y.u mobile(ワイユーモバイル)のデメリットは?契約前に後悔しないための注意点と対処法



目次

通信速度が時間帯によって不安定になるリスク

y.u mobileのデメリットとして、まず押さえておきたいのが時間帯による通信速度のばらつきです。ドコモ回線を利用しているためエリア自体は広いものの、回線が混雑する時間帯は速度が落ちやすい傾向があります。

特に問題になりやすいのは、利用者が一斉にスマホを触るタイミングです。契約前に「自分の生活リズムと混雑時間が重なるか」を確認しておくことが重要です。

混雑しやすい時間帯と実際に起きる症状

一般的に速度が低下しやすいのは、次の時間帯です。

  • 平日12時前後の昼休み
  • 17時〜19時の帰宅ラッシュ
  • 22時〜24時の就寝前

この時間帯には、1Mbpsを下回るケースも報告されています。1Mbps前後になると、次のような症状が出やすくなります。

  • SNSの画像表示に数秒以上かかる
  • YouTubeの自動再生が止まり、画質が強制的に下がる
  • オンライン会議で音声が途切れる
  • ゲームの通信対戦でラグが発生する

Web閲覧やテキスト中心のチャット程度であれば大きな問題は出にくいですが、「仕事でZoomを使う」「外出先で動画をよく見る」といった用途では体感差が出やすいです。

自分にとって致命的かどうかの判断基準

速度の不安定さがどの程度リスクになるかは、使い方次第です。次のチェック項目で判断してみてください。

  • 昼休みに動画を視聴する習慣がある
  • 通勤中に高画質ストリーミングを利用している
  • モバイル回線でオンライン会議を行うことがある
  • テザリングでPC作業をする頻度が高い

2つ以上当てはまる場合、混雑時間帯の影響を受ける可能性が高いです。逆に、日中はWi-Fi環境が中心で、外ではメッセージや地図検索が主用途なら大きなストレスは感じにくいでしょう。

見落としやすいポイント

実際の相談で多いのが「家では問題ないのに、職場で遅い」というケースです。建物の構造や利用者密度によって体感速度は変わります。人口30万人規模の都市でも、駅前オフィス街では混雑が集中することがあります。

また、速度制限とは別問題である点も注意が必要です。データ容量を使い切っていなくても、混雑による低速化は発生します。マイページで残容量を確認して「まだ余っているのに遅い」と戸惑う人も少なくありません。

リスクを抑える具体的な対処法

完全に避けることは難しいものの、使い方次第でストレスを減らせます。

  • 動画はWi-Fi環境で事前にダウンロードしておく
  • 昼休みは画質を自動ではなく低画質固定に設定する
  • オンライン会議は可能なら固定回線に切り替える
  • デュアルSIMでサブ回線を用意する

特に、U-NEXTを利用している場合はオフライン再生を活用するのが現実的です。通勤前に自宅Wi-Fiでダウンロードしておけば、混雑時間帯でも通信品質に左右されません。

仕事で安定性を求める人は、メイン回線を他社にしてy.u mobileをサブ回線にするという選択もあります。料金の安さと永久繰り越しを活かしつつ、重要な通信は別回線で担保する形です。

通信速度はスペック表の平均値だけで判断すると失敗しやすいです。自分が「どの時間帯に」「どんな用途で」使うのかを具体的に書き出してから検討すると、契約後の後悔を減らせます。

通信速度は平均値よりも「自分の使う時間帯」で判断するのがコツですよ

5G非対応で4G回線のみという制限

y.u mobileはドコモ回線を利用していますが、5G通信には対応しておらず、利用できるのは4G LTEのみです。最新スマホを持っていても、ステータスバーに5G表示が出ることはありません。

この点は「速度を重視する人」にとって見逃せないポイントです。特に、他社で5Gを体験してから乗り換える場合、体感差を感じる可能性があります。

4Gのみでも困らないケース

まず冷静に整理すると、4Gだからといって日常利用がすぐに不便になるわけではありません。

一般的な用途であれば、4G回線でも十分対応できます。

  • SNS閲覧や投稿
  • Webサイトの閲覧
  • 地図アプリの利用
  • 標準画質〜HD画質の動画視聴
  • 音楽ストリーミング

実測ベースでも、混雑していない時間帯であれば数十Mbps前後の速度が出るケースが多く、日常用途では大きな不満は出にくいでしょう。

特にWi-Fi中心の生活スタイルで、外出時は連絡や軽い検索が中心という人には、4G限定であることは致命的な欠点にはなりにくいです。

5Gが欲しくなる具体的な場面

問題は「常に高速で安定した通信が必要な人」です。

たとえば以下のような使い方をしている場合、4G限定はストレス要因になります。

  • 外出先で高画質動画を頻繁に視聴する
  • テザリングでPC作業を日常的に行う
  • オンライン会議をモバイル回線でこなす
  • 大容量ファイルをクラウドにアップロードする
  • リアルタイム性が重要なオンラインゲームをプレイする

また、今後5Gエリアが拡大していく中で、「せっかく対応端末を持っているのに使えない」という心理的な不満も出やすいです。

特に、ahamoやUQモバイルなど5G対応プランと比較検討している場合、同価格帯で5Gが使えるサービスがあると気持ちが揺らぎます。

混雑時間帯との掛け合わせがポイント

見落としがちなのが、5G非対応と“混雑時間帯の速度低下”が重なったときの影響です。

格安SIMは昼休みや夕方に速度が落ちやすい傾向があります。そこに4G限定という条件が加わると、ピーク時間帯の体感速度がより厳しくなる可能性があります。

昼12時台に動画を見ながら資料をダウンロードする、といった使い方をする人は要注意です。

契約前に以下を確認してください。

  • 自分が通信を多く使う時間帯はいつか
  • その時間帯に大容量通信をするか
  • 代替手段(Wi-Fi・サブ回線)があるか

ここを具体的に洗い出すだけで、後悔の確率は大きく下げられます。

4G限定でも納得して使うための判断基準

単に「5Gが使えない」という事実だけで判断すると失敗します。大切なのは、自分の用途と料金メリットのバランスです。

以下に当てはまるなら、4G限定でも現実的な選択肢になります。

  • 通信費を最優先で抑えたい
  • U-NEXTをすでに利用している
  • 自宅や職場に安定したWi-Fiがある
  • サブ回線として運用する予定
  • 高速通信が必須の用途はほぼない

逆に、メイン回線として1本化し、仕事も娯楽もすべてモバイル回線に依存する人は、5G対応の他社と並行比較するのが安全です。

見落としやすい確認ポイント

契約時に意外と忘れがちな点があります。

店舗やサポートに問い合わせる際は、次のように具体的に聞くと判断材料が増えます。

  • 自宅エリアでの平均実測値はどの程度か
  • 昼12時台の速度目安はどれくらいか
  • 速度制限時の利用感はどの程度か

単に「速いですか?」と聞くのではなく、時間帯や用途を明示して質問するのがコツです。

5G非対応は明確なデメリットですが、万人にとって致命傷ではありません。重要なのは、自分の使い方と照らし合わせて具体的に判断することです。

通信方式よりも“自分の使い方”を基準に考えると、5Gが本当に必要かどうかがはっきり見えてきますよ

選べるプランが少なく大容量ユーザーには不向き

y.u mobileのデメリットとして見落とされがちなのが、料金プランの選択肢が実質3つしかない点です。5GB・10GB・20GBの音声SIMプランに限られており、30GB以上の大容量や無制限プランは用意されていません。

「格安SIMだからシンプルなのは当然」と感じるかもしれませんが、毎月のデータ使用量が20GBを超える人にとっては、プラン設計そのものがネックになります。

20GBを超える人はどんな使い方か

実際に20GBを超えやすいのは、次のようなケースです。

  • テザリングでノートPCを日常的に接続している
  • YouTubeやNetflixをモバイル回線で高画質視聴している
  • オンライン会議を外出先で頻繁に行う
  • クラウドストレージの同期をモバイル回線で行っている

たとえば、フルHD動画を1時間視聴すると約1GB前後消費します。通勤中に毎日1時間動画を観るだけで、月30GBに到達する計算です。テザリングを併用すれば、さらに増えます。

このような利用スタイルの場合、20GBプランでは足りない月が安定して発生します。

U-NEXTポイントで実質容量を増やす方法の限界

10GB・20GBプランでは毎月1,200円分のU-NEXTポイントが付与され、データチャージに充てることも可能です。理論上は実質的に容量を増やせます。

しかし、ここで注意すべきポイントがあります。

  • ポイントはキャンペーン無料期間中は付与されない
  • 毎月の追加容量は「その月限り」で、恒常的な大容量プランではない
  • そもそもU-NEXTを利用しない人にとっては恩恵が薄い

「動画は別のサブスクを使っている」「U-NEXTに興味がない」という人にとっては、ポイント前提の容量拡張は合理的とは言えません。

永久繰り越しでカバーできる人・できない人

y.u mobileは最大100GBまで永久繰り越しが可能です。これは大きな強みですが、毎月コンスタントに25GB・30GBと使う人には向いていません。

判断基準はシンプルです。

  • 月によって使用量に波がある → 向いている
  • 毎月ほぼ一定で20GBを超える → 不向き

たとえば「普段は5GBだが、出張月だけ30GB」という人なら繰り越しで十分カバーできます。一方で「毎月25GB前後使う」人は、常に容量不足と追加チャージを気にする運用になります。

現場でよくある失敗は、「繰り越せるから大丈夫」と思って契約し、想定より消費が多くて結局他社へ乗り換えるケースです。契約前に、直近3か月のデータ使用量をキャリアのマイページで必ず確認してください。

テザリング中心の人は要注意

テザリングは利用可能ですが、20GB上限の中でPC通信までまかなうと、想像以上に早く上限に達します。特に以下はデータ消費が重い用途です。

  • WindowsやmacOSのアップデート
  • クラウド会議ツールの長時間利用
  • 大容量ファイルの送受信

モバイル回線を「自宅回線の代替」として使う想定なら、30GB以上や無制限プランがあるサービスのほうが安定します。

大容量ユーザーが検討すべき方向性

もし月20GBを明確に超えるなら、次の選択肢を検討するのが現実的です。

  • 30GB〜無制限プランのあるオンライン専用ブランド
  • 段階制で使った分だけ料金が変わるプラン
  • 自宅Wi-Fiとの併用でモバイル消費を抑える設計

y.u mobileは「中容量までをお得に使う設計」のサービスです。大容量前提で選ぶと、仕組みそのものが合わない可能性があります。

料金の安さやU-NEXT特典に目が行きがちですが、契約前にやるべきことはただ一つです。自分の直近3か月のデータ使用実績を確認し、20GBを超えていないか数字で判断すること。感覚ではなく、実測値で決めるのが後悔しないコツです。

毎月のデータ使用量を“なんとなく”で決めると失敗します。契約前に必ず実績を確認して、自分の使い方とプラン上限が本当に合っているか見極めましょう

端末販売が限定的で新品スマホを同時購入できない

y.u mobileのデメリットとして見落とされがちなのが、契約と同時に新品スマホを購入できない点です。大手キャリアのように「回線+端末セット」で申し込む形ではなく、基本はSIM契約のみ。端末は自分で用意する前提になります。

格安SIMに慣れている人にとっては一般的な形ですが、「乗り換えを機に最新iPhoneやAndroidへ機種変更したい」と考えている人には不便に感じやすい部分です。

現在の端末販売状況と注意点

過去にはリユースiPhoneの取り扱いがありましたが、現在は新品スマホの販売は行っていません。つまり、最新モデルを分割払いで購入し、そのまま回線を切り替えるという流れはできません。

ここで迷いやすいのが次のケースです。

  • 今のスマホが古く、バッテリー持ちが悪い
  • 画面割れなど不具合がある
  • 5G対応端末に買い替えたい

この状態でy.u mobileへ乗り換えると、端末は別途購入しなければならず、想定より初期費用がかかる可能性があります。

分割購入を希望する人が注意すべき点

キャリアでは「実質1円」「2年返却プログラム」などの端末割引が充実しています。一方で、y.u mobileには端末購入サポートはありません。

そのため、

  • 端末を分割で安く手に入れたい人
  • キャリアの購入プログラムを前提にしている人

は、回線と端末を分けて考える必要があります。端末はApple公式や家電量販店、SIMフリーモデルを扱うオンラインショップなどで購入する流れになります。

対応端末の確認を怠ると通信できない

もう一つ重要なのが、ドコモ回線対応端末かどうかの確認です。

y.u mobileはドコモ回線を利用しているため、基本的には「ドコモ回線対応」もしくは「SIMフリー端末」であれば利用可能です。ただし、古い端末や海外モデルでは対応バンドが不足していることがあります。

契約前に確認すべき具体的ポイントは以下です。

  • 端末がドコモ回線(LTE Band 1/3/19など)に対応しているか
  • SIMロックが解除されているか
  • 物理SIM(nanoSIM)に対応しているか

とくに中古端末を購入する場合は、販売ページの「対応キャリア」「対応バンド」を必ず確認してください。店員に聞く場合は「ドコモ回線のMVNOで使えるか」と具体的に伝えるのがコツです。

逆にデメリットにならない人の条件

この端末販売の制限は、すべての人にとって不利とは限りません。

次のような人にとっては、ほとんど問題になりません。

  • すでにSIMフリー端末を持っている
  • まだ使えるスマホをそのまま流用する予定
  • サブ回線として使う

特にWi-Fi中心のライトユーザーや、データ繰り越し目的のサブ回線運用なら、端末同時購入ができないことは大きな障害になりません。

失敗しないための現実的な対処法

後悔を防ぐためには、契約前に次の順番で検討するのが安全です。

  1. 今の端末をそのまま使えるか確認する
  2. 使えない場合は、端末の購入先と予算を先に決める
  3. 端末が届いてからMNP手続きを進める

よくある失敗は、「先にMNP予約番号を取得してしまい、有効期限が迫って焦る」ことです。端末準備が完了してから回線切替に進むほうがスムーズです。

端末セット販売がないのは確かにy.u mobileのデメリットですが、事前に準備しておけば大きな障害にはなりません。むしろ端末を自由に選べるという見方もできます。

回線と端末はセットで考えるのが当たり前だと思いがちですが、分けて設計できる人ほど格安SIMを上手に使いこなせますよ

eSIM非対応でデュアル運用に制限あり

y.u mobileは現時点でeSIMに対応しておらず、提供されるのは物理SIMのみです。最近の格安SIMではeSIM対応が増えているため、ここは見落としやすいポイントです。特にiPhoneや一部Androidで「デュアルSIM運用」を前提に考えている人は注意が必要です。

具体的にどんな不便があるのか

1台で主回線+サブ回線を完結できないケースがある

iPhone(XR以降)やPixelシリーズなどは、eSIM+物理SIMの組み合わせで2回線を同時待ち受けできます。しかし、y.u mobileは物理SIMのみのため、以下のような制約が出ます。

  • すでに物理SIMを使っている端末では、もう1回線を追加できない
  • 海外eSIMと国内回線を1台で併用できない
  • メイン回線をeSIMで運用している場合、差し替え作業が発生する

たとえば「楽天モバイルをeSIMで契約し、y.u mobileをサブ回線にする」といった柔軟な構成はできません。物理スロットが1つしかない端末では、都度SIMを抜き差しする必要があります。

海外利用との相性が悪い

最近は海外渡航時に現地eSIMをオンラインで即発行し、QRコード読み込みだけで利用開始する方法が主流です。ところが、y.u mobileが物理SIM専用のため、

  • 国内回線を残したまま海外eSIMを併用できない
  • 出発直前に空港で即切替という運用がしづらい

という問題が生じます。海外出張が多い人や、旅行時に通信費を最適化したい人にとっては実務上のデメリットです。

即日切替ができない点も見逃せない

eSIM対応サービスであれば、審査完了後すぐに開通できます。一方、y.u mobileは物理SIMの発送を待つ必要があります。

「今日中に回線を切り替えたい」

「通信障害対策で急いでサブ回線を用意したい」

といった場面ではスピード感に差が出ます。特にオンライン申し込み中心で運営されているサービスだけに、即時性を期待するとギャップを感じやすい部分です。

デュアル運用を考えている人の判断基準

以下に当てはまる場合は、契約前に再検討をおすすめします。

  • 1台のスマホで仕事用と私用を分けたい
  • 海外eSIMをよく利用する
  • メイン回線がすでに物理SIMで埋まっている
  • 将来的に回線を柔軟に切り替えたい

一方で、

  • そもそも1回線しか使わない
  • サブ回線は別端末で運用する予定
  • eSIMの設定や管理が面倒に感じる

という人にとっては大きな問題にはなりません。

他社とどう比較するべきか

eSIM必須の人は、eSIM対応済みの格安SIMを候補に入れるべきです。特に以下のようなサービスはデュアル運用との相性が良いです。

  • IIJmio
  • UQモバイル
  • 楽天モバイル
  • ahamo

料金や通信品質だけでなく、「回線の持ち方」まで含めて比較するのが失敗しないコツです。

契約前に確認しておくべきこと

申し込み前に、次の3点は必ず確認してください。

  1. 使っている端末のSIMスロット数(物理1枚か、eSIM対応か)
  2. 今後サブ回線を持つ予定があるか
  3. 海外利用の頻度

スペック表だけで判断せず、実際の使い方を紙に書き出して整理すると判断しやすくなります。特に「将来どう使うか」を考えずに契約すると、後から後悔しやすい部分です。

y.u mobileはコスパ重視・U-NEXT活用型の設計であり、回線の柔軟性を売りにしたサービスではありません。デュアルSIM前提のユーザーにとっては構造的な制限があるという点を理解したうえで選ぶことが重要です。

デュアルSIM時代は料金だけでなく“回線の持ち方”まで設計できるかが重要ですよ

解約時にSIM返却が必要で手間がかかる

y.u mobileのデメリットとして見落とされがちなのが、解約時にSIMカードの返却が必要な点です。

最近の格安SIMでは「返却不要」としている事業者も増えていますが、y.u mobileは物理SIMの回収ルールを設けています。

オンラインで申し込みから解約まで完結できるサービス設計だからこそ、「最後だけ郵送が必要」というギャップに戸惑う人が多いのが実情です。

SIMを返却しないとどうなるのか

最も注意すべきなのは、返却しなかった場合の費用負担リスクです。

解約後、所定の期限内にSIMカードが到着しないと、SIM損害金を請求される可能性があります。

金額は時期や契約内容により異なる場合がありますが、数千円単位になるケースもあるため、単なる「うっかり」が無駄な出費につながります。

特に多い失敗が次のパターンです。

  • MNP転出で番号が移った時点で「もう終わった」と思い込む
  • 家族のシェアプランで追加SIMの返却を忘れる
  • 使っていない端末に挿したまま放置してしまう

MNPが完了しても、物理SIMは自宅に残ります。ここが落とし穴です。

返却手続きの具体的な流れ

解約前後で慌てないために、流れを整理しておきましょう。

  1. マイページで解約またはMNP転出手続きを完了
  2. SIMカードを端末から取り外す
  3. 指定の返却先住所を公式サイトで確認
  4. 封筒にSIMカードを入れて郵送

ここで迷いやすいのが「台紙ごと返すのか、SIM本体だけでいいのか」という点です。

基本的にはSIMカード本体を返送すれば問題ありませんが、念のため解約時の案内メールを確認するのが安全です。

発送方法は普通郵便で足りますが、追跡がないため不安な人は簡易書留や特定記録を使うと安心です。数百円の差でトラブル回避につながります。

短期利用・お試し契約を考えている人は要注意

y.u mobileは最大3か月無料キャンペーンが魅力です。そのため「とりあえず使ってみる」という契約も増えています。

しかし短期解約前提で考えるなら、以下を事前に確認しておくべきです。

  • 解約予定月をカレンダーに入れておく
  • SIM返却期限をメモする
  • 封筒・切手をあらかじめ用意しておく

実務レベルで準備しておくと、解約時に慌てません。

特にシェアU-NEXTプランで複数SIMを契約している場合は、回線ごとに返却が必要です。1枚でも未返却だと請求対象になる可能性があります。

他社との違いから見た判断ポイント

最近はeSIM対応や返却不要の事業者も増えています。

物理SIM返却が面倒に感じる人は、以下のタイプに当てはまるかを考えてください。

  • 頻繁に回線を乗り換える
  • 海外用eSIMと併用する予定がある
  • デュアルSIMで柔軟に使いたい

この場合、eSIM対応のIIJmioやUQモバイルなどと比較検討する価値があります。

一方で、年単位で利用する予定なら返却は一度きりです。

デメリットとしては小さくなります。

重要なのは「自分は回線をどのくらいの頻度で見直すか」という視点です。料金や通信速度だけでなく、出口の手間まで含めて判断することが、契約後の後悔を防ぐポイントです。

返却ルールを理解していれば、大きな問題にはなりません。知らないまま契約することがリスクです。

解約はゴールではなく手続きの最終工程です。契約前に出口まで想定できる人ほど、通信費の見直しで失敗しませんよ

通話は専用アプリ前提で通常通話は割高

y.u mobileのデメリットとして見落としがちなのが、通話料金の仕組みです。データ通信やU-NEXT特典ばかりに目が向きがちですが、通話の使い方によっては毎月の支払額が想定より高くなります。

特に注意したいのは「専用アプリを使うかどうか」で通話単価が変わる点です。

専用アプリを使わないと通話料は倍になる

y.u mobileでは、通話料金が次のように分かれています。

  • 専用通話アプリ利用:11円/30秒
  • スマホ標準の電話アプリ利用:22円/30秒

標準アプリで発信すると、いわゆる“通常通話扱い”となり30秒22円です。大手キャリアと同水準で、格安SIMとしては割安感はありません。

一方、専用アプリを経由すれば30秒11円になります。半額ですが、「アプリ経由」が前提条件です。

現場でよくあるのが、連絡先からそのまま発信してしまい、気づかず標準通話になっているケースです。月末の請求明細で初めて気づく人も少なくありません。

どのくらい差が出るのかを具体的に試算

「少しの差だから気にしなくていい」と思うかもしれません。しかし通話が多い人は無視できません。

例えば、1か月に合計60分通話した場合で比較すると次の通りです。

  • 専用アプリ利用:約1,320円
  • 標準通話利用:約2,640円

月1,300円以上の差が出ます。年間では15,000円を超えることもあります。

U-NEXT込みでお得に見えても、通話が多い人はトータルコストで逆転する可能性があります。

かけ放題は専用アプリが前提

10分かけ放題(月550円)や無制限かけ放題(月1,400円)も用意されていますが、これも専用アプリ利用が条件です。

標準電話アプリから発信すると、かけ放題の対象外になるため注意が必要です。

契約前に確認すべきポイントは次の3つです。

  • 自分は月に何分くらい通話しているか
  • 発信のたびに専用アプリを使い分けられるか
  • 家族や高齢の利用者が操作を間違えないか

特に家族用回線として検討している場合、アプリを使い分ける運用は想像以上にストレスになります。

通話品質や使い勝手で迷いやすい点

専用アプリ通話はプレフィックス方式で、品質自体は大きな問題はありません。ただし、次のような細かな違和感を感じる人もいます。

  • 発信時にワンテンポ遅れる
  • 着信履歴と発信履歴がアプリと標準電話で分かれる
  • Bluetooth連携時に設定が複雑になることがある

ビジネス用途で頻繁に電話する人は、こうした操作上の手間も含めて検討する必要があります。

通話重視なら他社比較も視野に入れる

通話が生活の中心にある人は、次のようなタイプを検討基準にすると失敗しにくくなります。

  • 通話アプリで無料通話が使えるサービス
  • 標準アプリでも割引単価が適用されるSIM
  • 通話定額が標準アプリ対応のプラン

データ+動画サブスク重視ならy.u mobileは魅力的です。しかし「通話メイン」「仕事で毎日電話」「親世代に持たせる」といった用途では慎重に判断すべきです。

契約前に、直近3か月の通話時間を確認してみてください。スマホの通話履歴や利用明細で分数をチェックするのが確実です。その数字をもとに、専用アプリ前提で運用できるかを考えると後悔しにくくなります。

通話は“つい使うもの”だからこそ、料金体系を正確に理解しておくことが重要です。

格安SIMは月額料金だけでなく通話の使い方まで含めて総額で判断するのが失敗しないコツですよ

サポート体制はオンライン中心で店舗対応が限定的

y.u mobileのデメリットとして見落とされがちなのが、サポート体制が基本的にオンライン完結である点です。大手キャリアのように、困ったら近くのショップへ駆け込めるという体制ではありません。ITに不安がある方にとっては、ここが心理的ハードルになります。

申し込みはWeb中心。問い合わせもチャットやメールが主体です。電話サポートは用意されていますが、受付時間や混雑状況によっては即時解決が難しいケースもあります。

店舗での対面サポートは一部のみ

y.u mobileはヤマダ電機と関係が深いサービスですが、すべての店舗で常時サポートが受けられるわけではありません。

  • 店舗によっては取り扱い自体がない
  • 手続きはできても、細かい設定サポートまでは対応しない場合がある
  • 混雑時は長時間待つことがある

「家の近くにヤマダ電機があるから安心」と思って契約すると、実際はWeb手続き中心だったというケースもあります。事前に店舗へ電話し、対応範囲を確認しておくとトラブルを避けられます。

こんな人は特に注意

次のような方は、契約前に慎重に判断する必要があります。

  • APN設定やSIM差し替えに不安がある
  • MNP開通手続きを自分で進める自信がない
  • 書面での対面説明を受けないと不安
  • スマホ操作に慣れていない家族用に契約したい

格安SIMではよくある仕様ですが、初期設定は自分で行う前提です。説明書を見ながら進めれば難易度は高くありませんが、「誰かが横で操作してくれる」環境は期待できません。

実際に迷いやすい場面

現場で迷いやすいのは、次のような場面です。

  • SIMが届いた後、どのタイミングで回線切替をすべきか分からない
  • APN設定画面が端末によって異なり、説明通りに進まない
  • MNP予約番号の有効期限ギリギリで焦る

特にMNP転入の場合、開通手続きを行うと即座に旧回線が停止します。Wi-Fi環境がない状態で作業すると、設定途中で通信できず困ることがあります。自宅Wi-Fi環境下で行うのが安全です。

オンラインサポートをうまく使うコツ

オンライン中心だからこそ、事前準備が重要です。

  • 申し込み前に「動作確認端末一覧」を必ず確認する
  • SIMロック解除済みかどうかを事前にチェックする
  • クレジットカードを手元に用意してから申し込む
  • MNP予約番号の残日数を5日以上確保してから手続きする

こうした準備をしておくと、サポートに問い合わせる場面が大幅に減ります。

対面サポート重視なら他社も検討

対面での安心感を最優先にするなら、ショップ展開のある大手キャリアやサブブランドの方が適しています。月額は高くなりますが、トラブル時の即時対応という安心料と考えることもできます。

一方で、Web手続きに抵抗がなく、ある程度スマホ操作に慣れている方であれば、y.u mobileのオンライン完結型はむしろ効率的です。待ち時間もなく、自宅で全て完結します。

重要なのは、「料金の安さ」と「サポート体制」のどちらを優先するかを明確にすることです。ここを曖昧にすると、契約後にギャップを感じやすくなります。

格安SIMは安さの代わりに“自分で動ける力”が求められます。そこを理解して選べば、後悔はぐっと減りますよ

12位

y.u mobile

Y.U-mobile

サービス名y.u mobile
最安月額料金1,070円~
~1GB1,070円/月
2~3GB1,070円/月
4~10GB1,070円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB4,170円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン5GB、10GB、20GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)67.9Mbps
通信速度の速さ1.55
月1GB利用時の安さ2.96
月3GB利用時の安さ3.21
月10GB利用時の安さ3.39
月20GB利用時の安さ3.79
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ1.00
総合2.68

y.u mobileがおすすめの理由

y.u mobileがおすすめの理由は「U-NEXTとのセットプランがある点」「余ったデータを無期限で繰り越せる点」です。

y.u mobileは、動画配信サービスU-NEXTとセットで利用できるプランがある点が大きな特徴です。通常、U-NEXTの月額料金は高めですが、y.u mobileの10GBプランや20GBプランとセットにすることで、U-NEXTの利用料金を実質的に割安にすることができます。特に動画を頻繁に視聴するユーザーにとっては、通信費とエンタメ費をまとめて節約できるメリットがあります。

また、余ったデータを無期限で繰り越せる点も魅力的です。一般的な格安SIMでは、データ繰り越しの期限が翌月までとなることが多いですが、y.u mobileでは余ったデータが消滅せず、必要なときに自由に使うことができます。そのため、月によってデータ消費量が変動する人にとっては、ムダなく利用できる点が大きなメリットです。

さらに、追加データの料金も比較的リーズナブルで、1GBあたり330円、10GBあたり1,200円で購入できるため、データが足りなくなった場合も低コストで補充することが可能です。

デメリットは、料金プランの選択肢が少ない点です。他社の格安SIMと比較すると、y.u mobileのプランは5GB、10GB、20GBと限られており、少量データを使うユーザーにとっては、最適なプランが見つかりにくい可能性があります。また、MVNO(仮想移動体通信事業者)であるため、回線の混雑時には通信速度が低下することもあり、特にお昼や夕方のピークタイムでは通信が遅くなるリスクがあります。

y.u mobileは、U-NEXTをよく利用する人や、データ繰り越しを重視する人に向いている格安SIMです。選べるプランの少なさや通信速度の変動には注意が必要ですが、エンタメを楽しみながらコストを抑えたい人にはおすすめの選択肢といえるでしょう。

最安月額料金1,070円~
~1GB1,070円/月
2~3GB1,070円/月
4~10GB1,070円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB4,170円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線
回線の種類MVNO
選べるプラン5GB、10GB、20GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)67.9Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)71.9Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)116.5Mbps
問い合わせ方法店舗、電話、専用フォーム
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料11円/30秒(専用アプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,300円(登録事務手数料)、440円(SIM発行手数料)
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:330円/10GB:1,200円
速度制限時の最大速度128kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応