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スタンプ申請なしで使うにはどうすればいい?
LINEスタンプを「申請なし」で使う方法は、厳密には存在しません。しかし、設定を工夫することで、他人に見られず自分用に限定して使うことが可能です。
まず、LINEスタンプメーカーアプリを使ってスタンプを作成します。この時点ではまだスタンプは使用できません。どんなに限定的に使いたい場合でも、LINE社の審査を通す必要があるため、必ず申請手続きは必要です。
ただし、以下の3つの設定を行うことで「実質的に自分専用」の非公開スタンプとして利用できます。
- ショップ非公開設定を選ぶ
販売申請時に「プライベート設定」で「非公開」を選ぶと、スタンプショップやランキング、検索結果に表示されなくなります。これにより、不特定多数の人があなたのスタンプにアクセスすることはできません。 - スタンププレミアムへの参加をオフにする
「LINEスタンププレミアム」にチェックが入っていると、定額制サービスの会員が自由にスタンプを使用できてしまいます。これを防ぐには、販売情報入力時に「参加しない」を選んでください。 - 申請後、販売開始直後に販売停止を行う
非公開設定にしていても、トークでスタンプを送った相手がそのスタンプをタップすると購入画面に遷移してしまう場合があります。絶対に他人にダウンロードされたくない場合は、申請が通り、自分の端末にスタンプをダウンロードした後、すぐに「LINE Creators Market」のマイページから販売停止を行いましょう。

このように、申請は必要ですが、販売の範囲や公開範囲を最小限に抑えることで「申請なし」のような使い方が可能になります。なお、スタンプの無料ダウンロードは作成者本人のみ許可されています。家族や友人が使う場合には有料購入またはプレゼント送信が必要です。
LINEスタンプメーカーの基本情報
LINEスタンプメーカーは、LINE公式が提供する無料のスタンプ作成アプリです。iOS版(iOS 14.0以降)とAndroid版(Android 8.0以降)に対応しており、スマートフォン1台でスタンプの作成から申請まで完結できます。アプリストアからダウンロード後、LINEアカウントでログインすればすぐに利用可能です。
このアプリの最大の特徴は、直感的な操作でスタンプを作成できる点です。手持ちの写真を切り抜いたり、イラストを描いたり、アバターを活用したりと、多様な方法でスタンプが制作できます。また、スタンプの装飾や文字入れ、ステッカー追加などの編集機能も充実しており、デザイン経験がない人でもオリジナルスタンプを簡単に作成できます。
スタンプの登録には8個・16個・24個・32個・40個のいずれかの個数を揃える必要があり、作成後はLINE社の審査を通過することでダウンロード可能になります。審査はオンラインで申請でき、通常2日〜1週間程度で結果が通知されます。
なお、LINEスタンプメーカーを通じて申請したスタンプは、「売上分配なし」の設定により、作成者本人に限って無料でダウンロードすることができます。スタンプを家族や友人と共有する場合は有料となりますが、設定次第で一般公開を避け、ショップ非表示にすることも可能です。
スタンプを完全に非公開にしたい場合は、「LINEスタンプ プレミアム」への不参加設定や「ショップ非公開」の選択が必須です。加えて、作成後にWeb版のLINE Creators Marketから販売を停止すれば、スタンプが他人に知られるリスクを最小限に抑えられます。

ITに不慣れな方でも扱いやすい設計になっており、身近な写真やイラストを使って、自分だけのLINEスタンプを楽しみたい方に最適なツールです。
自分用スタンプの作り方ステップ
LINEスタンプを自分用に無料で使いたい場合は、LINE公式の「LINEスタンプメーカー」アプリを使って、スタンプを作成・申請し、非公開設定で審査を通すという手順を踏む必要があります。以下にその具体的な流れを説明します。
1. アプリのインストールとログイン
まずは「LINEスタンプメーカー」アプリをスマートフォンにインストールし、LINEアカウントでログインします。iOS・Androidのどちらにも対応しており、アプリは無料で利用できます。
2. スタンプの作成
アプリにログイン後、「+」ボタンをタップしてスタンプ作成を開始します。作成方法は以下のように選べます。
- アルバムから写真を選んでスタンプ化
- その場でカメラ撮影してスタンプ化
- アプリ内でイラストを手描き
- アバターを使って自動生成
スタンプの個数は8・16・24・32・40個のいずれかに揃える必要があります。写真やイラストを加工するためのフレームやテキスト挿入、ステッカー機能も充実しています。
3. スタンプパッケージの設定
スタンプが完成したら、申請用のパッケージを作成します。この際に必要な情報は以下の通りです。
- タイトル(全角20文字以内)
- 説明文(全角80文字以内)
- メイン画像(一覧に表示されるサムネイル)
- スタンプの並び順と使用画像
設定画面では、「写真の使用あり」にチェックを入れることも忘れずに行ってください。
4. 販売申請と非公開設定
「販売申請」ボタンをタップして申請を進めます。自分用に使いたい場合は、以下の2点の設定が必須です。
- プライベート設定:ショップ非公開
- LINEスタンププレミアム:参加しない
この設定により、スタンプショップや検索結果、ランキングに表示されず、自分だけがスタンプを利用できる状態になります。
5. 審査リクエストと完了通知
申請が完了すると、LINEから「審査待ち」の通知が届きます。通常は1~3日で審査が完了し、承認されれば「販売開始待ち」ステータスに切り替わります。
6. 無料ダウンロード
スタンプの販売を開始すると、作成者本人のみが無料でダウンロードできるリンクがLINE公式アカウントから届きます。そのリンクから「ダウンロード(購入済み)」をタップすれば、スタンプがLINEで利用できるようになります。
なお、家族や友人に使ってもらうには、購入ページをシェアするかプレゼント機能を使う必要があり、無料では提供できません。

以上のステップを踏むことで、誰にも見られず自分用のLINEスタンプを無料で楽しむことが可能です。デザインにこだわらなくても、写真ベースの簡単なものから始められるため、初心者にもおすすめです。
家族や友人と使うときの注意点
非公開設定でも完全な非公開にはならない
スタンプを「非公開」に設定しても、スタンプを使ったトークで相手がスタンプをタップすれば、販売ページにアクセスできてしまいます。また、URLを直接知っていれば第三者でもスタンプを購入できます。そのため、身内だけで使いたいスタンプは、使用後に販売停止を行うことが重要です。
プレゼント機能の使い方と費用
家族や友人にスタンプを無料で使ってもらうことはできません。スタンプの作成者だけが無料でダウンロード可能で、それ以外の人は120円(50コイン)以上で購入する必要があります。どうしても費用をかけさせたくない場合は、作成者がスタンプを購入してプレゼントする方法が有効です。アプリ内の[申請済みリスト]から該当スタンプを選び、[STORE]→[プレゼントする]と進み、送りたい相手を選んで購入を完了させます。
スタンプを共有後は販売停止を忘れずに
家族や友人にスタンプを送ったあとは、第三者の購入を防ぐために販売停止の処理をしておきましょう。販売停止はアプリでは行えないため、LINE Creators MarketのPC版にアクセスし、マイページの[アイテム管理]からスタンプの販売停止を設定します。販売停止後も、すでにダウンロードしたスタンプは引き続き使用可能です。
LINEスタンププレミアムの注意点
LINEスタンププレミアムへの参加設定が「参加する」になっていると、サブスクリプション契約者すべてにスタンプが公開されてしまいます。家族や特定の人だけに使ってもらいたい場合は、販売情報入力時に「参加しない」を必ず選択してください。この設定を忘れると、想定外のユーザーにスタンプが使用されるリスクがあります。
トークでのスタンプ共有にも注意が必要
スタンプをトークで送信すると、相手がスタンプをタップすることで購入ページにアクセスできてしまいます。非公開設定にしていても、LINE上で共有されたスタンプから辿って購入される可能性があります。家族や友人が購入したことを確認した後は、速やかに販売停止することで、予期しない共有を防ぐことができます。
安心して使うためのポイント
- 非公開設定に加えて販売停止を活用する
- プレゼント機能を使えば費用負担を避けられる
- LINEスタンププレミアムは「参加しない」に設定
- トーク経由の第三者アクセスにも注意を払う

これらの設定と対策を講じておくことで、自作スタンプを家族や友人とのクローズドな環境で安全に楽しむことができます。
申請なしは可能か?よくある誤解と現実
申請なしで使えると思い込んでいないか?
LINEスタンプを「申請せずに使いたい」と考えるユーザーは多いですが、LINEの仕組み上、それはできません。スタンプをLINEで使うには、必ず販売申請と審査を経る必要があります。これはたとえ販売目的でなく、完全に自分だけで使いたい場合でも同じです。
「スタンプを作ったら即座に使える」と誤解していると、申請が必要なことを知った時点で挫折する人も少なくありません。しかし実際は、申請といっても審査のハードルは高くなく、正しい設定をすれば誰にも見られずに自分専用として使うことが可能です。
申請=販売ではないという事実
申請をすることで「LINEスタンプが世界中に公開されてしまうのでは」と心配する人もいますが、これは誤解です。販売申請をしたスタンプが自動的に誰でも購入できるようになるわけではありません。
申請時に「非公開」を選び、「LINEスタンププレミアムに参加しない」を設定することで、検索やランキング、スタンプリストなどには一切表示されなくなります。また、販売価格を設定しても、リンクをシェアしない限り他人に見つかる可能性はほぼゼロです。
この非公開設定を活用すれば、スタンプを自分用にだけ使える環境が整います。
作成者のみが無料で使えるという仕組み
「非公開にすれば、家族や友人も無料で使える」と考えるのも誤解です。LINEスタンプメーカーを使って申請したスタンプは、作成者本人のみが無料でダウンロード可能です。その他の人が使うには、購入という形になります。
販売リンクを送れば他の人もスタンプを入手できますが、無料で提供する方法は存在しません。どうしても無料で使ってもらいたい場合は、作成者が購入してプレゼントするしかありません。
審査に通らなければ使えない現実
「審査なんていらない」と思うかもしれませんが、LINEでは申請されたすべてのスタンプに対して審査を行います。これはLINEのガイドラインに基づいて行われ、不適切な表現や著作権・肖像権の問題がないかを確認するためです。
リジェクト(審査落ち)された場合でも、指摘された部分を修正して再申請することが可能です。実際のところ、審査は通常1~2日で完了することが多く、特別な審査費用もかかりません。
結論:申請は避けられないが設定で自分専用にできる
LINEスタンプを「申請なし」で使う方法は存在しませんが、販売申請と審査を通した上で非公開設定をすれば、実質的に「自分専用スタンプ」として利用可能です。
正しい設定をすれば、他人に見られず、自分だけのLINEスタンプを楽しむことができます。誤解に惑わされず、仕組みを正しく理解して活用することが大切です。
トラブルを避けるポイント
写真・画像の使用ミスによるリジェクト
スタンプに写真を使う場合は、販売申請時に「写真を使用しています」のチェックを必ず入れてください。1枚でも写真を使用しているのに「使用していません」としてしまうと、LINEの審査で即リジェクト対象となります。特にペットや家族の写真を使ったスタンプではこのミスが多いため注意が必要です。
また、第三者が撮影した写真やインターネット上の画像を使うことは、著作権や肖像権の侵害に該当する可能性があり、これも審査落ちの原因になります。使用する素材は自分が撮影・制作したものに限定してください。
著作権・肖像権違反のリスク
有名人の顔、アニメやゲームのキャラクター、ロゴ、商標などを使ったスタンプは、たとえ自分で描いたイラストであっても審査に通りません。LINEの審査ガイドラインでは、これらはすべて権利侵害とみなされる可能性があります。
特に本人の写真や似顔絵を使った場合でも、本人であることの証明が困難な場合はリジェクトされることがあります。もし審査落ちした場合は、LINEからの連絡に従って必要な証明書類を提出する必要があります。
公開範囲の設定ミス
スタンプを完全に自分専用にしたい場合は、「非公開」に設定しなければなりません。販売申請時に「ショップ非公開」を選択しないと、スタンプがLINE STOREやスタンプショップに表示され、他人が見たり購入したりできる状態になります。
非公開に設定しても、スタンプをトークで使用した場合、そのスタンプをタップすると購入ページにアクセスできてしまう仕様です。他人に絶対見せたくない場合は、審査通過後すぐに販売停止の手続きを取ってください。
スタンププレミアム設定の確認
「LINEスタンププレミアム」の参加設定が「参加する」になっていると、加入者全員がそのスタンプを使用できるようになります。申請画面ではデフォルトで参加になっているため、必ず「参加しない」に変更してください。設定ミスにより、非公開のつもりが公開扱いになってしまうトラブルが発生しています。
申請後の販売状況管理
スタンプ作成・申請が完了しても、その後の管理を怠るとトラブルの原因になります。LINEスタンプメーカーのアプリでは販売停止ができないため、必ずPCブラウザから「LINE Creators Market」にアクセスし、販売ステータスを確認・操作してください。

特に初めてスタンプを作る場合は、販売状況、非公開設定、ダウンロード状況などを数日おきに確認することをおすすめします。意図しない公開や設定漏れによってスタンプが外部に流出してしまうケースを未然に防ぐことができます。