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Gmail(ジーメール)にログインできないときに考えられる原因
Gmailにログインできないときは、いきなりパスワードを何度も変更するより、まず「どの段階で止まっているか」を確認することが重要です。原因は大きく分けると、メールアドレスやパスワードの入力、2段階認証、ブラウザや端末、Googleアカウント自体の状態に分けられます。最初に原因を切り分けてから対処することが、余計な操作を増やさない近道です。
「昨日までは普通に使えていたのに、急にGmailにログインできない」という経験はないでしょうか。パソコンの再起動、機種変更、ブラウザの設定変更などをきっかけに、Googleアカウントへの再ログインを求められる場合があります。そのときに初めて、保存していたパスワードが古かった、確認コードを受け取る端末が使えない、といった問題に気づくケースがあります。
メールアドレスやパスワードの問題
最初に確認したいのは、入力しているメールアドレスとパスワードです。GmailではGoogleアカウントを使ってログインするため、Gmailのアドレスだけでなく、Googleアカウントとして登録しているメールアドレスや電話番号が関係します。
パスワードについては、以前使っていたものをメモしていても、その後に変更していればログインできません。ブラウザの自動入力に古いパスワードが残っている場合もあるため、自動入力された内容をそのまま信用せず、自分が最後に設定したものか確認する必要があります。
次に当てはまるものがないか確認してください。
- メールアドレスの文字を間違えていない
- 別のGoogleアカウントのメールアドレスを入力していない
- 古いパスワードを使っていない
- ブラウザの自動入力に以前の情報が残っていない
- パスワード変更後に古い端末からログインしようとしていない
「パスワードが正しくありません」と表示される場合は、入力の誤りだけでなく、現在のパスワードと手元の情報が一致していない可能性もあります。心当たりがないまま何種類ものパスワードを試し続けるより、アカウント復元の対象になるかを確認する方が整理しやすくなります。
2段階認証や本人確認で止まる場合
メールアドレスとパスワードを入力できても、その後の本人確認でログインできないことがあります。2段階認証を設定している場合は、SMS、音声通話、Google認証システムなど、登録している認証方法によって次の画面が変わります。
特に機種変更やスマートフォンの紛失後は、以前の電話番号に確認コードが送られる、認証に使っていた端末を操作できないといった問題が起こります。パスワードが合っていても本人確認を完了できなければログインできない点に注意してください。
Google側が本人確認に十分な情報を得られない場合、以前利用していた端末や通信環境が判断材料になるケースもあります。添付資料でも、アカウント復元時に過去に利用したデバイスやWi-Fi環境が関係する事例が示されています。
ブラウザやアカウント状態が原因になる場合
パスワードや2段階認証以外では、Cookieが無効になっている、複数アカウントのログイン状態が干渉している、ページが繰り返しリダイレクトされるといったブラウザ側の問題もあります。
一方、Googleアカウントが停止または無効になっている場合は、ブラウザを変えるだけでは解決しません。自分のアカウントが第三者に使用されている疑いがある場合も、通常のログイントラブルとは分けて考える必要があります。
筆者としては、Gmailにログインできないときは「パスワード」「本人確認」「端末・ブラウザ」「アカウント状態」の4分類で確認する方法をおすすめします。最初からすべての対策を試さないことが重要です。表示されている画面やエラーを見れば、次に確認すべき項目をかなり絞り込めます。

Gmailに入れないときは焦って設定を変えるより、どの画面で止まったかを確認してください。原因を4つに分けるだけでも、次に試す操作が見えやすくなりますよ
表示されるエラーメッセージから原因を判断する方法
Gmailのログイン画面にエラーが表示された場合、その文言は原因を切り分ける重要な材料になります。同じ「ログインできない」という状態でも、「パスワードが正しくありません」と「本人であることを確認できません」では確認すべき内容が違います。エラーメッセージを読まずに同じ操作を繰り返さないことが大切です。
エラーごとに確認する場所は違う
代表的な状態を整理すると、次のようになります。実際の表示は端末や環境によって異なる場合がありますが、どの種類の問題なのかを判断する目安として使えます。
| 表示・症状 | 考えられる原因 | 最初に確認すること |
| | | — |
| パスワードが正しくない | 入力違い・古いパスワード | 現在のパスワードか確認 |
| アカウントが見つからない | メールアドレス違い | アドレスや電話番号を確認 |
| 本人確認を進められない | 復元情報が不足 | 登録済み認証手段を確認 |
| 認証が必要と繰り返す | 認証・ブラウザ側の問題 | アカウントと端末を切り分け |
| アカウントが無効 | アカウント状態の問題 | 通常のパスワード問題と分ける |
「パスワードが正しくありません」という表示なら、まず入力内容を疑います。英字の大文字・小文字、数字、記号を含むパスワードでは、保存していたメモと実際の設定内容が違っているケースもあります。
メールアドレス自体がわからない場合は、パスワードを変更する前に、ログイン対象のGoogleアカウントを特定する必要があります。再設定用メールアドレスや電話番号を登録している場合は、ユーザー名を探すための情報として利用できる場合があります。
本人確認で止まったらパスワード問題と分ける
パスワードを入力した後に本人確認を求められ、その先へ進めない場合は、単純な入力エラーとは異なります。Googleはアカウントへの不正アクセスを防ぐために、確認コードや登録済み端末などを使って本人確認を行うことがあります。
この段階では、何度もパスワードを変更しても状況が変わらない場合があります。ログイン情報の問題なのか、本人確認の問題なのかを分けることがポイントです。
Q&Aサイトなどでは、「同じパソコンと同じWi-Fiを使っているのに、本人確認に必要な情報が足りないと表示された」という趣旨の声も見られます。本人が普段使っていた環境でも、必ず復元できるとは限りません。
そのため、画面に「別の方法を試す」など別の認証手段を選べる表示がある場合は、利用可能な方法を確認します。登録していない電話番号や使えない端末に固執すると、作業だけが長引いてしまいます。
認証エラーとアカウント停止を混同しない
「認証が必要です」という表示が繰り返される場合は、Googleアカウントにまったくログインできないのか、Gmailや特定のアプリだけで認証できないのかを切り分けます。
たとえば、ブラウザではGoogleアカウントを利用できるのに、Outlookなどの外部アプリでだけログインできない場合は、Googleアカウントそのものが失われているとは限りません。外部アプリ側の認証方法も確認対象になります。
一方、「アカウントが停止されている」「無効になっている」といった表示が出る場合は、Cookieを削除したりブラウザを変更したりするだけでは解決しない可能性があります。
判断に迷ったら、表示されている文言をそのまま確認することを優先してください。「ログインできない」という結果だけで原因を決めつけず、エラーが出たタイミングまで確認すると対処方法を選びやすくなります。

エラー画面は邪魔な表示ではなく、原因を絞るための手掛かりです。文言と表示されたタイミングを確認してから操作すると、無駄なパスワード変更を減らせますよ
パスワードやメールアドレスを忘れてGmail(ジーメール)にログインできない場合
パスワードを忘れてGmailにログインできない場合は、思いつく文字列を何度も入力するのではなく、Googleアカウントの復元手続きを検討します。メールアドレス自体を忘れた場合は、その前にログイン対象となるアカウントを探す必要があります。パスワード忘れとメールアドレス忘れは別の問題として扱うのが基本です。
パスワードを忘れた場合の進め方
Googleアカウントの復元では、画面に表示される質問や確認方法に沿って進めます。以前に使ったパスワードを尋ねられた場合は、覚えている範囲で新しいものを入力することが判断材料になる場合があります。
操作するときは、次の順序で確認すると整理しやすくなります。
- ログイン画面で対象のメールアドレスまたは電話番号を確認する
- パスワード入力画面で復元に進める選択肢を確認する
- 表示された本人確認方法のうち利用できるものを選ぶ
- 求められた確認コードや過去の認証情報を入力する
- 復元できた場合は新しいパスワードと再設定情報を確認する
復元手続きでは、質問に対して適当に回答するより、手元にある情報を整理してから進めた方が迷いにくくなります。普段使っていた端末やブラウザ、Wi-Fi環境から試すことが判断材料になるケースもあります。
- *いつも利用していた環境から復元を試すこと**は優先度の高い確認事項です。ただし、同じ環境を使えば必ず本人と認定されるわけではありません。画面上の案内に従い、利用できる認証手段を一つずつ確認します。
メールアドレスを忘れた場合
Gmailアドレスを忘れている状態では、正しいパスワードを覚えていてもログイン先を指定できません。再設定用メールアドレスや電話番号を登録している場合は、それらを使ってユーザー名を探せる可能性があります。
ここでよくある失敗が、「たぶんこのアドレスだった」と似た文字列を何度も入力することです。仕事用、個人用、買い物用など複数のGoogleアカウントを使い分けている人は、別アカウントのアドレスを入力している場合もあります。
以前Gmailから送信した相手がいる場合や、他の端末でまだログイン状態が残っている場合は、そこでアカウント名を確認できることもあります。ただし、利用できる状況は環境によって異なるため、まず現在ログイン済みの端末がないか確認すると効率的です。
復元情報が使えない場合に考えること
機種変更によって以前の電話番号を利用できない、再設定用メールアドレスも使えない、といった場合は本人確認の選択肢が限られます。この状態では、登録済みの復元情報の有無が重要になります。
Googleアカウントの復元では、正しいパスワードを一つ思い出せば必ず復元できる、という単純な仕組みではありません。本人確認に必要な情報が十分でない場合は、手続きを進められないケースがあります。
筆者としては、復元に失敗した直後に新しいGoogleアカウントへ移行するより、先に「メールアドレスは正しいか」「過去のパスワードを思い出せるか」「利用できる電話番号や再設定用メールがないか」を整理する方をおすすめします。新しいアカウントを作成すると、元のGmailに保存されていたメールや各種サービスとの関係が解決するわけではないためです。

パスワードを忘れたら、思いつくものを連打するより復元情報を整理するのが先です。昔の端末や再設定用メールが残っていないか、落ち着いて確認してみてくださいね
2段階認証が原因でGmail(ジーメール)にログインできない場合
メールアドレスとパスワードを正しく入力できたのに、その後でGmailへ入れない場合は、2段階認証で止まっている可能性があります。SMSの確認コードが届かない、Google認証システムのコードを利用できない、機種変更したため以前の端末を操作できないなど、原因は認証方法によって異なります。
- 2段階認証の問題はパスワード再設定だけでは解決しない場合があります*。どの認証方法が求められているかを先に確認してください。
確認コードが届かない場合
SMSや音声通話で確認コードを受け取る設定の場合、ログイン画面に表示されている送信先が現在利用できる電話番号か確認します。機種変更時に電話番号も変えた場合は、古い番号宛てではコードを受け取れません。
確認コードに関する状態は、次のように分けられます。
| 状況 | 確認ポイント | 考え方 |
| – | — | |
| SMSが届かない | 登録電話番号 | 現在使える番号か確認 |
| 音声通話を受けられない | 電話の利用状態 | 別の認証方法も確認 |
| コードを入力しても通らない | 使用中の認証方法 | 新しいコードか確認 |
| 認証端末を紛失した | 別の認証手段 | 利用できる方法を探す |
| 外部アプリだけ入れない | アプリ側の認証 | Gmail本体と切り分け |
同じ確認コードを何度も入力するより、画面上で新しいコードが発行されていないか、別の認証方法を選べないかを確認します。環境によって表示内容は異なるため、実際の画面に出ている選択肢を基準にしてください。
Google認証システムや機種変更後の問題
Google認証システムを使っている場合は、SMSとは違い、認証アプリ側で表示されるコードを使用します。スマートフォンを機種変更したあとに以前の認証環境を利用できなくなると、ログイン時に困ることがあります。
ここで重要なのは、スマートフォンを変える前に認証手段を確認しておくことです。すでに機種変更した後でログインできなくなっている場合は、ログイン画面に別の認証方法が表示されていないか確認します。
「確認コードが届かないので何度も送信したが状況が変わらない」という趣旨の声は、ログイントラブルの相談でもよく見られます。コード送信だけにこだわらず、利用可能な本人確認方法が複数あるかを見ることが大切です。
Outlookなど外部アプリだけ使えない場合
Gmailそのものにはブラウザからログインできるのに、Outlookなどのアプリケーションでだけ認証エラーになる場合は、Googleアカウント全体のログイン障害とは分けて考えます。
まずブラウザでGoogleアカウントにログインできるか確認します。ここで正常に利用できるなら、アカウントのメールアドレスやパスワードを完全に失っている可能性は下がります。
外部アプリでは認証方式が異なることがあるため、パスワードを何度変更しても改善しない場合があります。どこでログインできて、どこで失敗するかを切り分けることが判断の基本です。
2段階認証は安全性を高めるための仕組みですが、端末や電話番号を変更するときに認証手段を確認していないと、自分自身がログインしづらくなることがあります。復旧後は、現在利用できる電話番号や認証方法になっているか確認しておくと、同じトラブルを減らせます。

パスワードの次で止まるなら、2段階認証を疑ってください。コードが届かないときは送信を繰り返すだけでなく、使える別の認証方法がないかを見るのがポイントですよ
パスワードが合っているのにGmail(ジーメール)にログインできない場合の対処法
「パスワードは間違っていないはずなのにGmailにログインできない」という場合、原因をパスワードだけに限定すると解決が遅れることがあります。ブラウザのCookie、複数アカウントのログイン状態、使用している端末、職場や学校の管理下にあるアカウントなども確認対象です。
- *別の環境でログインできるか試すこと**で、Googleアカウントそのものの問題か、現在使っている環境の問題かを切り分けやすくなります。
Cookieとブラウザを確認する
GmailなどのGoogleサービスでは、ブラウザ側の設定がログイン状態に影響する場合があります。Cookieが無効になっている場合や、ブラウザ内に複数のGoogleアカウント情報が残っている場合は、想定していないアカウントへ移動したり、ログイン画面を繰り返したりすることがあります。
ブラウザ側を確認する場合は、次の順序で原因を分けます。
- 現在表示されているGoogleアカウントのメールアドレスを確認する
- 別のブラウザで同じGoogleアカウントへのログインを試す
- 別の端末でも同じ症状になるか確認する
- 一つの環境だけで起こる場合はCookieやログイン状態を確認する
- すべての環境で失敗する場合はアカウント側の問題を確認する
この方法なら、設定を大量に変更する前に原因の範囲を狭められます。別のパソコンでは入れるのに特定のブラウザだけでログインできないなら、アカウント復元を最初に行う必要性は低くなります。
複数アカウントを使っている場合
Googleアカウントを仕事用と個人用で複数利用している人は、想定とは違うアカウントが自動的に選択されている場合があります。画面右上などに表示されているプロフィール情報を確認し、目的のメールアドレスになっているかを見ます。
特に「パスワードが合っているのに認証できない」と感じているとき、実際には別のメールアドレスへそのパスワードを入力していることがあります。メールアドレスとパスワードを一組として確認することが重要です。
ページが繰り返しリダイレクトされる場合も、複数アカウントの状態やブラウザ設定が関係する可能性があります。すぐにパスワードを再設定するのではなく、どのGoogleアカウントとして操作しているかを確認してください。
職場や学校のGoogleアカウントは扱いが違う場合がある
会社、学校、団体などから提供されたGoogleアカウントでは、個人で作成したGmailアカウントとは管理方法が異なる場合があります。組織の設定によって、利用できるサービスやログイン方法が制限されるケースがあるためです。
個人のGmailで同じブラウザを利用できるのに、職場アカウントだけログインできない場合は、ブラウザそのものが原因とは限りません。組織側の管理状態も確認対象になります。
筆者としては、パスワードが正しいと考えられる場合ほど、何度も再設定するより先に別ブラウザ・別端末で切り分けることをおすすめします。正常に利用できる環境が一つでもあるかを確認できれば、問題の場所をかなり絞れます。

パスワードが正しいと思うなら、次は環境を変えて試してください。別端末で入れるだけでも、アカウント側かブラウザ側かを判断する大きな手掛かりになりますよ
アカウント復元に失敗するときに試したい確認手順
アカウント復元の画面まで進んだものの、本人確認に必要な情報が足りない、途中で元の画面へ戻る、といった状態になることがあります。この場合、同じ操作を短時間に繰り返すより、Google側が本人確認に利用できそうな情報を整理することが重要です。
- *復元手続きは入力回数より情報の整合性を意識すること**がポイントになります。
普段使っていた端末と通信環境を確認する
アカウント復元では、以前そのGoogleアカウントを利用していた端末や環境から操作することが判断材料になる場合があります。
たとえば、普段は自宅のパソコンと自宅Wi-FiでGmailを使っていた人が、初めて利用する端末や異なる場所から復元しようとすると、本人確認の条件が変わる可能性があります。ただし、以前と同じ端末とWi-Fiを使えば必ず復元できるという意味ではありません。
確認したいのは、「普段使っていた条件をできるだけ再現できるか」です。パソコンを買い替えているなら以前のスマートフォンにGoogleアカウントが残っていないか、ブラウザを変更したなら以前使っていたブラウザが利用できないかを確認します。
過去のパスワードや復元情報を整理する
本人確認の過程で以前のパスワードを求められる場合があります。このときは、古いパスワードを無作為に入力するのではなく、最後に使っていた可能性が高いものから確認します。
再設定用メールアドレスや電話番号についても同様です。現在利用しているものだけではなく、Googleアカウントを作成した当時に登録していた情報が残っていないかを確認します。
- *本人確認に使える情報を事前に一覧にしておくこと**も有効です。操作を始めてから探し回るより、入力内容の取り違えを防ぎやすくなります。
復元前に整理しておきたい情報は次のとおりです。
- 対象となるGoogleアカウントのメールアドレス
- 覚えている中で新しいパスワード
- 登録した可能性がある電話番号
- 再設定用メールアドレス
- 過去にGmailを使っていた端末やブラウザ
すべてが揃っている必要はありませんが、どの情報が使えるかを把握しておくだけでも復元画面で迷いにくくなります。
復元できない場合に備えて影響範囲を確認する
Gmailのアドレスを、通販サイト、SNS、クラウドサービス、仕事関係のアカウントなどの登録先として使っている場合、Gmailに入れないことで別サービスのパスワード再設定メールも受け取れなくなる可能性があります。
そのため、復元だけに集中して長期間放置するのではなく、重要サービスでそのGmailアドレスを使っていないかも確認します。
Googleアカウントの復元について、コミュニティでは特別な復元サポートが用意されていない旨や、復元をうたう詐欺への注意も示されています。第三者へパスワードや確認コードを渡さないことは特に重要です。
復元がうまくいかない場合でも、非公式な代行業者に認証情報を渡すのは避けてください。Googleアカウントだけでなく、Gmailを使って登録している他サービスまで危険にさらす可能性があります。

復元に失敗したら、回数を増やすより本人確認に使える情報を整理しましょう。昔の端末、パスワード、電話番号を一度書き出すと、確認漏れを見つけやすくなりますよ
Gmail(ジーメール)にログインできないときに避けたい失敗と注意点
Gmailにログインできない状態が続くと、「何でもいいから復旧させたい」と考えがちです。しかし、焦って操作すると、元のアカウントの状況がわかりにくくなったり、第三者へ重要な認証情報を渡してしまったりする危険があります。
特に注意したいのは、非公式な復元代行へパスワードや確認コードを渡さないことです。確認コードは本人確認に使われる重要な情報なので、第三者から求められても共有しないでください。
復元代行やサポートを装う相手に注意する
アカウント復元で困っている人を対象に、「こちらで復旧できます」「本人確認を代行します」といった案内が表示されることがあります。しかし、Gmailのパスワード、SMSで届いた確認コード、Google認証システムのコードなどを第三者へ伝えるのは危険です。
ログインできない状態では、通常より冷静な判断が難しくなります。検索結果やSNSで見つけた相手がGoogleの正式な窓口かどうかを確認せず、認証情報を渡さないようにしてください。
第三者に教えてはいけないものとして、少なくとも次を意識します。
- GmailやGoogleアカウントのパスワード
- SMSで届く確認コード
- Google認証システムに表示されるコード
- 再設定用メールアドレスの認証情報
- 他サービスで共用しているパスワード
- *確認コードはパスワードと同じくらい慎重に扱う情報**と考える方が安全です。
新しいアカウントを作れば元の問題が解決するわけではない
どうしてもGmailにログインできない場合、新しいGoogleアカウントを作成するという選択肢はあります。ただし、新しいアカウントを作っただけで、元のアカウントに保存されていたメールや登録情報へアクセスできるようになるわけではありません。
元のGmailを銀行以外の各種Webサービス、ショッピングサイト、仕事関係の連絡先として利用していた場合、新しいメールアドレスへ変更する作業が必要になることがあります。
そのため、新規アカウントを作る前に、元のGmailがどのサービスに登録されているか確認しておく方が安全です。新規作成とアカウント復元は別の作業として考えてください。
復元できた後こそ設定を確認する
一度ログインできるようになると、そのまま使い始めてしまいがちですが、同じ問題を繰り返さないためには復元後の確認が重要です。
再設定用メールアドレスや電話番号が古いままになっていれば、次にパスワードを忘れたとき、再び本人確認で止まる可能性があります。機種変更する場合も、新しい端末で認証できる状態になっているか確認してから古い端末を手放す方が安全です。
筆者としては、ログインできた直後に「再設定情報の確認」まで終えることを強くおすすめします。Gmailが使えるようになると問題が解決したように感じますが、古い電話番号を残したままでは根本的な不安は残ります。
パスワード、電話番号、再設定用メールアドレス、2段階認証の方法を一度確認しておけば、次回のログイントラブルへの備えになります。

復旧できた瞬間が設定を見直す一番いいタイミングです。再設定用の電話番号やメールが古いままなら、その場で確認して次のログイントラブルを防いでくださいね
Gmail(ジーメール)にログインできないときのよくある質問
Gmailにログインできない問題では、原因を特定して対処しても、「この状態から本当に復元できるのか」「問い合わせ先はあるのか」といった疑問が残りやすくなります。ここでは、アカウント復元や機種変更、本人確認について迷いやすい点を整理します。
何度アカウント復元を試してもログインできない場合はどうすればよい?
同じ操作を繰り返す前に、入力しているGoogleアカウント、過去のパスワード、再設定用メールアドレス、電話番号、利用端末を整理してください。本人確認に使える情報を見直すことが優先です。
復元手続きを何度行っても進めない場合、手元の情報だけでは本人確認を完了できないケースがあります。日数を空ければ必ず復元できるという明確な保証があるわけではないため、「何日待てば大丈夫」と断定することもできません。
重要なサービスでそのGmailを登録している場合は、復元作業と並行して影響範囲も確認します。
機種変更して以前の電話番号が使えなくてもログインできる?
利用できる認証方法によって異なります。以前の電話番号しか本人確認手段がない場合は難しくなる可能性がありますが、別の認証方法を設定している場合は、ログイン画面に利用可能な選択肢が表示されることがあります。
機種変更前であれば、現在の認証方法を確認してから旧端末を手放すことが重要です。機種変更後にログインできなくなった場合は、以前利用していた端末や再設定用メールアドレスなど、使える情報が残っていないか確認します。
パスワードが合っているのに本人確認を求められるのはなぜ?
Googleアカウントへのログインでは、パスワードだけでなく追加の本人確認を求められる場合があります。2段階認証を設定している場合や、Google側で追加確認が必要と判断された場合などです。
このため、パスワードが正しいことと、ログインが完了することは同じではありません。SMSや認証アプリなど、画面に表示された方法で本人確認を進めます。
Gmailのアカウント復元について直接問い合わせできる?
一般的なアカウント復元では、画面に表示される復元手続きを利用することが中心になります。添付資料のGoogleコミュニティでも、アカウント復元に関する特別なサポートはない旨が案内されています。
この点を利用して「Googleの代わりに復元する」と持ちかける第三者には注意してください。復元を理由に認証情報を要求する相手へ情報を渡さないことが重要です。
元のアカウントを復元できない場合は新しいアカウントを作るべき?
Gmailをすぐに利用する必要があり、元のアカウントを復元できない場合は、新しいGoogleアカウントを作成すること自体は選択肢になります。
ただし、新しいGoogleアカウントを作っても、元のGmailに保存されたメールや、元のメールアドレスで登録しているサービスが自動的に移行するわけではありません。新規アカウントを作成する場合は、必要なサービスの登録メールアドレスを変更する作業も考える必要があります。
元のGoogleアカウントにまだログインできる端末が一つでも残っているなら、新規作成を急ぐ前に、その端末でメールアドレスや再設定情報を確認する価値があります。
Gmailにログインできない問題では、「どのパスワードを入力するか」だけに目を向けると判断を誤りやすくなります。メールアドレス、パスワード、2段階認証、再設定用メールアドレス、電話番号、端末の6点を分けて確認すれば、自分がどの段階で止まっているのか整理できます。

Gmailの復元では、できることとできないことを分けて考えるのが大切です。まず使える認証情報を確認し、それでも難しい場合に新しいアカウントへの移行を検討してくださいね


