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目次
ワイモバイルのデータ増量オプションとは？基本仕様と料金まとめ
ワイモバイルの「データ増量オプション」は、月々の高速データ容量を拡張できる有料オプションです。標準のデータ量では足りない場合や、動画視聴・SNS・ナビアプリなどで通信量がかさみやすい利用者にとって、データ切れによる速度低下を防ぐ手段として役立ちます。
オプションの仕組みは非常にシンプルで、加入中の料金プランに応じて一定量の高速データが毎月加算されます。月額料金は一律で、どのプランでも同じ金額で利用できます。
料金と適用ルール
データ増量オプションの月額料金は550円です。初回加入の場合は無料キャンペーンが適用され、6カ月間は費用がかかりません。既存ユーザーであっても、これまで一度も加入経験がなければ無料期間の対象となります。
適用タイミングは以下のように異なります。
- 新規契約と同時加入：申し込み当月から適用
- すでに利用中の回線で加入：翌月から適用
- 月途中の加入・解約：日割り計算なし（満額扱い）
加入手続きはMy Y!mobileから行え、アプリ・ブラウザどちらでも操作できます。
プランごとの増量幅
増量されるデータ量は、利用中の「シンプル3」プランによって決まっています。
- シンプル3 S：＋2GB
- シンプル3 M：＋5GB
- シンプル3 L：＋5GB
増えたデータ量は通常のデータ容量と同じ扱いで消費され、余った分は翌月に繰り越し可能です。ただし、繰り越せるのは「増量後の最大容量」までで、加入月に使い切れなかった増量分が翌月の利用を圧迫することはありません。
繰り越しの消費順序は、くりこし分→当月分→追加購入分の順で減っていきます。
キャンペーンとの関連性
ワイモバイルが実施する一部のキャンペーンでは、データ増量オプションへの加入が特典付与の条件になることがあります。特にSIM単体契約のキャンペーンでは加入必須となるケースがあり、PayPayポイント還元を目的に契約するユーザーは注意が必要です。
回線申し込みと同時に加入していれば、開通後に解約しても特典要件は満たされます。6カ月無料キャンペーンと組み合わせれば、費用をかけずにキャンペーン特典だけ受け取ることもできます。
解約時の取り扱い
不要になった場合はMy Y!mobileから簡単に解約できますが、いくつかの注意点があります。
- 解約しても当月は解除されず、翌請求月に反映
- 解約月は増量分のデータを翌月に繰り越せない
- 月途中解約でも料金の日割りはなし
無料期間中であってもこれらのルールは変わらないため、解約のタイミングは余裕を持って確認しておくと安心です。
余ったデータを無駄にしたくない場合や、無料期間終了後も継続するか判断したい場合は、月末の利用状況を確認してから手続きするのがおすすめです。
データ増量オプションは「料金550円で毎月の高速データを上乗せできるシンプルな拡張サービスです。無料期間のうちに試してみて、自分の使い方に合うか見極めるのが上手な活用法ですよ
増えるデータ容量の具体例。プラン別の増量後データ量
ワイモバイルのデータ増量オプションは、月額550円で毎月の高速データ通信量が確実に増える仕組みです。どのプランでどれだけ増えるかを具体的に把握しておくと、加入すべきかどうかを判断しやすくなります。ここでは「シンプル3」各プランを中心に、増量後の合計データ容量と使い勝手の変化を整理します。
シンプル3各プランの増量後データ容量
データ増量オプションで追加される容量は、プランによって異なります。下記のとおり、Sプランは+2GB、M/Lプランは+5GBと比較的シンプルな構造です。
- シンプル3 S 通常5GB → 増量後7GB
小容量プランでも日常使いが安定し、Web検索やSNS利用で速度制限になりにくくなります。 - シンプル3 M 通常30GB → 増量後35GB
30GBでは月末に不安があるユーザーでも、追加5GBがあることで動画視聴やオンライン会議の余裕が増します。 - シンプル3 L 通常35GB → 増量後40GB
大容量プランとはいえ、5GBの増量はテザリングや高画質動画視聴が多い人にとって実感しやすい増加幅です。
各プランで増える容量は明確なので、現在の通信量と照らし合わせることで「今の使い方に対して十分かどうか」を判断しやすくなります。
データ繰り越しの上限も「増量後の容量」で決まる
増量オプション加入中は、余ったデータの繰り越し上限も増量後の容量まで引き上げられます。
例として、シンプル3 M（通常30GB → 増量35GB）を使っている場合、
翌月へ繰り越せる上限は 35GB になります。
繰り越しは「増量後の上限まで」なので、無駄なくデータを活用できる点は大きな魅力です。特に月ごとに利用量が変動するユーザーは、この繰り越し上限の拡大が大きなメリットになります。
シンプル2や旧プランユーザーの増量イメージ
シンプル2など旧プランでも増量可能ですが、内容はシンプル3とほぼ同じ構造で、Sは+2GB、M/Lは+5GBが追加されます。旧プランを継続利用している人でも、増量後の合計容量を把握しておけば、自分の利用パターンに合うかどうかを判断できます。
利用シーンで変わる「体感の差」
同じ5GB増量でも、感じ方はプランや用途で大きく変わります。
- Sプラン（5GB→7GB）：月末だけ制限が気になる人は体感差が大きい
- Mプラン（30GB→35GB）：動画を毎日見る人やテレワーク利用者は安心感が増す
- Lプラン（35GB→40GB）：高画質動画やテザリング主体のユーザーに有効
現在のデータ使用量が毎月ギリギリなら、増量分は実用性の高い「保険」として機能します。
実際の使い方に照らし合わせると、どれくらい増えると安心できるかが見えてきますよ。増量後の容量を一度チェックしておくと、加入判断に迷いにくくなります
データ増量オプションのメリット
データ増量オプションには、月額550円以上の価値を感じられる複数のメリットがあります。通信量が不安な人、月末の速度制限を避けたい人、キャンペーンの特典を最大限に活用したい人にとって特に有効です。
通信が安定し、月末の速度制限を避けやすくなる
増量されたデータ容量によって、月末の速度制限にかかるリスクが大きく下がり、動画視聴・SNS・地図アプリなどでもストレスが少ない通信環境を保てます。
データを翌月に繰り越せるため無駄なく使える
増量分を含めて翌月へ繰り越すことができ、繰り越し上限は「増量後の合計容量」まで対応しています。利用量にムラがある人でも効率よくデータ管理ができます。
キャンペーン適用により実質的なメリットが大きい
データ増量オプションが加入条件になるキャンペーンが多く、特典の取り逃しを防げます。たとえば「SIM契約キャンペーン4」では加入必須で、最大2万円相当のPayPayポイントコードを受け取れます。紹介キャンペーンでも加入が必要になる場面があります。
初めての加入なら6カ月無料でお試しできる
初回6カ月無料で利用できるため、追加データが本当に必要かどうかを費用ゼロで判断できます。無料期間中に解約すれば料金はかかりません。
自宅にWi-Fiがない環境でも通信量に余裕ができる
自宅に固定回線がなくスマホのデータ通信が中心の人でも、増量オプションを付ければ月末の通信不足の不安を軽減できます。SNS、動画、地図アプリなどの利用が安定します。
大容量プランでも“速度制限の保険”として役立つ
シンプル3 M・Lユーザーでも、利用が多い月にはデータ不足になる場合があります。増量分の5GBが速度制限の“予備”として働き、通信品質の安定につながります。
データ増量オプションは、通信の安定とキャンペーン活用の両面で役立つ内容ですね。無料期間中にしっかり試して、自分の使い方に合うか判断すると失敗しにくいですよ
データ増量オプションのデメリット
ワイモバイルのデータ増量オプションは、容量不足に悩むユーザーにとって便利な仕組みですが、加入前に知っておくべき弱点もあります。特に料金面や運用ルールは見落としやすく、条件を理解せずに加入すると「思ったよりコスパが悪かった」というケースもあります。ここでは、ITに不慣れな方でも判断できるよう、ポイントを丁寧に整理します。
無料期間終了後は月額550円の固定費が発生する
6カ月間の無料キャンペーンは魅力ですが、期間終了後は自動的に月額550円の有料オプションになります。
解約しない限り毎月固定で料金が発生するため、実際の使用量に対してオプション料金が見合っているかを継続的に確認する必要があります。
特にシンプル3 M/Lの大容量プランを使っている人は、もともと30GB・35GBと余裕があるため、増量分が無駄になりがちです。
大容量プランでは恩恵が小さく効果を実感しにくい
シンプル3 M・Lはもともと月間データ量が大きく、増量しても体感差が小さい傾向があります。
たとえば以下のようなケースでは、オプションの必要性が低くなります。
- 自宅にWi-Fiがある
- 動画を大量に観ない
- 月末に速度制限がかかった経験がほとんどない
こうした利用スタイルの方が加入すると、実質的には「使っていないオプション費用」を払い続けることになります。
月途中の加入・解約でも日割りされない
データ増量オプションは、加入も解約も日割り計算がありません。
- 月途中で加入 → 1日でも利用すると550円全額発生（無料期間外の場合）
- 月途中で解約 → 解除は翌請求月の扱いになるため当月は請求される
そのため、月初以外で手続きすると「使っていない期間があるのに満額支払い」という状況が起きやすい点は注意が必要です。
解約月は増量分のデータが繰り越せない
通常のデータ量は翌月に繰り越せますが、データ増量オプションによる増量分は、解約した月には繰り越し不可となります。
例
- 今月：増量分含めてデータが余った
- 来月：解約済み → 増量分は全て切り捨て
データを無駄にしない運用をしたい場合、このルールは押さえておくべきポイントです。
キャンペーンの条件として加入が必須になるケースがある
「増量が必要ないのに加入しなければいけない」という状況が発生します。
主な例
- SIM契約キャンペーン（PayPayポイント付与）
- 紹介キャンペーンで紹介者が特典を受け取る場合
こうしたキャンペーンを利用する前提で加入すると、本来必要のないオプションを一定期間維持することになるため、不要なら無料期間中の解約が必須になります。
オートチャージ設定との相性に注意
オートチャージを設定している人は、データ増量オプション加入後に設定をOFFにしないと、増量分があるのに自動でデータ購入が発生してしまうケースがあります。
設定を変更しないまま利用すると、
- 不要な追加データ購入（0.5GB／550円） が発生する可能性があり、思わぬコスト増につながります。
過去のキャンペーン（データ容量2倍など）と併用できない
一部の旧キャンペーンとは併用不可となっており、適用されているキャンペーンによっては
- データ増量オプションに加入してもデータが増えない
- 逆にキャンペーン内容が優先されてオプション料金だけが発生する
といった状況が起きることがあります。
契約状況によって変わるため、加入前の確認が必要です。
データ増量オプションは便利ですが、使い方とタイミングによっては無駄な固定費になりかねません。自分のデータ利用の癖やキャンペーン条件をしっかり確認しながら、必要な期間だけ賢く活用していきましょうね
加入必須になるケース。キャンペーン適用条件の整理
データ増量オプションは「データ容量を追加したい時に使うオプション」という位置づけですが、実際には“キャンペーン適用条件”として必須になる場面があり、内容を理解していないと特典を受け取れないケースがあります。特にワイモバイルはキャンペーンが多いため、条件を整理しておくことが重要です。
加入必須となる主なキャンペーン
ワイモバイルの主要キャンペーンの多くは、回線契約と同時にデータ増量オプションへ加入することが条件になっています。代表的なケースは以下のとおりです。
SIM契約キャンペーンでの加入必須条件
SIMカードまたはeSIMを対象とした大型キャンペーンでは、特典を獲得するために加入が必須です。キャンペーン特典はPayPayポイントコードとして付与され、対象プランとデータ増量オプションの同時加入が求められます。
- 新規契約または他社からの乗り換えが対象
- シンプル3 S/M/Lに限定
- 回線契約時点で「データ増量オプション」に加入している必要がある
- 回線契約後に追加加入しても対象外
加入は申込時のみ有効で、後から追加してもキャンペーン適用にはなりません。これは見落としやすい条件のため注意が必要です。
紹介キャンペーンでの加入必須条件
紹介キャンペーンでは、紹介者が特典を受け取る条件として、被紹介者のデータ増量オプション加入が必須になります。
- 紹介された側が回線申し込み＋データ増量オプション加入
- 紹介した側にPayPayポイントコードが付与
- 被紹介者側に特典がないケースでも加入条件は固定
紹介された側が必要性を感じていない場合でも、紹介者の特典対象になるには加入が必要な仕組みです。
適用条件における細かい注意点
キャンペーン適用条件にはさらに細かい制約があるため、事前の確認が欠かせません。
回線種別・契約経路による対象外パターン
以下の契約はキャンペーン対象外となる場合があります。
- ソフトバンク回線からの乗り換え
- LINEMOやソフトバンク回線のMVNOからの乗り換え
- プラン変更のみの契約
- 機種変更のみの手続き
特典が大きいキャンペーンほど「対象外条件」も厳格です。
新規または乗り換え時のみ加入が有効
データ増量オプションは、
- 新規契約／乗り換え申し込みと同時加入 → 有効
- 申込後に追加加入 → 無効
となります。同時加入が徹底されているため、申込画面での選択状態を必ず確認しましょう。
無料期間中の解約でも特典維持が可能
キャンペーン条件を満たした後は、無料期間中に解約しても特典が無効になることはありません。
- 初回6カ月無料のキャンペーンが適用
- 無料期間内に解約してもキャンペーン特典は維持
- 月途中の解約は日割りにならず、翌請求月で解除
「加入は必須だが、継続は必須ではない」という点は覚えておくと節約に役立ちます。
キャンペーン利用時にありがちな失敗例
特典を受け取れない原因の多くは、以下のような見落としが原因です。
- 申し込み後にデータ増量オプションへ追加加入してしまった
- 対象外の回線（ソフトバンク回線系）から乗り換えた
- 新規／乗り換え以外の手続きで申し込んだ
- 申込画面の選択を解除してしまった
- 紹介キャンペーンで被紹介者が加入しなかった
特典額が大きいほど条件も細かいため、契約前に必ず条件一覧を確認しましょう。
実質的に加入必須となるユーザータイプ
データ容量の増加目的ではなく、キャンペーン特典目的での加入が多く、以下のようなユーザーは加入が事実上必須になります。
- 新規または乗り換えで最大限の特典を受け取りたい
- 紹介キャンペーンで家族に特典を付与したい
- 初回無料期間を活用して、無駄なく加入したい
- シンプル3のうちM/Lを選び高額特典を狙いたい
料金負担を抑えつつ特典を得るためには、条件を理解しつつ加入するのが最適です。
データ増量オプションは、キャンペーン特典をしっかり受け取るための“条件クリア用オプション”としての役割が大きいんです。加入のタイミングを間違えると特典が無効になるので、申し込み時点でオンになっているかを必ずチェックしてくださいね。
データ増量オプションは必要か？利用者タイプ別のおすすめ判断
同じ「550円のオプション」でも、使い方次第で価値は大きく変わります。
ここでは、データの使い方や生活環境ごとに「つけるべきか・やめていいか」を整理していきます。
まずは今のデータ利用状況を数値で確認する
感覚だけで「足りている」「足りていない」を判断すると、オプション料金をムダに払い続けてしまうことがあります。
最初に、過去数か月分のデータ利用量を確認しておくと判断しやすくなります。
確認するときのポイントは次のようなイメージです。
- 直近3か月のデータ使用量（1か月ごと）
- 毎月どのタイミングで何GBくらい使っているか
- 速度制限になった月があるか、どれくらいの頻度か
- 繰り越しデータがどれくらい消えているか
この「現状の数字」を押さえたうえで、以下の利用者タイプ別に当てはめてみてください。
加入を強くおすすめできる利用者タイプ
シンプル3 Sで毎月ギリギリまで使ってしまう人
小容量プランであるシンプル3 Sは、少し動画視聴や地図アプリの利用が増えるだけで上限に近づきやすいプランです。
- 毎月、上限近くまで使っている
- 月によっては速度制限になっている
- 追加チャージを何度かしたことがある
こうした状態なら、データ増量オプションで余裕を持たせておくメリットは大きいです。
追加チャージを繰り返すより、一定額で容量を増やせた方がトータルの支出が安くなるケースも多いです。
自宅にWi-Fiがない、または外での利用時間が長い人
テレワーク、自営業、外回りが多い仕事などで、外出先やモバイル回線だけに頼っている人は、どうしてもデータ消費が多くなります。
- 自宅に固定回線やWi-Fiがない
- 通勤・通学時間に動画や音楽ストリーミングをよく使う
- テザリングでノートPCやタブレットをよくつなぐ
このような使い方をする人は、毎月の使用量が想定より増えやすく、速度制限のストレスもたまりがちです。
データ増量オプションで「余裕枠」を確保しておくと、月末に設定や通信量を細かく気にしなくても済みます。
月末になると毎回速度制限にかかってしまう人
「月の前半は快適だけど、後半はいつも遅い」という人は、プランと実際の使い方が噛み合っていません。
- SNSや動画視聴を控えているつもりなのに、毎回ギリギリ
- 月末はマップの読み込みや検索がストレス
- 追加チャージするか我慢するかで毎月モヤモヤしている
こうした人は、データ増量オプションをつけて通信環境を安定させた方が、時間やストレスの面で得をしやすいタイプです。
キャンペーン特典も含めて「総合的なお得感」を取りに行きたい人
特典付きのキャンペーンや、初回数か月無料の仕組みをうまく使える人にとっては、データ増量オプションは「実質タダで試せる追加枠」になりやすいです。
- そもそも回線契約のキャンペーン条件に加入が含まれている
- 初回の無料期間中に使い勝手をじっくり試したい
- ポイント還元を最大限取りたい
こうした場合は、「とりあえず加入して、無料期間中に本当に必要かどうかを見極める」という使い方が合理的です。
ただし、無料期間終了後は自動で有料になるため、カレンダーやリマインダーに「見直し日」を入れておくことをおすすめします。
あまりおすすめできない、または様子見でよい利用者タイプ
M・Lプランで毎月データを余らせている人
もともと大きめの容量プランを選んでいて、さらにデータ増量オプションまでつけると、単純に「持て余している容量に毎月お金を払う」状態になりがちです。
- 毎月、規定容量の半分も使っていない
- 繰り越し分がそのまま消えてしまうことが多い
- 速度制限になったことがほとんどない
このような人は、まずオプションなしで運用し、どうしても足りない月だけスポットで対処する方が合理的です。
月550円を別のサービス（クラウドストレージやサブスクなど）に回した方が満足度が高くなる可能性もあります。
自宅・職場のWi-Fiが充実していて外では軽い用途しか使わない人
- 自宅も職場もWi-Fi完備
- 外出中は地図・メッセージ・軽いWeb検索が中心
- YouTubeやゲームは基本Wi-Fi下でしか使わない
こうした利用スタイルなら、もともとのプランの容量だけで十分足りることが多いです。
データ増量オプションを付けると、「念のため枠」のために毎月固定費を払い続ける形になりがちなので、無理に加入する必要はありません。
データ節約に慣れていて、細かく管理できる人
- アプリごとの通信量を定期的にチェックしている
- 不要なバックグラウンド通信をオフにしている
- ストリーミングを「中画質」などに落として使っている
このように「自分でコントロールするのが得意なタイプ」は、オプションに頼らなくても十分やりくりできる可能性が高いです。
むしろ、データ増量オプションをつけることで油断が生まれ、結局は「使わないのに払っている」状態になるリスクもあります。
迷ったときの簡易チェックリスト
以下の項目に当てはまる数で、おおよその方針を決めてみてください。
- 過去3か月のうち、2回以上速度制限になった
- 毎月のデータ使用量が、規定容量の8割を安定して超えている
- 自宅にWi-Fiがなく、スマホ回線がメインのインターネット手段になっている
- 追加チャージを月1回以上利用したことがある
- キャンペーン特典をできるだけ取りこぼしたくない
3つ以上当てはまる
→ データ増量オプション加入を前向きに検討する価値が高いタイプです。無料期間中に試してみて、実際の使い心地で判断するのがおすすめです。
1〜2個だけ当てはまる
→ 必須とまでは言えません。今の使い方のままもう少し様子を見るか、データ節約の設定を見直してから再検討すると良いです。
0個の場合
→ 原則として、現時点でデータ増量オプションは不要な可能性が高いです。プラン見直しやWi-Fi環境の整備を優先した方がコストパフォーマンスは良くなります。
キャンペーン目的だけで加入する場合の注意点
データ増量オプションは、特典付きキャンペーンの条件として「とりあえず加入」が求められることがあります。
その場合でも、次の点だけは必ず意識しておきましょう。
- 回線申し込みと同時に加入しておかないと、特典条件を満たさないケースがある
- 初回○か月無料でも、その期間が終わると自動的に有料に切り替わる
- 解約は自分で手続きしない限り続くため、「いつ解除するか」を決めてから申し込む
「ポイント目当てで入ったら、そのまま有料期間も払っていた」というパターンは非常に多いです。
無料期間中に、自分の使い方にとって本当に必要かどうかを一度冷静に振り返る時間を取ることが大切です。
データ増量オプションが向いているかどうかは、プラン名よりも「自分の使い方」と「毎月の実測データ量」で判断するのがいちばん確実なんですよね。速度制限で毎月ストレスを感じているなら前向きに検討する価値がありますし、逆に余りまくっているなら迷わず外して大丈夫です。無料期間やキャンペーンもうまく使いながら、一度ご自分の利用状況を数字でチェックしてみてくださいね
データ増量オプションの加入・解約手順
ワイモバイルのデータ増量オプションは、My Y!mobile上で操作するだけで加入・解約ができるため、初めての方でも迷いにくい仕組みになっています。ここでは、契約時に加入する場合と利用中に加入・解約する場合の2つに分けて、必要な手順と注意点を整理します。
加入手順（新規契約・乗り換えと同時に申し込む場合）
申込画面で最初から選択されているため、誤って外してしまわないよう注意が必要です。特に、SIM契約キャンペーンなどの特典狙いで申し込む方は「同時加入」が必須となります。
契約時の加入手順の流れ
- ワイモバイルの申込画面でプランを選択
- 「オプション選択」画面でデータ増量オプションを確認
- 初期状態で「加入する」が選ばれているので、外さなければ加入完了
- 申し込み後、開通と同時に増量分のデータが反映
契約と同時加入の場合は当月から適用されます。既存回線とは扱いが異なる点に注意が必要です。
既存回線での加入手順（My Y!mobile）
契約後に必要になった場合は、My Y!mobileから簡単に追加できます。
手順
- My Y!mobileへログイン
- 「契約確認・変更」を開く
- 「オプションサービス」を選択
- データ増量オプションの加入を選び、確認画面で内容をチェック
- 申し込み完了
既存回線からの加入は翌月から適用されます。そのため、当月中に容量を増やしたい場合は、追加購入の方が適しているケースがあります。
解約手順（My Y!mobile）
無料期間中に解約したい方、キャンペーン利用のためだけに加入した方は、My Y!mobileからいつでも解約できます。
解約の流れ
- My Y!mobileへログイン
- 「契約確認・変更」を開く
- 「オプションサービス」を選択
- データ増量オプションの「変更」をタップ
- 解除内容を確認し「同意する」にチェック
- 申し込みを完了する
解約手続きそのものは数分で完了します。
加入・解約の注意点
日割りにならない
- 月途中で加入・解約しても、料金は日割りになりません。
解約は「翌請求月」反映
- 解約手続きをした当月は、まだ増量分が適用された状態になります。
解約月は増量分のデータを翌月に繰り越せない
- 繰り越しを最大限活用したい場合は、解約月に注意が必要です。
6カ月無料キャンペーン中の解約なら料金負担なし
- 初回加入であれば無料期間中に解約することで、完全無料で利用できます。
よくあるつまずきポイント
- 無料期間終了後は自動解約されない
- キャンペーン特典条件は「申し込みと同時加入」が基本
- 増量分のデータ表示が反映されるまでに時間差がある場合がある
これらは問い合わせが多い部分なので、加入前に理解しておくと安心です。
データ増量オプションは、加入や解約の流れさえ押さえておけば難しくない操作ですよ。料金の発生タイミングと繰り越しの扱いだけ注意すれば、キャンペーン利用でも通常利用でも無駄なく使えるようになります。
データ増量オプションと併用したい節約テク
データ増量オプションを使うと毎月のデータ量に余裕が生まれますが、同時に“無駄な通信を減らす設定”を組み合わせることで、コストを抑えながら快適な通信環境を維持できます。ここでは、ワイモバイル利用者が実際に効果を感じやすい節約テクを、IT初心者でも迷わず実践できる形でまとめています。
データ節約モードを状況に合わせて使い分ける
ワイモバイルでは、端末側で通信速度を落とす「データ節約モード（低速モード）」が利用できます。SNS閲覧や音楽ストリーミングなど、速度が不要な場面で切り替えれば、高速データ容量の消費を大幅に抑えられます。
特に低速状態でも問題なく使えるシーンは次の通りです。
- テキスト中心のSNS（X、InstagramのDMなど）
- 音楽ストリーミング（128kbps設定など）
- 地図アプリのルート検索
- ニュースアプリの閲覧
高速通信が必要な場面との切り替えを意識するだけで、月末の速度制限を避けやすくなります。
WiFi自動接続設定を最適化する
街中や自宅でWiFiに自動接続されない設定になっている場合、気づかないうちにモバイルデータを消費しがちです。
確認したい設定は次の2つです。
- 自宅・職場・よく行く店舗のWiFiを「自動接続」にする
- 不安定な公共WiFiへ強制接続されないよう「接続優先度」を調整する（Androidの場合）
安定したWiFiを優先すれば、通信が途切れにくく、モバイル通信の使用量も抑えられます。
消費の多いアプリの通信量を個別に管理する
動画アプリやSNSは設定次第で通信量の消費が大きく左右されます。特に、アプリの初期設定のまま使うと、必要以上の通信が発生することが多いです。
見直したいポイントの例は以下です。
- YouTubeの「画質設定」を自動→480p以下に変更
- TikTokやInstagramの「動画の自動再生」をオフ
- Dropbox、Googleフォトなどバックアップ系アプリの「モバイルデータでアップロード」をオフ
この3点だけでも、毎月の通信量を大幅に抑えることができます。
バックグラウンド通信を抑えて無駄を削減する
スマホはアプリを開いていない時でも、バックグラウンドでデータ通信を行うことがあります。天気アプリやSNS、メールなど多くのアプリが裏で通信するため、放置するとデータ消費が増える原因になります。
特に以下のようなアプリはチェックをおすすめします。
- ショッピングアプリ
- ゲームアプリ
- ニュース・キュレーションアプリ
- クラウド同期アプリ
不要なアプリは「バックグラウンド通信を制限」することで、端末の電池持ちも改善するメリットがあります。
自宅回線との併用でデータ利用をさらに最適化する
もし家にWiFiが無い場合は、データ増量オプションの恩恵が大きくなる一方で、動画視聴やリモートワークを行うとすぐに容量を使い切る可能性があります。自宅での利用が多いなら、光回線やホームルーターを併用することで、モバイルデータの消費を大きく削減できます。
特に動画視聴・ゲーム・Web会議を頻繁に行う方は、自宅回線との組み合わせが通信コストと安定性の両面で最も効果的です。
キャリア側のオプション設定も確認しておく
ワイモバイルには、意図しないデータ追加購入を防ぐための設定があります。
- オートチャージ（自動データ追加）をオフにする
- データ追加購入の通知をオンにする
データ増量オプション加入後は、オートチャージが不要になるケースが多いため、必ず設定を確認しておくと安心です。
データ増量オプションと組み合わせると、ムダな通信を抑えながら必要な時だけ高速通信を使えるようになりますよ。特にアプリの自動再生やバックグラウンド通信の見直しは効果が出やすいので、まずはできるところから試してみてくださいね
10位
Y!mobile
ソフトバンク
| サービス名 | Y!mobile |
| 最安月額料金 | 2,365円～ |
| ～1GB | 2,365円／月 |
| 2～3GB | 2,365円／月 |
| 4～10GB | 2,915円／月 |
| 11～20GB | 4,015円／月 |
| 21～30GB | 4,015円／月 |
| 50GB～ | |
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 4GB、30GB、35GB |
| 昼休み時間帯通信速度（12～13時） | 161.4Mbps |
| 通信速度の速さ | 2.32 |
| 月1GB利用時の安さ | 1.62 |
| 月3GB利用時の安さ | 1.68 |
| 月10GB利用時の安さ | 1.74 |
| 月20GB利用時の安さ | 1.18 |
| 月50GB利用時の安さ | 2.14 |
| 機能の多さ | 4.45 |
| 総合 | 2.16 |
Y!mobileがおすすめの理由
Y!mobileがおすすめの理由は「ソフトバンクの回線をそのまま利用できる点」「全国に店舗がありサポートが充実している点」です。
Y!mobileは、大手キャリアであるソフトバンクの回線をそのまま利用しており、時間帯を問わず安定した通信速度を提供できる点が最大の魅力です。混雑する昼休みの時間帯や通勤時間帯でも、他のMVNOと比べて通信速度の低下が少なく、快適にインターネットを利用できます。また、全国に約2,400店舗の専門ショップがあり、契約時のサポートやアフターサービスを直接受けられるため、初めて格安SIMを利用する人でも安心して乗り換えが可能です。
料金プランは、月間4GB・30GB・35GBの3種類が用意されており、自宅のインターネットを「SoftBank 光」または「SoftBank Air」にすると、月額料金の割引を受けられる点もメリットです。特に自宅でソフトバンクのインターネットを利用している場合、スマホ料金を抑えながらキャリア並みの通信品質を維持できる点は大きな利点といえます。
デメリットは、他の格安SIMと比べて料金がやや高めである点です。4GBプランでも月額2,365円からとなっており、MVNOの低価格プランと比べると割高です。また、セット割の適用条件が「SoftBank 光」または「SoftBank Air」限定のため、他社の光回線やWiFiサービスを利用している場合は、割引を受けられない点も注意が必要です。
とはいえ、Y!mobileは大手キャリアの品質を維持しつつ、格安SIMのメリットを取り入れたバランスの良いサービスを提供しているため、通信速度の安定性やサポートの充実度を重視する人にはおすすめできる選択肢といえます。
| 最安月額料金 | 2,365円～ |
| ～1GB | 2,365円／月 |
| 2～3GB | 2,365円／月 |
| 4～10GB | 2,915円／月 |
| 11～20GB | 4,015円／月 |
| 21～30GB | 4,015円／月 |
| 50GB～ | |
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| 回線の種類 | MNO |
| 選べるプラン | 4GB、30GB、35GB |
| 昼休み時間帯通信速度（12～13時） | 161.4Mbps |
| 通常時間帯通信速度（14～16時） | 149.9Mbps |
| 通勤時間帯通信速度（17～19時） | 129.3Mbps |
| 問い合わせ方法 | 店舗、電話、チャット |
| 専用通話アプリ不要 | |
| かけ放題プラン | 10分かけ放題、無制限かけ放題 |
| 基本通話料 | 22円／30秒 |
| 5G対応 |
| セット割引あり | |
| カウントフリー・エンタメフリー | |
| 最低契約期間 | |
| データ容量の翌月繰越可能 | |
| 解約金 | なし |
| 留守番電話あり | |
| 初期費用 | 0円（店頭申込の場合は3,850円） |
| テザリング可能 | |
| 支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
| 追加データ料金 | データ増量オプション 2GB：550円（シンプル2 S）／5GB：550円（シンプル2 M・L） |
| 速度制限時の最大速度 | シンプル2 S：300kbps／シンプル2 M・L：1Mbps |
| 取り扱いSIMのサイズ | nanoSIM |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 | |
| プラチナバンド対応 | |
| 専門ショップあり | |
| 海外利用可能 | |
| Apple Watchプラン対応 |
