楽天ひかり引っ越し完全ガイド!移転手続き・費用・工事・解約の判断基準を整理



目次

楽天ひかりの引っ越し前に確認するポイント

楽天ひかりの引っ越しでは、現在の契約をそのまま移せるかだけでなく、新居の回線設備、工事の可否、開通希望日をまとめて確認する必要があります。住所変更の手続きだけで済むと思っていると、入居後に工事待ちが発生し、仕事や動画視聴に使うインターネット環境を確保できないことがあります。

最初に確認したいのは、新居の住所が確定しているかどうかです。設置場所変更の申し込みでは、郵便番号や番地、建物名、部屋番号などの正確な情報が求められます。賃貸借契約書、不動産会社から届いた入居案内、売買契約書などを見ながら入力し、表記を省略しないようにします。

新築住宅では、地図やNTTの設備情報に住所が反映されていない場合があります。市区町村で住所が決まっていても、回線事業者側で設置場所を特定できるとは限りません。新築への引っ越しでは、通常の物件よりも住所確認に時間がかかる可能性を見込み、入居日の直前ではなく、住所が決まり次第準備を始めることが重要です。

提供エリアと建物設備を別々に確認する

新居が楽天ひかりの提供地域に含まれていても、その建物ですぐに利用できるとは限りません。提供エリアの確認は地域単位の判定であり、建物内の配線状況や管理規約まで保証するものではないためです。

集合住宅では、不動産会社や管理会社に次の点を確認します。

  • 建物にフレッツ光系の回線設備が導入されているか
  • 室内に光コンセントが設置されているか
  • 光配線方式、VDSL方式、LAN配線方式のどれに該当するか
  • 個別に光ファイバーを引き込む工事が認められているか
  • 共用部分の設備を利用する際に管理会社への申請が必要か

室内の壁に光と書かれた差込口があっても、以前の入居者が利用していた設備が現在も有効とは限りません。差込口の有無だけで無派遣工事になると判断せず、申し込み後の設備確認結果を待つ必要があります。

戸建てでは、電柱から建物まで光ファイバーを引き込めるかがポイントです。住宅前の道路状況、電柱の位置、配管の空き、外壁への固定金具の設置可否によって工事内容が変わります。中古住宅に光コンセントが残っていても、前契約の設備情報がそのまま使えるとは限らないため、現地作業が発生する可能性を考えておきます。

賃貸物件は新居と旧居の両方で許可を取る

賃貸住宅では、新居の開通工事だけでなく、旧居の設備を残して退去できるかも確認します。管理会社への質問は、光回線を使えますかという聞き方だけでは不十分です。担当者には、壁への穴あけ、外壁への金具固定、既存配管の利用、光コンセントの設置が認められるかを具体的に伝えます。

新居では、次のように確認すると話が進みやすくなります。

「NTTの光回線を利用する予定です。既存設備で開通できない場合、配管への通線や外壁への金具固定を伴う工事は可能でしょうか」

旧居では、退去時の原状回復条件を確認します。光コンセントや引き込み線を残してよい物件もあれば、撤去を求められる物件もあります。退去立ち会いの当日に初めて撤去を指示されると、解約日や鍵の返却日に間に合わないことがあります。管理会社から撤去が必要と言われた場合は、口頭だけで終わらせず、撤去対象となる設備を確認しておくと行き違いを防げます。

入居日ではなくインターネットが必要な日から逆算する

移転手続きを始める基準日は、引っ越し日だけではありません。在宅勤務を始める日、オンライン授業が再開する日、テレビで動画配信サービスを使い始める日など、安定した回線が必要になる日を基準にします。

例えば、土曜日に入居し、翌週月曜日から在宅勤務を始める場合、開通工事を土曜日に設定できなければ業務に影響します。工事日が決まるまでの期間だけでなく、工事後にONUやルーターを接続し、通信確認を行う時間も必要です。

申し込み前には、次の情報をまとめておきます。

  • 新居の正確な住所と部屋番号
  • 入居日と鍵を受け取れる日
  • 日中に連絡を受けられる電話番号
  • 新居の固定電話番号または設置先確認に必要な情報
  • 工事に立ち会える候補日
  • 旧居の退去日と撤去工事の要否
  • 新居で使用するIPv6対応ルーターの有無

工事が入居日までに終わらない可能性がある場合は、スマートフォンのテザリング、短期レンタルのモバイルWi-Fi、ホームルーターなどを準備します。通信量の上限や速度制限も確認が必要です。数日間だけ動画を控えれば済む家庭と、毎日ビデオ会議を行う家庭では、必要な代替手段が異なります。

契約内容の確認も欠かせません。メンバーズステーションで契約期間、更新期間、工事費の支払い状況、利用中のオプションを確認します。楽天ひかりを継続するつもりでも、引っ越しを機に固定電話や不要なオプションを見直せることがあります。現在使っているルーターが新居でも利用できるか、レンタル機器と購入品のどちらなのかも区別しておきましょう。

楽天ひかりの引っ越し準備は、住所、建物設備、工事許可、必要な開通日を順番に確認すると、入居後にインターネットが使えない事態を防ぎやすくなります

移転・解約・乗り換えの選び方

楽天ひかりの引っ越しでは、現在の契約を維持する移転、契約自体を終了する解約、別の光回線へ変更する乗り換えの三つが主な選択肢です。月額料金やキャンペーンだけで決めると、工事待ちの期間、解約費用、スマートフォンとのセット割などを見落としやすくなります。

判断の順番は、新居で楽天ひかりを利用できるか、希望日までに開通できるか、移転にかかる総額が妥当かの三段階です。楽天ひかりに不満がない場合でも、開通時期が生活に合わなければ、移転が最適とは限りません。

楽天ひかりを継続するなら移転を選ぶ

新居が提供エリア内で、工事日を確保でき、現在の利用環境に不満がなければ移転が基本的な選択肢です。契約を終了せず、設置場所を旧居から新居へ変更するため、解約と新規契約を別々に行う必要がありません。

移転が向いているのは、次のようなケースです。

  • 新居でも楽天ひかりを利用できる
  • 引っ越し日までに手続きする時間がある
  • 新居に光回線設備があり、短期間で開通できる見込みがある
  • 現在の通信速度やサポートに大きな不満がない
  • 楽天モバイルや楽天ポイントを含めてサービスを利用している
  • 契約更新期間外で、解約費用を避けたい

移転を選ぶ際は、今の料金が続くから安いと単純に判断しないことが大切です。新居で派遣工事が必要になれば移転工事費が発生します。NTT東日本とNTT西日本の管轄をまたぐ引っ越しでは、同じ管轄内の移転より工事費が高くなる場合があります。

新居の設備状況が不明な段階では、最も安い無派遣工事の金額を前提に予算を組まないようにします。申し込み時には、屋内配線工事の有無、土日工事の追加料金、NTT機器の変更費用などを含めた見込み額を確認します。

移転では旧居と新居の利用日を完全につなげられないこともあります。旧居の回線停止日と新居の開通日が離れる場合、利用できない期間の料金がどのように扱われるかも確認しておく必要があります。数日程度ならテザリングで対応できますが、数週間になる場合は代替回線の費用も移転コストに含めて考えます。

提供条件や開通時期が合わなければ乗り換える

新居が楽天ひかりの提供エリア外である場合、移転は選べません。提供エリア内でも、建物の設備や管理規約によって工事ができない場合があります。新居がインターネット無料物件で、指定回線以外を契約できないケースも同様です。

乗り換えを検討しやすいのは、次のような状況です。

  • 楽天ひかりの開通が仕事開始日や入居日に間に合わない
  • 新居で利用できる別回線がすでに導入されている
  • スマートフォンの契約先を変更し、他社のセット割を利用できる
  • 現在の速度や夜間の混雑に不満がある
  • 引っ越し先で高速プランや独自回線を利用したい
  • 乗り換え先が開通までの通信機器を貸し出している

乗り換え先を選ぶときは、広告に表示されるキャッシュバック額より、利用開始までの確実性を優先します。高額特典があっても、受け取りが数カ月後で申請手続きが複雑な場合や、不要なオプション加入が条件になっている場合があります。

比較する費用は、楽天ひかりの契約解除料だけではありません。工事費の残額、レンタル機器の返送料、新しい回線の契約事務手数料、開通工事費、工事待ち期間のモバイル回線代を合計します。乗り換え先が違約金負担や工事費割引を行っていても、適用条件や証明書の提出期限を確認しなければなりません。

スマートフォンとのセット割も、家族全体で計算します。1回線あたりの割引が小さく見えても、家族4人が同じ通信会社を利用していれば年間の差は大きくなります。一方、セット割を受けるために高額な固定電話オプションへの加入が必要であれば、割引額からオプション料金を差し引いて判断します。

解約は新居で固定回線が不要な場合に選ぶ

新居で楽天ひかりを使わず、別の光回線にも加入しない場合は解約を選びます。インターネット無料物件への入居、長期間の海外赴任、実家への同居、モバイル回線だけで十分な生活に変わる場合などが該当します。

解約前には、契約更新期間と工事費残額を確認します。契約解除料がかからない期間であっても、過去の開通工事費を分割払いしている場合は、残額の扱いを確認する必要があります。利用中のオプションが楽天ひかりの解約と同時に終了するのか、別途手続きが必要なのかも整理します。

申請日と解約日は同じとは限りません。希望日から逆算し、余裕を持って手続きを進めます。旧居の退去日だけを基準にすると、撤去工事や機器返却が間に合わない可能性があります。

レンタル機器は、ONU、ホームゲートウェイ、ルーターなどを分けて確認します。機器によって貸出元や返却先が異なることがあるため、まとめて自己判断で送らないようにします。返却案内が届いたら、機器名、製造番号、付属品、返却期限を確認し、発送伝票の控えを保管しておくと安心です。

三つの選択肢で迷った場合は、次の順番で判断すると整理しやすくなります。

  1. 新居で楽天ひかりを利用できるか
  2. 必要な日までに開通できるか
  3. 移転工事費と代替通信費はいくらか
  4. 解約費用と工事費残額はいくらか
  5. 乗り換え先の初期費用と月額料金はいくらか
  6. 2年間または3年間の総支払額はどう変わるか
  7. 開通までの通信手段が用意されているか

例えば、移転費用が1万円、工事待ちが3週間、代替のモバイルWi-Fiが5,000円かかるなら、実質的な負担は1万5,000円です。別回線への乗り換えで契約事務手数料と工事費が必要でも、違約金負担や工事費割引が適用され、入居直後から通信手段を借りられるなら、乗り換えのほうが生活への影響を抑えられることがあります。

反対に、現在の契約更新期間外で解約費用が発生し、新居では無派遣工事により短期間で楽天ひかりを使えるなら、移転のほうが手続きも総額も抑えやすくなります。目先の費用だけでなく、開通までの日数と2年以上の通信費を合わせて決めることが重要です。

移転、解約、乗り換えは、月額料金だけでなく、開通日、工事費、解約費用、代替回線を含む総負担で比べると判断を誤りにくくなります

楽天ひかりの引っ越し手続きの流れ

楽天ひかりを新居でも継続する場合は、現在の契約を解約して申し込み直すのではなく、設置場所を変更する移転手続きを行います。契約を維持したまま利用住所を変更するため、不要な解約手続きや契約解除料の発生を避けやすい方法です。

ただし、登録住所を書き換えるだけでは完了しません。新居の設備状況によっては開通工事が必要になり、旧居でも管理会社から回線設備の撤去を求められることがあります。申し込み、工事日調整、旧居の確認、新居の開通、機器設定までを一連の作業として進めることが重要です。

申し込み前に新居の情報をそろえる

最初に、新居で楽天ひかりを利用できる状態か確認します。楽天ひかりはNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用するサービスですが、提供エリア内であっても、すべての建物で直ちに開通できるとは限りません。

集合住宅では、建物に導入されている回線設備や配線方式によって申し込めるプランが変わります。管理会社や不動産会社に「光回線対応」と言われても、それだけで楽天ひかりが工事不要になるとは判断できません。光コンセントの有無、過去の回線利用状況、共用部までの設備導入状況を確認しておきます。

移転申し込みでは、主に次の情報が必要です。

  • 新居の郵便番号と住所
  • 建物名、部屋番号
  • 戸建てか集合住宅か
  • 新居への入居予定日
  • 日中に連絡を受けられる電話番号
  • 固定電話を利用している場合の電話番号と契約名義
  • 旧居の退去日
  • 工事に立ち会える日程

住所は、住民票上の表記だけでなく、NTT側で認識できる住所として登録されている必要があります。特に新築戸建てでは、地図上に建物が表示されていても、回線事業者の住所データに反映されていないことがあります。番地が確定していない段階や、建物名が仮称のままでは、設備確認が進まない場合があるため注意が必要です。

賃貸物件では、工事申し込みの前に管理会社へ確認します。聞く内容は「光回線を引くことは可能ですか」だけでは不十分です。壁への穴開け、ビス留め、外壁への機器設置が必要になった場合の許可と、退去時に設備撤去が必要かまで確認しておくと、工事当日の中止や退去直前の混乱を防げます。

メンバーズステーションから設置場所変更を申し込む

必要な情報がそろったら、楽天ひかりの会員ページであるメンバーズステーションにログインします。会員メニューから登録情報・設定変更へ進み、楽天ひかりの設置場所変更に関する項目を選択して申し込みます。

入力時に間違えやすいのが、契約者住所と回線設置場所の違いです。回線設置場所には、実際に楽天ひかりを利用する新居の住所を入力します。マンション名や部屋番号を省略すると、建物設備を正しく判定できない場合があります。

申し込み完了画面や受付番号は、スクリーンショットやメモで残しておきます。申し込んだつもりでも、入力途中で画面を閉じて受付が完了していないケースがあるためです。受付後に確認メールが届く場合は、迷惑メールフォルダも確認します。

申し込み後は、新居で派遣工事が必要か、現地作業を伴わない無派遣工事で済むかが確認されます。光コンセントが残っている物件でも、設備の種類や前契約者の利用状況によっては派遣工事になることがあります。反対に、室内設備が整っていれば、作業員が訪問せず、NTT側の設定変更だけで開通する可能性があります。

楽天ひかり工事受付センターなどから連絡が来たら、次の点を確認します。

  • 新居の開通予定日
  • 派遣工事か無派遣工事か
  • 立ち会いが必要か
  • 工事費の見込み額
  • 土日や時間指定による追加料金
  • 旧居で撤去工事が必要か
  • 利用するONUなどの機器が変更されるか

電話では工事日だけを聞いて終わらせず、開通日と課金条件も確認しておくことが大切です。引っ越し日と開通日に間がある場合、その期間の利用料金がどのように扱われるかを聞き、担当者名と回答内容を記録しておくと認識違いを防げます。

旧居の確認と新居の開通作業を行う

旧居の回線設備を残せる場合、原則として大がかりな作業は不要です。ただし、管理会社や大家から原状回復を求められた場合は、撤去工事を手配します。退去立ち会いの直前に撤去が必要だと分かっても、希望日に作業員を確保できるとは限りません。退去日の数週間前までには、設備を残してよいか書面やメールで確認しておくと安全です。

新居で派遣工事を行う場合は、契約者本人でなくても、工事内容を判断できる成人の家族などが立ち会えることがあります。立ち会う人には、ONUやルーターを置く場所、光コンセントを設置したい部屋、配線を通してよい場所を伝えておきます。

賃貸住宅で作業員から穴開けやビス留めの許可を求められた場合、立会者がその場で判断できないと工事が中断することがあります。管理会社の連絡先と許可内容が分かる資料を用意しておくと対応しやすくなります。

開通工事が終わったら、ONUとIPv6対応ルーターを接続します。以前の住居で使っていたルーターを引き続き利用する場合でも、配線を挿し直すだけでつながるとは限りません。まずONUとルーターの電源を切り、ONU、ルーターの順に起動します。その後、スマートフォンやパソコンを接続し、複数のウェブサイトが開けるか確認します。

インターネットにつながらない場合は、設定を何度も変更する前に、ONUの認証ランプ、光回線ランプ、ルーターのインターネットランプを確認します。光回線ランプが消灯しているなら、Wi-Fi設定より回線側の問題が疑われます。ランプの状態を控えて問い合わせると、原因の切り分けがスムーズです。

最後に、契約者情報や請求先住所も新住所へ変更します。設置場所変更と契約者住所の変更が別手続きになっている場合があるため、メンバーズステーション上の登録情報を見直してください。

移転手続きは住所変更だけではなく、設備確認と工事調整まで含まれます。受付番号と担当者の回答を記録しながら進めると、引っ越し直前の行き違いを防ぎやすくなります

移転手続きはいつまでに申し込むべきか

楽天ひかりの移転申し込みは、通常期でも引っ越し予定日の1カ月前までに始めるのが一つの目安です。ただし、1カ月前に申し込めば必ず入居日に開通するという意味ではありません。建物設備、新居の住所登録、工事枠の空き状況によっては、1カ月以上かかることがあります。

特に3月から5月の引っ越しシーズン、新築住宅への転居、戸建てへの新規引き込みが必要なケースでは、6週間から2カ月程度の余裕を見て動く方が現実的です。仕事やオンライン授業で固定回線が欠かせない場合は、開通希望日ではなく「インターネットを使えないと困る日」から逆算します。

通常期は入居日の1カ月以上前を基準にする

新居の住所と入居日が決まったら、できるだけ早く設備確認を始めます。申し込みを遅らせる原因になりやすいのが、「鍵を受け取ってからでなければ手続きできない」と考えることです。新居の正式住所と物件情報が確定していれば、入居前でも申し込みを進められる場合があります。

標準的な進め方は次のとおりです。

  • 入居日の2カ月前までに新居の回線設備を確認する
  • 6週間前までに管理会社へ工事と設備残置の可否を聞く
  • 1カ月以上前までに設置場所変更を申し込む
  • 受付後の連絡で工事方法と開通予定日を確認する
  • 入居日の2週間前までに代替回線が必要か判断する

申し込み時点では、希望する工事日を複数用意しておくと調整しやすくなります。平日しか立ち会えないのか、土日でも対応できるのか、午前と午後のどちらが都合よいのかを家族と共有しておきます。

入居日当日の工事を希望する人もいますが、引っ越し作業と回線工事を同じ時間帯に入れるのは避けた方が無難です。搬入業者が出入りしていると、作業場所を確保できなかったり、工事車両を駐車できなかったりします。可能であれば、鍵の受け取り後から引っ越し前日まで、または引っ越し翌日以降に設定します。

一方、工事を早くしすぎると、新居にONUなどの機器が届いても受け取れないことがあります。郵送物や機器の発送先、受取可能日も工事日と一緒に確認してください。

繁忙期と新築物件は2カ月前から準備する

3月から5月は、転勤、進学、就職に伴う申し込みが集中します。楽天ひかりだけでなく、同じNTT回線設備を利用する複数の光回線から工事依頼が入るため、地域によっては希望日の予約が難しくなります。

繁忙期に「1カ月前だから間に合う」と考えるのは危険です。入居日が3月下旬であれば、1月から新居の設備状況を確認し、住所が確定し次第申し込みに進む方が安心です。工事枠が埋まっている場合、開通が4月末や5月以降になる可能性も考慮します。

新築戸建てでは、工事枠の問題に加えて住所登録が壁になります。市区町村で住所が決まっていても、NTT側の設備管理システムに登録されていなければ、提供可否の調査が進まないことがあります。

新築物件で早めに確認したい項目は次のとおりです。

  • 住居表示や番地が正式に確定しているか
  • 建物がNTTの住所データに登録されているか
  • 電柱から建物まで光ファイバーを引き込めるか
  • 引き込み経路に私有地や他人の敷地が含まれないか
  • 電話線や光回線用の配管が施工されているか
  • 外壁への金具設置について施工会社の許可が必要か

建売住宅や注文住宅では、住宅会社の担当者に「光回線用の空配管はどこからどこまで通っていますか」と聞くと、工事当日の判断がしやすくなります。「インターネット対応住宅ですか」という聞き方では、LAN配線だけを指して回答されることがあるためです。

マンションの新築物件では、建物全体の光回線工事が完了していても、各部屋の利用開始手続きが可能になる時期が決まっている場合があります。管理会社へ、利用できる回線事業者、開通受付の開始日、部屋までの配線状況を確認します。

開通が間に合わない場合の判断期限を決める

移転申し込みを済ませた後も、工事日が確定するまでは安心できません。楽天ひかりから連絡が来ない場合は、受付済みだから待ち続けるのではなく、申し込みから数日から1週間を目安に受付状況を確認します。

問い合わせ時には、単に「いつ工事できますか」と聞くより、次のように具体的に確認すると判断材料を得やすくなります。

  • 申し込みは正常に受け付けられているか
  • 設備調査はどの段階まで進んでいるか
  • 工事日の回答はいつ頃になる見込みか
  • 無派遣工事へ変更される可能性はあるか
  • 入居日までに開通できない場合の料金はどうなるか
  • 工事日確定後に変更すると追加料金がかかるか

開通日が入居日に間に合わないと分かったら、代替手段を早めに確保します。スマートフォンのテザリングは短期間なら使いやすいものの、オンライン会議や動画視聴が続くと通信容量を消費します。家族全員が利用する場合や、在宅勤務で大容量ファイルを扱う場合は、モバイルWi-Fiやホームルーターの短期利用も検討対象です。

代替回線を選ぶときは、月額料金だけでなく、最低利用期間、解約手数料、端末代金、返却期限を確認します。1カ月だけ使うつもりでも、端末の分割払いが残る契約では負担が大きくなることがあります。

実務上は、入居日の2週間前を判断期限にすると動きやすくなります。この時点で開通日が確定していなければ、一時回線を手配するか、楽天ひかりの継続自体を見直します。開通予定が数日遅れる程度なら移転を待つ選択もできますが、1カ月以上先になる場合は、移転費用、利用できない期間の料金、代替回線費用を合計して判断する必要があります。

工事日が決まっていても、当日の設備状況によって作業が完了しない可能性は残ります。電柱使用の調整、配管の詰まり、管理会社の許可不足などが見つかると再工事になるため、重要な仕事を開通予定日の直後に集中させないこともリスク対策になります。

通常期は1カ月前、繁忙期や新築は2カ月前を基準にし、入居日の2週間前までに工事日が決まらなければ、一時回線を準備するか継続条件を見直すのが実務的です

楽天ひかりの引っ越し費用と追加料金

楽天ひかりの引っ越し費用は、単純に旧居から新居までの距離で決まるわけではありません。主な判断材料は、新居で必要になる工事の内容と、移転によってNTT東日本・NTT西日本の提供エリアをまたぐかどうかです。新居に光回線設備が残っていても、現地確認前に最安料金になるとは限らないため、申し込み段階では金額を確定情報として扱わないことが大切です。

同一エリア内とエリアをまたぐ場合の費用差

NTT東日本の提供地域内から同じNTT東日本エリアへ移る場合や、NTT西日本エリア内で住所を変更する場合は、同一エリア内の移転として扱われます。反対に、NTT東日本からNTT西日本、またはNTT西日本からNTT東日本へ引っ越す場合は、エリアをまたぐ移転です。

工事費の目安は次のように整理できます。

移転区分工事内容工事費の目安
同一エリア内屋内配線を新設する派遣工事11,000円
同一エリア内屋内配線を新設しない派遣工事9,900円
同一エリア内作業員が訪問しない無派遣工事3,300円
エリアをまたぐ屋内配線を新設する派遣工事22,000円
エリアをまたぐ屋内配線を新設しない派遣工事11,660円
エリアをまたぐ作業員が訪問しない無派遣工事3,300円

金額が高くなりやすいのは、戸建てや光回線未導入の物件で、電柱や共用設備から光ファイバーを引き込み、室内まで配線するケースです。光コンセントが設置済みで、既存配線を利用できれば工事内容が軽くなり、費用も抑えられる可能性があります。

ただし、壁に光コンセントがあるだけでは無派遣工事になると判断できません。以前の入居者が別の回線を使っていた、配線が途中で切断されている、建物側の設備と契約予定の回線種別が一致しないといった理由で、作業員の訪問が必要になることがあります。

新居の内見時には、光コンセントの有無だけでなく、差込口付近にNTTの表示があるか、管理会社が把握している導入回線は何かまで確認しておくと、費用の見通しを立てやすくなります。

工事費以外に確認したい追加料金

楽天ひかりの移転では、基本工事費以外の料金が加算される場合があります。見積もりを確認するときは、工事費という一項目だけを見るのではなく、追加作業や日程条件を含めた総額で判断してください。

代表的な追加料金には、次のようなものがあります。

  • NTT回線種別やNTT機器の変更に伴う費用
  • NTT東日本とNTT西日本をまたぐ場合の移転登録費用
  • 土曜日、日曜日、祝日の工事に対する割増料金
  • 夜間や深夜に作業を依頼する場合の割増料金
  • 午前や午後など、工事時間帯を細かく指定する場合の料金
  • 特殊な配線や追加作業が必要になった場合の費用

競合情報では、NTT回線種別や機器の変更費用として3,300円、東西エリアをまたぐ場合の移転登録費用として880円が挙げられています。実際の請求条件は契約状況や工事内容で変わるため、申し込み後の連絡では名称だけでなく、金額と発生理由まで確認する必要があります。

引っ越し日を土日に設定している人は、開通工事も同じ週末にまとめたくなります。しかし、平日工事に変更できるなら追加負担を抑えられる可能性があります。家族が平日に立ち会える、引っ越し前に鍵を受け取れるといった状況であれば、平日の空き枠を確認する価値があります。

戸建てからマンション、マンションから戸建てへ移る場合は、工事費だけでなく、引っ越し後の契約タイプや月額料金が変わらないかも確認してください。初回請求では工事費、追加料金、通常の月額料金が同時に計上される可能性があるため、想定より請求額が大きく見えることがあります。

正式な金額を確認するときの質問項目

楽天ひかりの設置場所変更を申し込んだ直後は、新居の設備状況が確定していないことがあります。電話や案内メールで工事内容が示されたら、次の点を一つずつ確認すると、請求時の認識違いを防げます。

  • 派遣工事と無派遣工事のどちらになるか
  • 屋内配線の新設が必要か
  • NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐか
  • 回線種別やONUなどの機器変更があるか
  • 土日祝日や時間指定の追加料金が含まれているか
  • 現時点の工事費総額はいくらか
  • 現地作業によって追加料金が発生する可能性があるか

担当者には、工事費はいくらですかとだけ聞くより、税込みの総額と、別途発生する可能性がある項目を教えてくださいと伝えるほうが明確です。口頭で案内された場合は、金額、担当窓口、確認日をメモしておくと、後日の問い合わせがスムーズになります。

引っ越しを機に解約や乗り換えも検討しているなら、移転費用だけで結論を出さないことも重要です。楽天ひかりを解約した場合の契約解除料、工事費分割払いの残額、レンタル機器の返却費用、新しい回線の事務手数料や開通工事費まで合計してください。

例えば、楽天ひかりの移転工事費が22,000円でも、他社への乗り換えで高額な解約費用と新規工事費が発生するなら、移転のほうが総負担を抑えられる場合があります。反対に、新規契約特典で工事費や解約費用の負担を軽減できるなら、乗り換えが有利になることもあります。比較する期間を引っ越し当月だけにせず、開通後6カ月から1年程度の総支払額で見ることが判断のコツです。

楽天ひかりの引っ越し費用は表示された工事費だけで判断せず、エリア区分、配線内容、工事日時、機器変更を含めた総額を確認してください

旧居の撤去工事と新居の開通工事

楽天ひかりの引っ越しでは、旧居の回線を必ず撤去し、新居で必ず作業員による工事を受けるわけではありません。旧居は建物所有者が原状回復を求めるか、新居は既存設備をそのまま利用できるかによって対応が変わります。

迷いやすいのは、楽天ひかりへの申し込みだけで必要な工事がすべて自動的に決まると思ってしまう点です。旧居の退去条件は管理会社や大家、新居の施工条件は新居側の管理会社や建物設備にも左右されます。通信事業者と物件管理者の両方へ確認する必要があります。

旧居で撤去工事が必要になる条件

賃貸物件では、退去時に部屋を入居前の状態へ戻す原状回復を求められることがあります。光回線を開通した際に壁へ光コンセントを設置した、外壁から配線を引き込んだ、エアコンダクトや配管を利用したといった場合は、管理会社から撤去を指示される可能性があります。

一方、次の入居者が利用できるように光回線設備を残す方針の物件もあります。この場合、利用者の判断で先に撤去を申し込むと、必要のない作業が発生しかねません。退去連絡をする際に、光コンセントと光ファイバーを残してよいか、撤去が必要ならどの設備まで外すのかを確認してください。

電話では担当者によって回答が変わるケースもあります。退去案内、賃貸借契約書、原状回復に関する書面を確認し、可能であればメールなど記録が残る方法で回答をもらうと安心です。

確認時には、次のように具体的に伝えます。

  • 室内に光コンセントが設置されている
  • 屋外から光ファイバーが引き込まれている
  • 退去時に設備を残してよいか
  • 撤去が必要な場合は配線だけか、光コンセントも対象か
  • 工事日を鍵の返却日より前に設定する必要があるか

撤去工事に立ち会いが必要になった場合、鍵を返却した後では室内へ入れません。退去日と工事日を同日にすると、引っ越し業者の搬出や清掃と重なり、作業場所を確保できないことがあります。荷物を運び出した後から鍵を返す前までの時間帯に設定すると進めやすくなります。

集合住宅では、室内だけでなく共用部の配線盤を開ける作業が発生することもあります。オートロックの解除、管理人の対応、共用設備の鍵の手配が必要かを管理会社へ聞いておかないと、作業員が到着しても工事できない場合があります。

新居の工事内容を設備状況から判断する

新居での開通工事は、大きく派遣工事と無派遣工事に分かれます。派遣工事では作業員が訪問し、光ファイバーの引き込み、屋内配線、光コンセントの設置や接続などを行います。無派遣工事は現地作業を行わず、NTT側の切り替え作業と利用者による機器接続で開通する方法です。

マンションの部屋に光コンセントがあり、建物の共用設備から室内まで利用可能な配線が残っている場合は、無派遣工事になる可能性があります。ただし、光コンセントの存在だけで確定はできません。前の入居者が利用していた回線の種類、設備の休止状態、建物側の配線方式によっては派遣工事が必要です。

戸建てや光回線未導入の物件では、電柱から建物まで光ファイバーを引き込み、電話用の配管やエアコンダクトを通して室内へ配線することがあります。既存の経路を使えなければ、外壁への固定や穴あけが必要になる場合もあるため、持ち家以外では事前許可が欠かせません。

新居の管理会社や大家には、楽天ひかりというサービス名だけを伝えるより、NTTの光回線を利用する光コラボレーションの工事と説明するほうが伝わりやすくなります。許可を得る際は、次の条件も確認してください。

  • 外壁へのビス留めが可能か
  • 壁への穴あけが可能か
  • エアコンダクトや既存配管を利用できるか
  • 共用部や配線盤へ作業員が入れるか
  • 管理人の立ち会いや工事申請書が必要か
  • 工事可能な曜日と時間帯に制限があるか

工事申請書の提出期限が決められているマンションもあります。工事日の直前に管理会社へ連絡すると承認が間に合わず、予約を取り直すことになりかねません。楽天ひかりから工事日の案内を受けた時点で、建物側の手続きへ移るのが安全です。

工事当日の準備と開通後の確認

派遣工事では、契約者本人または建物内へ作業員を案内できる立会者が必要になることがあります。作業時間だけでなく、開始時間が前後する可能性も考え、余裕のある日を選んでください。

工事前に、ONUやルーターを置く場所を決めておくと作業が進みやすくなります。光コンセントの近くに電源がない、家具で差込口がふさがれている、希望する部屋までLANケーブルを引けないといった問題は、当日になって初めて気づきやすい点です。

開通工事の前日までに確認したい項目は次のとおりです。

  • 光コンセント周辺の家具や荷物を移動する
  • ONUとルーター用の電源を確保する
  • 共用部へ入るための連絡先や鍵を確認する
  • 工事許可書が必要なら提出を完了する
  • 楽天ひかりから届いた機器や案内書類を用意する
  • IPv6通信に対応するルーターか確認する

無派遣工事の場合も、工事日になれば自動的にWi-Fiが利用できるわけではありません。光コンセントとONU、ONUとルーターを正しく接続し、機器の電源を入れます。利用開始時刻を過ぎてもつながらないときは、ケーブルを何度も抜き差しする前にランプの状態を確認してください。

ONUの認証ランプや光回線ランプが消灯している場合は、回線側の開通処理や配線に問題がある可能性があります。ONUは正常でもルーターのインターネットランプが点灯しない場合は、ルーターの接続方法や対応機能を確認します。スマートフォン1台だけで判断せず、別の端末や有線LANでも接続を試すと、回線と端末のどちらに原因があるか切り分けやすくなります。

旧居の撤去工事と新居の開通工事は、それぞれ別の住所、別の管理者、別の日程で進みます。一枚の予定表に、退去日、鍵の返却日、撤去工事日、新居の鍵受取日、開通工事日を並べると、立ち会えない日程を組んでしまう失敗を防げます。

旧居は管理会社の撤去指示、新居は設備状況と工事許可を先に確認し、鍵の受け渡し日から逆算して工事日を組むことが重要です

引っ越し後にインターネットが使えない場合の対策

楽天ひかりの移転手続きを済ませても、新居ですぐにインターネットを使えるとは限りません。開通工事が未完了なのか、工事後の配線や機器設定に問題があるのかによって、取るべき対応は変わります。

最初に確認したいのは、楽天ひかりから案内された開通日です。鍵を受け取った日や入居日が、回線の開通日とは限りません。工事日を迎えていない段階では、光コンセントにONUやルーターを接続しても通信できないため、機器の故障を疑う前に開通状況を確認してください。

開通工事が終わっていない場合の通信手段

引っ越し日より開通工事が後になる場合は、工事日までの代替回線を用意します。用途によって必要な通信量と安定性が異なるため、単純に料金だけで選ぶと失敗しやすくなります。

メール確認や短時間のウェブ閲覧が中心であれば、スマートフォンのテザリングでも対応できます。ただし、パソコンのOS更新やクラウドへの自動バックアップが始まると、想定以上にデータ容量を消費します。テザリングを使う期間は、写真や動画の同期、アプリの自動更新、大容量ファイルのダウンロードを一時停止しておくと安心です。

在宅勤務、オンライン授業、動画視聴などで毎日長時間使う場合は、モバイルWi-Fiやホームルーターの短期レンタルも検討します。契約時には月額料金だけでなく、次の項目を確認してください。

  • 最低利用期間と途中解約時の費用
  • 端末の受取日と返却期限
  • 月間または一定期間内の通信量制限
  • 新居が利用可能エリアに入っているか
  • 返却時の送料や端末未返却時の負担

数週間だけ使うつもりでも、最低利用期間が設定されているサービスを選ぶと、光回線の開通後も料金が残ることがあります。工事予定日が確定している場合は、その日から数日余裕を持たせたレンタル期間にすると、工事延期にも対応しやすくなります。

楽天ひかりの利用料金が、移転中や工事待ちの期間にどのように請求されるかも確認が必要です。旧居の利用終了日、新居の開通日、請求対象期間は必ずしも一致しません。工事受付の担当者には、「旧居で使えなくなる日」「新居で課金対象になる日」「開通が延期された場合の料金」の3点を具体的に尋ねると、請求に関する認識違いを防げます。

工事完了後につながらない場合の確認手順

開通工事が完了しているのに通信できない場合は、配線、機器のランプ、再起動、ルーター設定の順で切り分けます。設定を何度も変更するより、原因になりやすい箇所から一つずつ確認する方が効率的です。

まず、光コンセントとONU、ONUとルーター、ルーターとパソコンの接続を確認します。LANケーブルは差し込みが浅くても見た目では分かりにくいため、一度抜いて、端子部分の爪がかかるまで挿し直してください。ONUとルーターの接続先を間違え、ルーターのLAN端子に挿しているケースもあります。ONUから来るケーブルは、ルーターのWANまたはインターネットと表示された端子へ接続します。

配線に問題がなければ、機器のランプを確認します。電源ランプだけでなく、光回線や認証、インターネット接続を示すランプが消灯または赤色になっていないかを見てください。ランプの名称は機種によって異なるため、端末の側面や取扱説明書にある表示内容と照合します。

再起動するときは、ONUとルーターの電源を同時に入れ直すのではなく、順番を守ります。

  1. ルーターの電源を切る
  2. ONUの電源を切る
  3. 数分待ってからONUの電源を入れる
  4. ONUのランプが安定してからルーターの電源を入れる
  5. スマートフォンやパソコンで接続を確認する

電源を入れた直後は、回線情報を取得するまで時間がかかります。ランプが点滅している途中で再び電源を切ると、原因の切り分けが難しくなるため、数分待ってから判断してください。

Wi-Fiと回線障害を分けて確認する方法

スマートフォンだけがつながらない場合は、楽天ひかりの回線ではなくWi-Fi設定に問題がある可能性があります。別のスマートフォンやパソコンでも接続できないかを確認し、有線LANを使えるパソコンがあれば、ルーターと直接接続して試します。

有線では通信できるのにWi-Fiだけ使えない場合は、SSIDやパスワードの入力間違い、以前の住居で使っていた接続情報、ルーターの無線機能が原因として考えられます。端末に保存されている古いWi-Fi設定を削除し、新居で使うルーターのSSIDを選び直してください。

有線でも通信できず、ONUの異常を示すランプが点灯している場合は、宅内設定だけで解決できない可能性があります。問い合わせる際は、開通工事日、ONUとルーターの型番、各ランプの状態、再起動後の変化、有線接続の結果を整理して伝えます。「インターネットが使えない」とだけ伝えるより、調査範囲を早く絞れます。

仕事で回線が必要な人は、光回線が復旧するまで代替回線を解約しない方が安全です。工事完了の連絡を受けた段階ではなく、オンライン会議や大容量ファイルの送受信を実際に試し、安定して使えることを確認してから返却手続きへ進みます。

開通日を確認したうえで、配線、ランプ、再起動、有線接続の順に調べると、回線側と宅内機器側のどちらに原因があるかを判断しやすくなります

解約や乗り換えを選ぶ場合の注意点

引っ越しを機に楽天ひかりを解約する場合は、解約費用だけで判断せず、新居でインターネットを使い始められる日まで含めて計画する必要があります。先に楽天ひかりを解約し、新しい回線の工事が遅れると、数週間から数カ月にわたって固定回線が使えないことがあります。

乗り換え先が決まっている場合は、原則として新回線の提供可否と工事予定を確認してから、楽天ひかりの終了日を決めます。旧回線と新回線の契約期間が多少重なっても、インターネットが使えない期間を避けたい人にとっては、必要な保険と考えられます。

解約申請前に確認する費用

楽天ひかりの解約時には、契約解除料、工事費の残額、解約月の利用料金、機器返却費用などが発生する可能性があります。契約した時期やプランによって条件が異なるため、他人の解約事例だけで金額を判断しないでください。

メンバーズステーションなどで、次の項目を確認します。

  • 契約期間と無料で解約できる期間
  • 契約解除料の金額
  • 開通工事費の分割払いが残っているか
  • 解約月の月額料金が日割りになるか
  • オプションサービスが同時に終了するか
  • 最終請求の時期と支払方法

解約希望日の直前に申請すると、希望した日に処理できない場合があります。引っ越し日が決まったら、解約申請の締切日と、実際に回線が停止する日を分けて確認してください。「申請した日から使えなくなる」と思い込むと、退去前に通信できなくなったり、反対に退去後も契約が続いたりします。

旧居の原状回復も見落としやすい項目です。管理会社や大家から光ファイバーや光コンセントの撤去を求められている場合は、解約申請と同時に撤去工事の相談をします。退去立ち会いの直前に撤去が必要だと判明しても、工事員を手配できない可能性があります。賃貸借契約書の原状回復に関する項目を確認し、判断できない場合は、管理会社へ光回線設備を残してよいか書面やメールで尋ねておくと記録が残ります。

乗り換え方法によって手続きの順番が変わる

楽天ひかりはNTTの設備を利用する光コラボレーションサービスです。乗り換え先も光コラボレーションに該当する場合は、楽天ひかりを単純に解約する前に、事業者変更が利用できるか確認してください。

事業者変更が利用できれば、現在の光回線設備を活用しながら契約先だけを変更できる可能性があります。先に解約すると回線自体が廃止され、新規契約として工事や待ち時間が発生することがあるため、手続きの順番が重要です。

一方、独自の回線設備を使うサービスやホームルーターへ変更する場合は、楽天ひかりとは別に開通手続きが進みます。このケースでは、新しい回線が実際に使えることを確認してから楽天ひかりを解約する方法が安全です。

乗り換え先の特典を見るときは、広告上の金額だけでなく適用条件を読みます。高額な還元が表示されていても、指定オプションへの加入、一定期間の継続利用、申請フォームからの手続き、利用開始から数カ月後の受取操作などが条件になっている場合があります。

比較時は、次の金額を一つの表にまとめると判断しやすくなります。

  • 楽天ひかりの契約解除料と工事費残額
  • 新回線の契約事務手数料と開通工事費
  • 旧回線と新回線が重なる期間の月額料金
  • ルーター購入費やレンタル料金
  • キャッシュバックを除いた実質的な支払額
  • スマートフォンとのセット割による毎月の差額

キャッシュバックは受け取れるまで費用の補填になりません。引っ越し時点で必要な現金と、特典を受け取った後の実質負担を分けて計算してください。

レンタル機器と付帯サービスの処理

解約後は、ONUやホームゲートウェイなど、借りている機器の返却が必要になる場合があります。市販ルーターとレンタル機器を混同し、自分で購入した機器まで返送しないように注意してください。

返却対象は、機器本体だけとは限りません。電源アダプター、スタンド、ケーブルなどが一式に含まれることがあります。返却案内が届いたら、対象機器の名称、製造番号、返却期限、配送方法、送料負担を確認します。引っ越し荷物に混ぜてしまうと探すのが難しくなるため、回線機器だけを一つの箱にまとめ、発送伝票の控えを保管しておくと安心です。

固定電話を利用している場合は、電話番号を継続できるかも事前確認が必要です。現在の番号の取得方法や乗り換え先によっては、番号を引き継げないことがあります。電話番号を仕事や各種登録に使っている人は、回線解約より前に乗り換え先へ相談してください。

楽天ひかりに付随するオプション、セキュリティサービス、メール関連サービスなども確認します。回線の解約と同時に終了するものと、個別の解約手続きが必要なものが混在している可能性があります。請求明細に記載されているサービス名を一つずつ確認し、不要な契約が残らないように整理します。

最終的な判断では、移転費用と解約費用の安さだけでなく、新居で使えるまでの日数、通信速度、スマートフォンとの組み合わせ、契約期間、サポート体制を含めて比較します。数千円安くても、仕事に必要な回線が数週間使えなければ、負担は金額以上に大きくなります。

乗り換えは楽天ひかりを先に解約せず、新しい回線の開通方法と利用開始日を固めてから終了日を決めるのが基本です


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19位

楽天ひかり

楽天モバイル

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,280円
マンションの月額基本料金4,180円
下り速度(実測値)213.16Mbps
上り速度(実測値)234.46Mbps
PING値(実測値)18.81ms
下り速度の速さ1.05
上り速度の速さ1.28
戸建て料金の安さ1.78
マンション料金の安さ1.00
初期費用の安さ0.89
総合1.20

楽天ひかりがおすすめの理由

楽天ひかりがおすすめの理由は「スマホセット割の割引が大きい点」「楽天市場のお買い物がポイントUP」です。

楽天ひかりは、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや遅めの速度となっています。

また、楽天の光回線サービスのため、スマホセット割があり、楽天モバイルユーザーにおすすめの光回線と言えます。

さらに楽天市場のお買い物で獲得できるポイントは、最大7倍でポイントが貯まります。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、キャンペーンの達成条件が渋く、料金はやや高めの設定となっています。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金7,040円
戸建て2年利用時の実質料金6,195円
戸建て3年利用時の実質料金5,898円
マンション1年利用時の実質料金5,940円
マンション2年利用時の実質料金5,095円
マンション3年利用時の実質料金4,798円
戸建ての月額基本料金5,280円
マンションの月額基本料金4,180円
下り速度(実測値)213.16Mbps
上り速度(実測値)234.46Mbps
PING値(実測値)18.81ms
工事費22,000円
初期費用880円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約2年契約、3年契約(お客様によって異なる)
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト(3台まで12か月間無料)
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割楽天モバイルでセット割引
支払方法クレジットカード、口座振替、デビットカード