楽天ひかりに10ギガはある?1ギガとの違い・代替回線・乗り換え方法を徹底解説



目次

楽天ひかりに10ギガプランはある?

「楽天ひかり 10ギガ」で検索している人が最初に確認しておきたいのは、現在契約できる最大通信速度です。2026年8月時点で、楽天ひかりに10Gbps対応プランはありません。提供されているのは最大1Gbpsの光回線で、戸建て向けのファミリープランと集合住宅向けのマンションプランが基本です。10ギガを使いたい場合は、楽天ひかりのオプション追加ではなく、10Gbps対応の別回線を検討する必要があります。

楽天ひかりは最大1Gbps

「10ギガ」という名称から10GBのデータ容量を連想する人もいますが、光回線でいう10ギガは通信速度の10Gbpsを指します。楽天ひかりはデータ使用量によって速度制限をかけるモバイル通信とは仕組みが異なり、最大1Gbpsの固定回線サービスです。

現在の状況を整理すると次のようになります。

確認項目楽天ひかりの状況
最大通信速度1Gbps
10Gbpsプラン提供なし
10ギガ提供開始予定公式発表なし
回線の種類光コラボ
10ギガを使う方法他社10ギガ回線を検討

ここで大切なのは、最大1Gbpsだから遅いという意味ではない点です。Webサイトの閲覧、動画視聴、オンライン会議、一般的なオンラインゲームなどであれば、1Gbps回線でも十分なケースがあります。10ギガが必要かどうかは、契約できる数字の大きさではなく、現在の通信環境で困っていることから判断したほうが合理的です。

Rakuten Turboと10ギガを混同しない

楽天ブランドで高速インターネットを探していると、Rakuten Turboが候補に表示される場合があります。ただし、Rakuten Turboは10ギガの光回線ではありません。5Gや4Gのモバイルネットワークを利用し、専用端末を自宅に置いて通信するホームルーターです。

Rakuten Turboには開通工事が不要という特徴があります。一方、通信品質は自宅周辺の電波状況、基地局との距離、建物の構造などの影響を受けます。光ファイバーを宅内まで引き込む楽天ひかりとは、通信方式そのものが異なります。

そのため「楽天ひかりより高速な楽天の10ギガ回線を探している」という目的でRakuten Turboを選ぶと、想定していたサービスと違ってしまいます。工事を避けたいならRakuten Turbo、安定した固定回線を使いたいなら光回線というように、速度表記だけではなく回線方式まで確認してください。

楽天ひかりの10ギガはいつ始まるのか

2026年8月時点では、楽天ひかりから10ギガサービスの提供開始時期は発表されていません。将来追加される可能性までは否定できませんが、現時点では開始時期を前提に契約計画を立てることはできない状態です。

「そのうち楽天ひかりも10ギガになるだろう」と待つより、現在1Gbpsで不便があるかを確認したほうが現実的です。どうしても10Gbpsが必要なら、フレッツ光クロスを利用する光コラボや独自回線系の10ギガサービスを比較します。

特に大容量ファイルを頻繁に扱う、NASへ大量のデータを転送する、複数人が同時に大容量通信を行うといった明確な用途があるなら、待つことによる機会損失もあります。一方、動画視聴やWeb閲覧が中心なら、10ギガがないことだけを理由に楽天ひかりを変更する必要性は高くありません

楽天ひかりは現在1ギガまでです。まず今の使い方で速度不足があるかを確かめ、必要な場合だけ10ギガ対応回線を探す順番が効率的ですよ

楽天ひかりが10ギガに対応していない理由

同じNTT系の光回線なのに、ドコモ光やGMOとくとくBB光には10ギガがあり、楽天ひかりにはない。この違いは、光コラボという仕組みと、事業者がどのNTT回線サービスを取り扱っているかを見ると理解しやすくなります。

楽天ひかりは光コラボのサービス

楽天ひかりは、自社で全国に光ファイバー網を敷設して提供しているサービスではありません。NTT東日本・NTT西日本の光回線設備を利用して提供する光コラボレーション、通称光コラボに分類されます。

光コラボでは、NTTの回線設備を利用しながら、契約窓口や料金、キャンペーン、接続サービスなどを各事業者が組み合わせます。そのため同じNTT設備を利用していても、楽天ひかり、ドコモ光、SoftBank 光などで料金体系や利用できるプランが異なります。

「NTTの光ファイバーなら全部同じ速度を選べる」と考えると混乱します。重要なのは、物理的にどの設備が地域に存在するかだけでなく、契約する事業者がそのサービスを商品として取り扱っているかです。

1ギガと10ギガでは利用するサービスが違う

NTTには最大1Gbpsのフレッツ光ネクスト系だけでなく、最大10Gbpsに対応するフレッツ光クロスがあります。楽天ひかりが10ギガを提供していない理由は、10ギガ用のフレッツ光クロスを楽天ひかりとして取り扱っていないためです。

つまり、自宅がフレッツ光クロスの提供エリアに入っていたとしても、それだけで楽天ひかりを10ギガへ変更できるわけではありません。楽天ひかり側に10ギガの商品が存在しないためです。

反対に、同じ光コラボでもフレッツ光クロスを利用した10ギガプランを商品化している事業者なら、エリアや建物などの条件を満たせば10Gbpsサービスを申し込めます。

ここは「光コラボだから10ギガにできない」という意味ではありません。正確には、楽天ひかりという光コラボ事業者が、現時点でフレッツ光クロスを使った10ギガプランを提供していないということです。

回線設備が同じでも契約内容は別

光回線を比較するときは、回線設備とサービス名を分けて考えると理解しやすくなります。同じNTT系ネットワークを利用していても、契約する光コラボによって選択できる通信速度、IPv6接続方式、ルーターの提供条件、キャンペーンなどが変わります。

楽天ひかりではIPv6を利用したクロスパスによって混雑の影響を抑えやすい通信環境を構築できます。ただし、IPv6やクロスパスを使えば1Gbps契約が10Gbpsになるわけではありません。接続方式の改善と、契約回線そのものの最大速度は別の話です。

ここを勘違いすると、「IPv6にしたのに10ギガにならない」「10ギガ対応ルーターを買ったのに1Gbpsを超えない」といった状況が起こります。契約回線・ルーター・LAN・端末はそれぞれ別の速度上限を持つため、どこか一つだけ10ギガ対応にしても回線全体が10Gbpsになることはありません。

楽天ひかりの速度に不満がある場合も、いきなり10ギガへ乗り換えるのではなく、まずIPv6接続が利用できているか、Wi-Fi環境に問題がないか、有線接続ではどの程度の実測速度が出るかを確認すると原因を切り分けやすくなります。

楽天ひかりが10ギガにできないのは、光コラボだからではなく10ギガ用サービスを扱っていないためです。設備と契約プランを分けて考えてくださいね

楽天ひかりの1ギガと10ギガ回線はどれくらい違う?

数字だけを比べれば1Gbpsと10Gbpsには10倍の差があります。しかし、普段使っているWebブラウザや動画サービスまで10倍速くなるわけではありません。体感差を決めるのは契約速度だけではなく、通信相手、ルーター、LAN、Wi-Fi、端末性能、同時接続台数など複数の要素です。

最大速度と実測速度は同じではない

1Gbpsや10Gbpsという数値は、一般に通信サービスの最大速度として示されます。実際に利用するときの実測速度は、回線混雑や宅内設備などの影響を受けるため、理論上の最大値と一致するとは限りません。

提供された競合情報では、1ギガ回線は下り約200〜400Mbps、10ギガ回線は約1〜4Gbpsという実測の目安が示されています。これは固定された保証値ではありませんが、10ギガでも常時10Gbps出るわけではないことを理解する材料になります。

主な用途1ギガ回線10ギガ回線
Web・SNS十分なことが多い体感差は小さくなりやすい
動画視聴十分なことが多い多人数同時視聴で余裕
オンライン会議十分なことが多い通常は差が出にくい
大容量データ転送時間がかかる場合あり効果を感じやすい
NAS・バックアップ利用可能大容量処理で有利

たとえばニュースサイトを開く場合、ページ側のサーバー応答時間もあるため、回線を1Gbpsから10Gbpsへ変えただけで表示時間が10分の1になるとは限りません。

10ギガのメリットが出やすい使い方

差を感じやすいのは、回線帯域そのものを大量に使う場面です。数十GBから数百GB規模のファイルを日常的に送受信する仕事、クラウドへの大量バックアップ、NASとの高速通信などが代表例になります。

家庭内でも、複数人が同時に高画質動画を再生しながら、大容量ダウンロードやオンラインゲームを行うような環境なら、10Gbpsの余裕が役立つ場合があります。家族全員の通信を一本の回線で処理するとき、帯域に余裕があるほど一人の大容量通信がほかの利用者へ与える影響を抑えやすくなります。

逆に、一人暮らしでWeb閲覧、YouTubeなどの動画視聴、オンライン会議が中心なら、現在の1ギガで困っていなければ10ギガの優先度は低めです。数字が大きいからという理由だけで契約すると、月額料金や機器交換の負担だけ増える可能性があります。

10ギガでも宅内環境が1ギガなら頭打ちになる

10Gbps回線の能力を活かすには、ルーターだけでなくLANケーブル、LANポート、ネットワークアダプター、途中に設置したスイッチングハブなども確認する必要があります。

パソコンの有線LAN端子が1Gbpsまでなら、そこがボトルネックになります。Wi-Fiの場合も、接続規格や距離、壁、周辺電波などの影響を受けるため、有線接続と同じ速度が出るとは限りません。

SNSやQ&Aサイトでは「10ギガにしたのに思ったほど体感が変わらない」という趣旨の声が見られます。こうしたケースでは、Web閲覧中心でそもそも大帯域を必要としていなかったり、PCやLAN環境が1Gbpsまでだったりすることが考えられます。

10ギガを検討するときは、「速度が速いほうが良い」ではなく、いま何に時間がかかっていて、その原因が回線帯域なのかを確認することが重要です。回線以外が原因なら、契約だけ10Gbpsに変更しても問題は解決しません。

10ギガの価値が出るのは大容量通信を頻繁に行う場面です。Webや動画中心なら、まず現在の実測速度と困っている場面を確認してみてください

楽天ひかりの1ギガを続けるか10ギガへ乗り換えるかの判断基準

「10ギガのほうが新しくて速いから乗り換える」という決め方では、費用に対する効果を判断できません。最初に見るべきなのは、いまの楽天ひかりで具体的な不満が発生しているかどうかです。速度不足がなければ、契約変更そのものが不要という判断も成立します。

最初に現在の不満を具体化する

「何となく遅い」だけでは、回線を変えるべきか判断できません。夜だけ動画が止まる、クラウドへのアップロードに時間がかかる、家族が同時利用するとオンライン会議が不安定になる、といった場面まで分解します。

速度測定も一度だけではなく、問題が起こる時間帯に確認することが大切です。有線接続とWi-Fi接続で差が大きければ、光回線そのものより宅内Wi-Fiが原因の可能性があります。

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • 大容量ファイルの送受信をほぼ毎日行う
  • 家族が多数の端末を同時に利用する
  • NASやクラウドバックアップを頻繁に使う
  • 有線接続でも現在の速度に明確な不満がある
  • 10ギガ対応機器を導入する予定がある

複数当てはまるなら10ギガを検討する理由があります。一方、動画やSNSが中心で現在も安定しているなら、1ギガを継続する判断にも十分な合理性があります

月額料金ではなく総額で比較する

光回線の広告では月額割引やキャッシュバックが大きく表示されることがあります。しかし、本当に比較すべきなのは一定期間に支払う総額です。

月額料金のほかに、初期工事費、事務手数料、10ギガルーターの購入またはレンタル費、楽天ひかり側の工事費残債、契約解除料が発生する場合があります。期間限定の割引が終了した後の通常料金も確認します。

反対に、楽天ひかりを継続する場合は、楽天モバイルや楽天市場との組み合わせで得ているメリットも比較対象です。提供資料では楽天モバイル利用者向けのポイント還元などが示されており、単純な月額料金だけでは判断できません。

筆者としては、通信速度に困っていない人はキャンペーンだけを理由に10ギガへ移らないほうが判断しやすいと考えます。割引は期間が決まっている一方、ルーター交換やネットワーク再設定などの手間は契約時に発生するからです。

提供エリアを料金より先に確認する

比較サイトを見て「この10ギガが安い」と決めても、自宅が提供エリア外なら申し込めません。10ギガは1ギガよりエリア条件が限定されるため、住所単位の提供判定を最初に行うのが効率的です。

市区町村が対応地域に含まれていても、集合住宅の設備状況や建物単位の判定によって利用できない場合があります。独自回線では同じ町内でも対応可否が分かれるケースがあるため、地域名だけで判断しないでください。

エリア確認後に、必要な速度、総費用、スマホとの組み合わせ、宅内機器の対応状況を比較します。この順番なら、契約できないサービスを長時間比較する無駄を避けられます。

「10ギガに変えたほうが得なのでは」と迷う人もいるのではないでしょうか。速度の必要性と費用を切り分ければ、判断はかなり単純になります。現在1ギガで困っていなければ継続、明確な帯域不足がありエリアと機器条件も満たすなら10ギガを候補にする、という考え方です。

10ギガへ移るか迷ったら、速度不足、利用用途、総費用、提供エリアの順で確認しましょう。月額料金だけで決めないことが失敗を減らすポイントですよ

楽天ひかりの代わりになる10ギガ対応光回線

楽天ひかりには10ギガプランがないため、10Gbpsを使うと決めた場合は別の光回線を選びます。候補は大きく分けて、NTTのフレッツ光クロスを利用する光コラボと、事業者が独自の回線設備を利用するサービスです。

フレッツ光クロス系と独自回線系

フレッツ光クロス系では、同じNTTの10ギガ設備を利用しながら複数の事業者がサービスを提供します。代表的な候補としてGMOとくとくBB光10ギガ、ドコモ光10ギガ、SoftBank 光10ギガなどがあります。

一方、NURO 光やauひかりはNTTの光コラボとは異なる独自回線系です。対応地域や工事条件がフレッツ光クロス系と異なるため、料金だけでは比較できません。

提供資料に記載された代表的な条件を整理すると、次のようになります。料金やキャンペーンは変更される場合があるため、契約時には最新条件の確認が必要です。

回線10ギガの系統特徴
GMOとくとくBB光10ギガフレッツ光クロス系スマホセット割に依存しにくい
ドコモ光10ギガフレッツ光クロス系ドコモ利用者と組み合わせやすい
SoftBank 光10ギガフレッツ光クロス系ソフトバンク系スマホと組み合わせやすい
NURO 光10ギガ独自回線系対応エリアが限定される
auひかりホーム10ギガ独自回線系au・UQ利用者と組み合わせやすい

提供資料では各回線の料金例も示されていますが、キャンペーンや料金改定によって実際の負担額は変動します。そのため、数百円の表示差だけで候補を決めないほうが安全です。

スマホセット割だけで選ばない

ドコモ、au、ソフトバンク系のスマートフォンを使っている場合は、光回線との組み合わせによる割引が選択材料になります。家族分まで対象になるサービスでは、回線単体の価格差よりスマホ側の割引が大きくなる場合もあります。

楽天モバイルを利用している場合は考え方が少し異なります。他社の10ギガ回線へ移ったからといって、楽天モバイルとの光回線セット割が自動的に付くわけではありません。楽天ひかりを使うことで得ている楽天経済圏側のメリットがある場合は、それが失われる分も含めて比較します。

そのため、光回線単体の月額ではなく世帯全体の通信費で比較するほうが実態に近くなります。家族4人が同じ通信会社を使っている家庭と、楽天モバイルを1回線だけ利用している家庭では最適な回線が変わります。

エリアと契約期間を優先して絞り込む

筆者としては、候補を探す順番は「提供エリア、回線方式、総費用、スマホ割、キャンペーン」が分かりやすいと考えます。キャンペーンから探し始めると、エリア外のサービスまで比較することになりやすいためです。

独自回線系では、対応都道府県に入っていても建物によって申し込めない場合があります。フレッツ光クロス系でも、住所や設備条件による判定は必要です。

契約期間も確認します。工事費が実質無料と書かれていても、一定期間の利用を前提に毎月相当額を割り引く仕組みなら、途中解約時に残債が発生する場合があります。「工事費0円」と「工事費実質無料」は意味が異なることがあるため、条件欄まで確認してください。

楽天ひかりから移る人は、現在の楽天ひかりの解約費用、新回線の初期費用、10ギガルーター代まで含めて計算します。最初の1年間だけ安い回線ではなく、利用予定期間全体で安いかを見ると比較しやすくなります。

10ギガ回線は料金表だけで順位を決めず、まず自宅で使えるサービスに絞り込みましょう。その後に総費用とスマホ割を比べると候補が整理しやすいですよ

楽天ひかりから10ギガ回線へ乗り換える方法

楽天ひかりから10ギガへ移るときに最も避けたいのは、楽天ひかりを先に解約してしまい、新しい回線が開通するまでインターネットを使えなくなることです。10ギガでは工事が必要になる場合があるため、申し込みと解約の順番が重要になります。

最初に提供エリアと工事条件を確認する

申し込み前に、候補となる10ギガ回線の提供エリア検索で自宅住所を入力します。市区町村まで対応していても、番地や建物を入力した段階で対象外になる場合があります。

集合住宅では、建物設備や配線方式によって申し込み条件が変わることもあります。賃貸住宅で新しい引き込み工事が必要になる場合は、管理会社や大家への確認が必要になる可能性があります。

楽天ひかりでNTT設備を利用していても、1ギガから10ギガへ単純に設定変更するだけとは限りません。提供資料でも、1ギガからフレッツ光クロス系10ギガへの変更では新たな工事が必要になるケースが示されています。

乗り換えは開通を先に進める

作業の流れは次の順番で考えると分かりやすくなります。

  1. 10ギガ回線の提供エリアを住所単位で確認する
  2. 希望する10ギガ回線へ申し込む
  3. 工事日と開通予定日を確定する
  4. 10ギガ対応ルーターやLAN環境を準備する
  5. 新しい10ギガ回線を開通させる
  6. パソコンやスマートフォンで通信できることを確認する
  7. 楽天ひかりの解約手続きを進める
  8. 旧回線のレンタル機器があれば指定方法で返却する
  9. 新回線で速度測定を行い宅内環境を確認する

この順番なら、新回線の工事が延期された場合でも楽天ひかりを継続して利用できます。ただし、一定期間は2回線分の料金が重なる可能性があります。インターネットを使えない期間を作らないことを優先するなら、ある程度の重複は許容したほうが安全です。

解約前に残債と契約条件を確認する

楽天ひかり側では、契約時期や契約内容によって契約解除料や工事費残債が発生する場合があります。マイページや契約書面などで、契約期間、更新時期、工事費の支払い状況を確認します。

新回線側も同様です。「工事費実質無料」というキャンペーンでは、工事費を分割請求しながら同額相当を毎月割り引く形式があります。途中で解約すると割引が終了し、残っている工事費を支払う仕組みの場合があるため、条件を読み飛ばさないでください。

ここで重要なのは、乗り換え時の支出を初月だけで考えないことです。旧回線の解約費用、新回線の工事費、ルーター代を合算すると、広告に表示された月額料金とは印象が変わる場合があります。

開通後は有線とWi-Fiを分けて測定する

新しい10ギガ回線が開通したら、まず通信できるかを確認します。その後、可能なら有線接続した端末で速度を測定し、次にWi-Fiでも確認します。

有線では速いのにWi-Fiだけ遅ければ、回線ではなく無線環境が原因と判断しやすくなります。有線でも1Gbps前後から伸びない場合は、PCのLANポート、USB接続のLANアダプター、ルーターのLANポートなどが1Gbpsまでではないか確認します。

10ギガ契約をしただけでは宅内ネットワークまで自動で10ギガ化されません。乗り換え後の測定まで行って初めて、回線変更の効果を確認できます。

楽天ひかりを先に解約せず、新しい10ギガ回線が使える状態になってから切り替えるのが基本です。開通後は有線接続から速度を確認してくださいね

10ギガへ乗り換えて後悔しやすい失敗と確認ポイント

10ギガ回線へ変更したのに速度が思ったほど伸びない場合、契約回線ではなく宅内ネットワークがボトルネックになっていることがあります。10Gbpsの通信経路は、回線終端装置から端末まで複数の機器で構成されるため、一か所でも1Gbpsまでの機器が入ればそこで速度が制限されます。

ルーターだけ10ギガ対応でも足りない

10ギガ対応ルーターを購入すると準備が終わったように感じますが、確認する箇所はほかにもあります。特にパソコンの有線LAN端子は1Gbps対応の機種が多く、PC側が1Gbpsなら10ギガ回線の速度をそのまま利用できません

途中にスイッチングハブを設置している家庭では、そのハブのポート仕様も確認します。NASを利用しているならNAS側のLAN端子も対象です。

次に当てはまるものがないか確認してください。

  • ルーターのWANポートが10ギガ対応か
  • 使用するLANポートが10ギガ対応か
  • PCのネットワーク端子が10Gbps対応か
  • LANケーブルのカテゴリが適切か
  • 中継するハブが10ギガ通信に対応しているか
  • NASなど接続機器のLAN仕様を確認したか

すべてを10Gbpsにする必要があるとは限りません。10ギガを使いたい端末までの経路を優先して確認するのが現実的です。

Wi-Fiで10Gbps出ると思わない

10ギガという契約名を見て、Wi-Fi接続したスマートフォンでも10Gbps近く出ると考えると期待とのズレが生まれます。無線通信はWi-Fi規格だけでなく、端末側の対応、アンテナ構成、距離、壁、周囲の電波などに左右されます。

ルーターのすぐ近くでは高速でも、別室に移動すると大きく低下することがあります。オンラインゲーム用PCやNASなど速度を重視する機器は、有線接続を検討したほうが原因を切り分けやすくなります。

SNSやQ&Aでは「10ギガへ変えたのにWi-Fiの速度がほとんど変わらなかった」という趣旨の声が見られます。こうした場合、回線自体は高速でも、無線区間が上限になっている可能性があります。

NASや固定IP設定を使っている人は変更作業にも注意

楽天ひかりで利用していたルーターを10ギガ対応機へ交換すると、SSIDとパスワードを変更するだけで済まない場合があります。NAS、ポート転送、固定IPアドレス、プリンター、ネットワークカメラなどを設定している家庭では、再設定が必要になる可能性があります。

提供された体験情報でも、NASを運用している利用者がルーター変更後の再設定を大きな負担として考えていました。これは速度比較だけでは見落としやすいポイントです。

そのため、10ギガルーターを選ぶときは、単純な最高速度だけでなく、現在使っているネットワーク設定を移行できるかも確認します。

実質無料やキャッシュバックにも条件がある

10ギガはキャンペーンによって1ギガより実質負担が低く見えることがあります。ただし、短期間で解約すると工事費残債が発生したり、キャッシュバックの受け取り条件を満たせなかったりする可能性があります。

割引期間だけではなく通常料金へ戻った後まで計算することが重要です。2年利用するのか、5年以上使う予定なのかによって有利なサービスは変わります。

速度だけを見て契約するより、回線、機器、工事、解約、設定変更まで一つの費用として考えるほうが後悔を防げます。特に現在の楽天ひかりで300Mbps前後など十分な通信速度が出ている人は、10ギガ化によって何を改善したいのかを明確にしてください。

10Gbpsという数字そのものを目的にしないことが最も大切な確認ポイントです。

10ギガ回線の速度はルーターだけで決まりません。PC、LAN、ハブ、NASまで通信経路を順番に確認し、設定変更の手間も費用として考えてくださいね

楽天ひかりの10ギガに関するよくある質問

楽天ひかりの10ギガについては、提供状況だけでなく「いつ始まるのか」「今の1ギガを速くできないか」「楽天モバイルはそのまま使えるのか」といった疑問も生まれます。ここでは、契約や乗り換えを判断するときに迷いやすい点を整理します。

楽天ひかりの10ギガはいつから提供されますか?

2026年8月時点では、楽天ひかりの10ギガ提供開始時期は公式に発表されていません。現状の楽天ひかりは最大1Gbpsで、10Gbpsのプランは提供されていないという整理になります。

将来の提供可能性を推測して待つより、いま10ギガが必要かで判断するほうが現実的です。すぐに10Gbps環境が必要なら、フレッツ光クロス系やNURO 光など他社サービスの提供エリアを確認します。

反対に、現在の1ギガで困っていなければ、提供予定が発表されるまで楽天ひかりを継続する選択でも問題ありません。

楽天ひかりの1ギガでも十分速くできますか?

契約上限を10Gbpsへ引き上げることはできませんが、現在の1Gbps回線で十分な実測速度を出しやすい環境へ改善することはできます。

確認したいのはIPv6とクロスパスへの対応、ルーター性能、Wi-Fiの設置場所、有線接続時の速度です。夜だけ遅い場合と、家中どこでも遅い場合では原因が異なることがあります。

まずルーターの近くで測定し、次に有線接続で確認します。有線だけ速ければ、光回線を変更するよりWi-Fi環境を改善したほうが効果的な場合があります。

Rakuten Turboは10ギガ回線ですか?

Rakuten Turboは10ギガ光回線ではありません。5Gや4Gを利用するホームルーター型サービスです。

工事不要で利用できることが特徴ですが、通信方式は楽天ひかりとは異なります。周辺のモバイル通信環境によって速度や安定性が変わるため、「楽天ブランドで10Gbpsを使いたい」という目的の代替にはなりません。

光回線工事を避けることが最優先なら候補になりますが、固定回線として10ギガを求めるなら別のサービスを比較します。

楽天ひかりから10ギガへ変更すると工事は必要ですか?

乗り換える10ギガ回線や住宅設備によって異なりますが、工事が必要になる場合があります。楽天ひかりの1Gbpsプランから同じサービス内で10Gbpsへ変更する手続きは存在しないため、基本的には他社10ギガ回線への乗り換えとして考えます。

フレッツ光クロス系でも、現在の1ギガ設備をそのまま使えるとは限りません。独自回線へ移る場合は、別回線の引き込みが必要になる場合があります。

賃貸住宅では工事内容によって管理会社や所有者の確認が必要になる可能性があるため、申し込み前に工事方法まで確認しておくと安全です。

楽天モバイルを使いながら他社の10ギガ光回線を契約できますか?

契約できます。楽天モバイルのスマートフォン回線と、自宅の他社10ギガ光回線を別々に利用することは可能です。

ただし、ドコモ光とドコモ、auひかりとau・UQ、SoftBank 光とソフトバンク系のような組み合わせと異なり、楽天モバイルが他社10ギガ回線のスマホセット割対象になるわけではありません。

楽天ひかりを解約することで楽天経済圏側の特典条件が変わる場合もあるため、10ギガの速度だけでなく失う特典も比較する必要があります。

最終的には、現在の1ギガで困っているか、10ギガを使う用途が明確か、自宅が提供エリアか、宅内機器を対応させられるか、乗り換え総額が妥当かという5点で判断すると整理しやすくなります。どれか一つではなく、すべてを確認してから契約を決めることが重要です。

楽天ひかりに10ギガはありませんが、1ギガで十分な人も多くいます。速度不足が明確なら、エリア、機器、費用まで確認して他社10ギガを比較してくださいね

19位

楽天ひかり

楽天モバイル

回線タイプNTT光回線
戸建ての月額基本料金5,280円
マンションの月額基本料金4,180円
下り速度(実測値)213.16Mbps
上り速度(実測値)234.46Mbps
PING値(実測値)18.81ms
下り速度の速さ1.05
上り速度の速さ1.28
戸建て料金の安さ1.78
マンション料金の安さ1.00
初期費用の安さ0.89
総合1.20

楽天ひかりがおすすめの理由

楽天ひかりがおすすめの理由は「スマホセット割の割引が大きい点」「楽天市場のお買い物がポイントUP」です。

楽天ひかりは、NTTフレッツ光回線を利用している光コラボの光回線サービスです。NTTフレッツ光回線の中では、通信速度の測定で、やや遅めの速度となっています。

また、楽天の光回線サービスのため、スマホセット割があり、楽天モバイルユーザーにおすすめの光回線と言えます。

さらに楽天市場のお買い物で獲得できるポイントは、最大7倍でポイントが貯まります。

デメリットは、独自回線と比較してしまうと、速度は遅い点です。また、キャンペーンの達成条件が渋く、料金はやや高めの設定となっています。

回線タイプNTT光回線
戸建て1年利用時の実質料金7,040円
戸建て2年利用時の実質料金6,195円
戸建て3年利用時の実質料金5,898円
マンション1年利用時の実質料金5,940円
マンション2年利用時の実質料金5,095円
マンション3年利用時の実質料金4,798円
戸建ての月額基本料金5,280円
マンションの月額基本料金4,180円
下り速度(実測値)213.16Mbps
上り速度(実測値)234.46Mbps
PING値(実測値)18.81ms
工事費22,000円
初期費用880円
提供地域北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
定期契約2年契約、3年契約(お客様によって異なる)
テレビ対応
無料ルーターレンタル
無料訪問サポートつき
無料セキュリティソフト(3台まで12か月間無料)
戸建て対応
マンション対応
IPv6対応
サポート電話、お問い合わせフォーム
開通までのモバイルWi-Fiルーターレンタルあり
違約金負担キャンペーンあり
スマホセット割楽天モバイルでセット割引
支払方法クレジットカード、口座振替、デビットカード