ExpressVPN(エクスプレスVPN)のダウンロード方法!端末別のインストール手順と注意点



目次

ExpressVPNを安全にダウンロードする方法

ExpressVPNをダウンロードするときは、検索結果に表示されたページをそのまま信用せず、配布元を確認してからファイルを入手することが重要です。VPNアプリには通信を保護するための強い権限が与えられるため、改変されたインストーラーや偽アプリを入れてしまうと、通常のソフト以上に大きなリスクが生じます。

パソコン版はExpressVPNの公式サイトにあるアカウント画面、スマートフォン版はApp StoreやGoogle Playストアなど、端末の公式アプリストアから入手するのが基本です。無料ソフトの配布サイト、ダウンロード代行サイト、掲示板に掲載されたファイルは利用しないでください。

公式サイトからパソコン版を入手する手順

Windows・Mac・Linuxで利用する場合は、ExpressVPNのアカウント画面にサインインし、使用中のOSに合ったアプリを選びます。検索結果からダウンロードページへ移動するときは、広告枠と通常の検索結果を混同しないよう注意が必要です。

見た目がExpressVPNに似ているページでも、ログイン情報やクレジットカード情報を盗む目的で作られている可能性があります。ページを開いたら、サービス名のつづりが正しいか、ブラウザに不審な警告が出ていないかを確認してください。

ダウンロード前に確認したい項目は次のとおりです。

  • 使用しているOSがWindows、macOS、Linuxのどれか
  • OSが32ビット版か64ビット版か
  • ExpressVPNのアカウントに正常にサインインできるか
  • インストールに必要な空き容量が残っているか
  • 会社や学校のパソコンでインストール制限が設定されていないか
  • 管理者権限を持つアカウントを利用できるか

Windowsでは、設定画面のシステム情報からOSの種類やシステムの種類を確認できます。Macでは、画面左上のAppleメニューからMacについてを開くと、macOSのバージョンや搭載チップを確認できます。Linuxはディストリビューションによって配布パッケージが異なるため、Ubuntu系、Debian系などの環境を把握してから選ぶ必要があります。

ファイル名だけで安全性を判断するのは危険です。「ExpressVPN最新」「ExpressVPN無料版」などと書かれたファイルでも、公式配布とは限りません。ダウンロード後にブラウザやセキュリティソフトから警告が表示された場合は、警告をすぐ解除せず、入手したページとファイルの発行元を再確認してください。

スマートフォンでは開発元とアプリ名を確認する

iPhone・iPadではApp Store、Android端末ではGoogle PlayストアまたはGalaxy Storeを利用します。ストア内でExpressVPNを検索すると、類似した名前やアイコンのアプリが表示されることがあります。アプリ名だけで選ばず、開発元の表記まで確認することが大切です。

確認する場所は、インストールボタンの周辺にある開発者情報です。レビュー数や評価が高く見えても、それだけで公式アプリとは判断できません。アプリの説明文に不自然な日本語が多い、開発者名が無関係な企業になっている、過剰な権限を要求している場合はインストールを中止してください。

Android端末でGoogle Playストアを利用できない場合、公式サイトからAPKファイルを入手できることがあります。ただし、APKはストアを経由しないため、入手元の確認がより重要です。メールやSNSで送られてきたAPK、ファイル共有サービスに置かれたAPKは使用しないでください。

APKをインストールするために提供元不明のアプリを許可した場合は、作業後に設定を戻しておくと安全です。許可を残したままにすると、別のアプリやブラウザから意図しないファイルをインストールしてしまう可能性があります。

ダウンロード前後に行う安全確認

ExpressVPNのインストーラーを入手できても、すぐに開く必要はありません。保存先、ファイルの種類、発行元を確認してから実行してください。Windows用のファイルをMacで開こうとしたり、別のCPU向けパッケージを選んだりすると、インストールエラーの原因になります。

安全に進める順番は次のとおりです。

  1. ExpressVPNの公式アカウント画面または公式アプリストアを開く
  2. 使用する端末とOSを確認する
  3. 対応するアプリまたはインストーラーを選ぶ
  4. ダウンロードしたファイルの名称と発行元を確認する
  5. セキュリティ警告が出ていないことを確認する
  6. 管理者権限やVPN構成の追加を許可する
  7. 初回起動後に正規のアカウントでサインインする

インストール中にVPN構成の追加、ネットワーク拡張機能、システム拡張機能などの許可を求められることがあります。これらはVPN接続に必要な場合がありますが、ExpressVPNのインストール操作中に表示されたものかを確認してから許可してください。関係のないタイミングで同様の画面が出た場合は、いったん閉じて状況を確認するのが安全です。

ExpressVPNを装ったメールにも注意が必要です。「アカウントが停止される」「緊急アップデートが必要」と不安をあおり、添付ファイルを開かせる手口があります。アップデートが必要な場合でも、メールの添付ファイルから更新せず、アプリ内の通知または公式アカウント画面から確認してください。

ExpressVPNは通信を扱うアプリなので、検索結果の一番上ではなく、配布元と開発者名を確認してからダウンロードすることが安全利用の基本です

ExpressVPNをダウンロードできる対応端末

ExpressVPNは、WindowsやMacなどのパソコンだけでなく、スマートフォン、タブレット、テレビ端末、対応ルーターでも利用できます。ただし、端末ごとにアプリの入手先や設定方法が異なります。利用したい機器にアプリを直接入れられるのか、ルーター経由で接続する必要があるのかを先に判断すると、導入時に迷いにくくなります。

端末名だけで対応可否を判断するのではなく、OSの種類、バージョン、機種の型番まで確認してください。同じAndroid端末でも、スマートフォンとテレビでは利用するアプリストアや操作方法が異なることがあります。

パソコンとスマートフォンの対応状況

パソコンでは、Windows、macOS、Linux向けのExpressVPNアプリが用意されています。WindowsとMacは画面操作を中心に設定できますが、Linuxではコマンド操作が必要になる場合があります。

主な対応端末は次のとおりです。

  • Windowsを搭載したデスクトップパソコンやノートパソコン
  • macOSを搭載したMacBook、iMac、Mac miniなど
  • 対応するLinuxディストリビューションを利用するパソコン
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマートフォン
  • Androidタブレット
  • Androidアプリに対応した一部のChromebook

Windowsパソコンでは、家庭用PCだけでなく、一部の小型PCやタブレット型PCにも導入できます。ただし、WindowsのSモードでは、通常のデスクトップアプリのインストールが制限される場合があります。Microsoft Store以外からアプリを入れられない状態では、Sモードの解除が必要になる可能性があります。

Macは、Intelプロセッサ搭載モデルとAppleシリコン搭載モデルで動作環境が異なることがあります。古いmacOSを使い続けている場合、最新版のExpressVPNアプリをインストールできない可能性があるため、OSの更新状況を確認してください。

Linuxでは、UbuntuやDebianなど、使用しているディストリビューションに対応したパッケージを選びます。Linuxという名称だけでファイルを選ぶと、パッケージ形式が合わずに導入できない場合があります。ターミナル操作に不慣れな人は、利用中のディストリビューション名とバージョンをメモしてから作業すると確実です。

iPhoneとiPadではApp Store、AndroidスマートフォンとタブレットではGoogle Playストアなどから入手します。ストアにアプリが表示されない場合は、端末の非対応だけでなく、Apple AccountやGoogleアカウントに設定された国・地域が影響していることもあります。

テレビとストリーミング端末への対応

ExpressVPNは、テレビで動画配信サービスを利用するときにも使用できます。Apple TV、Android TV、Google TV、Amazon Fire TV Stickなど、アプリを追加できるストリーミング端末が主な対象です。

対応を確認しやすい端末には、次のようなものがあります。

  • Apple TV
  • Android TV搭載テレビ
  • Google TV搭載テレビやストリーミング端末
  • Amazon Fire TV Stick
  • Fire TV搭載テレビ
  • Androidアプリを利用できる一部のメディアプレーヤー

同じテレビでも、メーカー独自のOSを搭載した機種ではExpressVPNアプリを直接インストールできないことがあります。テレビの設定画面でOS名を確認し、アプリストア内にExpressVPNが表示されるかを調べてください。

たとえば、テレビ本体にアプリを追加できなくても、Fire TV StickやGoogle TV対応端末をHDMI端子に接続すれば、そのストリーミング端末側にExpressVPNを導入できる場合があります。テレビの買い替えを検討する前に、外付け端末で対応できないか確認すると費用を抑えられます。

ゲーム機は、ExpressVPNアプリを直接ダウンロードできない場合があります。PlayStationやNintendo SwitchなどでVPN接続を利用したいときは、ExpressVPNを設定したルーターに接続する方法や、パソコンからVPN接続を共有する方法を検討します。

ルーターとブラウザ拡張機能の注意点

ExpressVPNは一部のルーターにも設定できます。ルーター側でVPN接続を行えば、そのWi-Fiにつながるテレビ、ゲーム機、スマート家電などもVPN経由で通信させやすくなります。

ただし、Asus、Linksys、Netgearというメーカー名だけで対応しているとは判断できません。同じメーカーでも、利用できるのは特定の型番に限られます。ルーターの底面や背面に貼られたラベルを確認し、製品名だけでなく型番とハードウェアバージョンまで控えてください。

ルーター版の導入前に確認したいポイントは次のとおりです。

  • メーカーと型番が対応機種に含まれているか
  • ハードウェアバージョンが一致しているか
  • 現在の設定内容をバックアップできるか
  • インターネット接続に必要なIDやパスワードを把握しているか
  • 設定に失敗した場合の初期化方法を確認しているか

ルーターのファームウェアを誤って選ぶと、管理画面を開けなくなったり、インターネットにつながらなくなったりすることがあります。似た製品名でも別型番のファイルは使用できません。型番の末尾まで一致していることを確認してから作業してください。

Chromeなどで利用できるExpressVPNのブラウザ拡張機能は、パソコン用アプリと役割が異なります。拡張機能だけで独立したVPNとして動作するとは限らず、デスクトップアプリの操作をブラウザから行うために使われる場合があります。

ブラウザだけを保護したいと考えて拡張機能を入れたものの、パソコン用アプリが必要だと後から気付くケースは少なくありません。拡張機能のインストール前に、対応するデスクトップアプリが導入済みか、使用中のブラウザが対応しているかを確認してください。

端末が古い場合やOSの更新が終了している場合は、アプリをダウンロードできても正常に動作しないことがあります。アプリストアにインストールボタンが表示されない、公式画面で旧バージョンしか選べないときは、端末名ではなくOSバージョンが条件を満たしているかを確認する必要があります。

対応端末を調べるときは、パソコンやテレビという大まかな分類だけでなく、OSのバージョンと機種の型番まで確認すると導入後の失敗を防げます

Windows版ExpressVPNのダウンロードとインストール手順

Windows版ExpressVPNは、契約後に表示されるアカウント画面からダウンロードできます。検索結果に表示された非公式の配布ページや、フリーソフトをまとめたサイトからインストーラーを入手する必要はありません。ファイルの改変や古いバージョンの混入を避けるため、ExpressVPNへサインインしてWindows用のファイルを選ぶ方法が確実です。

インストール前には、作業中のファイルを保存し、Windows Updateによる再起動が保留されていないか確認しておきます。更新後の再起動を先延ばしにした状態では、ネットワーク関連のドライバーを正常に追加できず、インストール完了後も接続できないことがあります。

Windows用インストーラーを入手する手順

ExpressVPNの契約時に登録したメールアドレスを使い、アカウント画面へサインインします。メール認証を求められた場合は、受信した確認コードを入力してください。パスワード入力後に画面が進まないときは、迷惑メールフォルダーやプロモーションタブも確認します。

サインイン後は、Windows用のダウンロードボタンを選択します。通常は端末のOSが自動判定されますが、Mac用やLinux用のページを開いていないか、ボタンにWindowsと表示されているかを確認してから保存してください。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. ExpressVPNのアカウント画面へサインインする
  2. Windows用のダウンロードボタンを選ぶ
  3. インストーラーをパソコン内へ保存する
  4. アクティベーションコードをコピーする
  5. ダウンロードしたファイルを開く

アクティベーションコードは初回設定で使用するため、インストーラーを保存した後もブラウザを閉じないほうがスムーズです。コードをメモ帳へ貼り付ける方法もありますが、共有パソコンでは保存したままにしないでください。アカウントを有効化するための情報なので、メールやチャットで第三者へ送るのも避けます。

インストーラーのファイル名が似ていて判断できない場合は、エクスプローラーのダウンロードフォルダーを開き、更新日時が作業直後になっているファイルを探します。同じファイルを何度も取得すると、ファイル名の末尾に数字が付きます。古いインストーラーを誤って開かないよう、不要な重複ファイルは整理してから実行すると安全です。

インストーラーを実行して初期設定を行う手順

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックすると、Windowsのユーザーアカウント制御が表示されることがあります。ここでは、発行元やアプリ名を確認してから実行を許可します。心当たりのない発行元が表示された場合は、そのまま進めず、ファイルを削除して公式のアカウント画面から取得し直してください。

インストール中は、VPN接続に必要なネットワーク機能が追加されます。一時的にインターネット接続が切り替わったり、セキュリティソフトが確認画面を表示したりする場合があります。確認画面が出たからといって、セキュリティ機能をすべて無効にする必要はありません。ファイルの入手元が正しいことを確かめたうえで、ExpressVPNに必要な処理だけを許可します。

インストールが完了したらExpressVPNを起動し、先ほどコピーしたアクティベーションコードを入力します。コピーしたコードの前後に空白が入ると認証できない場合があるため、貼り付け後に不要なスペースがないか確認してください。以前の契約で保存した古いコードを使っているときも、有効化に失敗することがあります。

初回起動時には、Windowsの起動と同時にExpressVPNを開くか、改善目的の情報を送信するかなどを選ぶ画面が表示される場合があります。毎日VPNを使用するなら自動起動を有効にすると便利です。一方、オンラインゲームや社内システムなど、VPNを使わない場面が多い場合は、必要なときだけ起動する設定でも問題ありません。

VPN接続とIPアドレスを確認する方法

設定後は、アプリ中央の接続ボタンを押します。接続先を指定していない場合は、通信状況に応じたロケーションが自動選択されます。接続表示に切り替わったことを確認してから、ブラウザを開いてください。

見落としやすいのが、アプリは起動しているもののVPNには接続されていない状態です。タスクバーにアイコンが表示されていても、必ずしも通信が保護されているとは限りません。アプリの接続ボタンやステータス表示を見て判断します。

接続後にWebサイトを開けない場合は、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  • ExpressVPNを切断するとインターネットへ接続できるか
  • 別のVPNロケーションでは表示できるか
  • Windowsを再起動しても同じ状態になるか
  • ほかのVPNソフトが同時に起動していないか
  • セキュリティソフトがVPN通信を遮断していないか

過去に別のVPNを利用していたパソコンでは、古いアプリやネットワークアダプターが残り、接続処理が競合することがあります。複数のVPNアプリを常時起動させず、使用しないものは終了またはアンインストールしてください。

会社や学校から貸与されたWindowsパソコンでは、管理者権限が制限されているケースがあります。インストーラーを開けない、ネットワーク機能を追加できない、設定が自動的に元へ戻る場合は、無理に制限を解除せず管理担当者へ確認します。「VPNアプリをインストールしてよいか」「外部VPNへの接続が許可されているか」を具体的に尋ねると、判断してもらいやすくなります。

Windows版は、公式アカウントからインストーラーとアクティベーションコードを準備し、接続表示まで確認して初めて設定完了と考えましょう

Mac・Linux版ExpressVPNのダウンロード手順

Mac版とLinux版は、どちらもExpressVPNのアカウント画面から入手できます。ただし、ダウンロード後の導入方法は同じではありません。Macはインストーラーを画面上で操作するのが中心ですが、Linuxではディストリビューションに合うパッケージを選び、ターミナルからコマンドを実行する場面があります。

OSの種類だけでなく、バージョンやCPUの構成も確認が必要です。古いMacや長期間更新していないLinuxでは、最新版アプリの動作条件を満たさない場合があります。ダウンロードボタンが表示されていても、使用中の環境で正常に動くとは限らないため、先に端末情報を確認してください。

Mac版ExpressVPNをダウンロードして導入する手順

Macでは、画面左上のAppleメニューからシステム情報を確認し、使用中のmacOSのバージョンを把握します。アプリの対応条件を満たしていない場合、インストーラーを開けても途中で停止したり、インストール後に起動できなかったりします。

対応環境を確認したら、ExpressVPNのアカウント画面へサインインし、Mac用のダウンロードボタンを選びます。ダウンロード後に使用するアクティベーションコードも同じ画面に表示されるため、ブラウザは開いたままにしておくとよいでしょう。

Mac版の導入手順は次のとおりです。

  1. macOSのバージョンを確認する
  2. ExpressVPNのアカウント画面へサインインする
  3. Mac用インストーラーをダウンロードする
  4. アクティベーションコードをコピーする
  5. ダウンロードしたファイルを開く
  6. 画面の案内に沿ってインストールする
  7. ExpressVPNを起動して有効化する

ダウンロードしたファイルは、通常Finderのダウンロードフォルダーに保存されます。ファイルを開くとインストール画面が表示されるため、案内に沿って進めてください。MacのログインパスワードやTouch IDによる承認を求められることがあります。ここで入力するのは、ExpressVPNのパスワードではなく、Macへログインするときの認証情報です。

初めてVPNアプリを導入するMacでは、VPN構成やネットワーク拡張機能の追加を求められる場合があります。この許可を拒否すると、アプリを起動できてもVPN接続は開始できません。表示されたアプリ名と配布元を確認し、ExpressVPNの設定に必要な項目を許可します。

macOSのセキュリティ機能によってアプリを開けない場合は、同じインストーラーを繰り返しクリックするのではなく、システム設定のプライバシーとセキュリティを確認します。ただし、警告が表示されたという理由だけで、セキュリティ設定を広範囲に緩めるのは避けてください。公式アカウントから取得したファイルか、ダウンロード日時が一致しているかを先に見直します。

有効化後は接続ボタンを押し、ステータスが接続済みに変わるか確認します。接続許可の画面を閉じてしまった場合は、システム設定内のVPNやネットワーク関連項目にExpressVPNが追加されているか確認してください。

Macに他社製VPNやウイルス対策ソフトの通信保護機能が入っていると、VPN構成が競合することがあります。接続と切断を繰り返す、Wi-FiはつながっているのにWebページを開けないといった症状が出たら、ほかのVPNを終了してから再接続します。

Linux版で適切なパッケージを選ぶ方法

Linux版で迷いやすいのは、ディストリビューションとパッケージ形式の選択です。Windowsのように、どの端末でも同じインストーラーを開けばよいわけではありません。Ubuntu系、Debian系、Fedora系など、使用環境に対応するパッケージを選ぶ必要があります。

最初に、端末で使用しているディストリビューションとバージョンを確認します。見た目が似ているLinuxでも、パッケージ管理方式が異なります。判断できない場合は、ターミナルでOS情報を表示し、名称とバージョンを確認してください。

パッケージ形式の代表例は次のとおりです。

  • UbuntuやDebianを基盤とする環境ではDEB形式
  • Fedoraなどを基盤とする環境ではRPM形式
  • 対応環境によっては別の導入方式や専用手順を利用

名称だけで推測せず、ExpressVPNのダウンロード画面に表示される対応ディストリビューションを基準に選びます。Linux MintのようにUbuntuを基盤とするOSでも、バージョンや構成によって動作条件が異なる場合があるためです。

パッケージをダウンロードしたら、保存先へ移動し、案内されたインストールコマンドを実行します。ファイル名や保存先が手順例と異なる場合、そのままコマンドをコピーしても動きません。ターミナルに「ファイルが見つからない」と表示されたときは、権限より先に現在のディレクトリと実際のファイル名を確認します。

管理者権限を使うコマンドでは、Linuxのユーザーパスワードを求められることがあります。入力中に文字や記号が画面へ表示されなくても、受け付けられていることがあります。表示されないからといって何度も入力すると、認証に失敗しやすいので注意してください。

Linux版の有効化と接続確認

インストール完了後は、ExpressVPNの有効化コマンドを実行し、アクティベーションコードを入力します。コードを手入力すると、英数字の取り違えや余分な空白が起きやすいため、アカウント画面からコピーして貼り付ける方法が確実です。

有効化できたら、接続用のコマンドまたは提供されている操作画面からVPNへ接続します。Linuxでは、インストールに成功したこととVPN通信が有効になったことを混同しやすいため、接続状態を確認するコマンドも実行してください。

エラーが出た場合は、表示された文章を消さずに確認します。Linuxのエラーメッセージには、原因を特定する情報が含まれています。特に次の違いを切り分けることが重要です。

  • パッケージをインストールできない
  • コマンドが見つからない
  • アクティベーションコードが認証されない
  • VPNサーバーへ接続できない
  • 接続後に名前解決やWeb閲覧ができない

コマンドが見つからない場合は、インストール自体が完了していない可能性があります。認証エラーならアカウントやコードを確認し、接続エラーなら別のロケーションやネットワークを試します。すべてを再インストールする前に、どの段階で止まっているかを把握したほうが解決は早くなります。

Linuxを業務用サーバーやリモート接続中の端末で使用している場合は、VPN接続によって通信経路が変わり、SSHなどの接続が切れる可能性があります。遠隔操作しかできない端末へ導入するときは、復旧手段を確保してから実行してください。手元で操作できるパソコンへの導入と同じ感覚で進めると、再接続できなくなるおそれがあります。

MacでもLinuxでも、古いOSに無理に最新版を入れるより、OSを更新できるか確認するほうが先です。更新できない端末では、非公式な旧版を探すのではなく、対応環境の端末を使う、ルーター側でVPNを設定するといった別の方法を検討します。

Macは権限の許可、Linuxはディストリビューションとパッケージ形式の選択が重要なので、ダウンロード前にOS情報を正確に確認してください

iPhone・Android版ExpressVPNのダウンロード手順

スマートフォン版ExpressVPNは、iPhone・iPadではApp Store、AndroidスマートフォンやタブレットではGoogle Playストアなどからダウンロードします。パソコン版とは異なり、通常はインストーラーやアクティベーションコードを扱う必要がありません。アプリを入手して契約時のアカウントでサインインし、VPN接続に必要な権限を許可すれば利用を始められます。

ただし、ストアで似た名前のアプリを選んだり、VPN構成の追加を拒否したりすると、インストールできても通信を保護できません。ダウンロードボタンを押す前に、アプリ名だけでなく開発元、アイコン、説明欄を確認することが重要です。

iPhone・iPadでApp Storeから入手する手順

iPhoneまたはiPadでApp Storeを開き、検索欄にExpressVPNと入力します。検索結果から公式アプリを選び、開発元の表示を確認してから入手をタップしてください。Face ID、Touch ID、Apple Accountのパスワードによる認証を求められた場合は、端末の案内に従います。

インストール後の基本的な流れは次のとおりです。

  1. ExpressVPNアプリを起動する
  2. 契約時に登録したメールアドレスなどでサインインする
  3. 利用条件やプライバシーに関する画面を確認する
  4. VPN構成の追加を求められたら許可する
  5. Face ID、Touch ID、端末のパスコードで設定変更を承認する
  6. 接続先を選び、接続ボタンをタップする

「VPN構成を追加しようとしています」という確認は、ExpressVPNがiPhoneの通信をVPN経由に切り替えるために必要な操作です。ここで許可しないを選ぶと、アプリの画面は開けてもVPN接続は開始できません。設定を拒否してしまった場合は、アプリ内から接続をやり直し、同じ確認画面が表示されたときに許可してください。

接続に成功すると、iPhoneの画面上部やコントロールセンター、設定アプリのVPN欄などで接続状態を確認できます。アプリ内の表示だけで判断せず、端末側でもVPNが有効になっているかを見ると、設定漏れを発見しやすくなります。

App StoreでExpressVPNが検索結果に出てこない場合は、Apple Accountに設定されている国または地域が影響している可能性があります。端末の現在地ではなく、Apple Account側のストア地域で配信対象が決まる点に注意してください。

国や地域を変更すると、登録中のサブスクリプション、ストア残高、支払い方法、ファミリー共有などに影響する場合があります。ExpressVPNを入手するためだけに設定を変える前に、未使用の残高や継続中のサービスがないか確認する必要があります。勤務先や学校から貸与されたiPhoneでは、管理者によるアプリ制限が設定されていることもあるため、勝手に構成を変更せず管理担当者へ確認してください。

Androidで公式アプリをインストールする手順

Androidでは、Google Playストアを開いてExpressVPNを検索し、公式アプリのページからインストールをタップします。Galaxy端末ではGalaxy Storeを利用できる場合もあります。検索結果に複数のVPNアプリが表示されたときは、広告表示の順番ではなく、アプリ名と開発元を基準に選んでください。

インストール後はアプリを起動し、契約に使用したアカウントでサインインします。初めて接続するときには、VPN接続の作成を許可する確認画面が表示されます。「ExpressVPNがネットワークトラフィックを監視できる」といった警告文が出ることがありますが、これはAndroidがVPNアプリを設定するときに表示する標準的な案内です。配布元が公式アプリであることを確認したうえで許可します。

Androidでは、端末メーカーの省電力機能によってVPN接続が切れるケースがあります。画面を消した直後は接続できていても、しばらくするとVPNアイコンが消える場合は、ExpressVPNがバックグラウンドで停止されていないか確認してください。

確認する箇所は機種によって異なりますが、主に次の設定が関係します。

  • バッテリー使用量の最適化
  • バックグラウンド通信の制限
  • データセーバーの対象アプリ
  • 自動起動の許可
  • スリープ中のアプリ停止設定

ExpressVPNを最適化の対象外にすると接続を維持しやすくなります。ただし、バッテリー消費が増える可能性があるため、常時接続が必要か、必要な場面だけ接続するかを決めて設定してください。

Google PlayストアやGalaxy Storeを利用できない端末では、公式サイトからAndroid用APKを直接入手する方法があります。APKはストアを介さずにアプリを導入するファイルです。検索結果に出てきた非公式の配布サイトから取得すると、古いバージョンや改変済みファイルをインストールする危険があります。

APKを利用する場合は、ExpressVPNの公式アカウント画面または公式の案内から入手し、インストール後は「不明なアプリのインストールを許可」の設定を元に戻してください。許可を有効にしたままにすると、ブラウザやファイル管理アプリから意図しないアプリを導入してしまう可能性があります。

スマートフォン版で接続できないときの確認順序

アプリをダウンロードできたのに接続が完了しない場合、すぐに再インストールするのではなく、原因を順番に切り分けると解決しやすくなります。最初にWi-Fiを切ってモバイル通信で試すか、別のWi-Fiへ切り替えてください。特定のネットワークだけで失敗するなら、端末やアプリではなく、ルーターや施設側の通信制限が原因と判断できます。

通信環境を変えても接続できない場合は、次の順番で確認します。

  • アプリが最新版になっているか
  • iOSまたはAndroidが対応バージョンか
  • ExpressVPNの契約が有効か
  • VPN構成や接続要求を許可したか
  • 別のVPNアプリが同時に動いていないか
  • セキュリティアプリや通信制御アプリが干渉していないか
  • 端末の日付と時刻が自動設定になっているか

スマートフォンには複数のVPN構成を登録できますが、基本的に同時接続はできません。勤務先のVPN、広告ブロックアプリ、セキュリティアプリがVPN機能を使用していると、ExpressVPNの接続要求と競合することがあります。設定アプリのVPN欄を確認し、不要な接続を切ってから試してください。

機種変更後にサインインできない場合は、以前の端末で使っていたアプリのデータが自動的に引き継がれていても、VPN構成までは正しく移行されていないことがあります。一度アプリからサインアウトし、再度サインインしてVPN構成を作り直すと改善する場合があります。

スマートフォン版は、公式ストアから入手し、初回接続時のVPN構成を正しく許可することが設定の要点です

ルーター・テレビ端末へのダウンロードと設定方法

ExpressVPNは、対応ルーターやApple TV、Android TV、Google TV、Fire TV Stickなどでも利用できます。ただし、スマートフォンのように、どの端末でも同じアプリをダウンロードすれば使えるわけではありません。ルーターは型番とファームウェア、テレビ端末は搭載OSによって設定方法が変わります。

特にルーターへの導入は、自宅にあるすべての機器の通信へ影響します。対応機種を確認せずにファームウェアを書き換えると、管理画面へ入れなくなったり、インターネット接続そのものが止まったりする可能性があります。最初に端末名ではなく、製品本体に記載された正確な型番を調べてください。

対応ルーターを確認して設定する手順

ExpressVPNのルーター向け機能は、すべての市販ルーターに専用アプリをインストールできる仕組みではありません。特定のAsus、Linksys、Netgear製品などが対象となり、同じシリーズ名でも末尾の型番やハードウェア版によって対応状況が異なることがあります。

たとえば、外箱に大きく書かれた商品シリーズだけを見て判断するのは危険です。ルーター底面のラベルや管理画面で、モデル番号とハードウェアバージョンを確認します。似た型番のファームウェアを入れてはいけません。

作業前に確認したい項目は次のとおりです。

  • ルーターのメーカー名と正確な型番
  • ハードウェアバージョン
  • 現在使用しているファームウェア
  • インターネット接続方式
  • プロバイダーの接続IDとパスワード
  • ルーター管理画面のログイン情報
  • 現在の設定を保存できるバックアップ機能
  • 初期化ボタンの位置と復旧方法

日本の固定回線では、PPPoEの接続情報やIPv6関連の設定が必要になる場合があります。現在のルーターで自動的につながっているからといって、設定情報が不要とは限りません。ファームウェアを書き換えた後、プロバイダーの接続IDが分からずインターネットを復旧できないケースがあります。契約書類や会員ページを確認し、必要な情報を手元に用意しておくと安全です。

対応ルーターへ専用ファームウェアを導入する場合は、一般に次の流れで進めます。

  1. ルーターの型番に対応するファームウェアを入手する
  2. 現在のルーター設定をバックアップする
  3. パソコンとルーターをLANケーブルで接続する
  4. ルーターの管理画面へログインする
  5. ファームウェア更新画面から指定ファイルを選ぶ
  6. 更新が完了するまで電源やLANケーブルを抜かない
  7. ExpressVPNのアクティベーションコードを入力する
  8. インターネット接続とVPN接続を確認する

無線LAN経由でも更新できる機種はありますが、途中で通信が切れるリスクを抑えるなら有線接続が適しています。更新中にブラウザの画面が止まったように見えても、すぐにルーターの電源を抜かないでください。書き込みの途中で電源を切ると、通常の初期化では復旧できない状態になる可能性があります。

ルーターにExpressVPNを設定する利点は、VPNアプリを直接導入できないゲーム機、スマート家電、古いテレビ端末などもVPN経由で接続しやすくなることです。一方、自宅の全端末を一括してVPNへ通すと、国内サービスへの接続、プリンターやNASの検出、オンラインゲームの遅延などに影響する場合があります。

端末ごとにVPNを使用するか、通常回線を使うか選べる構成にすると運用しやすくなります。家族が使用するテレビや仕事用パソコンまで一律に接続先を変更すると、「動画が開けない」「会社のシステムに入れない」といった問題が起こりやすいためです。

Apple TVとAndroid TVでアプリを設定する方法

Apple TVでExpressVPNを利用する場合は、Apple TVのApp Storeを開いてExpressVPNを検索し、公式アプリを入手します。インストール後は画面上の案内に従ってサインインし、VPN構成の追加を許可してください。

テレビ画面で長いパスワードを入力するのは手間がかかります。QRコードや別端末を使った認証が表示された場合は、スマートフォンでコードを読み取り、契約中のExpressVPNアカウントで手続きを進めると入力ミスを減らせます。

App StoreにExpressVPNが出てこない場合は、Apple TVの世代、tvOSのバージョン、Apple Accountの国または地域を確認します。古いApple TVではアプリを追加できないことがあります。その場合は、ルーター側にVPNを設定する方法や、対応端末から映像を出力する方法を検討します。

Android TVやGoogle TVでは、テレビのホーム画面からGoogle Playストアを開き、ExpressVPNを検索してインストールします。スマートフォン向けアプリのAPKをテレビへ無理に入れる方法もありますが、リモコン操作に対応しない、画面表示が崩れる、自動更新されないといった問題が起こりやすいため、テレビ用ストアから入手できる公式アプリを優先してください。

アプリを起動した後は、アカウントへサインインし、VPN接続の要求を許可します。接続先を選ぶときは、国名だけでなく用途も考えます。近い地域のサーバーは速度が出やすく、遠い地域は遅延が大きくなりやすい傾向があります。高画質動画が頻繁に止まる場合は、テレビやアプリの故障を疑う前に、現在地に近い接続先へ変更してください。

Fire TV Stickでダウンロードする手順と注意点

Fire TV Stickでは、ホーム画面の検索機能からExpressVPNを探し、アプリストアに表示された公式アプリをダウンロードします。インストール後にアプリを開き、アカウントへサインインしてVPN接続を許可します。

音声検索を使うと似た名称のアプリが並ぶことがあるため、検索結果の先頭を無条件に選ばず、アプリ名と提供元を確認してください。スマートフォンのAmazonアプリストアで購入済みにしても、対象のFire TV Stickが非対応ならインストールできません。

Fire TV Stickでアプリが見つからないときは、次の項目を確認します。

  • Fire OSが更新されているか
  • Amazonアカウントの国や地域が適切か
  • 端末の空き容量が不足していないか
  • 子ども向けプロフィールや機能制限を使用していないか
  • Fire TV Stickの機種がアプリの対応範囲に含まれるか

テレビ端末では、VPN接続後も動画配信アプリを開いたままにしていると、変更前の接続情報が残ることがあります。接続先を切り替えたのに表示内容が変わらない場合は、対象アプリを強制終了するか、Fire TV Stickを再起動してから開き直してください。

Wi-Fiの電波が弱い場所では、VPNを有効にしたことで通信速度の低下が目立ちやすくなります。テレビの裏側にFire TV Stickを差していると、壁やテレビ本体が電波を遮る場合があります。付属のHDMI延長ケーブルを使って位置をずらす、5GHz帯と2.4GHz帯を切り替える、ルーターとの距離を近づけるといった対策も有効です。

ルーター版とテレビ端末版のどちらを選ぶか迷った場合は、VPNを使いたい機器の数で判断できます。テレビ端末1台だけで使うなら、その端末へアプリを直接入れる方法が簡単です。ゲーム機や複数の家電をまとめて接続したい場合は、対応ルーターへの設定が候補になります。ただし、回線設定やファームウェア更新に不慣れなら、端末ごとのアプリから始めたほうが復旧しやすく、家庭内のほかの通信にも影響を与えません。

テレビ1台なら公式アプリ、複数の非対応機器をまとめるならルーター設定という基準で選ぶと、必要以上に複雑な作業を避けられます

ExpressVPNをダウンロードできないときの対処法

ExpressVPNのダウンロードが進まない場合、何度も同じボタンを押すより、どの段階で止まっているのかを切り分けることが重要です。「ダウンロードが始まらない」「ファイルは保存できたが開けない」「インストール後に有効化できない」では、確認すべき項目が異なります。

エラー画面が表示されたときは、閉じる前にメッセージをメモするか、スクリーンショットを保存しておきましょう。通信エラーなのか、権限不足なのか、アクティベーションコードの問題なのかを判断しやすくなります。

ダウンロードが始まらない場合の確認手順

ダウンロードボタンを押しても反応しないときは、最初に通信環境を確認します。動画や別のWebサイトが正常に開くかを試し、通信自体が不安定であれば、Wi-Fiルーターの再起動や別回線への切り替えを行います。公共Wi-Fiや会社・学校のネットワークでは、VPNサービスの配布ページやインストーラーの取得が制限されていることもあります。

通信に問題がない場合は、ブラウザ側を確認します。

  • ページを再読み込みしてから、もう一度ダウンロードする
  • ChromeやEdgeなど、別のブラウザで試す
  • シークレットモードやプライベートブラウズで開く
  • 広告ブロックやスクリプト制御の拡張機能を一時的に停止する
  • ブラウザのダウンロード履歴に保留中のファイルがないか確認する

ブラウザのキャッシュ削除も有効ですが、保存済みのログイン状態まで消える設定を選ぶ必要はありません。まずはキャッシュされた画像とファイルだけを削除し、改善しなければCookieの削除を検討すると、不要な再ログインを減らせます。

ダウンロード先のフォルダーにも注意が必要です。保存先が外付けストレージやアクセス権限のない共有フォルダーになっていると、処理が始まってもファイルを保存できません。ブラウザの設定で保存先をデスクトップやダウンロードフォルダーへ変更してから再試行します。

インストーラーやアプリを開けない場合の対処

ファイルを保存できたのに開けない場合は、OSの対応状況、空き容量、権限の順で確認します。古いWindowsやmacOSでは、最新版のExpressVPNアプリを実行できないことがあります。OSアップデートが保留になっている場合は、重要なファイルをバックアップしたうえで更新してください。

Windowsでは、インストーラーをダブルクリックしても反応しない場合があります。その際は、ファイルを右クリックして管理者として実行します。ただし、警告を回避するためにセキュリティ機能を全面的に無効化するのは避けましょう。ファイル名だけで安全性を判断せず、公式アカウント画面から入手したファイルであることを確認したうえで操作します。

Macで開発元に関する警告が表示された場合は、配布元を確認し、システム設定のプライバシーとセキュリティに表示される許可項目を確認します。インターネット上で紹介されているコマンドを使って、macOSの保護機能を丸ごと解除する方法は推奨できません。

セキュリティソフトがインストーラーを隔離したときは、次の順番で判断します。

  1. ダウンロード元がExpressVPNの公式画面であることを確認する
  2. 隔離されたファイルの名前と保存日時を確認する
  3. セキュリティソフトの検出理由を読む
  4. 問題がなければExpressVPNだけを例外へ追加する
  5. インストール後に保護機能が有効になっているか確認する

セキュリティソフト全体を停止したままインターネットを利用するのは危険です。例外設定が難しい場合は、利用中のセキュリティソフト名と表示された警告文を控えて、各社のサポートへ確認するほうが確実です。

アプリストアに表示されない場合と有効化エラー

iPhoneやiPadのApp StoreでExpressVPNが見つからない場合は、検索語の問題ではなく、Apple Accountに設定された国や地域が影響している可能性があります。過去に海外で作成したアカウントを使用している人や、家族共有に参加している人は、現在地とストアの地域が一致しているとは限りません。

国や地域を変更すると、継続中のサブスクリプション、ストア残高、支払い方法、家族共有に影響することがあります。ExpressVPNを入手するためだけに変更する前に、Apple Accountの設定内容を確認してください。

Androidでは、Google PlayストアまたはGalaxy Storeに表示される公式アプリを優先します。Google Playストアを利用できない端末では公式提供のAPKを使える場合がありますが、検索結果に出てきた非公式のAPK配布サイトから取得してはいけません。古いバージョンや改変版が混在し、ログイン情報を盗まれるおそれがあります。

インストール後にサインインできない場合は、認証コードとアクティベーションコードを混同していないか確認します。メールで送られる認証用コードと、アカウント画面に表示されるアプリ有効化用コードは用途が異なります。

コードを入力するときは、手入力ではなくコピーして貼り付けるとミスを減らせます。それでも失敗する場合は、先頭や末尾に空白が入っていないか、以前保存した古いコードを使っていないかを確認してください。アプリを再インストールした後や、新しい端末へ移行した後は、改めて現在のアクティベーションコードを取得する必要がある場合があります。

解決しないときは、端末名、OSのバージョン、ExpressVPNアプリのバージョン、表示されたエラー文、問題が起きた操作を整理してサポートへ伝えます。「使えません」だけでは原因を特定しにくいため、「Windowsでインストーラーを開くと権限エラーが表示される」のように状況を具体化することが早期解決のコツです。

ダウンロードできないときは、通信、保存、実行、有効化のどこで止まったかを切り分けると、不要な再インストールを繰り返さずに原因を見つけられます

ExpressVPNの料金・無料利用・ダウンロード前の注意点

ExpressVPNのアプリは無料でダウンロードできますが、VPNサーバーへ接続して継続利用するには、有料サブスクリプションが必要です。「無料ダウンロード」という表示は、契約せずにVPN機能を無期限で使えるという意味ではありません。

申し込み前には、最初に表示される割引額だけで判断せず、契約期間、請求額、更新条件、返金保証の扱いまで確認します。長期プランは月額換算が安く見えやすい一方で、料金が一括請求される場合があります。支払い直前の画面に表示される合計金額を確認してから手続きを進めましょう。

無料版と返金保証の違い

ExpressVPNは、完全無料のVPNとして継続利用するサービスではありません。端末や申し込み経路によって無料体験が案内されることはありますが、すべての利用者や端末に同じ条件が適用されるとは限りません。

無料体験と返金保証も仕組みが異なります。無料体験は、所定の期間が終わると課金が始まる方式です。返金保証は、先に料金を支払い、対象期間内に利用者自身が返金を申請する方式です。「期限内にアプリを削除すれば自動的に返金される」という仕組みではありません。

返金保証を前提に申し込む場合は、少なくとも次の項目を確認します。

  • 返金保証の対象となる契約か
  • 対象期間がいつから数えられるか
  • 申請期限が何月何日になるか
  • どこから返金を申請するか
  • アプリストア経由の契約にも同じ条件が適用されるか
  • 返金後にサブスクリプションが停止するか

申込日をカレンダーへ記録し、期限の数日前にも通知を設定しておくと安心です。時差やサポートとのやり取りにかかる時間を考えると、最終日ぎりぎりの申請は避けたほうがよいでしょう。

App StoreやGoogle Playストアから契約した場合は、ExpressVPNのWebサイトで直接契約した場合と、請求元や解約窓口が異なる可能性があります。クレジットカードの利用明細に記載される請求名を見れば、どこで契約したかを判断しやすくなります。

申し込み前に料金画面で確認する項目

料金は、契約期間、キャンペーン、通貨、税金、申し込み経路などによって表示が変わることがあります。そのため、過去の記事に掲載された月額料金を基準にするのではなく、購入手続きの最終確認画面を基準にしてください。

確認する順番は次のとおりです。

  1. 契約期間を確認する
  2. 初回に請求される合計金額を見る
  3. 無料期間や追加期間の扱いを確認する
  4. 次回更新日を確認する
  5. 更新後の金額を確認する
  6. 税金や為替手数料の有無を確認する
  7. 自動更新を停止する方法を把握する

月額換算額と実際の請求額を取り違えるケースは少なくありません。たとえば「1か月あたり」と大きく表示されていても、長期契約分がまとめて決済されることがあります。カードの利用可能額が少ない場合や、家計上の支出月を分けたい場合は特に注意が必要です。

海外通貨で請求される契約では、為替レートやカード会社の海外事務手数料により、日本円の支払額が申込時の概算とずれることがあります。料金画面に表示された通貨と、カード会社の明細に記載される通貨を確認しておくと、身に覚えのない請求と勘違いしにくくなります。

割引コードを利用する場合は、非公式サイトのコード入力を避けます。割引を装ったページからメールアドレスやカード情報を入力させる手口もあるため、最終的な契約先とブラウザのアドレス欄を確認してから支払います。

解約と端末数に関する注意点

ExpressVPNのアプリをアンインストールしても、契約の自動更新は停止しません。アプリ削除は端末からプログラムを消す操作であり、サブスクリプションの管理とは別です。利用を終了するときは、契約したアカウントまたはアプリストアのサブスクリプション管理画面で、自動更新が停止していることを確認します。

解約操作後は、完了画面や確認メールを保存しておきましょう。「解約ボタンを押したつもりだったが、確認画面まで進んでいなかった」という失敗を防げます。次回請求日の表示が消えたか、契約終了日が表示されたかも確認してください。

家族や複数端末で利用する予定がある場合は、アプリをインストールできる台数だけでなく、同時にVPN接続できる台数を確認します。自宅のパソコン、仕事用パソコン、スマートフォン、タブレット、テレビ端末を合計すると、想定より多くなることがあります。

ルーターへExpressVPNを設定する場合は、対応機種であることを確認してから契約してください。「自宅のルーターならどれでも使える」と考えて申し込むと、専用設定に対応していないことがあります。ルーター本体のメーカー名だけでは不十分で、底面や管理画面に記載された正確な型番とハードウェアバージョンまで確認する必要があります。

会社から支給された端末へインストールする場合は、料金より先に社内規程を確認します。VPNアプリの導入が禁止されていたり、管理者権限が制限されていたりするためです。情報システム担当者へ「個人契約のVPNアプリをインストールしてよいか」「社内ネットワークへの接続に影響しないか」と確認してから進めます。

ログイン情報やアクティベーションコードを家族以外の第三者と共有するのも避けてください。サポート担当者を名乗る相手からコードの送信を求められても、メールやSNSのメッセージへそのまま返信してはいけません。問い合わせは自分で公式サポート画面を開いて行い、検索広告から誘導された偽窓口を利用しないことが重要です。

料金を見るときは月額換算だけでなく、初回請求額、更新後の金額、解約窓口、返金申請の期限まで一続きで確認してください

5位

ExpressVPN

ExpressVPN

本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge

ExpressVPNがおすすめの理由

ExpressVPNがおすすめの理由は「持ち運び可能なルーター対応」「パスワードマネージャー」「ゲームユーザーが快適に利用できる速度」などがあげられます。

ExpressVPNでは、VPNサービスとしての機能に加えて、パスワードマネージャーも利用できます。クレジットカードやオンラインサービスのID/パスワード情報を安全に管理します。

また、オンラインゲームユーザーに最適なVPNとして重宝されていて、無制限のプレミアム帯域幅で、105カ国にあるVPNサーバーで、ping値とラグを最小限に抑えます。

さらにルーターによるVPN利用が可能で、ルーターを持ち運べればどこでもVPNによる通信が可能になります。

デメリットは、若干月額料金が高い点です。

ポイント無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能
本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
プラン別の月額料金12.95ドル
プラン別の年額料金99.84ドル
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge
同時接続台数8台
ノーログポリシー
セキュリティパスワードマネージャー、トラッカーブロック、広告ブロック、ペアレンタルコントロール
サポートライブチャット、メール
日本語対応