モールス信号変換 Morse Code Translator
モールス信号変換は、文字からモールス符号、モールス符号から文字へ相互に変換できる無料ツールです。欧文(英数字)と和文(カタカナ)の両方に対応し、変換した符号を実際の音で鳴らせます。無線局運用規則 別表第一号にもとづく符号表も掲載しています。
文字とモールス符号を相互に変換します。入力するとすぐ下に結果が出ます。符号は実際の音で鳴らせます。下に符号表も載せています。
欧文モールス符号(英字・数字)
無線局運用規則 別表第一号にもとづく符号です。符号をクリックすると、その1文字だけ音で鳴ります。
.--...-.-.-.....-.--........----.-.-..---.---.--.--.-.-....-..-...-.---..--.----...----..---...--....-.....-....--...---..----.-----和文モールス符号(カタカナ)
別表第一号のイロハ順で並べています。ひらがなで入力しても変換できます。濁音(ガ・ダなど)は「カ+濁点」のように、清音のあとに濁点の符号を続けて送ります。
.-.-.--...-.-.-.....-....-.--.....-.--..----.-.-..---.------..--.--.-.-....-..-.-..-..--.-......-.---..--.----..-----.---.-.----.---.-.--.-..-..---...-..-.---.-..--..--..--..-..---.---.-.-.-.記号の符号
和文の記号と、欧文の記号です。欧文には ITU-R M.1677 の標準に入っていないものもあるため、分けて載せています。
| 記号 | 読み | 符号 | 種別 |
|---|---|---|---|
| ゛ | 濁点 | .. | 和文 |
| ゜ | 半濁点 | ..--. | 和文 |
| ー | 長音 | .--.- | 和文 |
| 、 | 区切点 | .-.-.- | 和文 |
| 」 | 段落 | .-.-.. | 和文 |
| ( | 下向き括弧 | -.--.- | 和文 |
| ) | 上向き括弧 | .-..-. | 和文 |
| . | ピリオド | .-.-.- | 欧文(標準) |
| , | コンマ | --..-- | 欧文(標準) |
| : | コロン | ---... | 欧文(標準) |
| ? | 疑問符 | ..--.. | 欧文(標準) |
| ' | アポストロフィ | .----. | 欧文(標準) |
| - | ハイフン | -....- | 欧文(標準) |
| / | 斜線 | -..-. | 欧文(標準) |
| ( | 始め括弧 | -.--. | 欧文(標準) |
| ) | 終わり括弧 | -.--.- | 欧文(標準) |
| " | 引用符 | .-..-. | 欧文(標準) |
| @ | アットマーク | .--.-. | 欧文(標準) |
| = | 等号(区切り) | -...- | 欧文(標準) |
| + | プラス(送信終了) | .-.-. | 欧文(標準) |
| ! | 感嘆符 | -.-.-- | 欧文(慣用) |
| & | アンパサンド(待機の符号と同じ) | .-... | 欧文(慣用) |
| ; | セミコロン | -.-.-. | 欧文(慣用) |
| _ | アンダースコア | ..--.- | 欧文(慣用) |
略符号(プロサイン)
2文字を続けて1つのまとまりとして送る符号です。文字の間を空けずに打つため、1文字ずつに分けた符号とは別のものになります。
| 略符号 | 符号 | 意味 |
|---|---|---|
| SOS | ...---... | 遭難信号。3文字を続けて1つの符号として送る |
| AR | .-.-. | 送信の終わり |
| SK(VA) | ...-.- | 通信の終わり |
| BT(=) | -...- | 本文の区切り |
| AS | .-... | 送信を待て |
| HH | ........ | 訂正(誤った部分を打ち消す) |
| VE(SN) | ...-. | 了解 |
| CT(KA) | -.-.- | 送信の開始 |
使い方
- 文字の種類を選びます。英数字なら欧文、日本語なら和文です。和文はひらがなで入力してもカタカナとして変換します。
- 入力欄に文字か符号を入れると、すぐ下に結果が出ます。ボタンを押す必要はありません。
- 変換の向きは自動で判定します。入力が点と線だけなら「符号→文字」、それ以外は「文字→符号」です。判定を固定したいときは「変換の向き」で選んでください。いまどちらで変換しているかは入力欄の下に出ます。
- 符号の書き方は「. -」「・ -」「トン ツー」から選べます。下の符号表の表示も一緒に変わります。
- 「音で鳴らす」で符号を実際の音にできます。速さは 5〜30 語/分で変えられます。符号表の ♪ を押すと、その1文字だけ鳴ります。
モールス符号の書き方のきまり
モールス符号は「短点(トン)」と「長点(ツー)」の組み合わせです。長さの関係は次のように決まっています。
- 短点を1とすると、長点は3の長さです。
- 符号の中の間隔(同じ文字の中の点と点の間)は1。
- 文字と文字の間隔は3。このツールでは半角スペースで表します。
- 語と語の間隔は7。このツールではスラッシュ(/)で表します。
「音で鳴らす」の速さは語毎分(WPM)で指定します。1単位の長さは 1200 ÷ 語毎分 ミリ秒で、これは PARIS という語を基準にした一般的な決め方です。15語/分なら1単位が80ミリ秒になります。
濁音・半濁音は1つの符号になっていません。和文では「ガ」はカ+濁点、「パ」はハ+半濁点のように、清音の符号のあとに濁点・半濁点の符号を続けて送ります。このツールも同じ形で変換します。
小書きの文字(ャ・ュ・ョ・ッなど)にも専用の符号はありません。「キャ」は「キヤ」として送るのが通例で、このツールも大きい文字として変換します。
SOS について
遭難信号の SOS は ...---... です。S・O・S を1文字ずつ区切って打つのではなく、9つの点と線を続けて1つのまとまりとして送ります。このツールで「SOS」と入力すると ... --- ...(文字ごとに区切った形)になりますが、本来の遭難信号は区切らずに続けて打つものです。
SOS は「Save Our Ship」「Save Our Souls」の頭文字だと説明されることがありますが、これは後から付けられた語呂合わせです。打ちやすく聞き分けやすい符号として選ばれたもので、もともと言葉の頭文字ではありません。
なお モールス無線電信による遭難通信は、日本では現在使われていません。船舶の遭難通信は1999年から GMDSS(海上における遭難及び安全に関する世界的な制度)へ移行しています。
よくある質問
符号から文字に戻すとき、うまく読めません。
文字の間は半角スペース、語の間はスラッシュ(/)で区切ってください。区切りが無いと、どこで文字が切れるのか決められないため正しく戻せません。読めなかった符号は結果の下に出ます。
和文と欧文はどちらで変換されますか。
自動では判別できません。同じ符号でも和文と欧文で別の文字にあたるためです(たとえば .- は欧文の A、和文の イ)。上の「文字の種類」で選んでください。
変換できない文字があります。
モールス符号が決まっていない文字です。漢字・ハングル・絵文字などには符号がありません。日本語は和文、英数字は欧文に切り替えてお試しください。除いた文字は結果の下に一覧で出ます。
音が鳴りません。
端末がマナーモードになっていないか、音量を確認してください。ブラウザは「利用者が操作したあと」でないと音を出せない決まりがあるため、ページを開いた直後に自動では鳴りません。「音で鳴らす」を押してからになります。
関連ツール
注意事項
モールス信号変換の符号表は無線局運用規則 第十二条 別表第一号にもとづいています。欧文の記号のうち、ITU-R M.1677 の標準に含まれないものは「慣用」として分けて表示しています。略符号(プロサイン)は文字の間を空けずに続けて送る符号のため、1文字ずつに区切った符号とは別のものです。入力した文字はブラウザの中だけで処理され、サーバーには送信されません。無料でご利用いただけます。
※このプログラムはPHP8.2.22にて作成、動作確認を行っております。
※ご利用下さっている皆様のご意見・ご要望(改善要望)をお寄せください。