enひかりクロスとは?10Gbps高速通信の特徴・料金・注意点を初心者向けに解説!



目次

enひかりクロスの基本情報とサービス概要

enひかりクロスは、最大通信速度10Gbpsに対応した超高速光回線サービスです。従来の1Gbps回線と比べて理論上は約10倍の帯域を持ち、大容量通信や同時接続が多い家庭でも余裕をもって使える点が特徴です。動画配信、オンラインゲーム、在宅ワークなど、インターネットの利用負荷が高い環境を想定して設計されています。

最大通信速度10Gbpsに対応した光回線

enひかりクロスは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光クロスの回線設備を利用しています。そのため、通信規格や回線品質の土台はNTT基準となっており、光コラボサービスの中でも高スペックな位置づけです。10Gbpsはあくまで理論値ですが、回線混雑に強く、実効速度が安定しやすいのが特徴です。

フレッツ光クロス回線を使った光コラボサービス

光コラボとは、NTTの光回線を他社が提供する形態のサービスです。enひかりクロスもこの仕組みを採用しており、回線とプロバイダが一体化しています。利用者は回線事業者とプロバイダを別々に契約する必要がなく、申し込みや管理がシンプルになります。

戸建て・マンション共通の料金設計

enひかりクロスは、住居タイプによる月額料金の違いがありません。戸建てでもマンションでも同一料金で利用できるため、住環境による料金差を気にせず選べます。引っ越し時も料金体系が変わらない点は、長期利用を考える人にとって分かりやすいポイントです。

プロバイダ一体型で契約が分かりやすい

enひかりクロスは、回線とプロバイダがセットになったサービスです。契約内容はシンプルで、基本的には月額料金と事務手数料のみを把握しておけば問題ありません。プロバイダ選びで迷う必要がなく、インターネット回線の契約に不慣れな人でも導入しやすい設計です。

enひかりクロスは、10Gbps対応の高性能回線を、シンプルな仕組みで使えるのが大きな特徴です。まずはサービスの土台を理解しておくと、料金や注意点も判断しやすくなりますよ

enひかりクロスが注目されている理由

enひかりクロスが多くの人から注目を集めている最大の理由は、10Gbpsという超高速回線を、これまでの常識を覆す条件で利用できる点にあります。ITに詳しくない方が光回線選びで不安を感じやすい「料金」「縛り」「リスク」の3点を、非常にシンプルな形で解消していることが評価されています。

10Gbps回線としては異例の月額料金水準

10ギガ光回線は、一般的に月額6,000円台が相場です。その中でenひかりクロスは、月額4,917円という水準を実現しています。これは一時的な割引ではなく、基本料金そのものを抑えた設計である点が特徴です。

高額なキャッシュバックで釣るのではなく、毎月の支払いを安くすることで、長期的に見た通信費の負担を軽減したい人にとって納得感のある料金体系になっています。料金が分かりやすく、後から条件が複雑になる心配が少ない点も、ITに不慣れな方に支持されている理由です。

契約期間の縛りがなく解約リスクが低い

光回線でよくある不安が「途中解約すると高額な違約金がかかるのではないか」という点です。enひかりクロスは、契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しません。

転勤や引っ越しの可能性がある人、実際の速度や使い勝手を試してから継続を判断したい人にとって、心理的なハードルが大きく下がります。初めて10ギガ回線を検討する人でも、「失敗したらどうしよう」という不安を抱えにくい設計になっています。

工事費が完全無料で初期費用が抑えられる

10ギガ回線は初期費用が高くなりがちですが、enひかりクロスは開通工事費が完全無料のキャンペーン対象です。分割払いによる実質無料ではなく、短期間で解約しても残債が請求されない点が安心材料となっています。

結果として、初期費用は事務手数料のみとなり、「とりあえず試してみたい」という層でも導入しやすい条件が整っています。高額な初期投資を避けたい人にとって、この点は非常に大きな魅力です。

NTTフレッツ光クロス回線による安心感

enひかりクロスは、NTT東日本・西日本のフレッツ光クロス回線を利用した光コラボサービスです。独自回線ではなく、全国で実績のあるNTTの設備を使っているため、通信品質や安定性に対する信頼感があります。

提供エリアが広く、戸建て・マンション共通料金で使える点も、検討しやすさにつながっています。聞き慣れないサービス名でも、回線の中身がNTT基盤であることが安心材料になっています。

高速通信を求める利用シーンの増加

近年は、オンラインゲーム、動画配信、在宅ワークなど、通信量や安定性を重視する利用シーンが急増しています。家族全員が同時にインターネットを使う家庭も珍しくありません。

こうした環境では、1Gbps回線では余裕がなくなるケースもあります。10Gbpsという帯域の広さは、速度の速さだけでなく、混雑しにくさという点でもメリットがあります。料金と性能のバランスが取れている点が、注目を集める背景になっています。

10ギガ回線なのに料金が安く、縛りや初期費用のリスクも小さいのがenひかりクロスの強みです。難しい比較をしなくても「試しやすく失敗しにくい」条件がそろっているので、初めて高速回線を検討する人ほど注目してほしいサービスですね。

enひかりクロスの通信速度と安定性

enひかりクロスを検討する際、多くの方が最も気にするのが「本当に速いのか」「安定して使えるのか」という点です。10Gbpsという表記だけを見ると現実離れして感じるかもしれませんが、実際の利用環境に即した視点で整理すると、enひかりクロスの通信品質の特徴がはっきり見えてきます。

実測値ベースで見た通信速度の実力

enひかりクロスは最大通信速度10Gbpsの光回線ですが、これは理論値であり、実際の通信速度は環境や時間帯によって変動します。それでも利用者の実測報告を見ると、下り・上りともに1Gbpsを大きく超えるケースが多く、一般的な1ギガ回線と比べても体感差は明確です。

下り速度は動画視聴やWeb閲覧、アプリのダウンロードに影響し、上り速度は動画配信や大容量ファイルのアップロード、オンライン会議の安定性に直結します。enひかりクロスは上下ともに高速なため、受信だけでなく送信も多い利用スタイルに強いのが特徴です。

Ping値が低く遅延が少ない通信環境

通信の快適さを左右するもう一つの重要な指標がPing値です。Ping値は操作してから反応が返ってくるまでの時間を示し、数値が低いほど遅延が少なくなります。

enひかりクロスのPing値は平均して10ms前後と低水準で、FPSや対戦型ゲーム、リモート操作、リアルタイム性が求められるオンライン会議でもストレスを感じにくい水準です。単に速度が速いだけでなく、反応の良さまで含めた通信品質が評価されています。

混雑しやすい時間帯でも安定しやすい理由

多くの光回線では、夕方から夜にかけて通信が混雑し、速度低下を感じやすくなります。enひかりクロスは10Gbps帯域を利用するフレッツ光クロス回線をベースとしているため、利用者が集中する時間帯でも余裕があり、速度の落ち込みが比較的緩やかです。

実際の測定データでも、朝昼だけでなく夜間やゴールデンタイムにおいても大きな速度低下が起こりにくい傾向が見られます。家族で同時に動画視聴やゲーム、在宅ワークを行うような環境でも、安定した通信を維持しやすい点は大きな強みです。

利用環境によって差が出るポイント

通信速度や安定性は回線そのものだけでなく、利用者側の環境にも左右されます。enひかりクロスの性能を十分に引き出すためには、以下の点が重要になります。

  • 10ギガ対応のWi-Fiルーターや有線LAN機器を使用する
  • LANケーブルはカテゴリ6A以上を選ぶ
  • IPv6 IPoE接続に対応した設定を行う

これらが整っていない場合、回線自体が高速でも実効速度が伸びないことがあります。通信品質に関する一部の不満は、こうした環境要因が影響しているケースも少なくありません。

動画配信・在宅ワークとの相性

enひかりクロスは高画質動画の同時視聴や、クラウドサービスを多用する在宅ワークとの相性も良好です。4Kや8K動画のストリーミングでも読み込み待ちが発生しにくく、ビデオ会議中の音声や映像の乱れも起こりにくい傾向があります。

特に上り速度が速い点は、動画投稿やライブ配信、クラウドへのバックアップ作業が多い人にとって大きなメリットです。

通信速度の数値だけに振り回されず、実測値・Ping・時間帯の安定性を総合的に見ることが大切です。enひかりクロスは10ギガ回線の中でも、実用面でのバランスが非常に良い回線と言えます。利用環境を整えれば、日常用途からヘビーな使い方まで安心して任せられますよ

enひかりクロスの料金体系と初期費用

月額料金は10ギガ回線でもずっと定額

enひかりクロスの月額料金は4,917円(税込)です。10Gbps対応の光回線としては業界最安級の水準で、戸建て・マンションの区別なく同一料金となっています。住居タイプによる価格差がないため、引っ越しや住み替えがあっても料金体系が変わらず、長期的な通信費の見通しを立てやすいのが特徴です。

また、プロバイダ一体型のサービスのため、回線費用とプロバイダ費用が分かれて請求されることはありません。毎月の支払いはこの月額料金を基本に考えればよく、初心者でも把握しやすい料金設計です。

契約期間の縛りがなく違約金も不要

enひかりクロスは契約期間の縛りがありません。一般的な光回線では2年や3年契約が設定され、解約時期によっては違約金が発生しますが、enひかりクロスではいつ解約しても解約金は0円です。

転勤や引っ越しの可能性がある方、10ギガ回線を一度試してみたい方でも、費用面のリスクを抑えて利用できます。月額料金の安さに加えて、解約時の負担がない点は料金体系全体の安心感につながっています。

初期費用は事務手数料のみで始めやすい

契約時に必要な初期費用は、事務手数料3,300円(税込)のみです。通常、光回線では開通工事費が別途発生しますが、enひかりクロスでは工事費無料キャンペーンが適用されます。

工事費は実質無料ではなく完全無料の扱いとなるため、短期間で解約した場合でも工事費の残債が請求されることはありません。初期費用を極力抑えて10ギガ回線を導入できる点は、他社と比較しても大きなメリットです。

キャッシュバックがない代わりに月額が安い仕組み

enひかりクロスには高額な現金キャッシュバックはありません。その代わり、最初から月額料金が低く設定されています。キャッシュバック型の光回線は、受け取り条件が複雑だったり、申請を忘れると受け取れなかったりするケースも少なくありません。

enひかりクロスは、そうした手続きの煩雑さをなくし、毎月の料金そのものを安くする方向に振り切った料金設計です。長期利用を前提とした場合、総支払額が分かりやすく、管理しやすい点が評価されています。

周辺費用として考えておきたい機器代

enひかりクロスの通信性能を十分に活かすには、10ギガ対応のWi-Fiルーターが必要です。ルーターは購入またはレンタルを選択でき、利用期間やライフスタイルに応じて判断できます。

月額料金や初期費用とは別に発生する可能性があるのは、このルーター関連費用です。ただし、回線そのものの料金体系は非常にシンプルなため、必要な周辺費用を含めても全体像を把握しやすい構成になっています。

enひかりクロスの料金は、月額・初期費用・解約時の3点がとても分かりやすいです。高額キャッシュバックに頼らず、毎月の支払いを抑えたい人には相性が良い設計です。10ギガ回線を低リスクで始めたいなら、料金体系のシンプルさは大きな安心材料になりますよ。

enひかりクロスの提供エリアと確認方法

enひかりクロスを検討する際、多くの方が最初に気になるのが「自宅で使えるのかどうか」です。10Gbpsという高速回線であっても、提供エリア外や建物条件が合わなければ契約できません。ここでは、enひかりクロスの提供エリアの考え方と、申し込み前に必ず行うべき確認方法を整理します。

enひかりクロスはフレッツ光クロスと同じ提供エリア

enひかりクロスは、NTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」の回線設備を利用した光コラボサービスです。そのため、利用できるエリアはフレッツ光クロスと共通になります。

現時点では、全国すべての地域で利用できるわけではありませんが、都市部を中心に対応エリアは着実に拡大しています。おおむね40都道府県が対象となっており、首都圏・関西圏・中京圏など人口の多いエリアでは利用しやすい状況です。

一方で、同じ都道府県内でも市区町村単位で提供可否が分かれるため、「県内だから使える」とは限らない点には注意が必要です。

提供エリア内でも使えないケースがある理由

提供エリアに含まれていても、実際にはenひかりクロスを利用できないケースがあります。これは、建物や設備の条件が10ギガ回線に対応していない場合があるためです。

特に集合住宅では、以下のような事情で非対応となることがあります。

  • 建物自体が10ギガ対応設備を導入していない
  • 共用部まで光ファイバーが引き込まれていない
  • 管理会社やオーナーの許可が取れない

戸建て住宅であっても、周辺設備の状況やNTT側の設備余力によっては、工事待ちや提供不可となる場合があります。そのため、住所レベルでの個別確認が欠かせません。

提供エリアの具体的な確認方法

enひかりクロスの提供可否は、フレッツ光クロスのエリア検索を使って確認します。検索は郵便番号と住所を入力するだけなので、ITに詳しくない方でも迷いにくい仕組みです。

確認の流れは次のようになります。

  • 郵便番号を入力して対象住所を選択する
  • 番地以降を入力し、戸建てか集合住宅かを選ぶ
  • 集合住宅の場合は建物名と部屋番号を指定する
  • 10ギガ回線の提供可否が表示される

この結果で「提供可能」と表示されれば、enひかりクロスも申し込み対象となります。逆に表示されない場合は、現時点では利用できないと判断できます。

エリア拡大予定も視野に入れて判断する

フレッツ光クロスは段階的にエリア拡大が進められており、現在は非対応の地域でも今後利用できるようになる可能性があります。引っ越し予定がある方や、将来的な導入を検討している方は、定期的に提供状況を確認しておくと安心です。

ただし、エリア拡大時期は地域ごとに異なり、確定していないケースも多いため、「近いうちに使えるはず」と決めつけて申し込むのは避けたほうが無難です。

申し込み前にエリア確認を必ず行うべき理由

enひかりクロスは、料金や通信性能の面で非常に魅力的なサービスですが、エリア確認を怠ると「申し込めなかった」「工事が進まなかった」といった無駄な手間が発生します。

特に10ギガ回線は、1ギガ回線よりも設備条件が厳しいため、事前確認の重要性が高くなります。申し込みを検討する段階で、必ず住所単位で提供可否をチェックすることが、後悔しない回線選びにつながります。

enひかりクロスは提供エリア内でも建物条件で使えないことがあります。まずは住所レベルで10ギガ対応かを確認することが大切です。ここを押さえておけば、申し込み後のトラブルをしっかり避けられますよ

enひかりクロスのデメリットと注意点

月額料金の安さや10Gbpsという高速通信が注目されるenひかりクロスですが、すべての人にとって万能な回線ではありません。ITに詳しくない方ほど、契約後に「思っていたのと違った」と感じやすいポイントがあります。ここでは、申し込み前に必ず理解しておきたいデメリットと注意点を整理します。

スマホセット割が基本的に使えない

enひかりクロスは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアのスマホセット割に対応していません。

現在、スマホ料金の割引を前提に回線を選んでいる方にとっては、毎月の通信費が高く感じる原因になります。

ahamo・povo・UQ mobile向けの独自割引はありますが、割引額は月110円と小さく、家族全体の通信費を大きく下げたい人には物足りない内容です。スマホ料金を含めた「総額」で考えると、キャリア回線との相性はあまり良いとは言えません。

現金キャッシュバックがない

多くの光回線では、申し込み特典として数万円規模の現金キャッシュバックが用意されていますが、enひかりクロスにはそのような特典がありません。

初期費用を一気に回収したい方や、短期間で解約する予定がある方にとっては、他社回線の方が得に見える場合があります。

その一方で、月額料金が最初から安く設定されているため、長期利用では差が縮まる仕組みになっています。この点を理解せずに「特典が少ない」と判断すると、選択を誤る可能性があります。

10ギガ対応のWi-Fiルーターが必須になる

enひかりクロスの性能を活かすには、10Gbpsに対応したWi-Fiルーターが必要です。

一般的な1Gbps対応ルーターを使うと、通信速度はそこで頭打ちになり、「10ギガなのに速さを実感できない」という不満につながります。

10ギガ対応ルーターは価格が高めで、初期費用が想定以上にかかるケースがあります。レンタルという選択肢もありますが、長期間利用する場合は購入した方が結果的に安くなることもあり、判断が難しいポイントです。

提供エリアと建物設備に制限がある

enひかりクロスは全国対応ではなく、利用できるのはフレッツ光クロス対応エリアに限られます。

さらに、エリア内であっても、建物の設備状況によっては10ギガ回線が利用できない場合があります。

特にマンションでは、建物全体が10ギガ対応になっていないケースも多く、事前確認を怠ると申し込み後に使えないことがあります。住所だけで判断せず、建物単位での対応状況を確認することが重要です。

利用環境によっては速度差を感じることがある

10Gbpsは理論上の最大速度であり、実際の通信速度は利用時間帯や接続機器、宅内配線の状態に左右されます。

夜間や利用者が多い時間帯では、想定より速度が伸びないケースもあります。

これはenひかりクロスに限った話ではありませんが、「常に10Gbps近く出る」と誤解していると、期待との差を感じやすくなります。高速回線でも環境次第で差が出る点は、初心者ほど注意が必要です。

enひかりクロスは料金と速度のバランスが非常に優れた回線ですが、スマホ割引や特典重視の人には向かない面もあります。10ギガ対応ルーターやエリア確認など、事前チェックをしておけば失敗は防げます。自分の使い方と優先順位を整理してから判断するのが大切です

enひかりクロスが向いている人の特徴

enひかりクロスは「とにかく速くて安い10ギガ回線を、余計な条件なしで使いたい人」に向いた光回線です。スマホセット割や高額キャッシュバックといった派手さはありませんが、その分、通信品質と料金のシンプルさを重視する人には強く支持されています。ここでは、どのような人がenひかりクロスを選ぶと満足しやすいのかを具体的に解説します。

インターネットをヘビーに使う人

通信速度と安定性を重視する人にとって、enひかりクロスは非常に相性が良い回線です。実測値で1Gbpsを超えるケースが多く、時間帯による速度低下も比較的少ない傾向があります。

  • オンラインゲームを快適にプレイしたい人
  • 動画配信や高画質動画を頻繁に視聴・投稿する人
  • 在宅ワークで大容量ファイルの送受信やビデオ会議が多い人

Ping値が低く、遅延が起きにくいため、ゲームやライブ配信などリアルタイム性が求められる用途でもストレスを感じにくい点が特徴です。

家族で同時にネットを使う家庭

複数人が同時にインターネットを利用する家庭にも向いています。10Gbps回線は帯域に余裕があるため、家族それぞれが別の用途で使っても速度低下が起こりにくいです。

  • 家族が同時に動画視聴やゲーム、オンライン授業を行う
  • 夜間など混雑しやすい時間帯でも安定した通信を求めている

「誰かが使うと遅くなる」という悩みを減らしたい家庭には、大きなメリットがあります。

スマホセット割に頼らない人

enひかりクロスは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアのスマホセット割が基本的に使えません。その代わり、月額料金そのものが10ギガ回線としては最安級に設定されています。

  • ahamo、povo、UQ mobileなどのオンライン専用プランを使っている
  • スマホと回線を別々に安くしたいと考えている

このような人にとっては、セット割がなくても総額で通信費を抑えやすい構成です。

契約期間の縛りを避けたい人

enひかりクロスは契約期間の縛りがなく、解約金もかかりません。引っ越しや転勤の可能性がある人でも、心理的な負担なく契約できます。

  • 転勤や住み替えの可能性がある
  • 回線選びで失敗したときにすぐ乗り換えたい

工事費もキャンペーンで完全無料になるため、短期間で解約しても余計な費用が発生しにくい点が安心材料です。

光回線をシンプルに使いたい初心者

料金体系がわかりやすく、オプションを盛らなくても使える点は、光回線に不慣れな人にも向いています。

  • 月額料金がずっと変わらない方が安心
  • キャッシュバックの申請や複雑な条件が苦手
  • 初期費用や解約時のリスクを極力減らしたい

「難しいことを考えずに、速い回線を安く使いたい」という考えの人には扱いやすいサービスです。

enひかりクロスは、通信速度と料金のバランスを重視し、縛りや複雑な割引条件を避けたい人に向いています。派手な特典よりも、長く安心して使えるかどうかを基準に選ぶと、この回線の良さがはっきり見えてきます。

enひかりクロスの申し込み前に確認すべきポイント

enひかりクロスは料金や速度のバランスに優れた10Gbps光回線ですが、申し込み前にいくつか確認しておくことで、契約後の「思っていたのと違った」という後悔を防げます。ITに詳しくない方でも判断できるよう、実務的な視点で整理します。

自宅が10ギガ対応設備かを最終確認する

提供エリア内であっても、すべての住宅で10Gbps通信が使えるわけではありません。特にマンションや集合住宅では、建物側の設備が10ギガ非対応のケースがあります。

エリア検索で「利用可能」と表示されても、実際には建物都合で1ギガしか引けない、工事が不可になる場合もあります。申し込み前に「フレッツ光クロス対応」と明記されているか、集合住宅の場合は管理会社やオーナーへの確認を行うと安心です。

10ギガ対応Wi-Fiルーターの準備方法を決めておく

enひかりクロスは、ルーターが10ギガ非対応だと性能を活かせません。現在使っているルーターが1ギガ対応の場合、通信速度はそこで頭打ちになります。

選択肢は大きく分けて次の2つです。

  • 短期間の利用や引っ越し予定がある場合はレンタル
  • 長期間使う予定ならキャンペーン価格で購入

購入は初期費用がかかりますが、3年以上使う場合は総額で安くなるケースが多いです。利用期間を想定して選ぶことが重要です。

転用・事業者変更が可能か事前に把握する

現在フレッツ光や他社光コラボを利用している場合、申し込み方法によって工事や手続きが変わります。

  • フレッツ光利用中なら「転用」
  • 他社光コラボ利用中なら「事業者変更」
  • どちらでもない場合は「新規」

転用・事業者変更の場合、現在の回線を解約してしまうと手続きができなくなります。解約前に必ず確認し、承諾番号の取得が必要かどうかを把握しておくとスムーズです。

月額料金以外に発生する費用を把握する

enひかりクロスは月額料金が安い反面、見落とされがちな費用もあります。

  • 事務手数料は初回のみ発生
  • 月額料金は日割り計算されない
  • 支払い方法登録が遅れると請求書手数料がかかる場合がある

特に開始月・解約月が満額請求になる点は、短期利用を考えている方ほど注意が必要です。

スマホ料金との組み合わせを確認する

大手キャリアのスマホセット割は基本的に利用できません。その代わり、ahamo・povo・UQ mobile利用者向けに独自割引があります。

割引額は小さいものの、長期的に見ると通信費の総額に影響します。現在のスマホ料金と合わせて、トータルで高くならないかを確認しておくと安心です。

開通までの期間を想定しておく

申し込みから開通までは、通常でも数週間から1か月以上かかることがあります。引っ越しシーズンなどの繁忙期はさらに時間がかかる可能性があります。

在宅ワークやオンライン授業でネット環境が必須な場合は、現在の回線を解約するタイミングを慎重に調整する必要があります。

enひかりクロスは安さと自由度が魅力ですが、申し込み前の確認で満足度が大きく変わります。エリア・設備・ルーター・手続き方法を押さえておけば、契約後に困る場面はかなり減らせます。焦らず一つずつ確認するのが、失敗しない回線選びの近道です

20位

enひかり

縁人

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金4,620円
マンションの月額基本料金3,520円
下り速度(実測値)351.23Mbps
上り速度(実測値)417.60Mbps
PING値(実測値)15.96ms
下り速度の速さ2.91
上り速度の速さ3.30
戸建て料金の安さ2.30
マンション料金の安さ1.89
初期費用の安さ1.28
総合2.34

enひかりがおすすめの理由

enひかりがおすすめの理由は「NTTフレッツ光回線の中では通信速度の実績が高い点」「最低利用期間なし」です。

enひかりは、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、1位、2位に来る高速通信を実現しています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金が安いのも特徴で、コスパの良い光回線となっています。

さらに、最低利用期間もありませんので、いつでも解約が可能です。

スマホセット割は、UQ mobile、ahamo、povoが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金6,143円
戸建て2年利用時の実質料金5,412円
戸建て3年利用時の実質料金5,155円
マンション1年利用時の実質料金5,043円
マンション2年利用時の実質料金4,312円
マンション3年利用時の実質料金4,055円
戸建ての月額基本料金4,620円
マンションの月額基本料金3,520円
下り速度(実測値)351.23Mbps
上り速度(実測値)417.60Mbps
PING値(実測値)15.96ms
工事費16,500円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約縛りなし
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応(オプション)
サポート電話
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割UQ mobileとセットで割引、ahamoとセットで割引、povoとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替、請求書払い