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目次
ペア回線の基本。ドコモ光とスマホ回線を同一名義にする仕組み
ペア回線は、ドコモ光の契約とスマホ（ドコモ・ahamo）の回線名義を揃えて紐づける仕組みです。同一名義で管理することで、割引やポイント管理、料金請求の一元化が行いやすくなります。ここでは、なぜ名義を揃える必要があるのか、どのように紐づけられるのかを整理します。
ドコモ光とスマホを同じ名義で管理する意味
ペア回線は「名義の一致」が条件です。名義が揃うことで以下のような内部処理が行えるようになります。
- ドコモ光とスマホの契約情報を同一ユーザーとして扱える
- 利用者情報・支払い情報・dアカウントを統合的に管理できる
- 割引判定やポイント付与を1つのIDに紐づけて処理できる
名義が異なる場合は、同居していてもシステム上は別契約として扱われるため、ペア設定自体ができません。
1つのスマホ回線に対して1契約のドコモ光が紐づく仕組み
ペア回線は「スマホ1回線につきドコモ光1契約」が原則です。
これは、契約主体が誰かを明確にして割引判定や請求データを正確に結びつけるための仕組みです。
複数の物件でドコモ光を契約している場合でも、同じ携帯番号に紐づけられるのは1つだけのため、自宅と実家の両方を同一スマホ回線にペア設定することはできません。
名義が揃うことでできる一括管理
名義を揃えてペア設定すると、次のような管理が一本化されます。
- スマホ料金とドコモ光の利用料金の請求をまとめられる
- dポイント付与先が自動でスマホ側のアカウントに集約される
- 契約者情報の変更を一括化し、手続きの重複を防げる
特にポイント管理と請求の一本化は、契約が複数に分かれている家庭にとって管理しやすさのメリットが大きく、ペア回線を設定する理由のひとつになっています。
ahamo契約も同一名義ならペア設定が可能
ahamoはオンライン専用プランですが、名義が一致していればドコモ光とペア設定ができます。
ただしahamoは割引対象外のため、請求管理やポイント管理の一元化が主なメリットとなります。
家族にドコモユーザーがいる場合は、その家族が割引対象になり、ペア回線の設定自体が無駄になることはありません。
ペア回線の基本を理解するためのポイント
- 名義一致がペア回線設定の必須条件
- スマホ1回線につきドコモ光は1契約のみ紐づけ可能
- 請求とポイント管理が自動的に一本化される
- ahamoでも名義が同じなら設定可能（割引は対象外）
名義が揃うだけで割引や管理の効率化につながるので、ペア回線は「ドコモ光の基本設定」として押さえておくと安心ですよ
ペア回線を設定すると何がお得になるのか
ペア回線を設定すると、ドコモ光とスマホ回線を別々に契約している場合よりも、料金面とポイント管理の両方で効率が大きく向上します。特に節約を意識しているユーザーにとって、割引額だけでなく「家族全体の負担が減る仕組み」まで広がる点が大きな特徴です。ここでは、具体的にどの部分がどの程度お得になるのかを整理して紹介します。
スマホ料金が永年で下がるドコモ光セット割
ペア回線の最大のメリットは、対象プランのスマホに永年で割引が入る点です。割引額が固定ではなく、契約している料金プランに応じて変動するため、普段の利用データ量が多い方ほど恩恵が大きくなります。
対象プランであれば、最大で月額1,210円が自動で減額されるため、年間換算では1万円を大きく超える節約につながります。特別な申し込み手続きも不要で、条件を満たしていれば契約と同時に自動で反映されます。
家族全員のスマホ料金に割引が広がる
ペア回線を設定すると、割引の対象が契約者だけでなく、同じファミリー割引グループに登録されている家族にも広がります。離れて暮らす家族も同一グループに登録できるため、世帯単位ではなく「親族グループ全体」で割引が適用されるケースも珍しくありません。
たとえば家族4人が対象プランを利用している場合、合計で4,400円の割引が毎月続きます。単純な個人割引とは違い、グループでの節約効果が積み上がるため、家族のスマホ代をまとめて最適化している家庭ほどメリットが大きくなります。
dポイントが自動で貯まりやすくなる
ペア回線を設定すると、ドコモ光の利用分がスマホ回線のdポイントアカウントに自動で加算されます。別途紐づけの手続きやdアカウント情報の登録を行う必要がなく、普段からスマホで貯めているポイントと自然に合算されるため、ポイント利用の効率が大きく向上します。
ポイントの付与対象が分散せず、1つのアカウントに統一されることで「いつの間にか期限切れになっていた」というトラブルも避けやすくなります。ネットとスマホをどちらもドコモ系サービスでまとめて利用するユーザーほど、ポイント管理のしやすさが際立ちます。
請求が一本化されて管理が簡単になる
ドコモ光とスマホの請求が別々に発生する場合、引き落とし日や請求金額を毎月それぞれ確認する必要があります。ペア回線を設定すると、両方の利用分がまとめて請求されるため、毎月の支出管理がシンプルになります。
支払い方法も1つに統一できるため、クレジットカード更新時や口座変更の手続きがスムーズになり、管理の手間を減らしたい方には大きな利点です。
家族の生活環境や契約状況がバラバラでも調整しやすい
仕事や進学などで家族が離れて暮らしていても、ファミリー割引グループに登録されていれば全員が割引対象になります。個別の回線状況が違っていても、グループ全体で割引の恩恵を受けられるため、将来的に家族の契約状況が変わっても柔軟に調整できます。
特に家族内でスマホ料金のプランが混在している場合でも、対象プランごとの割引が自動で反映されるため、管理者が複雑な割引条件を把握し続ける必要がありません。
今回の内容を補足すると、ペア回線は「料金」「ポイント」「家族全体の節約」という3つの軸で効果が出ます。特に家族割引での広がり方が大きな特徴なので、家族全員で通信費を最適化したい方は積極的に活用してみてくださいね
ペア回線を設定する具体的な方法
ペア回線の設定は、現在の契約状況によって手順が大きく変わります。特に、すでにドコモユーザーなのか、他社から乗り換えたのか、ahamo契約なのかによって必要な操作が異なるため、自分の状況に合わせて進めることが重要です。ここでは、最も迷いやすい分岐点を整理しながら、手順を分かりやすくまとめています。
ドコモユーザーがドコモ光を新規で申し込む場合
ドコモのスマホ回線をすでに利用している場合は、ドコモ光申し込み時にペア回線の設定が自動で行われます。申込画面に携帯番号を入力すれば、名義と契約情報が照合され、そのまま紐づけが完了します。
ただし、ドコモ光は携帯1回線につき1契約まで紐づけ可能な仕様のため、複数の住所で契約予定がある場合は、どのスマホ回線を関連づけるか事前に確認しておくとスムーズです。
他社スマホからドコモへ乗り換えた場合の設定方法
すでにドコモ光を使っており、あとから携帯をドコモに乗り換えた場合は、ペア回線の紐づけを自分で手続きする必要があります。このケースでは自動設定されないため、以下のどちらかの方法で申請します。
設定方法
- ドコモ インフォメーションセンターに電話して手続き
- ドコモショップでスタッフに依頼して設定
手続き時には、ドコモ光の「契約ID」が必要になるため、事前に控えておくと確実です。
ahamo契約でペア回線を設定したい場合
ahamo契約でもペア回線設定は可能です。方法は以下の通りです。
設定方法
- ahamoユーザーは インフォメーションセンターへの電話 で設定が可能
- ahamo光の場合は ペア回線が必須 のため、設定を解除するとahamo光は自動解約
- インターネットを継続利用したい場合は、解除後すぐにドコモ光へのプラン変更または他社回線へ切り替えが必要
注意点として、ahamo自身はドコモ光セット割の対象外ですが、同じファミリー割引グループの家族は割引対象となるケースがあります。
ペア回線の変更や解除を行いたい場合
契約内容を変更したいとき、スマホを解約したとき、名義変更が発生したときなどは、設定内容を変更または解除できます。ただし、手続き可能な場所がケースによって異なるため注意が必要です。
変更・解除できる場所
- 名義が揃っている場合：
- インフォメーションセンター
- ドコモショップ
- 名義変更を伴う場合：
- ドコモショップでのみ対応
- ahamoユーザーの場合：
- My docomoから変更・解除が可能
解除後は、支払い方法の再設定や、dポイント付与のためのdアカウント登録が必要になるため、解除後の作業も忘れずに進める必要があります。
よくある詰まりポイントと対処法
よくあるつまずき
- ドコモ光の契約IDがどこにあるか分からない
- 名義が違うまま紐づけを進めてしまいエラーになる
- ahamoで解除後にahamo光が自動解約されたことに気づかない
解決するには
- 契約IDは契約書類、マイページから確認可能
- ペア設定は必ず名義一致が条件
- ahamo光利用者は解除前に継続利用する回線を必ず確認
ペア回線の設定って、状況ごとに手続きの入口が違うので迷いやすい部分なんですよね。でも、自分が「どの契約状態にいるのか」を最初に切り分けるだけで、必要な操作が一気に明確になります。特に名義の一致や契約IDの準備はつまずきやすいので、事前に確認してから手続きを進めるとスムーズに進みますよ
ahamoでもペア回線を設定できるのか
ahamoの契約でも、ドコモ光とのペア回線設定は可能です。ドコモが提供する料金プランであるため、名義が一致していれば通常のドコモ回線と同様に紐づけできます。ただし、ペア回線を設定できるからといって、すべての割引や特典が適用されるわけではない点に注意が必要です。
ahamoはペア回線設定は可能だが割引は非対象
ahamoをドコモ光とペア回線に設定することはできますが、ahamo自体はドコモ光セット割の対象外です。
そのため、ペア回線設定をしてもahamoのスマホ料金は割引されません。
一方で、ペア回線の役割は「割引」だけではありません。請求やdポイントの管理が連携されるため、ドコモ光利用分のポイント付与が自動化するなど、運用面でのメリットは残ります。
家族にドコモの対象プランがあれば割引は有効
ペア回線の契約者がahamoの場合でも、同じファミリー割引グループ内にセット割対象のドコモプランを使っている家族がいれば、その家族のスマホ料金にはドコモ光セット割が適用されます。
たとえば以下のようなケースです。
- 本人：ahamo（セット割は非対象）
- 家族：eximo、ギガホ、ギガライトなど（セット割対象）
この場合、家族のスマホ料金だけは割引が適用されます。
ahamoでペア回線を設定する方法
ahamoはオンライン手続きが中心のプランですが、ペア回線設定の窓口はドコモ共通のインフォメーションセンターとなります。
- ペア回線の設定：ドコモ インフォメーションセンターへ連絡
- ペア回線の変更・解除：My docomo（Web）から手続き可能
特に設定時は「ドコモ光の契約ID」が必要になるため、事前に確認しておくとスムーズです。
ahamo光を利用する場合の注意点
ahamoユーザー専用の「ahamo光」を契約している場合はさらに注意が必要です。
- ahamo光はahamo回線とのペア設定が必須
- ペア回線を解除すると、ahamo光は自動的に解約となる
- インターネット回線を継続したい場合は、即座にドコモ光へのプラン変更や他社への乗り換えが必要
通常のドコモ光と比べて制限が強いため、回線構成を見直す際は慎重に判断することが重要です。
ペア回線はahamoでも設定できますが、割引対象外である点を誤解しやすい部分です。家族の割引は有効なので、家族構成や利用プラン次第でメリットが出てきます。回線整理をするときは、ahamo光の強制解約条件だけは必ず確認しておくと安心ですよ
ペア回線を変更・解除する際の注意点
ペア回線の変更や解除は、手続きを誤ると「割引の消失」「支払い設定のリセット」「光回線の解約リスク」など、思わぬ不利益につながることがあります。特にドコモ光とスマホの名義・支払い管理が密接に結びついているため、変更前に全体の影響を把握することが大切です。
割引が消えるタイミングを必ず確認する
ペア回線を変更・解除すると、自動的にドコモ光セット割の適用が止まります。解除直後から割引が消えるため、以下のようなケースでは通信費が大きく跳ね上がる可能性があります。
- 家族全員がセット割の恩恵を受けている場合
- ギガホ・ギガライトなど、割引額が大きいプランを複数台契約している場合
家族全体への影響が大きくなるため、切り替え前に必ず割引の消失時期を把握し、必要なら翌月以降に調整するなど計画的に進めるのがおすすめです。
ドコモ光の契約状況によっては解約金が発生する
ペア回線を解除するだけでは解約金は発生しませんが、「ドコモ光」を同時に解約する場合は注意が必要です。定期契約ありのプランは、更新月以外の解約で解約金が発生します。
- 戸建タイプ（定期契約あり）：5,500円〜14,300円
- マンションタイプ（定期契約あり）：4,180円〜8,800円
時期によって金額が異なるため、契約開始日と更新月を必ず確認してから手続きしましょう。
支払い方法がリセットされるケースがある
ペア回線解除後、「ドコモ光」の支払い設定が引き継がれない場合があります。特にスマホ側の解約や名義変更を伴うケースでは、光回線の支払い情報が空欄になることがあり、そのまま放置すると未払い扱いになる危険があります。
支払い情報は必ず以下を確認してください。
- クレジットカード・口座振替の登録状況
- dアカウントに紐づいている支払い方法
- 利用者情報の更新有無
dアカウントの再登録が必要になる場合がある
ペア回線を解除すると、ドコモ光の利用で貯まるdポイントがスマホ側に自動連携されなくなります。
そのため、以下の再設定が必要です。
- ドコモ光契約IDのdアカウント登録
- ポイント受け取り先の変更
この作業を忘れると、「光回線を使っているのにポイントが貯まっていない」という状態になるため注意してください。
ahamo 光はペア解除時に自動解約となる
ahamo契約者が利用できる「ahamo光」は、ペア回線設定が必須です。
そのため、ペア回線を解除すると光回線側が即時解約されてしまいます。
引き続きインターネットを使う場合は、次のいずれかの手続きをすぐに行う必要があります。
- ドコモ光へプラン変更
- 他社光回線への事業者変更
- 別のahamo回線とのペア設定
手続きを後回しにすると、自宅のインターネットが突然使えなくなるため、事前準備が重要です。
名義変更を伴う場合は店頭対応が必要
ペア設定と名義変更は似ていますが、扱いが異なります。
名義変更はオンラインでは完結せず、本人確認が必須となるため店舗手続きになります。
- 携帯回線の名義変更
- ドコモ光の名義変更
- 名義不一致によるペア設定不可の回避
名義変更とペア回線設定を同時に行えば、手間を減らしスムーズに設定できます。
手続き場所はスマホの契約により異なる
解約・変更手続きの窓口は契約プランによって違います。
- ドコモ契約：My docomo または店舗・インフォメーションセンター
- ahamo契約：My docomo で変更・解除（設定はインフォメーションセンター）
特にahamoはオンライン特化モデルのため、店舗で対応できない点に注意が必要です。
ペア回線を変更・解除する時は、割引の消失タイミングや支払い設定のリセットなど、見落としやすいポイントが多いです。特にahamo光は解除と同時に光回線が止まってしまうので、事前準備が大事ですよ。慌てず一つずつ確認して進めれば、トラブルを防ぎながら安全に手続きできます
ペア回線と名義変更で理解しておくべきポイント
ペア回線の設定は、ドコモ光とスマホ回線を紐づけるための重要な仕組みですが、名義が一致していない場合は設定自体ができません。特に家族間で契約を引き継ぐケースや、利用者と支払い者が異なるケースでは手続きが複雑になるため、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。
名義一致がペア回線の前提条件になる理由
ペア回線は「1つの携帯回線に1つのドコモ光を紐づける」仕組みですが、この紐づけ条件として光回線と携帯回線の名義が同一であることが必須になります。
名義が一致しない状態では、ドコモ光セット割の適用や請求の一括化といったメリットが受けられません。
名義を揃える理由は、割引やdポイント付与といった利用者特典が契約者情報をもとに処理されているためです。名義が異なる場合、誰に対して特典を付与するか判定できないため紐づけが行えません。
名義変更が必要になる代表的なケース
次のような場面で名義変更が必要になります。
- ドコモ光を親名義で契約しており、スマホを子ども本人名義で利用している
- 結婚・離婚により姓や契約者が変わった
- 引っ越しに伴い、光回線を別の家族へ引き継ぐ
- 支払い方法の管理をまとめるために名義を揃えたい
これらのケースでは、名義が揃っていないままペア回線を設定しようとしても処理が進まないため、先に名義の整理が必要になります。
名義変更の手続きは店舗でしかできない理由
携帯回線の名義変更はオンラインでできるケースもありますが、ドコモ光の名義変更は来店が必須です。
これは固定回線の契約が本人確認書類に基づく契約として扱われ、委任や名義変更をオンラインだけで完結させることが難しいためです。
店舗での手続きでは以下が確認されます。
- 本人確認書類
- 契約内容の引き継ぎ可否
- 支払い方法の変更有無
- 契約者情報の正確性
光回線の名義変更と同時にペア回線も再設定してくれるため、店舗でまとめて処理するほうが手間が少なく確実です。
名義変更とペア回線設定で注意すべき点
契約者が変わると支払い情報を再設定する必要がある
名義変更を行うと、支払い方法やdアカウントとの紐づけもリセットされます。ペア回線の設定も一度解除されるため、以下の作業が必要です。
- 支払い方法の再登録
- dアカウントの再設定
- 必要に応じてペア回線を再度紐づけ
ahamo光・ahamo利用者は特に注意点が多い
ahamo光はペア回線が必須条件のため、
- ahamo回線の名義変更
- ahamo光の名義変更
どちらかが正しく行われないと、ahamo光が自動解約となる可能性があります。継続利用する場合は、先に名義を揃えておくことが重要です。
手続きの順番を間違えると割引が一時的に消えることがある
名義変更 → ペア回線解除 → 再設定
という流れの中で、割引が一時停止する期間が発生するケースがあります。
特に家族のスマホ料金にセット割が適用されている場合は、月をまたぐと割引が消えることもあるため、手続きは同月内に完結させるのがおすすめです。
名義変更が必要かどうかのセルフチェック
以下のうち1つでも当てはまれば、名義確認または変更が必要になる可能性があります。
- 光回線とスマホの契約者が違う
- 支払い者と利用者が異なる
- 家族が光回線を引き継ぐ予定がある
- 契約名義に旧姓や旧住所が残っている
- ahamo光を使いたいが名義が揃っていない
状況によって必要な書類が変わるため、事前に確認して準備しておくと手続きがスムーズに進みます。
名義変更の前にどこが変更になるのか整理しておくと、店舗での時間が短くなりますよ。ペア回線の名義一致は割引にも直結する部分なので、迷ったら一度確認してみてくださいね
ペア回線を設定すべき人。メリットが大きい利用状況
ペア回線の設定は「誰でも必須」というわけではありませんが、特定の利用パターンではコスト削減や管理効率の向上が非常に大きくなります。どのような人にメリットが生まれるのかを整理することで、自分が設定すべきかどうかを判断しやすくなります。
ドコモ光とドコモスマホを両方利用している個人ユーザー
スマホと光回線をドコモで統一している人は、ペア回線を設定することで料金面と管理面の両方で恩恵があります。
割引が使えるだけでなく、ポイントや請求が一本化されるため、日常の支払い管理がシンプルになります。
特に以下の状況ではメリットが大きくなります。
- ドコモのデータ量が多いプランを使っている
- 料金の支払い先を一括化したい
- dポイントを効率的に貯めたい
割引額が大きいプランを利用しているほど、ペア設定の影響は大きくなります。
家族全員がドコモのスマホを使っている家庭
家族が同じファミリー割引グループに入っている場合、ペア回線のメリットが家族全体に波及します。
特にドコモ光セット割が適用される家庭では、人数が多いほど割引額が跳ね上がるため、通信費の見直しに直結します。
例えば、家族全員が対象プランであれば、1人あたり1,100円前後の割引が複数回線に適用され、年間で数万円規模の節約が見込めます。
以下のような家庭は特に恩恵が大きいです。
- 子ども含め3〜4回線以上のドコモユーザーがいる
- 離れて暮らす家族も同じファミリー割引グループに参加している
- 毎月のスマホ代をまとめて最適化したい
ペア回線が1つでも設定されていれば、家族全体の割引が維持しやすくなる点も安心材料です。
通信費を一括で把握したい人
スマホ・光回線・ポイント管理を全部別々で運用していると、どこでどの費用が発生しているのか把握しづらくなります。
ペア回線設定を行うことで、
- 毎月の請求書が1つにまとまる
- ポイント管理もスマホのdアカウントに集約される
- 支払い方法の変更や契約状況の確認が簡単になる
といったメリットが強まり、複雑だった通信費の見える化が進みます。
「支払いが多すぎてよく分からない」「何にいくら払っているのか把握できない」という悩みを持つ人には、管理コストを減らすための有効な手段になります。
ドコモへの乗り換えを検討している他社ユーザー
他社スマホからドコモへ乗り換えるタイミングは、ペア回線の設定をする絶好の機会です。
乗り換え直後に設定すれば、割引や支払い管理が最初から最適化された状態でスタートできます。
特に以下の状況ではおすすめです。
- すでにドコモ光を利用している
- 他社スマホからの乗り換えで月額削減を狙っている
- スマホ料金と光回線費用の同時見直しを考えている
ペア回線の設定はインフォメーションセンターやドコモショップで簡単に行えるため、乗り換え直後にまとめて処理することで手間が減ります。
ahamo契約でも家族の割引を最大化したい人
ahamo自体はセット割対象外ですが、家族が対象プランを使っている場合は割引が適用されます。
そのため、家族の割引を維持するために、ahamo回線をペアにしておくケースも有効です。
- 自分はahamo、家族はeximoや5Gギガホを使用
- 家族の通信費を低く保ちたい
- ファミリー割引グループの割引構造を維持したい
このパターンでは、本人に割引はなくても、家族全体の支出を下げる効果があります。
ペア回線は「割引を受けたい人」だけでなく、「管理をまとめたい人」や「家族の通信費を最適化したい人」にも大きなメリットがあります。自分の利用状況に当てはまる部分があるなら、設定しておく価値はかなり高いですよ
ペア回線設定でよくある質問Q＆A
ペア回線の設定はメリットが大きい一方で、条件や例外が多く、細かな部分でつまずくユーザーが少なくありません。ここでは利用者が実際に悩みやすいポイントを整理し、状況別に分かりやすく解説します。
ドコモ光を複数契約している場合、スマホ1回線に2つ以上のドコモ光を紐づけできますか
スマホ1回線に紐づけられるのは1契約のみです。
複数の住居でドコモ光を契約している場合は、どちらか片方だけをペア回線として登録できます。もう一方はペア回線なしで利用する形になり、セット割は対象外になります。
他社スマホからドコモへ乗り換えた直後はペア回線が自動で設定されますか
自動設定はされません。
乗り換え後は、インフォメーションセンターやドコモショップでの手続きが必要です。ドコモ光契約IDを準備しておくと、登録がスムーズに完了します。
ahamo光はペア回線が必須と聞きましたが、本当ですか
ahamo光は必須です。
ahamo契約の携帯回線とのペア設定が前提のサービスのため、解除するとahamo光も自動的に解約となります。
そのままインターネット回線を使い続けたい場合は、以下のいずれかをすぐに行う必要があります。
- ドコモ光へプラン変更
- 他社光回線へ事業者変更
- 別のahamo回線とペア設定し直す
ahamo契約でもドコモ光セット割は適用されますか
ahamo本人は対象外です。
ただし、家族がドコモ光セット割対象の料金プランを利用している場合は、その家族のスマホ料金には割引が適用されます。
ペア回線を変更したい場合、どこで手続きできますか
名義が一致していれば、My docomoで変更できます。
ただし、光回線側の名義変更を行う場合は来店手続きが必須です。名義が揃っていないとペア設定が成立しないため、変更前に必ず名義を確認してください。
スマホを解約したら、ドコモ光はどうなりますか
ドコモ光は継続できます。
ただし、以下の対応が必要になります。
- ドコモ光の支払い情報の再設定
- dアカウントとドコモ光の紐づけ直し（dポイントを貯める場合）
また、この時点でセット割や請求連携は解除されます。
ドコモ光を解約するときに気をつけることはありますか
ペア回線の解除に伴い、セット割が消滅します。
家族で割引を受けていた場合は、全員分の割引が終わるため、通信費の増加に注意してください。
さらに、定期契約プランの場合は、更新月以外の解約に解約金が発生する可能性があります。
ペア回線の名義が家族でバラバラですが設定できますか
設定には名義一致が必須です。
名義が異なる場合は、光回線・携帯回線のどちらかの名義を揃える必要があります。名義変更には来店が必要になるため、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。
dポイントはどう反映されますか
ペア設定を行っていれば、dポイントはスマホ側のアカウントに自動で貯まります。
未設定の場合は「ドコモ光契約ID」を手動で登録しなければポイントが反映されません。
ペア回線のQ&Aは、細かな疑問をつぶしておくことで後のトラブルを確実に減らせます。特に名義・ahamo光・解約時の扱いは勘違いしやすいので、手続き前に一度確認しておくことをおすすめしますよ
14位
ドコモ光
NTTドコモ
| 回線タイプ | NTT光回線 |
| 戸建ての月額基本料金 | 5,720円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,400円 |
| 下り速度（実測値） | 267.72Mbps |
| 上り速度（実測値） | 282.50Mbps |
| PING値（実測値） | 18.81ms |
| 下り速度の速さ | 1.79 |
| 上り速度の速さ | 1.88 |
| 戸建て料金の安さ | 2.40 |
| マンション料金の安さ | 2.28 |
| 初期費用の安さ | 3.99 |
| 総合 | 2.47 |
ドコモ光がおすすめの理由
ドコモ光がおすすめの理由は「スマホセット割の割引がある点」「ドコモショップで契約可能」です。
ドコモ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、上位に来る高速通信を実現しています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。
また、ドコモの光回線サービスのため、スマホセット割があり、docomoユーザーにおすすめの光回線と言えます。
さらにドコモショップでも契約が可能なので、説明を受けながら加入したい方にはおすすめです。
デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、料金はやや高めの設定となっています。
| 回線タイプ | NTT光回線 |
| 戸建て1年利用時の実質料金 | 5,974円 |
| 戸建て2年利用時の実質料金 | 5,852円 |
| 戸建て3年利用時の実質料金 | 5,809円 |
| マンション1年利用時の実質料金 | 4,654円 |
| マンション2年利用時の実質料金 | 4,532円 |
| マンション3年利用時の実質料金 | 4,489円 |
| 戸建ての月額基本料金 | 5,720円 |
| マンションの月額基本料金 | 4,400円 |
| 下り速度（実測値） | 267.72Mbps |
| 上り速度（実測値） | 282.50Mbps |
| PING値（実測値） | 18.81ms |
| 工事費 | 0円 |
| 初期費用 | 3,300円 |
| 提供地域 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
| 定期契約 | 2年契約 |
| テレビ対応 | |
| 無料ルーターレンタル | |
| 無料訪問サポートつき | |
| 無料セキュリティソフト | （初回31日間無料） |
| 戸建て対応 | |
| マンション対応 | |
| IPv6対応 | |
| サポート | 電話、LINE、チャット、ドコモショップ |
| 開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり | |
| 違約金負担キャンペーンあり | |
| スマホセット割 | docomoとセットで割引 |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替、請求書、Pay-easy |
