ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)へ乗り換える方法!工事・費用・注意点を徹底解説



目次

ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)への乗り換えは事業者変更でできる

ドコモ光からビッグローブ光へ乗り換えたい場合、現在のドコモ光を先に解約して、新しい光回線を引き直す必要はありません。ドコモ光とBIGLOBE光は、どちらもNTTの光回線設備を利用する光コラボです。そのため、同じ回線設備を引き継ぐ基本は事業者変更という方法で切り替えられます。

事業者変更では、自宅まで引かれている光ファイバーそのものを入れ替えるわけではありません。契約する事業者やプロバイダが変わるイメージです。ドコモ光を使っている人が「乗り換えると数日間インターネットが使えなくなるのでは」と不安になりやすいのですが、通常の1ギガ同士の事業者変更であれば、回線を撤去してから新設する流れとは異なります。

1ギガ同士なら基本的に工事は不要

ドコモ光1ギガからBIGLOBE光1ギガへ乗り換える場合は、既存のNTT回線設備を利用するため、原則として開通工事なしで切り替えられます。工事業者が自宅を訪問し、壁に穴を開けたり光ファイバーを引き直したりする手続きとは違います。

申込後に案内される書類では「工事日」などの表記が使われることがあります。この言葉を見ると訪問工事を想像しがちですが、事業者変更では回線側の切替日を意味している場合があります。案内書類に訪問工事の有無が書かれているため、日付だけで判断せず内容まで確認してください。

切替日を迎えるとBIGLOBE光側へ契約が切り替わり、事業者変更が正常に完了すればドコモ光も終了する流れです。先にドコモ光を通常解約してしまうと、事業者変更ではなく新規契約に近い手続きになり、インターネットを使えない期間が発生する原因になりかねません。

事業者変更と解約新規は別の手続き

事業者変更と、いったんドコモ光を解約してからBIGLOBE光へ新規申込する方法は区別する必要があります。

事業者変更では、事業者変更承諾番号を取得したうえでBIGLOBE光へ申し込みます。一方、先にドコモ光を解約する方法では、状況によって設備撤去や新しい回線の開通工事が必要になります。電話番号やインターネットを継続して使いたい人ほど、自己判断で先に解約しないことが重要です。

ひかり電話を利用している場合も、現在の番号を継続できる条件を確認してから手続きを進めます。「光回線だけ変えるつもりだったのに、固定電話まで使えなくなった」という状態を避けるためです。

1ギガから10ギガへ変える場合は扱いが違う

注意したいのが、ドコモ光1ギガからBIGLOBE光10ギガへ変更したいケースです。単純な1ギガ同士の事業者変更とは異なり、1ギガから10ギガへの変更では回線タイプの変更や工事が必要になる場合があります。

方法としては、いったんBIGLOBE光1ギガへ事業者変更してから10ギガへタイプ変更する流れなどが考えられます。10ギガでは提供エリア、対応機器、工事の有無も確認しなければなりません。「同じ光コラボだから10ギガでも工事不要」と考えないほうが安全です。

筆者としては、現在1ギガで特に速度不足を感じていないなら、乗り換えと10ギガ化を同時に考えず、まず契約先の変更を整理するほうが分かりやすいと考えます。手続きの目的を一つずつ分ければ、料金や工事条件も比較しやすくなるからです。

ドコモ光からBIGLOBE光への1ギガ同士の変更なら、まず事業者変更として考えるのが基本です。先にドコモ光だけを解約しないようにしてくださいね

ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)に乗り換えるべきか判断するポイント

月額料金だけを見るとBIGLOBE光へ変えたほうがよさそうでも、家族全体の通信費で計算すると逆転することがあります。特にドコモのスマートフォンを複数回線利用している家庭では、光回線料金だけで乗り換えを決めないことが大切です。

判断するときは、光回線、スマホ、オプション、解約時の費用を一つのセットとして比較します。乗り換え先でもらえる特典が大きく見えても、長期的な固定費が増えれば節約にはつながりません。

スマホとのセット割を最初に確認する

ドコモ光を利用しているドコモユーザーは、契約内容によってドコモ光セット割が適用されています。BIGLOBE光へ変更するとドコモ光とのセット関係がなくなるため、ドコモスマホの割引が終了する影響を確認しなければなりません。

反対に、auやUQモバイルを使っている家庭では、BIGLOBE光へ変更することで対象のセット割を利用できる場合があります。対象プランではスマートフォン1回線あたり最大月額1,100円の割引になるケースがあるため、家族の回線数が多いほど影響が大きくなります。

例えば光回線料金が月数百円安くなっても、スマホ3回線の割引がなくなれば、家計全体では値上がりすることがあります。逆にauやUQモバイルを複数回線利用している家庭なら、光回線そのものの料金差よりセット割のほうが重要になるケースもあります。

月額料金だけでなく年間総額を見る

1ギガの通常料金として、競合資料では戸建ての場合BIGLOBE光が月額5,478円、ドコモ光が月額5,720円、マンションではBIGLOBE光が月額4,378円、ドコモ光が月額4,400円という比較が示されています。ただし、実際の請求額は契約プランやオプションによって変わります。

判断するときは最低でも1年間の総額で比べてください。

確認項目ドコモ光側BIGLOBE光側判断のポイント
光回線料金現在の請求額変更後の基本料金実際の契約プランで比較
スマホ割引ドコモ光セット割au・UQ系の対象割引家族全員分を合算
機器代現在のルーター費購入・レンタル費数年間使う場合も計算
特典継続特典など申込特典など受取条件まで確認

キャッシュバックがある場合も、最初の1年間だけでなく2年目以降の料金を確認します。一時的な特典と毎月発生する固定費を同じものとして考えないことがポイントです。

乗り換える前に確認したいチェック項目

「自分の場合は本当にBIGLOBE光へ変えたほうがよいのか」と迷っている人は、次に当てはまるものがないか確認してください。

  • ドコモのスマートフォンを本人や家族が複数回線利用している
  • auまたはUQモバイルへスマートフォンも変更する予定がある
  • ドコモ光の工事費を分割払いしている
  • プロバイダからWi-Fiルーターを借りている
  • ドコモ光でメールアドレスや独自オプションを利用している
  • 近いうちに引っ越す予定がある

特に重要なのが解約金や工事費残債まで含めた損益です。現在の契約時期によって解約時の条件が異なるため、以前見た料金比較記事だけを頼りにせず、自分の契約画面で確認する必要があります。

「BIGLOBE光のほうが基本料金は安いと聞いたのに、スマホ代まで含めたら高くなった」という声が出やすいのも、この比較が抜けているためです。

乗り換えるかどうかは、回線名の優劣ではなく、現在使っているスマートフォンと契約状況で判断します。auやUQモバイルを利用している人と、家族全員がドコモを使っている人では答えが変わります。

光回線の月額差だけで決めるとセット割を見落としやすいです。スマホを含めた毎月の通信費を合計してから、どちらが安いか比べてみてくださいね

ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)に乗り換えるメリットとデメリット

BIGLOBE光へ変更すると料金が少し下がるケースがある一方、ドコモユーザーにとってはセット割を失うデメリットがあります。通信速度についても「BIGLOBE光にすれば必ず速くなる」とは言えません。メリットとデメリットを同じ条件で並べて判断する必要があります。

基本料金が下がるケースがある

資料に掲載されている1ギガの通常料金では、戸建てはBIGLOBE光が月額5,478円、ドコモ光が月額5,720円、マンションはBIGLOBE光が月額4,378円、ドコモ光が月額4,400円とされています。

比較項目BIGLOBE光ドコモ光
1ギガ戸建て月額5,478円月額5,720円
1ギガマンション月額4,378円月額4,400円
利用回線NTT系光回線NTT系光回線
乗り換え方法事業者変更変更元

単純な基本料金だけならBIGLOBE光が低くなる形ですが、マンションでは差が小さいため、料金差よりスマホ割引の影響が大きい場合があります。

BIGLOBE光はauやUQモバイルとのセット割を利用できるケースがあるため、該当するスマートフォンを複数台使う家庭では通信費全体を下げられる可能性があります。

ドコモ光セット割がなくなる

最大の注意点は、ドコモスマホを使い続ける場合です。ドコモ光からBIGLOBE光へ変更すると、ドコモ光とのセット条件を満たさなくなるため、対象だったドコモ光セット割が終了します。

光回線だけを見ると月額数百円安くなっても、スマホ側でそれ以上の割引がなくなれば意味がありません。家族のドコモ回線数が多い場合ほど、乗り換え後のスマホ料金を先に確認してください。

ドコモ光の契約時期によっては、更新期間外の解約で解約金が発生する場合もあります。資料では2022年7月1日以降の契約について戸建て5,500円、マンション4,180円、2022年6月30日以前の契約について戸建て14,300円、マンション8,800円という例が示されています。自分に適用される金額は現在の契約内容で確認するのが確実です。

工事費を分割払いしている場合は残債にも注意します。事業者変更そのものに訪問工事がなくても、過去に契約したドコモ光の工事費が消えるとは限りません。

通信速度は速くなる場合も遅くなる場合もある

ドコモ光とBIGLOBE光はどちらもNTT系の回線設備を利用します。そのため、1ギガプランなら最大通信速度というスペックだけで大きな差を説明することはできません。

ただし、実際の速度はプロバイダ側の混雑状況、接続方式、自宅のWi-Fi環境などにも左右されます。事業者変更でプロバイダ環境が変わることで速度が改善するケースはありますが、反対に変化がほとんどない場合もあります。

速度を理由に乗り換えるなら、まず現在の環境を確認してください。夜だけ遅いのか、Wi-Fi接続時だけ遅いのか、有線LANでも遅いのかで原因が違います。ルーターが古ければ、回線を変更するより機器を交換したほうが効果的なこともあります。

BIGLOBE光ではIPv6を利用できる環境がありますが、切替直後には通信方式の切替に時間がかかり、一時的に速度が安定しない可能性も資料で指摘されています。そのため、開通直後の速度測定1回だけで「失敗した」と判断するのは早すぎます。

キャンペーンは受取条件まで見る

BIGLOBE光では申込時期や窓口によってキャッシュバックなどのキャンペーンが設定される場合があります。金額が大きいほど魅力的に見えますが、重要なのは受取時期と手続き条件です。

申込時ではなく利用開始から数か月後に手続きが必要な特典もあります。メールを見落としたり申請期限を過ぎたりすれば、予定していた金額を受け取れない可能性があります。

キャンペーンは変更頻度が高いため、比較記事に記載されている過去の金額を前提に収支を計算しないほうが安全です。契約直前の申込画面で金額、対象プラン、オプション条件、申請時期を確認してください。

筆者としては、キャッシュバック額より毎月の通信費が確実に下がるかを優先するほうが失敗しにくいと考えます。一時金より固定費の差のほうが、長期間利用すると影響が大きくなるからです。

BIGLOBE光のメリットは料金やau・UQ系との相性ですが、ドコモ利用者にはセット割終了が大きな注意点です。家族全体の料金で判断してくださいね

ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)へ乗り換える手順

事業者変更で戸惑いやすいのは、「ドコモ光をいつ解約するのか」という点です。通常の1ギガ同士の事業者変更では、自分でドコモ光を先に通常解約してからBIGLOBE光へ申し込む流れではありません。先に必要なのは事業者変更承諾番号の取得です。

手続きの順番を変えると、インターネットを使えない期間が発生したり、ひかり電話などの引継ぎで問題が起きたりする可能性があります。

事業者変更はこの順番で進める

基本的な流れは次のとおりです。

  1. ドコモ光で事業者変更承諾番号を取得する
  2. BIGLOBE光へ事業者変更として申し込む
  3. BIGLOBEから届く契約内容と切替日を確認する
  4. 指定された切替日を迎える
  5. 必要な場合はWi-Fiルーターを交換する
  6. スマートフォンやパソコンをWi-Fiへ接続する
  7. ドコモ光や旧プロバイダの返却対象機器を確認する

事業者変更承諾番号は、光コラボから別の光コラボへ変更するときに使用する番号です。資料では有効期間は15日間とされているため、番号だけ早く取得して長期間放置するのではなく、BIGLOBE光へ申し込む準備ができてから取得するほうがスムーズです。

事業者変更承諾番号を取得する

ドコモ側で事業者変更承諾番号を取得します。Webで手続きできる場合のほか、契約状況によって電話や店舗で確認する方法もあります。

実際に手続き画面を進めると、契約内容や注意事項を確認したうえで事業者変更に必要な情報を取得する流れになります。契約者本人の認証が必要になるため、dアカウントなど現在の契約情報を確認できる状態にしておくと進めやすくなります。

この段階で、解約時に発生する料金も確認しておきます。解約金、工事費残債、利用中のオプションが表示される場合はメモしておくと、BIGLOBE光へ変更する実質コストを計算できます。

BIGLOBE光では事業者変更として申し込む

承諾番号を取得したらBIGLOBE光へ申し込みます。ここで重要なのが、新規ではなく事業者変更として申し込むことです。

申込画面では現在利用している回線としてドコモ光を選択し、取得した事業者変更承諾番号など必要な情報を入力します。料金プラン、1ギガか10ギガか、ルーター、ひかり電話、スマートフォンのセット割なども確認します。

申込後は契約書類や開通に関する案内が届きます。資料では申込から1〜2週間程度で書類が届く例も示されていますが、実際の日数は申込内容や時期によって異なります。

書類に記載された「工事予定日」を見て、訪問工事が来ると思う人もいます。通常の1ギガ同士の事業者変更なら、訪問作業ではなく回線切替日として案内されている場合があるため、工事内容の欄まで確認してください。

切替日はルーターの状態を確認する

切替日になると回線側でBIGLOBE光へ切り替わります。現在使っているWi-Fiルーターをそのまま利用できる環境では、機器交換が不要な場合もあります。

一方、ドコモ光のプロバイダからルーターをレンタルしていた場合や、BIGLOBE光申込時に新しいルーターを用意した場合は交換します。ONUからルーターへ接続しているLANケーブルを確認し、新しいルーターへ接続します。

ルーターが変わるとSSIDとWi-Fiパスワードが変更されることがあります。スマートフォンだけでなく、パソコン、テレビ、ゲーム機、プリンター、スマート家電、ペットカメラなども再接続が必要です。

ここでよくあるのが、「スマホはつながったのにテレビだけネットにつながらない」という状態です。回線障害ではなく、テレビ側に以前のSSIDが保存されたままになっているケースがあります。

切替後はドコモ光や旧プロバイダから借りていた機器の返却有無を確認します。NTTのONUと、プロバイダのWi-Fiルーターは別物です。返却指示のない機器を自己判断で送らないようにしてください。

乗り換えは承諾番号の取得、BIGLOBE光への申込、切替、機器確認の順番です。ドコモ光を先に通常解約しないことが一番大事ですよ

乗り換えにかかる費用と一番損をしにくいタイミング

「月末に変えれば一番得」と単純には言い切れません。ドコモ光の解約月料金、解約金、工事費残債、BIGLOBE光側の初期費用やキャンペーン条件がそれぞれ異なるためです。

損を減らしたいなら、カレンダーだけを見るのではなく、現在のドコモ光契約に残っている費用を先に確認します。

解約金は契約時期によって異なる

資料では、ドコモ光の2年契約について、2022年7月1日以降の契約は戸建て5,500円、マンション4,180円、2022年6月30日以前の契約は戸建て14,300円、マンション8,800円という解約金の例が掲載されています。

ただし、すべての契約者に同じ金額が請求されるわけではありません。契約プラン、契約時期、更新期間などによって条件が異なります。

そのため、「ネットの記事に5,500円と書いてあったから自分も5,500円」と考えず、自分の現在の契約内容で解約金を確認してください。

契約更新期間で解約金がかからないなら、あと数週間待つことで費用を抑えられる場合があります。一方、更新期間まで半年以上あり、その間にBIGLOBE光へ変更すると毎月の通信費が大きく下がるのであれば、解約金を支払って早めに変えたほうが総額で安いケースもあります。

工事費の残債を見落とさない

ドコモ光を契約したときの工事費を分割払いしていて、支払いが残っている場合があります。

「工事費実質無料」というキャンペーンで契約していても、仕組みが毎月の工事費相当額を割り引く方式なら、途中で解約した時点で割引が終了し、残債が発生する可能性があります。

ここは解約金とは別に確認します。解約金が0円でも工事費残債が残っていれば、乗り換え時の負担が0円とは限りません。

BIGLOBE光側でも、申込時の事務手数料、ルーター代、オプション料金などが発生する場合があります。乗り換え費用は解約金だけではないと考えておくと予算を立てやすくなります。

ドコモ光の解約月は日割りにならない場合がある

資料では、ドコモ光の解約月の基本使用料は日割りされず、1か月分請求されるとされています。

この条件なら月初に切り替えるより、月の後半に切り替えたほうがドコモ光の利用期間を長く取れるため、感覚的な無駄は少なくなります。ただし、月末ぎりぎりを狙いすぎるのも問題です。

事業者変更承諾番号の取得、BIGLOBE光への申込、契約内容の確認、切替日の設定には一定の日数が必要です。月末直前に申込んでも希望日に切り替えられるとは限りません。

「25日に申し込めば31日に間に合うだろう」と予定を固定するのではなく、申込時に案内される切替可能日を確認してください。

キャッシュバックを解約費用と相殺して考えすぎない

BIGLOBE光でキャッシュバックが実施されていれば、解約金などの負担を実質的に補えることがあります。ただし、キャッシュバックは申込直後に現金が振り込まれるとは限りません。

資料に掲載されたキャンペーン例では、利用開始からかなり後の時期にマイページで手続きするものもあります。キャンペーン内容は時期によって変わるため、現在の受取月と申請期限を必ず確認します。

家計上は、先に解約費用を支払い、後から特典を受け取る形になる可能性があります。そのため、キャッシュバックを当月の支払い原資として計算しないほうが安全です。

乗り換えタイミングを決めるときは、現在の解約金、工事費残債、ドコモ光の月額料金、BIGLOBE光へ変更した後の月額差を並べます。例えば早く変更すると毎月1,000円安くなるケースで、更新期間まで10か月あるなら、待つことで失う料金差は1万円です。解約金との大小を比べれば判断しやすくなります。

月末という日付そのものより、「今変更した場合の総額」と「更新期間まで待った場合の総額」の2パターンを作るほうが合理的です。

一番安い乗り換え日は人によって違います。更新月だけを見るのではなく、解約金、工事費残債、毎月の料金差を足し算して決めてくださいね

乗り換えで失敗しやすいポイント。ONU・ルーター・電話番号を事前確認

BIGLOBE光への切替自体は終わったのに、「どの機器を返せばいいのか分からない」「Wi-Fiだけ使えない」という場面があります。原因になりやすいのが、ONUとWi-Fiルーターを同じ機器だと思ってしまうことです。

光回線では複数の通信機器が置かれている家庭があります。全部まとめて旧回線へ返却すると、BIGLOBE光で必要な機器まで手元からなくなる可能性があります。

ONUとWi-Fiルーターは役割が違う

ONUは、光ファイバーから届く光信号を通信機器で扱える信号へ変換する装置です。NTTのロゴが付いた機器が設置されているケースがあります。

一方、Wi-FiルーターはONU側から受け取った通信をスマートフォンやパソコンへ無線・有線で分配します。ドコモ光で契約したプロバイダからWi-Fiルーターだけをレンタルしている人もいます。

事業者変更ではNTT回線設備を引き続き使うため、資料ではNTTのONUはそのまま利用するケースが示されています。旧プロバイダから借りているWi-Fiルーターについては返却が必要になることがあります。

「黒い箱が2台あるから古いものを両方返そう」と判断せず、それぞれのラベルと貸出元を確認してください。

ルーター交換後は家中のWi-Fi設定を確認する

ルーターを交換すると、新しい本体に記載されたSSIDと暗号化キーを使用します。これまでのWi-Fi情報と違う場合、端末側は自動では新しいネットワークへ移りません。

スマートフォンやパソコンはすぐ設定しても、意外と忘れやすい機器があります。

  • スマートテレビや動画配信端末
  • ゲーム機
  • Wi-Fi対応プリンター
  • ネットワークカメラ
  • スマートスピーカー
  • エアコンや照明などのスマート家電

この状態では「BIGLOBE光にしたらペットカメラだけ壊れた」と感じることがあります。しかし、回線が壊れたのではなく、カメラが以前のWi-Fiへ接続し続けようとしているだけの場合があります。

ルーターを交換した日は、SSIDが変わる端末を一通り再設定してください。

ひかり電話を使っているなら番号を先に確認する

固定電話を利用している家庭では、インターネットだけでなくひかり電話の扱いも確認します。

ドコモ光とBIGLOBE光は同じNTT系設備を利用するため、条件を満たせば事業者変更で電話番号を継続できるケースがあります。ただし、利用している電話サービスや番号の取得方法などによって扱いが異なる場合があります。

仕事、病院、学校、金融機関などへ固定電話番号を登録している家庭では、番号変更が生じると影響が大きくなります。申込時に現在の電話番号を引き継ぐ前提で手続きされているかを確認してください。

メールアドレスやプロバイダサービスも確認する

ドコモ光では契約するプロバイダによって、メールアドレスやセキュリティサービスなどを利用している場合があります。BIGLOBE光へ変更するとプロバイダも変わるため、旧プロバイダのサービスが終了するケースがあります。

特にプロバイダメールを長年利用している人は注意が必要です。通販サイトや金融機関、SNSなどのログインメールアドレスに設定していると、メールが使えなくなった後の変更が面倒になります。

Gmailなど回線契約と独立したメールへ順次変更してから乗り換える方法もあります。

乗り換え前に確認したいのは、機器だけではありません。回線にひも付いたサービスを棚卸しすることが失敗防止につながります。

「回線は問題なく切り替わったのに、以前使っていたメールが突然見られなくなった」という不満は、事業者変更の仕組みよりプロバイダ契約の終了を見落としたときに起こりやすいものです。

ONU、Wi-Fiルーター、プロバイダサービスは別々に確認するのがコツです。特にレンタル機器は返却先を確かめてから箱に入れてくださいね

BIGLOBE光(ビッグローブ光)に切り替わらない・Wi-Fiにつながらないときの確認手順

切替日になったのにインターネットへ接続できないと、「ドコモ光をやめたせいで回線が止まった」と焦りやすくなります。しかし、切替直後のトラブルは回線そのものではなく、ルーター、Wi-Fi設定、IPv6の切替などが原因になっている場合があります。

最初から設定をすべて変更するのではなく、回線・機器・端末の順番で切り分けると原因を見つけやすくなります。

最初に切替日と機器のランプを見る

契約書類やBIGLOBE側の案内で、指定された切替日になっているかを確認します。まだ切替日前なら、機器設定だけ先に変えてもBIGLOBE光として利用できない場合があります。

切替日を迎えているなら、ONUやホームゲートウェイ、Wi-Fiルーターのランプを確認します。電源そのものが消えていればコンセントやACアダプターを確認します。

ONUとルーターをLANケーブルで接続するタイプなら、ケーブルがWAN側のポートに挿さっているかも見ます。ルーターのLAN端子へ誤って接続すると、Wi-Fi電波だけは出ているのにインターネットへ出られない状態になることがあります。

状況主な確認箇所対処の考え方
Wi-Fi名自体が出ないルーター電源電源と無線機能を確認
Wi-Fiにはつながるがネット不可ONU・WAN配線ケーブルと回線状態を確認
一部端末だけ不可端末側Wi-FiSSIDとパスワードを再設定
切替直後だけ遅い接続方式IPv6などの切替状況を確認

ルーターを変えた場合はSSIDを確認する

新しいWi-Fiルーターを設置すると、以前とはSSIDが変わります。

スマートフォンのWi-Fi設定画面を開き、現在接続されているネットワーク名を確認してください。以前のルーター名が表示されたままなら、新しいルーター本体に記載されているSSIDを選択し、新しいパスワードを入力します。

ルーター交換後は以前のWi-Fi情報をそのまま使えない場合があります

スマートフォン1台がつながったら、別の端末でも確認します。複数台ともインターネットへ接続できれば、回線とルーターは正常で、残りの機器側を再設定すればよい可能性が高くなります。

逆にスマートフォン、パソコン、テレビのすべてがインターネットへ接続できないなら、各端末を一台ずつ設定し直すよりONUとルーター側を確認するほうが効率的です。

IPv6の切替直後は少し様子を見る場合もある

資料では、ドコモ光からBIGLOBE光へ切り替えた直後にIPv6の切替に時間がかかり、一時的に通信速度が遅くなる可能性があるとされています。

回線が完全に使えない状態と、ネットには接続できるものの速度が不安定な状態は分けて考えてください。

Webサイト自体は開けるのに速度測定だけ遅いのであれば、まず通信方式の切替状況を確認します。資料では数時間程度かかる例も示されています。

一方、時間が経ってもまったくインターネットにつながらない場合は、単なる切替待ちと決めつけないことが重要です。配線やルーター設定を確認し、それでも改善しなければBIGLOBEのサポートへ状況を伝えます。

問い合わせる際は、「インターネットが使えません」だけでなく、切替日、ONUのランプ状態、ルーターのランプ状態、Wi-Fiには接続できるか、有線LANでも使えないかを整理しておくと原因を切り分けやすくなります。

接続できないときは順番を変えない

トラブル時は次の順番で確認します。

  1. BIGLOBE光の切替日を確認する
  2. ONUとルーターの電源ランプを確認する
  3. ONUとルーター間のLANケーブルを確認する
  4. スマートフォンを新しいSSIDへ接続する
  5. Webサイトを開いて通信できるか確認する
  6. 別の端末でも同じ症状か確認する
  7. 改善しなければBIGLOBE側へ切替状況を確認する

いきなりルーターを初期化すると、設定情報まで消えて状況が複雑になることがあります。初期化はマニュアルやサポートから指示された場合など、必要性を確認してから行うほうが安全です。

Wi-Fiトラブルは全部を一度に触るより、切替日、ONU、ルーター、端末の順番で確認すると原因を絞れます。最初から初期化しないでくださいね

ドコモ光からBIGLOBE光(ビッグローブ光)への乗り換えでよくある質問

ドコモ光からBIGLOBE光への事業者変更では、「工事が必要なのか」「ドコモ光を自分で解約するのか」「今のONUをどうするのか」という疑問が特に出やすくなります。最後に、手続きを始める前に迷いやすい点を整理します。

ドコモ光からBIGLOBE光への乗り換えは工事不要?

通常のドコモ光1ギガからBIGLOBE光1ギガへの事業者変更であれば、既存のNTT回線設備を利用するため、原則として新たな訪問工事は不要です。

自宅まで引かれている光ファイバーをそのまま使用し、契約する事業者を変更する仕組みだからです。工事業者の日程を調整して、新規開通時のような作業を行うケースとは異なります。

ただし、ドコモ光1ギガからBIGLOBE光10ギガへ変更する場合など、回線タイプを変更するときは別です。タイプ変更に伴い工事が必要になる場合があるため、1ギガ同士の事業者変更と同じ扱いだと思わないようにしてください。

ドコモ光は自分で解約する必要がある?

通常の事業者変更なら、ドコモ光を先に自分で通常解約する流れではありません。

ドコモ側で事業者変更承諾番号を取得し、その番号を使ってBIGLOBE光へ事業者変更として申し込みます。BIGLOBE光への切替が完了すると、ドコモ光も事業者変更に伴って終了する流れになります。

先に通常解約してしまうと、新規開通に近い手続きとなる可能性があり、インターネットを使えない期間ができる原因にもなります。

乗り換える途中でインターネットが使えない期間は発生する?

正常に1ギガ同士の事業者変更が進めば、旧回線を撤去してから新回線を工事する方法ではないため、長期間の空白が発生しにくい仕組みです。

ただし、切替当日はルーター交換やIPv6の切替などによって一時的に通信できなかったり、速度が不安定になったりする場合があります。

在宅勤務やオンライン会議など、当日にインターネットが止まると困る予定があるなら、切替日は重要な仕事を入れすぎない、スマートフォンのテザリングを使える状態にしておくなどの準備をしておくと安心です。

ドコモ光で使っているONUは返却する?

NTTの回線設備として設置されているONUについては、事業者変更後も使用するケースがあります。資料でも、NTTのONUを自己判断で返却しないよう注意する内容が示されています。

一方、ドコモ光で選んでいたプロバイダからWi-Fiルーターを借りている場合は、そのルーターは返却対象になる可能性があります。

見た目が似ていても、ONUとWi-Fiルーターでは貸出元が違うことがあります。機器の裏面や底面にある型番や事業者名を確認し、返却案内に書かれた機器だけを返してください。

今使っているWi-Fiルーターはそのまま使える?

自分で購入したルーターで、BIGLOBE光の接続方式に対応していれば継続利用できる場合があります。

旧プロバイダのレンタル品であれば返却が必要になる可能性があるため、新しいルーターを準備します。

ルーターを交換するとSSIDとパスワードが変わることがあります。スマートフォンやパソコンだけでなく、プリンター、ゲーム機、テレビ、ネットワークカメラなども再接続してください。

ドコモ光1ギガからBIGLOBE光10ギガへ直接乗り換えられる?

1ギガから10ギガへの変更は、単純な1ギガ同士の事業者変更とは扱いが異なります。

資料では、BIGLOBE光へ事業者変更した後に10ギガへタイプ変更する方法、先にドコモ光を10ギガへ変更してから事業者変更する方法、ドコモ光を解約してBIGLOBE光10ギガを新規開通する方法などが示されています。

どの方法でも、10ギガの提供エリア、工事、対応ONUやルーターなどを確認する必要があります。速度を上げる目的だけで10ギガを選ぶ場合は、現在の1ギガ回線が遅い原因がWi-Fiルーターや設置場所にないかも確認してください。

乗り換えれば通信速度は必ず速くなる?

必ず速くなるとは言えません。

ドコモ光とBIGLOBE光は同じNTT系の光回線設備を利用します。実測速度は、プロバイダの混雑、IPv6の利用状況、地域、時間帯、ルーター、Wi-Fi規格、自宅内での電波状況などによって変わります。

プロバイダ環境が変わることで改善する可能性はありますが、乗り換え前より遅くなるケースも考えられます。速度改善だけが目的なら、有線LANでの速度測定やルーターの対応規格を先に確認するのがおすすめです。

事業者変更承諾番号を取ったらすぐ申し込むべき?

資料では事業者変更承諾番号の有効期間は15日間とされています。有効期限を過ぎれば再度取得する必要があるため、BIGLOBE光へ申し込む予定が決まってから取得したほうが効率的です。

番号を取得しただけで即座にドコモ光が使えなくなるわけではありません。BIGLOBE光側への申込と切替手続きを進めていきます。

申込前には、現在のスマホセット割、解約金、工事費残債、返却するルーターの有無を確認しておくと、切替後に「知らなかった費用」が出るリスクを減らせます。

事業者変更は難しい工事より、契約と機器の確認が重要です。承諾番号を取る前に料金、セット割、返却機器まで確認しておくとスムーズですよ

10位

ビッグローブ光

ビッグローブ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
下り速度の速さ1.43
上り速度の速さ1.65
戸建て料金の安さ3.52
マンション料金の安さ3.70
初期費用の安さ3.99
総合2.86

ビッグローブ光がおすすめの理由

ビッグローブ光がおすすめの理由は「料金が安い」「キャッシュバックが手厚い」です。

ビッグローブ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金の設定はそれほど高くなく、かつキャッシュバックが手厚いため、総コストを抑えやすい光回線と言えます。

さらに工事が混んでいるときは、WiMAXの無料レンタルもあるため、すぐにインターネットが利用できる点もメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobile、BIGLOBEモバイルが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、NTTフレッツ光回線の中でも、特段、通信速度が速い方ではありません。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金4,056円
戸建て2年利用時の実質料金4,358円
戸建て3年利用時の実質料金4,486円
マンション1年利用時の実質料金2,956円
マンション2年利用時の実質料金3,258円
マンション3年利用時の実質料金3,386円
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり(開通まで3週間以上かかる場合のみ)
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引、BIGLOBEモバイルとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替