定が必要な項目がないか
支払い関連の停止や契約内容の変更があると、通信が遮断されるケースがあります。
接続機器の再起動で改善するケースを確認する
基礎的ですが、最も効果的なトラブル対処が再起動です。
- ONU → ホームゲートウェイ → ルーター → 端末の順番で電源を入れ直す
- 10〜30秒ほど電源を切ってから再接続する
内部の処理が詰まっているだけで通信が止まることがあり、再起動で復旧するケースは非常に多いです。
配線の緩み・抜けを確認する
機器が多い環境ほど、配線が緩んで接触不良を起こしやすくなります。
- ONUとルーター間のLANケーブルがしっかり挿さっているか
- LANケーブルに強い折れや断線がないか
- 電源タップのスイッチが誤ってOFFになっていないか
特にLANケーブルは「カチッ」と音がして完全に挿さっていなければ通信できません。

繋がらない時は、焦らずに“まずどこで問題が起きているか”を切り分けることが大切です。端末・ルーター・ONU・配線・契約の順で確認すれば、多くのトラブルは自力で解決できますよ。最初に基本を押さえておくことで、無駄な作業や時間ロスを防げます。
WiFiが繋がらない時に確認すべき設定と環境要因
WiFiが繋がらない原因の多くは、機器の故障よりも「設定」「電波環境」「端末側のネットワーク状態」にあります。ここでは、競合サイトよりも深く、状況別に確実に切り分けられるチェックポイントをまとめています。
2.4GHz/5GHzの切り替えとSSID確認
WiFiの周波数帯は通信品質に大きく影響します。特にマンションや家電の多い環境では2.4GHz帯が混雑しやすく、接続できても通信が不安定になりやすい傾向があります。
2.4GHz/5GHzで症状が変わる場合がありますので、両方のSSIDへ接続を試すことが有効です。
- 2.4GHz帯
障害物に強く距離が伸びるが、混雑や干渉が起きやすい - 5GHz帯
高速で安定しやすいが、壁に弱く届く範囲が狭い
接続するSSIDを選ぶ際は、ルーター側で両方が有効になっているかも併せて確認してみてください。
電子レンジ・Bluetooth機器などの電波干渉を除外する
WiFiが突然切れたり、決まった時間帯だけ不安定になる場合は、周辺機器の干渉が疑われます。特に2.4GHz帯は多くの家電と周波数が重なります。
干渉が起きやすい機器の例は次の通りです。
- 電子レンジ
- コードレス電話・FAX
- Bluetoothスピーカー/キーボード
- ベビーモニターや監視カメラ
これらの機器を使うとWiFiだけが途切れるケースがあります。ルーターの設置場所を家電から離すことで改善することが多いです。
端末側ネットワーク設定のリセットで改善するケース
WiFiルーターに問題がなくても、スマホやPCの設定が破損していることで繋がらないことがあります。
代表的な対処として、端末側のネットワーク設定をリセットする方法があります。
スマホの場合(iPhone/Android 共通イメージ)
- WiFi設定の削除
保存済みネットワークを一度削除し、再接続する - 機内モードのオン/オフ
無線機能をリセットする簡易的な方法 - ネットワーク設定のリセット
IPアドレスやDNS設定の誤りをまとめて初期化できる
パソコンの場合
- IPアドレスの自動取得設定を確認
- DNS設定が手動になっていないか確認
- ネットワークアダプタの無効化→再有効化
端末側の問題を切り分けるために、別のスマホ・PCでWiFiに接続できるか試す方法も有効です。
SSID非表示・MACアドレスフィルタの設定確認
ルーターの設定によっては、接続が拒否されている可能性があります。
SSID非表示(ステルス設定)
SSIDが非表示設定だと、端末の一覧にネットワークが表示されず手動入力が必要になります。誤設定や入力ミスで接続できないケースが多いため、一時的にSSIDを表示状態に戻して確認すると切り分けしやすくなります。
MACアドレスフィルタリング
端末のMACアドレスがルーター側でブロックされていると、パスワードが正しくても接続できません。
- 新しい端末だけが繋がらない
- 家族の端末は問題なく使える
このような場合はフィルタ設定が原因である可能性が高いです。
ルーターの設置環境を見直す
設置場所の影響で電波が弱くなることがあります。特に戸建てやメゾネットでは階層を跨ぐと通信が弱まりやすい傾向があります。
改善に効果があるポイントは次の通りです。
- 床置きではなく、腰〜胸の高さに設置する
- 金属ラック・水槽・家電の近くを避ける
- 壁や天井裏の配線ダクト付近に置かない
電波強度が改善するだけで「繋がらない」「途切れる」が解消されるケースは非常に多いです。
端末の同時接続数が多すぎる場合の確認
スマホ・家電・PC・ゲーム機など、多数接続しているとルーターが処理しきれず不安定になることがあります。
特にWiFi5以前のルーターは同時接続数に弱いモデルが多く、
- ZoomやTeamsで落ちる
- ゲームの回線だけ不安定
- 家族が増えたら途切れるようになった
といった症状が起きやすいです。
不要な端末を切断したり、ルーターの再起動やWiFi6対応機への交換が効果的です。

WiFiの接続問題は、周波数や干渉、端末設定、ルーターの配置など複数の要因が絡むことが多いです。落ち着いて一つずつ切り分ければ、原因にたどり着けますよ。特に周波数切り替えと端末側の設定リセットは効果が大きいので、困った時は真っ先に試してみてくださいね
有線LANで繋がらない時のチェックリスト
有線LANで接続できない場合は、WiFiの問題とは切り分けて、物理的な接続・ネットワーク設定・機器の状態を順番に確認することで原因を特定しやすくなります。特に、LANケーブルやパソコンの設定ミス、スイッチングハブの不良は見落とされやすく、競合サイトでも重点項目として扱われている重要ポイントです。以下のチェックリストに沿って確認すれば、ほとんどの有線接続トラブルは自己解決できます。
LANケーブルの規格と断線を確認する
LANケーブルは外見に異常がなくても、内部の芯線が切れていて通信だけが不能になるケースがよくあります。さらに、規格の違いが原因で通信速度が大きく制限される場合もあります。
まずは、以下の手順で確認します。
- ケーブルに「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」などの表記があるか確認する
※「CAT5」は100Mbpsまでしか対応せず、コミュファ光の速度を大きく低下させる要因になります。 - コネクタ部分が緩んでいないか、カチッと奥まで差し込まれているか確認する
- ケーブルを指で軽くしならせ、途中で異常に折れ曲がっている箇所がないかチェックする
- 予備のケーブルがあれば交換して再度テストする
ケーブル交換だけで復旧するケースは非常に多く、最も手早く試せるポイントです。
パソコン側のネットワーク設定を見直す
有線LANが認識されているのにネットが使えない場合は、PC側のIPアドレスやDNS設定が固定値になっている可能性があります。
Windowsの場合の確認ポイント
- 「ネットワークとインターネット」→「アダプターのオプションを変更」
- 対象の“イーサネット”を右クリックし「プロパティ」
- 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を開き、
IPアドレス/DNSサーバーが「自動取得」になっているか確認する
macOSの場合の確認ポイント
- 「システム設定」→「ネットワーク」→「Ethernet」
- IPv4設定が「DHCPを使用」に設定されているか確認する
- DNS欄に不要な値が残っていないかチェックする
固定IP設定が残っていると、正常に通信できてもインターネットに出ていけない状態になるため、最優先で確認すべき項目です。
スイッチングハブの故障・ループを疑う
複数の部屋で有線LANを使っている家庭では、スイッチングハブの不良が原因で突然つながらなくなることがあります。特に、長期使用・埃の堆積・発熱過多は故障を起こしやすい要因です。
次の点を確認します。
- ハブのランプが点灯しているか(全消灯や異常点滅は故障の可能性)
- 多段接続している場合、不要なハブを外して最小構成で接続し直す
- ケーブルの差し替えで挙動が変わるか確認する
- 別のハブがあれば一時的に交換してテストする
また、同じLANポートに誤って両端を接続してしまう「ループ接続」はネットワーク全体を停止させるため、配線を整理して誤接続がないか必ず確認します。
VDSL方式の場合の宅内装置を再起動する
マンションでVDSL方式を利用している場合、宅内のVDSL装置がフリーズすると有線LANだけがつながらなくなることがあります。
確認するポイントは次のとおりです。
- VDSL装置の「LAN」「AUTH」「DSL」などのランプ状態を確認する
- 異常点灯の場合、電源ケーブルを抜いて30秒ほど待ち、再度電源を入れる
- 壁のモジュラージャックの接触不良が起きていないか差し直す
- 集合住宅側の配線盤の設定変更が関係している場合は管理会社に相談する
VDSLは機器の再起動が最も効果的で、復旧率が高い対処法です。
パソコンがLANポートを認識しているかを確認する
有線LANケーブルを接続しても認識しない場合は、パソコン側のLANポートに問題があるケースがあります。
- “イーサネット”の項目がデバイスマネージャーに表示されているか確認する
- LANドライバの更新・再インストールを試す
- USB-LAN変換アダプタを使って接続し、改善するか確認する
特にノートPCはLANポートの物理故障が起こることもあり、その場合は外付けアダプタで回避できるケースが多いです。
ONU・HGWとの接続ポートを確認する
意外と多いのが、ONUとルーター、PCの接続先を誤って挿しているケースです。
- ONUのLANポートから“WAN”ポートへルーターが接続されているか
- ルーターの“LAN1~4”のどれかにPCを接続しているか
- HGW(ホームゲートウェイ)を利用している場合、LANポート番号を変更して改善するか確認する
LAN同士やWAN同士の誤接続は非常に多いため、ケーブルのたどり直しは必須です。
ネットワークの一時的な競合を解消する
機器を複数つないでいる場合、アドレス競合やセッションの詰まりが原因で通信できなくなることがあります。次の順番で機器を再起動すると、ほとんどの競合が解消されます。
- ONUの電源を切って30秒待つ
- HGWまたはルーターの電源を切る
- スイッチングハブの電源を切る
- PCを再起動する
- ONU → HGW → ルーター → PC の順で電源を入れる
有線LANはWiFiより安定していますが、機器間の競合が発生すると突然通信できなくなるため、全機器のリフレッシュは効果的です。

有線LANは、ケーブル・設定・機器のどれかに問題があるだけで通信できなくなります。ひとつずつ丁寧に確認すれば多くのトラブルは解決できますので、落ち着いて順番にチェックしてみてくださいね
通信障害を疑うべきケースと確認方法
通信障害が原因の場合、ユーザー側の設定や機器をいくら操作しても改善しません。障害かどうかを早期に切り分けられると、無駄な作業を避けて復旧までの方針を明確にできます。ここでは、障害を判断しやすい状況と正しい確認手順を整理します。
障害を疑うべき典型的なケース
特定の端末だけではなく、自宅内すべての機器で同時に接続できない場合は、通信障害の可能性が上がります。個別の不具合とは異なり、家庭内ネットワーク全体が突然落ちる点が特徴です。
次のような状況は特に障害が疑われます。
- すべての端末で同時にネット接続ができない
- ルーターやONUのランプが正常点灯しているのにインターネットに繋がらない
- 再起動を数回試してもまったく改善しない
- 近隣で同じコミュファ光を使う人も繋がらないと話している
- 特定地域で大規模障害がSNSなどで話題になっている
機器の故障による接続不可と似ていますが、複数端末・複数世帯で発生する点が大きな判断材料になります。
公式情報での障害確認ポイント
障害確認は、まずコミュファ光の公式情報で行うのが最も確実です。特に以下の点に注目すると、現在の状況が把握しやすくなります。
チェックするべき項目
- 障害発生地域
- 障害の対象サービス(インターネット・光電話など)
- 発生日時と現在の復旧状況
- 原因(設備故障・メンテナンス・広域障害など)
- 復旧見込みの有無
障害情報が更新されるまで時間がかかる場合もあり、発生直後は掲載されないこともあります。数分〜数十分おいて再確認すると、情報が追加されていることがあります。
近隣の状況を判断する手順
公式情報だけでは判断できない場合、周辺地域の状況を確認することで障害の発生範囲を推測できます。
確認のポイント
- 同じ建物・同じフロアで利用者が複数いる場合は状況を共有してみる
- 近隣の友人・家族が同じコミュファ光を利用している場合は連絡してみる
- SNSで地域ワード+「コミュファ光」などを検索し、広域的な停止が起きているかをチェックする
ユーザー間の報告が複数見つかる場合は、障害の可能性が非常に高くなります。
障害発生時の復旧までの一般的な目安
通信障害は原因により復旧時間が大きく異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。
- 数十分〜数時間:局所的なネットワーク機器のトラブル
- 半日〜1日:設備交換・配線トラブルの復旧作業
- 広域障害:複数日かかるケースもある
復旧作業はユーザー側で早めることができないため、状況把握と待機が中心になります。
障害時にやってはいけない行動
障害発生中は、誤った対応により余計なトラブルを引き起こすことがあります。次の行動は避けてください。
- ONUやルーターの初期化をむやみに行う
- 配線を抜き差しし続ける
- 契約情報を再設定しようとして誤った設定を上書きする
- 何度も端末を再起動し続けて負荷をかける
障害時はユーザー側の設定が原因ではないため、大がかりな操作を行う必要はありません。機器の電源再投入までにとどめ、公式情報の更新と復旧を待つのが最適です。

通信障害はユーザー側の努力では改善できないので、早い段階で「障害の可能性」を切り分けることが大切なんです。複数端末・複数世帯で同時に繋がらない時は、落ち着いて公式情報を確認して状況を把握しておきましょう。無理な設定変更を避けることもポイントですね
ルーター・ONUの不具合を解消する基本対処法
ルーターやONUは、コミュファ光の通信を支える中心的な機器です。わずかな設定の乱れや熱暴走が原因となって接続が不安定になることがあり、復旧のためには正しい手順と環境確認がとても重要です。ここでは、初心者でも確実に実行できる基本対処法をまとめています。
正しい順番で再起動する
複数機器を使用している場合、再起動の順番を間違えると改善しないことがあります。通信経路を上流から立ち上げるイメージで進めるのがポイントです。
- ONUの電源を切る
- ホームゲートウェイ(HGW)やルーターの電源を切る
- 30〜60秒待つ
- ONUの電源を入れて完全にランプが安定するまで待つ
- HGW → ルーターの順に電源を入れる
- 最後にパソコン・スマホなど接続端末の再起動を行う
ランプが点滅から点灯へ安定したことを確認してから次に進むことで、IPアドレスの競合や認証エラーを避けられます。
機器の初期化が必要なケースと注意点
設定が大きく乱れた場合や、特定の設定変更後に繋がらなくなった場合は初期化が有効なことがあります。ただし、初期化を行うと設定が工場出荷状態に戻るため、以下のケースに該当するときのみ実施することをおすすめします。
- 再起動を数回試しても改善しない
- WiFi名(SSID)が突然消えた
- 管理画面にアクセスできない
- 設定変更後に完全に通信が失われた
初期化は本体背面などにある「RESET」ボタンを10秒前後長押しすると実行されます。PPPoE接続を利用している家庭では再設定が必要になるため、事前にID・パスワードを手元に用意しておくと安心です。
発熱と設置環境によるトラブルを除外する
通信機器は熱に弱く、長時間の高温状態が原因で速度低下や突然の切断が起こることがあります。特に夏場や密閉空間での設置はトラブルの大きな要因になります。
確認すべきポイントは次のとおりです。
- ルーターの上に物を置いていないか
- 密閉されたテレビ台や棚の奥に押し込まれていないか
- 直射日光が当たる場所に置いていないか
- 排気口が塞がれていないか
発熱が気になる場合は、風通しの良い場所に移動するだけでも改善することがあります。
長期使用による故障サインを見極める
通信機器には寿命があり、使用環境によっては3〜5年ほどで内部部品が劣化し、不具合が頻発することがあります。次のような症状が出ていれば交換を検討してよい状態です。
- ランプが正しい状態で点灯しない
- フリーズして再起動しないと使えない状態になる頻度が増えた
- ランプが異常に点滅し続ける
- 管理画面が極端に重い、または開けない
レンタル機器の場合は無償交換の対象となることもあるため、明らかな異常があれば早めに相談することをおすすめします。
ケーブル類の接続不良もチェックする
意外と多いのがケーブルの緩みや抜けかけによる接続不良です。機器を触った覚えがなくても、清掃や家具移動の際に微妙にずれることがあります。
確認するポイントは以下です。
- ONUとルーターをつなぐLANケーブルが奥までカチッとはまっているか
- 壁の光コンセントからONUへの光ファイバーケーブルが折れ曲がっていないか
- 古いLANケーブル(CAT5など)を使っていないか
ケーブルを一度抜き、カチッと音がするまで差し込み直すだけで改善することもあります。

ルーターやONU周りのトラブルは、再起動や環境の見直しだけでも大きく改善することが多いです。焦らず順番を守って試してみると、不具合の切り分けがしやすくなりますよ。特に発熱やケーブルの緩みは見落としやすいので丁寧に確認してくださいね
速度が出ず「繋がらないように感じる」場合の改善策
速度が極端に低下すると、ページが開かない・動画が止まる・ゲームが遅延するといった症状が発生し、実質的に「繋がらない」と感じてしまいます。回線自体が切断されていない場合でも、速度が出ない原因を特定し改善することで大幅に快適になります。ここでは、速度低下の原因ごとに効果的な改善策を整理します。
IPv6(IPoE)接続へ切り替えて混雑の影響を回避する
夜間のピークタイムは、従来のIPv4(PPPoE)接続が混雑しやすく速度が落ちる傾向があります。コミュファ光はIPv6(IPoE)方式に対応しているため、対応ルーターを利用することで混雑の影響を大幅に回避できます。
IPv6接続が有効か確認するポイント
- ルーターの設定画面に「IPv6(IPoE)」「v6プラス」などの表記があるか
- 端末のネットワーク診断でIPv6が有効になっているか
- 古いルーターを使っている場合は、IPv6非対応で混雑の影響をそのまま受けている可能性がある
IPv6は“速度改善効果”が非常に高いので、ピークタイムに遅い場合は最優先で確認すべき項目です。
LANケーブル・WiFi規格など機器側のボトルネックを解消する
速度が遅い原因の多くは通信経路のどこかがボトルネックになっています。特に古い機器を使っていると、回線速度とは関係なく100Mbps以下まで低下することがあります。
確認すべき代表的なボトルネック
- LANケーブルがCAT5(100Mbps上限)になっていないか
- 中継器や古いスイッチングハブ(100Mbps対応)が挟まっていないか
- パソコンのLANポートが1Gbpsに対応しているか
- WiFi端末が古い規格(WiFi4)で速度に限界がある
改善策
- LANケーブルはCAT5e以上に交換する
- 中継器を外し、ルーター直下の構成で速度を確認する
- 古いノートPCやIoT機器がある場合は、接続機器を減らして動作を確認する
特にLANケーブルは安価で交換しやすいため、最も費用対効果が高い改善策です。
WiFiのチャンネル干渉を回避して安定性を高める
WiFiが遅い場合は、電波干渉が原因で速度が落ちているケースが多いです。マンションや集合住宅では、周囲のアクセスポイントとチャンネルが競合して速度が不安定になります。
干渉が起きやすいケース
- 2.4GHzしか使っていない
- 近所のWiFiと同じチャンネルになっている
- 電子レンジ・Bluetoothなど干渉源が多い
改善策
- 5GHz帯(WiFi5・WiFi6)を使用する
- ルーターの自動チャンネル設定を有効にする
- 干渉の少ないチャンネルに手動で変更する
- ルーターを床付近ではなく部屋の中心・高い位置に配置する
5GHz帯は干渉に強く、速度が安定しやすいため、利用可能であれば積極的に切り替えることをおすすめします。
高速プラン・WiFi6対応ルーターで抜本的に改善できるケース
通信機器の性能不足が原因で上限速度に達していない場合、機器のアップグレードが有効です。特に家族が多く同時接続が多い場合は、ルーターの処理能力が追いつかず速度低下を招きます。
改善に効果的なアップグレード
- WiFi6ルーターに変更して同時接続時の速度低下を抑える
- 1Gbpsプランでもルーターの性能差で大きく速度が変わる
- 10Gbpsプランのエリアなら上位プランへの切り替えで改善することもある
- メッシュWiFiで広い住居の電波弱点を補う
特にWiFi6ルーターは、通信の混雑に強く、複数端末を同時に接続しても速度が維持されやすいため、旧モデルのルーターを使用している場合は効果が大きいです。
端末側のネットワーク設定やバックグラウンド負荷を確認する
速度が遅いと思っても、端末の内部処理が原因で“遅く見えている”ケースもあります。
確認すべき端末側の要因
- OSのアップデート処理が通信帯域を使っていないか
- クラウド同期(Google Photos・iCloudなど)が大量に動作していないか
- VPNが常時ONになって速度が制限されていないか
- ブラウザの拡張機能が通信を妨げていないか
端末の負荷が高い場合、回線速度と関係なくページが重くなることがあるため、タスクマネージャーやアクティビティモニタで状態を確認しておくと原因の切り分けに役立ちます。
スマート家電・IoT機器の過剰接続を見直す
家庭内にWiFi接続機器が増えすぎると、ルーターの処理能力を圧迫して速度が落ちることがあります。
負荷になりやすい機器例
- スマートスピーカー
- ネットワークカメラ
- スマート家電
- ゲーム機複数台
改善策
- 使っていない機器のWiFi接続を一時的にOFFにする
- 同時接続上限に達していないか確認する
- ゲーム機やPCは有線LANに切り替えて負荷を分散する
とくにゲーム・動画視聴・会議アプリなど帯域を多く使う用途は、有線接続への切り替えが安定性向上に非常に効果的です。

速度が出ないときは、原因が「回線」「機器」「WiFi」「端末」のどこにあるか切り分けることが大事なんです。特にIPv6接続やLANケーブルの見直しは即効性がありますので、できる部分から順番に試してみてくださいね。
引っ越し・工事直後に繋がらない場合の注意点
引っ越しや工事の直後は、配線環境・装置設定・回線の開通状態が一時的に不安定になりやすく、コミュファ光でも「繋がらない」「WiFiが出ない」「速度が極端に遅い」といったトラブルが起こりやすくなります。ここでは、工事完了直後でも安定して接続できるよう、特に注意すべきポイントを整理します。
回線工事の完了状態を正しく確認する
工事担当者が退去した直後でも、回線が実際には“完全開通”していないケースがあります。以下の点を順に確認すると、開通未完了によるトラブルを切り分けられます。
- ONU・ホームゲートウェイの「光回線(PON/LINK)」ランプが点灯しているか
点滅が続く場合は、局側開通作業の反映待ちの可能性があります。 - 工事完了メール、またはMyコミュファで開通状況を確認
引っ越し工事ではシステム反映に時間差が出やすく、30分〜1時間ほどラグが発生することがあります。 - 物理配線が正しいかを必ず再チェック
ONUと壁の光コンセント、HGW、ルーターの接続順序が誤っているだけで接続不可になります。
開通直後は「ランプ点灯 → 数分で再起動 → 点灯」のように機器が安定するまで時間がかかることもあります。
ルーターの再設定が必要なケースを見落とさない
引っ越し・工事直後に多いのが「以前の住まいで使っていた設定のまま」になっているケースです。環境が変わると、以下の再設定が必要になることがあります。
● PPPoE接続を利用している場合
プロバイダのID/パスワードが再入力されていないと通信できません。
● WiFi設定の再構築が必要な場合
SSIDが初期化されている、または旧ルーターのSSIDに自動接続してしまっているケースがあります。
● ルーターの動作モードが誤っている
ブリッジモード/ルーターモードの設定が逆だと、インターネットに出られなくなります。
引っ越し時は「機器配置が変わる → LAN配線が変わる → 動作モードの最適値も変わる」という流れがよく起きるため、設定見直しは必須です。
マンション設備側のスイッチ設定に問題があるケース
集合住宅の場合、建物共用部のスイッチング装置が正しく切り替わっていないことがあります。特に以下のケースで発生しやすいです。
- 引っ越し直後にVDSLから光配線方式へ切り替わった
- フロアスイッチのポートが旧住戸のまま割り当てられている
- 配管内の光ケーブル接続が未反映の状態
共用部の不備は自分では確認できないため、マンション設備トラブルが疑われるときは、コミュファに「共用部スイッチのポート割り当て確認」を依頼するのが最短です。
業者の工事不備が疑われるときの対処手順
工事直後は、作業ミスや部材不良が原因で繋がらないケースも一定数あります。自分で判断しようとせず、次の手順で確認を進めるとスムーズです。
- ONUの光ケーブルが確実に奥まで刺さっているか確認
光ケーブルは“軽く刺さっているだけ”では通信できません。クリック音がするまで差し込みます。 - HGW・ルーターのランプ状態を写真で記録
サポートに伝える際に非常に有効です。 - 工事業者の作業票に記載された配線図と実配線が一致しているか確認
LANポートの差し間違いは多いトラブルの一つです。 - コミュファへ工事後の開通確認を依頼
開通処理の漏れや、光信号のレベル異常が検出される場合があります。
工事不備が原因だった場合、無償で再工事が行われることもあります。
開通当日の接続が不安定になりやすい理由
工事日当日は、回線側の設定反映や装置の自動更新が並行して走ることがあります。そのため、次のような現象が起きても異常ではありません。
- ランプが周期的に点滅する
- 1時間ほど通信が不安定になる
- ルーターが何度か自動で再起動する
設定が完全反映されると安定しますので、30〜60分ほど時間を置いて再度接続を確認するのが効果的です。

引っ越し直後は、設定や配線の小さなズレだけで繋がらないことが多いんです。特に、工事が終わった直後は機器の反映が追いついていない場合もありますので、ランプの状態や接続順序を落ち着いて確認してみてください。原因を一つずつ整理すれば、ほとんどのケースで自力解決に近づけますよ
どうしても繋がらない時に行うべきサポート依頼方法
自力でできる確認や復旧作業をすべて試しても改善しない場合は、早めにサポート窓口へ相談することが最短の解決につながります。適切な依頼方法を知っておくと、対応がスムーズになり、無駄な時間をかけずに原因究明が進みます。
コミュファコンタクトセンターへの相談ポイント
サポートへの連絡は、状況を正確に伝えることで対応が早くなります。特に、機器のランプ状態や発生タイミングを明確に伝えると、原因の切り分けがしやすくなります。
電話が混雑している時間帯もあるため、可能であれば午前中や夕方前など比較的つながりやすい時間に連絡するとスムーズです。
オペレーターに伝えるべき情報一覧
状況説明が曖昧だと、不要な初期対応をやり直すことになるため、事前にメモしておくと安心です。
- 契約者名・登録電話番号
- 発生している症状(完全に繋がらない、速度低下、特定端末だけなど)
- いつから発生したか、きっかけがあったか(工事直後、機器交換後など)
- ONU・ホームゲートウェイ・ルーターのランプ状態
- 試した対処内容(再起動、初期化、ケーブル交換、設定確認など)
- 使用している接続方式(IPv4/IPv6、PPPoE設定の有無)
- マンション・戸建てなどの住居環境
ここまで整理して伝えられると、オペレーター側の原因特定の精度が大きく上がります。
訪問サポートが必要なケースの判断基準
ユーザー側の設定や端末ではなく、宅内配線や機器本体の異常が疑われる場合は、訪問サポートが必要になります。特に、以下の状況が見られる場合は訪問依頼が適切です。
- ONUやルーターの特定ランプが消灯したまま、またはエラー点灯が続く
- 複数の端末で同じ症状が発生している
- 再起動や初期化をしても改善しない
- 工事後に一度も正常接続になっていない
- マンション設備側のスイッチや集合装置の故障が疑われる場合
訪問の日程は混雑する週末よりも平日のほうが早く確保できることが多いため、急ぎであれば平日希望がおすすめです。
故障交換の目安と無償交換対象の考え方
ルーターやONUは長期間の使用で劣化するため、故障交換が必要になるケースがあります。交換の判断はサポート側で行われますが、以下の症状が続く場合は交換対象となる可能性があります。
- 再起動後も頻繁に接続が途切れる
- ランプ表示が正常値に戻らない
- 発熱が異常に大きい
- 初期化をしても改善しない
保証期間内やレンタル機器の場合は無償交換になることが多く、ユーザー側の費用負担が発生するケースは限定的です。費用の有無は必ずオペレーターに確認しておくと安心です。

困ったときは一人で抱え込まずサポートに相談するのが一番の近道です。状況を整理して伝えるだけで解決までの時間をぐっと短くできますよ。ポイントは「いつから」「どの機器が」「何をしても改善しないか」をはっきり伝えることですね。
4位
コミュファ光
中部テレコミュニケーション

| 回線タイプ | 電力系光回線 |
| 戸建ての月額基本料金 | 6,050円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,950円 |
| 下り速度(実測値) | 645.18Mbps |
| 上り速度(実測値) | 644.62Mbps |
| PING値(実測値) | 14.30ms |
| 下り速度の速さ | 4.47 |
| 上り速度の速さ | 4.73 |
| 戸建て料金の安さ | 5.00 |
| マンション料金の安さ | 3.42 |
| 初期費用の安さ | 5.00 |
| 総合 | 4.52 |
コミュファ光がおすすめの理由
コミュファ光がおすすめの理由は「独自回線で高速通信が可能である点」「割引が手厚い点」です。
コミュファ光は、中部電力の傘下の中部テレコミュニケーション株式会社が運営している光回線サービスです。光回線は、中部電力の回線を利用しているため、独自回線ゆえに安定した高速通信が可能となっています。最速10Gbpsのプランも用意されていて、高速のインターネット利用が可能となっています。
また、基本料金も比較的安い中で、割引も豊富で、初年度の割引、キャッシュバックも用意されています。
スマホセット割は、au、UQ mobileが対象となっています。
デメリットは、対応エリアが中部エリアの愛知・岐阜・三重・長野・静岡のみという点です。
| 回線タイプ | 電力系光回線 |
| 戸建て1年利用時の実質料金 | 1,611円 |
| 戸建て2年利用時の実質料金 | 3,693円 |
| 戸建て3年利用時の実質料金 | 4,458円 |
| マンション1年利用時の実質料金 | 3,353円 |
| マンション2年利用時の実質料金 | 4,067円 |
| マンション3年利用時の実質料金 | 4,353円 |
| 戸建ての月額基本料金 | 6,050円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,950円 |
| 下り速度(実測値) | 645.18Mbps |
| 上り速度(実測値) | 644.62Mbps |
| PING値(実測値) | 14.30ms |
| 工事費 | 0円 |
| 初期費用 | 0円 |
| 提供地域 | 長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 |
| 定期契約 | 3年契約 |
| テレビ対応 | |
| 無料ルーターレンタル | |
| 無料訪問サポートつき | |
| 無料セキュリティソフト | |
| 戸建て対応 | |
| マンション対応 | |
| IPv6対応 | |
| サポート | 電話、LINE、チャット |
| 開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり | |
| 違約金負担キャンペーンあり | |
| スマホセット割 | auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引 |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替 |


