ワイモバイルでギガ使い放題は本当に安い？条件・速度・料金を徹底解説！

結論｜ワイモバイルは条件付きでギガ使い放題が可能

特にシンプル2Mは、割引を最大限適用することで月額2,178円という安さで利用でき、他社の完全無制限プランと比較しても高いコストパフォーマンスを発揮します。さらに、「おうち割光セット」や「PayPayカード割」などの割引を併用すれば、通信費をさらに抑えることが可能です。

ただし、ギガを使い切った後に適用される速度は、あくまでも制限後の低速通信であるため、「高速通信での無制限利用」を求める方には向いていません。動画を高画質で楽しみたい方やゲーム・大容量データ通信を頻繁に行う方は、他社の完全無制限プランを検討した方が良いでしょう。

一方で、スマホの利用がSNSや動画視聴中心の方、または家族でまとめて通信費を抑えたい方には、ワイモバイルのシンプル2M/Lプランは非常に優れた選択肢です。条件付きとはいえ、使い放題が実現できる点は大きな魅力です。

ワイモバイルのギガ使い放題の仕組み

ワイモバイルの「ギガ使い放題」は、正確には高速通信が使い放題になるわけではなく、データ容量を使い切った後も通信が途切れず、一定速度で使い続けられる仕組みです。このため、動画やSNSを日常的に使うライト〜ミドルユーザーにとっては、コストを抑えながらも「実質使い放題」に近い感覚で利用できます。

シンプル2プラン別の通信制限後の速度

• シンプル2 S（4GB）
  容量を使い切ると最大300kbpsに制限されます。LINEやメールの送受信程度なら問題ありませんが、Web閲覧や動画視聴には不向きです。
• シンプル2 M（20GB）/L（30GB）
  容量超過後は最大1Mbpsに制限されます。1Mbpsあれば、YouTube（中画質）やSNS、音楽ストリーミングも快適に利用できるレベルで、実用性が非常に高くなっています。

ギガ使い放題の仕組みのポイント

• 低速でも止まらない通信
  データ容量を超えても通信そのものが停止されることはありません。動画や画像は遅くなるものの、メールやSNSの通知などは受信可能です。
• 追加料金なしで使い続けられる
  超過後の速度制限中も追加課金なしでそのまま利用可能。急な容量不足に備えて、使いすぎても安心です。
• 容量のくりこし対応
  使い切らなかったデータは翌月に繰り越されるため、データ消費が少ない月があっても無駄になりません。
• テザリングも追加料金なし
  テザリング機能が無料で使えるため、スマホをモバイルWi-Fiのように使うことも可能です。ただし、容量超過後はテザリングも速度制限の対象になります。

このように、ワイモバイルのギガ使い放題は「速度制限後も一定の通信が確保されている」ことが最大の特徴です。速度は落ちるものの、ライトユーザーにとっては日常のスマホ利用に支障が出にくく、コスパの高い選択肢となっています。

プラン別の料金と通信速度まとめ

ワイモバイルの「シンプル2」プランは、S・M・Lの3種類から選べるシンプルな構成です。それぞれのプランには、高速データ通信の上限と、上限超過後の通信速度が設定されています。超過後も通信が完全に停止することはなく、一定の速度で使い続けられるのが特徴です。

超過後の通信速度が最大1MbpsのM・Lプランでは、SNSの利用や中画質の動画視聴、音楽ストリーミングなどが引き続き可能です。一方、最大300KbpsのSプランは、LINEやテキスト中心の連絡での利用に限定されます。

また、全プランで余ったデータは翌月に繰り越し可能で、無駄が出にくい仕組みになっています。加えて、Sプランを除くM・Lプランでは、月の使用量が1GB未満に抑えられた場合、1,100円～2,200円の割引が適用されるため、使わない月でも料金を抑えられるのが魅力です。

ワイモバイルは、おうち割光セットやPayPayカード割などの割引制度を活用することで、実質の月額料金が格安SIM並みに抑えられ、かつ通信品質はソフトバンク回線で安定している点が強みです。使用目的に応じて最適なプランを選びましょう。

どこまで使える？1Mbps・300Kbpsの実力

最大1Mbpsの通信速度でできること

シンプル2 M/Lプランで速度制限後に適用される1Mbpsの通信速度は、使い方次第で十分に日常利用が可能です。

• YouTubeの標準画質（360p〜480p）の動画視聴が可能
• Webページの閲覧やニュースサイトの確認
• LINEなどのチャットアプリによるテキスト送受信
• SpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミング再生
• Zoomなどのビデオ通話（画質はやや落ちるが利用可能）

スマートフォンでの一般的な用途には耐えうる速度です。画質を気にしなければ、動画や音声コンテンツもストレスなく楽しめます。

最大1Mbpsでは厳しいこと

• 高画質（720p以上）の動画視聴は読み込みが頻繁に発生し、途切れやすい
• ゲームアプリのインストールやアップデートには時間がかかる
• リアルタイム通信が必要なオンラインゲーム（FPS・MMORPGなど）はラグが目立つ
• テザリングでノートPCを使った作業では動作がもたつく場面がある

一部の用途では限界を感じやすいため、用途が明確な場合は高速通信が無制限のプランの検討も必要です。

最大300Kbpsの通信速度でできること

シンプル2 Sプランにおける速度制限時の300Kbpsは、かなり制限された環境となります。

• LINEやメールなどのテキスト送受信
• 軽量なアプリの通知の受信
• 地図アプリの表示（読み込みにはやや時間がかかる）

必要最低限の連絡手段としては機能しますが、日常的なスマホ利用には厳しい速度です。

最大300Kbpsでは困難なこと

• Webページの表示には数十秒以上かかることもあり、実用性が低い
• SNSアプリ（Instagram・Xなど）の画像や動画はほぼ読み込めない
• YouTubeなどの動画コンテンツは再生不可
• 音楽ストリーミングは途中で止まるか再生不可
• クラウドストレージの同期やファイルのダウンロードは時間がかかりすぎる

シンプル2 Sは「通信が完全に止まらない」保険としての位置づけで、実質的には常時低速通信となることを理解して利用する必要があります。

他社の無制限プランとの比較

ワイモバイルのシンプル2 M/Lプランは、月間データ容量を使い切った後でも最大1Mbpsで使い放題が可能で、月額2,178円から利用できます。ただし、高速通信の完全無制限ではないため、利用スタイルによっては他社プランの方が適している場合もあります。

他社主要プランとワイモバイルの条件付き無制限プランを比較すると、次のような違いがあります。

料金と通信内容の比較表

ワイモバイルが適している人

• 月額料金を抑えたいが、通信速度にそれほどこだわらない人
• 家族で回線をまとめて割引を最大限活用したい人
• 通話やSNSがメインで、動画は中画質で十分というライトユーザー

他社が適している人

• 通信速度を常に高速で保ちたい人（楽天モバイル）
• ドコモやソフトバンクのエリア品質を求める人（ahamo, LINEMO）
• YouTubeやゲームなどを高画質・低遅延で使いたい人（楽天モバイルが有利）

高速通信が前提の使い方なら、楽天モバイルの完全無制限プランが最適です。一方、日常利用中心でコストパフォーマンスを重視するなら、ワイモバイルのシンプル2 M/Lプランが有力な選択肢となります。利用目的に応じて、最適な回線を選びましょう。

割引制度を最大限活用するコツ

ワイモバイルをよりお得に使うには、各種割引制度を組み合わせることが重要です。特に、月額料金に直結する「おうち割光セット」「PayPayカード割」「家族割引」の3つは、状況に応じて使い分けることで、年間数万円単位の節約が可能になります。

おうち割光セットで最大1,650円割引

ソフトバンク光またはソフトバンクAirを利用中、もしくは新たに契約することで、「おうち割光セット(A)」が適用されます。シンプル2 M/Lプランなら月額1,650円、Sプランでも1,100円の割引が受けられます。家族全員が対象になるため、4回線契約すれば毎月最大6,600円もの節約になります。

・対象回線：ソフトバンク光、ソフトバンクAir
・対象プラン：シンプル2 S/M/L
・注意点：インターネット回線の契約と連携が必要

PayPayカード割で毎月187円お得に

料金支払いをPayPayカードに設定することで、月額187円の割引が適用されます。家族の回線をまとめて支払う「一括請求」にすると、家族全員が割引対象になり、4人家族なら月額748円、年間で8,976円の節約に。

・年会費：無料
・追加特典：PayPay支払いでポイント還元あり
・注意点：ワイモバイルの料金支払いをPayPayカードに設定する必要あり

家族割引サービスで2回線目以降1,100円割引

家族で複数回線を契約するなら「家族割引サービス」が有効です。1回線目以外の最大9回線まで、それぞれ月額1,100円の割引を受けられます。ただし、「おうち割光セット」とは併用できないため、どちらが割引額の大きいかを確認して選びましょう。

・適用条件：同一住所または親族関係（証明書が必要）
・注意点：1回線目は割引対象外、おうち割光セットとの併用不可

条件を組み合わせた最安構成例

以下は、シンプル2 Mプランをフル割引で運用した場合の料金シミュレーションです。

このように、フル割引を適用すればシンプル2 Mプランが実質2,178円で利用可能になります。これは他社の20GBプランと同等以下の価格でありながら、速度制限後も1Mbpsで使い放題というメリットがあります。

よりお得にするためのポイント

• インターネット回線を見直して「おうち割」を使う
• 家族でまとめて契約して「家族割」を活用
• 支払い方法をPayPayカードに変更
• 不要な通話オプションや端末補償の見直し

これらの割引を適切に活用することで、ワイモバイルのコストパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能です。料金の見直しや家族との回線統合を検討している場合は、この機会にフル活用してみてください。

注意点とデメリット

ワイモバイルのギガ使い放題はコスパの高さが魅力ですが、実際にはいくつかの注意点やデメリットも存在します。事前に理解しておくことで、契約後の後悔を防ぐことができます。

高速通信の完全無制限ではない

ワイモバイルの「ギガ使い放題」は、あくまで「速度制限付きの無制限」です。M/Lプランでは月間容量を使い切ると1Mbps、Sプランでは300Kbpsに速度が制限されます。このため、データを多く使う月には、思ったよりも快適に使えない可能性があります。

高画質動画・オンラインゲームには不向き

最大1Mbpsの速度では、480p程度の中画質動画は問題なく視聴できますが、720p以上の高画質では再生が頻繁に止まることがあります。また、リアルタイム通信を必要とするFPSやMOBA系のオンラインゲームは、ラグが発生しやすく快適にプレイできません。

通信の安定性に個人差がある

速度は「最大」であり、実際の通信速度はエリアや時間帯、混雑状況によって大きく変動します。特に都市部の駅周辺や夜間などは速度低下が顕著になることがあります。通信の安定性を最優先にするユーザーにとっては、不満が残るケースもあります。

通常速度に戻すには追加料金がかかる

速度制限後も利用可能とはいえ、快適に使いたい場合は「データチャージ」が必要になります。通常速度に戻すには、0.5GBごとに550円（税込）の追加料金が必要で、頻繁にチャージする場合はコストがかさみます。

SIMフリー端末での動作保証なし

ワイモバイルのSIMをSIMフリー端末に挿して使う場合、動作が保証されていません。対応バンドが合わない端末では通信そのものが不安定になることがあるため、自己責任での利用になります。

通話定額オプションが有料

10分以内の通話定額（だれとでも定額+）や、完全かけ放題（スーパーだれとでも定額+）は別途月額料金がかかります。通話も頻繁に利用する場合は、思ったより総額が高くなる可能性があります。

ワイモバイルのギガ使い放題は、ライトユーザーやSNS中心の使い方をする人には非常に魅力的なプランですが、ヘビーユーザーや動画・ゲーム中心の使い方をする人にとっては不満が残る点もあります。自身の使い方に合った通信環境かどうかを見極めた上で、契約を検討することが重要です。

まとめ｜ライトユーザーには最適な選択肢

ワイモバイルのシンプル2 M/Lプランは、データ容量を使い切っても最大1Mbpsでギガ使い放題が続く仕組みになっており、日常的なスマホ利用が中心のライトユーザーには非常に相性の良いプランです。動画は中画質で快適に視聴でき、SNSやWeb閲覧、音楽ストリーミングにも問題なく対応できます。

特に注目すべきは、月額2,178円から利用可能という価格帯に対し、1Mbpsでの無制限通信が可能な点です。他社の同等の容量帯のプランと比較しても、通信品質とコストパフォーマンスのバランスが優れており、割引制度を活用すれば、さらに安価に利用できます。

一方で、リアルタイム性が求められるゲームや高画質動画の視聴、大容量ファイルのダウンロードには不向きなため、そうした用途が多い人にはおすすめできません。しかし、スマホの用途が連絡手段やSNS、動画視聴に限定されている人にとっては、無駄なく賢く使える選択肢です。

データ量を気にせず安心してスマホを使いたい方は、ワイモバイルのシンプル2 M/Lプランを検討してみてください。コストを抑えつつ、必要十分な使い勝手を実現できます。

10位

Y!mobile

ソフトバンク

サービス名	Y!mobile
最安月額料金	2,365円～
～1GB	2,365円／月
2～3GB	2,365円／月
4～10GB	2,915円／月
11～20GB	4,015円／月
21～30GB	4,015円／月
50GB～
利用回線	ソフトバンク回線
回線の種類	MNO
選べるプラン	4GB、30GB、35GB
昼休み時間帯通信速度（12～13時）	161.4Mbps

Y!mobile 公式サイト

通信速度の速さ	2.32
月1GB利用時の安さ	1.62
月3GB利用時の安さ	1.68
月10GB利用時の安さ	1.74
月20GB利用時の安さ	1.18
月50GB利用時の安さ	2.14
機能の多さ	4.45
総合	2.16

Y!mobileがおすすめの理由

Y!mobileがおすすめの理由は「ソフトバンクの回線をそのまま利用できる点」「全国に店舗がありサポートが充実している点」です。

Y!mobileは、大手キャリアであるソフトバンクの回線をそのまま利用しており、時間帯を問わず安定した通信速度を提供できる点が最大の魅力です。混雑する昼休みの時間帯や通勤時間帯でも、他のMVNOと比べて通信速度の低下が少なく、快適にインターネットを利用できます。また、全国に約2,400店舗の専門ショップがあり、契約時のサポートやアフターサービスを直接受けられるため、初めて格安SIMを利用する人でも安心して乗り換えが可能です。

料金プランは、月間4GB・30GB・35GBの3種類が用意されており、自宅のインターネットを「SoftBank 光」または「SoftBank Air」にすると、月額料金の割引を受けられる点もメリットです。特に自宅でソフトバンクのインターネットを利用している場合、スマホ料金を抑えながらキャリア並みの通信品質を維持できる点は大きな利点といえます。

デメリットは、他の格安SIMと比べて料金がやや高めである点です。4GBプランでも月額2,365円からとなっており、MVNOの低価格プランと比べると割高です。また、セット割の適用条件が「SoftBank 光」または「SoftBank Air」限定のため、他社の光回線やWiFiサービスを利用している場合は、割引を受けられない点も注意が必要です。

とはいえ、Y!mobileは大手キャリアの品質を維持しつつ、格安SIMのメリットを取り入れたバランスの良いサービスを提供しているため、通信速度の安定性やサポートの充実度を重視する人にはおすすめできる選択肢といえます。

最安月額料金	2,365円～
～1GB	2,365円／月
2～3GB	2,365円／月
4～10GB	2,915円／月
11～20GB	4,015円／月
21～30GB	4,015円／月
50GB～
利用回線	ソフトバンク回線
回線の種類	MNO
選べるプラン	4GB、30GB、35GB
昼休み時間帯通信速度（12～13時）	161.4Mbps
通常時間帯通信速度（14～16時）	149.9Mbps
通勤時間帯通信速度（17～19時）	129.3Mbps
問い合わせ方法	店舗、電話、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン	10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料	22円／30秒
5G対応

セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金	なし
留守番電話あり
初期費用	0円（店頭申込の場合は3,850円）
テザリング可能
支払方法	口座振替、クレジットカード
追加データ料金	データ増量オプション　2GB：550円（シンプル2 S）／5GB：550円（シンプル2 M・L）
速度制限時の最大速度	シンプル2 S：300kbps／シンプル2 M・L：1Mbps
取り扱いSIMのサイズ	nanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

Y!mobile 公式サイト