GMOとくとくBB(ジーエムオーとくとくビービー)のルーター完全ガイド!無料レンタル・機種・設定・返却まで徹底解説



目次

GMOとくとくBBで利用できるルーターの種類

GMOとくとくBBのルーターは、すべて同じサービスで使う機器ではありません。大きく分けると、GMOとくとくBB光の1ギガプランで使うWi-Fiルーター、10ギガプラン向けの高速通信対応ルーター、工事不要のとくとくBBホームWi-Fiで使うホームルーターがあります。

検索画面や申込ページで「ルーター無料」「高速Wi-Fi」と表示されていても、契約するサービスによって機器の役割、料金、返却条件が変わります。光回線を契約するつもりだったのにホームルーターを申し込んだ、無料レンタルだと思っていたら端末購入契約だった、という取り違えを防ぐには、最初に回線の種類を確認することが重要です。

1ギガプランで利用する無料レンタルWi-Fiルーター

GMOとくとくBB光の1ギガプランでは、対象条件を満たすことでWi-Fiルーターを追加料金なしでレンタルできます。光回線の終端装置であるONUとLANケーブルで接続し、スマートフォンやパソコンを無線接続するための機器です。

1ギガプランは、動画視聴、ウェブ会議、オンライン授業、一般的なオンラインゲームなど、家庭で行う多くの用途に対応しやすい回線です。ルーター側も1ギガ回線で使うことを前提に選定されるため、自分で対応機種を探して購入する手間を減らせます。

ただし、利用者が好きなメーカーや型番を指定できる仕組みではありません。公式ページに掲載されている対象機種のうち、在庫状況などに応じていずれかが送られます。特定メーカーの管理画面に慣れている人や、アンテナ数、USBポート、メッシュWi-Fi対応などにこだわりがある人は注意が必要です。

申込時には、料金だけでなく次の項目も確認すると失敗を減らせます。

  • Wi-Fiルーターレンタルを希望する設定になっているか
  • 現在GMOとくとくBBのルーターを利用していないか
  • 提供機種を自分で選べないことに問題がないか
  • 広い戸建てで中継機やメッシュWi-Fiが必要にならないか
  • 解約時に返却が必要となる利用期間か

賃貸マンションの1LDKや2LDKで、スマートフォン、テレビ、パソコンを接続する程度なら、無料レンタル機で不足しにくいでしょう。一方、3階建て住宅や鉄筋コンクリートの広い住居では、ルーターの性能だけで家全体をカバーできるとは限りません。設置場所を住宅の中央付近にする、中継機を追加するなどの対策が必要になる場合があります。

10ギガプランで利用する高速通信対応ルーター

GMOとくとくBB光の10ギガプランでは、1ギガプランとは異なる通信環境が必要です。回線の最大通信速度が高くても、ルーターのWANポートやLANポートが1Gbpsまでしか対応していなければ、10ギガ回線の性能を十分に生かせません。

確認したいのは、単に商品説明に「高速」と書かれているかではなく、10Gbps対応ポートの有無です。パソコンを有線接続する場合は、パソコン側のLAN端子、LANアダプター、LANケーブルも高速通信に対応している必要があります。

たとえば、10ギガ回線と対応ルーターを用意しても、古いパソコンのLAN端子が1Gbps対応であれば、その接続部分が速度の上限になります。Wi-Fi接続でも、スマートフォンやパソコンが古い無線規格までしか対応していない場合、契約速度に近い数値が出るわけではありません。

10ギガプランが候補になりやすいのは、複数人が同時に大容量通信を行う家庭、容量の大きな動画素材を頻繁に送受信する人、高画質配信を行う人などです。ウェブ閲覧や動画視聴が中心なら、1ギガプランでも実用上困らないケースが多いため、数字の大きさだけで決めないことが大切です。

工事不要で使えるとくとくBBホームWi-Fi

とくとくBBホームWi-Fiで使うホームルーターは、GMOとくとくBB光の無料レンタルルーターとは別の機器です。光回線を宅内へ引き込むのではなく、au 5G、au 4G LTE、WiMAX 2+のモバイル通信網を利用します。

提供端末のZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、受信速度が最大4.2Gbps、Wi-Fiの同時接続台数が32台と案内されています。SIMカードを挿入してコンセントにつなぐ方式なので、光回線の開通工事を待たずに利用を始めやすい点が特徴です。

光回線用ルーターとの見分け方は、ONUへの接続が必要かどうかです。ONUとLANケーブルでつなぐ機器は光回線用のWi-Fiルーター、単体でモバイル回線へ接続する据え置き型端末はホームルーターと考えると整理しやすくなります。

契約上の扱いにも違いがあります。光回線用のWi-Fiルーターは条件を満たせば無料レンタルですが、ホームルーターは端末代金を分割で支払い、月額割引によって負担を抑える仕組みです。途中で解約した場合は端末代の残債が残る可能性があるため、「無料」という言葉だけで同じ扱いだと判断してはいけません。

光回線用ルーターとホームルーターは見た目が似ていますが、回線の仕組みと契約上の扱いは別物なので、まず工事の有無と端末代の項目を確認しましょう

GMOとくとくBB光の無料Wi-Fiルーターの特徴

GMOとくとくBB光の無料Wi-Fiルーターは、回線契約と一緒に無線環境を整えたい人向けのレンタルサービスです。対象者であればルーターの月額レンタル料金がかからないため、開通前に市販品を購入する必要がありません。

ただし、GMOとくとくBB光を申し込めば、誰でも無条件に好きな機種を無料でもらえるわけではありません。対象条件、利用期間、現在のルーター利用状況によって扱いが変わります。申込画面の表示だけで判断せず、無料になる範囲と返却条件を分けて確認することが重要です。

初期費用を抑えやすい無料レンタルの仕組み

市販のWi-Fiルーターを購入する場合、必要な性能を調べ、回線方式に対応している機種を選び、数千円から数万円程度の端末代を支払うことになります。無料レンタルを利用すれば、この購入費用を抑えながらWi-Fi環境を用意できます。

特に初めて光回線を契約する人は、ルーターの商品ページに並ぶ通信規格やアンテナ数を見ても、自宅に必要な性能を判断しにくいものです。GMOとくとくBB側で検証して選定した対応機種が提供されるため、回線との組み合わせを一から調べる負担を減らせます。

無料レンタルのメリットが大きいのは、次のような人です。

  • ルーターのメーカーや型番に強い希望がない
  • 初期費用をできるだけ抑えたい
  • 回線に対応した機種を自分で調べるのが難しい
  • 数年程度はGMOとくとくBB光を利用する予定がある
  • 一般的な動画視聴やテレワークが主な用途である

反対に、最新規格の市販ルーターを使いたい人、ゲーム向けの優先制御機能が必要な人、複数台のアクセスポイントでメッシュWi-Fiを構築したい人には、無料レンタル機が最適とは限りません。無料だから性能が低いとは限りませんが、自分が必要とする特殊な機能まで備えているとは限らないためです。

現場で迷いやすいのは、申し込み後に送られる機種名を確認する前に、市販の中継機や周辺機器を購入してしまうケースです。中継機には相性や対応規格があるため、まず届いたルーターの型番を確認し、その機種で使用できる製品を選ぶほうが無駄を減らせます。

機種を指定できない代わりに選定の手間を減らせる

無料レンタルで提供されるWi-Fiルーターは、利用者が一覧から自由に選択する方式ではありません。公式に案内されている対象機種のいずれかが送られます。

この仕組みは、自分で機種を選びたい人にはデメリットですが、どれを選べばよいか分からない人には利点があります。GMOとくとくBB光で利用できる機種に絞られているため、「購入したルーターが接続方式に対応していなかった」という失敗を避けやすくなります。

一方で、掲載されている機種の中に希望するメーカーがあっても、その機種が必ず届くとは限りません。サポートへ問い合わせる場合も、「どの機種が一番高性能ですか」と聞くより、次のように利用条件を伝えたほうが確認しやすくなります。

  • 住宅の間取りと階数
  • 主に利用する部屋
  • 接続予定の端末台数
  • 有線接続するパソコンやゲーム機の有無
  • 中継機を利用する予定があるか

届いた後は、本体の底面や側面に記載された型番、SSID、暗号化キーを確認します。説明書を紛失しても、本体ラベルの情報から接続できる場合が多いため、設置直後にラベルをスマートフォンで撮影しておくと管理しやすくなります。ただし、暗号化キーが写った画像を第三者へ送ったり、クラウド上で共有したりしないよう注意が必要です。

3年以上利用した場合の返却不要条件

GMOとくとくBB光の無料Wi-Fiルーターは、3年以上利用した場合、そのまま受け取れると案内されています。長期利用を前提にしている人にとっては、解約後も返却作業が発生しない点が利点です。

注意したいのは、「申し込みから3年経過したか」ではなく、サービス上どの時点から利用期間が数えられるかです。開通日、ルーター発送日、契約開始月など、基準日の扱いを自己判断すると返却要否を誤る可能性があります。解約前にBBnaviの契約情報やサポート窓口で利用期間を確認するのが確実です。

3年未満で解約する場合は、ルーターの返却期限、返却先、送料負担を確認する必要があります。回線の解約手続きだけを終えて安心し、ルーターを押し入れに保管したままにすると、未返却として費用が発生する可能性があります。

引っ越し時にも注意が必要です。GMOとくとくBB光を解約して別回線へ変更するのか、移転手続きをして契約を継続するのかによって、ルーターの扱いが異なることがあります。退去日が決まった段階で回線手続きと機器返却を同時に確認すると、期限直前に慌てずに済みます。

すでにGMOとくとくBBのWi-Fiルーターを利用している人は、新たな無料レンタルの対象外になる可能性があります。乗り換えやプラン変更では、現在の機器を継続利用するのか、新しい機器が提供されるのかを申し込み前に確認してください。申込画面でルーターの選択欄が表示されない場合は、契約情報に既存機器が登録されていないかを調べる必要があります。

無料レンタルを判断するときは、月額料金だけを見るのではなく、「機種を選べない」「短期解約では返却が必要」「既存利用者は対象外になる場合がある」という3点まで確認すると、契約後の認識違いを防ぎやすくなります。

無料レンタルは初期費用を抑えやすい仕組みですが、3年未満の解約や既存ルーターの利用状況によって扱いが変わるため、申込時と解約時の両方で条件を確認してください

無料レンタルルーターの機種とスペックの確認方法

GMOとくとくBB光の無料レンタルルーターを確認するときは、単に「高速ルーターが無料でもらえる」と考えるのではなく、届く可能性がある機種の仕様を利用環境と照らし合わせることが重要です。1ギガプランでは対象機種のいずれかが発送される仕組みで、利用者がメーカーや型番を指定できるとは限りません。

特定の機種を前提に設置場所や中継機を準備すると、届いた端末の仕様と合わないことがあります。申し込み前は対象機種全体の性能を確認し、到着後に本体ラベルの型番から実際の仕様を調べるという二段階で確認すると失敗を減らせます。

申し込み前に対象機種一覧で確認する項目

公式のWi-Fiルータースペックページでは、機種名だけでなく、通信規格、周波数帯、接続端子などを確認します。比較するときに優先したいのは、理論上の最大通信速度だけではありません。

最低限、次の項目を見ておくと利用環境に合うか判断しやすくなります。

  • 対応するWi-Fi規格
  • 2.4GHz帯と5GHz帯への対応
  • IPv6通信やv6プラスへの対応
  • WANポートとLANポートの最大速度
  • 有線LANポートの数
  • 推奨される接続台数
  • 中継機能やメッシュ機能の有無
  • 本体サイズと設置方向

Wi-Fi規格は、端末の新しさや無線通信の混雑耐性を判断する材料になります。Wi-Fi 6対応機種であれば、複数のスマートフォンやパソコンを同時に使う家庭でも通信を効率よく処理しやすくなります。ただし、接続するスマートフォンやパソコン側が古い規格までしか対応していない場合、ルーターだけを新しくしても利用できる速度には限界があります。

周波数帯も確認が必要です。5GHz帯は速度を出しやすく、近隣の電波と干渉しにくい一方、壁や床を隔てると弱くなりやすい性質があります。2.4GHz帯は遠くまで届きやすいものの、電子レンジやBluetooth機器などの影響を受ける場合があります。戸建ての1階にルーターを置き、2階の奥の部屋で利用する予定なら、最大速度よりも電波の届き方や中継機能を重視したほうが現実的です。

同時接続台数は、スマートフォンの台数だけで判断しないことも大切です。テレビ、ゲーム機、タブレット、プリンター、スマートスピーカー、ネットワークカメラなども1台として数えます。家族4人でスマートフォンを1台ずつ使う家庭でも、家電を含めると10台を超えるケースは珍しくありません。

記載されている接続台数は、すべての端末で大容量通信を行っても快適という意味ではありません。動画視聴やオンライン会議を同時に行うことが多い家庭では、台数に余裕のある機種が届く可能性を確認し、不足しそうなら市販ルーターの利用も選択肢に入れます。

届いたルーターの型番を確認する手順

発送された端末の機種は、外箱、本体の底面や背面、同梱されている案内書で確認できます。メーカー名だけでは仕様を特定できないため、アルファベットと数字で記載された型番まで確認してください。

確認の順番は次のとおりです。

  1. 外箱または本体ラベルで型番を確認する
  2. 公式の対象機種一覧から同じ型番を探す
  3. WANポートとLANポートの速度を確認する
  4. 対応するWi-Fi規格と周波数帯を確認する
  5. 設置予定の部屋で実際の電波状況を測る

現場で迷いやすいのが、インターネット回線につなぐWANポートと、パソコンなどをつなぐLANポートの違いです。WANポートが高速でも、LANポートの上限が低ければ有線接続した端末の速度はそこで制限されます。ポートの近くに記載された文字や説明書の端子仕様まで確認すると確実です。

IPv6やv6プラスへの対応も見落とせません。IPv6対応ルーターを利用すると、混雑しやすい時間帯でも従来の接続方式より安定しやすい場合があります。ただし、IPv6という表記があるだけで、必要な接続方式にすべて対応しているとは限りません。対象機種一覧や説明書で、GMOとくとくBB光が採用する接続方式に対応しているかを確認します。

やりがちな失敗は、開通前に市販のルーターを購入してしまうことです。無料レンタル機で問題なく利用できる可能性があるため、まず届いた機種を設置し、実際に使う部屋で速度や安定性を確認したほうが無駄な出費を避けられます。

反対に、機種を細かく指定したい場合や、広い戸建てでメッシュWi-Fiを構築したい場合は、無料であることだけを優先しないほうがよいでしょう。レンタル機を回線接続用として使い、市販の無線LAN機器を組み合わせる方法もありますが、接続設定が複雑になりやすいため、機器同士の役割を整理してから導入する必要があります。

無料レンタルは機種名だけで判断せず、届く可能性がある機種の中で最も低い仕様でも困らないかを確認するのが選び方のコツです

1ギガと10ギガでは選ぶルーターが異なる

GMOとくとくBB光の1ギガプランと10ギガプランでは、必要になるルーターの端子や処理性能が異なります。料金や回線の最大速度だけを見てプランを決めると、ルーター、パソコン、LANケーブルのいずれかがボトルネックになり、契約した速度を生かせないことがあります。

1ギガから10ギガへ変更するときは、回線だけを高速化するのではなく、自宅内の通信経路をまとめて確認する必要があります。確認する順番は、回線、ルーターのWANポート、LANポート、LANケーブル、パソコンの有線LAN端子、保存先のストレージです。

1ギガプランで確認したい性能

1ギガプランは、ウェブ閲覧、動画配信サービス、オンライン会議、クラウドサービス、家庭用ゲーム機など、一般家庭で行う多くの用途に対応できます。家族が複数の端末を同時に利用する場合でも、適切なWi-Fiルーターを設置すれば、必ずしも10ギガ回線が必要になるわけではありません。

1ギガ用ルーターでは、インターネット回線を接続するWANポートが1Gbpsに対応しているかを確認します。有線接続を利用する場合は、LANポートも1Gbps対応が基本です。古いルーターにはLANポートが100Mbpsまでの機種があり、このタイプを使うと1ギガ回線を契約していても有線通信が約100Mbpsの範囲で頭打ちになります。

無線接続では、ルーターと端末の距離や壁の数によって速度が大きく変わります。回線契約が1ギガでも、離れた部屋で2.4GHz帯につないでいる場合、測定結果が数十Mbpsになることはあります。これは必ずしも回線やルーターの故障ではありません。

速度が出ないときは、次の順番で原因を切り分けます。

  • ルーターの近くで5GHz帯に接続して測定する
  • 有線LANでパソコンを接続して測定する
  • LANケーブルの規格と劣化を確認する
  • ONUとルーターを再起動する
  • 夜間だけ遅いのか、一日中遅いのかを確認する

ルーターの近くでは速く、別の部屋では遅い場合、回線プランを変更しても改善しない可能性があります。原因は回線速度ではなく、住宅内の電波環境にあるためです。このケースでは、ルーターの設置場所を住宅の中央付近へ変更する、中継機を設置する、メッシュWi-Fiを利用するといった対策のほうが効果を期待できます。

10ギガプランではポートと周辺機器まで確認する

10ギガプランを利用する場合、ルーターのWANポートが10Gbpsに対応していることが前提です。1Gbps対応のWANポートしかないルーターを接続すると、回線が10ギガでもルーター部分で最大1Gbpsに制限されます。

有線接続で1Gbpsを超える速度を利用したい場合は、LANポートの仕様も重要です。10Gbps対応WANポートを備えていても、端末側につなぐLANポートが1Gbpsまでの機種では、パソコン1台への通信は1Gbpsを超えません。2.5Gbps対応ポートの場合は、利用できる速度も2.5Gbps付近が上限になります。

パソコン側にも10GbE対応のLAN端子またはネットワークアダプターが必要です。一般的なノートパソコンは1Gbpsまでの機種が多く、LAN端子自体を搭載していない場合もあります。USB接続の変換アダプターを使う場合は、アダプターだけでなく、USB端子の規格も確認しなければなりません。

LANケーブルは、10ギガ通信に対応できる規格を選びます。配線距離や住宅内の施工状況にもよりますが、10ギガ環境ではCat6Aなど対応が明確なケーブルを使うと判断しやすくなります。以前から壁内に敷設されているケーブルは、外からカテゴリーを確認できないことがあります。新しいルーターを設置しても速度が上がらないときは、壁のLAN端子や配線が原因になっていないか確認が必要です。

10ギガが役立ちやすいのは、大容量の動画素材をクラウドへ頻繁に送る、複数人が同時に大容量通信を行う、家庭内のNASへ大きなファイルを転送するといった環境です。一方、スマートフォンで動画を見る、SNSを利用する、一般的なオンライン会議を行う程度では、1台の端末で10ギガの性能を使い切る場面は多くありません。

オンラインゲームも、回線の最大速度だけで快適さが決まるわけではありません。操作に対する反応の速さには、遅延、通信経路、サーバーとの距離、無線の安定性などが影響します。10ギガへ変更すれば必ず遅延が大幅に改善するとは限らないため、現在の不満がダウンロード時間なのか、対戦中の反応なのかを分けて考えることが大切です。

10ギガプランを検討するときは、申し込み前に次の条件を確認します。

  • 利用場所が10ギガの提供エリアに含まれているか
  • 提供されるルーターのWANポートとLANポートの速度
  • パソコンやNASが2.5Gbpsまたは10Gbpsに対応しているか
  • 使用中のLANケーブルが高速通信に対応しているか
  • 1Gbpsを超える通信が必要な作業を日常的に行うか

最大10Gbpsという表記は、常に10Gbpsで通信できることを保証するものではありません。インターネット回線は利用者の設備、接続先、時間帯などによって速度が変化します。10ギガ対応機器をそろえていても、測定するサービスや接続先の処理能力によって結果が変わる点は理解しておきましょう。

1ギガと10ギガで迷った場合は、「速いほうを選ぶ」のではなく、家庭内で最も通信量が多い作業から判断します。動画視聴やテレワークが中心なら1ギガでも対応しやすく、大容量ファイルを扱う仕事や複数端末での高速通信が日常化しているなら10ギガを検討するという順番が現実的です。

10ギガ回線はルーターだけ対応させても不十分なので、LANポート、ケーブル、パソコンまで一本の通信経路として確認してください

ルーターの申し込みから発送・設定までの流れ

GMOとくとくBB光で無料レンタルルーターを利用する場合は、回線だけを申し込めば自動的にすべての利用者へ送られるとは限りません。申し込み画面でWi-Fiルーターレンタルの選択状況を確認し、回線の開通日までに端末を受け取れるよう手続きを進めます。

特に注意したいのは、GMOとくとくBB光のルーターと、とくとくBBホームWi-Fiの端末では、申し込み方法や発送条件が異なる点です。光回線用ルーターはONUと接続して使用しますが、ホームWi-FiはSIMカードを挿入し、コンセントにつなぐだけで通信を始められます。契約するサービスを取り違えると、工事の有無や料金、端末の扱いまで変わるため、最初にサービス名を確認しておく必要があります。

申し込み時に確認する項目

GMOとくとくBB光の申し込みフォームでは、回線プラン、契約種別、工事希望日などとともに、Wi-Fiルーターのレンタルに関する項目を確認します。申し込みを完了する前に、入力内容の確認画面や受付完了メールを保存しておくと、選択漏れを判断しやすくなります。

確認しておきたい主な項目は次のとおりです。

  • 1ギガプランと10ギガプランのどちらを申し込んでいるか
  • Wi-Fiルーターレンタルを希望する設定になっているか
  • 新規契約、転用、事業者変更のどれに該当するか
  • 登録住所や連絡先に誤りがないか
  • 開通工事日や利用開始予定日が決まっているか
  • すでにGMOとくとくBBの対象ルーターを利用していないか

フレッツ光から乗り換える転用では転用承諾番号、他社の光コラボレーション事業者から乗り換える場合は事業者変更承諾番号が必要です。番号の取得に時間がかかると申し込み手続きも止まるため、先に取得して有効期限を確認しておくと進めやすくなります。

無料レンタルの対象機種は複数あり、利用者が型番を指定できない場合があります。市販ルーターのように特定メーカーや特定機能を選ぶ申し込みではありません。メッシュWi-Fi、細かなアクセス制限、高性能なゲーミング機能などが必要な人は、届く機種に期待するのではなく、市販ルーターを用意するかどうかを契約前に決めておくのが現実的です。

発送時期と受け取りで迷いやすい点

光回線用ルーターの発送時期は、申し込み内容や開通手続きの進行状況によって変わります。回線の申し込みを終えた直後に必ず発送されるわけではないため、開通予定日が近づいたら、受付完了メールや会員ページのBBnaviで状況を確認します。

発送通知が届いたときは、配送先住所と追跡番号を確認してください。引っ越し前の住所を登録したままにしていたり、建物名や部屋番号が抜けていたりすると、開通工事が終わってもルーターを受け取れないことがあります。申し込み後に住所を変更した場合は、配送情報にも変更が反映されているかを見ることが重要です。

端末が届いたら、箱や付属品をすぐに捨てず、次の内容を確認します。

  • ルーター本体
  • ACアダプター
  • LANケーブル
  • SSIDと暗号化キーが記載された案内
  • 接続や返却に関する説明書

SSIDや暗号化キーは、ルーター本体の側面や底面に貼られたラベルに記載されていることもあります。写真を撮ってスマートフォンへ保存する人もいますが、端末を紛失した際にWi-Fi情報まで漏れないよう、クラウドへの無制限な共有は避けたほうが安全です。

とくとくBBホームWi-Fiでは、申し込み情報に不備がなく、在庫や審査に問題がなければ最短即日発送の対象となります。ただし、申し込み時間が受付締切を過ぎた場合や、端末の在庫が不足している場合は翌日以降の発送です。配送日時を指定できないケースもあるため、受け取れる場所を登録する必要があります。

ホームWi-Fiは端末を発送した日がサービス開始日として扱われる点にも注意が必要です。到着後に開封せず数日置いていても、料金計算上の開始日が受取日になるとは限りません。長期不在の直前に申し込むより、受け取ってすぐ設定できる時期を選ぶほうが無駄を抑えられます。

ONUとの接続とインターネット設定

GMOとくとくBB光の開通工事後は、ONUまたはホームゲートウェイとWi-FiルーターをLANケーブルで接続します。ONUは光信号をインターネット通信へ変換する機器であり、Wi-Fiルーターとは役割が異なります。

基本的な接続手順は次のとおりです。

  1. ONUとWi-Fiルーターの電源を切る
  2. ONUのLANポートとルーターのWANまたはINTERNETポートをLANケーブルでつなぐ
  3. ONUの電源を入れてランプが安定するまで待つ
  4. Wi-Fiルーターの電源を入れる
  5. スマートフォンやパソコンでSSIDを選択する
  6. 本体ラベルに記載された暗号化キーを入力する
  7. Webサイトを開き、通信できるか確認する

よくある失敗は、ONUからのLANケーブルをルーターのLANポートへ挿してしまうことです。差し込み口の形は同じでも、ONUから来るケーブルはWANまたはINTERNETと書かれたポートへ接続します。ケーブルが奥まで入っていない場合も、ランプは点灯しているのにインターネットへ接続できないことがあります。

接続できないときは、設定画面を何度も変更する前に、配線とランプを確認します。ONUの光回線ランプに異常がある場合は、Wi-Fi設定ではなく回線側の問題が疑われます。ルーターのインターネットランプだけが消えているなら、WANポートやLANケーブルを確認します。

再起動する際は、ONUとルーターの電源を同時に入れ直さず、両方の電源を切って数分待ち、ONU、ルーターの順に起動します。短時間に電源を何度も抜き差しすると、どの操作で改善したのか判断しにくくなるため、一つずつ確認するのがコツです。

申し込み後は発送を待つだけではなく、受付メール、配送先、開通日、接続ポートの順に確認すると、設定時のトラブルをかなり切り分けやすくなります

GMOとくとくBBホームWi-Fiのルーター性能

GMOとくとくBBホームWi-Fiは、光回線を引き込まず、モバイル通信回線を利用してインターネットへ接続するサービスです。提供端末のZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、au 5G、au 4G LTE、WiMAX 2+のネットワークに対応し、下り最大4.2Gbpsの通信速度を掲げています。

ただし、4.2Gbpsは実際の利用速度を保証する数値ではありません。利用場所の電波状況、基地局との距離、建物の構造、時間帯、接続台数などによって速度は変動します。スペック表の最大速度だけで光回線と同じ通信品質だと判断せず、自宅で必要な作業を基準に考える必要があります。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の基本性能

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、最大32台のWi-Fi機器を同時接続できるホームルーターです。スマートフォン、パソコン、タブレット、テレビ、ゲーム機、スマート家電などをまとめて接続できます。

主な仕様は次のとおりです。

  • 下り最大通信速度は4.2Gbps
  • au 5G、au 4G LTE、WiMAX 2+に対応
  • Wi-Fi機器を最大32台まで同時接続可能
  • 本体重量は約635g
  • 5G SAに対応
  • 有線LAN接続に対応
  • 工事不要でコンセントから電源を取れる

同時接続台数が32台でも、32台すべてが常に快適に通信できるとは限りません。動画視聴、オンライン会議、ゲームのダウンロードを複数人が同時に行えば、1台あたりに割り当てられる通信容量は小さくなります。

家族4人でスマートフォンを1台ずつ使い、テレビ、パソコン、ゲーム機、家電を接続すると、登録機器は10台を超えることがあります。しかし、待機中の家電と動画を再生しているテレビでは通信量が大きく異なります。接続台数を見るときは、登録予定の機器数だけでなく、同時に大容量通信を行う機器数を数えるのが判断のコツです。

設置場所で速度が変わる理由

ホームルーターの通信品質は、端末を置く場所の影響を受けます。部屋の隅や床に直接置くより、窓に近く、周囲に障害物が少ない場所へ設置したほうが電波を受信しやすくなる場合があります。

設置を避けたい場所は、金属製ラックの内側、テレビの裏側、電子レンジの近く、床に近い棚の下段などです。収納を優先して端末を家具の奥へ入れると、電波の受信と室内へのWi-Fi送信の両方が不利になることがあります。

速度が遅いと感じたときは、いきなり契約変更を考えるのではなく、次の順番で確認します。

  1. ルーターを窓際や高い位置へ移動する
  2. 本体の電波状態を確認する
  3. 混雑しやすい夜間と昼間で速度を測る
  4. Wi-Fi接続と有線LAN接続の速度を比べる
  5. 接続中の機器を減らして再測定する
  6. 端末を再起動する

有線LANでは速いのにWi-Fiだけ遅い場合は、モバイル回線ではなく、室内の無線環境に原因がある可能性があります。反対に、有線LANでも同じように遅い場合は、基地局の混雑、電波状況、通信制限などを疑います。

5G対応エリアであっても、屋内では4G通信になることがあります。エリアマップ上の色だけで判断せず、端末の表示や管理画面で実際の接続状態を確認することが大切です。5Gの表示が出ないから故障とは限らず、時間帯や設置場所を変えると接続方式が変わるケースもあります。

持ち運びや通信制限で確認すること

とくとくBBホームWi-Fiは登録先住所以外でも利用できるため、引っ越し先、出張先、旅行先、期間限定の事務所などへ持ち運べます。コンセントを確保できれば利用しやすく、回線工事を待てない場面では便利です。

ただし、持ち運べることと、どこでも同じ速度で使えることは別です。利用先が対応エリア外だったり、建物の奥で電波が弱かったりすると、普段の自宅より速度が落ちる可能性があります。重要なオンライン会議やライブ配信に使う場合は、前日までに設置場所と通信速度を確認しておく必要があります。

データ容量は無制限として案内されていますが、完全に制御が行われないという意味ではありません。一定期間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯に通信速度が制限される可能性があります。高画質動画の長時間視聴、大型ゲームの連続ダウンロード、クラウドへの大容量バックアップなどが重なる家庭では注意が必要です。

プラスエリアモードを利用すると、通常とは異なる対応エリアで通信しやすくなる場合がありますが、利用月には別途オプション料金が発生します。管理画面を操作している途中で意図せず変更しないよう、現在の通信モードを確認してください。

端末代は分割払いと月額割引を組み合わせた実質無料の仕組みです。一定期間利用すれば分割払い相当額が割り引かれますが、支払い途中で解約すると、割引されなくなった端末代の残額が請求される可能性があります。月額料金だけを見るのではなく、端末の分割回数、現在の支払回数、解約時の残債をBBnaviで確認してから判断することが重要です。

光回線に近い安定性を常に求める家庭や、夜間に大量通信を行う家庭では、ホームルーターよりGMOとくとくBB光が適する場合があります。一方、工事を待てない人、転居が多い人、配線を増やしたくない人には、ホームWi-Fiの手軽さが大きな利点です。

ホームルーターは最大速度よりも、自宅の電波、設置場所、同時に使う機器、解約時の端末残債を確認して選ぶと、契約後の想定違いを防ぎやすくなります


:::

GMOとくとくBBのルーターで注意したい料金と返却条件

GMOとくとくBB光のWi-Fiルーターは、対象条件を満たせば追加料金なしで借りられます。ただし、無料という言葉だけで判断すると、解約時の返却やホームルーターの端末残債を見落としやすくなります。光回線用のレンタル機器と、とくとくBBホームWi-Fiの購入端末では、料金の仕組みがまったく異なるため、契約前に分けて確認することが重要です。

光回線の無料ルーターには利用条件がある

GMOとくとくBB光の1ギガプランでは、対象のWi-Fiルーターを0円でレンタルできます。自分でルーターを購入する必要がなく、開通時の出費を抑えられる点は大きなメリットです。

ただし、すべての契約者が無条件で利用できるわけではありません。公式案内では、すでにGMOとくとくBBのWi-Fiルーターを利用していない人が対象とされています。過去の契約で借りた機器を現在も使用している場合や、別サービスからの移行で端末が残っている場合は、新しいルーターの無料提供を受けられない可能性があります。

申し込み画面で無料と表示されていても、次の項目は確認しておきましょう。

  • 申し込む回線プランが無料レンタルの対象か
  • 現在利用中のGMOとくとくBBルーターがないか
  • ルーターレンタルの申し込みが別途必要か
  • 追加ルーターやおかわりルーターとして扱われないか
  • 送料や事務手数料が発生しないか

機種は利用者が指定できず、対象機種のいずれかが送られます。特定メーカーの管理画面を使いたい人や、LANポート数、アンテナ性能、Wi-Fi規格に細かな希望がある人は、無料であることよりも、届く機種を選べない点を重く見る必要があります。

3年未満の解約では返却手続きを確認する

GMOとくとくBB光の無料レンタルルーターは、3年以上利用するとそのまま受け取れる条件が案内されています。3年を経過した後は返却不要になるため、長期間利用する予定なら負担の少ない仕組みです。

一方、3年未満で光回線を解約する場合は、レンタル機器として返却を求められる可能性があります。回線の解約手続きを完了しただけで、ルーターの処理まで終わったと思い込まないようにしてください。

現場で起こりやすい失敗は、解約後の案内メールを確認せず、ルーターを押し入れにしまってしまうことです。返却期限を過ぎたり、指定された方法で返送しなかったりすると、機器補償料などを請求される可能性があります。

解約時は、BBnaviや解約受付メールで次の内容を確認します。

  • ルーターの返却が必要か
  • 返却期限はいつまでか
  • 返却先の住所と宛名
  • 送料が元払いか着払いか
  • 電源アダプターや付属ケーブルも返す必要があるか
  • 送り状の控えをいつまで保管するか

返却前には、ルーター本体、ACアダプター、スタンドなどの付属品をそろえます。梱包箱を捨てていても、輸送中に破損しない箱と緩衝材を用意すれば返送できることがあります。ただし、返却物の範囲は契約時期や機種によって変わる可能性があるため、自己判断で本体だけを送らないほうが安全です。

発送後は、追跡番号が確認できる配送方法を選び、受領が確認できるまで送り状を保管します。普通郵便のように配送記録が残らない方法では、未着時に返送したことを証明しにくくなります。

ホームWi-Fiは実質無料と残債を分けて考える

とくとくBBホームWi-Fiのルーターは、光回線用の無料レンタルとは異なり、端末を分割払いで購入する仕組みです。案内されている端末代は33,264円で、36回払いの場合は月額924円となります。毎月同額の割引が適用されることで、36か月利用した場合に端末代が実質無料になります。

ここで注意したいのは、端末代そのものが最初から0円になるわけではない点です。割引を受けられるのは利用を継続している期間であり、分割払いの途中で解約すると、その後の割引が終了して未払い分の端末代が残る可能性があります。

たとえば、36回払いの途中で解約した場合、契約解除料が0円でも端末残債の支払いは必要です。違約金なしという表示だけを見て、いつ解約しても費用がかからないと判断するのは避けましょう。

月額料金を確認するときは、次の金額を分けて整理すると判断しやすくなります。

  • 月額基本料金
  • 端末の分割支払額
  • 端末代相当の月額割引
  • 事務手数料
  • 有料オプション料金
  • プラスエリアモードの利用料金
  • 解約時点の端末残債

プラスエリアモードを利用した月には、別途1,100円が発生すると案内されています。端末の設定画面で意図せず切り替えたり、通信エリアを広げる目的で試したりすると、その月だけ請求額が増えることがあります。

料金ページには、実質月額やキャッシュバックを反映した金額が大きく表示される場合があります。しかし、毎月の請求額、端末代、後日受け取る特典は別のものです。契約前には、割引前の請求額と、キャッシュバックを受け取れなかった場合の総額も確認しておくと、想定外の負担を避けやすくなります。

無料レンタルは返却条件を、実質無料は端末残債を確認すると、解約時にかかる本当の費用を判断しやすくなります


GMOとくとくBBのルーターがおすすめな人と向かない人

GMOとくとくBBのルーターが合うかどうかは、無料か有料かだけでは決まりません。回線工事を待てるか、速度の安定性をどこまで求めるか、機種を自分で選びたいかによって、光回線用ルーターとホームルーターの適性が変わります。

初期費用を抑えてWi-Fiを整えたい人に向いている

GMOとくとくBB光の無料Wi-Fiルーターは、回線と無線LAN環境をまとめて準備したい人に向いています。市販ルーターを別に購入すると、性能によっては数千円から数万円かかります。無料レンタルを利用できれば、開通直後からスマートフォンやパソコンをWi-Fi接続でき、機器選びにかかる手間も減らせます。

特に相性がよいのは、次のような人です。

  • 1ギガ回線で動画視聴やWeb会議を利用する人
  • ルーターのメーカーや型番に強いこだわりがない人
  • IPv6対応機器を自分で探すのが難しい人
  • 数年間は同じ光回線を利用する予定の人
  • 初期費用を抑えてインターネット環境を整えたい人

無料ルーターは、一般的な家庭で使うスマートフォン、パソコン、テレビ、ゲーム機などを接続する用途なら検討しやすい選択肢です。契約回線との動作確認を前提に提供されるため、対応方式を自分で調査する負担も軽くなります。

ただし、利用人数が多い家庭では、単純な同時接続台数だけでなく、同時に何をするかを考える必要があります。家族がそれぞれ高画質動画を再生しながら、オンラインゲームやWeb会議を行う場合は、ルーターの処理性能や設置場所が通信品質に影響します。

戸建ての1階にルーターを置き、2階の端の部屋まで電波を届けたいケースでは、無料ルーター1台だけで十分とは限りません。壁の材質や間取りによっては、中継機やメッシュWi-Fiの追加が必要です。

工事を待てない人にはホームWi-Fiが使いやすい

とくとくBBホームWi-Fiは、光回線工事を待たずにインターネットを使いたい人に向いています。端末が届いたらSIMカードを挿入してコンセントにつなぐため、賃貸住宅で工事の許可を取りにくい場合や、引っ越し直後に通信環境が必要な場合にも使いやすい方式です。

公式案内では、端末にZTEのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が採用され、5G通信時の下り最大速度は4.2Gbps、同時接続台数は32台とされています。ただし、最大速度は理論上の数値であり、自宅で同じ速度が出ることを保証するものではありません。

ホームルーターの実際の使いやすさは、住所よりも部屋の中の設置場所で変わることがあります。窓際では安定していても、部屋の中央や家具の裏では速度が落ちるケースがあります。到着後は、すぐに定位置を決めず、窓際、棚の上、外壁に近い場所などで速度と安定性を比較するとよいでしょう。

ホームWi-Fiが向いている場面には、次のようなものがあります。

  • 光回線の工事日まで一時的に使いたい
  • 転勤や引っ越しが多い
  • 賃貸物件で配線工事を避けたい
  • 数日以内にWi-Fi環境が必要
  • Web閲覧や動画視聴が中心
  • 複雑な配線や接続設定を避けたい

出張先や旅行先など、登録住所以外でも利用できる点も特徴です。ただし、利用場所ごとに電波状況が異なるため、持ち運べば必ず快適に使えるわけではありません。地下、建物の奥、山間部、高層階などでは、5Gや4Gの受信状況を確認する必要があります。

速度と機器構成にこだわる人には向かない場合がある

通信速度や安定性を最優先するなら、ホームルーターよりも光回線が適しています。ホームルーターは携帯電話と同じ無線ネットワークを利用するため、夕方から夜間の混雑、基地局との距離、建物の構造などによって速度が変動します。

オンライン対戦ゲーム、ライブ配信、大容量ファイルの送受信、クラウドへの定期バックアップでは、最大速度よりも遅延と上り速度の安定性が重要です。こうした用途では、光回線を有線LANで接続したほうが安定しやすくなります。

GMOとくとくBB光の無料ルーターも、次のような人には合わない可能性があります。

  • ルーターのメーカーや型番を指定したい
  • Wi-Fi 7など特定の通信規格を使いたい
  • メッシュWi-Fiを同一メーカーで統一したい
  • VPNやポート開放を細かく設定したい
  • 多数の有線LAN機器を接続したい
  • 10ギガ対応機器の性能を最大限に使いたい

10ギガプランを選んでも、ルーター、パソコンのLAN端子、LANケーブル、スイッチングハブの一部が1Gbps対応のままでは、通信速度はその部分で制限されます。回線だけを10ギガに変更すれば速くなるとは限りません。

ルーターを自分で選びたい場合は、無料レンタルを申し込まず、市販品を用意する方法もあります。ただし、回線の接続方式やIPv6サービスへの対応確認が必要です。価格や最大速度だけで選ばず、GMOとくとくBB光で利用できる接続方式、WANポートの速度、必要なLANポート数、住宅の広さを順番に確認してください。

迷ったときは、工事を待てるなら光回線、すぐに使いたいならホームWi-Fiという分け方が基本です。そのうえで、3年以上使う予定があるか、機種指定が必要か、夜間の安定性を重視するかを確認すると、自分に合うルーターを選びやすくなります。

手軽さを優先するなら提供ルーター、速度と設定の自由度を優先するなら光回線と市販ルーターの組み合わせが判断の軸になります

16位

GMOとくとくBB光

GMOインターネットグループ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,390円
マンションの月額基本料金4,290円
下り速度(実測値)248.15Mbps
上り速度(実測値)299.37Mbps
PING値(実測値)18.47ms
下り速度の速さ1.52
上り速度の速さ2.10
戸建て料金の安さ2.07
マンション料金の安さ1.55
初期費用の安さ3.99
総合2.25

GMOとくとくBB光がおすすめの理由

GMOとくとくBB光がおすすめの理由は「契約期間の縛りなし」「解約違約金0円」です。

GMOとくとくBB光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

最大のメリットは、契約期間の縛りなし・解約違約金0円と、縛りが緩いので使い勝手が良いのが特徴です。

スマホセット割は、mineoが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、料金はやや高めの設定となっています。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金6,544円
戸建て2年利用時の実質料金5,641円
戸建て3年利用時の実質料金5,344円
マンション1年利用時の実質料金5,385円
マンション2年利用時の実質料金4,527円
マンション3年利用時の実質料金4,244円
戸建ての月額基本料金5,390円
マンションの月額基本料金4,290円
下り速度(実測値)248.15Mbps
上り速度(実測値)299.37Mbps
PING値(実測値)18.47ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約縛りなし
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト(最大3か月無料)
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、メール
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割mineoとセットで割引
支払方法クレジットカード