セカイVPNの使い方完全ガイド!契約・端末別設定・接続できない時の対処法



目次

セカイVPNを使い始める前に知っておきたいこと

セカイVPNの使い方を確認する前に、まず理解しておきたいのが、VPN接続と通常のインターネット接続の違いです。

通常は、パソコンやスマートフォンから利用中の回線を通じて、ウェブサイトや動画配信サービスへ直接アクセスします。VPNを利用すると、端末とセカイVPNのサーバーとの間に暗号化された通信経路が作られ、VPNサーバーを経由してインターネットへ接続する形になります。

接続先として日本のVPNサーバーを選んだ場合、アクセス先からは日本のIPアドレスを使って通信しているように見えることがあります。そのため、海外滞在中に日本向けのウェブサイトへアクセスしたい場合や、公共Wi-Fi利用時の通信を保護したい場合などに使われています。

ただし、VPNへ接続すれば、すべてのウェブサイトや動画サービスを必ず利用できるわけではありません。サービス側がVPN接続を検知してアクセスを制限している場合や、アカウントの登録国、契約地域、端末の位置情報などを組み合わせて判定している場合があります。

VPNは接続経路を変更する仕組みであり、各サービスの利用規約や配信権、地域制限を無効にするものではありません。海外から動画配信サービスを利用する場合は、VPNの接続可否だけでなく、利用するサービスの規約も確認しておく必要があります。

利用する端末と設定方法を先に確認する

セカイVPNは、Windows、macOS、iPhone、iPad、Android、ChromeOS、Fire TV、Fireタブレット、Android TVなど、複数の端末に対応しています。ただし、すべての端末で同じアプリや設定方法を使うわけではありません。

WindowsやmacOSでは、セカイVPN用のアプリを利用できる場合があります。iPhoneやiPadでも、対応アプリからログインして接続先を選ぶ方法が中心です。

Androidでは、端末やOSのバージョン、利用する接続方式によって、IKEv2、OpenVPN、OpenConnectなどの設定が必要になることがあります。ChromeOSについても、Chromebook上でAndroidアプリを利用する方法や、端末側のVPN設定を使う方法があります。

Fire TVやAndroid TVでは、テレビ端末へ対応アプリをインストールし、リモコンを使ってユーザー情報を入力します。パソコンよりも文字入力に時間がかかるため、申し込み後に発行されたユーザー名やパスワードを手元に用意してから設定するとスムーズです。

利用前には、次の点を確認しておきましょう。

  • 端末のOS名とバージョン
  • セカイVPNの対応アプリが利用できるか
  • 手動設定が必要な接続方式か
  • アプリをインストールできる権限があるか
  • 海外へ出発する前に設定と接続確認を済ませられるか

特に注意したいのは、インターネット規制がある国へ渡航してからアプリや設定マニュアルを探そうとするケースです。現地の通信環境によっては、公式サイトやアプリストアへアクセスしにくくなる可能性があります。

海外で利用する予定がある場合は、出発前にアプリのインストール、ログイン、VPN接続、切断までを一度試しておくと安心です。OpenConnectやHTTPS接続、セカイブラウザなど、別の接続手段が案内されている場合は、それらの準備も済ませておきます。

申し込みに必要な情報を用意する

セカイVPNを利用するには、運営会社であるインターリンクのアカウントを作成し、サービスの申し込みを行います。

申し込み前に、受信できるメールアドレス、契約者情報、支払い方法を用意しておきましょう。登録確認や契約内容に関する案内がメールで届くため、普段利用していて、迷惑メールフォルダーも確認できるアドレスが適しています。

支払い方法は、申し込み時点で画面に表示されている選択肢を確認してください。支払い方法によっては、申し込み完了からサービスを利用できるようになるまでの時間が異なる場合があります。

もう一つ迷いやすいのが、インターリンクの会員情報と、VPN接続時に使う認証情報の違いです。

マイメニューへログインするためのIDやパスワードと、セカイVPNのアプリや端末設定に入力するユーザー名、パスワード、サーバー情報が別に案内されることがあります。マイメニューへ入れたからといって、同じ情報でVPNへ接続できるとは限りません。

申し込み後は、次の情報を区別して保存しておくと設定時の混乱を防げます。

  • インターリンクの会員ページへ入るための情報
  • セカイVPNへ接続するためのユーザー名
  • VPN接続用のパスワード
  • 手動設定で使用するサーバーアドレス
  • 利用する接続方式に必要な設定情報

スクリーンショットやメモで保存する場合は、他人が見られる共有フォルダーや、保護されていない端末へ置かないようにします。パスワード管理アプリなど、安全に保管できる方法を選びましょう。

セカイVPNは、申し込み前に利用端末と接続方法を確認し、会員情報とVPN接続用の情報を分けて管理すると、設定時の失敗を減らせます

セカイVPNの申し込みから利用開始までの手順

セカイVPNを利用する流れは、インターリンクのアカウント作成、契約情報の登録、支払い方法の選択、接続情報の確認、端末設定という順番です。

操作自体は複雑ではありませんが、申し込み用のログイン情報とVPN接続用の認証情報を取り違えると、契約が完了しているのに接続できない状態になりやすいため注意してください。

インターリンクのアカウントを作成して申し込む

まず、セカイVPNの申し込み画面を開き、サービスの申し込み手続きを開始します。インターリンクのアカウントを持っていない場合は、メールアドレスや契約者情報を入力して、新しいアカウントを作成します。

入力する主な項目は、氏名、住所、連絡先、メールアドレス、支払い方法などです。法人名義で利用する場合は、個人名義の入力欄と間違えないように契約区分も確認します。

申し込みは、次の順番で進めます。

  1. セカイVPNの申し込み画面を開く
  2. インターリンクのアカウントを作成する
  3. メールアドレスの確認手続きを行う
  4. 契約者情報を入力する
  5. 支払い方法を選択する
  6. 入力内容と料金条件を確認する
  7. 申し込みを確定する
  8. 完了画面と確認メールを保存する

入力内容の確認画面では、氏名やメールアドレスだけでなく、料金、無料体験の適用条件、課金開始日も確認してください。

無料体験が用意されている場合でも、申し込んだ日から一定日数が一律で無料になるとは限りません。契約日から翌月末までといった区切り方では、月初に申し込んだ場合と月末に申し込んだ場合で、実際に試せる日数が変わります。

申し込み画面や確認メールに無料期間の終了日が表示されている場合は、その日付を保存しておきます。継続するか判断する日を、終了日の数日前にカレンダーへ登録しておく方法も有効です。

支払い方法によっては、申し込み後すぐに利用開始となる場合と、登録確認や手続き完了を待つ場合があります。申し込み完了画面が表示されても、VPN接続用の情報がまだ発行されていなければ、端末の設定を完了できません。

マイメニューで接続情報を確認する

申し込み後は、インターリンクのマイメニューへログインし、セカイVPNの契約状態を確認します。

サービス一覧にセカイVPNが表示されているか、契約状況が利用可能になっているかを見ます。そのうえで、端末設定に必要なユーザー名、パスワード、サーバー情報、接続方式を確認します。

ここでよくある失敗は、会員ページへログインするときのメールアドレスを、VPNアプリのユーザー名欄へ入力することです。アプリが求めている情報が、会員IDなのか、セカイVPN専用のユーザー名なのかをラベルで判断してください。

手動設定では、サーバーアドレスの入力ミスも起こりやすくなります。全角文字が混ざっていないか、文字の前後に空白が入っていないか、似ている英数字を取り違えていないかを確認します。

コピーして貼り付ける場合でも、末尾に空白が入ることがあります。認証エラーが表示されたときは、同じ情報を何度も送信するのではなく、一度入力欄をすべて削除し、情報を確認しながら入れ直したほうが早く解決できます。

接続情報を確認したら、利用する端末に合った方法で設定します。

WindowsやmacOSでは、対応アプリをインストールし、セカイVPNの接続用情報でログインします。接続先を選び、接続ボタンを押して、画面が接続中の表示に変わることを確認します。

iPhoneやiPadでは、初回接続時にVPN構成の追加を求められる場合があります。これは端末へVPN設定を登録するための確認です。内容を確認したうえで許可し、端末の認証操作を行います。

AndroidやChromeOSで手動設定する場合は、接続方式、サーバーアドレス、ユーザー名、パスワードなどを入力します。画面の名称は端末メーカーやOSのバージョンによって異なるため、VPN、接続設定、その他の接続、ネットワークなどの項目を探します。

申し込み後に利用できない場合の確認項目

申し込みが完了しているのにセカイVPNへ接続できない場合は、契約状況、認証情報、端末設定、通信環境の順番で確認します。

最初に、マイメニュー上でサービスが利用可能になっているかを確認してください。申し込み受付中、確認待ち、支払い手続き中などの状態では、接続情報が発行されていても利用できない場合があります。

契約状態に問題がなければ、次の項目を確認します。

  • VPN接続用のユーザー名を入力しているか
  • パスワードの大文字と小文字を区別しているか
  • サーバーアドレスを正しく入力しているか
  • 端末に合った接続方式を選んでいるか
  • 古い設定情報が端末に残っていないか
  • 通常のインターネット接続は利用できるか
  • セキュリティソフトや社内ネットワークが通信を制限していないか

VPNは、元になるインターネット接続が使えなければ接続できません。Wi-Fiやモバイル回線で通常のウェブサイトを開けるかを先に確認すると、VPN側の問題か、回線側の問題かを切り分けられます。

認証情報が正しい場合は、別のVPNサーバーや接続方式へ変更します。特定のサーバーが混雑している場合や、利用中のネットワークが一部の通信方式を制限している場合は、接続先や方式を変えることで改善する可能性があります。

アプリや端末の再起動も有効です。ただし、設定を削除して作り直す場合は、現在の入力内容を保存してから行ってください。原因を確認せずに設定を消すと、どこを間違えていたのか分からなくなります。

VPNへ接続できた後は、接続中の表示だけで判断せず、ウェブサイトが開けるか、通信が極端に遅くなっていないか、利用後に正常に切断できるかまで確認します。海外へ出発する直前ではなく、時間に余裕がある日に一連の操作を試しておくことが重要です。

申し込み後に接続できないときは、何度も操作を繰り返すのではなく、契約状態、接続用ID、サーバー情報、通信環境の順番で切り分けるのが解決への近道です

Windows・MacでのセカイVPNの使い方

WindowsやMacでセカイVPNを利用する場合は、OSに対応した専用アプリを使う方法が分かりやすいです。手動でVPN接続を作成することもできますが、接続先や通信方式を自分で入力する必要があります。初めて利用する人は、まず専用アプリで接続できる状態を作ると迷いにくくなります。

設定を始める前に、セカイVPNの接続用ユーザー名とパスワードを確認しておきましょう。インターリンクのマイメニューへログインする情報と、VPN接続時に使用する情報が異なる場合があります。ログインエラーが出たときは、文字列の入力ミスだけでなく、使用しているIDの種類も確認することが重要です。

OSに対応したセカイVPNアプリをインストールする

最初に、使用しているパソコンがWindowsかMacかを確認します。WindowsではWindows用、MacではmacOS用のセカイVPNアプリを選びます。見た目が似ていてもインストーラーには互換性がないため、別のOS向けファイルをダウンロードしても利用できません。

Windowsのバージョンは、設定画面のシステム情報から確認できます。Macの場合は、画面左上のAppleメニューから、このMacについてを開くとmacOSのバージョンを確認できます。古いOSでは最新版のアプリをインストールできないことがあるため、ダウンロード前に対応バージョンを確認しておくと安全です。

インストーラーをダウンロードしたら、次の順番で進めます。

  • ダウンロードしたインストーラーを開く
  • 画面に表示される利用条件や保存先を確認する
  • インストールを実行する
  • 必要に応じてパソコンの管理者パスワードを入力する
  • インストール完了後にセカイVPNアプリを起動する

Windowsでは、アプリのインストールや通信設定の変更を許可する画面が表示される場合があります。提供元を確認したうえで許可してください。Macでも、ネットワーク構成の追加やシステム設定の変更を求められることがあります。拒否するとアプリを開けてもVPN接続が開始されないことがあるため、表示内容を読んで判断します。

インストール後にアプリが見つからない場合は、Windowsではスタートメニュー、Macではアプリケーションフォルダを確認します。同じインストーラーを何度も実行するのではなく、先にアプリが追加されていないか探すのが確認のコツです。

ログインして接続先を選ぶ

アプリを起動したら、セカイVPNの接続用ユーザー名とパスワードを入力してログインします。コピーして貼り付ける場合は、文字列の前後に空白が入っていないか確認してください。特にパスワードは画面上で伏せ字になるため、入力ミスに気づきにくい部分です。

ログイン後は、接続先の国やVPNサーバーを選択します。日本のサービスへ海外からアクセスしたい場合は、基本的に日本の接続先を選びます。海外向けのウェブサイトを確認したい場合は、目的に合う国を選択します。ただし、VPN接続によってすべての動画配信サービスやウェブサイトを利用できるとは限りません。サービス側の地域判定や利用規約によって、接続を拒否されることがあります。

接続先を選んだら、アプリ内の接続ボタンを押します。電源マークなどで表示されていることもあります。接続処理には数秒から数十秒かかる場合があるため、ボタンを連続で押さず、接続状態が切り替わるまで待ちます。

接続に失敗したときは、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  • ユーザー名とパスワードを入力し直す
  • 別の国または別のサーバーへ変更する
  • Wi-Fiや有線LANが通常接続できているか確認する
  • セカイVPNアプリを終了して再起動する
  • パソコンを再起動する

通常のインターネット接続自体が切れている状態では、VPNにも接続できません。セカイVPNの不具合と判断する前に、VPNをオフにした状態で一般的なウェブサイトを開けるか確認してください。

接続状態を確認してから利用する

アプリに接続中と表示されたら、すぐに目的の作業を始めるのではなく、接続先が切り替わっているか確認します。VPN接続中でも、アプリの表示更新が遅れたり、接続直後に切断されたりすることがあるためです。

確認方法として分かりやすいのは、現在のIPアドレスや接続地域を表示するウェブサービスを開くことです。選択した国と表示される地域が大きく異なる場合は、VPNが正常に反映されていない可能性があります。ブラウザに古い地域情報が残っていることもあるため、ページの再読み込みやブラウザの再起動も試します。

動画配信サービスを使う場合は、セカイVPNへ接続してから動画配信サービスのアプリやブラウザを起動するのが基本です。先にサービスへアクセスしていると、VPN接続前の地域情報が保持されることがあります。その場合は、サービスからログアウトするより先に、アプリやブラウザを完全に終了して開き直すと改善することがあります。

利用が終わったら、セカイVPNアプリを開いて切断ボタンを押します。切断後は通常のインターネット回線へ戻ります。VPN接続中は通信経路が変わるため、普段より速度が低下することがあります。VPNが必要ない作業まで接続したままにすると、ウェブサイトの表示やファイルのダウンロードが遅く感じられることがあります。

パソコン起動時の自動接続を有効にしている場合は、作業終了後に切断しても、次回起動時に再接続されることがあります。常時利用するのか、必要なときだけ利用するのかを決め、自分の使い方に合う起動設定にしておくと管理しやすくなります。

WindowsとMacでは、アプリの表示よりも、接続先の地域が実際に切り替わっているかまで確認することが大切です

iPhone・iPadでのセカイVPNの使い方

iPhoneやiPadでは、App StoreからセカイVPNのiOSアプリをインストールして利用できます。パソコン版と同じように、接続先を選んで接続ボタンを押す流れですが、初回だけVPN構成の追加許可が必要です。

この許可は、セカイVPNが端末の通信をVPN経由へ切り替えるために使用されます。初回接続時に拒否すると、アプリへのログインはできてもVPN通信は始まりません。セカイVPNが接続できないときは、アプリ内の設定だけでなく、iPhoneやiPad本体にVPN構成が登録されているかも確認する必要があります。

アプリをインストールしてログインする

App Storeを開き、セカイVPNのアプリを検索します。同じような名称のアプリが表示される可能性があるため、アプリ名だけで判断せず、提供元も確認してください。

インストール後は、ホーム画面またはアプリライブラリからセカイVPNを起動します。ログイン画面が表示されたら、契約時に確認した接続用ユーザー名とパスワードを入力します。

iPhoneではパスワードの自動入力候補が表示されることがあります。ただし、インターリンクのマイメニュー用パスワードが保存されていると、VPN接続用とは異なる情報が自動入力される場合があります。ログインできないときは、自動入力された内容をそのまま使わず、マイメニューに記載されている接続情報と照合してください。

コピーした文字列を貼り付けるときは、末尾に改行や空白が含まれていないかも確認します。正しい情報を入れているはずなのに認証エラーになる場合、入力欄をいったん空にして手入力すると解決することがあります。

初回接続時にVPN構成を追加する

ログイン後、接続したい国またはサーバーを選び、接続ボタンをタップします。初回は、VPN構成の追加を求める確認画面が表示されます。

許可を選ぶと、端末のパスコード、Face ID、Touch IDなどによる認証を求められる場合があります。これはセカイVPNの契約を確認する操作ではなく、iPhoneやiPadのネットワーク設定を変更してよいか確認する操作です。

許可後、アプリの表示が接続中に変わればVPN接続が開始されています。接続できているか分からない場合は、次の場所を確認します。

  • セカイVPNアプリ内の接続状態
  • コントロールセンターに表示されるVPNの状態
  • 設定画面内にあるVPNの接続状態
  • IPアドレス確認ページに表示される国や地域

端末やiOS、iPadOSのバージョンによっては、画面上部にVPNの文字が常に表示されないことがあります。ステータスバーに表示がないだけで切断されているとは限りません。アプリまたは設定画面で確認するほうが確実です。

VPN構成を誤って削除した場合は、セカイVPNアプリから再接続することで、構成の追加画面が再び表示されることがあります。複数のVPNアプリを入れている場合は、別のVPN構成と同時に接続しようとして失敗することもあります。利用していないVPNアプリを切断してから、セカイVPNを接続してください。

公共Wi-Fiで接続忘れを防ぐ

カフェ、ホテル、空港などの公共Wi-FiでセカイVPNを使う場合は、Wi-Fiへ接続しただけで安心せず、VPNが接続中になっていることを確認してからブラウザやアプリを開きます。

公共Wi-Fiでは、接続直後に利用規約への同意やメールアドレスの入力を求める認証画面が表示されることがあります。この認証が終わる前にVPNへ接続すると、Wi-Fiのログイン画面が開かず、インターネットを利用できない場合があります。

そのときは、次の順番で操作します。

  • 公共Wi-Fiへ接続する
  • Wi-Fi側の認証画面を完了する
  • 通常のウェブサイトを開けるか確認する
  • セカイVPNアプリを起動する
  • 接続先を選んでVPNへ接続する
  • 接続中の表示を確認してから利用を始める

Wi-Fiからモバイル通信へ切り替わったときや、地下や移動中に通信が一時的に切れたときは、VPNも切断されることがあります。動画やウェブサイトが突然開けるようになったからといって、VPNが復旧したとは限りません。回線が切り替わった後は、セカイVPNアプリを一度開き、接続状態を確認してください。

接続忘れを減らしたい場合は、セカイVPNアプリ内に自動接続や起動時接続の設定が用意されているか確認します。ただし、自動接続を設定していても、公共Wi-Fiの認証前や回線切り替え後に必ず接続されるとは限りません。重要な操作を行う前に、手動で接続状態を見る習慣を付けるほうが確実です。

利用を終了するときは、セカイVPNアプリの切断ボタンをタップします。設定画面からVPNをオフにすることもできますが、次回の接続先を選び直す場合はアプリから操作したほうが分かりやすいです。

接続中なのに目的のサービスを利用できない場合は、別の接続先へ変更し、対象アプリを完全に終了してから開き直します。VPN接続前の地域情報がアプリ内に残っていることがあるため、サーバーを変えるだけでは表示が切り替わらない場合があります。

iPhoneやiPadでは、公共Wi-Fiの認証を先に終え、VPNの接続表示を確認してから使い始める順番を覚えておきましょう

Android・ChromeOSでのセカイVPNの使い方

Androidスマートフォンやタブレットでは、端末の設定機能や外部のVPNアプリを利用してセカイVPNへ接続します。WindowsやiPhoneのように、専用アプリへログインして接続ボタンを押すだけとは限りません。最初に接続方式を決め、方式に対応した設定を行う必要があります。

セカイVPNはAndroid向けにIKEv2、OpenVPN、OpenConnectなど複数の接続方法を用意しています。どれを選べばよいか分からない場合は、まずIKEv2を試し、接続できない場合や通信制限のある環境ではOpenVPNやOpenConnectを検討すると進めやすくなります。

Androidで設定前に用意する情報

設定を始める前に、セカイVPNのマイメニューや契約時の案内から、次の情報を確認します。

  • セカイVPN接続用のユーザー名
  • セカイVPN接続用のパスワード
  • 接続先のサーバーアドレス
  • 利用するVPN方式
  • 必要に応じて設定ファイルや事前共有キー

間違えやすいのが、インターリンクのマイメニューへログインする情報と、VPNへ接続するための情報です。画面に「メンバーID」「ユーザー名」「接続ID」など似た名称が表示される場合でも、同じ情報とは限りません。入力エラーが続くときは、パスワードだけでなく、どのIDを使っているかも確認してください。

コピーした文字列の前後に空白が入っているケースもあります。スマートフォンでは入力欄の末尾が見えにくいため、一度メモアプリへ貼り付けて余分な空白や改行がないことを確認すると、入力ミスを減らせます。

IKEv2・OpenVPN・OpenConnectで接続する方法

IKEv2を利用できる端末では、Androidの設定画面からVPNプロファイルを追加します。設定画面の名称はメーカーやOSのバージョンによって異なりますが、「ネットワークとインターネット」「接続」「その他の接続設定」などの中にVPNの項目があります。

VPNの追加画面を開いたら、任意の接続名、VPNタイプ、サーバーアドレス、ユーザー名、パスワードなどを入力します。接続名は「セカイVPN日本」など、自分で見分けられる名称で構いません。VPNタイプは、公式マニュアルで指定されているIKEv2の方式を選びます。

保存後、作成したVPN設定を選択して接続します。画面上部にVPNを示す鍵のマークが表示されれば、端末上では接続状態になっています。ただし、鍵のマークだけで接続先が正しいと判断せず、ブラウザでIPアドレスの国や地域が変わっていることも確認したほうが確実です。

OpenVPNを使う場合は、OpenVPN Connectなどの対応アプリをGoogle Playからインストールします。セカイVPNが案内する設定ファイルをアプリへ読み込み、接続用のユーザー名とパスワードを登録して接続します。

設定ファイルをダウンロードしたものの、アプリに表示されない場合は、Androidのファイル管理アプリから設定ファイルを選択し、共有先や開くアプリとしてOpenVPN Connectを指定します。メールへ添付した状態のまま開くより、端末内へ保存してから読み込むほうが失敗しにくくなります。

OpenConnectを利用するときは、OpenConnectやAnyConnectなど、案内されている対応アプリを使用します。アプリへサーバー情報を登録し、ユーザー名とパスワードを入力して接続してください。通常の方法で接続しにくいネットワークや、インターネット通信が制限されている環境では、OpenConnectが接続候補になります。

複数の接続方式を同時に設定しても問題ありません。「自宅ではIKEv2、ホテルのWi-FiではOpenVPN、通常の方式が制限される環境ではOpenConnect」のように、通信環境に応じて切り替えられます。

接続できないときは、次の順番で確認すると原因を絞りやすくなります。

  1. ユーザー名とパスワードを入力し直す
  2. 同じ方式で別のサーバーへ変更する
  3. Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
  4. VPNアプリと端末を再起動する
  5. IKEv2からOpenVPNなど別の方式へ変更する

最初からアプリを削除して設定をすべてやり直す必要はありません。別のサーバーでは接続できるのか、別の回線では接続できるのかを先に試すと、セカイVPN側の問題か、利用中のネットワーク側の問題かを判断できます。

ChromebookでセカイVPNを利用する方法

ChromeOSを搭載したChromebookでは、Androidアプリを利用できる端末であれば、Android向けのVPNアプリをインストールして接続できます。Google Playが利用できることを確認し、OpenVPN ConnectやOpenConnectなど、使用する方式に対応したアプリをインストールしてください。

設定方法はAndroidとほぼ同じです。OpenVPNでは設定ファイルを読み込み、OpenConnectではサーバー情報と接続情報を登録します。アプリをインストールできても設定内容は自動で登録されないため、セカイVPNのマイメニューやマニュアルを見ながら入力する必要があります。

Google Playに対応していないChromebookでは、ChromeOSの設定画面からVPNを追加できる場合があります。設定内の「ネットワーク」「接続を追加」「VPN」などを確認し、利用可能な方式に合わせてサーバーアドレスやユーザー情報を登録します。

学校や勤務先から貸与されているChromebookでは、管理者によってアプリのインストールやVPN設定が制限されていることがあります。VPNの追加項目が表示されない、Google Playを有効にできない、設定を保存しても削除されるという場合は、端末の故障ではなく管理ポリシーによる制限が考えられます。

ChromeOSは更新によって設定項目の名称や配置が変わることがあります。案内されている画面が見つからない場合は、設定画面上部の検索欄へ「VPN」と入力してください。古い説明と同じ順番でメニューを探すより、検索機能を使うほうが早く見つかります。

AndroidやChromebookでは、接続方式を一つに決めつけず、まず簡単な方式を試してから別の方式へ切り替えると、設定で迷いにくくなります

Fire TV・Android TVでのセカイVPNの使い方

Fire TVやAndroid TVでは、テレビ画面に対応したセカイVPNアプリを利用できます。スマートフォンの画面をテレビへ映す方法ではなく、Fire TV Stickやテレビ本体にアプリを直接インストールして接続する仕組みです。

動画配信サービスを利用する場合は、アプリをインストールしただけでは通信先は変わりません。セカイVPNアプリで接続を完了させ、その後に動画配信アプリを起動する必要があります。操作する順番を間違えると、VPNへ接続していても変更前の地域情報が残ることがあります。

Fire TVとAndroid TVにアプリを設定する手順

Fire TVではホーム画面の検索機能、Android TVではGoogle Playの検索機能を開き、「セカイVPN」と入力します。検索結果から対応アプリを選び、端末へインストールしてください。

インストールが完了したら、アプリを起動してセカイVPNのIDとパスワードを入力します。テレビのリモコンでは英数字や記号を入力しにくいため、特に大文字と小文字、数字のゼロとアルファベットのオー、数字の1と小文字のエルを見間違えないようにしてください。

機種によっては、スマートフォンのリモコンアプリや文字入力機能を利用できます。長いパスワードをリモコンで何度も入力している場合は、スマートフォンから入力したほうが誤入力を防げます。ただし、共有端末や他人のスマートフォンへパスワードを保存するのは避けてください。

ログイン後、利用目的に合った接続先の国を選択し、接続ボタンを押します。初回接続時には「接続要求」や「VPN接続を設定しますか」といった確認画面が表示されるため、内容を確認して許可します。

アプリ上で接続中と表示されたら、ホーム画面へ戻ります。接続が完了する前に動画配信アプリを開かないことが重要です。

基本的な操作順は次のとおりです。

  1. 起動中の動画配信アプリを終了する
  2. セカイVPNアプリを起動する
  3. 接続先の国を選択する
  4. 接続中の表示を確認する
  5. ホーム画面へ戻る
  6. 動画配信アプリを起動する

動画配信アプリを以前から開いたままにしていた場合、ホーム画面へ戻しただけでは完全に終了していないことがあります。VPNへ接続しても表示内容が変わらないときは、端末の設定から対象アプリを選び、強制停止してから起動し直してください。

動画を再生できない場合の確認方法

VPNへ接続できているのに動画を再生できない場合、必ずしもセカイVPNの接続失敗とは限りません。動画配信サービス側が、アカウントの登録国、端末の位置情報、決済方法、過去のアクセス情報などを判定に利用している場合があります。

VPNはインターネット上の接続元を変更する仕組みであり、サービスの契約条件や利用規約を変更するものではありません。接続先の国を変更すれば、すべての動画サービスを必ず利用できるというわけではない点に注意してください。

まずはセカイVPNへ接続した状態でブラウザや確認用アプリを利用し、IPアドレスの国が変わっているか確認します。国が変わっていればVPN接続は機能しているため、動画配信アプリ側のキャッシュやアカウント設定を確認します。

表示が切り替わらない場合は、次の操作を順番に試します。

  • 動画配信アプリを強制停止する
  • 動画配信アプリのキャッシュを削除する
  • セカイVPNで同じ国の別サーバーへ接続する
  • Fire TVやAndroid TVを再起動する
  • ルーターを再起動する
  • 動画配信アプリから一度ログアウトして再ログインする

アプリのデータを削除すると、ログイン情報や一部の設定も消える可能性があります。最初からデータ削除を行うのではなく、強制停止、キャッシュ削除、端末再起動の順に試してください。

アプリを検索してもセカイVPNが表示されない場合は、利用している端末がFire TVまたは正式なAndroid TV、Google TVに対応しているかを確認します。「Androidを搭載したテレビ」と表示されていても、スマートフォン向けAndroidを独自に組み込んだ製品では、テレビ向けアプリをインストールできないことがあります。

非対応端末へ外部サイトから取得したアプリを無理に導入すると、リモコンで操作できない、画面が正しく表示されない、自動更新されないといった問題が発生します。公式のアプリストアに表示されない場合は、端末の対応状況を確認するのが先です。

動画が止まる・画質が落ちる場合の対処法

VPN接続では、端末から動画配信サービスへ直接接続するのではなく、VPNサーバーを経由します。そのため、通常の接続より通信経路が長くなり、回線状況によっては読み込み時間が増えます。

動画が頻繁に止まる場合は、同じ国の別サーバーへ変更してください。一つのサーバーだけが混雑している場合、接続先を変えるだけで改善することがあります。目的の国が決まっていても、特定のサーバーへ固定する必要はありません。

Wi-Fiを利用している場合は、Fire TVやテレビをルーターへ近づける、2.4GHz帯から5GHz帯へ変更する、有線LANへ切り替えるといった方法も有効です。VPNサーバーを変更しても改善しない場合は、VPNではなく家庭内のWi-Fiが速度低下の原因になっている可能性があります。

画質を自動設定にしていると、通信速度が一時的に低下した際に低画質へ切り替わることがあります。再生が止まるより安定性を優先したい場合は、動画配信アプリ側で画質を一段階下げてください。

スリープから復帰した後に動画を再生できない場合は、セカイVPNアプリを開き、接続中の表示が残っているか確認します。画面上では接続中に見えても通信が再開されていない場合があるため、一度切断してから接続し直すと改善することがあります。

視聴後はセカイVPNアプリへ戻り、接続を切断します。接続したままにすると、VPNを必要としないアプリもVPNサーバーを経由し、速度が低下したり、普段利用しているサービスの表示地域が変わったりする場合があります。

テレビで使うときは、動画アプリを閉じる、VPNへ接続する、動画アプリを起動するという順番を守ることが、最も重要な確認ポイントです

セカイVPNのおすすめ設定と安全な使い方

セカイVPNは、初期設定のままでも接続できますが、利用する端末や通信環境に合わせて設定を調整したほうが、接続忘れや通信トラブルを減らせます。特に確認しておきたいのが、自動接続、VPNプロトコル、接続先サーバーの3点です。

VPNアプリを起動しただけでは、必ずしもVPN通信が始まっているとは限りません。画面に「接続中」と表示されているか、端末のステータス欄にVPNのマークが出ているかまで確認してから、ウェブサイトや動画配信サービスを開きましょう。

自動起動とオートコネクトを使い分ける

WindowsやMacなどでセカイVPNを頻繁に使う場合は、アプリの設定画面からスタートアップ起動とオートコネクトを有効にすると便利です。

スタートアップ起動は、パソコンを起動した時にセカイVPNアプリを自動的に立ち上げる設定です。オートコネクトは、アプリの起動後にVPNサーバーへ自動接続する設定を指します。両方を有効にしておけば、VPNを使うたびにアプリを探して接続ボタンを押す手間を減らせます。

ただし、常にVPNが必要とは限りません。自宅の固定回線では通常接続を使い、外出先のフリーWi-FiでのみVPNを利用したい人は、スタートアップ起動だけを有効にし、接続操作は手動で行う方法もあります。

自動接続を使うときは、次の点を確認してください。

  • 起動後に「接続中」と表示されているか
  • 想定した国のサーバーへ接続されているか
  • VPN接続後も通常どおりインターネットを利用できるか
  • スリープから復帰した後も接続が維持されているか
  • Wi-Fiからモバイル回線へ切り替えた後に再接続されているか

自動接続を有効にしたからといって、通信環境が変わった後も必ず接続が維持されるとは限りません。ノートパソコンを閉じて移動した時や、スマートフォンがWi-Fiとモバイル回線を切り替えた時は、VPNの接続表示をもう一度確認する習慣をつけてください。

接続方式は最初に自動選択を試す

セカイVPNでは、IKEv2、OpenVPN、OpenConnectなど、複数の接続方式を利用できます。どれを選べばよいか分からない場合は、最初から特定の方式に固定せず、自動選択を試すのが現実的です。

接続方式は、通信速度だけでなく、利用している回線、ルーター、端末のOS、滞在している国のネットワーク規制などによって相性が変わります。同じ端末でも、自宅では接続できるのにホテルのWi-Fiでは接続できないことがあります。

スマートフォンでWi-Fiとモバイル回線を頻繁に切り替える場合は、IKEv2が安定することがあります。一般的な環境で接続の安定性を重視する場合は、OpenVPNも候補です。通常の方式で接続できない環境では、OpenConnectやHTTPS接続、セカイブラウザを試します。

インターネット規制が行われている国や地域では、利用できる接続方式が制限される場合があります。渡航後に設定方法を調べられなくなる可能性もあるため、出発前に複数の接続方式を設定し、実際に接続できるところまで確認しておくことが重要です。

手動設定を行う場合は、接続先サーバーのアドレス、ユーザー名、パスワードをコピーして入力します。文字列の前後に空白が入ると認証に失敗することがあるため、コピー後は余計な空白がないか確認してください。

セカイブラウザとVPN接続の違いを理解する

特定のウェブサイトを閲覧する時だけVPNを使いたい場合は、セカイブラウザを利用する方法があります。セカイブラウザを起動してログインすれば、そのブラウザ内の通信だけをVPN経由にできます。

一方、通常のVPN接続は、原則として端末上の複数のアプリやブラウザの通信に影響します。動画配信アプリ、メールアプリ、オンラインストレージなどでもVPNを使いたい場合は、セカイブラウザではなく、端末全体をVPNへ接続する方法を選びます。

ここで間違えやすいのが、セカイブラウザを起動しているだけで、端末内のすべての通信がVPN経由になっていると思い込むことです。セカイブラウザ以外で開いたアプリやウェブサイトには、VPN接続が適用されない場合があります。

安全性を確認する時は、アプリの起動状態ではなく、実際の接続状態を見ます。接続先の国が正しいか、外部から見えるIPアドレスの地域が変わっているかを確認すると、接続ミスに気づきやすくなります。

公共Wi-Fiでは、VPN接続前にブラウザ上で利用規約への同意や施設コードの入力を求められることがあります。この認証画面を完了しないままVPNへ接続しようとしても、通信できない場合があります。まずWi-Fiの認証を済ませ、その後にセカイVPNへ接続してください。

共有パソコンや他人の端末では、ログイン情報を保存しないことも大切です。利用後はVPNを切断するだけでなく、アプリやセカイブラウザからログアウトし、保存されたユーザー名やパスワードが残っていないか確認しましょう。

自動接続に任せきりにせず、通信環境が変わった時に接続表示を確認することが、安全に使うための基本です

セカイVPNが接続できない時の原因と対処法

セカイVPNが接続できない場合は、設定を何度も作り直す前に、どの段階で問題が起きているかを切り分けます。インターネット回線そのものが利用できない状態と、VPNサーバーにだけ接続できない状態では、必要な対処が異なるためです。

最初にVPNを切断し、通常のブラウザでウェブサイトを開けるか確認してください。VPNをオフにしても通信できない場合は、セカイVPNではなく、Wi-Fi、モバイル回線、ルーター、施設側のネットワークに原因がある可能性があります。

IDとサーバー情報の入力内容を確認する

手動設定で接続できない時に多いのが、ユーザー名、パスワード、サーバーアドレスの入力ミスです。普段インターリンクのマイメニューへログインする情報と、VPN接続に使う認証情報が同じとは限らないため、契約完了メールやマイメニューに表示されている内容を確認してください。

特に間違いやすい点は次のとおりです。

  • メールアドレスをVPNのユーザー名欄に入力している
  • 全角英数字が混ざっている
  • 大文字と小文字を取り違えている
  • コピーした文字列の前後に空白が入っている
  • 古いパスワードや変更前のパスワードを使っている
  • 接続方式に対応していないサーバーアドレスを入力している
  • 複数端末で別の設定情報を混同している

入力内容が正しいように見えても、コピーではなく手入力を試すと改善することがあります。反対に、手入力で間違えている可能性がある場合は、マイメニューからコピーして貼り付けます。

契約直後に接続できない場合は、申し込みが最後まで完了しているか、支払い方法の登録や利用開始手続きが保留になっていないかも確認してください。料金の未払いなどでサービスが停止している場合は、端末側の設定を変更しても接続できません。

サーバーと接続方式を一つずつ変更する

認証情報に問題がない場合は、現在選択しているサーバーが混雑しているか、利用中のネットワークと接続方式の相性が悪い可能性があります。

まず、同じ国の別サーバーへ変更します。それでも接続できなければ、別の国のサーバーを選び、VPNサービス自体へ接続できるか確認してください。別の国なら接続できる場合は、端末やアカウントではなく、最初に選んだサーバー側の一時的な問題と判断できます。

サーバーを変更しても改善しない場合は、接続方式を変更します。自動選択を使用している場合は、一度IKEv2やOpenVPNなどへ固定して試します。特定の方式に固定している場合は、自動選択へ戻すか、OpenConnectなど別の方式へ切り替えてください。

切り替えるたびに複数の設定を同時変更すると、何が原因だったのか分からなくなります。次の順番で一項目ずつ試すと、原因を特定しやすくなります。

  1. 同じ接続方式のまま別サーバーへ変更する
  2. 別の国のサーバーへ変更する
  3. 接続方式を自動選択へ戻す
  4. IKEv2やOpenVPNへ個別に変更する
  5. 通常方式が使えない環境ではOpenConnectやHTTPS接続を試す
  6. 端末やアプリを再起動する

ホテル、空港、会社、学校などのネットワークでは、特定のVPN通信が制限されている場合があります。同じ設定のままスマートフォンのモバイル回線へ切り替えて接続できるなら、利用していたWi-Fi側の制限が原因と考えられます。

接続済みでもサイトや動画を利用できない場合

セカイVPNに「接続中」と表示されているのに、目的のウェブサイトや動画配信サービスを利用できない場合は、VPN接続そのものではなく、サービス側の判定に原因がある可能性があります。

最初に、VPNへ接続してから対象のブラウザやアプリを起動し直してください。VPN接続前からアプリを開いていると、以前の接続情報や地域情報が残ることがあります。

改善しない場合は、次の順番で確認します。

  • ブラウザのページを再読み込みする
  • 対象アプリを完全に終了して起動し直す
  • ブラウザのキャッシュやCookieを削除する
  • シークレットモードで開く
  • 同じ国にある別のVPNサーバーへ変更する
  • 端末の位置情報の利用設定を確認する
  • サービスのアカウント登録国や支払い地域を確認する
  • 別のブラウザや別端末で試す

ウェブサービスによっては、IPアドレスだけでなく、端末の位置情報、アカウントの登録国、Cookie、過去のログイン履歴などを使って利用地域を判断します。そのため、日本のVPNサーバーへ接続しただけでは、必ずしも日本向けサービスを利用できるとは限りません。

通信が極端に遅い場合は、接続先サーバーを変更すると改善することがあります。遠い国のサーバーを経由すると通信距離が長くなるため、特別な理由がなければ、現在地または利用したいサービスに近い国を選びます。動画が止まる場合は、画質を一段階下げて、速度不足なのか接続障害なのかを切り分ける方法も有効です。

アプリの再インストールを行う前には、ユーザー名、サーバーアドレス、接続方式などを控えておきましょう。手動で作成したVPN設定は、アプリを削除すると消える場合があります。

ここまで試しても改善しない場合は、問い合わせ時に端末名、OSのバージョン、使用した接続方式、接続先サーバー、表示されたエラー内容、利用している回線を伝えます。「接続できません」だけでは原因を絞りにくいため、どの操作まで成功し、どの画面で止まったかを整理しておくことが重要です。

VPNをオフにした状態から順番に確認すると、回線、認証情報、サーバー、接続方式のどこに原因があるかを切り分けられます

2位

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