海外Wi-Fi(ワイファイ)・SIM(シム)はどっち?eSIM(イーシム)まで比較して失敗しない選び方を解説



目次

海外でスマホを使う通信手段は主に3種類

海外でスマホを使う方法は、大きく分けると海外Wi-Fiレンタル、海外SIM、eSIMの3種類です。どれも現地でインターネットに接続するための手段ですが、使い方や向いている場面はかなり違います。

同じ「海外でネットを使う準備」でも、家族で1台の回線を共有したい人と、1人でスマホだけ使えればよい人では選ぶべき方法が変わります。料金だけで決めると、受け取りの手間、端末の対応状況、充電管理、設定ミスなどで現地到着後に困ることがあります。

複数端末で使いやすい海外Wi-Fiレンタル

海外Wi-Fiレンタルは、持ち運び用のWi-Fiルーターを借りて、スマホやパソコンを接続する方法です。日本で申し込み、空港や宅配で受け取り、現地ではルーターの電源を入れてWi-Fi名を選び、パスワードを入力して使います。

最大の特徴は、スマホの設定を大きく変えずに使える点です。普段のWi-Fi接続と近い操作なので、SIMカードの差し替えやeSIM設定に不安がある人でも扱いやすいです。家族旅行で親のスマホ、子どものタブレット、同行者のスマホをまとめて接続したい場面にも向いています。

一方で、ルーター本体を持ち歩く必要があります。ホテルに置き忘れると外出先で全員が通信できなくなり、充電が切れるとスマホの電池が残っていてもネットにつながりません。朝にルーター本体とスマホの両方を充電したか確認する習慣が必要です。

スマホ1台で身軽に使える海外SIM

海外SIMは、渡航先に対応した物理SIMカードをスマホに入れて使う方法です。空港や通販、現地の通信会社ショップなどで購入し、日本のSIMカードと差し替えて利用します。プリペイド式が多く、決められた日数やデータ容量の範囲で使う仕組みです。

スマホ本体に直接SIMを入れるため、Wi-Fiルーターのような荷物は増えません。1人旅や単独行動が多い出張では、移動中も身軽に使いやすいです。返却も不要なため、帰国日に空港で返却カウンターを探す手間もありません。

注意点は、端末側の条件です。スマホがSIMフリー、またはSIMロック解除済みでなければ、海外SIMを入れても通信できない場合があります。さらに、SIMカードのサイズ、渡航先の通信方式、対応周波数も確認が必要です。差し替えた日本のSIMカードをなくす失敗もあります。小さなカードなので、財布のポケットに直接入れるより、SIMピンと一緒に保管ケースへ入れておくほうが安全です。

オンラインで準備しやすいeSIM

eSIMは、物理カードを差し替えずに、スマホへ通信プランを追加する方法です。Webサイトやアプリで購入し、QRコードの読み取りやアプリ操作で設定します。対応端末であれば、出発前に日本で準備しておき、現地到着後に回線を切り替えて使えます。

荷物が増えず、SIMカードをなくす心配も少ないため、近年は海外旅行や短期出張で選ばれやすくなっています。特に、出発直前に通信手段を用意したい人、空港で受け取りに並びたくない人、複数国を移動する人には便利です。周遊用プランなら、国ごとにSIMを買い替える手間を減らせます。

ただし、eSIMは対応端末でなければ使えません。購入前に、スマホの設定画面やメーカー情報でeSIM対応か確認する必要があります。あわせて、SIMロック解除済みか、データローミングのオン・オフをどのタイミングで切り替えるかも確認しておくと安心です。

3種類を選ぶときは、最初に「何台で使うか」を決めると判断しやすくなります。複数人・複数端末なら海外Wi-Fi、スマホ1台だけなら海外SIMやeSIMが候補になります。次に、設定の不安、荷物の量、受け取りや返却の手間、端末対応を見ます。

  • 家族やグループで共有するなら海外Wi-Fiレンタル
  • 1人でスマホだけ使うなら海外SIM
  • 対応端末があり、オンラインで完結したいならeSIM
  • パソコン作業やタブレット接続が多いなら海外Wi-Fi
  • 荷物を減らしたいなら海外SIMまたはeSIM

海外 wifi simで迷う人は、料金表だけを見るよりも、現地での行動を思い浮かべて選ぶほうが失敗しにくいです。たとえば、観光中に家族が別行動するなら、Wi-Fiルーター1台を共有するだけでは不便です。逆に、全員がほぼ一緒に動く旅行なら、1台のWi-Fiでまとめたほうが管理しやすい場合があります。

出張では、オンライン会議や資料送信があるかも重要です。スマホの地図検索だけなら小容量でも足りますが、パソコンでクラウド資料を扱うなら容量に余裕が必要です。動画視聴、SNS投稿、翻訳アプリ、配車アプリをどれくらい使うかまで考えると、通信手段と容量を選びやすくなります。

海外の通信手段は、安さだけで選ぶより、使う人数・端末・設定のしやすさを先に整理すると、自分に合う方法が見つかりやすいです

海外Wi-Fi(ワイファイ)が向いている人

海外Wi-Fiが向いているのは、複数人や複数端末で通信を共有したい人、SIM設定に不安がある人、パソコンやタブレットも使いたい人です。スマホ1台だけならSIMやeSIMのほうが身軽な場合もありますが、利用人数や端末数が増えると、Wi-Fiルーターのほうが管理しやすい場面があります。

海外旅行では、地図アプリ、翻訳アプリ、配車アプリ、SNS、決済アプリなどを同時に使うことがあります。特にグループ旅行では、誰か1人だけが通信できる状態だと、道案内や店舗検索がその人に集中します。海外Wi-Fiを共有すれば、同行者それぞれが自分のスマホで調べられるため、移動中の負担を分散しやすくなります。

家族旅行やグループ旅行でまとめて使いたい人

家族旅行や友人との旅行では、海外Wi-Fiが使いやすいです。1台のルーターに複数のスマホを接続できるため、人数分のSIMを購入する必要がありません。子どものタブレット、親のスマホ、同行者のスマホなどをまとめてつなげたいときに便利です。

特に、スマホ設定に慣れていない家族がいる場合は、SIM差し替えよりWi-Fi接続のほうが説明しやすいです。「このWi-Fi名を選んで、このパスワードを入れる」と伝えれば済むため、現地の空港やホテルで慌てにくくなります。

ただし、全員が常に一緒に行動するとは限りません。ショッピングモールで別々の店を見る、テーマパークで一時的に分かれる、出張先で同行者と別行動する、といった場面では、ルーターを持っている人から離れると通信できなくなります。グループ利用では、誰がルーターを持つのか、別行動の時間があるのかを事前に決めておくことが大切です。

パソコンやタブレットも接続したい人

海外Wi-Fiは、スマホ以外の端末を使う人にも向いています。ノートパソコンでメールを確認する、タブレットで地図や資料を見る、カメラで撮った写真をクラウドに保存するなど、スマホ以外の通信が必要な場合に便利です。

出張では、ホテルのWi-Fiだけに頼ると困ることがあります。客室の電波が弱い、会議前に外出先で資料を確認したい、移動中にチャットへ返信したい、といった場面では、自分専用の通信環境があると安心です。空港、タクシー、展示会場、カフェなど、場所を移動しながら使う人ほど、海外Wi-Fiの利便性を感じやすいです。

一方で、複数端末を同時に接続すると通信容量の消費が早くなります。パソコンはバックグラウンドでクラウド同期やOS更新が動くことがあるため、スマホだけの利用よりデータを多く使いがちです。出発前に自動更新やクラウド同期を一時停止しておくと、容量不足を防ぎやすくなります。

設定の簡単さを優先したい人

海外Wi-Fiは、スマホの通信設定を大きく触りたくない人にも向いています。SIMカードの場合はカードの差し替え、APN設定、SIMロック解除の確認が必要になることがあります。eSIMも、QRコードの読み取りやモバイル通信プランの追加、現地到着後の回線切り替えが必要です。

その点、海外Wi-Fiは普段のWi-Fi接続に近い操作で使えます。スマホのWi-Fi設定を開き、ルーターに記載されたSSIDを選び、パスワードを入力するだけで接続できるサービスが多いです。スマホの機種や通信会社に詳しくない人でも、比較的始めやすい方法です。

ただし、簡単に使えるからといって、準備が不要というわけではありません。受け取り方法、返却方法、充電時間、補償オプション、対応国、容量制限は申し込み前に確認が必要です。特に空港受け取りの場合、出発当日の混雑でカウンターに並ぶ可能性があります。宅配受け取りなら、出発前日までに届くか、受け取れなかった場合の対応も見ておきましょう。

海外Wi-Fiを選ぶときは、次の点を確認すると失敗を減らせます。

  • 同時接続できる台数は足りるか
  • 1日のデータ容量は利用内容に合っているか
  • 渡航先の国や地域に対応しているか
  • 受け取り場所と返却場所が旅程に合っているか
  • ルーターの連続通信時間は外出時間に足りるか
  • 紛失や破損時の補償内容を確認したか

現地でよくある失敗は、ルーターの充電切れです。スマホは充電していても、Wi-Fiルーターの電池が切れると通信できません。朝の出発前に、スマホ、ルーター、モバイルバッテリーの3つを確認すると安心です。観光中に写真や動画を多く送る人は、夕方に容量制限へかかることもあるため、無制限プランや大容量プランを検討する価値があります。

海外Wi-Fiは、荷物が増える、返却が必要、別行動に弱いという注意点があります。それでも、複数端末をまとめてつなげたい人や、設定のわかりやすさを優先したい人には扱いやすい通信手段です。特に初めての海外旅行、家族旅行、出張でパソコンを使うケースでは、有力な選択肢になります。

海外Wi-Fiは、みんなで一緒に使う旅行やパソコン作業がある出張では便利ですが、充電と返却まで含めて管理できるかを見て選ぶことが大切です

海外SIM(シム)が向いている人

海外SIMは、海外Wi-Fiのルーターを持ち歩かず、自分のスマホだけで通信したい人に向いています。特に、1人旅や出張、現地で別行動が多い旅行では使いやすい選択肢です。スマホにSIMカードを差し替えて使うため、通信端末が増えず、移動中の荷物を減らせます。

海外Wi-Fiは複数人で共有できる反面、ルーターの充電や返却、持ち運びが必要です。海外SIMはその手間が少ないため、空港からホテルまでの移動、街歩き、乗り換え検索などを自分のスマホだけで完結させたい人に合っています。

1人でスマホを使う時間が長い人

海外SIMが使いやすいのは、基本的にスマホ1台で行動する人です。地図アプリ、翻訳アプリ、配車アプリ、メッセージアプリを中心に使うなら、ルーターを別で持つ必要はありません。レストランを探す、電車の時刻を調べる、ホテルの予約画面を見せるといった使い方であれば、スマホに直接通信回線を入れられるSIMは身軽です。

グループ旅行でも、全員が常に一緒に行動するとは限りません。午前中は家族で観光し、午後は買い物組とホテル休憩組に分かれるような場面では、Wi-Fiルーターを持っている人から離れると通信できなくなります。海外SIMなら、それぞれのスマホで通信できるため、別行動中も連絡や地図確認がしやすくなります。

特に注意したいのは、待ち合わせ場所が屋外や大型商業施設になるケースです。海外では駅の出口が多かったり、ショッピングモールのフロア構造が複雑だったりします。通信手段を1台のWi-Fiルーターに集約していると、少し離れただけで連絡が取れないことがあります。単独行動が少しでもあるなら、SIMを個別に用意する価値はあります。

料金を抑えつつ返却の手間をなくしたい人

海外SIMは、プリペイド式の商品を選べば料金が分かりやすいのも利点です。たとえば、5日間で数GB、7日間で一定容量といった形で購入するため、使う期間とデータ量を先に決められます。Wi-Fiレンタルのように、受取日や返却日を含めたレンタル期間を気にする必要が少なく、旅行後に返却を忘れる心配もありません。

短期旅行であれば、動画視聴を控え、地図やSNS、メッセージ中心に使うことで、少なめの容量でも足りる場合があります。反対に、移動中に動画を見たり、写真や動画を頻繁にクラウドへアップロードしたりする人は、安さだけで小容量プランを選ぶと途中で足りなくなる可能性があります。

購入前は、次の点を確認すると失敗しにくくなります。

  • 渡航先の国や地域に対応しているか
  • 利用開始日と有効期限が旅程に合っているか
  • データ容量を使い切った後に低速になるのか、停止するのか
  • テザリングが使えるか
  • 電話番号やSMSが必要な予定があるか

特に、現地の配車アプリやチケット認証でSMSが必要になる場合があります。データ通信専用SIMではSMSを受け取れないことがあるため、登録や本人確認を現地で行う予定がある人は、電話番号付きかどうかを見ておくと安心です。

SIMロックとカードの保管に注意できる人

海外SIMを使うには、スマホがSIMフリーまたはSIMロック解除済みであることが前提です。ここを確認せずにSIMカードを買うと、現地で差し替えても通信できません。確認する場所は、スマホ本体の設定画面や契約している携帯会社のマイページです。中古スマホを使っている場合は、購入元の説明だけで判断せず、実際の端末設定で確認した方が確実です。

もう1つの注意点は、日本で使っているSIMカードの保管です。海外SIMに差し替えると、日本のSIMカードを一時的に取り出すことになります。空港のベンチや機内の座席で作業すると、小さなカードを落としやすくなります。SIMピン、保管ケース、明るい場所を用意し、落としても見つけやすい机の上で交換するのが安全です。

現地到着後に慌てないためには、出発前にAPN設定の有無も確認しておきましょう。商品によっては、SIMカードを入れるだけで自動接続できるものもありますが、APN名やユーザー名を手入力するタイプもあります。説明書を紙で持つ必要はありませんが、接続前でも見られるようにスクリーンショットで保存しておくと、空港で通信できない時に役立ちます。

海外SIMが向いているのは、スマホ設定をある程度自分で確認でき、荷物や返却の手間を減らしたい人です。反対に、SIMカードの差し替えが不安な人、家族全員で簡単に使いたい人、パソコンやタブレットもまとめて接続したい人は、海外Wi-Fiの方が扱いやすい場合があります。

海外SIMは、安さだけで選ぶよりも、SIMロック、対応国、データ容量、SMSの必要性まで確認できる人に向いています

eSIM(イーシム)が海外旅行で選ばれる理由

eSIMは、物理的なSIMカードを差し替えずに、スマホへ通信プランを追加できる仕組みです。海外 wifi simで比較するとき、最近eSIMが選ばれやすい理由は、準備から利用開始までの手間が少ない点にあります。オンラインで購入し、QRコードやアプリから設定できるため、空港でSIM売り場を探したり、Wi-Fiルーターを受け取ったりする必要がありません。

海外旅行では、到着直後の数十分が意外と重要です。空港からホテルまでの行き方を調べる、配車アプリを開く、家族に到着連絡をする、入国後に予約情報を確認するなど、通信が必要な場面が続きます。eSIMを事前に設定しておけば、現地回線に切り替わった後すぐ通信を開始しやすく、到着直後の不安を減らせます。

オンラインで準備できるため出発前の負担が少ない

eSIMは、購入から設定までオンラインで進められる商品が多く、忙しい人でも準備しやすいのが特徴です。海外Wi-Fiのように受取カウンターへ寄る必要がなく、物理SIMのように配送を待つ必要もありません。出発前日の夜や空港へ向かう前でも、対応端末と決済手段があれば購入できる場合があります。

ただし、直前に買えるからといって、現地到着後に初めて設定するのは避けた方が安全です。eSIMの追加にはインターネット環境が必要になるため、現地で通信手段がない状態だと設定画面を開けずに困ることがあります。おすすめは、日本にいる間にeSIMをスマホへ追加しておき、現地到着後にデータ通信の回線を切り替える流れです。

設定時は、主回線と旅行用回線の名前を分かりやすくしておくと混乱しにくくなります。たとえば、日本の回線は「日本」、旅行用eSIMは「韓国旅行」「台湾eSIM」のように名前を付けておくと、現地でどちらをオンにするべきか判断しやすくなります。データローミングをどちらの回線でオンにするかも重要です。日本の回線でローミングをオンにしたままだと、契約内容によっては高額請求につながる可能性があります。

SIMカードをなくす心配がなく移動中も身軽に使える

eSIMが海外旅行で選ばれる大きな理由は、物理的なカードを扱わないことです。SIMカードは非常に小さいため、飛行機の座席、空港のベンチ、ホテルの洗面台などで差し替えると紛失しやすくなります。日本のSIMカードをなくすと、帰国後に通信できないだけでなく、再発行の手続きが必要になる場合もあります。

eSIMなら、スマホ本体に通信プランを追加するため、カードの抜き差しがありません。SIMピンを持ち歩く必要もなく、保管ケースも不要です。荷物を減らしたい短期旅行や、乗り継ぎが多い周遊旅行では、この差が実感しやすくなります。

特に、空港からすぐ移動する旅程では便利です。深夜便で到着して鉄道の終電が近い、入国審査後すぐ配車アプリを使いたい、現地ガイドと待ち合わせをしているといった場面では、SIMカードをその場で開封して差し替える時間が負担になります。eSIMなら、設定済みの回線を有効にするだけで使い始められるため、移動の流れを止めにくいです。

複数国の旅行やデータ追加に対応しやすい

eSIMは、複数国を移動する旅行とも相性が良い通信手段です。ヨーロッパ周遊や東南アジアの複数国旅行では、国ごとにSIMカードを買い替えるより、周遊対応のeSIMを選ぶ方が管理しやすい場合があります。国境を越えるたびにSIMカードを差し替える必要がなく、スマホ上で回線を管理できます。

データ容量が足りなくなった時も、サービスによってはアプリやWebサイトから追加購入できます。海外Wi-Fiでは容量追加の方法がサービスごとに異なり、物理SIMでは追加チャージの手順が分かりにくいことがあります。eSIMは購入履歴や残量確認を画面上で見られるものが多く、通信量を管理しやすい点も選ばれる理由です。

一方で、eSIMには確認すべき条件があります。すべてのスマホで使えるわけではありません。購入前に、端末がeSIM対応か、SIMロックが解除されているか、渡航先の回線に対応しているかを確認する必要があります。古いスマホや一部の格安端末では、eSIMに対応していないことがあります。

初めて使う人は、価格だけでなくサポート体制も見ておくと安心です。設定画面で迷った時に、日本語チャットが使えるか、問い合わせ時間はいつか、トラブル時の案内ページが分かりやすいかを確認しておきましょう。海外で通信できない時は、検索して解決すること自体が難しくなります。出発前に設定手順、問い合わせ先、QRコードをスクリーンショットで保存しておくと、トラブル時の選択肢が増えます。

eSIMは、スマホが対応していて、オンライン設定に抵抗がない人には非常に使いやすい方法です。海外Wi-Fiの受取や返却、SIMカードの差し替え、現地店舗での購入といった手間を減らせるため、短期旅行、出張、ひとり旅、周遊旅行で選ばれやすくなっています。

eSIMは、対応端末かどうかを先に確認できれば、海外旅行の通信準備をかなり簡単にできる選択肢です

海外Wi-Fi(ワイファイ)・SIM(シム)・eSIM(イーシム)の比較ポイント

海外 wifi simを比較するときは、料金だけで決めると失敗しやすいです。安く見えるプランでも、使える国が限られていたり、容量超過後にほぼ使えない速度まで落ちたり、テザリングができなかったりします。反対に、海外Wi-Fiレンタルは1日あたりの料金が高く見えても、複数人や複数端末で使えば割安になる場合があります。選ぶ順番は、料金、接続台数、設定の難しさ、荷物の有無、トラブル時の復旧しやすさです。

料金は1人利用か複数人利用かで見方が変わる

1人旅でスマホ1台だけを使うなら、海外SIMやeSIMのほうが通信費を抑えやすいです。特に短期旅行で地図、検索、メッセージ、SNS投稿が中心なら、数GBのデータプランで足りることもあります。動画視聴やオンライン会議をしない人にとって、大容量プランや無制限プランは過剰になる場合があります。

一方で、家族旅行や友人との旅行では海外Wi-Fiが候補になります。ルーター1台を複数人で共有できるため、1人あたりの負担額を下げやすいからです。スマホだけでなく、タブレット、ノートパソコン、携帯ゲーム機までつなぎたい場合もWi-Fiのほうが扱いやすいです。

ただし、共有利用には弱点もあります。ルーターを持っている人と別行動すると、ほかの人は通信できません。朝は全員で移動していても、昼に買い物組と観光組に分かれる旅行では、通信手段を共有すること自体が不便になります。料金比較では、単純な日額ではなく「誰が、何台を、どの場面で使うか」まで考える必要があります。

接続のしやすさはWi-Fi、身軽さはSIMとeSIMが有利

設定に不安がある人は、海外Wi-Fiが使いやすいです。ルーターの電源を入れ、スマホのWi-Fi設定からネットワーク名を選び、パスワードを入力すれば使えるケースが多いためです。スマホ本体の通信設定を大きく変えたくない人、家族の端末をまとめて接続したい人、出張先でパソコン作業をする人には向いています。

海外SIMは、スマホにカードを差し替えて使います。荷物は増えませんが、日本で使っているSIMカードを抜くため、保管には注意が必要です。空港やホテルの部屋で小さなSIMカードを落とすと見つけにくく、帰国後に日本の回線へ戻せなくなる恐れもあります。差し替えに慣れていない場合は、SIMピン、保管ケース、元のSIMを入れる袋を事前に用意しておくと安全です。

eSIMは、物理カードを差し替えない点が大きな利点です。購入から設定までオンラインで進められ、端末に通信プランを追加して使います。出発前に設定を済ませておけば、現地到着後に回線を切り替えるだけで使い始めやすくなります。ただし、eSIM対応端末でなければ使えません。古いスマホ、会社支給のスマホ、中古で購入した端末では、対応状況やSIMロックの有無を必ず確認する必要があります。

通信の安定性は方式よりも条件で差が出る

海外Wi-Fi、SIM、eSIMのどれが必ず速いとは言い切れません。通信速度は、現地で接続する通信会社、滞在エリア、建物の構造、混雑時間帯、契約プランの容量制限に左右されます。都市部では快適でも、地下鉄、山間部、離島、大型イベント会場ではつながりにくくなることがあります。

仕事で使う場合は、安さよりも安定性を優先したほうが無難です。オンライン会議、クラウドへの大容量ファイル送信、業務チャット、二段階認証が必要なログインを行うなら、通信が止まったときの代替手段も考えておくべきです。たとえば、メインはeSIM、予備としてホテルWi-Fiや空港Wi-Fiの利用場所を確認しておくと、現地で慌てにくくなります。

比較するときは、次の項目を見ると判断しやすくなります。

  • 1日単位の料金か、総容量単位の料金か
  • 容量超過後に低速になるのか、通信停止になるのか
  • テザリングが許可されているか
  • 複数国を移動しても同じプランで使えるか
  • 日本語サポートの受付時間が渡航先の時差に合っているか
  • キャンセルや日程変更に対応できるか

見落としやすいのは、電話番号とSMSの有無です。多くの海外向けeSIMはデータ通信専用です。LINEやメール、地図アプリは使えても、現地の電話番号が付かないことがあります。配車アプリ、レストラン予約、ホテルの本人確認、銀行やクレジットカードのSMS認証で電話番号が必要になる人は、データ通信だけで足りるかを事前に確認してください。

海外Wi-Fi、SIM、eSIMはどれが一番優れているかではなく、人数、端末、移動の仕方、設定への慣れで向き不向きが変わると考えると選びやすいです

海外で通信手段を選ぶ前に確認すべきこと

海外でスマホを使う準備は、出発直前に料金プランを選ぶだけでは足りません。端末側の条件、渡航先の対応状況、利用目的、本人確認の方法まで確認しておくと、現地でつながらないリスクを減らせます。特に海外SIMやeSIMを使う場合、購入後に「自分のスマホでは使えなかった」と気づいても、返金や変更が難しいケースがあります。

端末がSIMフリーかeSIM対応かを先に確認する

最初に見るべきなのは、自分のスマホが海外用の通信サービスを使える状態かどうかです。海外SIMを使うなら、端末がSIMフリー、またはSIMロック解除済みである必要があります。eSIMを使う場合は、それに加えて端末自体がeSIMに対応していなければなりません。

確認するときは、スマホの設定画面だけで判断せず、購入元や通信会社のサポート情報も見ておくと確実です。中古端末や家族から譲り受けた端末は、契約時の状態が分かりにくいことがあります。会社支給スマホでは、管理者側で通信設定の変更が制限されている場合もあります。

iPhoneなら、設定画面でSIMの項目やeSIM追加の表示を確認します。Androidはメーカーや機種によって表示名が異なるため、端末名とeSIM対応の有無を照合する必要があります。海外SIMを使う場合は、SIMカードのサイズも確認しておきましょう。現在はnanoSIMが主流ですが、古い端末では異なる場合があります。

出発前にやっておきたい確認は、次の通りです。

  • SIMロックが解除済みか
  • eSIMを追加できる端末か
  • 渡航先の通信方式や周波数に対応しているか
  • デュアルSIM利用時に日本の回線と海外回線を切り替えられるか
  • APN設定やデータローミング設定の手順を保存しているか

設定手順は、現地到着後にネットがない状態では確認できないことがあります。購入完了メール、QRコード、設定マニュアル、問い合わせ先は、スクリーンショットやPDF保存でオフラインでも見られるようにしておくと安心です。

渡航先と移動ルートにプランが合っているかを見る

通信プランは、国名だけで選ぶと不十分です。たとえば、ヨーロッパ周遊、東南アジア複数国、アメリカ本土とハワイのように、複数エリアを移動する場合は、1カ国専用プランでは途中から使えなくなる可能性があります。乗り継ぎ時間が長い空港で通信したい場合も、経由地が対応エリアに含まれているか確認しておくべきです。

滞在先が都市部か郊外かでも選び方は変わります。観光地の中心部だけなら多くのサービスで使いやすいですが、山岳地帯、ビーチリゾート、離島、地方都市では対応回線に差が出ます。ホテル、展示会場、大学、工場、取引先オフィスなど、実際に長く滞在する場所を基準に確認すると失敗しにくいです。

海外出張では、到着初日の通信が特に重要です。空港からホテルまでの移動、配車アプリ、現地担当者との連絡、地図検索、翻訳アプリを使う場面が連続します。この時間帯に通信できないと、旅行全体よりも業務への影響が大きくなります。出張なら、安さだけでなく、到着直後に使えるか、サポートにすぐ連絡できるかを重視してください。

データ容量は普段の使い方ではなく海外での行動から決める

海外では、日本にいるときよりデータ通信量が増えやすいです。理由は、地図アプリの利用時間が長くなり、翻訳、検索、配車、チケット表示、キャッシュレス決済、SNS投稿を外出先で行う場面が増えるためです。ホテルのWi-Fiを使うつもりでも、実際には移動中や観光中に通信が必要になります。

少量プランで足りるのは、地図、メッセージ、簡単な検索が中心の人です。SNSへ写真を頻繁に投稿する人、動画を見たい人、ビデオ通話をする人、仕事でファイルを送る人は、余裕のある容量を選んだほうが安全です。無制限プランでも、一定量を超えると速度制限がかかる場合があるため、完全に使い放題だと思い込まないようにしましょう。

容量選びでは、次のように考えると実用的です。短期の観光で連絡と地図が中心なら小容量、SNSや写真投稿が多いなら中容量、動画視聴や仕事利用があるなら大容量、複数端末や複数人で共有するなら海外Wi-Fiの大容量プランも候補になります。

見落とされやすいのが、アプリの自動通信です。写真のクラウド同期、アプリ更新、動画の自動再生、地図データの再読み込みが重なると、想定より早く容量を消費します。出発前に、クラウド同期をWi-Fi時のみに変更し、動画アプリの自動再生をオフにし、必要な地図をオフライン保存しておくと、容量を節約できます。

電話番号やSMSが必要かも確認しておきましょう。データ通信専用のeSIMでは、現地番号での通話やSMSが使えないことがあります。ホテルやツアー会社から電話が来る予定がある人、現地アプリの登録でSMS認証が必要な人は、電話番号付きプラン、日本のSIMを残したデュアルSIM運用、または通話アプリの利用可否を整理してから選ぶ必要があります。

最後に、通信手段を1つに絞りすぎないことも大切です。スマホ設定に不安がある人は海外Wi-Fi、身軽さを重視する人はeSIM、現地番号や安価な長期利用を重視する人は海外SIMが候補になります。留学や長期滞在なら、最初の数日はeSIMでつなぎ、現地で長期向けSIMを契約する方法もあります。到着直後と滞在中で最適な通信手段が変わることを前提にすると、より現実的に選べます。

海外通信はプラン名より先に、端末、渡航先、容量、電話番号の必要性を確認すると、現地でつながらない失敗をかなり減らせます

海外Wi-Fi(ワイファイ)・SIM(シム)でよくある失敗と対策

海外Wi-Fiや海外SIMを選ぶときは、料金や通信容量だけで判断すると失敗しやすくなります。実際に困る場面は、申し込み時ではなく、空港に着いた直後、ホテルまでの移動中、現地で別行動になったとき、仕事のビデオ会議を始める直前などです。事前に起こりやすいトラブルを想定しておくと、海外 wifi simの選び方で迷ったときも、自分に合う通信手段を判断しやすくなります。

データ容量が足りなくなる

よくあるのが、安い小容量プランを選んだ結果、旅行の途中で速度制限にかかるケースです。地図アプリ、翻訳アプリ、配車アプリ、SNS投稿だけなら少容量でも足りると思いがちですが、現地では調べ物の回数が日本より増えます。道に迷ったときにマップを何度も開く、レストランの口コミを見る、同行者と写真を共有するだけでも通信量は積み上がります。

動画視聴、オンライン会議、クラウドへの写真バックアップを使う予定があるなら、1日あたりの利用量を少し多めに見積もることが大切です。特にホテルのWi-Fiが弱い地域では、部屋に戻ってからもモバイル通信を使う可能性があります。

対策としては、出発前に次の点を確認しておくと安心です。

  • 1日あたり何GBまで使えるか
  • 容量超過後は低速になるのか、完全に停止するのか
  • 追加チャージが現地からできるか
  • アプリや管理画面で残量を確認できるか
  • 複数人で使う場合、全員分の通信量を想定しているか

「無制限」と書かれたプランでも、一定量を超えると速度が制限される場合があります。商品ページの小さな注意書きに、短期間で大容量通信をした場合の制限条件が書かれていることもあるため、料金表だけで判断しないようにしましょう。

Wi-Fiルーターの充電切れや返却忘れ

海外Wi-Fiレンタルは、パスワードを入力するだけで使いやすい反面、ルーター本体の管理が必要です。朝から観光して、昼に写真を送り、夕方に地図を見ながら移動していると、夜までバッテリーが持たないことがあります。接続台数が多いほど電池の消耗も早くなりやすいため、家族旅行やグループ旅行では注意が必要です。

対策は、スマホ用とは別にルーター用の充電計画を立てることです。ホテルでスマホだけ充電してルーターを忘れる、移動中にバッグの奥へ入れて電源が切れていた、という失敗は珍しくありません。モバイルバッテリーを持つ場合も、スマホとルーターを両方充電できる容量か確認しておきましょう。

返却忘れも見落としやすいポイントです。空港返却の場合、帰国便の到着が遅れたり、税関や荷物受け取りで慌ただしかったりすると、返却カウンターや返却ボックスを通り過ぎてしまうことがあります。延滞料金や送料が発生することもあるため、帰国日の行動メモに返却場所を入れておくと安全です。

SIMカードやeSIMの設定でつまずく

海外SIMは、Wi-Fiルーターを持ち歩かずに済む便利な方法ですが、設定確認を後回しにすると現地でつながらない原因になります。物理SIMの場合は、SIMロック解除、SIMカードのサイズ、APN設定、日本のSIMの保管方法を事前に確認しておく必要があります。特に日本のSIMをトレーから外したあと、財布やポケットにそのまま入れるのは避けたほうがよいです。小さく薄いため、帰国時に見つからなくなることがあります。

eSIMの場合は、端末がeSIMに対応しているか、SIMフリーか、QRコードを読み取る別画面を用意できるかが重要です。購入後に届いたQRコードを、設定するスマホ自身で開いてしまい、読み取り方が分からなくなる人もいます。パソコンや同行者のスマホにQRコードを表示する、または手動入力情報を保存しておくと対応しやすくなります。

現地でつながらないときは、焦って設定を何度も削除しないことも大切です。eSIMは一度削除すると再インストールできない商品があります。まずは、データローミングがオンになっているか、利用する回線が海外用SIMまたはeSIMに切り替わっているか、APNが指定通りかを順番に確認しましょう。

フリーWi-Fiだけに頼る

費用を抑えたいからといって、空港、カフェ、ホテルのフリーWi-Fiだけで済ませようとすると、移動中に困る場面が出やすくなります。特に、空港からホテルまでの経路検索、配車アプリの呼び出し、現地スタッフとの連絡、電子チケットの表示は、外で通信できる環境がないと不安定になります。

フリーWi-Fiは、接続できても速度が遅い、ログイン画面が現地語で分かりにくい、一定時間で切断されるなど、使いたい瞬間に使えないことがあります。セキュリティ面でも、仕事のファイル送受信やパスワード入力を伴う操作には向きません。

最低限、到着日だけでも海外Wi-Fi、SIM、eSIMのいずれかを用意しておくと、移動の不安を減らせます。節約したい場合は、滞在中すべてを大容量にするのではなく、外出が多い日だけ容量を厚めにする、ホテルWi-Fiと併用する、動画や写真バックアップは宿泊先で行う、といった調整が現実的です。

海外通信の失敗は、料金よりも事前確認の抜けで起きやすいので、容量、充電、設定、返却の4点を出発前にそろえておくことが大切です

目的別におすすめの海外通信手段

海外Wi-Fi、海外SIM、eSIMは、どれか1つが常に正解というより、旅行の人数、端末数、移動の多さ、スマホ設定への慣れで向き不向きが変わります。海外 wifi simで比較するときは、料金表だけではなく「誰が、何台で、どの場面で使うか」まで落とし込むと選びやすくなります。

家族旅行やグループ旅行は海外Wi-Fiレンタル

家族や友人と一緒に行動する時間が長いなら、海外Wi-Fiレンタルが使いやすい選択肢です。1台のルーターに複数台のスマホを接続できるため、人数分のSIMを購入するより管理しやすい場合があります。子どものスマホ、親のスマホ、タブレットなどをまとめて接続したいときにも便利です。

特に、スマホの設定変更に不安がある人が同行する場合は、Wi-Fi名を選んでパスワードを入力するだけで使える点が大きなメリットになります。SIMロック解除やAPN設定を一人ずつ確認する必要がなく、現地到着後の手間を減らせます。

ただし、グループ全員が常に同じ場所にいることが前提です。別行動が多い旅行では、ルーターを持っている人から離れた瞬間に通信できなくなります。買い物組と観光組に分かれる、親子で別々に動く、出張者が日中は単独行動するような予定なら、Wi-Fiレンタル1台だけに頼るのは避けたほうがよいです。

おすすめの使い方は、メインをWi-Fiレンタルにしつつ、代表者だけeSIMや海外SIMを予備回線として用意する方法です。ルーターの充電が切れたとき、同行者とはぐれたとき、返却前後の移動時にも通信手段を残せます。

一人旅や短期旅行はeSIMまたは海外SIM

一人旅でスマホ1台だけを使うなら、eSIMや海外SIMが候補になります。ルーターを持ち歩く必要がなく、返却も不要なため、荷物を減らしたい旅行と相性がよいです。現地でカメラ、地図、翻訳、決済アプリをスマホ中心に使う人にとっては、通信手段が端末内で完結するほうが動きやすくなります。

短期旅行では、オンラインで購入できるeSIMが特に便利です。出発前に購入と設定を済ませておけば、現地の空港でSIM売り場を探す必要がありません。深夜到着や早朝到着の便では、店舗が閉まっていることもあるため、到着直後から通信できる準備は重要です。

一方で、eSIM非対応端末を使っている場合や、現地で電話番号付きのSIMが必要な場合は、物理SIMを選ぶほうが合うことがあります。レストラン予約、現地サービス登録、SMS認証などで電話番号が必要になるケースでは、データ通信専用プランでは足りないことがあります。

選ぶときは、安さだけでなく、次の条件を確認しましょう。

  • 端末がeSIM対応またはSIMフリーか
  • 電話番号やSMSが必要か
  • テザリングが使えるか
  • 渡航先の国だけで使うのか、周遊するのか
  • 容量追加ができるか
  • 日本語サポートがあるか

初めて使う人は、出発当日に設定するより、前日までにインストール手順を確認しておくほうが安全です。ただし、プランによっては設定した時点で利用日数のカウントが始まるものもあるため、開通タイミングの説明は必ず読んでおきましょう。

海外出張やパソコン作業は大容量Wi-Fiかテザリング対応プラン

海外出張では、スマホだけでなくパソコンを使う場面が増えます。メール、資料ダウンロード、クラウド共有、オンライン会議を行うなら、通信の安定性と容量を重視する必要があります。ホテルや会場のWi-Fiを使える場合でも、速度が遅い、会議中に切れる、セキュリティ上使いにくいといった問題が起きることがあります。

パソコンを長時間接続するなら、大容量の海外Wi-Fiレンタルが選びやすいです。スマホ、ノートパソコン、タブレットを同時に接続でき、設定も比較的簡単です。取引先との移動中や展示会場で資料を開く可能性があるなら、持ち運べる専用回線があると動きやすくなります。

ただし、単独出張で荷物を減らしたい場合は、テザリング対応のeSIMや海外SIMも候補になります。スマホからパソコンへ共有できれば、ルーターを別に持つ必要がありません。注意点は、テザリング中はスマホのバッテリー消費が速く、通信量も増えやすいことです。オンライン会議を複数回行う日は、モバイルバッテリーと大容量プランを組み合わせたほうが安心です。

業務利用では、フリーWi-Fiだけに頼るのは避けたほうが無難です。公共Wi-Fiでは通信が不安定になりやすく、機密情報を扱う作業にも向きません。会社のセキュリティルールでVPN利用が必要な場合は、eSIMやWi-Fiレンタルの回線でVPNが正常に使えるかも確認しておきましょう。

留学や長期滞在は現地SIMや月額型プラン

数週間から数カ月の滞在では、短期旅行向けのWi-Fiレンタルや日数課金のeSIMだけだと費用が高くなりやすいです。留学、ワーキングホリデー、長期出張では、現地のSIMカードや月額型の通信プランを検討したほうが合う場合があります。

到着直後はeSIMで数日分の通信を確保し、生活が落ち着いてから現地キャリアのSIMを契約する流れが現実的です。空港到着から寮やホテルまでの移動、学校や勤務先への初回連絡、銀行口座や現地サービスの登録には、最初の通信手段が欠かせません。

長期滞在では、データ容量だけでなく、現地電話番号の有無が重要になります。学校、職場、不動産会社、配送業者、病院などから電話やSMSで連絡が来る可能性があるためです。データ通信専用eSIMだけで足りるか、電話番号付きSIMが必要かを滞在目的から判断しましょう。

旅行なら「安くてすぐ使える」ことが優先されますが、長期滞在では「継続して使いやすい」「本人確認や支払いに対応できる」「現地サポートを受けやすい」ことも重要です。短期と長期では、見るべきポイントが変わります。

海外通信手段は、人数と端末数だけでなく、別行動の有無、仕事利用、電話番号の必要性まで考えると、自分に合う選択肢を絞り込みやすくなります

順位サービス名運営会社ポイント韓国SIM台湾SIMタイSIMハワイSIMイタリアSIMイタリアSIMSIM種類SIMタイプ即日利用可能公式サイト等での速度・通信品質の訴求サポートサポートの日本語対応サポート対応時間利用回線(海外)選べる容量プランの種類5G対応海外対応エリア海外周遊SIMの種類韓国SIMの料金の安さ台湾SIMの料金の安さタイSIMの料金の安さハワイSIMの料金の安さイタリアSIMの料金の安さ総合公式
1位World eSIMビジョン通信速度は控えめだが最安値クラス。サイトの閲覧やメッセージアプリがメインなら最適1,890円/日2,950円/日1,680円/日2,480円/日2,780円/日2,780円/日データSIMeSIM可能現地通信会社の回線を利用。4G/LTE/5Gの安定した高速通信電話、LINE、メール対応24時間SKT、T-Mobileなど(国により異なる)500MB、1GB、2GB、3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、50GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア・オセアニア、北中米、世界2.971.703.172.522.752.62公式サイト
2位トリファトリファアプリでデータ残量管理や設定が完結!24時間の日本語サポートがあり初心者も安心990円/日990円/日990円/日990円/日990円/日990円/日データSIMeSIM可能現地大手通信キャリアの回線を直接利用。高速で安定した4G/LTE/5G通信チャット対応24時間SK Telecom、AT&Tなど(国により異なる)1GB、3GB、5GB、10GB、20GB、30GB、80GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、東南アジア3.943.873.924.004.153.98公式サイト
3位eSIM squareテレコムスクエア通信の老舗企業が提供するeSIM。料金だけでなく通信の安定感やサポート体制を重視する人に1,970円/日770円/日1,380円/日780円/日980円/日980円/日音声通話SIM、データSIMeSIM可能安定した高品質ネットワーク。一部エリアで超高速5G対応お問い合わせフォーム対応24時間SKTなど(国により異なる)500MB、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、10GB、15GB、30GB、100GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東、北アフリカ、カリブ、世界2.904.123.504.214.163.78公式サイト
4位Trip SIMHISモバイル大手旅行会社グループならではの安心感。初めてのeSIM利用でもサポートが手厚い2,000円/日1,260円/日1,700円/日3,060円/日1,259円/日1,259円/日データSIMeSIM可能大手キャリア通信網を利用。快適な4G/LTE/5G通信お問い合わせフォーム、電話対応不明(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアアジア、世界2.883.563.151.983.923.10公式サイト
5位Klook eSIMKlook旅行アクティビティと同時に手配できて便利。QRコード読み込みで即日開通が可能1,010円/日663円/日685円/日1,142円/日1,226円/日1,226円/日データSIMeSIM可能現地の主要キャリアと提携。高速4G/5Gネットワーク対応チャット、メール対応24時間KT、SKTなど(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、世界3.924.254.263.853.944.04公式サイト
6位エアトリeSIMインバウンドプラットフォーム航空券やホテル手配と一緒に予約しやすく、世界中の幅広い国や地域のプランに対応2,900円/日3,220円/日1,890円/日2,850円/日3,430円/日3,430円/日データSIMeSIM可能4G/LTE/5G対応。現地の安定したネットワークに接続お問い合わせフォーム、メール対応不明(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、北米、世界2.071.412.952.182.402.20公式サイト
7位グローカルeSIMグローカルネット通信速度と料金の安さのバランスがよく、コストパフォーマンスに優れたeSIM1,680円/日1,680円/日1,680円/日2,480円/日4,680円/日4,680円/日データSIMeSIM、SIMカード可能4G/LTE高速通信。快適なデータ通信環境を提供お問い合わせフォーム対応不明SKT、AT&Tなど(国により異なる)1GB、2GB、3GB、5GB、6GB、10GB、20GB、30GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、バリ島、マカオ、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカ、中華圏、世界3.203.083.172.521.722.74公式サイト
8位TRAVeSIMa2networkアジア周遊やグローバル版など、複数国をまたぐ周遊旅行・出張をする人に最適1,350円/日1,350円/日1,950円/日1,720円/日1,720円/日1,720円/日データSIMeSIM可能現地の高速4G/LTE・一部5Gネットワークでサクサク繋がる電話、LINE、お問い合わせフォーム対応24時間KT、Verizonなど(国により異なる)200MB、1GB、2GB、3GB、5GB、10GB、20GB、50GB、100GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東、北アフリカ、カリブ、世界3.553.462.893.263.523.33公式サイト
9位DHA SIMDHA SIMAmazonなどのECサイトでも気軽に購入可能。手軽さと設定のシンプルさが魅力1,680円/日1,280円/日2,480円/日2,480円/日0円/日0円/日データSIM、音声通話SIMeSIM、SIMカード可能(郵送が必要なものもある)4G/LTE/5Gの高速データ通信対応で快適お問い合わせフォーム対応不明SKT、T-Mobileなど(国により異なる)2GB、5GB、6GB、8GB、10GB、12GB、15GB、17GB、50GB、無制限(プラン、国により異なる)(商品により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北米、世界3.203.542.382.525.013.33公式サイト
10位airaloAIRALO世界中で使われている定番eSIMアプリ。圧倒的な対応国数と格安な料金設定が魅力2,100円/日2,100円/日1,600円/日1,900円/日1,900円/日1,900円/日データSIM、音声通話SIMeSIM可能現地ネットワークを利用した高速4G/LTE/5G通信チャット対応24時間KT、T-Mobileなど(国により異なる)1GB、3GB、5GB、10GB、20GB、50GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東および北アフリカ、EU加盟国と英国、カリブ海諸島、グローバル(全世界)2.792.623.263.083.363.02公式サイト
11位HolaflyHolaflyデータ無制限プランが豊富!動画視聴やSNS更新で通信容量を気にせず使いたい人に1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日データSIMeSIM可能現地の最高水準ネットワークを利用。高速で安定した4G/LTE/5G通信チャット、LINE、メール対応24時間Holafly無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北アメリカ、南米、中東、カリブ、スカンジナビア、バルカン半島、中国・香港・マカオ、中米、日本・中国、日本・韓国、東ヨーロッパ2.892.742.852.983.282.95公式サイト
12位SkyeSiMFREEDiVE豊富なプランから柔軟に選べるeSIM。自分の滞在期間や用途にぴったりのものが見つかる2,400円/日2,670円/日3,930円/日1,656円/日6,020円/日6,020円/日データSIMeSIM可能4G/LTEの安定した高速通信。現地キャリア回線を利用メール対応10:00~19:00(土日祝日を除く)LGU、T-Mobileなど(国により異なる)300MB、500MB、1GB、2GB、3GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)不明韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、メキシコ、スイス、オランダヨーロッパ、東南アジア、南アメリカ、南アフリカ、世界2.522.011.003.321.001.97公式サイト
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