SoftBank Air機種変更完全ガイド|手続き方法・費用・キャンペーン・注意点を徹底解説



ソフトバンクエアー機種変更の基本概要

ソフトバンクエアーの機種変更は、専用端末である「Airターミナル」を新しいモデルに切り替える手続きです。利用者が知っておくべき重要なポイントは以下のとおりです。

購入契約者のみ機種変更が可能

Airターミナルを購入契約している方だけが機種変更の対象となります。レンタル契約をしている場合は機種変更ができず、利用を続けたい場合は解約後に再契約する必要があります。

機種変更の受付窓口

手続きはソフトバンクショップのみで受け付けています。オンラインや家電量販店では機種変更できません。さらに、すべてのソフトバンクショップがAirターミナルを取り扱っているわけではないため、事前に「SoftBank Airの機種変更が可能か」を確認してから来店するのが安心です。

契約者本人による手続きが必須

機種変更は契約者本人しか行えません。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要で、代理人による手続きは原則認められていません。確実にスムーズに進めるために、来店予約をしてから手続きに臨むと良いでしょう。

実質的には新しい端末購入契約

「機種変更」という名称ですが、実態は新しいAirターミナルを購入する契約です。そのため、端末代金を一括または分割で支払うことになります。ただし「月月割」という割引が適用されるため、長期利用を前提にすれば実質的に端末代は無料となる仕組みです。

ソフトバンクエアーの機種変更は、購入契約者だけが対象で、ソフトバンクショップでしか受け付けていません。形式上は新規購入契約なので、費用や残債の仕組みを理解してから判断するのが大事ですよ

最新機種Airターミナルの特徴比較

ソフトバンクエアーの機種変更を検討する際、最新モデルである「Airターミナル5」と「Airターミナル6」の性能差を理解しておくことが重要です。通信速度や対応規格に違いがあるため、利用環境に合わせて最適な機種を選ぶ必要があります。

通信速度と対応規格の違い

  • Airターミナル5
    最大通信速度は下り2.1Gbpsで、5Gと4Gに対応しています。発売当初は高速通信を実現したモデルですが、最新機種と比べるとやや性能が控えめです。
  • Airターミナル6
    最大通信速度は下り2.7Gbpsへと向上し、Wi-Fi 7に対応しています。Wi-Fi 7は従来のWi-Fi 6に比べて帯域幅が広く、混雑環境下でも安定した通信を可能にします。特に複数台同時接続や大容量データのやり取りが多い家庭に適しています。

最大接続数と安定性

両機種とも最大128台までのデバイスを同時接続できます。ただし、Airターミナル6はWi-Fi 7による通信効率の改善により、同時接続時の安定性や遅延の少なさで優れています。

5G対応による利便性

どちらの機種も5G通信に対応していますが、Airターミナル6は最新の通信規格に合わせた設計がされているため、5G回線を利用できるエリアでより安定した速度を期待できます。動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークでの大容量データ利用が多い方におすすめです。

価格と支払い方法の違い

  • Airターミナル5:一括71,280円/36回分割 月々1,980円
  • Airターミナル6:一括71,280円/48回分割 月々1,485円

どちらも「月月割」の適用により実質無料で利用できますが、Airターミナル6は支払い期間が長い分、月額の負担を抑えられる仕組みです。

最新機種に切り替えるなら、Airターミナル6が性能面でも将来性でも安心です。ただし旧機種からの残債がある場合は二重払いに注意し、支払い完了後に変更するのが賢いやり方ですよ

機種変更の手続き方法と流れ

ソフトバンクエアーの機種変更はソフトバンクショップでのみ受付されています。オンラインや家電量販店では手続きができないため、必ず事前に流れを理解してから進めることが大切です。

手続き前の準備

  • 契約者本人の確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 契約時の書類や契約内容がわかるもの
    ※契約者本人以外による手続きは基本的に不可です。やむを得ず家族が代理で行う場合は、委任状や家族関係証明書が必要になります。

来店予約

ソフトバンクショップは予約優先のため、公式サイトやMy SoftBank、LINEから来店予約を行ってください。Airターミナルの取扱がない店舗もあるので、事前に対象店舗かどうかを確認しておくと安心です。

ショップでの申し込み

来店当日は準備した本人確認書類を提示し、「ソフトバンクエアーを機種変更したい」と伝えます。スタッフから最新モデル(Airターミナル5や6)の案内や、分割・一括の支払い方法について説明を受ける流れです。その場で契約内容に同意すれば手続きは完了します。

新端末の配送

契約後、新しいAirターミナルは後日自宅に配送されます。到着後は箱の中身を確認し、端末や付属品に不備がないかチェックしてください。

接続と利用開始

届いた端末をコンセントに差し込むと、自動的に回線が開通します。デバイス側でWi-Fi設定を行えば、そのまま新しい機種で利用開始できます。難しい初期設定は不要で、旧端末と同じ感覚で使える点が大きなメリットです。

機種変更の流れは「準備 → 予約 → 来店手続き → 端末配送 → 接続」の5ステップです。特に本人確認書類の忘れや旧端末の残債確認を怠るとスムーズに進められません。落ち着いて準備すれば安心して最新モデルに切り替えられますよ

機種変更にかかる費用と端末代金

端末代金の基本

ソフトバンクエアーの機種変更では、新しいAirターミナルを「購入契約」する必要があり、無料で交換できるわけではありません。代表的な端末価格は以下のとおりです。

  • Airターミナル5
     一括:71,280円
     36回分割:月々1,980円
  • Airターミナル6
     一括:71,280円
     48回分割:月々1,485円

このように高額な端末代が設定されていますが、購入方法としては一括払いまたは分割払いを選べます。利用者の多くは分割払いを選択しています。

月月割による「実質無料」の仕組み

端末代が実際に無料になるわけではなく、「月月割」という割引制度が適用されることで毎月の基本料金から端末代と同額が差し引かれ、実質無料になる仕組みです。

例としてAirターミナル6を48回分割で契約した場合、月々1,485円の端末代を支払いますが、同額が月月割で割引されるため、利用者の負担はゼロに近い形となります。ただし、48か月以内に解約すると月月割が打ち切られ、残りの分割代金を支払い続ける必要があります。

事務手数料とその他の費用

通常は機種変更時に3,300円の契約事務手数料がかかります。ただし、現在は「利用者向け機種変更キャンペーン」により無料になるケースが多いです。Airターミナル1/1.5からの機種変更なら、さらに36か月間753円の割引特典も付きます。

その他の注意点として、旧端末に分割残債がある場合は月月割が終了するため、残りの支払いが新端末代と並行して発生する可能性があります。このため、端末の分割払いを完済したタイミングで機種変更するのが最も負担が少ない選択肢です。

機種変更の費用は「実質無料」と宣伝されることが多いですが、実際には新たに端末を購入する契約を結ぶことになります。分割残債や解約タイミングを見誤ると二重の支払いが発生するため、必ず契約内容を確認してから進めるようにしましょう

利用者向け機種変更キャンペーンの内容

SoftBank Airでは、現在利用中のAirターミナルを新しい機種に変更する際に、利用者向けのキャンペーンが実施されています。対象となる機種や契約状況によって内容が異なるため、ここでは詳細を整理します。

Airターミナル1/1.5利用者向けキャンペーン

初代モデルのAirターミナル1および1.5を利用している方には、より手厚い特典が用意されています。

  • 契約事務手数料(通常3,300円)が無料
  • 月額基本料金から36か月間753円割引
  • 対象機種:Airターミナル2/3/4/4 NEXT/5への変更

ただし、すでに「Air 4G/5G共通プラン」へ移行している場合は月額割引が適用されず、事務手数料無料のみの特典となります。また、レンタル契約中の方は対象外です。

Airターミナル2以降利用者向けキャンペーン

Airターミナル2以降を利用している方も、機種変更時にキャンペーンを利用できます。

  • 契約事務手数料(通常3,300円)が無料
  • 対象機種:Airターミナル3/4/4 NEXT/5/6 など上位モデルへの変更
  • レンタル契約は対象外

こちらは月額料金の割引はなく、事務手数料の無料化のみが特典となります。

キャンペーン適用条件と注意点

  • 購入契約者のみ対象で、レンタル契約では利用できません。
  • 機種変更先の端末は購入扱いとなり、分割または一括での支払いが必要です。
  • 端末代は「月月割」によって実質無料となる仕組みですが、割引期間中に解約すると残債が発生するため注意が必要です。
  • 古い端末はソフトバンクによる回収はなく、ユーザー自身で処分する必要があります。

キャンペーンは、古い端末から最新のAirターミナルに乗り換える負担を減らす仕組みです。ただし、条件を誤解すると「無料」と思っていても後から費用がかかるケースがあります。事務手数料無料や月額割引がどの機種に当てはまるのかをしっかり確認してから手続きするのが大切ですよ

機種変更のベストタイミング

端末代金の分割払いを完済した後が最適

SoftBank Airの機種変更を検討する際、もっとも重要なポイントは「分割払いの残債有無」です。現在利用中のAirターミナルを分割購入している場合、残債が残ったまま機種変更すると、旧端末の支払いと新端末の支払いが同時に発生してしまいます。結果として二重払いになり、月々の負担が増えるため、残債を完済してから変更するのが理想です。

月月割の割引が終了するリスク

ソフトバンクでは「月月割」が適用されることで端末代金が実質無料になる仕組みがあります。しかし分割払いの途中で機種変更すると、その割引が打ち切られてしまい、旧端末の残り代金は割引なしで請求される点に注意が必要です。

解約や乗り換えを考えている場合

機種変更後に48か月以内に解約や他社乗り換えをする可能性がある場合は慎重に判断してください。分割払い中に解約すると、残債を一括で支払う必要があり、想定外の出費につながります。特に短期間で利用を終える可能性がある方は、機種変更よりも他社ホームルーターへの乗り換えを視野に入れる方が安心です。

機種の性能面から見たタイミング

通信速度やWi-Fi規格の進化を考慮すると、Airターミナル4以前を利用している方は早めの機種変更でメリットを得やすいです。特にAirターミナル6は5GやWi-Fi7に対応しており、同時接続数や安定性も向上しているため、在宅ワークや複数端末利用が多い家庭では快適度が大きく変わります。

機種変更のタイミングは「端末代を払い終えた時」が基本です。ただし、古い端末を使っていて速度や安定性に不満が強い場合は、多少残債があっても変更を優先するのも現実的な判断ですよ

機種変更に伴う注意点と落とし穴

旧端末代の残債に注意

ソフトバンクエアーの機種変更は「新しい端末を購入契約する」仕組みです。現在使用している端末を分割払いしている場合、残債がある状態で機種変更すると旧端末の割引(「月月割」など)が終了し、残りの分割代金をそのまま支払う必要があります。そのため、新旧どちらの端末代金も同時に請求される「二重負担」が発生するケースがあるので注意してください。

実質無料と「完全無料」の違い

店頭や電話勧誘で「無料で機種変更できます」と案内されることがありますが、正しくは「実質無料」です。これは新しい端末の分割代と同額の割引が月額料金から差し引かれる仕組みで、契約を続けている限りは追加負担がないように見えます。ただし、途中解約や早期乗り換えを行うと割引が終了し、残債だけが残るリスクがあります。

解約時の残債リスク

例えば、Airターミナル6を48回払いで購入して24ヶ月目に解約すると、以降24ヶ月分の割引がなくなり、月々1,485円の端末代を解約後も支払い続ける必要があります。長期間の利用を前提にした割引制度のため、解約や乗り換えの予定がある方は契約前に十分に確認しておくことが重要です。

古い端末の処分は自己対応

ソフトバンクは古いAirターミナルを回収していません。機種変更後は自分で処分する必要があります。転売しても他のユーザーが再利用することはできない仕組みになっているため、自治体の不燃ごみやリサイクル回収ルートを利用するのが基本です。

レンタル契約は機種変更不可

Airターミナルをレンタル契約している場合は機種変更できません。最新機種を使いたい場合は、一度解約して新規契約を結ぶ必要があります。購入契約との違いを理解していないと「機種変更ができない」というトラブルに直面するので注意してください。

機種変更は「無料」ではなく「実質無料」であり、旧端末の残債や解約タイミングを誤ると余計な費用を払うことになります。古い端末は自分で処分しなければならず、レンタル契約では機種変更自体が不可です。落とし穴を避けるためには、契約内容を必ず確認し、端末代を完済した上で手続きを進めるのが一番安全ですよ

機種変更か乗り換えかの判断基準

ソフトバンクエアーの利用を続けるか、他社のホームルーターに乗り換えるかを判断するには、自分の利用状況や環境に合わせて冷静に比較することが大切です。ここでは、機種変更と乗り換えのそれぞれに向いているケースを整理します。

機種変更がおすすめのケース

  • ソフトバンクスマホを利用中の方
    「おうち割 光セット」が適用され、スマホ料金が毎月割引されるため、トータルコストが抑えられます。特に家族で複数回線を利用している場合は割引効果が大きくなります。
  • 端末代の支払いを完済済み
    旧端末の残債がない状態であれば、新端末の支払いと重複せず、負担を増やさずに最新機種へ移行できます。
  • 通信環境に大きな不満がない
    通信速度や安定性に概ね満足しており、最新機種での性能向上を期待したい人には機種変更が適しています。
  • 長期的にソフトバンク回線を利用する予定がある
    48回分割払い+月月割の仕組みを活用して「実質無料」で端末を使う前提なら、ソフトバンクエアーを使い続けるのが無難です。

乗り換えがおすすめのケース

  • 通信速度や安定性に不満がある
    夜間や混雑時間帯に速度が低下するケースが多いなら、ドコモの「home 5G」やWiMAX系のサービスに切り替えることで改善が期待できます。
  • 端末残債が多く、二重払いになるリスクが高い
    分割支払い途中で機種変更すると旧端末代が残り、新旧端末の支払いが重なります。その場合は、他社への乗り換えでキャッシュバックや違約金補填を受けた方が負担を軽減できることがあります。
  • レンタル契約を利用している
    ソフトバンクエアーはレンタル契約だと機種変更ができないため、最新機種を使いたい場合は解約して乗り換えるしかありません。
  • 料金をできるだけ抑えたい
    シンプルWiFiやGMOとくとくBB WiMAXなどは端末代が実質無料で、月額料金も一定。契約期間の縛りがないプランを選べば、気軽に解約・変更が可能です。

主な乗り換え先の特徴

  • シンプルWiFi:端末レンタル無料、違約金なし、月額料金一定で気軽に利用可能
  • Broad WiMAX:他社違約金補填あり、キャッシュバックが豊富
  • GMOとくとくBB WiMAX:低コストで利用でき、全員キャッシュバックあり
  • ドコモ home 5G:高速通信に強み、広いエリアで安定した通信環境を提供

機種変更はソフトバンクの割引や既存の環境を活かしたい人に有利で、乗り換えは通信速度や料金面を重視する人に向いています。ご自身のスマホ回線や端末残債の状況を確認して、どちらが負担を減らしやすいかを考えて選ぶのが正解ですよ

7位

SoftBank Air

ソフトバンク

利用回線ソフトバンク
3年利用時の実質月額料金4,908円
2年利用時の実質月額料金5,674円
1年利用時の実質月額料金7,784円
都心下り通信速度(実測値)105.23Mbps
郊外下り通信速度(実測値)73.41Mbps
端末代金71,280円(3年利用で実質0円)
初期費用3,300円
月額料金の安さ1.00
都心下り通信速度(実測値)1.85
郊外下り通信速度(実測値)3.08
1年利用時の実質月額料金1.00
3年利用時の実質月額料金2.03
総合1.79

SoftBank Airがおすすめの理由

SoftBank Airがおすすめの理由は「ソフトバンク回線で郊外の速度が速い」「固定電話とのセット割が使える」点です。

SoftBank Airは、ソフトバンク回線を利用したホームルーターです。ソフトバンク回線は、都心部でも回線速度が速いですが、地方での回線速度の速さに定評がある回線です。

SoftBank Airとおうちのでんわのセットで固定電話料金が0円で利用できるメリットがあります。固定電話を利用する必要がある方の場合は、セットで考えると実質コストを安く利用することができます。

デメリットは、都心部では、回線速度は、WiMAX回線(au回線)、ドコモ回線に劣ってしまう点と月額料金が若干高めの設定という点です。

利用回線ソフトバンク
月額基本料金5,368円
3年利用時の実質月額料金4,908円
2年利用時の実質月額料金5,674円
1年利用時の実質月額料金7,784円
スマホセット割ソフトバンクとセットで割引、ワイモバイルとセットで割引、固定電話とのセット割引
都心下り通信速度(実測値)105.23Mbps
都心上り通信速度(実測値)10.96Mbps
郊外下り通信速度(実測値)73.41Mbps
郊外上り通信速度(実測値)6.71Mbps
都心PING値(実測値)6.7ms
郊外PING値(実測値)36.8ms
速度制限なし
5G対応
契約期間縛りなし
端末代金71,280円(3年利用で実質0円)
2年後に解約時の費用21,780円
1年後に解約時の費用45,540円
初期費用3,300円
支払方法クレジットカード、口座振替、携帯電話料金合算請求
103mm
奥行103mm
高さ225mm
重量1,086g
同時接続可能台数128台
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