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目次
ドコモhome5G(ホームファイブジー)が遅くなる主な原因
「home5Gが遅い」と感じるとき、原因はドコモの回線そのものとは限りません。5Gと4Gの切り替わり、基地局の混雑、ルーターの設置場所、Wi-Fiの電波干渉など、複数の要因が通信速度に影響します。まず原因を回線側と宅内側に分けることが、改善への近道です。
home5Gは光ファイバーを自宅まで引き込む光回線とは異なり、ドコモのモバイル回線を受信してインターネットへ接続するホームルーターです。そのため、同じ端末を使っていても、住所や建物、時間帯によって通信速度が変わります。
5Gと4Gの切り替わりや基地局の混雑で遅くなる
5G対応エリアに住んでいるからといって、常に安定した5G通信ができるとは限りません。特に5Gエリアの端に近い場所では、5Gと4Gの電波を行き来することがあります。通信方式の切り替えが頻繁に発生すると、瞬間的な速度低下や接続の不安定さにつながります。
時間帯も重要です。同じ場所、同じパソコンで測っているのに、朝は速く夜になると遅くなる場合は、宅内のWi-Fiより基地局側の混雑を疑いやすくなります。参考となる実測データでも、朝や深夜に比べて夜の下り速度が低くなる傾向が確認されています。
代表的な原因を整理すると、次のようになります。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 夜だけ遅い | 基地局や回線の混雑 | 朝と夜の速度を比較 |
| 速度が頻繁に上下する | 5Gと4Gの切り替わり | 電波状況と通信方式 |
| 部屋によって遅い | 壁や家具による遮蔽 | ルーターの設置場所 |
| Wi-Fiだけ不安定 | 電波干渉や距離 | 2.4GHzと5GHz |
| 複数台利用時に遅い | 同時通信による負荷 | 接続端末数を減らす |
夜だけ遅いなら故障とは限らないため、いきなり端末交換を考える必要はありません。
設置場所によってモバイル回線の受信状況が変わる
home5Gでは、ルーターがドコモの基地局から届く電波をどれだけ良好に受信できるかが重要です。部屋の奥、床の近く、金属製の棚の中などに設置すると、受信状況が悪化する場合があります。
候補にしたいのは、窓に近く、床からある程度高さを確保できる場所です。ただし「窓際ならどこでも速い」と決まっているわけではありません。基地局の方向や建物の構造によって、窓Aでは遅いのに窓Bでは速いということもあります。
高層マンションでは周囲の建物、戸建てでは外壁の材質なども影響要因になります。ルーターを数十センチ動かしただけでも電波状況が変わる場合があるため、設置位置を固定する前に複数箇所でスピードテストを行うと判断しやすくなります。
宅内Wi-Fiの電波干渉や端末側の問題もある
ルーターまでは高速通信できていても、スマートフォンやパソコンまで届くWi-Fiで速度が落ちることがあります。特に2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器などでも利用される周波数帯のため、周囲の機器との干渉が起きやすい特徴があります。
一方の5GHz帯は比較的高速で干渉を受けにくいものの、壁などの障害物には弱くなります。ルーターの近くでは5GHz、離れた部屋では2.4GHzのほうが安定するケースもあり、「5GHzにすれば常に正解」というわけではありません。
複数のスマートフォン、テレビ、ゲーム機、パソコン、家電を常時接続している家庭では、同時通信も確認してください。端末の発熱や一時的な通信エラーが速度低下につながることもあります。この場合は再起動で改善する可能性があります。
筆者としては、遅くなった直後に契約変更を考えるより、再起動・設置場所・時間帯の3点を先に確認する方法をおすすめします。費用がかからず、原因の大まかな切り分けまでできるからです。

home5Gが遅い原因は回線だけではありません。まず時間帯、設置場所、Wi-Fiの順に確認すると、どこで速度が落ちているのか見つけやすいですよ
home5G(ホームファイブジー)は本当に遅い?速度の判断基準
動画の読み込みが一度止まっただけで「home5Gは遅い」と判断するのは早計です。通信速度は瞬間的に変動するため、スピードテストで数値を確認し、用途に対して不足しているのかを判断する必要があります。
home5Gの実測値として参考資料に掲載されている平均は、下り205.6Mbps、上り21.33Mbps、Ping38.41msです。ただし、これは全国の利用者による平均的な測定値であり、自宅で同じ数値が出ることを保証するものではありません。地域や時間帯によって差があります。
下り・上り・Pingは意味が違う
スピードテストをすると、主に下り速度、上り速度、Ping値が表示されます。どれか一つだけを見るのではなく、何をしているときに遅さを感じるのかと照らし合わせることが重要です。
下りはインターネット上から端末へデータを受け取る速度です。Webサイトの表示、動画視聴、アプリのダウンロードなどに影響します。一般的に「インターネットが速い・遅い」と感じる場面では、下り速度の影響が大きくなります。
上りは写真、動画、ファイルなどをインターネット上へ送る速度です。オンラインストレージへのバックアップや大容量ファイルの送信、ライブ配信では上り速度が重要です。
Ping値は通信の応答までにかかる時間を示し、数値が小さいほど応答が速いと考えられます。オンライン対戦ゲームやリアルタイム性の高い操作では、下り速度だけ高くてもPingが大きいと遅延を感じる場合があります。
| 指標 | 主に影響する用途 | 見方 |
|---|---|---|
| 下り速度 | Web閲覧・動画・ダウンロード | 大きいほど高速 |
| 上り速度 | ファイル送信・動画投稿・配信 | 大きいほど高速 |
| Ping値 | ゲーム・リアルタイム通信 | 小さいほど応答が速い |
用途によって必要な速度は変わる
Webサイトを見る、SNSを使うといった用途なら、非常に大きな下り速度を常時確保する必要はありません。一方、複数人が同時に高画質動画を再生したり、大容量ゲームをダウンロードしたりすると、必要な通信量は増えます。
参考資料では、動画視聴の下り速度の目安として3Mbpsから25Mbps、オンラインゲームでは30Mbpsから100Mbpsという数字が掲載されています。ただしゲームの場合は、単純なMbpsだけではなくPing値や通信の安定性も影響します。
つまり、スピードテストで100Mbps出ているから何にでも十分、20Mbpsしか出ていないから使えない、とは判断できません。自分が困っている操作と測定値をセットで確認します。
例えば、動画は問題なく見られるのにクラウドへのファイル送信だけが遅いなら、下りより上りを確認します。Web会議で映像が乱れる場合には、速度だけでなく通信が継続的に安定しているかも重要です。
1回だけではなく時間帯を変えて測定する
スピードテストは1回の結果だけで判断しないことが重要です。同じ場所でも時間帯によって数値が変化するためです。
参考資料の測定データでは、下り速度が朝202.97Mbps、夜162.33Mbps、深夜259.47Mbpsとなっています。すべての利用者がこの動きをするわけではありませんが、時間帯で数値が変わることは確認できます。
自宅では朝、昼または夕方、夜の3回程度を同じ場所で測ってみてください。毎回10Mbps前後しか出ない場合と、朝200Mbps・夜20Mbpsという場合では疑うべき原因が違います。後者なら混雑時間帯の影響が考えやすくなります。
逆に特定のスマートフォンだけ遅いなら、home5Gそのものではなく端末側の問題も疑えます。別のスマートフォンやパソコンでも測定すると切り分けやすくなります。
平均値との比較だけで故障と断定しないことも大切です。地域差があるため、「平均より低い=異常」ではありません。自分の用途で困るほど遅いか、以前と比べて明確に悪化しているかという視点も含めて判断してください。

速度を見るときはMbpsの数字だけを追わず、下り・上り・Pingと困っている用途をセットで見ましょう。朝と夜を比べるだけでも原因がかなり絞れますよ
home5G(ホームファイブジー)が遅いとき最初に試す対処法
昨日まで普通に使えていたhome5Gが急に遅くなった場合、最初から設定を大きく変更する必要はありません。一時的なエラー、設置環境、接続台数といった簡単に確認できる項目から試したほうが、原因を見失いにくくなります。
最初に行いたいのは、再起動してから同じ条件で速度を測り直すことです。再起動だけで一時的な不具合が解消する場合があります。
まずルーターを再起動して状態を確認する
home5G端末で一時的な通信エラーが発生している場合、再起動によって状態が改善することがあります。参考資料では、端末背面のREBOOTボタンを1秒以上長押しする方法が紹介されています。
操作する場合は、次の順番で確認すると変化が分かりやすくなります。
- 再起動前にスマートフォンまたはパソコンで通信速度を測る
- home5G端末のREBOOTボタンを1秒以上長押しする
- ランプが消灯や点滅に変わったことを確認する
- ランプが通常の点灯状態へ戻るまで待つ
- 再起動前と同じ端末・同じ場所で再度スピードテストを行う
- 下り速度・上り速度・Ping値がどう変化したか確認する
再起動前後で条件を変えないのがポイントです。同時に設置場所やWi-Fi周波数まで変更すると、どの操作で改善したのか分からなくなります。
窓際を含む複数の場所で比較する
再起動しても変化がなければ、ルーターの設置場所を確認します。home5Gはモバイル回線の電波を受信するため、数メートル移動しただけで状況が変わることがあります。
候補として試したいのは、窓に近い場所、床から1〜2m程度の高さ、金属製家具から離れた場所などです。電子レンジ、テレビ、Bluetooth機器のすぐ近くも避けて比較してください。
設置場所を探す際に、勘だけで「ここが良さそう」と決めるのはおすすめできません。窓際A、窓際B、現在の設置場所のように候補を決め、それぞれ同じ端末で測定します。下り200Mbps、80Mbps、30Mbpsのような差が出れば、設置場所の影響を判断しやすくなります。
次に当てはまるものがないか確認してください。
- ルーターを床に直接置いている
- 金属製の棚や家具の中に入れている
- 電子レンジやテレビのすぐ近くに置いている
- 水槽や湿気の多い場所の近くに置いている
- 家の中央や窓から遠い場所だけで試している
- ルーター周辺に物を積み上げている
複数該当する場合は、一つずつ条件を変えて測定すると原因を特定しやすくなります。
接続している端末を一度減らす
スマートフォンだけでなく、テレビ、ゲーム機、タブレット、パソコン、スマート家電などがWi-Fiへ接続されている家庭は珍しくありません。接続されているだけで常に大容量通信するわけではありませんが、バックアップやアプリ更新が重なると通信量が増えます。
速度確認中は、使っていない機器のWi-Fiを一時的に切断してください。家族が動画を視聴している状態と、測定用パソコン1台だけを接続した状態で比較すると、同時利用が原因か判断できます。
「普段は速いのに家族全員が帰宅すると遅くなる」という声は、ホームルーター利用者の悩みとしてよく見られます。この場合、基地局の混雑と家庭内の同時通信が同じ時間帯に重なっている可能性もあります。
端末本体が極端に熱くなっていないかも確認します。高温になりやすい場所や直射日光が当たる場所ではなく、周囲に空間を確保できる位置へ置きます。
ここまで実施しても改善しなければ、単純な一時エラー以外の原因を調べる段階です。Wi-Fi周波数、有線接続、4G固定などへ進みます。

最初から設定を何個も変えると原因が分からなくなります。再起動、設置場所、接続台数の順に一つずつ試し、毎回同じ条件で速度を測るのがコツですよ
Wi-Fi設定と有線接続でhome5G(ホームファイブジー)の速度を改善する方法
ルーターの近くでは快適なのに、別の部屋へ移動すると急にhome5Gが遅くなる。この場合、ドコモ回線より宅内Wi-Fiがボトルネックになっている可能性があります。
home5Gとスマートフォンやパソコンの間はWi-Fiで接続するため、基地局からルーターまで高速でも、その先で速度低下が起きることがあります。2.4GHzと5GHzの使い分けと有線接続による比較が有効です。
2.4GHzと5GHzは場所によって使い分ける
home5Gでは2.4GHzと5GHzのWi-Fiを利用できます。この2つは単純に「5GHzのほうが上位」という関係ではありません。
2.4GHzは比較的遠くまで届きやすく、壁などがある環境でもつながりやすい一方、電子レンジやBluetooth機器などとの電波干渉を受けやすい特徴があります。
5GHzは他の家電との干渉を受けにくく、高速通信に向いています。ただし障害物の影響を受けやすいため、ルーターから離れた部屋では電波が弱くなる場合があります。
ルーターのすぐ近くでパソコンを使うなら、まず5GHzを試します。壁を何枚も挟む部屋では、5GHzで通信が途切れるなら2.4GHzへ切り替えて比較してください。
参考資料では、それぞれのSSIDがhome5G端末の底面に記載されているとされています。スマートフォンやパソコンのWi-Fi設定を開くと利用可能なSSIDが表示されるため、接続先を選び直して速度を比較できます。
ここで大切なのは、周波数を変更した直後に同じ場所で測定することです。端末を別の部屋へ持っていくと、周波数と距離のどちらが影響したのか分からなくなります。
有線接続でWi-Fiが原因か判定する
LANポートを搭載したパソコンなどを利用できるなら、有線接続は非常に有効な診断方法です。home5G端末とパソコンをLANケーブルで直接接続すると、宅内Wi-Fiの電波状態をほぼ切り離して比較できます。
例えばWi-Fiでは下り20Mbpsなのに、有線では200Mbps出るなら、ドコモのモバイル回線自体が主原因とは考えにくくなります。Wi-Fiの周波数、距離、障害物、電波干渉などを優先的に見直すべき状況です。
反対にWi-Fiでも有線でも20Mbps前後しか出ないなら、宅内Wi-Fiだけの問題とは考えにくくなります。設置場所、基地局の混雑、5Gと4Gの受信状況などへ調査対象を広げます。
有線接続時はLANケーブルの規格にも注意してください。参考資料ではカテゴリー6のLANケーブルが推奨されています。非常に古いケーブルを使っていると、別の部分が通信速度の制約になる場合があります。
距離と壁の影響を切り分ける
Wi-Fiが遅い場合は、ルーターからの距離を段階的に変えてみます。同じスマートフォンを使い、ルーターの横、隣室、普段利用する部屋の3地点程度で測定すると違いが分かりやすくなります。
ルーター横では200Mbps、隣室では120Mbps、普段の部屋では15Mbpsとなるなら、home5G回線そのものより宅内の電波到達状況に問題があると判断しやすくなります。
逆に3地点ともほぼ同じ低速なら、Wi-Fi距離以外の原因を疑います。
筆者としては、home5Gが遅いときに有線接続との比較は優先度が高い確認方法だと考えます。Wi-Fi側とモバイル回線側をかなり明確に分けられるからです。有線で正常なら、回線契約を変更する前に宅内環境を改善する余地があります。
ただしスマートフォンだけを使っていてLAN接続できない場合は、無理に機器を購入する必要はありません。まず2.4GHzと5GHzを切り替え、ルーターの近くで測定する方法でも一定の切り分けはできます。

ルーターの近くでは速いのに離れると遅いなら、home5G回線よりWi-Fiを疑います。有線との速度差を見ると、宅内側の問題かどうか判断しやすいですよ
5Gなのに遅い・4Gのほうが速いときに確認すること
「5Gと表示されているのに思ったほど速くない」というケースはあります。5Gという表示だけで通信品質のすべてが決まるわけではなく、基地局との距離、屋内での受信状況、5Gと4Gのエリア境界などが影響するためです。
そのため、5G接続だから4Gより必ず速いとは限りません。速度が不安定な場合は、5Gと4Gのどちらが自宅で安定するかを実測して判断します。
5Gエリア内でも室内では電波状況が変わる
サービスエリアの情報は、その地域で利用できる通信方式を判断する重要な材料です。しかし、地図上で5Gエリアになっていることと、室内のどこでも強い5G電波を受信できることは同じではありません。
建物の壁や窓、周辺の高層建築物、ルーターを置く階や位置などによって受信状態が変化します。窓際では5Gが安定していても、部屋の奥へ移動すると電波が弱くなることがあります。
このため、提供エリアを確認したうえで実際の端末の状態を見るという順番が重要です。「エリアマップで5Gだからルーターはどこに置いても同じ」と考えないようにします。
特に5Gエリアと4Gエリアの境界付近では、通信方式が切り替わりやすくなる場合があります。短時間のスピードテストでは高速でも、動画視聴やWeb会議など継続通信で不安定さを感じるケースがあります。
4G固定で安定性が改善するか比較する
参考資料では、home5Gが不安定な場合の対策として4G固定が紹介されています。これは4Gのほうが常に優れているという意味ではなく、5Gと4Gを頻繁に行き来している環境で通信方式を固定し、安定性が変わるか確かめる方法です。
設定する際は、変更前の通信速度を記録しておきます。その後4Gへ固定し、同じ時間帯・同じ場所・同じパソコンで測定します。
参考資料に示されている操作の流れは次の通りです。
- home5Gの設定ページへアクセスできる状態にする
- 設定ページのログイン画面を開く
- 端末に記載された初回ログインパスワードを確認してログインする
- モバイルネットワーク設定を開く
- ネットワークモードで4Gを選択する
- 設定後に通信速度と接続の安定性を確認する
画面名称や表示は端末のソフトウェアなどによって異なる場合があるため、実際の設定画面を確認しながら操作してください。
4G固定後に最高速度が少し下がっても、動画が止まらなくなったりWeb会議が安定したりするなら、実利用では改善したと判断できます。逆に速度も安定性も悪化するなら元の設定へ戻します。
最高速度ではなく安定して使えるかで比較する
5Gで一度だけ500Mbpsが出ても、その後50Mbps、200Mbps、30Mbpsと大きく変動する環境があります。一方、4Gで100Mbps前後を安定して維持するなら、利用目的によっては後者のほうが快適です。
ホームルーターでは「最高で何Mbps出たか」だけではなく、一定時間安定して通信できるかが重要になります。特にWeb会議、ライブ配信、オンラインゲームでは一瞬の最高値より安定性が体感に影響します。
SNSなどでも「5G表示なのに不安定で、設定を変えたら使いやすくなった」という趣旨の声は見られます。ただし、すべての環境で4G固定が有効になるわけではありません。
4G固定は改善策というより比較テストとして使うと考えると分かりやすいでしょう。5Gと4Gを同じ条件で比較し、自宅に適した通信方法を選びます。
設置場所を変更する場合も同様です。窓際Aで5G、窓際Bで5G、現在地で4Gというように条件を増やしすぎず、一つずつ変更してください。

5Gという表示だけで速さを判断しないことが大切です。5Gと4Gを同じ条件で測り、最高値より普段の安定性が高いほうを選ぶと失敗しにくいですよ
home5G(ホームファイブジー)が遅い原因を切り分ける確認手順
home5Gの通信速度が遅い原因を調べるとき、最も避けたいのは設定を一度に何個も変えることです。再起動、設置場所変更、5GHzへの切り替え、4G固定を同時に行うと、速度が改善しても何が効いたのか分かりません。
効率よく調べるには、一つの条件だけ変更して結果を記録する方法が有効です。
Wi-Fiと有線接続を比較する
最初の切り分けは宅内Wi-Fiです。有線接続できる機器があるなら、同じパソコンを使ってWi-FiとLANケーブルで通信速度を比較します。
Wi-Fiだけ遅く、有線接続では十分な速度が出るなら、原因候補はWi-Fiの周波数、距離、壁、電波干渉などです。この状態で光回線へ乗り換えても、宅内Wi-Fi環境をそのまま使えば似た問題が残る場合があります。
有線でもWi-Fiでも同程度に遅ければ、ドコモ回線の受信状態や基地局の混雑へ対象を移します。
次に当てはまるものがないか確認してください。
- 有線では速いのにWi-Fiだけ遅い
- ルーターの横では速いのに別室では遅い
- 特定のパソコンやスマートフォンだけ遅い
- 夜だけ大幅に速度が下がる
- 5Gと4Gの表示や接続状態が不安定
- 再起動すると一時的に改善する
当てはまる項目によって、次に調べる場所が変わります。
時間帯と端末を変えて比較する
次は時間帯です。朝と夜に同じ場所、同じ端末でスピードテストを行います。
朝は十分な速度が出るのに、夜だけ大幅に低下するなら基地局やネットワーク混雑との関連を疑いやすくなります。反対に一日中ほぼ同じ低速状態なら、時間帯以外の要因を優先して調べます。
その後、別のスマートフォンやパソコンでも測定します。1台だけ遅い場合、その端末のWi-Fi設定、OS、バックグラウンド通信などが関係している可能性があります。
例えばスマートフォンAで150Mbps、パソコンで140Mbps、スマートフォンBだけ10Mbpsなら、home5G回線全体の問題と断定するのは不自然です。遅い端末側を確認する価値があります。
通信障害と電波状況を最後に照合する
自宅側を確認しても原因が見つからない場合は、ドコモ側の通信障害やメンテナンス情報も確認します。
普段100Mbps以上出ていた回線が突然数Mbpsまで低下し、複数端末で同じ症状が発生している場合は、自宅のWi-Fi設定だけでは説明できないことがあります。近隣を含む通信障害や設備側の影響がないか確認してください。
切り分けは次の順序で進めると整理しやすくなります。
- 現在の通信速度を記録する
- home5G端末を再起動して再測定する
- Wi-Fiと有線接続を比較する
- 2.4GHzと5GHzを同じ場所で比較する
- ルーターの設置場所を変えて比較する
- 朝と夜など時間帯を変えて測定する
- 別のスマートフォンやパソコンで測定する
- 5Gと4Gの接続状態を確認する
- ドコモ側の通信障害やメンテナンス状況を確認する
この順番なら、宅内・端末・モバイル回線のどこに問題があるかを段階的に絞れます。
測定結果はメモしておくと便利です。「8月13日21時、窓際、5GHz、下り35Mbps」のように条件と結果をセットで残します。問い合わせる場合にも具体的な状況を説明しやすくなります。
原因が一つとは限りません。夜間の基地局混雑に加えて、離れた部屋で2.4GHzを使い、家族が複数台で動画を見ているなど、複数要因が重なることもあります。その場合でも一つずつ条件を外していけば判断できます。
改善しない操作を何度も繰り返さないことも重要です。再起動で毎回数分だけ改善してすぐ遅くなるなら、再起動だけで解決したとは考えず、その後の条件を調べてください。

速度トラブルは勘ではなく比較で調べます。同じ端末・同じ場所を基準に、一つずつ条件を変えて記録すると、原因までたどり着きやすくなりますよ
対処してもhome5G(ホームファイブジー)が遅い場合の判断基準
再起動、設置場所、Wi-Fi周波数、有線接続、4G固定まで試しても必要な通信速度が得られない場合、同じ対処を繰り返すより「home5Gを使い続けるべきか」を判断する段階に入ります。
重要なのは、単純にMbpsが低いかではありません。必要な用途を安定して満たせているかで考えます。
数日測って常に遅いなら環境との相性を疑う
一度の測定だけで乗り換えを決める必要はありません。しかし、複数日にわたり朝・昼・夜で測定し、設置場所を変えても常に必要な速度を下回る場合は、基地局との位置関係や建物との相性を疑う段階です。
例えば普段の用途がWeb閲覧と動画視聴で、安定して十分使えているなら、全国平均より速度が低くても大きな問題ではありません。
一方、仕事で毎日大容量データをアップロードする、オンライン会議を長時間行う、ライブ配信をするなどの場合は、下りだけでなく上りや安定性も重要です。
参考資料の比較では、home5Gの平均実測値は下り205.6Mbps、上り21.33Mbps、Ping38.41msとされています。一方、光回線の例ではこれより上り速度が大幅に高く、Ping値も小さいデータが掲載されています。
| 利用状況 | home5G継続を検討しやすい | 光回線を検討しやすい |
|---|---|---|
| Web閲覧・動画中心 | 問題なく再生できる | 頻繁に停止する |
| Web会議 | 安定して参加できる | 切断や映像停止が続く |
| 大容量アップロード | 頻度が低い | 毎日大量に送信する |
| オンラインゲーム | 遅延を気にしない用途 | Pingと安定性を重視 |
| 家族の同時利用 | 現状で不足しない | 混雑時の低下が深刻 |
HR01など旧端末を使っている場合は端末も確認する
長期間同じ端末を使っている場合は、home5G本体の状態も確認対象になります。参考資料では従来型のHR01と現行型として扱われているHR02で、アンテナ数や最大通信速度などの仕様差が紹介されています。
ただし、端末を交換すれば必ず速くなるわけではありません。基地局から届く電波そのものが弱い場所では、新しい端末にしただけで問題が解消するとは限らないためです。
機種変更を検討するときは、通信性能だけでなく現在の端末代金の支払い状況も確認します。参考資料では端末代金を分割払いし、月々サポートを受けているケースでは、途中で契約を終了すると残債が残る可能性が示されています。
そのため、残債を確認せずに乗り換えを決めないことが重要です。速度が不満だからとすぐ解約すると、新しい回線費用と旧端末の支払いが重なる場合があります。
光回線へ変えるかは安定性と工事可否で判断する
ホームルーター最大の利点は、光回線のような開通工事を行わず利用しやすい点です。引っ越し直後、賃貸住宅で工事しづらい場合などには大きなメリットがあります。
一方、オンラインゲーム、大容量ファイルの送受信、ライブ配信などを重視する場合、固定回線のほうが適しているケースがあります。特に上り速度やPing値まで重視するなら、下り速度だけを比較してはいけません。
乗り換え判断では、次の4点を確認します。
- 自宅で光回線の工事が可能か
- 現在のhome5G端末に残債があるか
- 現在困っている用途は下り・上り・Pingのどれか
- 数日測定しても改善の兆候がないか
光回線の月額料金が必ずhome5Gより高いとは限りません。参考資料でも、集合住宅向けプランの中にはhome5Gより月額料金が低い例が掲載されています。ただし契約条件、工事費、キャンペーンなどは個別に異なるため、月額料金だけで判断しないようにします。
筆者としては、速度が少し平均より低いだけなら乗り換えを急ぐ必要はないと考えます。生活や仕事で具体的な支障が繰り返し発生しているかを基準にしたほうが合理的です。

対処しても遅いなら、平均速度より自分の用途を基準に判断しましょう。仕事やゲームで支障が続くなら、端末残債と工事可否を確認して光回線も比較するとよいですよ
home5G(ホームファイブジー)が遅いときのよくある質問
home5Gが遅いときは、「故障なのか」「4Gへ固定していいのか」「光回線へ変えるべきか」といった判断で迷いやすくなります。ここでは、速度低下について特に確認しておきたい疑問を整理します。
夜だけhome5Gが遅くなるのは故障なのか
夜だけ遅いなら、端末故障とは限りません。夜はインターネットの利用者が増え、基地局やネットワークが混雑することで通信速度が低下する場合があります。
参考資料の実測データでも、朝の下り202.97Mbpsに対して夜は162.33Mbpsとなっており、時間帯による差が確認されています。ただし自宅で同じ数値になるわけではありません。
判断するときは、朝と夜に同じ端末、同じ場所、同じWi-Fi周波数で測定します。夜だけ大きく低下するなら時間帯との関係が考えられます。
一日中遅いうえに複数端末で同じ症状が続く場合は、別の原因も調べてください。
5Gより4Gに固定したほうが速くなることはあるのか
あります。ただし、4Gそのものが5Gより高速という意味ではありません。
5Gと4Gのエリア境界などで通信方式が頻繁に切り替わっている場合、4Gへ固定することで通信が安定することがあります。最高速度が下がっても、動画の停止やWeb会議の途切れが減るなら、実利用では4G固定のほうが快適になる場合があります。
変更前後でスピードテストを行い、下り速度だけでなく安定性も比較してください。4G固定で悪化した場合は元の設定へ戻します。
home5Gを窓際に置くと本当に速度は改善するのか
改善する場合があります。home5Gはドコモのモバイル回線を受信するホームルーターなので、基地局からの電波を受信しやすい場所へ移すことで通信状況が変わる可能性があります。
ただし窓際なら必ず最速になるわけではありません。窓の方向、建物の構造、周辺の建築物などによって結果は異なります。
現在の位置、別の窓際、床から1〜2m程度高い位置など、複数の候補で測定して比較してください。
電子レンジ、テレビ、Bluetooth機器、金属製家具、水槽などのすぐ近くは避けたほうが切り分けやすくなります。
Wi-Fiは遅いのにLAN接続だと速い場合は何が原因なのか
有線接続では速く、Wi-Fiだけ遅いなら、home5Gのモバイル回線より宅内Wi-Fi側に原因がある可能性が高くなります。
2.4GHzの電波干渉、5GHzの到達距離、ルーターと端末の間にある壁、接続端末数などを確認してください。
ルーターのすぐ横で5GHzへ接続した場合と、普段使う部屋で測った場合を比較する方法も有効です。
有線で200Mbps出るのにWi-Fiで20Mbpsしか出ないような場合は、回線契約を変更する前にWi-Fi環境を見直す価値があります。
何を試しても速度が改善しない場合は光回線へ乗り換えたほうがよいのか
利用目的によります。Web閲覧や動画視聴で実害がないなら、平均値より多少低いという理由だけで乗り換える必要はありません。
一方、何日測っても速度が不足し、Web会議が頻繁に途切れる、大容量ファイルの送信に時間がかかる、オンラインゲームの遅延が支障になるといった状態なら光回線は有力な選択肢になります。
home5Gは工事不要という大きな利点がありますが、光回線は固定回線として上り速度やPing、通信の安定性で有利になるケースがあります。
乗り換え前には、光回線の工事可否とhome5G端末の残債を確認してください。端末代金の支払い途中なら、解約後も残りの支払いが必要になる場合があります。
最終的には、速度そのものではなく困っている状態を解消できるかで判断します。測定値が多少低くても用途を満たしていれば問題はなく、逆に数値が高くても通信が頻繁に途切れるなら改善策を検討する価値があります。
home5Gが遅いと感じたときは、再起動だけで終わらせず、設置場所、2.4GHzと5GHz、有線接続、時間帯、5Gと4Gという順で条件を比較してください。それでも改善しなければ、ドコモへの相談や光回線を含む通信環境の見直しへ進むと判断しやすくなります。

home5Gの速度問題は、故障か乗り換えかの二択ではありません。一つずつ原因を切り分け、それでも日常利用に支障が残るときに回線変更を検討するのが合理的ですよ
2位
home 5G
NTTドコモ

| 利用回線 | ドコモ |
| 3年利用時の実質月額料金 | 4,545円 |
| 2年利用時の実質月額料金 | 5,221円 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 7,299円 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 133.20Mbps |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 173.30Mbps |
| 端末代金 | 71,280円(3年利用で実質0円) |
| 初期費用 | 0円(ネット申し込みの場合) |
| 月額料金の安さ | 3.29 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 2.73 |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 5.00 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 1.49 |
| 3年利用時の実質月額料金 | 3.04 |
| 総合 | 3.11 |
home 5Gがおすすめの理由
home 5Gがおすすめの理由は「ドコモ回線で郊外の速度が抜群に速い」「月々サポートの適用で端末代金実質負担金0円」点です。
home 5Gは、ドコモが提供するホームルーターなので、ドコモ回線を利用したホームルーターです。ドコモ回線は、都心部でも回線速度が速いですが、地方での回線速度の速さに定評がある回線です。
また、月々サポートを利用することで、ご購入機種に応じた「月々サポート割引額」を毎月のご利用料金から割引してくれるので、実質端末料金0円で利用できるメリットがあります。
さらにドコモユーザーであれば、スマホ料金から月1,100円割引があるため、かなり安いコストで利用できます。
デメリットは、キャンペーンが少ないため、実質コストはやや高めという点です。
| 利用回線 | ドコモ |
| 月額基本料金 | 4,950円 |
| 3年利用時の実質月額料金 | 4,545円 |
| 2年利用時の実質月額料金 | 5,221円 |
| 1年利用時の実質月額料金 | 7,299円 |
| スマホセット割 | ドコモとセットで割引 |
| 都心下り通信速度(実測値) | 133.20Mbps |
| 都心上り通信速度(実測値) | 16.17Mbps |
| 郊外下り通信速度(実測値) | 173.30Mbps |
| 郊外上り通信速度(実測値) | 18.12Mbps |
| 都心PING値(実測値) | 18.1ms |
| 郊外PING値(実測値) | 45.4ms |
| 速度制限なし | |
| 5G対応 |
| 契約期間 | 縛りなし |
| 端末代金 | 71,280円(3年利用で実質0円) |
| 2年後に解約時の費用 | 21,780円 |
| 1年後に解約時の費用 | 45,540円 |
| 初期費用 | 0円(ネット申し込みの場合) |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替 |
| 幅 | 95mm |
| 奥行 | 95mm |
| 高さ | 170mm |
| 重量 | 847g |
| 同時接続可能台数 | 66台 |
| メッシュ機能 |

