au(エーユー)ひかりとビッグローブ光はどっちがいい?料金・速度・エリア・違いを徹底比較



目次

auひかりとビッグローブ光は何が違う?まず知っておきたい仕組み

auひかりとビッグローブ光で迷ったとき、最初に押さえておきたいのは「同じような光回線に見えても、使っている回線設備が違う」という点です。auひかりはKDDIの設備を利用する独自回線、ビッグローブ光はNTT東日本・西日本の回線設備を使う光コラボに分類されます。速度を優先するならauひかり、利用できる地域の広さを優先するならビッグローブ光が候補になりやすいというのが、大まかな違いです。

名前にBIGLOBEやauが登場するため、両者の関係が分かりにくいと感じる人も少なくありません。しかし、auひかりとビッグローブ光は同じサービスではなく、契約後に利用する回線網や提供エリア、工事の考え方が異なります。

独自回線と光コラボという違いがある

auひかりではKDDIの通信設備を利用します。NTTのフレッツ光回線を利用する一般的な光コラボとは回線網が異なるため、利用者が集中する状況も同じではありません。これが通信速度を比較するときの重要なポイントです。

一方、ビッグローブ光はNTT回線をBIGLOBEが借り受けて提供する光コラボです。ドコモ光やソフトバンク光などと同じく、フレッツ光の設備をベースにサービスが提供されます。そのため、フレッツ光や他の光コラボから乗り換える場合は、既存設備をそのまま利用できるケースがあります。

比較項目auひかりビッグローブ光
回線の種類KDDIの独自回線NTT回線を利用する光コラボ
主な特徴通信品質を重視しやすい提供エリアが広い
高速プラン1ギガ・5ギガ・10ギガ1ギガ・10ギガ
プロバイダ複数社から選択可能BIGLOBE

この仕組みの違いを知らずに料金だけを比較すると、「安いと思って申し込んだのに自宅では使えなかった」「マンションでは希望する速度プランを選べなかった」といった失敗につながります。

BIGLOBE光auひかりとビッグローブ光は別物

特に間違えやすいのが、BIGLOBE公式で案内されている「BIGLOBE光 auひかり」という名称です。これはビッグローブ光の別名ではありません。auひかり回線を使い、プロバイダとしてBIGLOBEを選ぶサービスと考えると分かりやすくなります。

ビッグローブ光はNTT回線を利用する別の光回線です。「BIGLOBE」という名前だけを見て判断すると、契約しようとしている回線そのものを取り違える可能性があります。

申込画面では、サービス名に「auひかり」と表示されているのか、「ビッグローブ光」と表示されているのかまで確認してください。特に検索結果から公式サイトや代理店ページへ移動した場合は、サービス名称を確認してから料金を見るほうが安全です。

回線設備の違いは料金以外にも影響する

回線の違いは、通信速度だけでなく提供エリアや開通工事にも影響します。auひかりは地域や建物によって利用できない場合があります。一方、ビッグローブ光はNTT回線を利用するため、一部地域を除き幅広いエリアが対象です。

引っ越しや乗り換えを予定している場合も重要です。現在フレッツ光や光コラボを使っているなら、ビッグローブ光への変更では新たな宅内工事が不要になるケースがあります。auひかりは別の回線設備を使うため、原則として開通に向けた工事が必要です。

筆者としては、最初から月額料金を細かく比べるより、提供エリアと回線方式を先に確認する方法をおすすめします。利用できないサービスの料金を比較しても意味がなく、ここを先に絞れば後の判断がかなり楽になるからです。

名前は似ていますが、auひかりとビッグローブ光は回線そのものが違います。まず自宅で利用できる回線を確認してから、料金や速度を比べると迷いにくいですよ

auひかりとビッグローブ光の料金・初期費用・解約費用を比較

毎月の料金だけを見ると、auひかりとビッグローブ光には極端な差がないケースもあります。しかし、光回線の料金比較では月額料金だけでなく、工事費、事務手数料、スマホセット割、キャッシュバック、解約時の費用まで含めて考える必要があります。表示されている月額料金だけで安い回線を決めるのは避けたほうが安全です。

特にauひかりのマンション料金は建物の設備によって変わります。戸建てと同じ感覚で比較すると、実際に申し込めるプランと広告上の料金が一致しない場合があります。

戸建てとマンションでは料金の見え方が違う

競合情報では、auひかりの戸建て3年契約は1年目5,610円、2年目5,500円、3年目5,390円、ビッグローブ光の戸建ては5,478円という例が示されています。戸建てだけを見ると、大きな料金差ではありません。

マンションでは事情が変わります。auひかりは建物に導入されている設備やタイプによって料金が異なり、3,740円から5,500円程度の例があります。ビッグローブ光はマンション料金として4,378円の例が示されています。

そのため「auひかりのほうが必ず安い」「ビッグローブ光なら必ず安い」とは決められません。自分の住所と建物名を入力し、実際に契約できるプランを出してから比較する必要があります。

工事費と事務手数料も含めて見る

初期費用も違います。参考情報では、auひかりの開通工事費は戸建て48,950円、マンション33,000円、ビッグローブ光は28,600円という例が掲載されています。ただし、双方ともキャンペーンによる工事費割引が用意される場合があり、請求される工事費と実際の負担額が同じとは限りません。

「工事費実質無料」と表示されている場合は注意してください。工事費そのものが最初から0円になるのではなく、分割請求と同額の割引を一定期間適用する方式があります。途中で解約すると割引が終了し、残っている工事費をまとめて支払う場合があるためです。

確認するときは次の項目を分けて見ます。

  • 月額基本料金
  • 契約事務手数料
  • 開通工事費
  • 工事費に対する割引
  • 光電話などのオプション料金
  • スマホセット割
  • キャッシュバック
  • 解約時の工事費残債

キャンペーンページで「実質無料」という文字だけを見るのではなく、何カ月利用すれば工事費相当の割引が完了するのかまで確認しておくと安心です。

解約費用まで含めて総額を比較する

auひかりでは契約プランによって契約解除料が異なります。参考情報では、ホームタイプのずっとギガ得プランで4,730円、ギガ得プランで4,460円、マンションのお得プランAで2,290円、お得プランで2,730円とされています。戸建てで撤去を希望する場合は31,680円の撤去費用が発生する例もあります。

ビッグローブ光にも契約期間やプランに応じた解約費用があります。ここで見落としやすいのが、契約解除料が低くても工事費残債が残っているケースです。

料金を比べるなら、「月額料金×利用予定月数+初期費用+オプション-割引-受け取れるキャッシュバック」という形で考えると整理しやすくなります。キャッシュバックは広告上の最大額ではなく、自分の申込条件で受け取れる金額を使ってください。

SNSやQ&Aサイトでも「キャッシュバック込みでは安かったが、受取条件を見落としていた」といった趣旨の声が見られます。光回線は数年間使うことが多いため、2年から3年程度の総支払額で見ることが重要です。

月額料金の差が数百円でも、工事費やスマホ割引、キャッシュバックまで含めると逆転します。契約期間全体でいくら払うかを計算して比べてくださいね

auひかりとビッグローブ光はどっちが速い?回線速度と通信品質を比較

オンラインゲームをしているときに遅延が気になる、動画を高画質で見ると読み込みが止まる、家族が同時に通信すると速度が落ちる。こうした使い方では月額料金以上に通信品質が重要になります。参考情報に掲載された実測値ではauひかりのほうが高い数値が示されており、速度を最優先する人はauひかりを検討しやすいと言えます。

ただし、光回線の速度は住んでいる地域、建物設備、接続機器、Wi-Fi環境、利用時間帯によって変わります。広告に表示された最大速度だけを見て判断するのは適切ではありません。

最大速度より実測値を見る

1ギガプランで表示される「最大1Gbps」は、常に1Gbpsで通信できるという意味ではありません。光回線はベストエフォート型で、実際の通信速度は利用環境によって低下します。

参考情報では、auひかりの平均下り速度519Mbps、ビッグローブ光243Mbps、Ping値はauひかり15ms、ビッグローブ光17msという例が掲載されています。

項目auひかりビッグローブ光
平均下り速度の参考値519Mbps243Mbps
平均上り速度の参考値519Mbps266Mbps
Ping値の参考値15ms17ms
最大速度プラン1・5・10Gbps1・10Gbps

実測値は固定された数値ではありません。同じ回線を契約しても、地域や時間帯によって結果は変わります。比較するときは最大速度と実測値を分けて考えてください。

普段使いならビッグローブ光でも速度は十分な場合がある

Web閲覧やSNS、YouTubeなどの動画視聴が中心なら、数百Mbpsという速度が常に必要なわけではありません。実際には200Mbpsを超える通信環境であれば、一般的な用途で速度不足を感じないケースも多くなります。

一方、大容量ファイルの送受信、複数台での同時通信、ライブ配信、オンラインゲームなどでは速度だけでなく安定性も重要です。ゲームでは下り速度が速いだけではなく、通信の応答時間を示すPing値も判断材料になります。

「平均速度が高いから必ず自宅でも速い」と考えるのではなく、自分の用途から必要な通信品質を決めるのが先です。仕事で大容量データを日常的に扱う人と、スマートフォンで動画を見ることが中心の人では、回線に求める水準が違います。

5ギガ・10ギガはエリアと機器も確認する

auひかりでは1ギガに加えて5ギガ、10ギガの高速サービスがあります。ビッグローブ光にも10ギガプランがあります。ただし、高速プランは提供エリアが限定される点に注意してください。

参考情報ではauひかりの高速サービスについて、ホームタイプで東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリアが対象とされています。ビッグローブ光10ギガも利用できる地域や建物に条件があります。

10ギガ契約を選んでも、パソコンのLANポートやルーター、LANケーブルが対応していなければ性能を十分に生かせません。Wi-Fi接続の場合も端末側の規格が影響します。

速度を重視するなら、回線だけでなく宅内環境も確認してください。特に古いルーターをそのまま使う予定なら、高速プランに変える前に対応規格を見る必要があります。

筆者としては、一般家庭なら「10ギガという数字」だけで高いプランを選ぶ必要はありません。1ギガで困っている具体的な理由があるかを確認し、そのうえで5ギガや10ギガを検討する順番が合理的です。

速度重視ならauひかりが有力ですが、数字だけで選ぶ必要はありません。動画中心なら1ギガでも十分なことが多いので、用途と宅内機器まで含めて判断しましょう

auひかりとビッグローブ光の提供エリア・工事・乗り換えやすさを比較

「料金も速度もauひかりのほうが自分に合っている」と思っても、住所を入力すると申し込めないことがあります。auひかりとビッグローブ光の比較で、料金より先に確認したいのが提供エリアです。ビッグローブ光はNTT回線を使うため対象地域が広く、auひかりは地域や建物による制限があります。

特にマンションでは都道府県単位のエリア確認だけでは不十分です。同じ町内でも建物によって使えるプランが変わることがあります。

auひかりは住所と建物設備の両方を見る

auひかりのホームタイプは利用できる地域が限られています。参考情報では、関西や東海ではホームタイプを利用できない地域があり、地域によってeo光やコミュファ光など別の回線が展開されています。

マンションではさらに建物設備が重要です。auひかりマンションは対応設備が導入されている物件が主な対象になります。同じ住所周辺でauひかりが利用できていても、自分のマンションでは申し込めないケースがあります。

「マンションだからマンションタイプになる」とも限りません。建物の設備状況や工事条件によって扱いが変わることがあります。

ビッグローブ光はNTT回線を利用できる地域で使いやすい

ビッグローブ光はNTT東日本・西日本のフレッツ光回線を利用する光コラボです。そのため、全国の幅広い地域で利用できます。

現在フレッツ光を契約している人や、ドコモ光など他の光コラボを使っている人は、設備をそのまま利用してビッグローブ光へ変更できる場合があります。新しく光ファイバーを引き込む必要がなければ、訪問工事なしで切り替えられることもあります。

一方、auひかりへ乗り換える場合は回線設備が異なるため、既存のNTT回線をそのままauひかり回線として利用するわけではありません。新しい回線を開通させるための工事を想定しておく必要があります。

申し込み前にこの順番で確認する

提供エリアと工事条件は、次の順番で調べると無駄がありません。

  1. auひかりとビッグローブ光のエリア確認画面で設置先住所を入力する
  2. マンションの場合は建物名まで指定して利用可能なプランを確認する
  3. 利用できる最大速度と料金プランを確認する
  4. 現在の回線がフレッツ光・光コラボ・独自回線のどれか確認する
  5. 新規工事が必要か、既存設備を使った切り替えが可能か確認する
  6. 工事日まで現在の回線を解約しないよう手続き順を決める

今の光回線を先に解約してしまうと、新しい回線の工事が終わるまでインターネットを使えない期間が生じる可能性があります。特に引っ越しが多い3月や4月などは工事日程が希望どおりにならない場合もあります。

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 半年から数年以内に引っ越す予定がある
  • 現在フレッツ光または光コラボを使っている
  • マンションの設備方式を確認していない
  • 固定電話番号を継続して使いたい
  • インターネットが使えない期間を作れない

一つでも当てはまる場合は、回線速度だけで決めず、工事と移転条件も確認したほうが安全です。

引っ越しが多い人は現在の住所だけでなく、将来的な使いやすさも判断材料になります。転居先でも継続利用しやすいかどうかは、長期間使う光回線では意外に大きな差になります。

光回線は申し込みボタンを押す前にエリア確認が先です。マンションでは建物名まで入力し、工事の有無まで分かってから料金比較へ進むと失敗を防げますよ

au・UQmobile(ユーキューモバイル)利用者はどっちがお得?セット割を比較

auやUQmobileを使っている家庭では、光回線単体の料金差よりスマートフォン側の割引のほうが大きくなる場合があります。auひかりとビッグローブ光はいずれも、条件を満たせばauスマートバリューやUQmobileの自宅セット割を利用できます。家族に対象回線が複数あるなら、スマホ代まで含めた総通信費で比較することが重要です。

光回線が月200円安くても、家族のスマートフォン割引で毎月数千円の差が出れば、最終的な支払額は逆転します。

auスマートバリューは両方で利用できる

参考情報では、auスマートバリューの割引額は契約中のスマートフォン料金プランに応じて1回線あたり550円から1,100円とされています。対象となる家族回線が多ければ、毎月の合計割引も大きくなります。

auひかりだけでなく、ビッグローブ光でもauスマートバリューを利用できる点は重要です。「auを使っているからauひかり一択」と考える必要はありません。

ただし、スマホセット割には光電話の契約などの条件があります。固定電話を使わない家庭でも、割引のために光電話を付けるケースがあります。その場合は、スマートフォン側で減る金額と光電話の月額料金を差し引いて考えてください。

UQmobileも自宅セット割を確認する

UQmobileでは自宅セット割が利用できます。参考情報では対象プランで最大1,100円の割引例が示されています。auひかり、ビッグローブ光のどちらを検討する場合でも、対象条件を確認する価値があります。

家族でUQmobileを複数回線使っているなら、一人分だけではなく世帯全体で計算します。例えば対象回線が3回線ある場合は、1回線の割引だけを見て光回線を選ぶより、3回線分を合計して比較するほうが実際の家計に近い数字になります。

プラン変更によって対象条件や割引額が変わる場合もあるため、「昔から割引対象だから今も同じ」と思い込まないことが大切です。

BIGLOBEモバイル利用者はビッグローブ光も確認する

ビッグローブ光ではBIGLOBEモバイルとの組み合わせも確認しておきたいところです。参考情報には、BIGLOBEモバイル利用者向けに毎月220円の割引例が掲載されています。

金額だけならauスマートバリューなどより小さいものの、すでにBIGLOBEモバイルを使っていて他社へ変更する予定がないなら比較材料になります。

光回線とスマートフォンを合わせて比較するときは、次の考え方にすると分かりやすくなります。

「光回線料金+光電話など必須オプション+家族全員のスマホ料金-スマホセット割」

キャッシュバックは一時的な特典ですが、スマホセット割は対象条件を満たしている間、毎月の支出に影響します。長く使うほど重要度が増します。

「最大1,100円割引」という表示だけを見て、自分も必ず1,100円安くなると思わないようにしてください。契約しているスマートフォンの料金プランによって割引額は異なります。自分と家族の対象プランを1回線ずつ確認するのが確実です。

光電話についても、割引を受けるために追加するときは料金を確認します。スマートフォン1回線だけなら割引と追加料金の差は小さくなる場合がありますが、対象となる家族回線が多ければメリットが大きくなる可能性があります。

auやUQmobileだからauひかりと決めつけず、両方のセット割を確認しましょう。家族全員のスマホ料金まで合計すると、本当に安い組み合わせが見えやすくなりますよ

auひかりとビッグローブ光は結局どっちがおすすめ?条件別の選び方

auひかりとビッグローブ光のどちらが優れているかは、何を重視するかで変わります。速度、提供エリア、引っ越しやすさ、スマホキャリア、マンション設備など条件が違うためです。速度と通信品質を優先するならauひかり、エリアの広さや光コラボからの乗り換えやすさを重視するならビッグローブ光という分け方が基本になります。

「結局どっちを選べばいいの?」と迷っているなら、料金を1円単位で比較する前に優先順位を決めると選びやすくなります。

auひかりが向いている人

auひかりは独自回線を使う点が大きな特徴です。参考情報の実測値でも高い平均速度が掲載されているため、オンラインゲームや大容量通信など、回線速度を重視する人には有力な選択肢になります。

次のような条件が多い人はauひかりを検討しやすいでしょう。

  • 自宅がauひかりの提供エリア内
  • 通信速度や安定性を重視している
  • オンラインゲームや大容量通信をよく利用する
  • auひかりで選べるプロバイダを比較したい
  • 乗り換え時のキャンペーンを活用したい

auひかりではプロバイダを複数社から選択できます。キャンペーン内容、支払い方法、通信環境などを比べて選べる点も特徴です。ただし、一度選択したプロバイダは簡単に変更できないため、契約時に確認しておく必要があります。

ビッグローブ光が向いている人

ビッグローブ光はNTT回線を使うため、利用可能エリアの広さが強みです。現在フレッツ光や他の光コラボを利用している人なら、設備をそのまま使える場合があり、乗り換え時の負担を減らせる可能性があります。

向いているのは次のような人です。

  • auひかりの提供エリア外に住んでいる
  • 全国で利用しやすい回線を選びたい
  • フレッツ光や光コラボから乗り換える
  • 転勤や引っ越しの可能性がある
  • BIGLOBEのサービスをまとめて利用したい

プロバイダはBIGLOBEに固定されるため、事業者を比較して選ぶ手間はありません。その反面、プロバイダそのものに強いこだわりがある人には選択肢が少なく感じられることがあります。

優先順位を決めれば選びやすい

迷ったときは、次の順番で条件を並べると判断しやすくなります。

第一に提供エリアです。利用できなければ候補になりません。第二に住宅タイプと工事条件、第三に通信速度、第四にスマホセット割、第五に総支払額という順番で考えると整理できます。

キャッシュバックは最後に確認する程度でも構いません。特典は時期や窓口で変わる一方、回線方式や提供エリアは契約後の使い勝手に長く影響するためです。

筆者としては、提供エリア内で速度を重視するならauひかりを優先して比較します。一方、引っ越しが多い人や光コラボから手間を抑えて変更したい人なら、ビッグローブ光を先に確認します。

価格だけで選んで数カ月後に乗り換えると、契約解除料や工事費残債が発生する可能性があります。数年間使う前提で「自分が何に不満を感じやすいか」まで考えることが重要です。

万人に同じ正解はありません。速度ならauひかり、エリアや乗り換えやすさならビッグローブ光を軸に、自分が譲れない条件から絞り込んでくださいね

auひかりとビッグローブ光選びで失敗しない確認手順と注意点

光回線選びでありがちな失敗は、広告のキャッシュバック額や「最大10ギガ」といった目立つ数字から比較を始めることです。実際には、提供エリア外なら契約できず、10ギガ対応地域でも建物や宅内機器によって利用条件が変わります。最初に確認すべきなのはキャンペーンではなく、自宅で利用できるプランです。

申し込み後に「想定していた料金と違った」とならないよう、確認する順番を固定しておくと判断しやすくなります。

住所・建物・速度プランの順に確認する

まず、両サービスのエリア確認で設置先住所を調べます。戸建てなら住所、集合住宅なら建物名まで指定し、表示されたプランを確認してください。

auひかりのマンションは導入設備によって利用できるタイプが決まります。広告で5ギガや10ギガを見ていても、自分の建物では別のプランになる場合があります。

ビッグローブ光も、1ギガと10ギガでは提供範囲や工事条件が同じとは限りません。申し込み画面に進んで初めて対象外と分かることもあるため、最初にエリア判定を済ませてください。

キャッシュバックは最大額ではなく受取額を見る

キャンペーンでは「最大○万円」と大きく表示されることがあります。ただし、その金額がネット回線だけの申込者全員に適用されるとは限りません。

光電話、高速プラン、複数のオプション、他社からの乗り換えなどが条件となり、条件を満たすほど金額が増える仕組みの場合があります。受取時期が開通からかなり後になるキャンペーンでは、申請自体を忘れるリスクもあります。

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 最大キャッシュバック額だけで比較している
  • 受取時期を確認していない
  • 申請手続きが必要か把握していない
  • 有料オプションの加入条件を確認していない
  • オプションを解約できる時期を確認していない
  • 月額割引とキャッシュバックを重複して計算している

一つでも該当するなら、「自分の条件で最終的にいくら受け取れるか」をもう一度計算したほうが安全です。

SNSやQ&Aサイトでは「最大額につられて申し込んだが、自分は対象条件を満たしていなかった」といった趣旨の声も見られます。キャンペーン額が大きいほど、条件確認を省略しないことが大切です。

今の回線を解約する前に確認する

乗り換えでは、新しい回線の契約だけに意識が向きがちです。しかし現在契約している光回線側にも確認事項があります。

現在の契約解除料、工事費残債、レンタル機器の返却、固定電話番号、テレビサービスを確認してください。電話番号を引き継ぎたい場合は、その番号がどこで発番されたものかによって条件が変わることがあります。

特に工事費残債は見落とされやすい費用です。「解約金は数千円だから問題ない」と思っていても、工事費の分割残額が加わると支払額が大きくなることがあります。

新しい回線の開通日が決まる前に古い回線を解約すると、インターネットを使えない期間が生じる可能性もあります。原則として新回線の開通予定を確認してから旧回線の解約時期を決めるほうが安全です。

固定電話、光テレビ、メールアドレスなど現在の回線にひも付いたサービスも確認しておきます。インターネットだけ乗り換えたつもりでも、長く使っていた付帯サービスが終了するケースがあるからです。

比較の順番は、エリア、建物、工事、総料金、最後にキャンペーンです。最大還元額から見ると判断を誤りやすいので、自分が実際に受け取れる金額まで確認してくださいね

auひかりとビッグローブ光についてよくある質問

auひかりとビッグローブ光は名称や関連企業が近いため、比較を進めても「これは同じ回線なのか」「乗り換えなら工事は不要なのか」と疑問が残りやすいサービスです。ここでは契約直前に確認しておきたいポイントを整理します。

auひかりとビッグローブ光は同じ会社・同じ回線ですか?

同じ回線ではありません。auひかりはKDDIの独自回線を利用し、ビッグローブ光はNTTのフレッツ光設備を利用する光コラボです。

BIGLOBEはKDDIグループに関係する企業ですが、だからといってauひかりとビッグローブ光の通信設備が同じになるわけではありません。回線方式・提供エリア・工事条件が異なる別の光回線サービスとして比較してください。

そのため「auひかりが利用できない地域ならビッグローブ光も使えない」という関係でもありません。ビッグローブ光だけ利用可能な地域もあります。

BIGLOBE光auひかりとビッグローブ光は何が違いますか?

BIGLOBE光auひかりは、auひかりの回線を使い、プロバイダとしてBIGLOBEを利用するサービスです。ビッグローブ光はNTT回線を利用する光コラボです。

名称だけを見ると同じサービスのプラン違いに見えますが、使用する回線設備がそもそも違います。

申込画面では「auひかり」と「ビッグローブ光」のどちらが表示されているか確認してください。料金やキャンペーンだけでなく、サービス名称を見ることで取り違えを防げます。

auひかりからビッグローブ光へ乗り換えると工事は必要ですか?

工事が必要になる可能性があります。auひかりとビッグローブ光では使う回線設備が異なるためです。

一方、現在フレッツ光や他の光コラボを利用している場合は、ビッグローブ光への乗り換えで既存のNTT設備をそのまま利用できるケースがあります。この場合は訪問工事なしで切り替えられることもあります。

建物設備や契約プランによって条件は異なるため、申し込み時に工事の有無を確認してください。

auやUQmobileを使っていなくても契約するメリットはありますか?

あります。スマホセット割だけがauひかりやビッグローブ光のメリットではありません。

auひかりなら独自回線による通信品質や、複数のプロバイダから選択できる点が判断材料になります。ビッグローブ光ならNTT回線を利用できる地域の広さや、光コラボから乗り換えやすい点があります。

ただし、auやUQmobileのセット割を利用しない場合は、他の光回線も含めて月額料金や総支払額を比較する価値があります。スマホキャリアによる割引がない分、基本料金そのものの差が重要になるためです。

マンションでどちらも利用できる場合は何を基準に選べばいいですか?

両方使えるなら、まずマンションで実際に契約できる速度と設備方式を確認します。「最大10ギガ対応」というサービス全体の情報ではなく、自分の部屋で申し込めるプランを比較してください。

そのうえで、回線速度、月額料金、スマホセット割、工事費、契約解除料の順に確認すると整理しやすくなります。

速度を重視するならauひかりを優先候補にしやすく、料金や引っ越し時の扱い、光コラボとの乗り換えやすさを重視するならビッグローブ光も有力です。

どちらを選んでも、実際の通信速度は建物内の配線方式、利用時間帯、Wi-Fiルーターなどによって変わります。最大速度だけでなく、自宅の利用環境まで考えることが重要です。

最終判断では、数年間利用した場合の総料金と、自分が最も重視する条件の両方を満たす回線を選んでください。数万円のキャッシュバックより、毎日使う通信品質や引っ越し時の使いやすさのほうが長期的には重要になる場合があります。

最後まで迷ったら、マンションで実際に使えるプランを確認し、速度・総料金・スマホ割の3点を比べましょう。広告上の最大値ではなく自宅の条件で決めるのが基本ですよ

10位

ビッグローブ光

ビッグローブ

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
下り速度の速さ1.43
上り速度の速さ1.65
戸建て料金の安さ3.52
マンション料金の安さ3.70
初期費用の安さ3.99
総合2.86

ビッグローブ光がおすすめの理由

ビッグローブ光がおすすめの理由は「料金が安い」「キャッシュバックが手厚い」です。

ビッグローブ光は、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや速い速度となっています。10GBpbsプランもあり、高速通信がしやすい環境が整っている光回線サービスです。

また、月額料金の設定はそれほど高くなく、かつキャッシュバックが手厚いため、総コストを抑えやすい光回線と言えます。

さらに工事が混んでいるときは、WiMAXの無料レンタルもあるため、すぐにインターネットが利用できる点もメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobile、BIGLOBEモバイルが対象となっています。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、NTTフレッツ光回線の中でも、特段、通信速度が速い方ではありません。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金4,056円
戸建て2年利用時の実質料金4,358円
戸建て3年利用時の実質料金4,486円
マンション1年利用時の実質料金2,956円
マンション2年利用時の実質料金3,258円
マンション3年利用時の実質料金3,386円
戸建ての月額基本料金5,478円
マンションの月額基本料金4,378円
下り速度(実測値)241.04Mbps
上り速度(実測値)263.79Mbps
PING値(実測値)17.29ms
工事費0円
初期費用3,300円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約3年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム、チャット
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり(開通まで3週間以上かかる場合のみ)
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引、BIGLOBEモバイルとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替