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目次
ドコモ光でルーターが必要な理由と基本仕組み
ルーターが必要な理由
ドコモ光を契約しただけでは、Wi-Fiでスマホやパソコンを使えるわけではありません。回線を「分配」して各端末に通信を届ける役割を担うのがルーターです。ルーターを経由することで、複数の機器が同時にインターネットを利用できるようになります。
また、ルーターにはセキュリティ機能や通信の最適化機能も備わっており、安定した高速通信を維持するために不可欠な存在です。特に近年主流となっているIPv6(IPoE)接続では、IPv6対応ルーターがなければ速度の恩恵を受けられません。
ONUやホームゲートウェイとの違い
ドコモ光では、回線工事の際に「ONU(光回線終端装置)」が設置されます。ONUは光信号をデジタル信号に変換する装置であり、単体ではインターネットを複数機器で利用する機能を持っていません。
そのため、ONUとルーターをLANケーブルで接続し、Wi-Fi電波を飛ばすことでスマホやPCなどがインターネットに接続できるようになります。
一方、「ホームゲートウェイ」はONUとルーターの機能が一体化した装置です。ひかり電話を契約する際にNTTからレンタルでき、無線LANカードを追加すればWi-Fiルーターとして利用できます。ただし、別途月額料金がかかる点には注意が必要です。
機器名 | 主な役割 | Wi-Fi機能 | 主な提供元 |
---|---|---|---|
ONU | 光信号をデジタル信号に変換 | なし | NTT設置 |
ルーター | 複数端末への通信分配・Wi-Fi発信 | あり(無線LANルーター) | プロバイダ・市販製品 |
ホームゲートウェイ | ONU+ルーター一体型 | 有料カードで対応 | NTTレンタル |
ひかり電話契約との関係と注意点
ドコモ光で「ひかり電話」を契約すると、ホームゲートウェイが必ず設置されます。この場合、別途市販ルーターを用意しなくても、Wi-Fi機能を追加すれば同時に利用可能です。
ただし、無線LANカードの月額レンタル料が東日本エリアでは330〜825円、西日本エリアでは110円と異なります。長期的に見ると市販ルーターを購入した方がコストを抑えられるケースもあるため、契約前に費用面を比較することが重要です。
また、すでに高性能ルーターを所有している場合は、ホームゲートウェイのWi-Fi機能をオフにして、自分のルーターを利用するほうが通信の安定性や速度が向上することもあります。

ルーターは、単なる「Wi-Fiを飛ばす装置」ではなく、通信の中枢を担う重要な機器です。ONUだけではネットが繋がらないという点を理解し、利用環境に合った機器構成を選ぶことが、快適なネット環境をつくる第一歩ですよ
ドコモ光でルーターを入手する4つの方法
ドコモ光を契約するとき、どのようにルーターを用意するかで通信の快適さやコストが大きく変わります。ここでは、ドコモ光でルーターを入手する代表的な4つの方法をわかりやすく解説します。
1. プロバイダから無料レンタルする
最も手軽でおすすめなのが、プロバイダからルーターを無料レンタルする方法です。
ドコモ光の提携プロバイダの多くが、高性能Wi-Fi6対応ルーターを無料で貸し出しています。設定済みで届くため、ONU(光回線終端装置)と接続するだけで使える点も大きなメリットです。
主な特徴
- 月額費用0円で利用できる
- IPv6(v6プラス)対応の高性能モデルが多い
- 返却不要や設定サポート付きのプロバイダもある
特に人気が高いのが「GMOとくとくBB」です。Wi-Fi最大速度4,804Mbpsのルーターを無料レンタルでき、57,000円のキャッシュバック特典もあります。BIGLOBEやぷらら、OCNなども無料レンタルを行っていますが、性能面ではGMOとくとくBBが頭一つ抜けています。
2. ドコモ公式の「ドコモ光ルーター01」を購入する
ドコモ光の純正ルーターを使いたい場合は、「ドコモ光ルーター01」を購入する方法があります。
Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)対応で、IPv6通信(v6プラス)にも対応。ネット初心者でも設定しやすく、ドコモの「ネットトータルサポート」による遠隔設定サービスも利用できます。
主なスペック
- 最大速度:867Mbps
- 同時接続台数:約10台
- 価格:7,040〜9,768円(税込)
ただし、同価格帯の市販ルーターと比べると性能は控えめです。プロバイダで無料レンタルできる機種の方が高速かつ安定しているため、特別な理由がなければ購入する必要はありません。
3. ひかり電話契約でホームゲートウェイを利用する
ひかり電話を契約する場合は、NTTの「ホームゲートウェイ(HGW)」をルーターとして利用できます。
HGWはONU・ルーター・電話機能が一体化した機器で、別途「無線LANカード(月額110〜825円)」を追加することでWi-Fiルーターとして使えます。
主な特徴
- ONUと一体型で配線がすっきり
- 電話・ネットを1台でまとめられる
- 東日本・西日本で料金が異なる(例:西日本110円/月)
ただし、Wi-Fiカードを追加しないと無線通信ができないため、コストを抑えたい方にはあまり向いていません。すでにひかり電話を利用中の方におすすめの方法です。
4. 市販ルーターを購入して使う
「より高性能な機種を使いたい」「自分で設定したい」という方は、市販ルーターを購入する方法もあります。
家電量販店や通販サイトで3,000〜14,000円程度の価格帯で購入可能で、Wi-Fi 6対応モデルも豊富です。
購入時は以下のポイントを確認しておくと安心です。
- IPv6(v6プラス)対応モデルであること
- 家の間取り・利用台数に合った通信範囲を持つこと
- 有線LANの通信規格が1Gbpsまたは10Gbps対応であること
市販ルーターを利用する場合は自分で初期設定を行う必要がありますが、自由度が高く、最新機種を選べるのが魅力です。
4つの方法の比較まとめ
入手方法 | 初期費用 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|---|
プロバイダ無料レンタル | 0円 | 0円 | 高性能・設定不要・IPv6対応 |
ドコモ光ルーター01購入 | 約7,000円〜 | 0円 | 純正・サポート充実だが性能は控えめ |
ホームゲートウェイ利用 | 0円 | 110〜825円 | 電話機能と一体・Wi-Fiカード追加が必要 |
市販ルーター購入 | 約3,000〜14,000円 | 0円 | 性能を自分で選べるが設定が必要 |
それぞれの方法にメリット・デメリットがありますが、初めてドコモ光を契約する方には「プロバイダ無料レンタル」が最もおすすめです。手間なく高性能なWi-Fi環境を整えられます。

ルーターを選ぶときは、費用だけでなく通信規格とサポートの有無も大事ですよ。特にIPv6対応モデルを選べば、混雑時間帯でも速度が安定しやすくなります!
プロバイダで無料レンタルできるおすすめルーター一覧
ドコモ光を利用するうえで、最もコストパフォーマンスが高いのが「プロバイダ経由の無料ルーターレンタル」です。契約するプロバイダによって選べる機種や性能が異なりますが、最新のWi-Fi 6対応モデルを0円で使える場合も多く、設定も簡単です。ここでは、主要プロバイダごとのおすすめルーターを性能・使い勝手の両面から比較します。
GMOとくとくBB:無料でWi-Fi 6ルーターが選べる最有力プロバイダ
ドコモ光と最も相性が良いとされるのが「GMOとくとくBB」です。全プロバイダの中でも通信速度の実測値が安定しており、Wi-Fi 6対応の高性能ルーターを無料でレンタルできます。
代表的なレンタル機種は次の通りです。
- TP-Link Archer AX5400:最大速度4,804Mbps。大型アンテナ搭載で広範囲をカバー。複数台接続でも安定。
- NEC Aterm WX3600HP:最大速度2,402Mbps。接続安定性が高く、国内メーカー製で安心。
- ELECOM WRC-X3200GST3-B:2,402Mbps対応。デュアルバンド同時通信で家族利用に最適。
どの機種もIPv6(v6プラス)対応で、動画視聴やオンラインゲームでも遅延が起きにくい設計です。また、設定はLANケーブルを接続するだけで完了する「自動接続型」。さらに、38ヶ月以上利用すればルーターの返却も不要になります。
BIGLOBE・ぷらら:シンプルな利用者向けの安定モデル
GMOとくとくBBに比べるとスペックは控えめですが、BIGLOBE光やぷらら光でも無料でルーターをレンタルできます。両社の主力モデルは NEC「WG1200HS3」(最大867Mbps)で、ワンルーム〜2LDK程度の家庭であれば十分な通信性能です。
- BIGLOBE:接続設定が自動化されており、初期設定が非常に簡単。
- ぷらら:サポート対応が丁寧で、初心者でもトラブル時に安心。
ただし、Wi-Fi 6対応ではないため、大容量通信や同時接続が多い家庭にはやや物足りない面があります。
OCNインターネット:最新ルーターを選べる柔軟さ
OCNインターネットでは、Wi-Fi 6対応の TP-Link Archer AX80(最大4,804Mbps)や NEC WX3000HP2(最大2,402Mbps)を無料レンタルできます。選択肢が豊富で、ハイスペック機を求めるユーザーに適しています。
OCNはセキュリティオプションが充実しており、ウイルス対策やリモートサポートを追加できるのも魅力です。速度・安定性・サポートのバランスが取れたプロバイダといえます。
@nifty・hi-hoなど:ライトユーザー向けの低消費電力モデル
@nifty、hi-ho、アンドラインなどのプロバイダもルーターを無料提供しています。機種は主に エレコム WRC-1167GS2H-B(最大867Mbps)や I-O DATA WN-DX1200GR などで、軽量・省電力が特徴です。
- メリット:消費電力が少なく、24時間稼働しても電気代がほとんど増えない。
- デメリット:Wi-Fi 6非対応で、同時接続数が多い家庭では通信が不安定になることがある。
一人暮らしや在宅勤務メインの方には十分な性能です。
比較表:主要プロバイダの無料レンタルルーター一覧
プロバイダ | 機種名 | 最大速度 | 規格 | IPv6対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | Archer AX5400 / WX3600HP / WRC-X3200GST3-B | 2,402〜4,804Mbps | Wi-Fi 6 | 対応 | 高速・高安定・返却不要 |
OCNインターネット | Archer AX80 / WX3000HP2 | 2,402〜4,804Mbps | Wi-Fi 6 | 対応 | 機種選択が柔軟 |
BIGLOBE | NEC WG1200HS3 | 867Mbps | Wi-Fi 5 | 対応 | 設定が簡単で初心者向け |
ぷらら | NEC WG1200HS3 | 867Mbps | Wi-Fi 5 | 対応 | サポート重視 |
@nifty・hi-ho | ELECOM WRC-1167GS2H-Bなど | 867Mbps | Wi-Fi 5 | 対応 | 省電力・軽量設計 |
レンタルルーターを選ぶ際のチェックポイント
- 通信規格(Wi-Fi 6対応か)
最新のWi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応モデルなら、混雑時間帯でも安定した通信を維持できます。 - 同時接続台数
家族で複数端末を使う場合は、20台以上に対応したモデルを選びましょう。 - 返却条件
長期利用で返却不要になるプロバイダ(GMOとくとくBBなど)を選ぶと、後々の手間が省けます。 - 設置サポート
初期設定に不安がある方は、遠隔サポートサービスがあるプロバイダを選ぶと安心です。

高性能ルーターを無料で使えるのはドコモ光の大きな魅力です。とくにGMOとくとくBBのようなWi-Fi 6対応機を選べば、市販で1万円以上する機種を無料で利用できてお得ですよ。性能・サポート・返却条件の3点を見て選ぶのが失敗しないコツです。
ドコモ光×GMOとくとくBBの人気ルーター3選
ドコモ光を快適に利用したいなら、プロバイダ「GMOとくとくBB」の無料レンタルルーターを選ぶのが最もおすすめです。全機種が最新規格のWi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応で、IPv6(v6プラス)接続にも完全対応しています。ここでは、GMOとくとくBBで特に人気の高い3機種を性能・特徴別に紹介します。
TP-Link Archer AX5400 ― 高速通信を求める人に最適
TP-Linkの「Archer AX5400」は、最大4,804Mbpsの高速通信に対応したハイエンドルーターです。複数台のデバイスを同時に使っても速度低下が起きにくく、テレワークや動画配信、オンラインゲームにも強いのが特徴です。
主な特徴
- 最大速度:5GHz帯で4,804Mbps、2.4GHz帯で574Mbps
- ビームフォーミング・MU-MIMO対応で安定通信
- 外付けアンテナ4本で広範囲をカバー
- 管理アプリ「TP-Link Tether」でスマホから設定可能
Wi-Fiの死角が出やすい戸建てやメゾネットタイプでも安定した通信を確保できるため、大容量通信を頻繁に行うユーザーにおすすめです。
NEC Aterm WX3600HP ― 安定性と信頼性を重視する人におすすめ
日本メーカーのNECが手がける「Aterm WX3600HP」は、安定した接続と高コスパを両立した人気モデルです。36台までの同時接続に対応し、家族全員のスマホやPC、テレビなどを快適にネット接続できます。
主な特徴
- 最大速度:5GHz帯で2,402Mbps、2.4GHz帯で800Mbps
- 内蔵アンテナ16本で電波の安定性が高い
- バンドステアリング・MU-MIMO対応
- 日本語UIで初心者でも簡単設定
通信が混雑しやすい夜間でも速度低下が少なく、リモートワークやオンライン会議を重視するユーザーにも最適です。
ELECOM WRC-X3200GST3-B ― 家族での利用にちょうどいい万能モデル
エレコムの「WRC-X3200GST3-B」は、デュアルバンド対応で同時通信の安定性に優れたモデルです。高性能ながら設置しやすいコンパクト設計で、マンション・アパートでの利用にも適しています。
主な特徴
- 最大速度:5GHz帯で2,402Mbps、2.4GHz帯で800Mbps
- バンドステアリング機能で自動的に最適な帯域を選択
- 内蔵アンテナで省スペース設計
- 接続台数36台まで対応
ファミリー層や複数人世帯でも快適に使える、バランスの良いルーターです。通信品質・デザイン・省エネ性のバランスが取れており、どんな住環境にもマッチします。
GMOとくとくBBでレンタルするメリット
- すべての機種がWi-Fi 6+IPv6(v6プラス)対応
- 設定済みで届くため、ケーブルをつなぐだけですぐ使える
- 38ヶ月利用すれば返却不要
- セキュリティソフトが1年間無料で付属
さらに、2025年10月現在は57,000円キャッシュバック+開通まで無料モバイルWi-Fi貸出の特典も受けられます。性能・コスパ・特典の3拍子がそろっており、他社プロバイダと比較しても圧倒的にお得です。

GMOとくとくBBで提供される3機種はいずれも通信品質が高く、初心者でも簡単に使えます。とくにArcher AX5400は速度重視、Aterm WX3600HPは安定性重視、WRC-X3200GST3-Bは家族利用に最適です。どのタイプの家庭でも快適なネット環境を実現できますよ
市販ルーターを選ぶときのポイントとおすすめモデル
自分の利用環境に合ったルーター選びが重要
ドコモ光では市販ルーターも自由に利用できますが、家庭環境に合わない機種を選ぶと通信が不安定になることがあります。市販ルーターを選ぶ際は、間取り・利用人数・通信規格・対応速度を総合的に判断することが大切です。
特にドコモ光のIPv6(v6プラス)に対応しているかどうかは必ず確認しましょう。IPv6非対応の機種を使うと、せっかくの高速回線でも混雑時に速度低下する可能性があります。
間取り別おすすめルーター
家庭の広さや構造によって、電波の届き方や安定性は大きく変わります。目安として以下のモデルが人気です。
ワンルーム・1K
- バッファロー「WSR-1800AX4S」
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、最大速度1,201Mbps。省スペースながら安定性が高く、ひとり暮らし向き。 - TP-Link「Archer AX23」
コスパ重視のWi-Fi 6対応機。2LDK未満の部屋であれば十分な通信性能を発揮します。
2LDK・3LDK
- NEC「Aterm WX3000HP2」
2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応。複数端末を同時利用しても速度が落ちにくく、家族利用にも最適。 - バッファロー「WSR-5400AX6S」
5GHz帯最大4,803Mbps。リビングから寝室まで電波をカバーできる出力の強さが特徴です。
戸建て・メゾネット
- TP-Link「Deco X60(メッシュWi-Fi)」
メッシュ構成で家中どこでも安定した電波を確保。複数階や広い間取りの戸建てにおすすめ。 - ASUS「RT-AX86U」
ゲーミングにも対応する高性能機。有線LANも2.5Gbpsポート付きで、10ギガプランの一部にも対応します。
通信規格と周波数帯の選び方
ルーター選びで見落としがちなのが「Wi-Fi規格」と「周波数帯」です。現在主流は Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) で、従来のWi-Fi 5よりも速度・同時接続数・省電力性能が向上しています。
- 2.4GHz帯:壁越しでも届きやすいが、電子レンジなどの干渉を受けやすい
- 5GHz帯:通信速度が速く、安定性が高いが、障害物にはやや弱い
家庭内での利用では、デュアルバンド対応(2.4GHzと5GHzを自動切替)機種を選ぶのが理想です。
10ギガ対応ルーターを選ぶときの注意点
ドコモ光10ギガプランを利用する場合は、WANポートが10Gbps対応 のルーターを選ぶ必要があります。一般的な1Gbps対応ルーターでは、回線の性能を十分に引き出せません。
10ギガ対応の代表的な市販モデルは以下の通りです。
- バッファロー「WXR-11000XE12」:Wi-Fi 6E・10Gbpsポート搭載。家庭用最上位クラス。
- NEC「Aterm WX11000T12」:IPv6対応、2.5G・10Gポートを複数搭載。高速有線接続にも最適。
高価格帯ですが、複数端末を同時接続する家庭やリモートワーク環境では投資効果が高いモデルです。
コスパ・安定性・将来性のバランスが大切
安い機種でも性能が不十分だと、数年後に再購入することになりかねません。Wi-Fi 6対応で5,000〜10,000円前後のモデルが、性能と価格のバランスに優れています。また、メーカー独自アプリで簡単に初期設定やメンテナンスができるかも確認しておくと良いでしょう。

家庭の広さや使い方に合わせたルーターを選ぶことで、ドコモ光の速度を最大限に活かせます。安定した通信を求めるならWi-Fi 6対応モデルを基準に、IPv6対応や10Gポートの有無をしっかりチェックして選ぶのがポイントです
ルーターの接続と設定方法をわかりやすく解説
ONU・ホームゲートウェイとの接続手順
ドコモ光を利用する際は、まずルーターとONU(またはホームゲートウェイ)を正しく接続することが重要です。接続の基本はシンプルで、手順を順に行えば専門知識がなくても設定できます。
- ONUやホームゲートウェイとルーターをLANケーブルで接続する
ONUまたはホームゲートウェイの背面にあるLANポートのうち空いている1つにLANケーブルを差し込みます。もう一方の端をルーターの「WAN」ポートに接続してください。 - ルーターモードの確認と電源投入
ルーター背面にモード切り替えスイッチがある場合、「ルーターモード」になっているか確認します。その後、電源アダプターをコンセントに差し込み、電源ランプが点灯するまで1〜2分待ちます。 - ランプの点灯を確認する
ランプが「電源ON」「インターネット接続」「Wi-Fi動作中」と表示されていれば接続完了です。点滅が続く場合はケーブルの差し込み位置を再確認しましょう。
Wi-Fi設定(SSID・パスワード)の確認方法
Wi-Fiの設定を行う前に、ルーター本体に貼られているラベルを確認してください。そこにはSSID(ネットワーク名)と暗号化キー(パスワード)が記載されています。
- SSID:Wi-Fiのネットワーク名
- 暗号化キー(パスワード):接続時に入力する文字列
SSIDが複数ある場合、「5GHz」対応のものは高速通信向き、「2.4GHz」は障害物に強く遠距離通信に向いています。環境に合わせて選びましょう。
スマホ・PC別のWi-Fi接続手順
iPhone / iPad
- 設定アプリを開く
- 「Wi-Fi」を選択してオンにする
- SSID一覧からルーターのネットワーク名を選ぶ
- 暗号化キーを入力して接続
Android
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を選択
- SSIDを選択してパスワードを入力
- 「接続」をタップして完了
Windows PC
- 画面右下のWi-Fiマークをクリック
- 一覧からSSIDを選択し「接続」をクリック
- 暗号化キーを入力して接続
Mac
- 画面右上のWi-Fiアイコンをクリック
- SSIDを選択してパスワードを入力
- 「接続」をクリックして完了
WPSボタンでのかんたん接続
ルーターと端末の両方がWPS機能に対応していれば、ボタンひとつで設定が完了します。
- ルーターの「WPS」ボタンを押す
- スマホやPC側で「WPS接続」を選択
- 数秒待つと自動的にWi-Fiが接続される
ケーブル接続や手動入力が不要なので、初心者でも失敗が少ない設定方法です。
2.4GHzと5GHzの使い分け
Wi-Fiには2種類の周波数帯があり、それぞれ特徴があります。
- 2.4GHz帯:壁越しでも届きやすく、遠距離通信に強い
- 5GHz帯:高速通信に向くが、障害物に弱い
動画視聴やオンラインゲームは5GHz、リビング以外の部屋では2.4GHzを利用すると安定します。
設定後にインターネットが繋がらない場合
接続しても通信ができない場合は、以下を確認してください。
- ONUやルーターの電源を入れ直す
- LANケーブルがしっかり差し込まれているか確認
- スマホ側のWi-Fi設定を削除して再接続
- プロバイダ設定が正しいか再確認
これでも改善しない場合は、ドコモ光または契約プロバイダのサポート窓口に問い合わせましょう。

ルーターの接続やWi-Fi設定は、一度覚えてしまえば次回以降はスムーズに行えます。焦らず順を追って確認することが大切ですよ。特にSSIDとパスワードの確認を忘れずに、安定したネット環境を作りましょう。
ルーターが繋がらない・遅いときの改善策
ドコモ光を利用していて「Wi-Fiが繋がらない」「速度が遅い」と感じるときは、設定や環境が原因のケースが多いです。ここでは、初心者でもできる実践的な改善方法を順に解説します。
電源の再起動で通信をリフレッシュする
まず最初に試すべきなのが「ルーターの再起動」です。
長時間稼働しているルーターは熱や通信エラーの影響で性能が低下することがあります。
手順
- ルーターの電源プラグを抜く
- 約1分待ってから再度コンセントに差し込む
- ランプが正常(緑色や青色など)に点灯しているか確認する
これで多くの通信不具合は解消される場合があります。ONU(光回線終端装置)も同時に再起動するとより効果的です。
周波数帯(2.4GHz/5GHz)の切り替えを試す
Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の電波があります。
環境に合わせて切り替えることで通信が安定する場合があります。
- 2.4GHz帯:障害物に強く遠くまで届くが、電子レンジなどの干渉を受けやすい
- 5GHz帯:速度が速く安定しているが、壁越しでは弱くなる
家電の多いリビングでは5GHz、部屋を隔てる場合は2.4GHzを使うのがおすすめです。
SSID名に「-5G」などが付いているものが5GHz帯です。
端末側のWi-Fi設定を見直す
Wi-Fiが繋がらない原因が、ルーターではなく端末にあることも多いです。
特にスマホやPCで一時的な通信エラーが起きている場合は以下を試してみましょう。
- 機内モードをオン→オフにする
- Wi-Fiを一度オフにして再接続する
- 接続履歴を削除し、再度SSIDとパスワードを入力する
これらで端末側のキャッシュがリセットされ、通信が回復することがあります。
配置場所を見直して電波干渉を防ぐ
ルーターの設置場所も通信速度に大きく影響します。
金属家具や壁の裏、床付近などに設置していると電波が遮られやすくなります。
おすすめの設置ポイント
- 家の中心部でできるだけ高い位置に置く
- 電子レンジ・テレビ・水槽の近くは避ける
- 壁や家具の裏に隠さない
また、メッシュWi-Fi(中継機)を導入することで、広い家でも安定した通信が保てます。
ファームウェア更新と設定リセット
長期間使っているルーターは、ソフトウェアの更新が止まっている場合があります。
メーカー公式サイトまたは管理画面で「ファームウェア更新」を確認しましょう。
それでも改善しない場合は、設定の不整合が原因かもしれません。
管理画面から「初期化」→「再設定」を行うことで、通信トラブルが解消されるケースもあります。
ただし、SSIDやパスワード設定がリセットされるため、控えを取ってから実施してください。
IPv6対応設定を確認する
ドコモ光では、プロバイダが提供する「IPv6(IPoE接続)」を有効にすることで通信が大幅に安定します。
IPv4(従来方式)のままだと、混雑する時間帯に速度低下が起こりやすくなります。
IPv6対応ルーターを利用している場合は、設定画面で「v6プラス」または「IPv6接続」が有効になっているかを確認してください。
GMOとくとくBBなどの主要プロバイダなら、初期状態で自動設定されています。
最終手段:サポートへ問い合わせる
上記をすべて試しても改善しない場合は、機器の故障や回線トラブルの可能性があります。
次の窓口へ問い合わせましょう。
- ドコモインフォメーションセンター:151(ドコモ携帯)または 0120-800-000
- プロバイダのサポートセンター(GMOとくとくBB、BIGLOBEなど)
ルーターのランプ状態や接続環境を伝えると、交換対応や回線調査をスムーズに進めてもらえます。

ルーターの不調は意外と「再起動」「配置変更」「周波数切替」で直ることが多いです。焦らず一つずつ確認すれば大抵の通信トラブルは解決しますよ。
ドコモ光10ギガ対応ルーターと最新キャンペーン情報
10ギガプランに対応するルーターの条件と注意点
ドコモ光の「10ギガプラン」は、従来の1Gbpsプランの約10倍となる最大10Gbpsの超高速通信が可能なプレミアムプランです。ただし、この速度を引き出すためには、対応ルーター・LANケーブル・パソコンの通信規格がすべて10ギガ対応である必要があります。
10ギガ通信を最大限活かすための条件は以下の3つです。
- ルーターが「10GBASE-T」対応であること
- LANケーブルがCAT6A以上であること(CAT7・CAT8推奨)
- 接続する端末のLANポートが2.5G~10G対応であること
もしこれらの条件を満たしていないと、契約が10ギガプランでも実際の速度は1Gbps前後に制限されてしまうため注意が必要です。
10ギガルーターは一般的なWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)を搭載し、複数端末同時通信に強いのが特徴です。特に、オンラインゲームや4K/8K動画配信、大容量データのアップロード・クラウドバックアップを行う家庭に向いています。
月額550円で利用できるドコモ光純正ルーター
ドコモ公式では、10ギガプラン専用のルーターとして「ドコモ光ルーター 10G対応モデル」を月額550円(税込)でレンタル提供しています。
この純正ルーターはNTTが提供する「PR-600KI」「XG-100NE」などのホームゲートウェイをベースにしており、IPv6(v6プラス)・Wi-Fi 6・10Gbps対応LANポートを標準搭載しています。ひかり電話の利用にも対応しているため、電話・ネットをまとめて利用する家庭にも最適です。
主な特徴は次の通りです。
- 10GBASE-T対応ポート搭載で最大10Gbps通信が可能
- IPv6(IPoE/v6プラス)対応で混雑時間帯も安定
- Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応で複数端末でも快適
- ひかり電話との併用可、別途ルーターを買う必要なし
- ドコモネットワークセキュリティ対応で安全性が高い
10ギガ対応ルーターを自前で購入すると2~3万円以上するケースが多いため、コストを抑えたい方はレンタルを選ぶのが合理的です。
市販の10ギガ対応Wi-Fi 6ルーターおすすめモデル
もし購入を検討する場合は、以下のような市販の10ギガ対応ルーターが人気です。
- BUFFALO WXR-11000XE12(約45,000円)
12ストリーム・Wi-Fi 6E対応。10Gポート搭載でゲーミングにも最適。 - ASUS RT-AX89X(約47,000円)
10Gポート×2、MU-MIMO・OFDMA対応で同時接続に強い。 - NEC Aterm WX11000T12(約40,000円)
IPv6(v6プラス)・10G LAN/WAN対応でドコモ光10Gにも完全対応。
ただし、どれも高額なため、長期的に使う予定のない方は月額レンタルのほうが総コストを抑えやすくなります。
2025年最新キャンペーン情報(GMOとくとくBB)
2025年10月現在、ドコモ光の提携プロバイダの中でもGMOとくとくBBが最もお得なキャンペーンを実施しています。
新規または転用契約で以下の特典を受け取ることができます。
- 最大57,000円キャッシュバック(オプション加入不要)
- 高性能Wi-Fi 6対応ルーターが無料レンタル可能
- 開通までモバイルWi-Fiを無料で貸し出し
- セキュリティソフトが12ヶ月無料
- 10ギガプラン限定で「ワンコインキャンペーン」実施中(6ヶ月間500円)
この「ワンコインキャンペーン」は、10ギガプラン限定で月額500円で6ヶ月間利用できる特典です。高額キャッシュバックとの併用も可能で、ドコモ光を始めるには最も費用対効果が高いタイミングといえます。
GMOとくとくBBは通信品質にも定評があり、実測速度ランキングでも上位を維持しています。IPv6(v6プラス)対応ルーターが標準提供されるため、初期設定不要でそのまま高速通信を利用できます。
お得に10ギガを始めるための契約ポイント
- LANケーブルはCAT7以上を用意する
- ONU(光回線終端装置)はNTTから提供される純正品を使う
- ルーターはプロバイダの無料レンタルかドコモ光公式の550円レンタルを選ぶ
- キャッシュバックは申請時期を逃さないよう注意する(GMOはメール1本で完結)
10ギガ環境を構築する際は、機器の対応状況と特典内容をセットで確認すると無駄がありません。性能・コスト・手間を総合的に見ると、GMOとくとくBB経由での契約が最もバランスが取れています。

10ギガプランを導入するなら、まずは機器の対応状況を確認してから申し込むのが大切です。最新ルーターとキャッシュバックをうまく活用すれば、速度もコスパもどちらも満足できますよ
14位
ドコモ光
NTTドコモ

回線タイプ | NTT光回線 |
戸建ての月額基本料金 | 5,720円 |
マンションの月額基本料金 | 4,400円 |
下り速度(実測値) | 267.72Mbps |
上り速度(実測値) | 282.50Mbps |
PING値(実測値) | 18.81ms |
下り速度の速さ | 1.79 |
上り速度の速さ | 1.88 |
戸建て料金の安さ | 2.40 |
マンション料金の安さ | 2.28 |
初期費用の安さ | 3.99 |
総合 | 2.47 |
ドコモ光がおすすめの理由
ドコモ光がおすすめの理由は「スマホセット割の割引がある点」「ドコモショップで契約可能」です。
ドコモ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、上位に来る高速通信を実現しています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。
また、ドコモの光回線サービスのため、スマホセット割があり、docomoユーザーにおすすめの光回線と言えます。
さらにドコモショップでも契約が可能なので、説明を受けながら加入したい方にはおすすめです。
デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、料金はやや高めの設定となっています。
回線タイプ | NTT光回線 |
戸建て1年利用時の実質料金 | 5,974円 |
戸建て2年利用時の実質料金 | 5,852円 |
戸建て3年利用時の実質料金 | 5,809円 |
マンション1年利用時の実質料金 | 4,654円 |
マンション2年利用時の実質料金 | 4,532円 |
マンション3年利用時の実質料金 | 4,489円 |
戸建ての月額基本料金 | 5,720円 |
マンションの月額基本料金 | 4,400円 |
下り速度(実測値) | 267.72Mbps |
上り速度(実測値) | 282.50Mbps |
PING値(実測値) | 18.81ms |
工事費 | 0円 |
初期費用 | 3,300円 |
提供地域 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
定期契約 | 2年契約 |
テレビ対応 | |
無料ルーターレンタル | |
無料訪問サポートつき | |
無料セキュリティソフト | (初回31日間無料) |
戸建て対応 | |
マンション対応 | |
IPv6対応 | |
サポート | 電話、LINE、チャット、ドコモショップ |
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり | |
違約金負担キャンペーンあり | |
スマホセット割 | docomoとセットで割引 |
支払方法 | クレジットカード、口座振替、請求書、Pay-easy |