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「LINEの広告をブロックしたい」「非表示にしたのにまた出てくる」と困っている方に向けて、LINEの公式ヘルプで確認できる範囲だけで、広告を減らす方法を整理しました。先に結論をお伝えすると、LINEアプリ内の広告を設定で完全に消す方法は、公式には用意されていません。そのうえで、個別の広告を非表示にする、表示を一定時間閉じる、興味・関心に基づく広告をオフにする、といった「減らす」「気にならなくする」設定は公式に用意されています。
この記事は2026年10月8日時点のLINEヘルプセンターの記載を確認して書いています。確認したのはLINE内に表示される広告を非表示/通報/ミュートするには?、興味・関心に基づく広告の設定を確認・変更するには?、トークリストの上に表示されるコンテンツは何ですか?などのページです。画面の表記はアプリのバージョンによって変わることがあります。
目次
LINEの広告は完全にブロックできる?公式の答えと、できること
LINEヘルプセンターの「LINE内に表示される広告を非表示/通報/ミュートするには?」には、注意事項として「広告の表示欄は非表示にできません」と書かれています。また、一部、非表示/通報できない広告があるとも明記されています。つまり、LINEの設定だけで広告を出なくする方法はありません。
トークリストの上に出るコンテンツについても、公式ヘルプ「トークリストの上に表示されるコンテンツは何ですか?」で、天気やニュースなどの情報系コンテンツ、広告、トークルームでのアナウンスが表示されると説明したうえで、「コンテンツを非表示にすることはできません」と案内しています。
一方で、公式に用意されている操作は次のとおりです。
- 特定の広告を非表示にする・通報する:広告ごとに「この広告を非表示」「この広告を通報」を選べる
- 広告を一定時間閉じる:広告の右上から一定時間非表示にできる
- 動画広告の音声をミュートする:動画広告だけが対象
- 興味・関心に基づく広告をオフにする:「広告の設定」で、行動履歴などを使った広告の受信を切り替えられる
- 広告動画の自動再生を止める:「写真と動画」の設定で「自動再生しない」を選べる
このように、できるのは「広告を消す」ことではなく、「目障りな広告を減らす」「自分に関係のない広告の出方を調整する」ことです。この前提を知っておくと、「設定したのにまた出てくる」と悩まずに済みます。

広告欄そのものは消せない仕様なので、まずは「減らす設定」を組み合わせるのが現実的ですよ。

LINEの広告はどこに表示される?場所ごとの違い
広告への対処は、表示される場所によって少しずつ違います。公式ヘルプで確認できる主な場所は次の2つです。
トークリストの上部
トークタブを開いたとき、トークリストの上部に表示される枠です。公式ヘルプによると、ここにはLINEのさまざまな機能やサービスから、ユーザーごとに最適なコンテンツが一定期間表示されます。表示内容は、過去の閲覧やクリック履歴などの情報に基づいてカスタマイズされています。表示されるのは広告だけではなく、天気やニュースなどの情報系コンテンツや、トークルームでのアナウンスも含まれます。
LINE公式アカウントのトークルーム上部
公式ヘルプ「LINE公式アカウントのトークルームに表示される広告について」によると、LINE公式アカウントの管理者が広告表示をオンにした場合、そのアカウントのトークルーム上部に広告が表示されます。広告の売上の一部はそのアカウントの管理者に還元されますが、どの広告が表示されたか、タップされたかといった情報が管理者に伝わることはないと説明されています。
広告と混同しやすい「通知メッセージ」
友だち追加していない企業から、配送予定や料金の案内が届くことがあります。これは「通知メッセージ」という機能です。公式ヘルプ「通知メッセージとは?」では、企業が持っている電話番号とLINEに登録した電話番号が同じ場合に届く仕組みで、広告目的のものは送信されないと説明されています。広告と同じ方法では止められないため、後半の「宣伝メッセージを止める方法」で扱います。

どこに出ている広告なのかを先に見分けると、使う設定を迷わずに選べますね。
特定の広告を非表示・通報・ミュートする手順
目に入った広告を個別に消したいときは、広告ごとのメニューから操作します。公式ヘルプ「LINE内に表示される広告を非表示/通報/ミュートするには?」に掲載されている手順は次のとおりです。
広告を非表示にする・通報する
- 広告の右下または右上にあるメニューのアイコンをタップします
- [この広告を非表示]または[この広告を通報]をタップします
- 理由を選択するか、[前のページに戻る]をタップします
メニューのアイコンが表示されていない広告は、[i]ボタンをタップし、移動先のページから操作するよう案内されています。
動画広告の音声をミュートにする
動画広告の場合は、広告下部の音声アイコンをタップすると、音声をミュートに変更できます。ミュートの対象は動画広告だけです。
広告を一定時間閉じる
広告の右上にある閉じるボタンから、一定時間非表示にできます。期間が過ぎると再び広告が表示されることがあるので、「閉じたのにまた出た」というのは故障ではありません。
不快な内容の広告や、だまそうとしているように見える広告は、非表示にするだけでなく[この広告を通報]を選ぶと、LINEに理由を伝えられます。なお、どの広告を非表示にしても、広告の表示欄そのものが消えるわけではない点は、最初に説明したとおりです。

不快な広告は「非表示」より「通報」を選ぶと、理由をLINEに伝えられますよ。

トークリスト上部の広告・コンテンツを減らす設定
トークリストの上部に表示される枠は非表示にできませんが、表示内容を自分に合うように調整する方法が公式ヘルプ「トークリストの上に表示されるコンテンツの表示をカスタマイズするには?」で案内されています。この機能はメイン端末(主にスマートフォン)で利用します。
興味のないコンテンツの表示を減らす
メイン端末のトークタブで、コンテンツ右上のアイコンをタップするか、コンテンツ右下のメニューから[表示回数を減らす]をタップします。アイコンが表示されていない場合は、[i]ボタンをタップした後、移動先のページから操作します。
コンテンツを一定期間非表示にする
コンテンツの右上にある閉じるボタンから、一定時間非表示にできます。ただし、公式ヘルプの注意書きにあるとおり、コンテンツの表示欄は非表示にできず、一部、非表示にできないコンテンツもあります。
天気や運行情報などを自分向けに設定する
トークリスト上部に出る情報系コンテンツのうち、気象警報・注意報、避難情報、天気・災害表示、運行情報、今日の運勢は、LINE NEWSの設定と連動しています。たとえば運行情報は、ニュースタブ上部の設定から[運行情報(路線設定)]を開き、路線名を検索して設定します。必要な情報が表示されるように整えておくと、同じ枠に関係のない情報が出たときの不快感を減らせます。

枠は消せなくても、自分に役立つ情報が出るように設定すると、ぐっと気にならなくなりますよ。
興味・関心に基づく広告をオフにする「広告の設定」
公式ヘルプ「興味・関心に基づく広告の設定を確認・変更するには?」によると、LINEはCookieを使ってWebサイトの訪問履歴を取得し、ユーザーの興味や関心に基づいた広告を表示しています。広告の配信には広告識別子やLINE内部の識別子も使われています。これらは設定で切り替えられます。
メイン端末(スマートフォン)での手順
- [ホーム]>[設定]をタップします
- [プライバシー管理]>[広告の設定]をタップします
- 次の項目を確認し、必要に応じてオフにします
確認する項目は次の3つです。項目が「オン」になっていると、興味関心に基づいた広告が表示されます。
- [広告表示に利用するデータの設定]>[広告トピック]/[属性情報]/[行動履歴]の各項目
- [ウェブ行動履歴を利用した追跡型広告の受信]
- [LINE内部識別子を利用した追跡型広告の受信]
サブ端末の場合、iPadは[設定]から、Androidは[ホーム]>[設定]から同じ[プライバシー管理]>[広告の設定]へ進みます。PC版(サブ端末)では設定できません。
オフにしても広告はなくならない
公式ヘルプには、この設定を行った場合でも興味関心や属性、行動履歴などに基づかない広告の配信は行われることがあると書かれています。また、設定内容が反映されるまでに時間がかかる場合があること、設定できる項目は今後変わる可能性があり、設定内容が初期化される場合もあることが案内されています。公式は、定期的に設定内容を確認して必要に応じて再設定するよう勧めています。

この設定は「広告を消す」ものではなく「自分の履歴を広告に使わせない」ものと考えると分かりやすいですね。

iPhone・AndroidでLINEの広告を減らす設定
「広告の設定」はiPhoneでもAndroidでも同じ手順でLINEアプリ内から操作します。そのうえで、端末ごとに次の設定も確認しておきましょう。
iPhone:トラッキングの許可を取り消す
公式ヘルプ「【iPhone/iPad】お客さまに合わせた広告内容の最適化を行う『トラッキングの許可』について」によると、iOS 14.5以上のiPhoneでは、LINEを起動したときに一度だけ、興味関心に合った情報、コンテンツ、広告を表示するためのトラッキングを許可するかどうかの画面が表示されます。一度許可した後で取り消したい場合の手順は次のとおりです。
- iPhoneの[設定]>[プライバシーとセキュリティ]>[トラッキング]をタップします
- 一覧からLINEアプリをオフにします
Android:LINEアプリ内の「広告の設定」を使う
Androidのスマートフォンでも、LINEアプリの[ホーム]>[設定]>[プライバシー管理]>[広告の設定]から、前の章で紹介した3つの項目を切り替えます。Androidをサブ端末として使っている場合も、[ホーム]>[設定]から同じ画面へ進めます。
iPhone・Android共通:広告動画の自動再生を止める
動画広告が勝手に再生されてわずらわしい場合は、自動再生の設定を変えられます。公式ヘルプ「広告動画の自動再生を設定するには?」によると、広告動画はメイン端末(主にスマートフォン)で表示され、手順は次のとおりです。
- LINEアカウントを登録したメイン端末でLINEを開きます
- [ホーム]>[設定]>[写真と動画]をタップします
- [動画自動再生]で[自動再生しない]/[Wi-Fiのみ]/[モバイルデータ通信とWi-Fi]のいずれかを選びます
[自動再生しない]を選べば、動画広告が勝手に動き出すことを避けられます。モバイルデータ通信の使いすぎが気になる人は[Wi-Fiのみ]も選択肢です。

iPhoneはトラッキング、どちらの端末でも動画の自動再生をセットで見直すと効果を感じやすいですよ。
非表示にしても広告が出てくる理由と、宣伝メッセージを止める方法
「LINE広告を非表示にしても出てくる」という悩みは、公式ヘルプの説明から次の理由で説明できます。
- 広告の表示欄は非表示にできない:個別の広告を非表示にしても、枠には別の広告やコンテンツが表示されます
- 閉じる操作は「一定時間」だけ:右上から閉じた広告やコンテンツは、時間がたつと再び表示されることがあります
- 非表示にできない広告がある:公式ヘルプに「一部、非表示/通報できない広告があります」と明記されています
- 広告の設定をオフにしても広告は配信される:興味関心などに基づかない広告は表示されることがあります
- 設定が初期化されることがある:以前オフにした項目が戻っていないか、定期的に確認が必要です
- 公式アカウントのトークルームの広告:右上の[X]で非表示にしても、そのアカウント上で一定時間表示されなくなるだけです
企業からの宣伝・お知らせメッセージを止めたいとき
友だち追加した企業の公式アカウントから届くメッセージを止めたい場合は、そのアカウントをブロックします。公式ヘルプ「友だちを非表示/ブロック/削除するには?」によると、メイン端末では[トーク]>画面最上部の[友だち]タブで相手の名前を長押しし、[ブロック]をタップします。ブロックすると相手からのメッセージや通話は受信しなくなり、相手に通知されることはありません。ブロックは、[ホーム]>[設定]>[友だち]>[ブロックリスト]から解除できます。
友だち追加していない企業から届く「通知メッセージ」は、[ホーム]>[設定]>[プライバシー管理]>[情報の提供]>[LINE通知メッセージ]で[LINE通知メッセージを受信]をオフにすると、すべての企業から受け取らなくなります。特定の企業だけ止めたい場合は、その公式アカウントだけをブロックします。なお、LINEが運営している公式アカウント(「LINE」システムアカウント)はブロックできません。

「広告」と「企業からのメッセージ」は止め方が別です。メッセージはブロックで止められますよ。

AdGuardなどの広告ブロックアプリは使える?最後の確認リスト
「AdGuard」などの広告ブロックアプリでLINEの広告を消せるか調べている方もいます。2026年10月8日時点で、LINEヘルプセンターには、外部の広告ブロックアプリを使ってLINEの広告を消す方法は案内されていません。公式に案内されているのは、この記事で紹介した非表示・通報・ミュート・広告の設定・自動再生の設定です。
外部アプリを検討する場合は、LINEの公式な機能ではないため、LINEの動作への影響や、アプリ提供元の利用条件、端末に与える権限を自分で確認する必要があります。LINEはトークや通話など大切なやり取りに使うアプリなので、まずは公式の設定で減らせる分を減らしてから判断するのが安全です。
LINEの広告を減らすための確認リスト
- 目障りな広告は、右上または右下のメニューから[この広告を非表示]を選んだ
- 不快な広告やだまそうとしている広告は[この広告を通報]を選んだ
- トークリスト上部の興味のないコンテンツは[表示回数を減らす]を選んだ
- [設定]>[プライバシー管理]>[広告の設定]の各項目を確認した
- iPhoneは[プライバシーとセキュリティ]>[トラッキング]でLINEをオフにした
- [写真と動画]>[動画自動再生]を[自動再生しない]にした
- 宣伝が多い公式アカウントはブロックし、通知メッセージの受信設定も見直した
- しばらくしてから[広告の設定]が初期化されていないか確認する
参照した公式情報
- LINEヘルプセンター「LINE内に表示される広告を非表示/通報/ミュートするには?」
- LINEヘルプセンター「興味・関心に基づく広告の設定を確認・変更するには?」
- LINEヘルプセンター「トークリストの上に表示されるコンテンツは何ですか?」
- LINEヘルプセンター「トークリストの上に表示されるコンテンツの表示をカスタマイズするには?」
- LINEヘルプセンター「【iPhone/iPad】『トラッキングの許可』について」
- LINEヘルプセンター「広告動画の自動再生を設定するには?」
- LINEヘルプセンター「LINE公式アカウントのトークルームに表示される広告について」
- LINEヘルプセンター「友だちを非表示/ブロック/削除するには?」
- LINEヘルプセンター「通知メッセージとは?」

公式の設定を一通り済ませてから、それでも気になるかどうかで外部アプリを考えるのがおすすめです。



