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目次
- ExpressVPN(エクスプレスVPN)を使い始める前の準備
- ExpressVPN(エクスプレスVPN)の登録・契約方法
- パソコンでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
- スマホでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
- パソコンでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
- スマホでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
- ExpressVPN(エクスプレスVPN)の接続先を選ぶ方法
- 最初に確認したいExpressVPN(エクスプレスVPN)の設定
- ExpressVPN(エクスプレスVPN)につながらないときの対処法
- ExpressVPN(エクスプレスVPN)の便利な使い方と注意点
ExpressVPN(エクスプレスVPN)を使い始める前の準備
ExpressVPN(エクスプレスVPN)は、パソコンやスマートフォンからVPNサーバーへ接続し、端末とVPNサーバーの間の通信を暗号化するサービスです。契約後すぐに使い始められますが、メールアドレスや支払い方法だけでなく、利用する端末、接続目的、必要な設定まで整理しておくと、登録後の作業で迷いにくくなります。
VPNで保護される範囲を理解しておく
通常のインターネット接続では、パソコンやスマートフォンから送信した通信が、契約中のインターネット回線を経由して各ウェブサービスへ送られます。VPNを利用すると、端末とVPNサーバーの間に暗号化された通信経路が作られ、同じネットワークに接続している第三者から通信内容を読み取られる危険を抑えられます。
特に役立つのは、空港、ホテル、カフェ、コワーキングスペースなど、不特定多数の人が利用するWi-Fiへ接続するときです。パスワードが設定されているWi-Fiでも、利用者全員が同じパスワードを共有している場合は、安全性が十分とは限りません。外出先でメール、クラウドサービス、ネットバンキングなどを利用するなら、Wi-Fiへ接続した直後にVPN接続を開始し、その後で各サービスを開く流れにすると安全です。
ただし、VPNを使えばすべての危険を防げるわけではありません。偽のログイン画面にパスワードを入力した場合や、危険なファイルを自分でダウンロードした場合まで保護してくれるものではないためです。VPN接続中でも、アクセス先のドメイン、メールの送信元、ファイルの種類は確認する必要があります。
VPNは、通信経路を保護し、接続元のIPアドレスをVPNサーバーのものへ切り替える仕組みです。ログイン済みのGoogleアカウントやSNSアカウントまで別人になるわけではありません。Cookie、ログイン情報、ブラウザの履歴などを通じて利用者が識別されることはあるため、完全な匿名化サービスと考えないことが重要です。
海外旅行や出張で使う場合は、渡航先の法律や規制も確認しておきます。VPNの利用自体に制限がある国もあり、日本と同じ感覚で利用できるとは限りません。接続先を別の国へ変更できたとしても、各動画配信サービスやオンラインサービスの利用規約に反する使い方が認められるわけではありません。
契約に必要な情報と端末を確認する
ExpressVPNの契約では、受信できるメールアドレスと支払い方法が必要です。登録確認、パスワードの管理、契約情報、サポートとの連絡などに使うため、普段確認できるメールアドレスを用意します。
仕事用のメールアドレスは、退職や部署異動によって使えなくなる可能性があります。長期間利用する予定なら、個人で継続管理できるメールアドレスのほうが適しています。迷惑メール対策を厳しく設定している場合は、登録後のメールが迷惑メールフォルダへ振り分けられていないか確認してください。
支払い方法は、契約画面に表示される選択肢から選びます。表示されることがある主な方法は次のとおりです。
- クレジットカード
- PayPal
- Apple Pay
- Google Pay
- 暗号資産による支払い
実際に選べる方法は、契約する国、使用端末、申込時期によって変わる可能性があります。決済手段を先に決めるのではなく、最終確認画面に表示された通貨、請求額、更新条件を確認してから支払いを確定させます。
クレジットカードを利用する場合は、海外事業者への支払いとして処理される可能性があります。カード会社側の不正利用防止機能によって決済が止まったときは、カード情報を何度も入力する前に、カード会社の利用通知や本人認証画面を確認してください。
ExpressVPNは、Windows、macOS、iPhone、iPad、Android、Linux、ルーター、テレビ向け端末など、複数の機器で利用できます。ただし、端末によって使える設定や操作画面は同じではありません。契約前に、次の点を整理しておくとスムーズです。
- メインで利用する端末の種類
- 端末のOSとバージョン
- 同時に接続したい端末の台数
- 管理者権限を使用できるか
- アプリをインストールできる環境か
会社から貸与されているパソコンでは、管理者権限が制限され、VPNアプリを自由にインストールできないことがあります。社内ネットワークへの接続ルールと競合する場合もあるため、個人の判断で設定を変更せず、勤務先の情報システム担当者へ確認する必要があります。
自宅にある複数の端末をまとめて保護したい場合は、ルーターでの利用も選択肢になります。ただし、ルーターへの設定は、パソコンやスマートフォンへアプリを入れる方法より作業が複雑です。初めてVPNを使うなら、最初は利用頻度の高いパソコンまたはスマートフォンへアプリを導入し、基本操作を理解してから対象端末を増やすほうが失敗を減らせます。
利用目的と接続タイミングを決める
VPNは、常に接続したまま使う方法と、必要な場面だけ接続する方法があります。公共Wi-Fiでの利用が中心なら、外出先のネットワークへ接続した直後にVPNをオンにする習慣を付けます。自宅でも通信の保護を重視するなら、端末起動時の自動接続を設定する方法があります。
動画視聴やオンライン会議では、VPNサーバーまでの距離や混雑状況によって速度が低下することがあります。通信速度を優先する場合は、現在地から比較的近いサーバーを選ぶのが基本です。接続先に指定がないなら、速度や距離などを考慮して自動選択するスマートロケーションを利用できます。
利用目的を曖昧にしたまま契約すると、必要のない国のサーバーを探したり、速度が落ちた原因をVPNの故障と判断したりしがちです。まずは、公共Wi-Fiで通信を保護したいのか、海外で安全にインターネットを使いたいのか、複数端末をまとめて管理したいのかを決めておきます。

契約前に利用端末と使う場面を整理しておけば、登録後はアプリを入れて接続する作業に集中できます
ExpressVPN(エクスプレスVPN)の登録・契約方法
ExpressVPNの登録は、プランと契約期間を選び、メールアドレスと支払い情報を入力する流れで進みます。画面の指示に沿えば難しい操作はありませんが、月額表示だけを見て契約すると、実際の請求額や更新条件を見落とすことがあります。
利用プランと契約期間を選択する
最初にExpressVPNの申込画面を開き、利用プランを選択します。申込時期によって、VPNの基本機能を中心としたプランや、追加のセキュリティ機能、パスワード管理、個人情報保護などを含む上位プランが表示されることがあります。
プラン名だけで判断せず、必要な機能がどこまで含まれているかを確認してください。VPN接続による通信保護が主な目的なら、追加サービスをほとんど使わない可能性があります。一方、複数端末での利用や付帯機能までまとめたい場合は、上位プランのほうが管理しやすいことがあります。
プランを選んだ後は、契約期間を決めます。一般に、契約期間が長いほど1か月当たりの料金は低く表示されます。ただし、長期プランでは契約時に数か月分または数年分をまとめて支払うため、最初の請求額は大きくなります。
比較するときは、月額換算額だけでなく、次の項目を確認します。
- 契約時に請求される合計金額
- 契約期間
- 無料延長期間の有無
- 更新後の料金
- 自動更新の有無
- 支払い通貨
- 税金や為替手数料の扱い
たとえば、申込画面に1か月当たりの金額が大きく表示されていても、その金額だけが毎月請求されるとは限りません。長期契約の合計額を契約時に一括で支払う形式であれば、カード利用明細にはまとまった金額が記載されます。
無料延長や割引が付いている場合も、初回契約期間と次回更新時の契約期間が同じとは限りません。初回の割引後に通常料金へ戻ることもあるため、購入ボタンを押す前に、更新時期と更新料金の説明まで確認します。
短期間の旅行や出張で試すなら、短期プランのほうが解約時期を管理しやすくなります。1年以上利用する予定が決まっているなら、長期プランの総額と短期プランを継続した場合の総額を比較すると判断しやすくなります。
メールアドレスと支払い情報を入力する
プランと契約期間を選択したら、メールアドレスを入力します。入力ミスがあると、契約完了メールやアカウント情報を受け取れない可能性があります。特に、英字の大文字と小文字、数字の0と英字のO、ピリオドの位置を確認してください。
メールアドレスをコピーして入力する場合でも、末尾に空白が含まれていないか確認します。スマートフォンの自動入力機能を使うと、以前使っていたメールアドレスが入力されることがあるため、確定前に読み直すのが安全です。
続いて、利用する支払い方法を選択します。クレジットカードの場合は、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力します。PayPalなどの外部決済サービスを選んだ場合は、決済サービス側の画面へ移動し、認証を完了させます。
支払いを確定する前に、最終画面で次の内容を見直します。
- 選択したプラン
- 契約期間
- 請求額
- 決済通貨
- 登録したメールアドレス
- 自動更新の条件
- 返金保証の対象期間
日本円換算額は、為替レートやカード会社の海外事務手数料によって変わることがあります。申込画面に日本円の目安が表示されていても、カード利用明細の金額と完全には一致しない場合があります。
決済ボタンを連続して押すと、処理状況が分かりにくくなります。画面がすぐに切り替わらないときは、登録メール、カード利用通知、アカウント画面を確認し、決済が完了していないことを確かめてから再操作します。
パスワードとアクティベーション情報を保存する
支払いが完了すると、ExpressVPNのアカウントが作成されます。画面上でパスワードが発行される場合や、自分でパスワードを設定する画面が表示される場合があります。
自動生成されたパスワードを使う場合は、画面を閉じる前に保存してください。スクリーンショットだけで管理すると、画像の紛失や第三者による閲覧につながる可能性があります。パスワード管理アプリへ保存するか、安全な場所へ記録する方法が適しています。
自分でパスワードを作る場合は、他のサービスで使っているものを流用しないことが重要です。メールアドレスと同じ文字列、名前、生年月日、短い数字だけのパスワードは避けます。VPNサービスのアカウントが第三者に利用されると、登録情報の確認や契約設定の変更をされる可能性があります。
パソコン版アプリへサインインするときは、アクティベーションコードを使用する場合があります。契約完了後のアカウント画面に表示されるため、アプリをインストールする前に確認しておくと作業が止まりません。
アクティベーションコードは、端末でExpressVPNの契約を有効化するための情報です。メール本文やチャットへ貼り付けて共有せず、自分の端末だけで使用してください。スマートフォン版アプリでは、登録したメールアドレスとパスワードでサインインする形式が一般的です。
契約完了後は、確認メールが届いているかも確認します。届かない場合は、迷惑メールフォルダ、入力したメールアドレス、受信拒否設定を順番に確認してください。アカウント画面へログインできるなら、登録されたメールアドレスが正しいか確認できます。
返金保証と自動更新の条件を確認する
ExpressVPNには、所定の期間内に手続きを行うことで返金を申請できる保証が用意されることがあります。申込画面に返金保証が表示されていても、何もしなくても自動的に返金される制度ではありません。利用を終了する場合は、期限内に所定の方法で申請する必要があります。
確認しておきたいのは、返金申請の期限、申請窓口、対象となる支払い方法、返金までの流れです。公式サイトから直接契約した場合と、アプリストアなど別の決済経路から契約した場合では、問い合わせ先や返金手続きが異なることがあります。
返金保証を試用期間と同じ意味で捉えると、申請を忘れやすくなります。利用を継続するか判断する日を、返金期限より数日前にカレンダーへ登録しておくと安全です。
自動更新を希望しない場合は、契約後にアカウント画面で更新設定を確認します。解約手続きをしても、契約済みの期間が直ちに使えなくなるとは限りません。利用期限までは使える形式であれば、早めに自動更新を停止しておく方法もあります。
登録が完了した時点で、契約内容、支払い完了画面、更新日、返金期限をまとめて記録しておくと、後から確認しやすくなります。特に長期プランは次回更新まで期間が空くため、契約したこと自体を忘れないように管理してください。

料金は月額表示だけで決めず、初回の請求総額、更新料金、返金期限まで確認してから契約を確定しましょう
パソコンでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
パソコンでExpressVPNを使う基本的な流れは、対応アプリをダウンロードし、インストール後にアカウントを有効化して、接続先を選ぶという順番です。WindowsとmacOSでは画面の細かな表示が異なりますが、操作手順はほぼ共通しています。
作業を始める前に、ExpressVPNを契約したメールアドレスでマイアカウントへログインできるか確認しておきましょう。アプリの有効化に使うアクティベーションコードも、マイアカウントの設定画面から確認できます。
WindowsとmacOS向けアプリをインストールする
マイアカウントへログインすると、使用している端末に対応したアプリのダウンロード画面が表示されます。WindowsパソコンではWindows版、MacではmacOS版を選択してください。
ダウンロードしたファイルを開くと、インストーラーが起動します。Windowsではユーザーアカウント制御の確認画面、Macでは管理者パスワードの入力画面が表示される場合があります。これはパソコンへアプリを追加するための確認なので、発行元やアプリ名がExpressVPNになっていることを確かめてから進めます。
インストールが完了したら、ExpressVPNアプリを起動してサインインします。パソコン版では、メールアドレスとパスワードではなく、アクティベーションコードの入力を求められることがあります。
アクティベーションコードは、ExpressVPNのマイアカウント画面に表示される英数字のコードです。コピーしてアプリの入力欄へ貼り付けると、入力間違いを防げます。コードをメモ帳やメールへ長期間保存すると第三者に見られる可能性があるため、有効化が終わったら不要なコピーは削除しておくと安心です。
公式案内でも、WindowsとmacOSではアプリのダウンロード、アクティベーションコードによるサインイン、サーバーロケーションの選択という手順が基本となっています。
接続先を選んでVPNを開始する
サインインが完了すると、アプリの中央に大きな電源ボタンが表示されます。接続先にこだわりがなければ、そのまま電源ボタンを押してください。現在地からの距離、通信速度、遅延などをもとに、スマートロケーションが適したサーバーを自動選択します。
特定の国や都市へ接続したい場合は、ロケーション選択ボタンを開きます。検索欄へ国名や都市名を入力すると、利用可能な接続先を絞り込めます。
接続先は目的に合わせて選ぶことが重要です。
- 通信速度を優先する場合は、現在地に近い日本国内や近隣地域を選ぶ
- 海外出張中に安全な通信環境を作りたい場合は、用途に合う地域を選ぶ
- 接続が不安定な場合は、同じ国にある別の都市へ切り替える
- 接続先を指定する必要がない場合は、スマートロケーションを使用する
電源ボタンを押し、アプリに接続済みと表示されたらVPN通信が始まっています。接続中は、パソコンから送受信される通信がVPNサーバーを経由します。
VPNを解除するときは、もう一度電源ボタンを押します。アプリの画面を閉じただけでは、VPN接続が継続する設定になっている場合があります。作業終了後は、画面の表示が未接続へ変わったことまで確認してください。
接続後に確認したいポイント
初回接続後は、ブラウザを開いて普段使用しているWebサイトが正常に表示されるか確認します。Webページが開かない場合は、VPNを一度解除し、通常のインターネット回線が利用できるかを先に確認してください。
通常接続では問題がなく、VPN接続中だけ通信できない場合は、次の順番で試します。
- ExpressVPNを切断して再接続する
- スマートロケーションから別の接続先へ変更する
- アプリとパソコンを再起動する
- ExpressVPNアプリを最新版へ更新する
- VPNプロトコルを自動設定へ戻す
セキュリティソフトやファイアウォールがVPN通信を遮断している場合もあります。ただし、原因を確認せずにセキュリティ機能を完全に停止するのは避けるべきです。一時的に設定を変更する場合も、確認が終わったら元へ戻します。
公共Wi-Fiで利用するときは、メール、クラウドサービス、ネットバンキングなどを開く前にVPNへ接続してください。情報を入力した後からVPNを接続しても、それ以前の通信をさかのぼって保護することはできません。

パソコンでは、アプリを閉じたかではなく、接続済みの表示が消えたかまで確認するのがポイントです
スマホでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
スマホでは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle PlayからExpressVPNアプリをインストールします。似た名称やロゴのアプリを誤って入れないように、アプリ名だけでなく提供元も確認してください。
パソコン版と異なり、スマホ版では登録時のメールアドレスとパスワードを使ってサインインするのが基本です。Apple IDやGoogleアカウントでExpressVPNを契約していない場合、端末のアカウント情報を入力してもログインできません。
アプリを入れてVPN構成を追加する
アプリを起動したら、サインインを選択し、ExpressVPNの契約に使用したメールアドレスとパスワードを入力します。ログイン後、iPhoneではVPN構成の追加、AndroidではVPN接続の作成を許可する画面が表示されます。
この許可は、ExpressVPNアプリがスマホの通信をVPNサーバーへ送るために必要です。許可しないまま進めると、アプリへログインできてもVPNには接続できません。
iPhoneでは、VPN構成を追加する際にFace ID、Touch ID、端末のパスコードなどを求められる場合があります。Androidでは、接続要求を承認する確認画面が表示されます。端末の設定によって表示内容は異なりますが、ExpressVPNアプリから操作を開始したことを確認して許可します。
設定が完了すると、スマホの設定画面にVPNの項目が追加されます。ただし、通常はスマホ本体の設定画面から毎回操作する必要はありません。接続先の変更や接続解除はExpressVPNアプリ内で行う方が分かりやすく、設定間違いも起こりにくくなります。
スマートロケーションまたは国を選んで接続する
接続先を指定しない場合は、アプリ中央の電源ボタンをタップします。スマートロケーションによって接続先が自動選択され、接続が完了すると画面の表示が切り替わります。
特定の接続先を使用するときは、現在表示されているロケーション名をタップしてください。国や都市の一覧が開き、検索欄から希望する地域を探せます。
スマホでは、移動中にWi-Fiとモバイル通信が切り替わることがあります。駅や店舗のWi-Fiから携帯電話回線へ移ったときに、一時的にVPNが再接続されることもあります。接続済みの表示が消えた場合は、重要な操作を始める前に再接続してください。
通信速度が遅いときは、遠い国を選んでいないか確認します。日本で通常のWeb閲覧やメール確認をするだけなら、日本国内または近い地域のサーバーを選ぶ方が速度は安定しやすくなります。
動画が止まる、アプリが読み込めないといった症状が出た場合は、次の方法を順番に試します。
- 同じ国にある別の都市へ接続する
- スマートロケーションへ戻す
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- ExpressVPNアプリを終了して再起動する
- スマホ本体を再起動する
接続先を変更しても改善しないときは、VPNではなく利用中のWi-Fi回線そのものが不安定な可能性があります。VPNを解除した状態でも通信できない場合は、Wi-Fiを切ってモバイル通信へ切り替えるなど、元の回線から確認してください。
外出先で接続するタイミング
空港、ホテル、カフェ、商業施設などのフリーWi-Fiを利用するときは、Wi-Fiへ接続した直後にExpressVPNを起動します。VPNへの接続が完了してから、メールや会員ページなどを開く順番にすると安全性を高められます。
フリーWi-Fiでは、利用規約への同意画面やログイン画面を表示しないとインターネットへ接続できないことがあります。この場合は、最初にVPNを接続しようとしても失敗する可能性があります。
接続できないときは、次の順番で操作します。
- フリーWi-Fiへ接続する
- ブラウザでWi-Fiの認証画面を開く
- 利用規約への同意やログインを完了する
- ExpressVPNを起動して接続する
- 接続済みになってから目的のサービスを利用する
利用が終わったら、ExpressVPNの電源ボタンをタップして接続を解除できます。ただし、外出中に複数のフリーWi-Fiを使う場合は、接続したままにしておく方法もあります。バッテリー消費や通信速度とのバランスを見ながら、自動接続設定の利用を検討してください。
VPNを使用していても、不審なリンク、偽のログイン画面、フィッシングメールなどを自動的にすべて防げるわけではありません。パスワードやカード情報を入力するときは、サイト名やログイン画面に不自然な点がないかも確認する必要があります。

スマホでは、フリーWi-Fiの認証を済ませてからVPNへ接続する順番を覚えておくと迷いません
パソコンでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
パソコンでExpressVPNを使う基本的な流れは、対応アプリをダウンロードし、インストール後にアカウントを有効化して、接続先を選ぶという順番です。WindowsとmacOSでは画面の細かな表示が異なりますが、操作手順はほぼ共通しています。
作業を始める前に、ExpressVPNを契約したメールアドレスでマイアカウントへログインできるか確認しておきましょう。アプリの有効化に使うアクティベーションコードも、マイアカウントの設定画面から確認できます。
WindowsとmacOS向けアプリをインストールする
マイアカウントへログインすると、使用している端末に対応したアプリのダウンロード画面が表示されます。WindowsパソコンではWindows版、MacではmacOS版を選択してください。
ダウンロードしたファイルを開くと、インストーラーが起動します。Windowsではユーザーアカウント制御の確認画面、Macでは管理者パスワードの入力画面が表示される場合があります。これはパソコンへアプリを追加するための確認なので、発行元やアプリ名がExpressVPNになっていることを確かめてから進めます。
インストールが完了したら、ExpressVPNアプリを起動してサインインします。パソコン版では、メールアドレスとパスワードではなく、アクティベーションコードの入力を求められることがあります。
アクティベーションコードは、ExpressVPNのマイアカウント画面に表示される英数字のコードです。コピーしてアプリの入力欄へ貼り付けると、入力間違いを防げます。コードをメモ帳やメールへ長期間保存すると第三者に見られる可能性があるため、有効化が終わったら不要なコピーは削除しておくと安心です。
公式案内でも、WindowsとmacOSではアプリのダウンロード、アクティベーションコードによるサインイン、サーバーロケーションの選択という手順が基本となっています。
接続先を選んでVPNを開始する
サインインが完了すると、アプリの中央に大きな電源ボタンが表示されます。接続先にこだわりがなければ、そのまま電源ボタンを押してください。現在地からの距離、通信速度、遅延などをもとに、スマートロケーションが適したサーバーを自動選択します。
特定の国や都市へ接続したい場合は、ロケーション選択ボタンを開きます。検索欄へ国名や都市名を入力すると、利用可能な接続先を絞り込めます。
接続先は目的に合わせて選ぶことが重要です。
- 通信速度を優先する場合は、現在地に近い日本国内や近隣地域を選ぶ
- 海外出張中に安全な通信環境を作りたい場合は、用途に合う地域を選ぶ
- 接続が不安定な場合は、同じ国にある別の都市へ切り替える
- 接続先を指定する必要がない場合は、スマートロケーションを使用する
電源ボタンを押し、アプリに接続済みと表示されたらVPN通信が始まっています。接続中は、パソコンから送受信される通信がVPNサーバーを経由します。
VPNを解除するときは、もう一度電源ボタンを押します。アプリの画面を閉じただけでは、VPN接続が継続する設定になっている場合があります。作業終了後は、画面の表示が未接続へ変わったことまで確認してください。
接続後に確認したいポイント
初回接続後は、ブラウザを開いて普段使用しているWebサイトが正常に表示されるか確認します。Webページが開かない場合は、VPNを一度解除し、通常のインターネット回線が利用できるかを先に確認してください。
通常接続では問題がなく、VPN接続中だけ通信できない場合は、次の順番で試します。
- ExpressVPNを切断して再接続する
- スマートロケーションから別の接続先へ変更する
- アプリとパソコンを再起動する
- ExpressVPNアプリを最新版へ更新する
- VPNプロトコルを自動設定へ戻す
セキュリティソフトやファイアウォールがVPN通信を遮断している場合もあります。ただし、原因を確認せずにセキュリティ機能を完全に停止するのは避けるべきです。一時的に設定を変更する場合も、確認が終わったら元へ戻します。
公共Wi-Fiで利用するときは、メール、クラウドサービス、ネットバンキングなどを開く前にVPNへ接続してください。情報を入力した後からVPNを接続しても、それ以前の通信をさかのぼって保護することはできません。

パソコンでは、アプリを閉じたかではなく、接続済みの表示が消えたかまで確認するのがポイントです
スマホでExpressVPN(エクスプレスVPN)を使う方法
スマホでは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle PlayからExpressVPNアプリをインストールします。似た名称やロゴのアプリを誤って入れないように、アプリ名だけでなく提供元も確認してください。
パソコン版と異なり、スマホ版では登録時のメールアドレスとパスワードを使ってサインインするのが基本です。Apple IDやGoogleアカウントでExpressVPNを契約していない場合、端末のアカウント情報を入力してもログインできません。
アプリを入れてVPN構成を追加する
アプリを起動したら、サインインを選択し、ExpressVPNの契約に使用したメールアドレスとパスワードを入力します。ログイン後、iPhoneではVPN構成の追加、AndroidではVPN接続の作成を許可する画面が表示されます。
この許可は、ExpressVPNアプリがスマホの通信をVPNサーバーへ送るために必要です。許可しないまま進めると、アプリへログインできてもVPNには接続できません。
iPhoneでは、VPN構成を追加する際にFace ID、Touch ID、端末のパスコードなどを求められる場合があります。Androidでは、接続要求を承認する確認画面が表示されます。端末の設定によって表示内容は異なりますが、ExpressVPNアプリから操作を開始したことを確認して許可します。
設定が完了すると、スマホの設定画面にVPNの項目が追加されます。ただし、通常はスマホ本体の設定画面から毎回操作する必要はありません。接続先の変更や接続解除はExpressVPNアプリ内で行う方が分かりやすく、設定間違いも起こりにくくなります。
スマートロケーションまたは国を選んで接続する
接続先を指定しない場合は、アプリ中央の電源ボタンをタップします。スマートロケーションによって接続先が自動選択され、接続が完了すると画面の表示が切り替わります。
特定の接続先を使用するときは、現在表示されているロケーション名をタップしてください。国や都市の一覧が開き、検索欄から希望する地域を探せます。
スマホでは、移動中にWi-Fiとモバイル通信が切り替わることがあります。駅や店舗のWi-Fiから携帯電話回線へ移ったときに、一時的にVPNが再接続されることもあります。接続済みの表示が消えた場合は、重要な操作を始める前に再接続してください。
通信速度が遅いときは、遠い国を選んでいないか確認します。日本で通常のWeb閲覧やメール確認をするだけなら、日本国内または近い地域のサーバーを選ぶ方が速度は安定しやすくなります。
動画が止まる、アプリが読み込めないといった症状が出た場合は、次の方法を順番に試します。
- 同じ国にある別の都市へ接続する
- スマートロケーションへ戻す
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- ExpressVPNアプリを終了して再起動する
- スマホ本体を再起動する
接続先を変更しても改善しないときは、VPNではなく利用中のWi-Fi回線そのものが不安定な可能性があります。VPNを解除した状態でも通信できない場合は、Wi-Fiを切ってモバイル通信へ切り替えるなど、元の回線から確認してください。
外出先で接続するタイミング
空港、ホテル、カフェ、商業施設などのフリーWi-Fiを利用するときは、Wi-Fiへ接続した直後にExpressVPNを起動します。VPNへの接続が完了してから、メールや会員ページなどを開く順番にすると安全性を高められます。
フリーWi-Fiでは、利用規約への同意画面やログイン画面を表示しないとインターネットへ接続できないことがあります。この場合は、最初にVPNを接続しようとしても失敗する可能性があります。
接続できないときは、次の順番で操作します。
- フリーWi-Fiへ接続する
- ブラウザでWi-Fiの認証画面を開く
- 利用規約への同意やログインを完了する
- ExpressVPNを起動して接続する
- 接続済みになってから目的のサービスを利用する
利用が終わったら、ExpressVPNの電源ボタンをタップして接続を解除できます。ただし、外出中に複数のフリーWi-Fiを使う場合は、接続したままにしておく方法もあります。バッテリー消費や通信速度とのバランスを見ながら、自動接続設定の利用を検討してください。
VPNを使用していても、不審なリンク、偽のログイン画面、フィッシングメールなどを自動的にすべて防げるわけではありません。パスワードやカード情報を入力するときは、サイト名やログイン画面に不自然な点がないかも確認する必要があります。

スマホでは、フリーWi-Fiの認証を済ませてからVPNへ接続する順番を覚えておくと迷いません
ExpressVPN(エクスプレスVPN)の接続先を選ぶ方法
ExpressVPNを起動して接続ボタンを押すだけでもVPN通信を開始できますが、利用目的に合った接続先を選ぶことで、通信速度や安定性を改善できる場合があります。接続先は国名だけで決めるのではなく、現在地からの距離、利用するサービス、通信の混雑状況を踏まえて選ぶことが重要です。
アプリに表示されるロケーション一覧を開くと、国や都市を指定してVPNサーバーへ接続できます。特に接続先の希望がない場合は、最初から表示されているスマートロケーションを使うのが簡単です。スマートロケーションは、ダウンロード速度や遅延、現在地からの距離などを基準に、利用者に適した接続先を自動的に選ぶ機能です。
普段使いはスマートロケーションから試す
Webサイトの閲覧、メール、オンライン会議などで通信を保護したいだけなら、スマートロケーションを選んで接続する方法が基本です。利用者が国や都市を一つずつ比較する必要がなく、近距離かつ比較的安定したサーバーが選ばれます。
使い方は、ExpressVPNアプリを起動し、現在表示されている接続先を確認してから中央の接続ボタンを押すだけです。接続が完了すると、アプリ上の表示やボタンの色が変わります。VPNを解除したいときは、同じ接続ボタンをもう一度押します。
ただし、スマートロケーションが常に最速になるとは限りません。時間帯によって特定のサーバーが混雑したり、利用中の回線との相性によって通信が不安定になったりすることがあるためです。普段よりページの表示が遅い、動画が頻繁に止まる、オンライン会議の音声が途切れるといった場合は、別の接続先へ切り替えて比較します。
接続先を変更するときは、いったんVPNを切断してからロケーション一覧を開き、現在とは異なる候補を選びます。同じ国の中に複数の都市が表示されている場合は、国ごと変更する前に別の都市を試すと、接続先を大きく変えずに改善できることがあります。
通信速度を重視するなら現在地に近い国を選ぶ
VPN通信では、利用している端末からVPNサーバーを経由してWebサイトやオンラインサービスへアクセスします。接続先が遠くなるほど通信経路が長くなり、データの往復に時間がかかりやすくなります。
日本国内から速度を重視して使う場合は、まず日本のサーバーを選ぶのが基本です。日本のロケーションで安定しない場合は、韓国、シンガポール、香港など、比較的近い地域を候補にします。ただし、物理的な距離が近くても、サーバーの混雑や利用中のインターネット回線によって結果は変わります。
接続先を比較するときは、一度だけ速度を測って判断するのではなく、同じ条件で数回試すことが大切です。たとえば動画が止まりやすい場合は、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
- VPNを切断した状態で動画が正常に再生できるか確認する
- スマートロケーションへ接続して再生する
- 同じ国の別の都市へ切り替える
- 現在地に近い別の国へ切り替える
- アプリや端末を再起動してから接続し直す
VPNを使っていない状態でも通信が遅い場合は、接続先ではなく、自宅のWi-Fiやモバイル回線に原因がある可能性があります。先に通常のインターネット接続を確認しておくと、不要なサーバー変更を繰り返さずに済みます。
国や都市を指定するときは利用目的を明確にする
接続先の国を手動で選ぶ方法は、海外出張中に通信を保護したい場合や、特定地域のサーバーへ接続する必要がある場合に向いています。ロケーション一覧を開き、検索欄に国名または都市名を入力すると、候補を絞り込めます。
ただし、海外のVPNサーバーへ接続しただけで、すべてのWebサイトやオンラインサービスを自由に利用できるわけではありません。サービス側がVPN接続を制限していたり、アカウントの登録地域や支払い方法を確認していたりする場合があります。国を変更しても利用できないときは、接続操作の失敗とは限りません。
銀行、証券会社、決済サービスなどへアクセスする場合も注意が必要です。普段と大きく異なる国からログインすると、不正アクセス対策によって追加認証を求められたり、一時的にログインが制限されたりすることがあります。重要な取引を行うときは、普段利用している国のサーバーを選び、接続先を頻繁に変更しないほうが安全です。
動画配信やオンラインサービスを利用する目的で接続先を変える場合は、各サービスの利用規約を確認してください。VPN自体が利用できる国であっても、接続先の変更による利用方法がサービスの規約に適合するとは限りません。
接続先に迷ったときは、最初にスマートロケーションを使い、不具合がある場合だけ近隣のサーバーへ切り替える方法が効率的です。目的もなく遠い国を選ぶと、通信速度を落とす原因になりやすいため、国名の印象ではなく、距離と用途を基準に判断します。

接続先は有名な国を選ぶのではなく、まずスマートロケーションを使い、遅いときだけ近い地域へ切り替えるのが失敗しにくい方法です
最初に確認したいExpressVPN(エクスプレスVPN)の設定
ExpressVPNは初期状態でも利用できますが、接続ボタンを押せるようになっただけで設定を終えるのは早計です。VPNが切断されたときの通信、端末起動時の接続、アプリごとの通信経路などを確認しておかないと、保護しているつもりで通常回線を使っていたという状況が起こる可能性があります。
最初に確認したいのは、自動接続、Network Lock、スプリットトンネル、VPNプロトコル、トラッカーや悪質なサイトへの接続を抑える保護機能です。利用できる項目や名称は、OS、端末、アプリのバージョンによって異なる場合があります。
自動接続とNetwork Lockを確認する
自動接続は、端末やExpressVPNアプリを起動したときに、VPNへ自動的に接続するための設定です。空港、ホテル、カフェなどの公共Wi-Fiを使う機会が多い人は、接続忘れを防ぐために確認しておく価値があります。
パソコン版では、設定画面の一般設定や起動設定に、自動的にアプリを起動する項目と、前回利用したロケーションなどへ接続する項目が用意されている場合があります。スマホ版では、特定のネットワークへ接続したときの動作や、端末起動後の再接続に関する項目を確認します。
自動接続を有効にすると便利ですが、すべての利用者に必須ではありません。VPNを使わない社内システムがある場合や、VPN接続中に利用できない機器がある場合は、毎回手動で接続するほうが管理しやすいこともあります。
Network Lockは、VPN接続が予期せず切れたときに、通常のインターネット回線へ自動的に切り替わることを防ぐ機能です。一般にはキルスイッチと呼ばれます。
VPNが切れた瞬間に通常回線へ戻ると、VPNで保護されていない状態で通信が継続する可能性があります。Network Lockを有効にしておけば、VPN接続が回復するまでインターネット通信を止めることで、意図しない通信経路の変更を抑えられます。
ただし、有効にしていると、VPNの一時的な切断によってインターネット全体が使えなくなったように見えることがあります。Webサイトが突然開かなくなった場合は、回線障害と判断する前に、ExpressVPNの接続状態を確認してください。
スプリットトンネルは必要なアプリだけ設定する
スプリットトンネルは、VPNを経由するアプリと、通常のインターネット回線を使うアプリを分ける機能です。すべての通信をVPN経由にする必要がない場合に役立ちます。
たとえばブラウザの通信だけをVPN経由にし、家庭内のプリンターやローカルネットワークを利用するアプリは通常回線へ接続するといった分け方ができます。反対に、特定のアプリだけをVPN経由から除外する設定が用意されている場合もあります。
便利な機能ですが、設定を増やすほど通信経路が分かりにくくなります。どのアプリがVPNを通っているのか把握できていない状態では、プライバシー保護が必要な通信を誤って通常回線へ流す可能性があります。
初めてExpressVPNを使う場合は、最初から細かく振り分けず、すべての通信をVPN経由にした状態で使うほうが安全です。プリンターに接続できない、社内システムが開かない、特定のアプリだけ遅いといった問題が確認できてから、必要なアプリに限定して設定を変更します。
スプリットトンネルは、OSやアプリのバージョンによって利用できない場合があります。設定画面に項目が表示されないときは、不具合と決めつけず、使用中の端末が対応しているかを確認してください。設定変更時にVPNの切断が必要になる場合もあります。
プロトコルと保護機能は初期設定を基準にする
VPNプロトコルは、端末とVPNサーバーが通信するときの方式です。ExpressVPNでは、Lightwayなど複数の方式が表示されることがありますが、最初は自動選択のまま利用する方法が適しています。
自動設定では、端末、ネットワーク、接続先などに応じて、利用可能な方式が選ばれます。プロトコルを手動で変更するのは、VPNに接続できない、通信が頻繁に切れる、特定のネットワークだけ極端に遅いといった問題があるときです。
速度が遅いという理由だけで、設定項目を順番に切り替えるのはおすすめできません。接続先の混雑、Wi-Fiの電波状況、端末の負荷など、プロトコル以外の要因でも速度は変わります。まず接続先を変更し、それでも改善しない場合にプロトコルを試すと、原因を判断しやすくなります。
トラッカーや悪質なサイトへの接続を抑える保護機能も確認します。この種の機能は、アプリやWebサイトが外部の追跡用ドメインへ通信するのを制限したり、危険性が疑われる接続先を遮断したりするものです。
ただし、すべての詐欺サイト、ウイルス、不正広告を防げるわけではありません。保護機能を有効にしていても、不審なメールのリンクを開かない、信頼できないサイトに個人情報を入力しない、端末やブラウザを最新の状態に保つといった対策は必要です。
保護機能を有効にした後、一部のWebサイトが正しく表示されない場合は、すぐにすべての設定を解除するのではなく、一つずつ原因を確認します。VPN接続を解除すると直るのか、接続先を変更すると直るのか、保護機能だけを一時的に無効にすると直るのかを順番に試すと、必要な安全設定を残しやすくなります。
初期設定の確認で大切なのは、多くの機能を有効にすることではありません。Network Lockが働く状態、自動接続の必要性、スプリットトンネルの対象、プロトコルの選択理由を自分で把握していることです。設定内容を理解しておけば、通信できなくなったときも、どこを確認すべきか判断できます。

最初は自動設定を基準にして、Network Lockだけ確実に確認し、問題が起きた項目から一つずつ調整すると設定が複雑になりません
ExpressVPN(エクスプレスVPN)につながらないときの対処法
ExpressVPN(エクスプレスVPN)に接続できないときは、すぐにアプリを再インストールするのではなく、問題が起きている範囲を順番に切り分けることが重要です。原因はExpressVPN側とは限りません。自宅のWi-Fi、端末の通信設定、選択したサーバー、VPNプロトコル、セキュリティソフトなど、複数の要素が関係します。
確認の順番を決めておけば、設定を必要以上に変更せずに原因を見つけやすくなります。
VPNを切断して通常の通信を確認する
最初に、ExpressVPNを切断した状態でインターネットが利用できるか確認します。ブラウザで複数のWebサイトを開き、正常に表示されるか試してください。
VPNを切断してもWebサイトを開けない場合、ExpressVPNではなく、Wi-Fiやモバイル回線に問題がある可能性があります。次の項目を確認します。
- 機内モードが有効になっていないか
- Wi-Fiルーターと端末が正しく接続されているか
- 別のWebサイトやアプリでも通信できないか
- 同じWi-Fiを使う別の端末は通信できるか
- ルーターやモデムの警告ランプが点灯していないか
自宅のWi-Fiでつながらない場合は、スマートフォンのモバイル回線に切り替えてExpressVPNへ接続してみる方法もあります。モバイル回線では接続できるなら、端末やアカウントよりも、自宅のルーターやプロバイダー側に原因があると判断しやすくなります。
反対に、どの通信環境でも接続できない場合は、ExpressVPNアプリの状態や設定を確認します。
まずアプリを完全に終了し、もう一度起動してください。画面を閉じるだけではバックグラウンドで動作していることがあるため、Windowsではタスクトレイ、Macではメニューバー、スマートフォンではアプリ履歴から終了させます。
改善しない場合は、端末を再起動します。長期間スリープ状態で使用しているパソコンでは、ネットワーク関連の処理が不安定になっていることがあります。再起動だけで接続が戻るケースも少なくありません。
アプリの更新も確認します。古いバージョンでは、OSの更新後に正常に接続できなくなる場合があります。最新版へ更新した後は、いったん端末を再起動してから接続を試すと確実です。
接続先とプロトコルを変更する
通常のインターネット通信に問題がないのにExpressVPNだけがつながらない場合は、接続先のサーバーロケーションを変更します。
特定の国や都市だけにつながらないときは、そのサーバーが混雑しているか、一時的に利用しにくい状態になっている可能性があります。同じ国内に複数の接続先が表示されている場合は、別の都市を選んでください。
接続先にこだわりがなければ、スマートロケーションを選ぶ方法が手軽です。距離や通信状況などをもとに候補が選ばれるため、手動で遠い国を指定するより安定しやすくなります。
動画が止まる、ページの表示が極端に遅いといった場合も、完全な接続エラーではなくサーバーの混雑が原因かもしれません。現在地から近い地域へ切り替え、通信速度が改善するか確認します。
接続先を変えても改善しない場合は、VPNプロトコルを変更します。プロトコルとは、端末とVPNサーバーの間で通信するための方式です。通常は自動選択のままで問題ありませんが、利用しているネットワークとの相性によって接続できないことがあります。
設定画面から、利用可能な方式を一つずつ試してください。変更するたびにVPNを一度切断し、再接続して結果を確認します。一度に複数の設定を変更すると、どの操作で改善したのか分からなくなるため注意が必要です。
ホテル、会社、学校、公共施設などのWi-Fiでは、特定の通信方式が制限されている場合があります。自宅では接続できるのに特定の場所だけで失敗するなら、ネットワーク側の制限も疑うべきです。
公共Wi-Fiでは、VPN接続より先に利用規約への同意が必要になることがあります。ExpressVPNをいったん切断し、ブラウザを開いてWi-Fiのログイン画面や同意画面を表示してください。認証が完了してからVPNへ接続します。
セキュリティ設定とサポートへの相談
セキュリティソフトやファイアウォールが、ExpressVPNの通信を遮断している可能性もあります。特に、ExpressVPNやOSを更新した直後、セキュリティソフトを新しく導入した直後に問題が発生した場合は確認が必要です。
安全性を保つため、セキュリティソフトを常時無効にする方法は推奨できません。原因を調べる目的で一時停止する場合も、信頼できるネットワーク上で短時間だけ実施し、確認後は必ず有効に戻します。
一時停止すると接続できる場合は、ExpressVPNアプリを許可対象や例外リストへ追加できないか確認してください。会社から支給されたパソコンでは、利用者が設定を変更できないことがあります。その場合は、社内のシステム管理担当者にVPNソフトの利用可否を確認します。
Network Lockが作動していると、VPNが切れた際にインターネット通信も停止します。この状態を故障と勘違いしやすいため、ExpressVPNアプリの接続状況を確認してください。Network Lockを無効にすれば通信できる場合でも、通信漏れを防ぐ機能であることを理解したうえで設定を判断する必要があります。
再インストールは、接続先やプロトコルを変更しても改善せず、アプリ自体が起動しない、設定画面が正常に表示されないといった場合に行います。アンインストール後に端末を再起動し、最新版のアプリを入れ直します。アカウント情報やアクティベーションコードを確認してから作業すると、再ログインで慌てません。
それでも解決しない場合は、ExpressVPNのサポートへ相談します。問い合わせ時には、次の情報を整理しておくと原因の特定が早くなります。
- 使用している端末とOSのバージョン
- ExpressVPNアプリのバージョン
- 利用中の通信環境
- 接続を試した国や都市
- 選択したVPNプロトコル
- 表示されたエラーメッセージ
- 問題が発生し始めた日時
- すでに試した対処法
エラーメッセージは要約せず、表示された文章をそのまま記録するのがポイントです。スクリーンショットを用意しておけば、同じ状況を言葉だけで説明する負担も減らせます。

接続できないときは設定を闇雲に変えず、通常回線、接続先、プロトコル、セキュリティ設定の順に確認すると原因を見つけやすくなります
ExpressVPN(エクスプレスVPN)の便利な使い方と注意点
ExpressVPN(エクスプレスVPN)は、アプリの電源ボタンを押して接続するだけでも利用できます。ただし、公共Wi-Fiでの通信保護、自動接続、スプリットトンネル、複数端末の管理などを目的に合わせて設定すると、日常的に使いやすくなります。
一方、VPNを利用しているだけですべての危険を防げるわけではありません。VPNが保護する範囲と、利用者自身が注意すべき範囲を分けて考える必要があります。
公共Wi-Fiでは認証後にVPNへ接続する
空港、ホテル、カフェ、駅などの公共Wi-Fiを利用するときは、Wi-Fiへ接続した直後ではなく、利用規約への同意やログインを済ませてからExpressVPNを有効にします。
公共Wi-Fiには、ブラウザ上でメールアドレスの入力や利用規約への同意を求める認証画面があります。先にVPNへ接続すると、この画面が正常に表示されない場合があります。
基本的な順番は次のとおりです。
- 公共Wi-Fiを選択する
- ブラウザで認証画面を開く
- 利用規約への同意やログインを完了する
- ExpressVPNを起動する
- スマートロケーションなどへ接続する
- 接続完了を確認してからサービスを利用する
認証画面が自動表示されない場合は、ブラウザを開いて通信を発生させると表示されることがあります。それでも出ないときは、Wi-Fiを一度削除して接続し直します。
公共Wi-FiでVPNへ接続しても、偽のWi-Fiを見分けられるわけではありません。店舗名に似せたアクセスポイントが複数表示される場合は、店内表示やスタッフへの確認によって正式なネットワーク名を確かめてください。
VPN接続中でも、フィッシングサイトへの情報入力や、提供元が不明なファイルのダウンロードは危険です。アドレスのつづりが不自然ではないか、ログイン画面が普段と違わないかを確認します。
特に、公共Wi-Fi上で銀行口座、証券口座、業務システムなどへログインするときは、VPNへの接続だけで判断せず、多要素認証も有効にしておくと安全性を高められます。
自動接続とスプリットトンネルを使い分ける
公共Wi-Fiを頻繁に使う人は、自動接続を設定しておくと接続忘れを減らせます。端末の起動時や、信頼していないネットワークへ接続した際にVPNを有効にできれば、毎回アプリを開く手間がありません。
ただし、自動接続を設定した後も、実際にVPNへ接続できているか確認する習慣は必要です。端末の起動直後やスリープからの復帰直後は、Wi-Fiの接続よりVPNの処理が遅れることがあります。
Network Lockも、特別な理由がなければ有効にしておくのが基本です。VPN接続が一時的に切れたとき、保護されていない状態で通信が続くのを防げます。
Network Lockが有効な状態では、VPN障害時にWebサイトを開けなくなることがあります。インターネット回線の故障と判断する前に、ExpressVPNの接続状態を確認してください。
スプリットトンネルは、VPNを利用するアプリと通常回線を利用するアプリを分けたいときに便利です。例えば、ブラウザはVPN経由にしながら、通信速度や地域判定の影響を受けやすいアプリだけ通常回線で使うといった設定ができます。
ただし、VPNを経由しないように指定したアプリの通信は、ExpressVPNによる保護の対象外です。設定したことを忘れると、VPNで保護されていると思い込んだまま重要な情報を送信する可能性があります。
どのアプリを除外したか定期的に確認し、不要になった設定は元に戻してください。OSやアプリのバージョンによってはスプリットトンネルを利用できない場合もあります。
通信速度が遅いときは、VPNを常に解除するのではなく、次の順番で調整すると安全性を保ちやすくなります。
- 現在地に近い接続先へ変更する
- スマートロケーションへ戻す
- VPNプロトコルを自動選択にする
- 不要なダウンロードや動画再生を停止する
- 必要なアプリだけスプリットトンネルの対象から外す
VPNを使えば通信経路が増えるため、通常接続より速度が低下することはあります。しかし、極端に遅い場合は、VPNそのものではなく、遠い接続先や混雑したWi-Fiが影響していることもあります。
複数端末とアカウントを安全に管理する
パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数の端末で利用するときは、どの端末にExpressVPNをインストールしたか把握しておきます。買い替え前のスマートフォンや、使用しなくなったパソコンにログイン状態が残っていないかも確認してください。
家族と利用する場合でも、アカウントのパスワードやアクティベーションコードを不特定多数へ共有するのは避けるべきです。共有相手が増えるほど、認証情報が外部へ漏れる可能性も高まります。
パスワードは、他のサービスと同じものを使い回さないようにします。メールアカウントが乗っ取られると、パスワードの再設定や契約情報の確認にも影響するため、登録メールにも多要素認証を設定しておくと安心です。
海外旅行や出張前には、現地へ到着してから準備するのではなく、日本にいる間に次の項目を確認しておきます。
- 使用する全端末へのアプリのインストール
- ログインできることの確認
- パスワードや認証方法の確認
- 複数の接続先で通信できるかのテスト
- 自動接続とNetwork Lockの設定
- 契約期間と自動更新日の確認
利用する国や地域によっては、VPNの使用やオンラインサービスへのアクセスに関する法律、規制、サービス利用規約が異なります。接続先を変更できることと、その使い方が常に認められていることは同じではありません。滞在国の法令と、利用するサービスの規約を確認したうえで使用してください。
VPN接続中も、検索履歴、ログイン履歴、Cookie、サービス内の行動履歴まで自動的に消えるわけではありません。ログインした状態でサービスを利用すれば、そのサービス側ではアカウントにひも付けて行動を記録できます。
ExpressVPNは通信経路を保護するための手段であり、ウイルス対策ソフト、パスワード管理、多要素認証、OSの更新などを不要にするものではありません。それぞれ役割が異なるため、組み合わせて利用することが大切です。
長期契約をしている場合は、自動更新日も確認しておきます。利用を続ける予定がなければ、更新直前ではなく余裕を持って停止手続きを行ってください。返金を希望するときは、対象となる契約、申請期限、購入経路などの条件を確認します。アプリストア経由の契約では、手続き先がExpressVPNのWebサイトと異なる場合があります。

VPNは通信を守る有効な手段ですが、正規のWi-Fi確認、パスワード管理、規約の確認まで含めて使うことで安全性を高められます
5位
ExpressVPN
ExpressVPN

| 本拠地 | 英領ヴァージン諸島 |
| 月額料金最低価格 | 1,943円 |
| 年額料金最低価格 | 14,976円 |
| 無料体験 | ○30日間 |
| VPNサーバー台数 | 3,000台以上 |
| VPNサーバー設置国数 | 105カ国 |
| 対応OS | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge |
ExpressVPNがおすすめの理由
ExpressVPNがおすすめの理由は「持ち運び可能なルーター対応」「パスワードマネージャー」「ゲームユーザーが快適に利用できる速度」などがあげられます。
ExpressVPNでは、VPNサービスとしての機能に加えて、パスワードマネージャーも利用できます。クレジットカードやオンラインサービスのID/パスワード情報を安全に管理します。
また、オンラインゲームユーザーに最適なVPNとして重宝されていて、無制限のプレミアム帯域幅で、105カ国にあるVPNサーバーで、ping値とラグを最小限に抑えます。
さらにルーターによるVPN利用が可能で、ルーターを持ち運べればどこでもVPNによる通信が可能になります。
デメリットは、若干月額料金が高い点です。
| ポイント | 無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能 |
| 本拠地 | 英領ヴァージン諸島 |
| 月額料金最低価格 | 1,943円 |
| 年額料金最低価格 | 14,976円 |
| プラン別の月額料金 | 12.95ドル |
| プラン別の年額料金 | 99.84ドル |
| 無料体験 | ○30日間 |
| VPNサーバー台数 | 3,000台以上 |
| VPNサーバー設置国数 | 105カ国 |
| 対応OS | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge |
| 同時接続台数 | 8台 |
| ノーログポリシー | |
| セキュリティ | パスワードマネージャー、トラッカーブロック、広告ブロック、ペアレンタルコントロール |
| サポート | ライブチャット、メール |
| 日本語対応 |

