ピカラ光10ギガは必要?1ギガとの違い・料金・エリア・速度を徹底解説



目次

ピカラ光10ギガとは?最大10Gbpsの仕組みと特徴

ピカラ光10ギガは、Web閲覧や動画を見るだけなら必ずしも必要ではありません。一方、大容量データの送受信を頻繁に行う仕事や、家族で複数の端末を同時利用する家庭では、1ギガよりも回線に余裕を持たせやすいプランです。最大速度だけを見て選ぶのではなく、どこで差が出るのかを把握しておくことが重要です。

最大概ね10Gbpsは回線全体の上限速度

ピカラ光ねっと10Gは、上り・下りとも最大概ね10Gbpsの通信に対応したベストエフォート型のサービスです。10Gbpsは、1秒あたり10ギガビットのデータを転送できるという理論上の最大値を表します。一般的な1ギガプランの最大1Gbpsと比べると、回線そのものが持つ通信容量は大きくなります。

ただし、10Gbpsが常にそのまま出るわけではありません。ベストエフォート型とは、最大速度を保証するサービスではなく、利用する時間帯や回線の混雑、ルーター、LANケーブル、パソコン、Wi-Fi環境などによって実際の通信速度が変わる仕組みです。

たとえば10ギガ回線を契約していても、パソコン側のLANポートが1Gbpsまでしか対応していなければ、その端末では1Gbpsを超える有線通信はできません。Wi-Fiも同様で、スマートフォンやノートパソコンの無線規格によって実測速度の上限が変わります。

そのため、10ギガを「1台のパソコンを必ず10倍速くするサービス」と考えると判断を誤りやすくなります。「家庭や事務所全体で使える通信容量を増やすサービス」と考えるほうが実態に近いでしょう。

複数端末を同時利用すると違いが出やすい

10ギガの強みは、1台だけで通信するときよりも、複数の端末が同時に大容量通信をするときに現れやすくなります。

たとえば自宅でテレワーク中にオンライン会議へ参加しながら、別のパソコンがクラウドへ数十GBのデータをバックアップし、家族が動画配信サービスを視聴している状況を考えてみます。通信が一斉に発生すると、1ギガ回線では各端末が同じ回線容量を分け合うことになります。

10ギガなら回線全体の上限に余裕があるため、大容量アップロードがほかの通信を圧迫しにくくなります。動画制作、写真データの納品、オンラインストレージへのバックアップなどを日常的に行う事業者にも相性があります。

一方で、メール、Webサイト閲覧、SNS、一般的な動画視聴が中心なら、1ギガでも十分なケースは少なくありません。YouTubeを1台で見るためだけに10ギガへ変更しても、映像が10倍きれいになるわけではないからです。

速度より用途から考えるのが基本

ピカラ光ねっと10Gの案内でも、家族での同時利用、オンラインゲームや動画、大容量データのダウンロード・アップロードといった用途が想定されています。つまり、ポイントは単純な速度競争ではなく、通信負荷が大きい環境で余裕を持てるかどうかです。

10ギガが必要かどうかは通信量と同時利用数で判断するのが現実的です。現在の1ギガ回線で夜になると遅くなる、クラウドへの送信中にオンライン会議が不安定になる、大容量データのアップロード時間を短くしたい、といった具体的な不満があるなら検討する意味があります。

逆に、現在の通信環境に不満がない場合は、まず10ギガへ変更する必要性そのものを確認したほうが無駄な固定費を増やさずに済みます。

10ギガは数字の大きさだけで選ばず、家族や仕事で同時にどれだけ通信するかを確認すると、自分に必要な回線か判断しやすくなりますよ

ピカラ光10ギガと1ギガの違い。速度・料金・使い方を比較

「10ギガは1ギガの10倍だから、体感速度も10倍になる」と考えたくなりますが、実際にはそう単純ではありません。ピカラ光の1ギガと10ギガには最大通信速度だけでなく、月額料金、必要な機器、向いている用途にも違いがあります。

最大速度と料金の違い

基本的な違いを整理すると、次のようになります。

比較項目10ギガ1ギガ
最大通信速度概ね10Gbps1Gbps
月額料金1ギガ料金に税込1,650円追加基本料金
主な用途大容量通信・複数端末同時利用Web・動画・一般的なテレワーク
宅内機器10ギガ対応機器が重要1Gbps対応機器でも利用しやすい

ピカラ光ねっと10Gは、1ギガプランの料金に月額1,650円を追加する仕組みです。

単純計算では年間19,800円の差になります。3年間なら59,400円です。実際の支払額は契約コースや割引条件で変わりますが、10ギガを選ぶなら、この追加費用に見合う使い方をしているかを考える必要があります。

Webや動画だけなら体感差が小さいこともある

Webサイトを見る動作では、ページを構成するデータを数秒以内に読み込めれば、それ以上回線が高速になっても体感差が小さくなります。動画配信も、映像を途切れず受信できる通信速度が確保されていれば、回線の最大値だけを大きくしても画質そのものは変わりません。

SNSやQ&Aでは「10ギガにしたけれど普段のWeb閲覧では1ギガとの違いが分からない」といった趣旨の声が見られます。この感想が出やすいのは、普段使っているサービスが10Gbpsもの帯域を必要としていないためです。

反対に、50GBや100GBといった動画素材を頻繁にアップロードする場合は話が変わります。端末や接続先サーバーなどの条件が整っていれば、回線速度が高いほど転送時間を短縮できる余地があります。

大容量ファイルを日常的に扱うかどうかが、1ギガと10ギガを分ける重要な判断材料です。

オンラインゲームは速度だけで決めない

オンラインゲーム目的で10ギガを検討する人もいますが、最大通信速度だけを重視するのはおすすめできません。

ゲーム中に問題になりやすいのは、単純なダウンロード速度だけではなく、通信の応答時間や安定性です。ゲーム本体や大型アップデートをダウンロードするときには高速回線の恩恵を受けやすい一方、実際の対戦中に必要な通信量はそれほど大きくないタイトルもあります。

ピカラ光ねっと10Gには、下り方向のトラフィックを優先制御する低遅延オプションも用意されています。混雑時間帯の通信安定性を重視する場合は、最大10Gbpsという数字だけでなく、こうした仕組みも比較材料になります。

仕事でも同じです。Zoomなどのオンライン会議だけなら1ギガで困らない場合が多いものの、その裏でクラウドバックアップや大容量データ転送を同時に行うなら10ギガの余裕が役立ちます。

1ギガと10ギガの差は普段の画面表示より、大容量転送や複数端末の同時通信で出やすいので、年間の追加費用と用途をセットで比べてください

ピカラ光10ギガがおすすめな人・1ギガで十分な人

自宅や事務所の回線を10ギガへ変更すべきか迷ったときは、最高速度ではなく「今の1ギガで何に困っているのか」から確認すると判断しやすくなります。通信速度に不満がない人まで10ギガへ変更すると、月額料金だけが増える場合もあります。

10ギガが向いている使い方

ピカラ光10ギガと相性がよいのは、日常的に通信負荷の大きい作業をする人です。

たとえば動画制作会社やデザイナーが、完成した映像や大量の画像をクラウドストレージへ納品する場合、アップロード速度の差が業務時間に直結します。数GB程度なら大きな差を感じなくても、数十GBから数百GBのデータを毎日のように扱えば、積み重なる待ち時間は無視しにくくなります。

家族での利用も判断材料です。1人がオンライン会議、1人が4K動画を視聴し、別の端末でゲームをダウンロードしながらクラウドバックアップを実行すると、同じ回線へ複数の通信が集中します。このような家庭では10ギガの大きな帯域を活かしやすくなります。

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 数十GB以上のファイルを頻繁にアップロードする
  • 家族や社員が多数の端末を同時に利用する
  • 動画制作や写真制作でクラウドを日常的に使う
  • 大型ゲームやアプリを頻繁にダウンロードする
  • 現在の1ギガ回線で混雑時の速度低下を感じている

複数に当てはまるなら、10ギガを検討する合理的な理由があります

1ギガで十分なケース

反対に、Web閲覧、メール、SNS、動画視聴、一般的なオンライン会議が中心なら、1ギガで不足しない可能性が高くなります。

特に1人暮らしで使用端末がスマートフォンとパソコン数台程度なら、回線全体が1Gbpsに達するほど通信を同時に発生させる場面は限定されます。4K動画を見ながらWebサイトを開く程度であれば、必ずしも10ギガが必要とはいえません。

「パソコンの起動が遅い」「Webページの表示だけ遅い」という症状も、回線以外が原因になっている場合があります。古いパソコン、メモリー不足、Wi-Fiの電波状況、ルーターの設置場所などを改善したほうが効果が出ることもあります。

仕事用パソコンの有線LANが最大1Gbps対応なら、回線だけ10ギガに変更しても、そのパソコン単体では1Gbpsを超える接続ができません。10ギガを活かすには宅内設備まで含めて考える必要があります。

追加料金を業務時間で考える

筆者としては、仕事目的なら「何Mbps出るか」より、「月額1,650円の追加費用によって何時間の待ち時間を削減できるか」で判断する方法をおすすめします。

たとえば毎日大容量ファイルの転送待ちが発生し、それが作業を止めているなら、年間約2万円の追加負担でも費用対効果を得られる可能性があります。

一方、10ギガへ変更しても普段の作業時間がほとんど変わらないなら、その費用をパソコンやWi-Fi環境の改善へ回したほうが効果的なケースもあります。

現在の通信速度を一度測り、困っている時間帯や作業内容を確認してから判断するのが確実です。現在の不満が10ギガで解決する問題なのかを先に切り分けてください。

今の1ギガで困っていないなら急いで変える必要はありません。通信待ちが仕事や家族の同時利用を邪魔しているなら10ギガを検討する価値がありますよ

ピカラ光10ギガの料金はいくら?割引・光でんわとの組み合わせ

ピカラ光10ギガの料金は、10ギガという回線料金だけを見ても正確には判断できません。四国電力との契約、auやUQmobileの利用状況、ピカラ光でんわの有無によって選ぶコースが変わるためです。

基本料金は契約コースで変わる

公式情報では、10ギガの戸建て向け料金として、でんきといっしょ割コースが税込6,270円、ステップ2コースの当初料金が税込6,600円と案内されています。料金には回線使用料とプロバイダー料金が含まれます。

主な違いを整理すると次のようになります。

コース主な対象戸建て10ギガの料金例
でんきといっしょ割コース四国電力の対象プラン利用者税込6,270円
ステップ2コース条件を満たせば利用可能当初税込6,600円
フラット系コースau・UQmobileのセット割を利用する人光でんわを含む条件で変動

ピカラ光の料金体系では、単に「一番安いコース」を選べるとは限りません。利用している電力会社やスマートフォンの契約状況に応じて対象コースが変わります。

特にauスマートバリューやUQmobileの自宅セット割を使う場合は、フラットコースまたはフラットでんき割コースが関係します。そのため、インターネット料金だけでなく、家族全体のスマートフォン料金まで含めて判断したほうが実際の負担を把握しやすくなります。

光でんわとのセットでルーターレンタル料が変わる

10ギガを利用するには対応した無線ルーターが重要です。ピカラ光では、ピカラ光でんわとセットにすると、10ギガ専用Wi-Fi6対応無線ルーターのレンタル料が無料になる仕組みがあります。

ここで注意したいのは、「光電話は使わないから不要」と料金だけを見て判断するケースです。ネット単体でルーターをレンタルする場合と、光でんわを組み合わせる場合では総額が変わるため、回線料金だけ比較すると選択を誤ることがあります。

固定電話を実際に利用するかどうかだけではなく、ルーターレンタルまで含めた月額費用を確認してください。

一方、市販ルーターをすでに持っている人は、その機器が10ギガ接続や必要な通信方式に対応しているかを確認する必要があります。高性能なルーターを新たに購入する場合、初期費用が数万円になることもあるため、レンタルとの比較が重要です。

月額料金ではなく年間総額を見る

10ギガは1ギガより税込1,650円高いため、単純な差額は1年間で19,800円になります。

2年間なら39,600円、3年間なら59,400円です。キャンペーンが適用される期間だけを見て判断すると、終了後の固定費を見落としやすくなります。

料金を比較するときは、少なくとも2年間の総額で考えると判断しやすくなります。10ギガプランには最低利用期間の条件もあるため、短期間だけ高速回線を使いたい人は契約条件も確認しておく必要があります。

事業用であれば、年間約2万円を追加してデータ転送時間を短縮できるかを考えます。家庭用なら、その費用をWi-Fi中継機、メッシュWi-Fi、パソコンの買い替えなどに回した場合との比較も有効です。

月額料金だけ見ると判断しにくいので、電気・スマホ・光でんわ・ルーターまで含めた2年間の総額で比較すると、本当に得なコースが見えてきますよ

ピカラ光10ギガの提供エリア。住所が対応しているか確認する方法

「自分の市が対象だから申し込める」と思って手続きを進めたものの、実際の住所では10ギガを利用できなかった、という状況は避けたいところです。ピカラ光10ギガは四国の一部市町村で提供されていますが、市町村名が掲載されているだけでは利用可否を確定できません。

10ギガは四国4県の一部地域が対象

公式情報に掲載されている提供地域は次のとおりです。

都道府県掲載されている主な提供地域
香川県高松市、丸亀市、多度津町、さぬき市、三木町、観音寺市、三豊市
愛媛県松山市、新居浜市、西条市、今治市、西予市、伊予市、松前町、宇和島市、八幡浜市、伊方町
徳島県徳島市、鳴門市、阿南市、石井町、藍住町、板野町、北島町、松茂町、上板町
高知県高知市、南国市、いの町

対象地域は拡大や変更が行われる場合があるため、申し込み時点の情報で確認する必要があります。

重要なのは、1ギガが使える住所でも10ギガを利用できない場合があることです。公式案内でも、設備の都合によって1ギガ提供エリア内であっても10ギガを提供できない地域があるとされています。

市町村名ではなく郵便番号と住所で確認する

提供エリアを確認するときは、市区町村の一覧を見るだけで終わらせず、実際に利用する住所まで確認してください。

確認の流れは次のとおりです。

  1. ピカラ光の10ギガ提供エリア案内を開く
  2. 郵便番号による提供エリアチェックを選ぶ
  3. 10ギガを利用したい住所の郵便番号を入力する
  4. 表示された提供可否を確認する
  5. 集合住宅の場合は建物単位の設備状況も確認する

引っ越し予定なら、現在住んでいる住所ではなく転居先の住所で確認します。申し込み画面でも利用場所の住所が重要になるため、先に新居の郵便番号を用意しておくと手続きを進めやすくなります。

マンションは建物設備まで確認する

集合住宅では、市町村や町名が提供エリア内でも、建物設備によって10ギガを利用できない場合があります。

マンションでは、建物まで引き込まれている光回線の設備や各戸までの配線方式が関係します。住所検索で判断できない場合は、管理会社やピカラ側への確認が必要になることがあります。

戸建てでも、道路や電柱、既存設備などの条件によって提供できないケースがあります。そのため、ルーターや10GBASE-T対応LANアダプターを先に購入するのは避けたほうが無難です。

機器を購入する前に提供可否を確定するのが失敗を防ぐ順番です。

エリア確認、料金プランの確認、宅内機器の確認という順番で進めれば、「対応機器を買ったのに10ギガが利用できなかった」という無駄を防げます。

市町村が対象でも契約できるとは限りません。郵便番号と実際の住所、集合住宅なら建物設備まで確認してから機器を買う順番が安全ですよ

10ギガなのに速くならない?ルーター・LANケーブル・PCの確認ポイント

10ギガへ変更したのに速度測定では1Gbps前後しか出ない場合、すぐに回線側の不具合と判断するのは早計です。10ギガの性能を活かすには、ONUからパソコンまでの経路にある機器が高速通信へ対応している必要があります。

有線接続は10GBASE-Tとカテゴリ6Aを確認する

ピカラ光ねっと10Gでは、有線接続の推奨環境として10GBASE-T対応通信アダプターとカテゴリ6A以上のLANケーブルが案内されています。無線接続ではWi-Fi6対応の無線子機が推奨されています。

ここでよくあるのが、ルーターだけ10ギガ対応にして満足してしまうケースです。

たとえばデスクトップPCのLANポートが1Gbps対応なら、ルーターとの間にカテゴリ6Aケーブルを使っても、PC側がボトルネックになります。USB接続のLANアダプターを使う場合も、アダプター自体が10Gbpsに対応しているか確認が必要です。

スイッチングハブを挟んでいる場合は、ハブの対応速度も確認します。途中に1Gbps対応ハブが1台でも入れば、その先の通信はそこで制限されます。

通信経路の一番遅い機器が実質的な上限になると考えると分かりやすいでしょう。

Wi-Fiでは10Gbpsがそのまま出るわけではない

スマートフォンをWi-Fiで接続して速度を測り、「10ギガなのに2Gbpsも出ない」と疑問を持つ人もいます。しかし、無線通信では端末側のWi-Fi規格、アンテナ数、ルーターとの距離、壁、周囲の電波状況などが影響します。

Wi-Fi6対応でも、端末によって最大通信速度は異なります。ルーターとスマートフォンが離れていたり、間にコンクリート壁があったりすれば速度は下がります。

SNSやQ&Aでも「10ギガへ変えたのにスマートフォンでは以前と大きく変わらない」という趣旨の声がありますが、回線自体ではなくWi-Fi区間が上限になっている可能性があります。

速度を確認するときは、まず10ギガ対応パソコンを有線で接続し、その後Wi-Fiを測る順番にすると原因を切り分けやすくなります。

契約前に宅内機器を一覧で確認する

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • パソコンのLANポートが10Gbpsに対応しているか
  • LANアダプターが10GBASE-Tに対応しているか
  • LANケーブルがカテゴリ6A以上か
  • スイッチングハブが10Gbps対応か
  • Wi-Fi端末がWi-Fi6などの高速規格に対応しているか
  • 古い中継機やハブが途中に接続されていないか

ピカラ光ねっと10Gの10ギガ用機器では、10GBASE-Tで直接接続できる機器数にも注意が必要です。複数の10ギガ対応機器を有線接続したい場合は、対応するスイッチングハブが必要になることがあります。

回線契約より先に宅内ネットワークを点検すると、「10ギガへ変えたのに速くならない」という失敗を減らせます。

パソコンが1Gbpsまでしか対応しておらず、買い替える予定もないなら、10ギガ契約の優先度は下がります。回線と端末の性能をセットで考えてください。

10ギガの速度は回線だけでは決まりません。ONUからルーター、LANケーブル、ハブ、PCまで順番に対応速度を確認すると原因を見つけやすいですよ

ピカラ光10ギガの申し込み・変更方法。契約前に確認したい注意点

新しくピカラ光を契約する場合と、現在1ギガを利用していて10ギガへ変更する場合では手続きの入口が異なります。申し込みボタンを押す前に、提供エリアと宅内機器を確認しておくと手戻りを減らせます。

新規申し込みと1ギガからの変更は入口が違う

新規利用者はピカラ光の申し込み手続きから進みます。現在ピカラ光ねっと1Gを利用している人は、Myピカラから契約変更を進められる案内があります。

新規申し込みでは、利用状況、住所、携帯電話の契約状況、連絡希望時間帯などを入力して手続きを進めます。引っ越し先で使う場合は、現住所ではなく実際に回線を設置する住所を入力する点に注意してください。

1ギガ利用者がMyピカラを開く場合は、ご契約内容から光ねっと10ギガプランへの変更に進む流れです。画面上の表示は更新される場合がありますが、通常の新規申し込みとは別の変更手続きとして扱われます。

申し込み前はこの順番で確認する

契約後に機器の買い直しが発生しないよう、次の順番で確認してください。

  1. 利用住所が10ギガ提供エリアか確認する
  2. 現在の1ギガ回線で困っている症状を整理する
  3. 10ギガへ変更した場合の月額料金を確認する
  4. ルーターとPCが10ギガ通信へ対応しているか確認する
  5. LANケーブルとハブの規格を確認する
  6. 最低利用期間と解約条件を確認する
  7. 条件に問題がなければ新規申し込みまたは契約変更へ進む

この順序にすると、「申し込んだ後でパソコンが非対応だった」「市内は対象なのに自宅はエリア外だった」といった失敗を避けやすくなります。

特に事業用回線では、10ギガへの切り替え日にネットが利用できない時間が発生すると業務へ影響します。機器交換や訪問対応の有無、日程についても事前に確認しておくと安心です。

2年間の利用条件と解約費用も見る

ピカラ光ねっと10Gには最低利用期間2年間の条件があります。最低利用期間を満了する前に解約すると、解約月の基本利用料相当額や、契約期間に応じて精算された宅内工事費が発生する場合があります。

宅内工事費については最大税込24,200円と案内されているため、数カ月だけ試してすぐ解約する前提で契約するのは適していません。

長期割引制度も2年単位で設定され、自動更新や解約手数料がかからない期間の条件があります。速度だけでなく解約条件まで確認してから申し込むことが大切です。

転勤や引っ越しの可能性が高い人、数年以内に事務所移転を予定している事業者は特に注意してください。移転先で10ギガが提供されているとは限らないためです。

申し込みは速度を見てすぐ進めず、エリア、料金、機器、最低利用期間の順に確認してください。先に条件を潰しておけば契約後の想定外を減らせますよ

ピカラ光10ギガについてよくある質問

ピカラ光10ギガを検討するときに迷いやすいのが、「本当に10Gbps出るのか」「市販ルーターでもよいのか」「マンションでも使えるのか」といった実際の利用条件です。よくある疑問を順番に整理します。

ピカラ光10ギガにすると必ず10Gbpsの速度が出ますか?

必ず10Gbpsが出るわけではありません。

ピカラ光ねっと10Gは、最大概ね10Gbpsのベストエフォート型サービスです。実際の速度は回線の混雑状況、パソコンやスマートフォンの性能、ルーター、LANケーブル、Wi-Fiの電波状況などによって変動します。

特にパソコン側が1Gbps対応LANしか備えていない場合、その端末では10ギガ回線を直接活かせません。速度測定をするなら、10GBASE-T対応機器とカテゴリ6A以上のLANケーブルを使った有線接続から確認すると原因を切り分けやすくなります。

10Gbpsは保証速度ではなく最大値と理解しておく必要があります。

ピカラ光1ギガから10ギガへ変更すると体感速度はどのくらい変わりますか?

普段のWeb閲覧だけなら、体感差が小さい場合があります。

Webページやメールは必要なデータ量が比較的小さく、1ギガでも十分短時間で読み込めるケースが多いためです。動画配信も必要な通信速度を満たしていれば、10ギガにしただけで画質が上がるわけではありません。

違いが出やすいのは、大容量ファイルを頻繁に送受信するときや、家族や社員が多数の端末を同時利用するときです。

現在1ギガで困っていないなら、10ギガへ変更する前に追加料金とのバランスを確認してください。

ピカラ光10ギガでは市販のルーターを使えますか?

市販ルーターを検討する場合は、単に「10ギガ対応」と書かれているだけで判断せず、ピカラ光で必要となる接続方式や機能への対応状況まで確認してください。

10ギガ回線の性能を活かすには、WAN側だけでなくLAN側のポート速度も重要です。10Gbps対応WANポートがあっても、LANポートが1Gbpsのみなら、有線端末側で高速通信を活かせません。

ピカラ光でんわとのセットでは、10ギガ専用Wi-Fi6対応無線ルーターのレンタル料が無料になるため、市販品を購入する前にレンタル条件と比較すると無駄を防げます。

マンションやアパートでもピカラ光10ギガを契約できますか?

住所と建物設備が対応していれば利用できる可能性があります。

ただし、提供対象の市町村にあるマンションだからといって契約できるとは限りません。ピカラ光では、1ギガ提供エリア内でも設備上の理由で10ギガを提供できない場所があると案内されています。

集合住宅の場合は、建物単位で提供可否を確認することが重要です。

引っ越し予定なら契約前に転居先住所で確認し、利用可否が確定する前に高額な10ギガ対応機器を買わないほうが安全です。

仕事やテレワーク目的なら1ギガと10ギガのどちらを選ぶべきですか?

一般的なオンライン会議、メール、Web閲覧、クラウド上の文書編集が中心なら、1ギガでも十分なケースが多くなります。

10ギガを検討したいのは、動画編集、写真制作、CADデータなど大容量ファイルを頻繁にクラウドへ送る人や、複数の社員・家族が同時に大容量通信を行う環境です。

判断するときは、現在の通信速度を測るだけでなく、「通信待ちによって1日何分作業が止まっているか」を確認すると費用対効果を考えやすくなります。

回線速度が仕事のボトルネックになっているなら10ギガの価値があります。パソコンの処理速度やWi-Fi環境が原因なら、先にそちらを改善したほうが効果的です。

10ギガなら何でも速くなるわけではありません。今の不満が回線容量なのか、Wi-FiやPCなのかを切り分けてから選ぶと、余計な固定費を増やさずに済みますよ

2位

ピカラ光

STNet

回線タイプ電力系光回線
戸建ての月額基本料金4,950円
マンションの月額基本料金3,740円
下り速度(実測値)443.02Mbps
上り速度(実測値)478.26Mbps
PING値(実測値)18.11ms
下り速度の速さ3.44
上り速度の速さ3.68
戸建て料金の安さ4.61
マンション料金の安さ4.95
初期費用の安さ5.00
総合4.33

ピカラ光がおすすめの理由

ピカラ光がおすすめの理由は「独自回線で高速通信が可能である点」「基本料金が安い点」です。

ピカラ光は、四国電力の傘下の株式会社STNetが運営している光回線サービスです。光回線は、四国電力の回線を利用しているため、独自回線ゆえに安定した高速通信が可能となっています。最速10Gbpsのプランも用意されていて、高速のインターネット利用が可能となっています。

また、自社グループで回線を持っている分、月額料金も安く利用できる点がメリットと言えます。

スマホセット割は、au、UQ mobileが対象となっています。

デメリットは、対応エリアが四国のみという点です。

回線タイプ電力系光回線
戸建て1年利用時の実質料金2,265円
戸建て2年利用時の実質料金3,550円
戸建て3年利用時の実質料金3,968円
マンション1年利用時の実質料金1,242円
マンション2年利用時の実質料金2,441円
マンション3年利用時の実質料金2,862円
戸建ての月額基本料金4,950円
マンションの月額基本料金3,740円
下り速度(実測値)443.02Mbps
上り速度(実測値)478.26Mbps
PING値(実測値)18.11ms
工事費0円
初期費用0円
提供地域徳島県、香川県、愛媛県、高知県
定期契約2年契約
テレビ対応
無料ルーターレンタル(「ピカラ光ねっと」と「ピカラ光でんわ」のセット契約で無料)
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、メール
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割auとセットで割引、UQ mobileとセットで割引
支払方法クレジットカード、口座振替、自動払込