NUROモバイル(ニューロモバイル)の機種変更方法!SIM差し替え・eSIM再発行・APN設定を解説



目次

NUROモバイルの機種変更とは?契約を変更せず端末だけ替えられる

NUROモバイルの機種変更は、回線契約を変えず端末だけ替える作業です。新しいスマートフォンを用意し、現在のSIMカードを差し替えるか、eSIMを新端末向けに再発行すれば、契約をいったん解約して申し込み直す必要はありません。NUROモバイルの機種変更を調べている人が最初に押さえるべき点は、端末の購入と回線契約の変更が別の手続きだということです。

引き継がれるものと端末側で設定し直すもの

端末だけを替える場合、電話番号・料金プラン・通話オプションなどの契約情報は基本的に引き継がれます。月の途中で機種変更しても、端末を替えたことだけを理由にデータ容量がリセットされたり、契約期間が最初から数え直されたりするわけではありません。家族や取引先へ新しい電話番号を知らせる作業も通常は不要です。

一方、新端末には写真、連絡先、LINEのトーク履歴、認証アプリなどを移す必要があります。端末に保存されていた情報は、SIMカードを差し替えただけでは自動的に移りません。AndroidではGoogleアカウント、iPhoneではクイックスタートやiCloudを使いますが、銀行アプリや電子マネーのように個別の引き継ぎ操作が必要なサービスもあります。

通信設定も端末側の作業です。新端末がNUROモバイルのSIMを認識していても、モバイルデータ通信に必要なAPN設定が入っていなければ、アンテナ表示が出ているのにウェブサイトを開けない場合があります。音声通話、SMS、データ通信は別々に確認するのが安全です。

物理SIMとeSIMでは機種変更の流れが異なる

機種変更の方法は、物理SIMとeSIMのどちらを使っているかで分かれます。物理SIMは、SIMサイズと対応回線が合えば、旧端末から取り出して新端末へ移します。現在のスマートフォンの多くはnanoSIMですが、端末によっては物理SIMを搭載せず、eSIMだけに対応する機種もあります。

eSIMは端末内部へ通信情報を登録する仕組みなので、カードを取り出して移すことはできません。新しい端末のEIDを確認し、マイページから再発行手続きを行い、新端末へプロファイルを追加します。デュアルSIM対応端末では、NUROモバイルを音声通話用にするのか、モバイルデータ通信用にするのかも端末側で指定します。

機種変更で契約情報まで変更する必要があるのは、SIMの種類や回線を変える場合、SIMサイズが合わず交換が必要な場合などです。単に同じ規格の動作確認端末へ替えるだけなら、手続きは端末の準備、データ移行、SIM設定、通信確認の順に進めれば足ります。

機種変更と乗り換えを混同しない

他社からNUROモバイルへ電話番号を移すMNPは、通信会社そのものを替える手続きです。本人確認、回線の開通、旧回線の解約などが伴います。これに対して、NUROモバイルを契約したまま端末だけ替える機種変更では、MNP予約番号や新規契約は通常必要ありません。

検索画面や販売店では「乗り換え」「買い替え」「機種変更」が同じページに並ぶことがあります。端末割引を受けるために別回線へ申し込む条件が付いていないか、購入前に確認してください。今の契約を維持したいなら、端末のみ購入できる商品を選びます。会社支給端末や業務用番号では、管理者が端末識別情報を登録している場合もあるため、社内の運用ルールも確認しておくと作業後の認証トラブルを防げます。

機種変更は端末の交換と回線の再設定を分けて考えると迷いません。まずSIMの種類を確認し、必要な作業だけを順番に進めましょう

現在のSIMを使える?端末購入前に確認する5つの判断基準

新しいスマートフォンを買った後で「SIMを入れても圏外だった」と気づくと、返品や再発行の手間が増えます。現在のSIMカードをそのまま使えるかどうかは、端末名だけでは判断できません。契約回線、SIMの種類、対応周波数まで確認できて初めて、機種変更できる見通しが立ちます。

最初に動作確認済み端末一覧を見る

最優先で確認するのは、NUROモバイルの動作確認済み端末一覧です。同じ製品名でも、国内版、海外版、キャリア版、SIMフリー版で型番や対応周波数が異なる場合があります。「iPhoneだから使える」「5G対応だから問題ない」といった判断だけでは不十分です。

一覧では、端末名に加えて利用する回線を合わせて見ます。NUROモバイルは契約内容によってドコモ、au、ソフトバンクの回線を利用するため、別回線で動作確認されていても、自分の契約回線では確認されていないケースがあります。データ通信だけでなく、音声通話、SMS、テザリングの確認結果も分けて確認してください。

確認項目見る場所合わない場合の対応
端末と型番動作確認済み端末一覧同じ型番の確認済み端末を選ぶ
契約回線マイページの契約情報対応する回線の端末を選ぶ
SIMの種類旧端末の設定やSIMトレイ物理SIM交換かeSIM再発行を検討
通信機能データ通信・通話・SMS・テザリング必要機能が確認済みの端末を選ぶ

SIMサイズと対応周波数を照合する

物理SIMを使っている場合は、SIMサイズ・回線・対応周波数を一組で確認します。旧端末がnanoSIMでも、新端末がeSIM専用ならカードは挿せません。逆に、新端末がnanoSIM対応でも、SIMトレイがデュアルSIM仕様の場合は、どちらの位置へ入れるかを取扱説明書で確認する必要があります。

対応周波数は、スマートフォンの製品仕様に記載されるバンドで確認します。契約回線の主要な周波数に対応していない端末では、通信できる場所が限られたり、建物内で電波をつかみにくくなったりします。動作確認一覧に掲載されていない端末を自己判断で使う場合は、APNを設定できても安定動作が保証されるわけではありません。

キャリアで購入した端末はSIMロックの有無も確認します。比較的新しい機種はSIMロックなしで販売されることが増えていますが、中古端末や古いキャリア端末にはロックが残っている場合があります。設定画面のSIMロック欄や購入元の会員ページで状態を調べ、必要なら購入元で解除します。

購入ボタンを押す前の確認リスト

端末の仕様ページを開いた状態で、次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 動作確認一覧の端末名と購入予定端末の型番が一致していない
  • 契約中の回線とは別の回線だけが動作確認済みになっている
  • 物理SIMを使っているのに購入予定端末がeSIM専用である
  • 音声通話は確認済みだがテザリングが未確認になっている
  • 中古端末のSIMロックやネットワーク利用制限を確認していない

この5点に問題がなければ、機種変更後に通信できない可能性をかなり減らせます。特に仕事用の電話番号を入れる端末では、安さよりも購入前に確認できる情報の多さを優先した方が安全です。発売直後の端末は動作確認一覧への掲載に時間がかかる場合があるため、急いで購入せず、確認結果が出てから選ぶ方法もあります。

端末名だけで使えると決めず、型番・契約回線・SIM種類・必要機能を一つずつ照合してください。購入前の数分が再発行の手間を防ぎます

機種変更するスマートフォンの購入方法と選び方

家電量販店で価格を見比べていると、同じ機種でもメーカー版、キャリア版、中古品で値段が違います。安い端末を見つけても、NUROモバイルで使えなければ機種変更は完了しません。購入先を決める前に、利用できる回線とSIMの種類を絞り込む必要があります。

新品を買う場所ごとの違い

メーカー公式ストアや家電量販店のSIMフリー端末は、回線契約と端末購入を分けやすい方法です。端末だけを購入し、現在のSIMカードを差し替えて使います。ただし、SIMフリーという表示は、すべての回線で全機能が動くという意味ではありません。動作確認を先に行い、型番まで一致している製品を選びます。

キャリア版を端末だけ購入する方法もあります。価格や下取り条件が有利な場合がありますが、プリインストールアプリ、対応周波数、SIMスロット構成がメーカー版と異なるケースがあります。購入ページに「SIMフリー」と書かれていても、NUROモバイルの契約回線で動作確認されているかは別に確認してください。

購入先利点注意点
メーカー公式型番と仕様を確認しやすい割引が少ない場合がある
家電量販店実機を触り、店員へ確認できる回線契約とのセット提案に注意
キャリア下取りや端末割引を使える場合があるキャリア版固有の仕様を確認
中古販売店旧モデルを安く購入しやすい利用制限、電池、保証の確認が必要

中古端末では本体価格以外を見る

中古スマートフォンは価格を抑えやすい反面、端末の状態を自分で判断する項目が増えます。ネットワーク利用制限の表示がネットワーク利用制限が○になっているか、分割払いの残債がないか、赤ロム保証が付くかを確認します。判定が△の端末は、前の所有者の支払い状況によって将来利用できなくなるリスクがあります。

バッテリー状態も重要です。iPhoneは設定画面のバッテリー項目から最大容量を確認できる場合があります。Androidはメーカーや機種によって確認方法が異なるため、販売店の検査結果や保証条件を見ます。防水端末でも、修理歴や分解歴があると本来の防水性能を期待できない場合があります。

中古品では付属品も確認します。SIMピン、充電ケーブル、データ移行に使う変換アダプターが欠けていると、機種変更当日に追加購入が必要です。仕事で使うなら、故障時の交換保証や初期不良の返品期間も価格の一部として比較した方が現実的です。

端末性能より移行後の使い方で決める

iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへ替える場合は、写真や連絡先だけでなく、移行しにくい機能を先に洗い出します。おサイフケータイ、交通系IC、銀行アプリ、認証アプリ、端末メーカー独自のメモ機能などは、同じOS間より作業が増えます。業務用アプリが新しいOSに対応しているかも確認してください。

デュアルSIMを使う予定なら、物理SIMとeSIMの組み合わせ、同時待受の可否、5G利用時の制限を仕様表で見ます。テザリングを多用する人は、対応可否だけでなくバッテリー容量や発熱、充電速度も実用性に関わります。筆者としては、数千円の価格差より、動作確認済みで保証が明確な端末を優先する方が、仕事用の機種変更では合理的だと考えます。

端末選びは価格競争ではなく、回線との相性と移行後の用途で決めるのが基本です。中古品は利用制限と保証まで含めて比較しましょう

物理SIMで機種変更する手順

物理SIMの機種変更は、旧端末からSIMカードを抜いて新端末へ入れるだけに見えます。しかし、実際にはバックアップ、初期設定、APN設定、通信確認までが一連の作業です。順番を崩すと、認証コードを受け取れないまま旧端末を初期化するなど、復旧に時間がかかる状態になり得ます。

SIMを抜く前に準備すること

作業前に、旧端末と新端末を充電し、安定したWi-Fiへ接続します。新端末の初期設定ではOS更新やアプリの再ダウンロードが発生し、数GBの通信量を使う場合があります。モバイル通信だけで進めると、契約データ容量を消費するだけでなく、設定途中で通信が切れる可能性もあります。

写真や連絡先をバックアップしたら、LINE、銀行アプリ、ワンタイムパスワード、電子マネーの引き継ぎ方法を個別に確認します。SMS認証を使うサービスは、新端末で通話とSMSを確認するまでログアウトしない方が安全です。旧端末を初期化しないまま作業を進めれば、設定漏れが見つかったときに戻れます。

SIMトレイの位置と形も先に見ます。穴の位置を誤ってマイクへSIMピンを差し込まないよう、取扱説明書の図を確認してください。SIMカードの金属面には契約情報を読み取る接点があるため、濡れた手で触らず、机の上で作業します。

物理SIMを差し替えて設定する手順

手順は次の順番で進めます。

  1. 旧端末で写真・連絡先・アプリデータをバックアップする
  2. 新端末をWi-Fiへ接続し、OSを最新版へ更新する
  3. 新旧端末の電源を切り、SIMトレイを開ける
  4. 旧端末からSIMカードを外し、向きを合わせて新端末へ載せる
  5. SIMトレイを水平に戻し、新端末の電源を入れる
  6. 画面案内に沿ってデータ移行とアカウント設定を行う
  7. NUROモバイルの案内に従ってAPNを設定する
  8. Wi-Fiを切り、データ通信・音声通話・SMSを確認する
  9. 必要な場合はテザリングを有効にし、別端末から接続する
  10. アプリのログインと認証を確認してから旧端末を保管する

SIMカードは切り欠きの位置が合う向きでしかトレイに収まりません。押し込まないと入らない場合は向きが違います。電源を切って差し替えることで、SIMの認識エラーやトレイ破損のリスクを抑えられます。

APN設定後に確認する項目

Androidでは設定内のモバイルネットワークからアクセスポイント名を開き、NUROモバイル指定の項目を入力または選択します。端末やAndroidのバージョンにより、「ネットワークとインターネット」「接続」「SIMマネージャー」などメニュー名が異なります。保存後は、作成したAPNの横にある選択ボタンが有効になっているか見てください。

iPhoneでは契約内容や端末環境に応じて構成プロファイルの設定が必要になる場合があります。以前の通信会社のプロファイルが残っていると競合することがあるため、削除の必要性を確認してから新しい設定を入れます。プロファイルを削除すると以前の回線設定が使えなくなるため、対象名を見ずに消さないよう注意します。

最後はWi-Fiを切って確認します。ブラウザを開けるか、発信と着信ができるか、SMSを送受信できるかを分けて試してください。デュアルSIM端末では、モバイルデータ通信の回線がNUROモバイルに設定されているかも確認します。

SIMを移すだけで終わらせず、バックアップから通信確認までを一つの作業として進めてください。旧端末の初期化は最後で十分ですよ

eSIMで機種変更する手順と再発行料金

eSIMにはカードの差し替えがないため、旧端末から新端末へ自動的に移ると思っていないでしょうか。eSIMの通信情報は端末に登録されており、機種変更では新端末向けの発行手続きが必要です。旧端末のeSIMを先に削除すると、完了メールや認証情報を確認しにくくなるため、操作の順番が重要になります。

新端末のEIDを確認して申し込む

再発行前に確認する識別番号がEIDです。EIDはeSIMを搭載する端末ごとに割り当てられた番号で、iPhoneでは設定内の一般、情報から確認できる場合があります。Androidでは設定内のデバイス情報、端末情報、SIMのステータスなどに表示されます。機種やOSによって場所が違うため、設定画面の検索欄でEIDと入力すると探しやすくなります。

EIDは桁数が多く、IMEIと並んで表示される端末もあります。入力欄へ転記するときは、名称と番号を取り違えないでください。新旧端末でEIDが異なることを確認し、新端末側の番号を使います。コピーできる場合は手入力よりコピーを選び、送信前に先頭と末尾の数桁を照合します。

再発行はマイページから進めます。画面上でeSIM発行または再発行に関する項目を開き、機種変更に当たる選択肢を選びます。手続き画面の名称は更新される場合があるため、最終確認画面に表示されるEID、対象回線、料金を見てから確定してください。

eSIMを再発行して新端末へ追加する手順

構成案で示されたeSIMの再発行手数料は440円です。料金や受付条件は変更される場合があるため、申し込み時にマイページへ表示される金額を最終情報として扱います。確定後は取り消せない場合があるので、旧端末のEIDを入力していないか確認します。

  1. 新端末をWi-Fiへ接続し、OSを最新版へ更新する
  2. 新端末の設定画面でEIDを表示して控える
  3. NUROモバイルのマイページへログインする
  4. eSIMの発行・再発行メニューから機種変更の手続きを選ぶ
  5. 新端末のEIDと対象の電話番号を確認して申し込む
  6. 手続き完了の案内を確認し、発行用QRコードを表示する
  7. 新端末でモバイル通信の追加画面を開き、QRコードを読み取る
  8. 回線名と音声通話・モバイルデータの利用先を設定する
  9. Wi-Fiを切り、データ通信・通話・SMSを確認する
  10. 新端末の動作確認後に旧端末のeSIMを削除する

QRコードを同じ新端末の画面に表示すると、その端末のカメラでは読み取れません。パソコンや旧端末に表示するか、対応端末で手動入力できる情報が案内されている場合はその方法を使います。

QRコードの再利用と削除のタイミング

eSIM設定で特に注意したいのは、QRコードは一度の利用を前提として扱うことです。読み取り後にプロファイルを削除し、同じQRコードでもう一度追加しようとしても登録できない場合があります。「読み取りに失敗したので何度も試したら使えなくなった」という一般化された声も見られますが、まずWi-Fi、EID、対象端末を確認し、むやみに削除しないことが大切です。

旧端末のeSIMは、新端末で通話と通信を確認してから削除します。新端末側でプロファイルが「オン」でも、モバイルデータの利用先が別SIMになっていることがあります。デュアルSIM端末では、主回線、モバイルデータ、SMSの設定をそれぞれ開き、NUROモバイルが選択されているか確かめてください。

eSIMはカードを移すのではなく、新端末へ通信情報を登録し直します。EIDと料金を確認し、動作確認後に旧端末から削除しましょう

iPhone・Androidのデータ移行と初期設定

新端末の初期画面を開いた後で、LINEの引き継ぎ設定や認証アプリの移行を忘れていたと気づく経験はありませんか。写真と連絡先が移っても、業務アプリや決済サービスが使えなければ機種変更は完了していません。データ移行はOSの組み合わせごとに方法を選び、個別対応が必要なアプリを分けて管理します。

同じOS間のデータ移行

iPhoneからiPhoneへ替える場合は、両方の端末を近くに置いてクイックスタートを使う方法が基本です。旧端末のBluetoothとWi-Fiを有効にし、新端末の初期設定を始めると、旧端末側に設定開始の案内が表示されます。途中でAppleアカウントのパスワードや端末のパスコードを求められるため、作業前に確認しておきます。

AndroidからAndroidでは、初期設定中にGoogleアカウントへログインし、ケーブルまたはWi-Fi経由でデータを移します。メーカー独自の移行アプリが案内される機種もあります。新旧端末のOSを最新版に近づけておくと、設定項目やアプリの互換性によるエラーを減らせます。

どちらも、アプリ本体が復元されてもログイン状態やアプリ内部のデータまで完全に移るとは限りません。ホーム画面にアイコンが並んでいるだけで完了と判断せず、仕事で使うアプリから順に起動して確認します。

iPhoneとAndroidをまたぐ場合

iPhoneからAndroidへ移る場合は、新しいAndroidの初期設定でデータコピーを選び、ケーブル接続または案内される移行方法を使います。連絡先、写真、カレンダーなどは移しやすい一方、iMessageやFaceTimeの設定を残したままだと、相手からのメッセージが旧端末側のサービスへ送られる場合があります。電話番号を使うサービスの登録状態を確認してください。

AndroidからiPhoneへ移る場合は、iPhoneの初期設定中にAndroidからデータを移行する項目を選び、旧Android側で移行用アプリを使います。iPhoneの初期設定を完了した後では同じ画面へ戻れない場合があるため、移行方法を選ぶタイミングが重要です。すでに設定を終えている場合は、必要データを個別に移すか、初期化してやり直すかを判断します。

移行できるデータの範囲はアプリやOSのバージョンで変わります。音楽ファイル、端末メーカー独自のメモ、ゲームのセーブデータなどは、クラウド同期やアカウント連携の有無を各サービス内で確認します。

個別に移すアプリと最終確認

特に優先したいのは、認証アプリと電子マネーです。ワンタイムパスワードを生成するアプリは、旧端末からアカウントを書き出す機能や、各サービスで再登録する手順が必要です。旧端末を消去してから気づくと、本人確認やサポートへの連絡が必要になる場合があります。

次の順番で確認すると、重要なアプリを見落としにくくなります。

  1. 電話、SMS、メールの送受信を確認する
  2. AppleアカウントまたはGoogleアカウントへログインする
  3. LINEやチャットアプリの履歴と連絡先を確認する
  4. 銀行、証券、クレジットカードのアプリを再認証する
  5. 認証アプリの登録先と生成コードを確認する
  6. 交通系ICや電子マネーの残高を新端末で確認する
  7. 写真、動画、文書の件数や保存先を確認する
  8. 業務アプリとVPNが正常に動くか確認する

すべて確認できても、旧端末を数日残す方が安全です。SIMを抜いた旧端末もWi-Fiへ接続すれば、クラウド上のデータ確認やアプリ設定の参照に使えます。初期化は、新端末だけで日常の操作が完結すると確認してから行います。

写真が移っただけで完了とは考えず、認証・決済・業務アプリまで確認してください。旧端末を数日残すと設定漏れにも対応しやすいですよ

機種変更後につながらない原因とやりがちな失敗

機種変更後の通信トラブルは、故障より設定の不一致で起きることが多くあります。アンテナ表示、通話、SMS、データ通信は同じ仕組みではないため、「電波が立っているから設定は正しい」とは判断できません。症状を分け、影響の小さい操作から確認します。

症状から原因を絞り込む

「SIMを差し替えたのにインターネットだけ使えない」という声は珍しくありません。この場合は、SIMカード自体よりAPN設定を最初に確認します。Androidではアクセスポイントが保存されていても、選択状態になっていないことがあります。iPhoneでは以前の通信会社の設定が残り、新しい回線設定と競合する場合があります。

症状主な原因最初に行う対処
圏外のままSIM未認識、回線非対応、eSIM未有効再起動、SIM状態、対象回線を確認
通話できるが通信不可APN未設定、データ回線の選択違いAPNとモバイルデータ回線を確認
通信できるがSMS不可SMS設定、回線選択、開通状態SMSの送信元回線と再起動を確認
テザリングだけ不可端末の動作確認外、APN設定動作確認結果とAPN種別を確認
eSIMを追加できないEID違い、QRコード使用済みEIDを照合し、削除せず案内を確認

圏外の場合は、機内モードを一度オンにして戻し、端末を再起動します。それでも改善しなければ、物理SIMの向き、トレイの浮き、SIMロック、動作確認端末かどうかを確認します。eSIMでは、プロファイルが追加されているだけでなく、回線がオンになっているかを見ます。

iPhoneとデュアルSIMで起きやすい設定ミス

iPhoneで以前の格安SIMを使っていた場合は、設定内に古い構成プロファイルが残っていることがあります。一般、VPNとデバイス管理などから名称を確認し、NUROモバイルの設定と競合する場合に限って削除します。会社のVPNや端末管理用プロファイルを誤って消さないよう、名前と発行元を見てください。

デュアルSIM端末では、通話の主回線とモバイルデータ通信の回線が別々に設定されます。NUROモバイルのアンテナが表示されていても、データ通信がもう一方のSIMに指定されていれば、NUROモバイル側のAPNを直しても症状は変わりません。設定内のSIMマネージャーやモバイル通信から利用先を確認します。

APNを手入力する場合は、全角と半角、大文字と小文字、余分な空白に注意します。入力後に保存操作をしないまま前の画面へ戻ると、設定が残らない端末もあります。保存済みのAPNを選び、モバイルデータを一度オフからオンへ切り替えます。

問い合わせ前の確認順序

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 新端末が契約回線の動作確認済み端末ではない
  • SIMカードのサイズや向きが合っていない
  • APNを保存しただけで利用するAPNとして選択していない
  • 古い構成プロファイルが残っている
  • デュアルSIMのモバイルデータ回線が別のSIMになっている
  • eSIMのEIDが新端末の番号と一致していない

一度に複数の設定を変えると、どの操作で直ったのか分からなくなります。上から順に一項目ずつ確認し、その都度通信を試してください。筆者としては、初期化やeSIM削除は最後に回すべきです。再設定の手間が大きく、QRコードを再利用できない場合があるためです。

端末名、型番、契約回線、表示されるエラー、試した操作をメモしてからサポートへ問い合わせると、状況を伝えやすくなります。通信障害やメンテナンスの可能性もあるため、同じ時間帯に旧端末や別回線で通信できるかを確認する方法も有効です。

つながらないときは初期化を急がず、回線選択、SIM認識、APN、プロファイルの順に確認してください。一つずつ試す方が原因を特定できます

NUROモバイルの機種変更に関するよくある質問

機種変更では、契約が変わるのか、費用がかかるのか、旧端末をいつ処分できるのかが迷いやすい点です。よくある疑問を、最初に答え、その後に判断条件を補足する形で整理します。

機種変更すると電話番号や料金プランは変わる?

端末だけを交換し、現在のSIMカードまたは再発行した同じ回線のeSIMを使う場合、基本的には変わりません。電話番号、契約中の料金プラン、データ容量、通話オプションは回線契約にひも付くため、スマートフォン本体を替えただけでは変更されないのが通常です。

ただし、機種変更と同時にSIMの種類、回線、プランを変更する手続きを行えば、適用日や料金が変わる場合があります。端末購入ページとマイページの契約変更画面を混同しないようにしてください。端末だけを他店で購入するなら、NUROモバイル側で新しい契約を申し込む必要はありません。

機種変更に手数料はかかる?SIMを差し替えて圏外になるのはなぜ?

同じサイズの物理SIMを新端末へ差し替えるだけなら、SIMの再発行手続き自体がないため、機種変更だけを理由とする手数料は通常発生しません。費用が生じるのは、SIMサイズが合わない、紛失や破損で交換する、eSIMを新端末向けに再発行するといった手続きが必要な場合です。

eSIM再発行は、構成案の情報では440円とされています。物理SIMの交換費用や配送条件は手続き内容によって異なる場合があるため、マイページや申込画面に表示される金額を確認してください。つまり、再発行が必要な場合だけ費用を確認するのが基本です。

圏外の原因は、SIMカードを認識していない、端末が契約回線に対応していない、SIMロックが残っている、回線が無効になっているなどです。まず端末を再起動し、設定画面でSIMの電話番号や回線名が表示されるか確認します。

SIMが認識されているのにデータ通信だけできない場合は、圏外ではなくAPN設定の問題である可能性があります。アンテナ表示、音声通話、SMS、ウェブ閲覧を個別に試すと原因を絞れます。デュアルSIMでは、対象回線がオンになっているか、モバイルデータの利用先が正しいかも見てください。

eSIMは転送できる?旧SIMカードや旧端末はどう処分する?

NUROモバイルの機種変更では、新端末のEIDを使った再発行手続きが必要になると考えて準備するのが安全です。OSにeSIM転送機能が表示されても、通信事業者側がその転送方式に対応しているとは限りません。端末同士の操作だけで進めず、マイページの案内に従います。

新端末で通信を確認する前に旧端末のeSIMを削除しないでください。再発行後のQRコードは繰り返し使えない場合があるため、読み取りに失敗してもプロファイルを削除せず、EIDとWi-Fi接続を確認します。

旧端末は、データ移行と新端末の動作確認が終わるまで保管します。売却、下取り、譲渡へ出す前に、クラウド同期、電子マネー、認証アプリを確認し、アカウントからサインアウトしたうえで個人情報を消去します。初期化後はセットアップ画面が表示されるところまで起動し、端末を探す機能やアクティベーションロックが解除されているか確認してください。

使わなくなったSIMカードは、契約状態と事業者の案内を確認して処理します。自分で廃棄できる場合は、ICチップ部分をはさみで切り、番号や情報を読み取りにくくしてから自治体の分別方法に従います。eSIMは物理カードがないため、新端末の利用確認後に旧端末からプロファイルを削除します。

端末だけ替えるなら契約は基本的に維持されます。費用は再発行の有無で判断し、旧端末は認証と個人情報を確認してから処分しましょう

15位

NUROモバイル

ソニーネットワークコミュニケーションズ

サービス名NUROモバイル
最安月額料金792円~
~1GB792円/月
2~3GB792円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,699円/月
21~30GB3,980円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
回線の種類MVNO
選べるプラン1GB、3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、40GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)19.4Mbps
通信速度の速さ1.21
月1GB利用時の安さ3.46
月3GB利用時の安さ3.68
月10GB利用時の安さ3.81
月20GB利用時の安さ3.89
月50GB利用時の安さ3.02
機能の多さ3.36
総合3.20

NUROモバイルがおすすめの理由

NUROモバイルがおすすめの理由は「料金プランの安さ」「選べる回線の多様性」です。

NUROモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線を選べるため、自身の利用環境に最適な回線を選択できるのが特徴です。また、料金プランが全体的に安価であり、特に小~中容量のプランがコストパフォーマンスに優れています。例えば、3GBプランは月額792円と、他のMVNOと比較しても割安な価格設定となっています。さらに、10GBプランが月額1,485円と手頃な価格で提供されている点も魅力です。

加えて、「NEOプランW」と呼ばれる40GBの大容量プランがあり、動画視聴やオンラインゲームなどデータ通信量が多いユーザーにも対応しています。また、一部のプランでは「Gigaプラス」として一定期間ごとに追加データを無料で付与する仕組みがあり、コストを抑えながら余裕を持ったデータ利用が可能です。

一方で、デメリットとしては、昼休み時間帯などの混雑時に通信速度が低下する可能性がある点が挙げられます。特にソフトバンク回線では、昼休み時間帯に5Mbps以下となることもあり、SNSやサイトの閲覧にストレスを感じることがあるかもしれません。また、格安SIMのため、キャリアショップでの対面サポートが受けられない点も注意が必要です。

全体的に、NUROモバイルはコストを抑えつつ、柔軟な回線選択ができる点が大きなメリットとなります。通信速度に対する許容範囲が広く、主にコストを重視するユーザーには適した格安SIMと言えるでしょう。

最安月額料金792円~
~1GB792円/月
2~3GB792円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,699円/月
21~30GB3,980円/月
50GB~
利用回線ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
回線の種類MVNO
選べるプラン1GB、3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、40GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)19.4Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)37.6Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)35.8Mbps
問い合わせ方法電話、チャット、メール
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料11円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー○(NEOプラン:LINE・X・Instagram・TikTok/VLプランなど:LINE)
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,740円
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:550円
速度制限時の最大速度バリュープラス:200Kbps/NEOプラン・NEOプランW:1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応△(ドコモ回線のみ)
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応