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目次
iPhoneからAndroidに動画を送る時に起きやすい問題
iPhoneからAndroidに動画を送る時は、写真を送る時よりも失敗しやすいです。原因は、端末の違いだけではありません。動画の容量、再生時間、通信環境、保存先、ファイル形式、使うアプリの制限が重なりやすいからです。短い動画ならLINEやメールでも済みますが、5分以上の動画や高画質で撮影した動画になると、途中で止まる、送れない、相手が開けない、画質が粗くなるといった問題が起きやすくなります。
特にiPhoneで撮った動画は、画質が高いぶんファイルサイズも大きくなりがちです。4K動画、60fps動画、長時間の画面録画、運動会や旅行の動画などは、見た目は普通でも数百MBから数GBになることがあります。送信前に「動画の長さ」だけで判断すると失敗します。確認すべきなのは、再生時間よりも容量です。
メールやLINEでは容量制限に引っかかりやすい
メールで動画を送ろうとして失敗する場合、よくある原因は添付ファイルの容量超過です。メールアプリ上では添付できたように見えても、送信時に止まる、送信済みに入らない、相手側で受信できないという形で問題が出ることがあります。仕事用の動画や家族に残したい動画を送る場合、メール添付だけに頼るのは不安が残ります。
LINEは操作が簡単ですが、長い動画や高画質動画には向かないことがあります。トーク画面からすぐ送れるため便利ですが、送信時に圧縮されたり、再生時間や容量の制限に引っかかったりする場合があります。スマホで見るだけなら気にならないこともありますが、テレビに映す、編集に使う、保存用として残すといった目的では、画質の低下が後から気になりやすいです。
判断の目安は、動画の用途です。確認用に見てもらうだけならLINEでも十分な場面があります。元の画質に近い状態で渡したい、あとで編集したい、子どもの行事や旅行の動画を保存したい場合は、クラウド共有やUSB転送を選んだ方が安全です。
AirDropがそのまま使えないと思ってつまずく
iPhone同士ならAirDropで簡単に動画を送れますが、Android相手では同じ感覚で進めると迷いやすいです。AirDropはApple製品同士で使う機能として知られているため、iPhoneからAndroidに送ろうとして共有画面を開いても、相手の端末が出てこないことがあります。
近距離共有が使えるケースもありますが、すべてのAndroid端末で同じように使えるわけではありません。端末の対応状況、OSのバージョン、BluetoothとWi-Fiの設定、受信側の公開設定によって結果が変わります。相手が目の前にいても、端末名が表示されない場合は、まず両方の端末でBluetoothとWi-Fiがオンになっているか、受信側が検出可能な状態になっているかを確認します。
この方法で注意したいのは、端末名が相手に見えることです。自分の本名や個人情報に近い名前を端末名にしている場合、その場で表示されても問題ない名前に変えてから共有した方が安心です。短時間だけ受信を許可する設定がある場合は、送受信が終わったあとに公開状態を戻す必要がないかも確認しておくとよいです。
送れたのにAndroid側で見つからない・再生できない
送信自体は成功したのに、Android側で動画が見つからないこともあります。原因として多いのは、保存先が写真アプリではなく「ダウンロード」フォルダや「Files」アプリ内になっているケースです。受け取った動画が自動でギャラリーに表示されるとは限りません。
Android側で見つからない時は、次の順で確認すると無駄がありません。
- 写真アプリやGoogleフォトに表示されているか確認する
- Filesアプリのダウンロードフォルダを開く
- 通知欄に受信完了の表示が残っていないか見る
- ファイル名や撮影日で検索する
- 本体ストレージの空き容量を確認する
再生できない場合は、動画形式やコーデックが原因のこともあります。iPhoneでは問題なく再生できても、Androidの標準アプリでうまく開けない場合があります。特に古いAndroid端末では、高効率形式の動画や高解像度の動画で再生が不安定になることがあります。相手側で再生できない時は、別の動画プレーヤーを使う、iPhone側で互換性の高い形式に変換する、GoogleフォトやGoogleドライブ上で再生してもらうと解決しやすいです。
送信前の確認としては、まず動画の容量を見ます。iPhoneの写真アプリで対象動画を開き、情報画面からサイズや形式を確認します。数十MB程度ならLINEやメールでも対応できる可能性がありますが、数百MBを超えるならクラウド共有を優先した方が失敗しにくいです。長い動画を何度も送信し直すと、通信量も時間も余計にかかります。

iPhoneからAndroidに動画を送る時は、送る方法より先に動画の容量・用途・相手の受け取りやすさを確認すると失敗を減らせます
画質を落とさずに送るならGoogleドライブが使いやすい
iPhoneからAndroidに動画を送る方法の中で、画質を保ちやすく、離れた相手にも送りやすいのがGoogleドライブです。動画をメールに添付するのではなく、iPhone側でGoogleドライブにアップロードし、Android側で同じファイルを開く、またはダウンロードして受け取ります。動画そのものを直接送りつけるのではなく、保存場所へのリンクを共有する形に近いため、大きな動画でも失敗しにくくなります。
Googleドライブが使いやすい理由は、iPhoneとAndroidのどちらでもGoogleアカウントを使いやすいことです。Android端末ではGoogle関連アプリが最初から入っていることが多く、受け取る側が操作しやすい場合があります。相手が家族や友人なら共有リンクを送るだけで済みますし、自分のiPhoneから自分のAndroidへ移す場合は、同じGoogleアカウントでログインしてダウンロードできます。
Googleドライブで送る基本手順
Googleドライブを使う場合は、最初にiPhone側でGoogleドライブアプリを用意します。すでにGmailやYouTubeでGoogleアカウントを使っているなら、同じアカウントでログインできます。動画を整理したい場合は、先に専用フォルダを作っておくと、あとから探しやすくなります。
基本の流れは次の通りです。
- iPhoneでGoogleドライブアプリを開く
- 動画用のフォルダを作成する
- アップロードから写真と動画を選ぶ
- 送りたい動画を選択してアップロードする
- アップロード完了後、共有リンクを作成する
- Android側でリンクを開き、必要に応じてダウンロードする
注意したいのは、アップロードが終わる前にリンクだけ送ってしまうことです。動画の容量が大きいと、アップロードには時間がかかります。画面上で完了したように見えても、実際には処理中のことがあります。相手に送る前に、Googleドライブ上で動画が再生できるか、ファイルサイズが極端に小さくなっていないかを確認すると安全です。
Wi-Fi環境も重要です。モバイル通信で大容量動画をアップロードすると、通信量を大きく消費します。途中で通信が切れるとアップロードが止まり、相手が開けない原因になります。自宅や安定したWi-Fiのある場所でアップロードし、完了後に共有する方が失敗しにくいです。
共有設定を間違えると相手が開けない
Googleドライブで多いトラブルは、動画そのものではなく共有設定です。自分の画面では動画が見えているのに、相手が開くと「アクセス権が必要です」と表示されることがあります。これは、リンクを知っている人が見られる設定になっていない、または特定のGoogleアカウントだけに権限を付けている場合に起きます。
家族や友人に送る場合は、共有リンクの権限を確認します。相手のGoogleアカウントを指定して共有する方法もありますが、相手がどのアカウントでログインしているか分からない場合は、開けない原因になります。仕事用の動画や個人情報を含む動画なら、誰でも見られる設定にするのは避け、相手のメールアドレスを指定した共有にした方が安全です。
共有前に確認したい点は次の通りです。
- リンクを知っている人が閲覧できる設定か
- 編集権限ではなく閲覧権限になっているか
- 相手が使うGoogleアカウントに権限があるか
- 動画のアップロードが完全に終わっているか
- 共有したい動画以外のファイルが同じフォルダに入っていないか
特にフォルダごと共有する時は注意が必要です。動画1本だけ送るつもりでも、同じフォルダ内に別の写真や書類が入っていれば、相手から見えてしまう場合があります。共有用のフォルダを新しく作り、送る動画だけを入れる運用にするとミスを減らせます。
高画質のまま残したい動画に向いている
Googleドライブは、画質を落とさずに動画ファイルを渡したい場面に向いています。LINEのように送信時の圧縮を気にしなくてよく、メールのように添付容量で止まりにくいからです。旅行、結婚式、子どもの発表会、仕事の撮影データ、SNS投稿前の素材など、元データに近い状態で渡したい動画では特に使いやすい方法です。
ただし、Googleドライブにも容量の上限があります。無料で使える保存容量には限りがあり、GmailやGoogleフォトなどと容量を共有している場合があります。長時間動画を何本もアップロードしていると、空き容量が足りなくなることがあります。アップロードできない時は、不要なファイルを削除する、容量の大きい古い動画を整理する、別のクラウドやUSB転送を検討します。
相手がスマホ操作に慣れていない場合は、リンクだけ送るよりも「リンクを開く」「右上のメニューを押す」「ダウンロードを選ぶ」といった手順を短く添えると親切です。Android側で動画を保存したあと、どこに入ったか分からなくなることもあるため、「見つからない時はFilesアプリのダウンロードを見てください」と伝えておくと、やり取りが少なく済みます。
Googleドライブは万能ではありません。電波が弱い場所ではアップロードもダウンロードも遅くなりますし、相手がGoogleアカウントを使っていない場合は戸惑うことがあります。それでも、離れた相手に長い動画を送りたい、高画質のまま共有したい、メールやLINEで失敗したくないという条件では、かなり現実的な選択肢です。保存用の動画ほど、手軽さよりも失敗しにくさを優先した方が後悔しません。

高画質の動画を確実に渡したいなら、Googleドライブにアップロードしてから共有設定と保存先まで確認するのが一番安定しやすいです
LINEでiPhoneからAndroidに動画を送る方法と注意点
LINEでiPhoneからAndroidに動画を送る方法は、相手が普段からLINEを使っている場合に最も手軽です。電話番号やメールアドレスを確認しなくても、トーク画面から動画を選んで送信できるため、家族や友人に短い動画を渡したい場面では使いやすい方法です。特に、数十秒から数分程度の動画、画質よりも「すぐ見られること」を優先したい動画に向いています。
操作はシンプルです。iPhoneでLINEを開き、動画を送りたい相手のトーク画面を表示します。入力欄の横にある写真アイコンをタップし、送信したい動画を選びます。内容を確認したら送信ボタンを押します。Android側ではトークに届いた動画をタップすれば再生でき、必要に応じて端末に保存できます。
ただし、LINEは「動画を簡単に見せる」用途には便利ですが、「元の画質のまま保存してもらう」用途には注意が必要です。送信時に動画が圧縮されることがあり、iPhoneで見た時よりもAndroid側で粗く見える場合があります。旅行、子どもの行事、仕事用の撮影データなど、あとから編集や保存に使う動画なら、LINEだけで済ませるかは慎重に判断した方が安全です。
LINEで送るのに向いている動画
LINEが向いているのは、短くて容量が小さい動画です。たとえば、友人に見せたい日常の動画、数十秒のペット動画、集合場所の様子を伝える動画などです。相手がスマホ操作に不慣れでも、トークに届いた動画をタップするだけなので迷いにくい点も利点です。
一方で、5分以上の長い動画や、4Kで撮影した高画質動画は失敗しやすくなります。送信に時間がかかったり、途中で止まったり、送れても画質が落ちたりすることがあります。iPhoneのカメラ設定で高画質撮影にしている場合、見た目は普通の動画でもファイル容量がかなり大きくなっていることがあります。
LINEで送る前に確認したいポイントは、次の通りです。
- 動画の長さが長すぎないか
- Wi-Fiに接続しているか
- iPhoneのバッテリー残量が十分か
- Android側に保存容量の空きがあるか
- 画質が落ちても問題ない動画か
特に外出先でモバイル通信のまま送ると、アップロードに時間がかかるだけでなく、通信量も消費します。送信中に画面を閉じたり、電波が弱い場所へ移動したりすると、送信が止まったように見えることもあります。急ぎでなければ、安定したWi-Fi環境で送る方が失敗しにくいです。
オリジナル画質で送りたい時の考え方
LINEには写真や動画を送る時の画質設定がありますが、動画の場合は必ずしも撮影時そのままの状態で相手に渡せるとは限りません。トーク上で見られれば十分な動画と、保存用として残したい動画は分けて考える必要があります。
たとえば、友人に「昨日の動画これだよ」と見せるだけならLINEで十分です。しかし、結婚式、発表会、仕事の確認動画、SNS投稿前の素材などは、画質の低下が問題になることがあります。Android側で拡大して見ると文字が読みにくい、暗い場所の映像がつぶれて見える、音声と映像の印象が変わる、といった不満につながる場合があります。
大切な動画を送る場合は、まずLINEで確認用の動画を送り、必要ならGoogleドライブなどのクラウド共有で元データに近い形のファイルを渡す方法が現実的です。相手に「これは確認用で、保存用は別で送ります」と伝えておくと、あとから画質のことで誤解が起きにくくなります。
LINEで送れない時に確認すること
LINEでiPhoneからAndroidに動画を送れない時は、アプリだけを疑うのではなく、動画の容量、通信環境、端末の状態を順番に確認します。よくあるのは、動画が長すぎる、iPhone側の通信が不安定、Android側の容量が足りない、LINEアプリのバージョンが古いといったケースです。
送信ボタンを押しても進まない場合は、一度Wi-Fiに切り替え、LINEアプリを再起動します。それでも送れない時は、動画を短く編集して分けて送る方法があります。iPhoneの写真アプリで動画を開き、不要な前後をカットすると容量を小さくできます。数分の動画でも、撮影設定によってはかなり重いことがあるため、短くするだけで送れるようになる場合があります。
Android側で再生できないと言われた場合は、相手にLINEアプリ内で再生できるか、端末に保存した後に再生できないのかを確認します。LINE上では見られるのに保存後に見つからない場合、動画が「写真」アプリではなく、端末内の別フォルダに保存されていることがあります。相手が探せないだけのケースもあるため、「LINEのトークからもう一度開けるか」を先に確認すると原因を切り分けやすいです。
LINEは便利ですが、万能な動画転送方法ではありません。短い動画はLINE、長い動画や高画質で残したい動画はクラウドやUSB転送、と使い分けるのが失敗を減らすコツです。

LINEは手軽さを優先する方法なので、長い動画や高画質で残したい動画は確認用と保存用を分けて考えると失敗しにくいです
メールで動画を送る方法と送れない時の原因
メールでiPhoneからAndroidに動画を送る方法は、相手のメールアドレスが分かっている場合に使えます。LINEでつながっていない相手、仕事関係の相手、家族のスマホに一時的に動画を送りたい時などに選びやすい方法です。iPhoneの写真アプリから動画を選んで共有するか、Gmailなどのメールアプリで新規メールを作成し、動画を添付して送信します。
操作自体は難しくありません。iPhoneの写真アプリを開き、送りたい動画を選択します。共有ボタンをタップし、メールアプリまたはGmailを選びます。宛先、件名、本文を入力し、送信します。Android側では受信したメールを開き、添付ファイルをタップして動画を確認します。
ただし、メールは動画送信に向いている場面が限られます。理由は、添付できるファイル容量に上限があるためです。短い動画や圧縮済みの動画なら送れますが、長時間の動画や高画質動画は、添付の時点でエラーになったり、送信中のまま止まったりします。送れたように見えても、相手側では受信できていないこともあります。
メールで送るのに向いている動画
メールに向いているのは、短い確認用動画です。たとえば、数秒から数十秒の説明動画、故障箇所を撮影した短い動画、相手に状況を伝えるための軽い動画などです。文章と一緒に送れるため、「どこを見てほしいのか」を本文で補足できる点はLINEより便利です。
仕事で使う場合は、メール本文に内容を残せることも利点です。「添付の動画で、画面右下の表示をご確認ください」のように書いておけば、相手が後から見返しやすくなります。問い合わせ、サポート依頼、修理相談などでは、動画だけを送るより、状況説明を添えたメールの方が伝わりやすいです。
一方で、子どもの運動会、旅行の記録、イベント動画など、数分以上ある動画をメール添付で送ろうとするのは避けた方が無難です。iPhoneでは普通に再生できる動画でも、メールに添付すると容量制限に引っかかることがあります。特に4Kや高フレームレートで撮影した動画は、1分程度でも大きなファイルになる場合があります。
メールで動画を送る前に確認したい点は、次の通りです。
- 動画が短いか
- 添付後に送信エラーが出ていないか
- 送信済みフォルダに残っているか
- 相手が受信できるメールアドレスか
- Android側で添付ファイルを開けるアプリがあるか
送信済みフォルダにメールが残っていない場合、送信自体が完了していない可能性があります。送ったつもりでも、下書きや送信待ちに残っていることがあるため、相手に確認する前に自分のメールアプリ側を見直すと無駄なやり取りを減らせます。
メールで動画を送れない主な原因
メールで動画を送れない原因として最も多いのは、添付容量の上限です。メールサービスごとに添付できる容量には制限があり、それを超える動画は送信できません。iPhoneの画面上では動画が1本に見えても、実際には数百MB以上になることがあります。メールは大容量ファイルを直接運ぶ仕組みとしては弱いため、長い動画では失敗しやすいです。
送信中のまま進まない場合は、通信環境も確認します。動画の添付はアップロードが必要なので、電波が弱い場所では途中で止まりやすくなります。カフェや駅のフリーWi-Fiを使っている場合、通信が不安定だったり、一定容量以上のアップロードが遅くなったりすることもあります。安定した自宅のWi-Fiに切り替えるだけで送れる場合があります。
相手側の問題もあります。Android側のメールアプリが大容量添付を受け取れない、迷惑メール扱いになっている、端末の空き容量が不足している、といったケースです。相手から「届いていない」と言われた時は、メールアドレスの入力ミスだけでなく、迷惑メールフォルダや受信容量も確認してもらうと原因が見つかりやすくなります。
動画形式が原因になることもあります。iPhoneで撮影した動画は、設定によってはAndroid側で再生しづらい形式になる場合があります。メール自体は届いているのに、Androidで開くと再生できない場合は、送信方法ではなく再生環境の問題も考えます。相手の端末でGoogleフォトや別の動画再生アプリを使うと開けることがあります。
送れない時は添付からリンク共有に切り替える
メールで動画が送れない時に、何度も同じ動画を添付して再送するのは効率がよくありません。容量が原因なら、再送しても同じところで止まります。まずは動画を短くする、画質を下げる、不要な部分をカットするなど、ファイルサイズを小さくする方法を試します。
iPhoneの写真アプリで動画を開き、編集から前後の不要な部分を削るだけでも容量が軽くなる場合があります。内容確認が目的なら、全編を送る必要がないことも多いです。故障箇所の説明なら該当部分だけ、画面操作の説明なら問題が起きる直前から撮影した部分だけを送る方が、相手も確認しやすくなります。
それでも送れない場合は、メール添付ではなくクラウドリンクに切り替えます。Googleドライブなどに動画をアップロードし、その共有リンクをメール本文に貼って送る方法です。この方法なら、メール自体には大きな動画ファイルを添付しないため、容量制限に引っかかりにくくなります。相手がAndroidならGoogleアカウントを使っていることも多く、受け取り側も比較的開きやすいです。
共有リンクを送る時は、本文に一言説明を入れると親切です。「動画ファイルが大きいため、添付ではなくリンクで送ります。開けない場合はお知らせください」と書いておけば、相手も状況を理解しやすくなります。仕事相手に送る場合は、誰でも見られる設定にするのか、特定の相手だけに許可するのかを確認してから送ることが大切です。
メールは短い動画と説明文を一緒に送るには便利ですが、長い動画の転送には向きません。送れない時は、メールアプリの不具合と決めつけず、容量、通信、相手側の受信環境、動画形式の順に確認すると解決しやすくなります。

メールは短い動画の連絡には便利ですが、長い動画は添付にこだわらず、クラウドリンクへ切り替える判断が重要です
USBケーブルとPCを使って動画を転送する方法
iPhoneからAndroidに動画を送る方法の中で、容量の大きい動画や画質を落としたくない動画に向いているのが、USBケーブルとPCを使った転送です。LINEやメールのように送信容量を気にする必要が少なく、クラウドにアップロードする待ち時間も避けやすいため、自分のiPhoneから自分のAndroidへ動画を移す場合や、機種変更時のデータ整理に使いやすい方法です。
USB転送が向いている動画と向いていないケース
USBケーブルとPCを使う方法は、5分以上の長い動画、4Kで撮影した動画、仕事や資料用で画質をなるべく保ちたい動画に向いています。動画をPCに一度コピーしてからAndroidに移すため、ネット回線が遅い場所でも作業しやすいのが特徴です。Wi-Fiが不安定なカフェや、通信量を節約したい月末などは、クラウド共有よりも安定して進められる場合があります。
一方で、PCを持っていない人、ケーブルの種類が分からない人、会社や学校のPCでスマホ接続が制限されている人には向きません。iPhoneがLightning端子なのかUSB-C端子なのか、Android側がUSB-CなのかmicroUSBなのかによって必要なケーブルも変わります。特に古いiPhoneと新しいAndroidを使っている場合、同じケーブル1本では両方を接続できないことがあります。
転送前に確認したいのは、次の3点です。
- iPhoneとPCを接続できるケーブルがあるか
- AndroidとPCを接続できるケーブルがあるか
- PCに動画を一時保存できる空き容量があるか
動画1本でも、4K撮影や長時間撮影では数GBになることがあります。PCの空き容量が少ない状態でコピーを始めると、途中で止まったり、ファイルが中途半端に残ったりします。先にPCの空き容量を確認し、必要ならデスクトップではなく外付けSSDや容量の大きいドライブに保存先を作ると安心です。
iPhoneからPCへ動画を取り込む手順
まずiPhoneのロックを解除し、USBケーブルでPCに接続します。iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか」と表示された場合は、内容を確認して「信頼」を選びます。ここで信頼を許可しないと、PC側にiPhoneの写真や動画フォルダが表示されません。
Windowsの場合は、エクスプローラーを開き、「Apple iPhone」や端末名が表示されているか確認します。表示されたら「Internal Storage」から「DCIM」フォルダを開き、動画ファイルを探します。iPhoneの写真アプリでは日付順に見えていても、PC上では複数のフォルダに分かれて表示されることがあります。撮影日が近いフォルダを開き、ファイルサイズや更新日時を見ながら対象の動画を探すと見つけやすくなります。
動画ファイルは、いきなりAndroidへ直接ドラッグするより、いったんPC上の分かりやすいフォルダにコピーした方が安全です。たとえば「iPhone動画移行」などのフォルダを作り、必要な動画だけを入れておくと、転送漏れや重複を確認しやすくなります。
コピーできない場合は、次の点を見直します。
- iPhoneの画面ロックが解除されているか
- 「このコンピュータを信頼」を許可したか
- ケーブルが充電専用ではなくデータ転送対応か
- Windows側で写真アプリやエクスプローラーが固まっていないか
- iCloud写真の最適化により、動画本体がiPhone内にない状態ではないか
特に見落としやすいのが、iCloud写真の最適化です。iPhone本体の容量を節約する設定になっていると、写真アプリ上では動画が見えていても、実体はiCloud側にあり、PCへうまくコピーできない場合があります。その場合は、iPhoneで対象動画を一度開いて再生できる状態にしてから、再度PC接続を試すと改善することがあります。
PCからAndroidへ動画を移す保存先
AndroidをPCに接続したら、Android側の通知欄に出るUSB接続の設定を確認します。「充電のみ」になっているとPCから中身を見られないため、「ファイル転送」または「MTP」を選びます。WindowsのエクスプローラーにAndroid端末名が表示されたら、「内部共有ストレージ」を開きます。
保存先は「DCIM」「Movies」「Download」などが候補です。スマホの写真アプリやGoogleフォトで見つけやすくしたいなら「DCIM」または「Movies」が無難です。資料用の動画や一時的に渡したい動画なら「Download」でも構いません。ただし、Androidの機種や写真アプリによっては、保存先によって表示されるまでに時間がかかることがあります。転送後すぐに見つからない場合は、ファイル管理アプリで保存先フォルダを直接開いて確認します。
やりがちな失敗は、Android側の空き容量を確認しないままコピーすることです。途中で容量不足になると、動画ファイルが壊れたように見えたり、再生できない状態で保存されたりします。転送前にAndroidの設定からストレージ容量を確認し、動画サイズより余裕を持たせておきます。10GBの動画を移すなら、最低でも15GB程度の空き容量があると作業しやすいです。
転送後は、Android側で動画を最後まで再生できるか確認します。サムネイルが表示されていても、ファイルのコピーが完全に終わっていない状態でケーブルを抜くと再生エラーになることがあります。PC側のコピー進行画面が消えたあと、数秒待ってから取り外すと失敗を減らせます。

USB転送は手間が少し増えますが、長い動画や高画質の動画を確実に移したい時ほど、失敗しにくい現実的な方法です
iPhoneからAndroidに動画を送る時、「近くにいる相手へその場で渡したい」という場面では、AirDropとQuick Shareの対応状況を確認する価値があります。AirDropはApple製デバイス同士で使われてきた近距離共有機能ですが、Quick Share側の対応により、対応Android端末とiPhoneの間でファイル共有できるケースが出ています。ただし、すべてのiPhoneとAndroidで同じように使えるわけではありません。Googleは、Quick ShareとAirDropの連携を対応Android端末向けに提供し、Pixel 10ファミリーから展開すると案内しています。
送れるかどうかは端末と公開設定で決まる
AirDropとQuick Shareで動画を送れるか判断する時は、アプリ名だけで考えない方が安全です。確認すべきなのは、iPhone側のAirDrop設定、Android側のQuick Share対応、BluetoothとWi-Fiの状態、端末同士の距離です。近距離共有はインターネット回線だけで送る仕組みではないため、BluetoothとWi-Fiの両方がオフになっていると相手の端末を見つけられません。
iPhone側では、AirDropの受信設定を確認します。相手が連絡先に登録されていない場合や、Androidとの共有を試す場合は、「すべての人 10分間」のような公開設定が必要になることがあります。AppleもAirDropの受信範囲として、連絡先のみ、または一定時間だけ周囲の相手に見える設定を案内しています。
Android側では、Quick Shareが使えるかを設定画面で確認します。Googleのヘルプでは、Quick Shareの公開設定として「デバイス」「連絡先」「すべてのユーザーに対し10分間」などの項目が案内されています。近くにいるiPhoneやMacへ送る場合、相手側のAirDrop設定を「すべてのユーザーに対し10分間」にしてもらう手順も示されています。
実際に確認する順番は、次の流れが分かりやすいです。
- iPhoneとAndroidを近くに置く
- 両方のBluetoothとWi-Fiをオンにする
- iPhoneのAirDrop受信設定を確認する
- AndroidのQuick Share設定を開く
- 送信側で共有ボタンから相手の端末名が出るか確認する
- 受信側に通知が出たら承認する
端末名が表示されない時は、動画を選び直す前に、公開設定を見直します。iPhoneの「連絡先のみ」設定、Androidの「自分のデバイスのみ」設定では、相手の端末が出てこないことがあります。特に家族や友人の端末に送る場合、「連絡先に入っているはず」と思っていても、Apple IDやGoogleアカウントの連絡先情報が一致していないと検出できないことがあります。
iPhoneからAndroidへ送る時の操作イメージ
対応している環境なら、iPhoneの写真アプリから動画を選び、共有ボタンを押してAirDropを選択します。Android側ではQuick Shareの受信準備をしておき、iPhone側にAndroid端末名が表示されたらタップします。Android側に受信確認が出たら承認し、転送が終わるまで画面を閉じずに待ちます。
動画の容量が大きい場合、写真1枚のように一瞬では終わりません。数GBの動画では、端末同士を近くに置いたまま、画面ロックや省電力モードで通信が止まらないように注意します。転送中に片方の端末をバッグに入れたり、部屋を移動したりすると失敗しやすくなります。会議室や学校の教室で動画を渡す場合は、机の上に両方の端末を置いたまま完了を待つ方が安定します。
Android側の保存先は、機種によって異なります。多くの場合はダウンロードフォルダや写真アプリから確認できますが、すぐに見つからないこともあります。その場合は、Androidのファイル管理アプリで「Download」「Movies」「Pictures」などを順に確認します。Googleフォトに表示されない場合でも、ファイル自体は端末内に保存されていることがあります。
AirDropとQuick Shareは、その場で動画を渡すには便利ですが、万能ではありません。まず、非対応端末では使えません。古いAndroid端末、メーカー独自仕様の端末、OSアップデートが止まっている端末では、iPhoneとの連携が利用できない場合があります。対応端末でも、会社支給スマホでは管理者設定により近距離共有が制限されていることがあります。
長時間の動画を確実に残したい場合も、過信しない方が安全です。送信中に失敗しても、どこまで転送できたか分かりにくいことがあります。大切な動画、仕事で提出する動画、編集前の元データなどは、Quick Shareで渡したあとに、Android側で再生確認まで行います。再生時間の最後まで確認できれば、コピー失敗のリスクを減らせます。
周囲に人が多い場所では、端末名の表示にも注意が必要です。AirDropやQuick Shareでは、近くの相手に端末名が見えることがあります。本名や会社名が端末名に入っている場合、共有前に表示名を変更しておくと安心です。特にイベント会場、学校、駅、カフェなどでは、知らない端末名が一覧に出ることがあります。送信先を間違えないよう、相手に表示される端末名を口頭で確認してから送ると誤送信を防げます。
送れない時は、無理に設定を何度も変えるより、別ルートに切り替えた方が早い場合があります。近くにPCがあるならUSB転送、離れた相手ならGoogleドライブ、短い確認用動画ならLINEやメールというように、動画の長さと目的で方法を選ぶと失敗が減ります。AirDropとQuick Shareは「対応していれば速い方法」であり、「必ず使える標準手段」と考えないのが実用的です。

AirDropとQuick Shareは便利ですが、まず対応端末か、公開設定が合っているか、相手の端末名が正しく見えているかを確認してから使うのがコツです
USBケーブルとPCを使って動画を転送する方法
iPhoneからAndroidに動画を送る方法の中で、容量の大きい動画や画質を落としたくない動画に向いているのが、USBケーブルとPCを使った転送です。LINEやメールのように送信容量を気にする必要が少なく、クラウドにアップロードする待ち時間も避けやすいため、自分のiPhoneから自分のAndroidへ動画を移す場合や、機種変更時のデータ整理に使いやすい方法です。
USB転送が向いている動画と向いていないケース
USBケーブルとPCを使う方法は、5分以上の長い動画、4Kで撮影した動画、仕事や資料用で画質をなるべく保ちたい動画に向いています。動画をPCに一度コピーしてからAndroidに移すため、ネット回線が遅い場所でも作業しやすいのが特徴です。Wi-Fiが不安定なカフェや、通信量を節約したい月末などは、クラウド共有よりも安定して進められる場合があります。
一方で、PCを持っていない人、ケーブルの種類が分からない人、会社や学校のPCでスマホ接続が制限されている人には向きません。iPhoneがLightning端子なのかUSB-C端子なのか、Android側がUSB-CなのかmicroUSBなのかによって必要なケーブルも変わります。特に古いiPhoneと新しいAndroidを使っている場合、同じケーブル1本では両方を接続できないことがあります。
転送前に確認したいのは、次の3点です。
- iPhoneとPCを接続できるケーブルがあるか
- AndroidとPCを接続できるケーブルがあるか
- PCに動画を一時保存できる空き容量があるか
動画1本でも、4K撮影や長時間撮影では数GBになることがあります。PCの空き容量が少ない状態でコピーを始めると、途中で止まったり、ファイルが中途半端に残ったりします。先にPCの空き容量を確認し、必要ならデスクトップではなく外付けSSDや容量の大きいドライブに保存先を作ると安心です。
iPhoneからPCへ動画を取り込む手順
まずiPhoneのロックを解除し、USBケーブルでPCに接続します。iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか」と表示された場合は、内容を確認して「信頼」を選びます。ここで信頼を許可しないと、PC側にiPhoneの写真や動画フォルダが表示されません。
Windowsの場合は、エクスプローラーを開き、「Apple iPhone」や端末名が表示されているか確認します。表示されたら「Internal Storage」から「DCIM」フォルダを開き、動画ファイルを探します。iPhoneの写真アプリでは日付順に見えていても、PC上では複数のフォルダに分かれて表示されることがあります。撮影日が近いフォルダを開き、ファイルサイズや更新日時を見ながら対象の動画を探すと見つけやすくなります。
動画ファイルは、いきなりAndroidへ直接ドラッグするより、いったんPC上の分かりやすいフォルダにコピーした方が安全です。たとえば「iPhone動画移行」などのフォルダを作り、必要な動画だけを入れておくと、転送漏れや重複を確認しやすくなります。
コピーできない場合は、次の点を見直します。
- iPhoneの画面ロックが解除されているか
- 「このコンピュータを信頼」を許可したか
- ケーブルが充電専用ではなくデータ転送対応か
- Windows側で写真アプリやエクスプローラーが固まっていないか
- iCloud写真の最適化により、動画本体がiPhone内にない状態ではないか
特に見落としやすいのが、iCloud写真の最適化です。iPhone本体の容量を節約する設定になっていると、写真アプリ上では動画が見えていても、実体はiCloud側にあり、PCへうまくコピーできない場合があります。その場合は、iPhoneで対象動画を一度開いて再生できる状態にしてから、再度PC接続を試すと改善することがあります。
PCからAndroidへ動画を移す保存先
AndroidをPCに接続したら、Android側の通知欄に出るUSB接続の設定を確認します。「充電のみ」になっているとPCから中身を見られないため、「ファイル転送」または「MTP」を選びます。WindowsのエクスプローラーにAndroid端末名が表示されたら、「内部共有ストレージ」を開きます。
保存先は「DCIM」「Movies」「Download」などが候補です。スマホの写真アプリやGoogleフォトで見つけやすくしたいなら「DCIM」または「Movies」が無難です。資料用の動画や一時的に渡したい動画なら「Download」でも構いません。ただし、Androidの機種や写真アプリによっては、保存先によって表示されるまでに時間がかかることがあります。転送後すぐに見つからない場合は、ファイル管理アプリで保存先フォルダを直接開いて確認します。
やりがちな失敗は、Android側の空き容量を確認しないままコピーすることです。途中で容量不足になると、動画ファイルが壊れたように見えたり、再生できない状態で保存されたりします。転送前にAndroidの設定からストレージ容量を確認し、動画サイズより余裕を持たせておきます。10GBの動画を移すなら、最低でも15GB程度の空き容量があると作業しやすいです。
転送後は、Android側で動画を最後まで再生できるか確認します。サムネイルが表示されていても、ファイルのコピーが完全に終わっていない状態でケーブルを抜くと再生エラーになることがあります。PC側のコピー進行画面が消えたあと、数秒待ってから取り外すと失敗を減らせます。

USB転送は手間が少し増えますが、長い動画や高画質の動画を確実に移したい時ほど、失敗しにくい現実的な方法です
iPhoneからAndroidに動画を送る時、「近くにいる相手へその場で渡したい」という場面では、AirDropとQuick Shareの対応状況を確認する価値があります。AirDropはApple製デバイス同士で使われてきた近距離共有機能ですが、Quick Share側の対応により、対応Android端末とiPhoneの間でファイル共有できるケースが出ています。ただし、すべてのiPhoneとAndroidで同じように使えるわけではありません。Googleは、Quick ShareとAirDropの連携を対応Android端末向けに提供し、Pixel 10ファミリーから展開すると案内しています。
送れるかどうかは端末と公開設定で決まる
AirDropとQuick Shareで動画を送れるか判断する時は、アプリ名だけで考えない方が安全です。確認すべきなのは、iPhone側のAirDrop設定、Android側のQuick Share対応、BluetoothとWi-Fiの状態、端末同士の距離です。近距離共有はインターネット回線だけで送る仕組みではないため、BluetoothとWi-Fiの両方がオフになっていると相手の端末を見つけられません。
iPhone側では、AirDropの受信設定を確認します。相手が連絡先に登録されていない場合や、Androidとの共有を試す場合は、「すべての人 10分間」のような公開設定が必要になることがあります。AppleもAirDropの受信範囲として、連絡先のみ、または一定時間だけ周囲の相手に見える設定を案内しています。
Android側では、Quick Shareが使えるかを設定画面で確認します。Googleのヘルプでは、Quick Shareの公開設定として「デバイス」「連絡先」「すべてのユーザーに対し10分間」などの項目が案内されています。近くにいるiPhoneやMacへ送る場合、相手側のAirDrop設定を「すべてのユーザーに対し10分間」にしてもらう手順も示されています。
実際に確認する順番は、次の流れが分かりやすいです。
- iPhoneとAndroidを近くに置く
- 両方のBluetoothとWi-Fiをオンにする
- iPhoneのAirDrop受信設定を確認する
- AndroidのQuick Share設定を開く
- 送信側で共有ボタンから相手の端末名が出るか確認する
- 受信側に通知が出たら承認する
端末名が表示されない時は、動画を選び直す前に、公開設定を見直します。iPhoneの「連絡先のみ」設定、Androidの「自分のデバイスのみ」設定では、相手の端末が出てこないことがあります。特に家族や友人の端末に送る場合、「連絡先に入っているはず」と思っていても、Apple IDやGoogleアカウントの連絡先情報が一致していないと検出できないことがあります。
iPhoneからAndroidへ送る時の操作イメージ
対応している環境なら、iPhoneの写真アプリから動画を選び、共有ボタンを押してAirDropを選択します。Android側ではQuick Shareの受信準備をしておき、iPhone側にAndroid端末名が表示されたらタップします。Android側に受信確認が出たら承認し、転送が終わるまで画面を閉じずに待ちます。
動画の容量が大きい場合、写真1枚のように一瞬では終わりません。数GBの動画では、端末同士を近くに置いたまま、画面ロックや省電力モードで通信が止まらないように注意します。転送中に片方の端末をバッグに入れたり、部屋を移動したりすると失敗しやすくなります。会議室や学校の教室で動画を渡す場合は、机の上に両方の端末を置いたまま完了を待つ方が安定します。
Android側の保存先は、機種によって異なります。多くの場合はダウンロードフォルダや写真アプリから確認できますが、すぐに見つからないこともあります。その場合は、Androidのファイル管理アプリで「Download」「Movies」「Pictures」などを順に確認します。Googleフォトに表示されない場合でも、ファイル自体は端末内に保存されていることがあります。
AirDropとQuick Shareは、その場で動画を渡すには便利ですが、万能ではありません。まず、非対応端末では使えません。古いAndroid端末、メーカー独自仕様の端末、OSアップデートが止まっている端末では、iPhoneとの連携が利用できない場合があります。対応端末でも、会社支給スマホでは管理者設定により近距離共有が制限されていることがあります。
長時間の動画を確実に残したい場合も、過信しない方が安全です。送信中に失敗しても、どこまで転送できたか分かりにくいことがあります。大切な動画、仕事で提出する動画、編集前の元データなどは、Quick Shareで渡したあとに、Android側で再生確認まで行います。再生時間の最後まで確認できれば、コピー失敗のリスクを減らせます。
周囲に人が多い場所では、端末名の表示にも注意が必要です。AirDropやQuick Shareでは、近くの相手に端末名が見えることがあります。本名や会社名が端末名に入っている場合、共有前に表示名を変更しておくと安心です。特にイベント会場、学校、駅、カフェなどでは、知らない端末名が一覧に出ることがあります。送信先を間違えないよう、相手に表示される端末名を口頭で確認してから送ると誤送信を防げます。
送れない時は、無理に設定を何度も変えるより、別ルートに切り替えた方が早い場合があります。近くにPCがあるならUSB転送、離れた相手ならGoogleドライブ、短い確認用動画ならLINEやメールというように、動画の長さと目的で方法を選ぶと失敗が減ります。AirDropとQuick Shareは「対応していれば速い方法」であり、「必ず使える標準手段」と考えないのが実用的です。

AirDropとQuick Shareは便利ですが、まず対応端末か、公開設定が合っているか、相手の端末名が正しく見えているかを確認してから使うのがコツです
5分以上の長い動画を送る時のおすすめ方法
iPhoneからAndroidに動画を送る時、5分以上の長い動画は送り方を間違えると失敗しやすくなります。短い動画ならLINEやメールでも済みますが、長い動画は容量が大きくなりやすく、送信中に止まる、画質が落ちる、相手側で保存できないといった問題が起きやすいです。
目安として、家族や友人に見てもらうだけならLINEでも足りる場合があります。一方で、子どもの発表会、旅行動画、仕事の確認用動画、資料として残したい撮影データなどは、できるだけ圧縮されにくい方法を選んだ方が安全です。送る前に「見られればよい動画」なのか「元の画質に近い状態で残したい動画」なのかを分けて考えると、失敗が減ります。
高画質で送りたいならクラウド共有が現実的
5分以上の動画を高画質のまま送りたい場合は、Googleドライブなどのクラウドサービスを使う方法が扱いやすいです。iPhone側で動画をアップロードし、Android側で共有リンクを開いてダウンロードします。メールのように添付容量で弾かれにくく、LINEのように強く圧縮される心配も少ないため、保存用の動画に向いています。
使う時は、iPhoneの写真アプリから動画を選び、共有メニューでGoogleドライブにアップロードします。アップロード後に共有リンクを作成し、相手にLINEやメールで送れば、Android側はリンクを開いて動画を確認できます。相手が自分の別端末なら、同じGoogleアカウントでログインしておくと、共有リンクを作らずに直接ダウンロードできる場合もあります。
注意したいのは、アップロードが完了する前にリンクだけ送ってしまうケースです。動画の容量が大きいと、見た目では送れたように見えても、実際にはまだクラウド側に保存中のことがあります。相手から「開けない」「再生できない」と言われた場合、リンク設定ではなくアップロード未完了が原因のこともあります。動画一覧で処理中の表示が消えたことを確認してから共有すると確実です。
クラウド共有に向いているのは、次のような動画です。
- 旅行やイベントなど、画質をなるべく落としたくない動画
- 仕事や学校で確認用として使う動画
- 離れた場所にいる相手へ送る動画
- 相手にあとから何度も見返してほしい動画
- 1本の容量が大きく、メール添付では送れない動画
ただし、クラウドには保存容量の上限があります。長時間動画を何本もアップロードすると、無料容量をすぐに使い切ることがあります。不要になった動画は削除する、送信後に相手が保存したことを確認してから整理するなど、保存場所の管理も必要です。
通信が不安定ならUSBケーブルとPCを使う
自分のiPhoneから自分のAndroidへ動画を移したい場合や、同じ場所に端末がある場合は、USBケーブルとPCを使った転送が安定します。ネット回線に左右されにくく、アップロード待ちや通信制限を気にしなくてよい点が強みです。特に、数GB単位の動画や複数本のまとめ移動では、クラウドよりも早く済むことがあります。
基本の流れは、iPhoneをPCに接続し、写真や動画が入っているフォルダから対象ファイルを取り出します。その後、AndroidをPCに接続して、MoviesやDCIMなど分かりやすいフォルダにコピーします。あとでAndroid側の写真アプリやファイルアプリから探しやすくするため、保存先のフォルダ名を確認しておくと迷いにくいです。
つまずきやすいのは、iPhoneを接続してもPCに動画が表示されない場面です。この場合は、iPhoneのロックを解除し、画面に表示される「このコンピュータを信頼しますか」という確認を許可します。Android側も、充電専用モードのままだとPCから中身が見えないことがあります。通知欄からUSBの用途を開き、ファイル転送を選びます。
USB転送は安定していますが、相手が遠くにいる場合には使えません。家族のAndroid端末が手元にある、機種変更で自分の端末へ移す、PCでバックアップも兼ねたいといった場面で選ぶと効果的です。
LINEやメールは短い確認用と割り切る
LINEやメールは手軽ですが、5分以上の長い動画にはあまり向きません。LINEはトーク画面からすぐ送れるため便利ですが、動画が圧縮されたり、長さや容量の制限で送れなかったりすることがあります。メールも同じで、添付できる容量に上限があるため、長時間動画では送信エラーになることが多いです。
ただし、まったく使えないわけではありません。相手に内容を少し確認してもらうだけなら、動画を短く切り出してLINEで送る方法があります。たとえば、10分の動画を丸ごと送るのではなく、必要な30秒だけをiPhoneの写真アプリでトリミングして送ると、失敗しにくくなります。画質よりもスピードを優先する場面では有効です。
仕事用や保存用の動画では、LINEだけに頼らない方が無難です。相手が後日ダウンロードする必要があるならGoogleドライブ、端末同士で確実に移したいならUSB転送、近くにいて対応端末ならQuick ShareやAirDrop連携を検討します。送る方法を1つに決め打ちせず、動画の長さ、画質、相手との距離で選び分けることが重要です。

長い動画は、手軽さだけで選ぶと失敗しやすいので、高画質ならクラウド、確実性ならUSB、確認用ならLINEというように目的で分けるのがコツです
iPhoneからAndroidに動画を送れない時の対処法
iPhoneからAndroidに動画を送れない時は、アプリだけを疑うのではなく、動画の容量、通信環境、保存先、形式、共有設定を順番に確認すると原因を絞り込みやすくなります。何度も同じ方法で送り直しても、原因が変わらなければ同じ場所で止まります。まずは「送信前に失敗しているのか」「送信中に止まるのか」「Android側で開けないのか」を分けて見ます。
たとえば、送信ボタンを押せないなら容量やアプリ側の制限が疑わしいです。送信中に止まるなら通信環境やバッテリー設定が関係します。相手に届いたのに再生できないなら、動画形式や保存先、Android側のアプリの問題を確認します。症状を分けるだけで、無駄な操作を減らせます。
まず容量と通信環境を確認する
最初に確認したいのは、動画の容量です。iPhoneの写真アプリで動画を開き、詳細情報からファイルサイズを確認します。5分以上の動画でも、撮影画質が低ければ数百MBで済むことがありますが、4K撮影や高フレームレートの動画では1本で数GBになることもあります。容量が大きいほど、LINEやメールでは失敗しやすくなります。
Wi-Fiが弱い場所で送っている場合も注意が必要です。アップロード中に画面を閉じたり、別アプリに切り替えたりすると、処理が止まることがあります。カフェや駅などの共有Wi-Fiでは、動画のアップロードが遅い、途中で切れる、ログイン画面に戻されるといったこともあります。長い動画を送る時は、自宅の安定したWi-Fiに切り替え、充電しながら操作した方が失敗しにくいです。
確認する順番は、次のようにすると効率的です。
- iPhone側で動画の容量を確認する
- Wi-Fiに接続されているか確認する
- 低電力モードを一時的にオフにする
- 送信中は画面を閉じず、アプリを切り替えない
- Android側の空き容量を確認する
- 同じ動画ではなく、短い動画で送信テストをする
短い動画なら送れるのに長い動画だけ失敗する場合、アプリの不具合ではなく容量制限や通信の問題である可能性が高いです。この場合は、LINEやメールで粘るより、Googleドライブなどのクラウド共有に切り替えた方が早く解決します。
Android側で開けない時は形式と保存先を見る
動画が届いているのにAndroidで再生できない場合、送信そのものは成功しています。問題は、動画形式、保存先、再生アプリのどれかにあることが多いです。iPhoneで撮影した動画は、設定によってはHEVC形式になることがあります。Android端末や古い再生アプリでは、うまく開けない場合があります。
この時は、Android側で別の動画再生アプリを使って開くか、iPhone側のカメラ設定を見直します。今後もAndroidへ送る機会が多いなら、iPhoneのカメラ設定で互換性を優先する形式に変更しておくと、再生トラブルを減らせます。ただし、設定変更後に撮影した動画から反映されるため、すでに撮った動画は必要に応じて変換や再保存が必要です。
保存先が分からないだけのケースもあります。Androidでクラウドからダウンロードした動画は、写真アプリにすぐ表示されず、ダウンロードフォルダやファイルアプリ内に入ることがあります。相手に「届いていない」と言われた時も、実際には保存済みで、見ているアプリが違うだけということがあります。
Android側では、写真アプリだけでなく、ファイルアプリのダウンロード、Movies、DCIMを確認します。Googleドライブ経由なら、アプリ内で再生できるか、端末にダウンロード済みかも確認します。クラウド上で見えているだけで、端末本体には保存されていないこともあります。
クラウド共有で開けない時は権限設定を直す
Googleドライブなどで共有リンクを送ったのに相手が開けない場合、リンクの権限設定が原因になりやすいです。自分の画面では開けるため気づきにくいですが、相手のAndroidでは「アクセス権が必要です」と表示されることがあります。この場合、動画ファイルの共有設定を開き、リンクを知っている人が閲覧できる状態にするか、相手のGoogleアカウントを個別に追加します。
仕事用の動画では、共有範囲を広げすぎないことも重要です。誰でも開けるリンクにすると便利ですが、URLを知っている人なら見られる状態になります。社内資料、個人情報、子どもの動画などは、相手のメールアドレスを指定して共有する方が安全です。相手が複数のGoogleアカウントを使っている場合は、どのアカウントでログインしているかも確認します。
LINEで送れない場合は、動画を短くする、画質を下げる、Wi-Fiを変えるという対処があります。ただし、保存用の動画なら無理にLINEで送る必要はありません。メールで添付できない場合も同じです。容量制限に引っかかっているなら、何度送り直しても解決しにくいため、クラウドリンクやUSB転送に切り替えます。
近くにいる相手へその場で送れない場合は、BluetoothとWi-Fiがオンになっているか、受信側が検出可能な状態か、端末名が表示されているかを確認します。AirDropやQuick Shareのような近距離共有は便利ですが、対応端末やOSの条件があります。表示されない時は、端末を近づける、受信設定を一時的にすべてのユーザーにする、両方の端末を再起動するなどを試します。
最終的には、失敗している方法にこだわらないことが大切です。LINEで止まるならGoogleドライブ、クラウドで時間がかかるならUSB転送、Androidで再生できないなら形式や再生アプリを見直すというように、原因に合わせてルートを変えます。動画送信のトラブルは、1つの設定だけで直ることもありますが、容量、通信、権限、形式が重なって起きることもあります。

動画が送れない時は、同じ操作を何度も繰り返すより、容量、通信、保存先、共有権限、形式の順に切り分けると原因を見つけやすいです


