ビッグローブ光(BIGLOBE光)解約方法と注意点を完全ガイド



目次

ビッグローブ光の解約を検討すべき主な理由

ビッグローブ光を解約しようか迷っている方の中には、「通信速度が遅い」「月額料金が高い」「他社に乗り換えたほうが得かもしれない」といった不満や悩みを抱えているケースが多いです。ここでは、実際に解約を検討すべき代表的な理由をわかりやすく整理します。

通信速度や安定性に不満がある場合

光回線を選ぶうえで最も重要なのが通信の安定性です。ビッグローブ光はフレッツ光回線を利用しているため、他社の光コラボと同様に「利用者が集中する時間帯」に速度低下が起こることがあります。

特に以下のようなケースでは、速度面でストレスを感じることが少なくありません。

  • 夜間や週末に動画が途切れる、オンライン会議が不安定になる
  • 10ギガプランのエリア外で速度アップの恩恵が受けられない
  • 家族で複数端末を使うと通信が混雑する

もし自宅環境で速度改善が難しい場合は、独自回線を持つ「NURO光」や「auひかり」などへの乗り換えを検討する価値があります。

月額料金が割高になっている場合

契約当初は割引キャンペーンで安く利用できていても、特典が終了すると料金が上がるケースがあります。特に長期契約者や旧プランを継続している方は、最新プランより月額料金が高くなっている可能性があります。

また、ビッグローブ光の月額料金は平均的ですが、契約期間の縛り工事費残債を考慮すると、縛りなし・低価格の光回線に乗り換えることでトータルコストを下げられることもあります。

最近は「GMOとくとくBB光」や「enひかり」など、契約期間なしでも安定した速度を提供する回線も登場しています。

引っ越し・転居によるサービス非対応エリア

引っ越しや転勤を機に解約するケースも少なくありません。ビッグローブ光はフレッツ光回線を利用しているため、提供エリアは広いものの、一部の新興住宅地や地方エリアでは設備が整っていない場合があります。

また、引っ越し先がマンションタイプ非対応で戸建て契約しかできない場合、費用が高くなってしまうことも。

このようなときは、ホームルーターやモバイルWi-Fiなど、設置工事が不要な代替サービスを選ぶのも現実的な選択です。

スマホキャリア変更によるセット割の恩恵が消えた

ビッグローブ光では、auUQ mobileとのセット割「auスマートバリュー」や「UQ mobile自宅セット割」が利用できます。

しかし、スマホを他社に乗り換えた場合、この割引が自動的に解除され、毎月の通信費が上がることがあります。

例として、家族で5回線適用していた場合、1回線あたり550〜1,100円の割引がなくなれば、月3,000〜5,000円の負担増になることも。

もしセット割を維持したいなら、同じキャリア提携の光回線(auひかり・So-net光など)への乗り換えがおすすめです。

他社回線への乗り換えでより高いコスパを得られる

現在は、多くの光回線事業者が違約金負担キャンペーン高額キャッシュバックを実施しています。

そのため、解約時の違約金や工事費残債を差し引いても、乗り換えた方が結果的にお得になることがあります。

たとえば以下のような回線では、速度や料金の両面で優位に立っています。

  • NURO光:独自回線で高速・低遅延
  • GMOとくとくBB光:契約期間なし・割安料金
  • ドコモ光/ソフトバンク光:スマホ割と併用で通信費削減

自宅の利用環境やスマホキャリアに合わせて、最適な回線を比較することが重要です。

長く使っていると見えにくくなるけど、料金や速度の見直しはとても大切です。通信環境を改善したいときや、スマホの契約を変えたときは、一度プランを整理して「今のままが最適か?」を考えてみるといいですよ。

ビッグローブ光の「解約」と「退会」の違い

ビッグローブ光をやめたいと思ったとき、まず迷うのが「解約」と「退会」のどちらを選ぶべきかという点です。どちらも契約を終了する手続きですが、停止の範囲が大きく異なります。誤って選んでしまうと、メールアドレスが消えたりログインできなくなったりすることもあるため、内容をしっかり理解しておきましょう。

解約は「光回線サービスの停止」

「解約」は、インターネット回線サービスであるビッグローブ光を停止する手続きです。光回線だけを止めたい場合に選ぶ方法で、BIGLOBE ID(会員情報)やメールアドレスはそのまま残ります。

解約後も、以下のようなサービスは継続して利用できます。

  • BIGLOBEメールアドレス(無料期間終了後は有料プランに変更可能)
  • オプションサービス(ウイルス対策、セキュリティなど)
  • 会員専用ページやマイページへのログイン

たとえば、「引っ越し先では別の光回線を使うけれど、BIGLOBEメールだけ残したい」という人には、解約が適しています。

なお、光回線を解約しても、BIGLOBEの契約自体は続いているため、会費やオプション料金が発生するケースがあります。不要な契約は手動で解除しましょう。

退会は「BIGLOBEとの契約を完全に終了」

「退会」は、BIGLOBEとの契約をすべて終了する手続きです。ビッグローブ光の回線だけでなく、メールアドレスやマイページも含めて、すべてのサービスが使えなくなります。

つまり、BIGLOBE会員としての登録情報自体が削除される形です。

退会すると以下のような影響があります。

  • BIGLOBEメールやクラウドなど、関連サービスがすべて利用不可になる
  • 過去の利用履歴や請求明細にアクセスできなくなる
  • 再登録する場合は新しいIDの取得が必要

退会手続きは、基本的に郵送による書類の提出が必要であり、インターネットや電話での即時対応はできません。

「もうBIGLOBEのサービスは一切使わない」「他社プロバイダへ完全に切り替える」という場合に選びましょう。

どちらを選ぶべきかの目安

利用目的選ぶべき手続き備考
他社の光回線に乗り換えるが、BIGLOBEメールを使い続けたい解約IDとメールが残る
引っ越しでネット契約自体をやめたい解約一時停止に近い
BIGLOBEのサービスを完全にやめたい退会アカウント削除
個人情報を完全に削除してほしい退会会員情報が抹消される

どちらの手続きを選んでも、回線設備(ONUやルーターなど)の返却は必要です。

また、オプション契約がある場合は、別途それぞれの解約処理を行うようにしましょう。

よくある間違いと注意点

  • 「退会」してしまうと、メールの引き継ぎや再ログインができなくなる
  • 「解約」だけではBIGLOBEの月額基本料が発生し続けることがある
  • 退会後はサポート窓口への問い合わせもできなくなる

「解約=サービスの停止」「退会=アカウントの削除」と覚えておくとわかりやすいです。

「解約」と「退会」は似ていますが、影響範囲がまったく違います。メールやIDを残したいなら解約、完全に関係を断ちたいなら退会を選ぶのが正解です。混同しやすいので、事前にどちらの手続きかを確認してから進めるのが安心ですよ

ビッグローブ光を解約するための具体的手順

ビッグローブ光(BIGLOBE光)の解約は、「電話」「Web予約」「郵送」の3通りがあり、手段によって流れや注意点が異なります。ここでは、トラブルを避けながらスムーズに進めるための手順をわかりやすくまとめました。

解約と退会を選び区別する

まず、最初に行うべきは「解約」と「退会」のどちらを行うかの判断です。

  • 解約:光回線サービスのみを終了し、BIGLOBEのIDやメールなどの会員情報を残す手続き
  • 退会:BIGLOBEとの契約をすべて終了し、会員情報・メールアドレスも削除する手続き

メールアドレスやポイントサービスを継続したい場合は「解約」を選びましょう。

手順1 電話での申請(最も確実)

電話での手続きが基本かつ確実です。

契約者本人が以下の窓口に連絡し、オペレーターの案内に従って進めます。

  • 電話番号(通話料無料):0120-86-0962
  • 携帯・IP電話から(有料):03-6385-0962
  • 受付時間:9:00~20:00(年中無休)

混雑しやすい時間帯(午前中・休日明け)を避け、時間に余裕を持って連絡しましょう。

準備しておくとスムーズな情報

  • 契約者氏名
  • 住所
  • BIGLOBE IDまたはお客様番号
  • 契約プラン名
  • 登録電話番号

手順2 Webからの予約受付(折り返し方式)

BIGLOBEのマイページから「解約・退会の予約」を申し込むことも可能です。

ログイン後に受付予約を行うと、希望時間帯(例:9〜12時、12〜15時、15〜18時)に担当者から電話がかかってきて本手続きを進めます。

即時解約はできず、「折り返しで確認を経て完了する方式」である点に注意が必要です。

手順3 郵送・FAXによる申請(退会用)

BIGLOBEの会員サイトから「契約解除申込書」をダウンロードまたは郵送で取り寄せ、必要事項を記入して送付します。

  • 送付先住所:〒980-8790 仙台中央郵便局 郵便私書箱第30号
     ビッグローブ株式会社 BIGLOBE登録センター
  • FAX番号:050-3537-0348

郵送は到着日で処理されるため、毎月25日までに届くように送付しましょう。

26日以降は翌月末での解約扱いになります。

手順4 解約受付後の日程・締切を確認する

手続き完了後、BIGLOBEから解約受付確認の通知が届きます。

解約日は基本的に「受付月の月末」または「翌月末」に設定されます。

  • 毎月25日までの受付 → 当月末解約
  • 26日以降の受付 → 翌月末解約
  • 月額料金は日割りにならず、解約月も1か月分が請求されます

手順5 撤去工事の有無を確認する

住居や契約プランにより、撤去工事が必要な場合があります。

手続き完了後にBIGLOBEから届く書面を確認し、工事の要否を確認してください。

  • 工事が必要な場合:担当者が訪問し回線撤去を行う(立ち会い要)
  • 工事が不要な場合:返却キットで機器を返送するだけで完了

手順6 レンタル機器を返却する

解約後は、NTTおよびBIGLOBEからレンタルしていた機器をそれぞれ返却します。

1か月以内の返送が推奨されています。

NTTに返却する機器

  • ONU(回線終端装置)
  • ホームゲートウェイ
  • VDSL装置
  • 無線LANカード など

撤去工事ありの場合は、作業員が回収することもあります。

BIGLOBEに返却する機器

  • レンタルWi-Fiルーター(NEC、I-O DATA等)
  • 電源アダプタ、ケーブル類

BIGLOBEから届く返却キットを使って返送します。

返却手数料(約1,430円/台)がかかる場合があります。

未返却の場合、1台あたり6,000~16,000円程度の請求や、NTT機器では最大38,000円の違約金が発生することがあります。

手順7 解約完了通知と最終請求を確認する

解約完了後、BIGLOBEから「解約手続き完了通知」や「返却案内メール」が届きます。

また、請求は利用月の2~6か月後に発生することがあるため、解約後もしばらく請求書や明細を確認しておきましょう。

解約は「25日まで」「機器返却1か月以内」「請求は後から来る」——この3点を押さえておくと、トラブルを防げます。焦らず順序通りに進めれば安心ですよ

解約にかかる費用・請求される可能性のあるもの

ビッグローブ光を解約する際には、単に回線を止めるだけでなく、契約内容や支払い状況に応じてさまざまな費用が発生する場合があります。事前に把握しておくことで、想定外の出費を避けられます。

違約金(契約期間内の解約)

ビッグローブ光には「2年プラン」「3年プラン」などの定期契約があり、更新月以外での解約には違約金が発生します。

契約更新月は契約開始から2年または3年経過した月を含む3か月間で、その期間内に解約すれば違約金は不要です。

主な違約金の目安は以下の通りです。

プランファミリータイプマンションタイプ
2年プラン約4,230円〜4,620円約3,000円前後
3年プラン約4,230円〜4,620円約3,000円前後

以前の契約(2022年6月以前)では1万円前後の違約金が設定されている場合もあるため、契約時期を確認しておきましょう。

工事費の残債(一括請求)

開通時の工事費を分割払いしている場合、支払いが完了していない残額は解約時に一括請求されます。

2024年以降の契約では工事費が上がっているため、残債額も高額になる傾向があります。

代表的な工事費は次の通りです。

  • 戸建て(屋内配線あり):28,600円
  • 戸建て(屋内配線なし):18,260円
  • マンション(屋内配線あり):28,600円
  • マンション(屋内配線なし):18,260円

たとえば28,600円を36回払いで契約し、残り6回分が残っている場合は、6×約795円=4,770円程度の請求が発生します。

なお、フレッツ光や他社光コラボからの転用で工事を行っていない場合は、この費用は発生しません。

レンタル機器の返却費・未返却金

ビッグローブ光では、NTT機器(ONU・ホームゲートウェイなど)とBIGLOBE貸出機器(無線LANルーターなど)の2種類を扱います。

それぞれの返却先が異なり、返却を怠ると高額な違約金が発生します。

  • 返却手数料(送料を含む):1台あたり1,430円
  • 未返却時の請求:NTT機器は最大38,000円/BIGLOBE機器は6,000〜16,000円

返却キットは解約後に自動的に届くため、案内に従って期限内(おおむね1か月以内)に返送してください。

撤去工事費(必要な場合)

戸建てや設備の都合によっては、撤去工事を求められることがあります。

撤去工事が必要かどうかは、解約後に届く書面で案内されます。

  • 撤去工事費:通常無料(ただし一部エリアでは10,000円前後の請求例あり)

賃貸住宅では「原状回復」を求められるケースもあるため、管理会社への確認も忘れずに行いましょう。

利用料金の請求タイミングと注意点

ビッグローブ光では、利用月から2〜6か月後に料金が引き落とされる仕組みです。

そのため、解約後も数か月間は請求が続くことがあります。これは未払いではなく、利用月と請求月にタイムラグがあるためです。

請求が続く場合は、マイページの「利用明細」から実際の課金期間を確認しましょう。

また、オプションサービスを個別契約している場合は、自動解約にならないケースがあるため、それぞれの停止手続きも必要です。

解約費用は契約時期や支払い方法によって差が出ます。マイページで契約状況を確認し、残債や返却物の有無を事前に把握しておくと、スムーズに解約できますよ

解約前にチェックしておきたい注意点

ビッグローブ光(BIGLOBE光)を解約・退会する前には、次のような点をしっかり押さえておくと、トラブルや余計な出費を防ぎやすくなります。ITに詳しくない方は特に「見落としがちな項目」を意識してチェックしてください。

当月解約扱いの締切日

ビッグローブ光の解約・退会申し込みは、毎月 25日受付分まで が当月扱いです。26日以降の受付は翌月末解約扱いになるため、更新月に解約したい場合は早めの手続きが必要です。

25日付近は電話窓口が混み合うことが多いため、余裕をもって月の中旬までに申し込むのが安心です。

また、ビッグローブ光は 日割り計算を行わない ため、月の途中で解約しても1か月分の料金が発生します。

解約受付と利用終了日のずれ

解約手続きをしても、実際の利用終了日は月末になります。申し込みをした直後に通信が止まるわけではありません。

ただし、26日以降の受付は翌月末扱いとなるため、乗り換え先の回線開通日と重なると、インターネットが使えない期間が発生する場合もあります。

乗り換えを予定している場合は、開通日と解約日を重ねないようスケジュールを調整しましょう。

オプションサービスの自動継続に注意

光回線を解約しても、契約中のオプションサービスや有料コンテンツが自動で解約されない場合があります。

セキュリティソフト、ホームページサービス、クラウドバックアップなどは個別に解約手続きが必要なケースがあります。

解約前にマイページで契約中のオプションを確認し、不要なものは先に停止しておきましょう。

光電話の番号を引き継ぐ場合

光電話を利用している場合、同じ電話番号を新しい回線でも使いたいなら 番号ポータビリティ の手続きが必要です。

乗り換え先の回線が光コラボの場合は、事業者変更の手続きと同時に番号を引き継げることが多いです。

ただし、独自回線(NURO光、auひかりなど)への乗り換えでは別途申請が必要なので、余裕をもって準備しておきましょう。

BIGLOBEメールや会員情報の扱い

回線解約と同時に、BIGLOBEメールアドレスやクラウドデータが利用できなくなることがあります。

重要なメールやデータは解約前に必ずバックアップを取ってください。

また、会員契約を継続しない場合は、BIGLOBE IDやパスワードも使えなくなるため、請求明細や契約情報は事前に保存しておくと安心です。

メールアドレスを残したい場合は、月額220円の「ベーシックコース」への加入で継続利用が可能です。

工事費残債の一括請求

開通工事費を分割払いしていた場合、解約時に 残債が一括請求 されます。

契約プランや時期によって残額が異なるため、マイページや契約書で支払い状況を確認しておきましょう。

すでに全額支払い済み、または工事不要の契約だった場合は請求されません。

撤去工事と原状回復の確認

契約内容や建物の条件によっては、回線撤去工事が必要になる場合があります。

特に賃貸物件では原状回復を求められるケースも多いため、管理会社に確認しておくと安心です。

撤去が必要な場合は立ち会いが求められることもあるので、日程調整を早めに行いましょう。

解約後も続く請求の確認

ビッグローブ光の利用料金は、利用月の2〜3か月後に請求される仕組みです。

そのため、解約後も数か月間は請求が続くことがあります。

明細を確認して不明な請求が続く場合は、カスタマーサポートへ問い合わせて解約処理が正しく完了しているか確認しましょう。

解約前に慌てないためには、手続き日・締切・オプション契約・残債・電話番号・メール・請求時期の7点を整理しておくことが大切です。事前に準備しておけば、スムーズで安心な解約ができますよ

解約後のレンタル機器返却と撤去工事対応

ビッグローブ光を解約した後は、利用していたレンタル機器の返却と、必要に応じた回線の撤去工事を行う必要があります。返却や工事の対応を怠ると高額な請求が発生するケースもあるため、正しい手順を把握しておくことが大切です。

返却が必要なレンタル機器の種類

ビッグローブ光では、契約内容によってNTTからの貸与機器BIGLOBEからのレンタル機器の2種類があります。どちらも返却先が異なるため、解約後は同封書類をよく確認しましょう。

  • NTT東日本・西日本からの貸与機器
     ONU(光回線終端装置)やホームゲートウェイ、VDSL装置、無線LANカードなどが対象です。機器本体や電源アダプターも含めて返却します。
  • BIGLOBEからのレンタル機器
     無線LANルーター(NEC・I-O DATAなどのロゴ入り)や電源アダプターが該当します。利用していた契約プランによっては複数台レンタルしている場合もあります。

返却キットは、NTTとBIGLOBEの双方からそれぞれ郵送で届きます。発送時期は解約手続き完了から1週間前後が目安です。

機器返却の手順と注意点

返却作業は、送付された返却キットに沿って進めます。

特に以下のポイントに注意してください。

  1. 返却期限を守る
     解約から1か月以内が原則です。返送が遅れると未返却扱いになり、損害金を請求されることがあります。
  2. 付属品をすべて同梱する
     アダプター・LANケーブル・取扱説明書などを忘れずに入れましょう。
  3. 送料の扱いを確認する
     BIGLOBE宛ての返却は着払い可ですが、返却手数料として1台につき1,430円(税込)が請求されます。
  4. 返却先の違いを間違えない
     NTTとBIGLOBEで宛先が異なるため、同梱されている送り状を必ず確認してください。

なお、返却を怠ると以下のような高額請求が発生する場合があります。

  • NTT機器:最大38,000円
  • BIGLOBE機器:1台につき6,000〜16,000円

撤去工事が必要なケースと流れ

ビッグローブ光では、建物や契約形態によって撤去工事が必要な場合があります。特に以下のケースに該当する場合は要注意です。

  • 賃貸物件で「原状回復義務」がある場合
  • 光コンセントや配線を残せない契約条件の物件
  • 戸建て住宅で屋外に光ケーブルが引き込まれている場合

撤去工事が必要な場合は、解約後にビッグローブ光またはNTTから案内が届きます。案内に従い、指定の工事業者と日程を調整します。

多くの場合、利用者立ち会いが必要となるため、日程調整は早めに行いましょう。

撤去工事費は原則無料ですが、特殊な配線構造やオプション工事を行っている場合には費用が発生することもあります。申し込み時や予約時に必ず確認しておくことが重要です。

引っ越しや乗り換え時の注意点

引っ越しを伴う解約では、撤去工事の実施有無を管理会社や新居の通信環境とあわせて確認しておくと安心です。

また、他社光回線に乗り換える場合は、同じ設備(フレッツ系)を利用することも多く、撤去工事が不要なケースもあります。不要な工事を避けるためにも、乗り換え先の回線種別(光コラボ or 独自回線)を事前に確認しておきましょう。

レンタル機器の返却や撤去工事を後回しにしてしまうと、思わぬ請求やトラブルに発展します。解約完了後は早めにキットの到着を確認して、期限内に返送するようにしましょう。撤去が必要な場合も、早めに日程調整しておくとスムーズですよ

乗り換え先を選ぶ際のポイントとおすすめ回線案

ビッグローブ光を解約したあと、新しい回線を選ぶときは「通信速度」「料金」「スマホとの相性」「契約条件」の4つを基準に比較することが重要です。ここでは、失敗しない乗り換え先の選び方と、代表的なおすすめ回線を紹介します。

回線選びで重視すべきポイント

通信速度と安定性

契約時の「最大速度」だけでなく、実際の通信速度(実測値)や混雑時の安定性を確認しましょう。特に夜間の混雑対策として、IPv6(IPoE)対応かどうかが重要です。

月額料金と実質コスト

単純な月額料金だけでなく、以下も考慮します。

  • 工事費や初期費用、開通キャンペーンの有無
  • キャッシュバックなどの特典を含めた「実質コスト」
  • 解約時の違約金や撤去費用

契約年数(2年・3年・縛りなし)によっても総額は変わります。

スマホとのセット割

利用中のスマホキャリアと連携して割引がある回線を選ぶと、通信費全体を節約できます。

例:

  • au/UQ mobile → auひかり、So-net光、コミュファ光
  • ドコモ → ドコモ光
  • ソフトバンク/ワイモバイル → NURO光、SoftBank光

提供エリアと契約条件

住居エリアが対象外だと契約できません。提供エリアを公式サイトで確認したうえで、開通までの期間や工事有無をチェックしましょう。

回線タイプ別の特徴と向いている人

回線タイプ特徴向いている人
独自回線(NURO光、auひかり、eo光など)通信が速く混雑しにくい速度重視・動画視聴やオンラインゲームが多い人
光コラボ(ドコモ光、SoftBank光、So-net光など)フレッツ回線を利用しエリアが広い安定性重視・広範囲対応希望の人
地域系回線(コミュファ光、ピカラ光など)地域特化でコスパが良い対応エリア内の人
ホームルーター/モバイル回線工事不要・即日利用可賃貸・一時的な利用・引越しが多い人

条件別のおすすめ回線

速度重視派

NURO光
最大2Gbps以上の超高速通信。独自回線で混雑に強く、動画・ゲーム向け。

ただし、開通工事に時間がかかることがあるため、乗り換え前に申し込みを済ませておきましょう。

スマホがau/UQ mobileの人

auひかり
セット割でスマホ1台あたり最大1,100円割引。家族全員で使えば通信費全体を大幅削減できます。

提供エリアが広く、安定性にも定評があります。

縛りなし・乗り換えやすさ重視

GMOとくとくBB光/enひかり
契約期間なしで違約金ゼロ。転勤や引っ越しが多い人、まずはお試しで光回線を使いたい人に最適です。

地域密着型で安定性を求める人

eo光(関西)/コミュファ光(中部)/ピカラ光(四国)
地域限定ながら、高速・安定した通信品質。サポート対応の評価も高く、長期利用向けです。

工事ができない・短期間の利用

SoftBank Air/WiMAX/ドコモ home 5G
工事不要で、コンセントに挿すだけですぐ使えるホームルーター。

通信制限があるため、長時間の動画視聴や大容量データ通信には注意が必要です。

乗り換えをスムーズに行うためのコツ

  • 新しい回線の開通予定日を確認し、インターネットが使えない期間を作らないようにする
  • 旧回線(ビッグローブ光)の解約は、乗り換え先の回線が開通してから行う
  • 解約月の25日までに手続きを済ませれば、当月末解約に間に合う

乗り換えのときは「速度」「コスパ」「スマホ割」の3点を軸に考えるのが鉄則です。今使っているスマホに合わせるだけで月額が数千円安くなることもあります。焦って解約するとネットが使えない期間ができることもあるので、まずは乗り換え先を確定してから動くのが安心ですよ

トラブル対応・よくある質問まとめ

ビッグローブ光の解約時は、手続きのタイミングや料金処理のずれなどによって、思わぬトラブルが発生することがあります。ここでは、利用者が実際に直面しやすい事例とその対処法をまとめました。

解約したのに請求が続く場合

解約手続き後も数か月間、請求が発生するケースがあります。これは、ビッグローブ光の請求サイクルが「利用月の2〜6か月後」となっているためです。

特に以下のケースでは、請求が一時的に続くことがあります。

  • フレッツ・まとめて支払いを利用している
  • クレジットカード払いでカード会社の締め日がずれている
  • オプション契約の解約が別処理になっている

まずは マイページの「利用明細」 から、請求対象月と金額の詳細を確認しましょう。

もし明細に心当たりのない請求があれば、カスタマーサポート(0120-86-0962) に問い合わせることで確認・修正を依頼できます。

解約受付ができていなかった場合

電話や郵送での手続きを行っても、受付締切(毎月25日)を過ぎていると、翌月扱いになることがあります。

そのため「今月中に解約したはずなのに翌月も請求された」というトラブルが起きやすいです。

このような場合は、受付日を証明できる控え(メール・通話履歴・郵便控えなど)をもとにサポートへ連絡しましょう。

サポート側で確認が取れれば、翌月請求分を調整してもらえる場合もあります。

機器返却が遅れた・忘れた場合

返却期限を過ぎると、機器1台あたり6,000円〜最大38,000円 の未返却金が発生します。

返却キットが届いたら、すぐに中身を確認し、返送先を間違えないよう注意してください。

  • NTTマーク付き機器 → NTT東日本/西日本宛
  • NEC・I-O DATAなどBIGLOBEマーク付き機器 → BIGLOBE宛

宅配伝票は 着払い対応可 の場合が多いですが、返送前に案内書類を確認しましょう。

オペレーターとのやり取りがうまくいかないとき

解約相談時に「引き止め提案を受けた」「話が長引く」と感じる人も少なくありません。

その場合は、以下のように明確に伝えることでスムーズに対応できます。

  • 「解約意思は固まっているので、手続きに進めてください」
  • 「確認事項だけを教えてほしい」

また、混雑時は自動音声案内での解約受付予約(Web予約)を利用すれば、待ち時間を短縮できます。

苦情・相談をしたい場合の窓口

サポート対応や請求トラブルに納得できない場合は、以下の相談窓口を利用するのも有効です。

  • 消費生活センター(局番なし188)
    契約トラブルや返金対応の相談に応じてくれます。
  • 総務省 電気通信消費者相談センター
    通信事業者とのトラブルに関する専門窓口です。

対応履歴や請求書の控えを手元に用意しておくと、話がスムーズに進みます。

解約後に利用できる代替サービス

「回線は不要になったけどWi-Fiは使いたい」という場合は、ホームルーターの利用が便利です。

  • 工事不要で即日利用可能
  • コンセントに挿すだけで接続完了
  • 転勤・引っ越し先でもそのまま使える

おすすめとしては、SoftBank Air・ドコモ home 5G・WiMAX(UQ・カシモなど) が挙げられます。

契約期間や通信速度を比較して、自分の生活スタイルに合うものを選びましょう。

トラブルを防ぐコツは、解約手続き後も1〜2か月はマイページを定期的に確認することです。請求明細・機器返却・オプション停止がすべて完了していれば安心ですよ

10位

ビッグローブ光

ビッグローブ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
下り速度の速さ1.43
上り速度の速さ1.65
戸建て料金の安さ3.52
マンション料金の安さ3.70
初期費用の安さ3.99
総合2.86

ビッグローブ光がおすすめの理由

ビッグローブ光がおすすめの理由は「料金が安い」「キャッシュバックが手厚い」です。

ビッグローブ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金の設定はそれほど高くなく、かつキャッシュバックが手厚いため、総コストを抑えやすい光回線と言えます。

さらに工事が混んでいるときは、WiMAXの無料レンタルもあるため、すぐにインターネットが利用できる点もメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobile、BIGLOBEモバイルが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、NTTフレッツ光回線の中でも、特段、通信速度が速い方ではありません。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金4,056円
戸建て2年利用時の実質料金4,358円
戸建て3年利用時の実質料金4,486円
マンション1年利用時の実質料金2,956円
マンション2年利用時の実質料金3,258円
マンション3年利用時の実質料金3,386円
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
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